JPS5811185Y2 - 練製品の連続脱気装置 - Google Patents
練製品の連続脱気装置Info
- Publication number
- JPS5811185Y2 JPS5811185Y2 JP796079U JP796079U JPS5811185Y2 JP S5811185 Y2 JPS5811185 Y2 JP S5811185Y2 JP 796079 U JP796079 U JP 796079U JP 796079 U JP796079 U JP 796079U JP S5811185 Y2 JPS5811185 Y2 JP S5811185Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paste
- diversion cone
- deaeration
- continuous
- inlet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Processing Of Meat And Fish (AREA)
- General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はハム、ソーセージの原料その他の食料用練製品
の連続脱気装置に関するもので、その目的とするところ
は練製品中に含まれる空気を効率よく除くため、練製品
の粘度に対応して供給量及び厚みを調節し、練製品の自
重落下時に分流コーンによる反転、混合、分離によって
脱気が完全に行なわれ且つ脱気後の練製品が連続的に確
実に送出される連続脱気装置を提供しようとするもので
ある。
の連続脱気装置に関するもので、その目的とするところ
は練製品中に含まれる空気を効率よく除くため、練製品
の粘度に対応して供給量及び厚みを調節し、練製品の自
重落下時に分流コーンによる反転、混合、分離によって
脱気が完全に行なわれ且つ脱気後の練製品が連続的に確
実に送出される連続脱気装置を提供しようとするもので
ある。
食料用の練製品としては、ハム、ソーセージや蒲鉾の原
料となる魚肉或いは畜肉、又チョコレートやジャム等が
挙げられる。
料となる魚肉或いは畜肉、又チョコレートやジャム等が
挙げられる。
魚肉あるいは畜肉などを加工する場合には、品質上又は
高温加熱殺菌を可能にするため、練肉中の空気を抜き取
る脱気処理が必要であり、又、チョコレートやジャム等
を加工処理する場合には、製品内に空洞を生じさせては
ならないので、加工途中において脱気が必要となってく
る。
高温加熱殺菌を可能にするため、練肉中の空気を抜き取
る脱気処理が必要であり、又、チョコレートやジャム等
を加工処理する場合には、製品内に空洞を生じさせては
ならないので、加工途中において脱気が必要となってく
る。
従来、このような脱気処理としては、まず脱気槽内を真
空ポンプを用いて真空にし、練製品を連続的にこの脱気
槽に入れ処理していたが、上記練製品のように極めて粘
性の大きいものから、短時間に完全に脱気することは困
難であった。
空ポンプを用いて真空にし、練製品を連続的にこの脱気
槽に入れ処理していたが、上記練製品のように極めて粘
性の大きいものから、短時間に完全に脱気することは困
難であった。
本考案は上記のような欠点を解消したものであり、以下
一実施例として示した図面に従って、その構成を説明す
る。
一実施例として示した図面に従って、その構成を説明す
る。
１は脱気槽で、蓋２、直胴部３及びホッパ一部４からな
っている。
っている。
蓋２と直胴部３は、アイボルト５によって固定されてい
る。
る。
前記ホッパ一部４は、次工程へ脱気された練製品を送り
出せるように直胴部の下部で円錐形とし、外周に空間部
６を形成するジャケット７を設け、前記空間部６に連通
して、熱水供給口８及び熱水排出口９が付設されている
。
出せるように直胴部の下部で円錐形とし、外周に空間部
６を形成するジャケット７を設け、前記空間部６に連通
して、熱水供給口８及び熱水排出口９が付設されている
。
１０は前記蓋２の頂部中央に形成された練製品の導入口
で、前記導入口１０の開口端には練製品の供給量及び厚
さを調整するための調整金具１１がネジ式に組合されて
いる。
で、前記導入口１０の開口端には練製品の供給量及び厚
さを調整するための調整金具１１がネジ式に組合されて
いる。
前記導入口１０及び調整金具１１の下方対向位置に傘状
の分流コーン１２、すり林状の分流コーン１３及び傘状
の分流コーン１４とを段階状に付設し、前記導入口１０
から供給された練製品が、分流コーン１２，１３．１４
の順で、順次反転しながら自重落下し、最後に前記ホッ
パ一部４の内壁を傾斜しながら落下したのち、前記ホッ
パ一部４の下方端に形成された排出口１５を経た後、ロ
ータリーポンプ１６によによって次工程へ送り出される
。
の分流コーン１２、すり林状の分流コーン１３及び傘状
の分流コーン１４とを段階状に付設し、前記導入口１０
から供給された練製品が、分流コーン１２，１３．１４
の順で、順次反転しながら自重落下し、最後に前記ホッ
パ一部４の内壁を傾斜しながら落下したのち、前記ホッ
パ一部４の下方端に形成された排出口１５を経た後、ロ
ータリーポンプ１６によによって次工程へ送り出される
。
前記脱気槽１の直胴部３には、吸気弁１７を介して真空
ポンプ１８に連通した吸気配管１９が付設され、脱気槽
１内の空気を吸気し、真空状態を形成している。
ポンプ１８に連通した吸気配管１９が付設され、脱気槽
１内の空気を吸気し、真空状態を形成している。
尚、真空ポンプ１８はモーター２０によって駆動されて
いる。
いる。
２１は導入配管２２に付設された供給弁、２３は排出管
、２４は排出管に付設された排出弁を示す。
、２４は排出管に付設された排出弁を示す。
又、前記ジャケット７にはバイブレータ−２５が付設さ
れ、脱気槽１に振動を起こすことができるように構成さ
れている。
れ、脱気槽１に振動を起こすことができるように構成さ
れている。
本考案は上記のような構成をとったので、供給弁２１を
介して導入配管２２に供給された練製品は、脱気槽１内
の真空による吸引力により導入口１０へ導かれ、前記導
入口１０から供給された練製品は、調整金具１１の調整
によって、分流コーン１２上に供給する量及び厚さが適
宜得られる。
介して導入配管２２に供給された練製品は、脱気槽１内
の真空による吸引力により導入口１０へ導かれ、前記導
入口１０から供給された練製品は、調整金具１１の調整
によって、分流コーン１２上に供給する量及び厚さが適
宜得られる。
前記分流コーン１２上に供給された練製品は、脱気され
ながら自重落下によって、すり鉢状の分流コーン１３上
に供給される。
ながら自重落下によって、すり鉢状の分流コーン１３上
に供給される。
更に脱気されながら自重落下した練製品は、傘状分流コ
ーン１４上に供給され、最後にホッパ一部４の内壁面に
そって排出口１５に集まる。
ーン１４上に供給され、最後にホッパ一部４の内壁面に
そって排出口１５に集まる。
従って、練製品は前記分流コーン１２，１３゜１４及び
ホッパ一部４を順次反転、混合、分離されなから脱気さ
れるので、脱気槽１内の空気は真空ポンプ１８により連
続的に脱気される。
ホッパ一部４を順次反転、混合、分離されなから脱気さ
れるので、脱気槽１内の空気は真空ポンプ１８により連
続的に脱気される。
前記排出口１５に送られて来た練製品は、ロータリーポ
ンプ１６により排出管２３、排出弁２４を介して次工程
に送られる。
ンプ１６により排出管２３、排出弁２４を介して次工程
に送られる。
又、ジャケット７内の空間部６には熱水供給口８より熱
水が供給されるようになっており、脱気槽１内の練製品
を保温するようにしている。
水が供給されるようになっており、脱気槽１内の練製品
を保温するようにしている。
２５はバイブレータ−で、振動によりホッパ一部４から
の送り出しを容易にしている。
の送り出しを容易にしている。
上記のように本考案では、
（イ）練製品の供給量及び厚みが、調整金具１１によっ
て調整できるようになっているので、練製品の粘度に対
応して調整できる。
て調整できるようになっているので、練製品の粘度に対
応して調整できる。
（ロ）脱気槽１内に、傘状分流コーン１２、すり鉢状の
分流コーン１３、傘状分流コーン１４及びホッパ一部４
によって、練製品が反転、混合、分離等を繰り返し行っ
ているため練製品中に含まれる空気が完全に除去できる
。
分流コーン１３、傘状分流コーン１４及びホッパ一部４
によって、練製品が反転、混合、分離等を繰り返し行っ
ているため練製品中に含まれる空気が完全に除去できる
。
（ハ）ジャケット部に焼水を循環できるように設けられ
ているので、脱気槽内の練製品を保温しうる等の効果が
ある。
ているので、脱気槽内の練製品を保温しうる等の効果が
ある。
（ニ）バイブレータ−２５の振動によって、とりわけ粘
度の大きい練製品でもスムーズに自重落下し順次送られ
る。
度の大きい練製品でもスムーズに自重落下し順次送られ
る。
図面は本考案練製品の連続脱気装置の要部を示す断面図
。 １・・・・・・脱気槽、２・・・・・・蓋、４・・・・
・・ホッパ一部、６・・・・・・空間部、７・・・・・
・ジャケット、１０・・・・・・導入口、１１・・・・
・・調整金具、１２，１３．１４・・・・・・分流コー
ン、２５・・・・・・バイブレーター
。 １・・・・・・脱気槽、２・・・・・・蓋、４・・・・
・・ホッパ一部、６・・・・・・空間部、７・・・・・
・ジャケット、１０・・・・・・導入口、１１・・・・
・・調整金具、１２，１３．１４・・・・・・分流コー
ン、２５・・・・・・バイブレーター
Claims (1)
- 下部を円錐形のホッパ一部とし、内部が真空に維持され
た連続脱気装置において、脱気槽の蓋の頂部に練製品の
導入口を開口し、前記導入口の下方対向位置に傘状分流
コーン、すり林状分流コーン、傘状分流コーンの順で段
階状に設け、前記脱気槽の底部には、脱気後の練製品を
圧送するため排出管及びロータリポンプを設けたことを
特徴とする練製品の連続脱気装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP796079U JPS5811185Y2 (ja) | 1979-01-23 | 1979-01-23 | 練製品の連続脱気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP796079U JPS5811185Y2 (ja) | 1979-01-23 | 1979-01-23 | 練製品の連続脱気装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55108888U JPS55108888U (ja) | 1980-07-30 |
| JPS5811185Y2 true JPS5811185Y2 (ja) | 1983-03-02 |
Family
ID=28816339
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP796079U Expired JPS5811185Y2 (ja) | 1979-01-23 | 1979-01-23 | 練製品の連続脱気装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5811185Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| PL1832176T3 (pl) * | 2006-03-09 | 2009-07-31 | Handtmann Albert Maschf | Urządzenie do regulacji poziomu wypełnienia i do regulowanej ewakuacji pastowatych mas |
-
1979
- 1979-01-23 JP JP796079U patent/JPS5811185Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55108888U (ja) | 1980-07-30 |
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