JPS58110429A - アクチノイド硝酸化物の熱分解反応装置 - Google Patents
アクチノイド硝酸化物の熱分解反応装置Info
- Publication number
- JPS58110429A JPS58110429A JP20659981A JP20659981A JPS58110429A JP S58110429 A JPS58110429 A JP S58110429A JP 20659981 A JP20659981 A JP 20659981A JP 20659981 A JP20659981 A JP 20659981A JP S58110429 A JPS58110429 A JP S58110429A
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- actinoid
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はアクチノイド(U%Np%Pu、 Am、 C
m等)の硝酸化物の熱分解反応装置に係わり、さらに詳
しくはアクチノイド硝酸化物を熱分解反応してアクチノ
イド酸化物を製造するに適した二重円筒管型流動反応装
置に関する。
m等)の硝酸化物の熱分解反応装置に係わり、さらに詳
しくはアクチノイド硝酸化物を熱分解反応してアクチノ
イド酸化物を製造するに適した二重円筒管型流動反応装
置に関する。
通常、原子炉から取出された使用済核燃料は、アクチノ
イド硝酸化物として取出され、特にウラン、プルトニウ
ムは再使用のためこれを熱分解して酸化物とする工程が
必要である。iた、ウラン、プルトニウム以外のアクチ
ノイド硝酸化物は、これを熱分解して減容化せしめ廃棄
処理する工程が必要である。本発明はかかるアクチノイ
ド硝酸化物の熱分解反応装置に関するものである。
イド硝酸化物として取出され、特にウラン、プルトニウ
ムは再使用のためこれを熱分解して酸化物とする工程が
必要である。iた、ウラン、プルトニウム以外のアクチ
ノイド硝酸化物は、これを熱分解して減容化せしめ廃棄
処理する工程が必要である。本発明はかかるアクチノイ
ド硝酸化物の熱分解反応装置に関するものである。
本出願人は、先に硝酸ウラニルを熱分解し、三酸化ウラ
ンを製造するにあたり、横角形流動反応装置を用い、臨
界安全形状に合致し、大量処理ができ、良好な熱分解反
応が達成できる発明につき出願を行った。(特願昭55
−120693号)アクチノイド系化合物のごとき放射
性物質にあっては、その爆発をさけるため、多量貯蔵す
るにあたっては、その容積形状を一定厚み以下に保つこ
とにより、その厚み以内であれば平面積を無限に延ばし
ても爆発をさけうろことが理論上、経験上臨界安全形状
として知られており、その意味で薄角形の反応容器が好
ましい。さらに流動反応状態を良好に維持することから
、縦型より横型が望ましく前出願はかかる発明に基づく
ものであった。
ンを製造するにあたり、横角形流動反応装置を用い、臨
界安全形状に合致し、大量処理ができ、良好な熱分解反
応が達成できる発明につき出願を行った。(特願昭55
−120693号)アクチノイド系化合物のごとき放射
性物質にあっては、その爆発をさけるため、多量貯蔵す
るにあたっては、その容積形状を一定厚み以下に保つこ
とにより、その厚み以内であれば平面積を無限に延ばし
ても爆発をさけうろことが理論上、経験上臨界安全形状
として知られており、その意味で薄角形の反応容器が好
ましい。さらに流動反応状態を良好に維持することから
、縦型より横型が望ましく前出願はかかる発明に基づく
ものであった。
しかし、さらに大量製造を行うことを考えると、装置が
著しく細長い形状となり、装置製作上、敷地占有上不便
な構造となってぐる。又、本反応は加熱反応であるため
、細長い形状であれば熱膨張を吸収し切れず熱変形を起
す可能性も多く、この場合機械的強度上の不安も生じて
くる。
著しく細長い形状となり、装置製作上、敷地占有上不便
な構造となってぐる。又、本反応は加熱反応であるため
、細長い形状であれば熱膨張を吸収し切れず熱変形を起
す可能性も多く、この場合機械的強度上の不安も生じて
くる。
本発明者は、この細長い形状を円筒状にすれば、敷地上
の不便や、機械的強度上の不安もなく、大容量装置を製
造しうろことに想到し、本発明を完成するに至ったもの
である。すなわち、本発明はアクチノイド硝酸化物を熱
分解して、アクチノイド酸化物とする流動反応装置にお
いて、臨界安全形状を充足した二重円筒管の内筒と外筒
との間の部分を反応部とすることを特徴とするアクチノ
イド硝酸化物の熱分解反応装置である0 以上図面に基づき説明する。第1図は本発明の好ましい
実施例を説明するもので、たとえばウラン濃縮脱硝工程
に送られてきた硝酸ウラニル溶液は、蒸発濃縮を受けた
後、1200 PU/ I!、の濃度で、約150℃の
加熱空気と共に、流動層反応装置の濃厚部(流動層)1
に設けられた複数個の供給口3および稀釈部(流動層の
上部近傍)4に設けられた複数個の供給口5から流動層
内に供給される。
の不便や、機械的強度上の不安もなく、大容量装置を製
造しうろことに想到し、本発明を完成するに至ったもの
である。すなわち、本発明はアクチノイド硝酸化物を熱
分解して、アクチノイド酸化物とする流動反応装置にお
いて、臨界安全形状を充足した二重円筒管の内筒と外筒
との間の部分を反応部とすることを特徴とするアクチノ
イド硝酸化物の熱分解反応装置である0 以上図面に基づき説明する。第1図は本発明の好ましい
実施例を説明するもので、たとえばウラン濃縮脱硝工程
に送られてきた硝酸ウラニル溶液は、蒸発濃縮を受けた
後、1200 PU/ I!、の濃度で、約150℃の
加熱空気と共に、流動層反応装置の濃厚部(流動層)1
に設けられた複数個の供給口3および稀釈部(流動層の
上部近傍)4に設けられた複数個の供給口5から流動層
内に供給される。
供給口を複数個設は分散供給することにより本反応にお
ける大きい吸熱による局部冷却をさけることができ、ま
た、供給口へのケーキングの発生やそれによる巨大粒子
の発生を防止することができ、より安定した流動状態を
得ることができる。また、供給口を濃厚部と稀薄部に設
けたことにより、さらに流動状態の調節がしやすく1.
上部器壁への粉体の付着を減少せしめ、伝熱が良好とな
る。装置下部よりは、約370℃の加熱空気(矢印A)
を圧入し、加熱空気は、焼結金属製の分散板6、流動層
l、焼結金属製のフィルター7を通り、装置上部より糸
外に排出される。この間、流動層において、硝酸ウラニ
ル溶液を加熱し、硝酸ウラニルは約150〜300℃の
温度で熱分解して三酸化ウランを生成する。なお、流動
層下部の加熱空気吹込口10は、多室に分割しておくこ
とにより、流動状態がより良好となる。流動粒子12は
、主として流動層の上部を溢流することによって取出さ
れる(矢印B)0又流動層の下部は開放可能な構造とな
っ ゛ている。このため、たとえば図外の堰を設け、
堰自身を上下に移動可能としてもよく、下部に移動可能
な補助板9を設けることとしてもよい。堰により、2以
上の反応室を経由させることによって反応の完結を確実
にすることができる。また、三酸化ウランを溢流によっ
て取出すことによって、取出口のつまりを防ぐことがで
きる。また、層中で発生した不可避的な粗大粒子13は
、下部より取除き(矢印C)、その蓄積を防ぐことがで
きる。
ける大きい吸熱による局部冷却をさけることができ、ま
た、供給口へのケーキングの発生やそれによる巨大粒子
の発生を防止することができ、より安定した流動状態を
得ることができる。また、供給口を濃厚部と稀薄部に設
けたことにより、さらに流動状態の調節がしやすく1.
上部器壁への粉体の付着を減少せしめ、伝熱が良好とな
る。装置下部よりは、約370℃の加熱空気(矢印A)
を圧入し、加熱空気は、焼結金属製の分散板6、流動層
l、焼結金属製のフィルター7を通り、装置上部より糸
外に排出される。この間、流動層において、硝酸ウラニ
ル溶液を加熱し、硝酸ウラニルは約150〜300℃の
温度で熱分解して三酸化ウランを生成する。なお、流動
層下部の加熱空気吹込口10は、多室に分割しておくこ
とにより、流動状態がより良好となる。流動粒子12は
、主として流動層の上部を溢流することによって取出さ
れる(矢印B)0又流動層の下部は開放可能な構造とな
っ ゛ている。このため、たとえば図外の堰を設け、
堰自身を上下に移動可能としてもよく、下部に移動可能
な補助板9を設けることとしてもよい。堰により、2以
上の反応室を経由させることによって反応の完結を確実
にすることができる。また、三酸化ウランを溢流によっ
て取出すことによって、取出口のつまりを防ぐことがで
きる。また、層中で発生した不可避的な粗大粒子13は
、下部より取除き(矢印C)、その蓄積を防ぐことがで
きる。
さらに必要に応じ、反応室を容易に清浄化することがで
きる。
きる。
流動層の熱分解反応は、熱の充分な供給、均一な分布が
必要である。そのため、本装置では、熱源として、加熱
空気の他に、装置外部にジャケソ) 14を設け、たと
えば、ここに熱媒体を導入し加熱する。また、装置上部
にはマイクロウェーブ加熱器15を設けることが好まし
い。マイクロウェーブ加熱を行ったものは、反応生成物
が活性化されるため、たとえば三酸化ウランを弗素化す
ることが容易となり一挙両得である。
必要である。そのため、本装置では、熱源として、加熱
空気の他に、装置外部にジャケソ) 14を設け、たと
えば、ここに熱媒体を導入し加熱する。また、装置上部
にはマイクロウェーブ加熱器15を設けることが好まし
い。マイクロウェーブ加熱を行ったものは、反応生成物
が活性化されるため、たとえば三酸化ウランを弗素化す
ることが容易となり一挙両得である。
また、円筒内壁を中性子吸収材16、たとえば硼素化合
物、特に10B#縮化合物の繊維で被覆すれば連鎖反応
が抑制され、臨界安全形状の制約が緩和されると共に、
保温の役割を果させることができる。
物、特に10B#縮化合物の繊維で被覆すれば連鎖反応
が抑制され、臨界安全形状の制約が緩和されると共に、
保温の役割を果させることができる。
流動層の上部は、適正なガス流速にするため、扇形に開
く構造を有し、この開きのテーパー(θ)は、本装置に
おいては、25°以下好ましくは20°以下とすること
によって、粉末の累積を防ぎ、スクレーパー等の粉末蓄
積を防ぐ手段なしに運転可能となる。
く構造を有し、この開きのテーパー(θ)は、本装置に
おいては、25°以下好ましくは20°以下とすること
によって、粉末の累積を防ぎ、スクレーパー等の粉末蓄
積を防ぐ手段なしに運転可能となる。
なお、本発明装置の具体例を示せば、ウラン全量に対す
る235Uの含有量が4重量9≦で、硝酸ウラニルの処
理能力が6t/日の場合、外周3〜6m、幅150〜3
0011、高さ300〜60011Bの流動層(濃厚部
)を用いれば、臨界安全形状に合致し、安定流動状態が
維持される。
る235Uの含有量が4重量9≦で、硝酸ウラニルの処
理能力が6t/日の場合、外周3〜6m、幅150〜3
0011、高さ300〜60011Bの流動層(濃厚部
)を用いれば、臨界安全形状に合致し、安定流動状態が
維持される。
以上、詳述したごとき本発明装置は、比較的製作容易な
形状であるにもかかわらず、流動状態がよく、熱の不均
一が少なく、かつ安全性に富み、連続運転が容易で、し
かも大容量の処理が可能であり、反応効率も高く、内部
清浄化の容易な硝酸アクチノイドの熱分解反応装置であ
る。
形状であるにもかかわらず、流動状態がよく、熱の不均
一が少なく、かつ安全性に富み、連続運転が容易で、し
かも大容量の処理が可能であり、反応効率も高く、内部
清浄化の容易な硝酸アクチノイドの熱分解反応装置であ
る。
第1図は、本発明装置の実施例を説明する立面説明図で
ある。 1・・・・濃厚部(流動層)、3.5・・・・供給口、
4・・・・稀薄部、6・・・・分散板、7・・・・フィ
ルター、9・・・・補助板、lO・・・・加熱空気吹込
口、12・・・・粗動粒子、13・・・・粗大粒子、1
4・・・・ジャケット、15・・・・マイクロウェーブ
加熱器、16・・・・中性子吸収材。 代理人 弁理士 井 上 雅 生 第1図 ↓ 13
ある。 1・・・・濃厚部(流動層)、3.5・・・・供給口、
4・・・・稀薄部、6・・・・分散板、7・・・・フィ
ルター、9・・・・補助板、lO・・・・加熱空気吹込
口、12・・・・粗動粒子、13・・・・粗大粒子、1
4・・・・ジャケット、15・・・・マイクロウェーブ
加熱器、16・・・・中性子吸収材。 代理人 弁理士 井 上 雅 生 第1図 ↓ 13
Claims (1)
- 1、アクチノイド硝酸化物を熱分解して、アクチノイド
酸化物とする流動反応装置において、臨界安全形状を充
足した二重円筒管の内筒と外筒との間の部分を反応部と
することを特徴とするアクチノイド硝酸化物の熱分解反
応装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20659981A JPH0236527B2 (ja) | 1981-12-21 | 1981-12-21 | Akuchinoidoshosankabutsunonetsubunkaihannosochi |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20659981A JPH0236527B2 (ja) | 1981-12-21 | 1981-12-21 | Akuchinoidoshosankabutsunonetsubunkaihannosochi |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58110429A true JPS58110429A (ja) | 1983-07-01 |
JPH0236527B2 JPH0236527B2 (ja) | 1990-08-17 |
Family
ID=16526055
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20659981A Expired - Lifetime JPH0236527B2 (ja) | 1981-12-21 | 1981-12-21 | Akuchinoidoshosankabutsunonetsubunkaihannosochi |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0236527B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5376219A (en) * | 1991-09-26 | 1994-12-27 | Sealed Air Corporation | High speed apparatus for forming foam cushions for packaging purposes |
-
1981
- 1981-12-21 JP JP20659981A patent/JPH0236527B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5376219A (en) * | 1991-09-26 | 1994-12-27 | Sealed Air Corporation | High speed apparatus for forming foam cushions for packaging purposes |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0236527B2 (ja) | 1990-08-17 |
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