JPS58109606A - 紡糸口金 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、紡糸口金Ｋｉｄ、＠ｔｔｃ微細な紡糸孔を有
する紡糸口金板を口金ホルダーに多数嵌入固定して成シ
、主として湿式紡糸法に於いて用いる紡糸口金の改良に
関するものである。

従来、この種の紡糸口金は、第１図に示す如く多数の微
細な紡糸孔１を有する紡糸口金板２を口金ホルダー３に
多数穿設された貫通孔４に嵌入し、止めねじ５にて固定
して成る紡糸゛口金６が一般的である。

然し乍ら、このような構造の紡糸口金６の場合、口金ホ
ルダー３の厚みが少くとも止めねじ５の高さ分だけ増え
るので、それに応じて重量も増加し、さらに液洩れを防
止する為のパツキン或いはシール及び締付力を考慮する
と、当然止めねじ５の高さも高くなるので、口金ホルダ
ー３の厚みがよシ一層厚くなって、紡糸目金６全 増加し、口金を取扱う際かなり負担となシ、作業性が悪
いものである。

このようなことから、紡糸口金板２をｉｌＬ接ロ金ホル
ダー３に浴接することが考えられるが、浴接結合の場合
は、紡糸口金の使用上耐薬品性に問題が生じ、その上紡
糸口金板２に貴金属を用いた場合は、・寿命のつきた使
用済みの紡糸口金板の貴金属を回収する際の歩留りが悪
くなり、結果的に高価な紡糸口金となる。

本発明はかかる諸事情に鑑みなされたものでめり、口金
ホルダーの厚みが薄く、紡糸口金全体の重量が少くて紡
糸作業時の取扱いが簡便で、しか、も紡糸口金板と口金
ホルダーとの間の洩れ止め。

動き止めがなされて紡糸口金の性能面で何ら問題が無く
、その上寿命のつきた使用済みの紡糸口金板の貴金属の
回収の歩留りの高い紡糸口金を提供せんとするものであ
る。

以下本発明による紡糸口金の一実施例を第２図によって
説明すると、３′は口金ホルダーで、この口金ホルダー
３′に多数等間隔に穿設された貫通孔４′の４上部周縁
に同心に円形平型の開口孔７が設けられ、この開口孔７
の底面に断面Ｖ形のリング溝８が設けられている。そし
てこの口金ホルダー３１の多数の貫通孔＋ＩＪｔｃ夫々
多数の微細な紡糸孔ｌ含有する紡糸口金板２が嵌入され
て参参性本寸プレスパンチ９により圧接され且つ上端織
縁の７ランク部２ｍが前記開ロ孔７全体にかしｔ止めさ
れている。

以上の如く本発明の紡糸口金６１は、紡糸口金板２の７
ランク部２ａが、口金ホルダー３′の貫通孔４′の上部
周縁に設けられ底面に断面ｖ形のリング溝を有する扁平
な開口孔７にかしめ止めされているので、従来の紡糸口
金６のように紡糸口金板２を止めねじ５にて固定する必
要がなくなり、従って止めねじ５の高さ分だけ口金ホル
ダー３′の厚さが薄くなシ、紡糸目金６′全 くなって、紡糸作業時の取扱いが簡便となる。また紡糸
口金板２と口金ホルダー３′との間が開口孔７の底面の
断面Ｖ形のリング溝８にフランジ部２ａの一部が食い込
んで洩れ止めされ、且つ貫通孔４′の周壁に紡糸口金板
２が、開口孔７の一縁にフランジ部２ａの外周部が夫々
同定されて動き止めされているので、紡糸口金６′の性
能面で何ら問題が無いものである。さらに構造が簡単で
安価に製作でき、その上寿命のつきたぜ用済みの紡糸口
金板２　Ｆｉ＃Ｊｉ’の場合と異なり口金ホルダー３′
から外すことが可能であるので、紡糸口金板２の貴金属
の回収の歩留シが高い等の優れた効果かある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の紡糸口金の一部縦断正面図、第２図は本
発明の紡糸口金の一部縦断正面図である。 １・・・・・・紡糸孔、２・・・・・・紡糸口金板、２
ａ・・・・・・フランジ部　３７・・・・・・口金ホル
ダー、４′・・・・・・貫通孔、５・・・・・・止めね
じ、６′・・・・・・本発明の紡糸口金、７・・・・・
・開口孔、８・・・・・・リング溝、９・・・・・・プ
レスノくンチ。 出願人　　田中貴金属工業株式会社 第２図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　多数の紡糸口金板が口金ホルダーの貫通孔に
   嵌入固定されてなる紡糸口金に於いて、前記紡糸口金板
   の７ランク部が口金ホルダーの貫通孔の上部周縁に同心
   に設けられた円形平型の開口孔にかしめ止めされたこと
   を特徴とする紡糸口金。
2. （２）前記口金ホルダーの貫通孔に設けられた円形平型
   の開口孔の底面部に断面ｖ形のリング溝を有することを
   特徴とする請求範囲第１項の紡糸口金。