JPS58110008A - 基板形摺動可変抵抗器 - Google Patents
基板形摺動可変抵抗器Info
- Publication number
- JPS58110008A JPS58110008A JP21351081A JP21351081A JPS58110008A JP S58110008 A JPS58110008 A JP S58110008A JP 21351081 A JP21351081 A JP 21351081A JP 21351081 A JP21351081 A JP 21351081A JP S58110008 A JPS58110008 A JP S58110008A
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- Japan
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- resistor
- layer
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- resistance
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、絶縁支持体上の抵抗体パターンの表面を摺妙
子か摺動する形式の基板形指動可変抵抗器に関する。
子か摺動する形式の基板形指動可変抵抗器に関する。
蒸着法、カソードスパッタ法あるいはメッキ法等により
、絶縁支持体上に金属薄膜抵抗体層を形成した、いわゆ
る薄膜抵抗体は、周知のメタルブレース抵抗体、印刷抵
抗体などと比較して、抵抗温度係数、摺動雑音、および
負荷寿命などの緒特性において非常に優れているが、摺
動寿命が著しく短か、いため前記形式の可変抵抗器用の
抵抗体としての利用には限界がある。特に、銅箔などの
片面にメッキにより金属薄膜抵抗体層を形成し、更にそ
の上に絶縁支持体を接合した三層構造のプリント回路基
板をサブトラクティブ法(マスク・エツチング法)によ
り処理して得られる基板形薄膜抵抗体は、抵抗温度係数
、抵抗値の均一性などの緒特性において非常に優れてい
るのみならず、軽液でワレ、カケの問題がなく、シかも
製造コストが安いなどの利点を有しているものの、その
金属薄膜抵抗体層は機械的な篇擦に対して非常に弱く、
が上昇する゛欠点がある。また、この抵抗体層は、カバ
ーコートなしでは耐湿性、耐熱性、耐半田性などの緒特
性においても充分でないため、上記基板形薄膜抵抗体は
摺動子によりその表面上を直接指動される形式の可変抵
抗器の抵抗体としては使用されていない。
、絶縁支持体上に金属薄膜抵抗体層を形成した、いわゆ
る薄膜抵抗体は、周知のメタルブレース抵抗体、印刷抵
抗体などと比較して、抵抗温度係数、摺動雑音、および
負荷寿命などの緒特性において非常に優れているが、摺
動寿命が著しく短か、いため前記形式の可変抵抗器用の
抵抗体としての利用には限界がある。特に、銅箔などの
片面にメッキにより金属薄膜抵抗体層を形成し、更にそ
の上に絶縁支持体を接合した三層構造のプリント回路基
板をサブトラクティブ法(マスク・エツチング法)によ
り処理して得られる基板形薄膜抵抗体は、抵抗温度係数
、抵抗値の均一性などの緒特性において非常に優れてい
るのみならず、軽液でワレ、カケの問題がなく、シかも
製造コストが安いなどの利点を有しているものの、その
金属薄膜抵抗体層は機械的な篇擦に対して非常に弱く、
が上昇する゛欠点がある。また、この抵抗体層は、カバ
ーコートなしでは耐湿性、耐熱性、耐半田性などの緒特
性においても充分でないため、上記基板形薄膜抵抗体は
摺動子によりその表面上を直接指動される形式の可変抵
抗器の抵抗体としては使用されていない。
なお、前記基板形抵抗体の金属薄膜抵抗体層上に摺動用
の!極の多数をクシ歯状に形成し、摺動子をその上で摺
動させる形式の基板形抵抗体が実用されているが、この
抵抗体は摺動による抵抗変化特性が連続的でなく階段的
であるので、微少な抵抗値調節を必要とする用途には不
向きであるほか、摺動に必要な電極部分を設ける必要が
あるため、その分だけ抵抗体幅が広くなる欠点もある。
の!極の多数をクシ歯状に形成し、摺動子をその上で摺
動させる形式の基板形抵抗体が実用されているが、この
抵抗体は摺動による抵抗変化特性が連続的でなく階段的
であるので、微少な抵抗値調節を必要とする用途には不
向きであるほか、摺動に必要な電極部分を設ける必要が
あるため、その分だけ抵抗体幅が広くなる欠点もある。
また、摺動回数が増加していくほど、電極上にメッキし
た金が摩耗により金粉となって剥げ落ち、電極間が短絡
してしまうという問題が発生する。
た金が摩耗により金粉となって剥げ落ち、電極間が短絡
してしまうという問題が発生する。
本発明は、上記した従来の基板形抵抗体の有する難点を
解消し得るものであって、絶縁支持体上の膜状抵抗体層
は、絶縁支持体に接合された主抵・ 抗体層と摺動子に
より表面上を摺動される保護抵抗体層とからなり、上記
保護抵抗体層のシート抵抗値は上記主抵抗体層のそれよ
り大であることを特徴とするものである。
解消し得るものであって、絶縁支持体上の膜状抵抗体層
は、絶縁支持体に接合された主抵・ 抗体層と摺動子に
より表面上を摺動される保護抵抗体層とからなり、上記
保護抵抗体層のシート抵抗値は上記主抵抗体層のそれよ
り大であることを特徴とするものである。
即ち、本発明においては、ll’J状抵抗体層は多層構
浩を有し、そのシート抵抗(+Nは主抵抗体層のそれと
保護抵抗体層のそれとの合d(rMとなるが、主抵抗体
層のシート抵抗値は、保護抵抗体層のそれより小さいの
で、その抵あご値が膜状抵抗体層の抵。
浩を有し、そのシート抵抗(+Nは主抵抗体層のそれと
保護抵抗体層のそれとの合d(rMとなるが、主抵抗体
層のシート抵抗値は、保護抵抗体層のそれより小さいの
で、その抵あご値が膜状抵抗体層の抵。
接値を支配することとなる。しかも主抵抗体層は保護抵
抗体層により摺動などの外力がら保護されているので、
抵抗温度係数などの緒特性において優れた性能を有する
前記の金属薄膜抵抗体層を、この主抵抗体層として使用
することができる。
抗体層により摺動などの外力がら保護されているので、
抵抗温度係数などの緒特性において優れた性能を有する
前記の金属薄膜抵抗体層を、この主抵抗体層として使用
することができる。
第1図は、本発明の実施例の平面図であり、第2図は第
1図のa −B/線に沿う断面図である。第1図、第2
図において、1は絶縁支持体、2は銅電極、3は膜状抵
抗体層であり、膜状抵抗体層3は主抵抗体層31と保護
抵抗体層32とからなる。
1図のa −B/線に沿う断面図である。第1図、第2
図において、1は絶縁支持体、2は銅電極、3は膜状抵
抗体層であり、膜状抵抗体層3は主抵抗体層31と保護
抵抗体層32とからなる。
使用に際しては、保護抵抗体層32の表面上を摺動子(
図°示せず)により摺動することとなる。摺動子は、保
護抵抗体層32を介して主抵抗体層と接続されることと
なるが、この摺動子の接触面積は広く、一方、保護抵抗
体層32は主抵抗体層31と同様に極めて薄いから、そ
の厚さ方向の抵抗は実際上無視し得る。
図°示せず)により摺動することとなる。摺動子は、保
護抵抗体層32を介して主抵抗体層と接続されることと
なるが、この摺動子の接触面積は広く、一方、保護抵抗
体層32は主抵抗体層31と同様に極めて薄いから、そ
の厚さ方向の抵抗は実際上無視し得る。
絶縁支持体1としては、たとえばセラミック板。
ガラス板、ガラス−エポキシ積層板1紙−エポキシ積層
板9紙−ブエノール積層板などが用いられる。主抵抗体
JllF31は、たとえば、カソードスパッタリング、
蒸着、電気メッキ、無電解メッキ、あるいは0VD(ケ
ミカル・ペーパー・デポジション)法などにより施こさ
れた余端薄膜や、金属トセラミックの混合体を焼成した
サーメットなどにて構成される。保護抵抗体Jl132
の構成抵抗体として好ましいものは、耐摩耗性に優れた
もの、たとえば、貴金属や卑金属などとガラスフリット
とからなるペーストを印刷し、焼成した本の、カーボン
粉を混合した熱硬化有機高分子などが用いられ、これら
印刷形成の材料以外に、スパッタリング、蒸着、イオン
ブレーティング、CVD、メッキ等圧より膜形成が可能
な金属、金属窓化物、金属酸化物、炭素等が用いられる
。
板9紙−ブエノール積層板などが用いられる。主抵抗体
JllF31は、たとえば、カソードスパッタリング、
蒸着、電気メッキ、無電解メッキ、あるいは0VD(ケ
ミカル・ペーパー・デポジション)法などにより施こさ
れた余端薄膜や、金属トセラミックの混合体を焼成した
サーメットなどにて構成される。保護抵抗体Jl132
の構成抵抗体として好ましいものは、耐摩耗性に優れた
もの、たとえば、貴金属や卑金属などとガラスフリット
とからなるペーストを印刷し、焼成した本の、カーボン
粉を混合した熱硬化有機高分子などが用いられ、これら
印刷形成の材料以外に、スパッタリング、蒸着、イオン
ブレーティング、CVD、メッキ等圧より膜形成が可能
な金属、金属窓化物、金属酸化物、炭素等が用いられる
。
上記三層構造の抵抗層内蔵回路基板のうち、主抵抗体層
31として金属薄膜を用い、保護抵抗体層32としてカ
ーボンレジンペーストを印刷り加熱硬化した印刷抵抗体
を用いたものは特に好ましい0 本発明における回路抵抗値は、主抵抗体層31と保護抵
抗体層32の抵抗値の合成されたものとなるが、主抵抗
体層に対し保護抵抗体層のシート抵抗値が例えば100
倍以上のものを用いると、合成された抵抗値と主抵抗値
との差は1チ以内であり、実質的に主抵抗体層の抵抗値
が可変抵抗体の抵抗値を決定することが判明した。また
、保護抵抗体層の抵抗温度係数、負荷寿命特性、耐湿性
及び耐熱衝撃性等の緒特性は可変抵抗体の特性にほとん
ど影響を及ぼさず、可変抵抗体の特性は主抵抗体層の特
性により実質的に決定されることが判明した。従って、
主抵抗体層と保護抵抗体層の材質を適宜選択することに
より抵抗の特性が良好で、且つ、耐摺動性のすぐれた可
変抵抗器の製作が可能になった。
31として金属薄膜を用い、保護抵抗体層32としてカ
ーボンレジンペーストを印刷り加熱硬化した印刷抵抗体
を用いたものは特に好ましい0 本発明における回路抵抗値は、主抵抗体層31と保護抵
抗体層32の抵抗値の合成されたものとなるが、主抵抗
体層に対し保護抵抗体層のシート抵抗値が例えば100
倍以上のものを用いると、合成された抵抗値と主抵抗値
との差は1チ以内であり、実質的に主抵抗体層の抵抗値
が可変抵抗体の抵抗値を決定することが判明した。また
、保護抵抗体層の抵抗温度係数、負荷寿命特性、耐湿性
及び耐熱衝撃性等の緒特性は可変抵抗体の特性にほとん
ど影響を及ぼさず、可変抵抗体の特性は主抵抗体層の特
性により実質的に決定されることが判明した。従って、
主抵抗体層と保護抵抗体層の材質を適宜選択することに
より抵抗の特性が良好で、且つ、耐摺動性のすぐれた可
変抵抗器の製作が可能になった。
次に、本発明を製造例を含む実施例によシ一層詳細に説
明する。
明する。
実施例1:銅箔を特定寸法に切断後、片面をマスキング
用接着シート(日東電気工業社製SP■N1224)で
被覆し、洗浄液(シップレイ社のニュごトラ・クリーン
68の濃縮液1容量に対し、水1容量の割合にて稀釈し
た液、温度40°C)に3分間浸漬したのち水洗し、更
に20%塩酸水に3分間浸漬し、脱イオン水で洗浄し、
次いで5nCj、 * 2HtO: 1 9.09/
l zQ ic’t ・6Ht O:30、0 I/
l 、 K4P10.・3u、o:2oog/7.ニト
ロエタン:20g/l、クエン酸アンモニウム=10g
/!、及びPHvI4整用の28チアンモニヤ水の少量
とからなるメッキ浴(25°CのPH:8.2)で、温
度:50’C,電流密度: Q、 l A/d♂、陽極
:ニッケル板、溶攪拌なし、メッキ時間:20秒間の条
件にて鋼箔片面に抵抗体層を電気メッキした。メッキさ
°れた抵抗体層のシート抵抗値は100Ω/口であった
。
用接着シート(日東電気工業社製SP■N1224)で
被覆し、洗浄液(シップレイ社のニュごトラ・クリーン
68の濃縮液1容量に対し、水1容量の割合にて稀釈し
た液、温度40°C)に3分間浸漬したのち水洗し、更
に20%塩酸水に3分間浸漬し、脱イオン水で洗浄し、
次いで5nCj、 * 2HtO: 1 9.09/
l zQ ic’t ・6Ht O:30、0 I/
l 、 K4P10.・3u、o:2oog/7.ニト
ロエタン:20g/l、クエン酸アンモニウム=10g
/!、及びPHvI4整用の28チアンモニヤ水の少量
とからなるメッキ浴(25°CのPH:8.2)で、温
度:50’C,電流密度: Q、 l A/d♂、陽極
:ニッケル板、溶攪拌なし、メッキ時間:20秒間の条
件にて鋼箔片面に抵抗体層を電気メッキした。メッキさ
°れた抵抗体層のシート抵抗値は100Ω/口であった
。
次に、上記抵抗体層の上にエポキシ樹脂含浸ガラスクロ
スを重ね合わせ、ラミネーション用プレスにより加熱加
圧して絶縁支持体を形成し、抵抗体層内蔵のプリント回
路基板を得た。
スを重ね合わせ、ラミネーション用プレスにより加熱加
圧して絶縁支持体を形成し、抵抗体層内蔵のプリント回
路基板を得た。
かくして得た上記基板の銅箔面側をフォトレジスト(例
えばデュポン社製リストン16S)にて被覆し、常法に
より露光、現儂し、第1図に示す銅電極2に該当する銅
箔部分のみを露出させ、この露出面に厚さ約5μmの半
田メッキを施した。
えばデュポン社製リストン16S)にて被覆し、常法に
より露光、現儂し、第1図に示す銅電極2に該当する銅
箔部分のみを露出させ、この露出面に厚さ約5μmの半
田メッキを施した。
次いで常法によりフォトレジストを剥離して、再びとの
銅箔面全面をフォトレジストにて被覆L、露光、現象に
より第1図の膜状抵抗体層3に該当す石部分のレジスト
のみを残して残余は除去した。
銅箔面全面をフォトレジストにて被覆L、露光、現象に
より第1図の膜状抵抗体層3に該当す石部分のレジスト
のみを残して残余は除去した。
かく処理した銅箔面を銅相エツチング液(例えばヤマト
ヤ商会社製アルカエッチ)にて鋼箔をエツチング除去し
、更にこのエツチングによシ露出した抵抗体層を、リン
酸:12.5モル/l、リン酸第2銅:4X10”モル
/11.及び残部は水のエツチング液を用いて温度88
560110分間浸漬の条件にてエツチング除去して絶
縁支持体を露出させた。
ヤ商会社製アルカエッチ)にて鋼箔をエツチング除去し
、更にこのエツチングによシ露出した抵抗体層を、リン
酸:12.5モル/l、リン酸第2銅:4X10”モル
/11.及び残部は水のエツチング液を用いて温度88
560110分間浸漬の条件にてエツチング除去して絶
縁支持体を露出させた。
次に、基板上の残存レジストを剥離除去して上記と同様
にして抵抗パターン上の銅箔をエツチング除去した(こ
のエツチングの際、電極部分の銅箔は半田メッキ膜によ
りエツチングから保護される)。かくして形成された銅
電極2−2間の抵抗体層(この層が本発明における主抵
抗体層31に該当する)の両電極間のシート抵抗値は2
0にΩで゛あった。
にして抵抗パターン上の銅箔をエツチング除去した(こ
のエツチングの際、電極部分の銅箔は半田メッキ膜によ
りエツチングから保護される)。かくして形成された銅
電極2−2間の抵抗体層(この層が本発明における主抵
抗体層31に該当する)の両電極間のシート抵抗値は2
0にΩで゛あった。
竺后に、銅電極2間に露出した上記抵抗体層の上にカー
ボン−レジンペースト(例えばメソッド・ディベロップ
メント社!J!!LTR2103)を200メツシユの
スクリーンマスクを介して印刷し、163°Cで2゜5
時間焼成して保護抵抗体層を形成した。別の実嫉から得
たこの保護抵抗体層のみのシート抵抗値は10,000
Ω/口であるのに対して、上記の方法で得た抵抗体の両
電極間の抵抗値は19.9にΩであった。
ボン−レジンペースト(例えばメソッド・ディベロップ
メント社!J!!LTR2103)を200メツシユの
スクリーンマスクを介して印刷し、163°Cで2゜5
時間焼成して保護抵抗体層を形成した。別の実嫉から得
たこの保護抵抗体層のみのシート抵抗値は10,000
Ω/口であるのに対して、上記の方法で得た抵抗体の両
電極間の抵抗値は19.9にΩであった。
次に、全接点圧力asgrの多接点型摺動子を用いて、
摺動速度2,000回/時間、連続100,000’回
(l往復を1回とする)の摺動試験を繰返したのち、試
験前及び試験後の両電極間の抵抗値を比較測定したとこ
ろ、試験後のものに3.2 %の上昇が認められた。比
較実験として、上述の製法により製作した同一形状の抵
抗体パターン付きの基板について、上記のカーボンペー
ストの印刷を施こ、さす主抵抗体層が露出したままのも
のに対し、同一の試験条件で試験を行ったところ、摺動
速度2.000回/時間、連続50回(90秒)の摺動
で抵抗値が約5倍に上昇した。
摺動速度2,000回/時間、連続100,000’回
(l往復を1回とする)の摺動試験を繰返したのち、試
験前及び試験後の両電極間の抵抗値を比較測定したとこ
ろ、試験後のものに3.2 %の上昇が認められた。比
較実験として、上述の製法により製作した同一形状の抵
抗体パターン付きの基板について、上記のカーボンペー
ストの印刷を施こ、さす主抵抗体層が露出したままのも
のに対し、同一の試験条件で試験を行ったところ、摺動
速度2.000回/時間、連続50回(90秒)の摺動
で抵抗値が約5倍に上昇した。
表1は、これら摺動特性のほか、抵抗温度係数、高温放
置試験、高温放置試験、耐湿負荷試験、サーマルショッ
クの各試験項目について、本発明実施物、前述した保護
抵抗体層で被覆しないもの(比較物1)、及び、被覆剤
として使用されたカーボンペーストのみを印刷、焼成し
て得た印刷抵抗体(比較物2)を対象とした試験結果を
示す。
置試験、高温放置試験、耐湿負荷試験、サーマルショッ
クの各試験項目について、本発明実施物、前述した保護
抵抗体層で被覆しないもの(比較物1)、及び、被覆剤
として使用されたカーボンペーストのみを印刷、焼成し
て得た印刷抵抗体(比較物2)を対象とした試験結果を
示す。
実施例2:
縦4Q*m、横15器、厚さ0.5wmtDli5ス板
Cコーニング板製コーニング)に下記の条件でカーメッ
ト(Cr−8iO)の蒸着を行った。
Cコーニング板製コーニング)に下記の条件でカーメッ
ト(Cr−8iO)の蒸着を行った。
蒸着前基板熱処理(脱ガス)300’cx30分真空度
1〜2X10 Torr基板温度
300’c蒸着後熱処理
300’cx60分膜厚 約3
0OA’得られた蒸着膜のシート抵抗値は3ooΩ/口
であった。
1〜2X10 Torr基板温度
300’c蒸着後熱処理
300’cx60分膜厚 約3
0OA’得られた蒸着膜のシート抵抗値は3ooΩ/口
であった。
このサーメット蒸着膜上に重ねて酸化ルテニウム系厚膜
抵抗ペースト(サーマトロニクス貿易(株)f −−v
oイ600番)t−zooメツシュのステンレス・スク
リーンによシ印刷し、20°Cで20分間レベリング後
、120°Cで20分間乾燥し、更に、600〜630
°Cで7分間焼成した。得られた二重構造のシー ト抵
抗は290Ω/口であった。
抵抗ペースト(サーマトロニクス貿易(株)f −−v
oイ600番)t−zooメツシュのステンレス・スク
リーンによシ印刷し、20°Cで20分間レベリング後
、120°Cで20分間乾燥し、更に、600〜630
°Cで7分間焼成した。得られた二重構造のシー ト抵
抗は290Ω/口であった。
次に、多接点型摺動子を用いて、全接点圧力3!lr、
摺動速変4000回/時間、連続100.000回の摺
動試験を行づたのち、試験前後の抵抗値を比較したとど
ろ、約1チの上昇が認められた。
摺動速変4000回/時間、連続100.000回の摺
動試験を行づたのち、試験前後の抵抗値を比較したとど
ろ、約1チの上昇が認められた。
比較実験として、上述のサーメット薄模抵抗(シート抵
抗が3000/口のもの)そのものについて、厚膜に上
るカバーを施こさずに同一条件により摺動試験を行った
。連続10,000回の摺動により10個中8個の抵抗
値け30チ以上上昇しており、残りの2個は完全に断線
した。摺動特性以外の一般特性については抵抗温度係数
を含め、厚膜被膜の有無による差異は認められなかった
。
抗が3000/口のもの)そのものについて、厚膜に上
るカバーを施こさずに同一条件により摺動試験を行った
。連続10,000回の摺動により10個中8個の抵抗
値け30チ以上上昇しており、残りの2個は完全に断線
した。摺動特性以外の一般特性については抵抗温度係数
を含め、厚膜被膜の有無による差異は認められなかった
。
第1図は、本発明の実施例の平面図、第2図は第1図の
@−2′線に沿った断面図であって、1は絶縁支持体、
2は銅電極、3は主抵抗体層31と保護抵抗体層32と
からなる膜状抵抗体層である。 特許出願人 日東電気工業株式会社 代理人 弁理士 西 1) 新作1シ1
@−2′線に沿った断面図であって、1は絶縁支持体、
2は銅電極、3は主抵抗体層31と保護抵抗体層32と
からなる膜状抵抗体層である。 特許出願人 日東電気工業株式会社 代理人 弁理士 西 1) 新作1シ1
Claims (4)
- (1)摺動端子により表面上を摺動される膜状抵抗体層
を絶縁支持体上に有する基析形抵抗体において、上記膜
状抵抗体層は、絶縁支持体に接合された主抵抗体層と摺
動端子により表 ′面上を摺動される保護抵抗体層とか
らなり、上記保護抵抗体層のシート抵抗値は上記主抵抗
体層のそれより大であることを特徴とする基板形摺動可
変抵抗器。 - (2) 保護抵抗体層は、耐摩耗性の拐料により構成
されてなる特許請求の範囲第1項記載の基板形摺動可変
抵抗器。 - (3)保護抵抗体層のシート抵抗値は、主抵抗体層のそ
れの10倍以上である特許請求の範囲第1項記載の基板
形抽動可変抵抗器。 - (4) 耐摩耗性の材料かカーボン粉を混合した熱硬
化有機高分子である特許請求の範囲第2項記載の基板形
摺動用変抵抗器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21351081A JPS58110008A (ja) | 1981-12-23 | 1981-12-23 | 基板形摺動可変抵抗器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21351081A JPS58110008A (ja) | 1981-12-23 | 1981-12-23 | 基板形摺動可変抵抗器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58110008A true JPS58110008A (ja) | 1983-06-30 |
Family
ID=16640383
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21351081A Pending JPS58110008A (ja) | 1981-12-23 | 1981-12-23 | 基板形摺動可変抵抗器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58110008A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62274701A (ja) * | 1986-05-23 | 1987-11-28 | アイシン精機株式会社 | 可変抵抗器 |
JPH01278702A (ja) * | 1988-05-02 | 1989-11-09 | Copal Co Ltd | 摺動接点用回路板 |
-
1981
- 1981-12-23 JP JP21351081A patent/JPS58110008A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62274701A (ja) * | 1986-05-23 | 1987-11-28 | アイシン精機株式会社 | 可変抵抗器 |
JPH01278702A (ja) * | 1988-05-02 | 1989-11-09 | Copal Co Ltd | 摺動接点用回路板 |
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