JPS58109381A - ロ−プトロリ−の横行駆動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ロープトロリーの横行駆動装置に関する。

従来のロープトロリ一式クレーン等においては、トロリ
ー横行用ロープのロープエンドが駆動ドラムにあり、そ
のために駆動ドラムにトロリーの横行範囲に相当する螺
旋状のロープ膚が必要となって駆動ドラムが長大となる
問題があり、しかもコンテナクレーンの様にブーム、ガ
ーグーの内側をトラス等で組んであるような場合にはロ
ープの出口が問題になるが、上記従来のものにおいては
ロープが駆動ドラム出口においてトロリーの横行方向と
直角の方向に大きく移動（Ｉｉ！！動）することになり
、従ってこのためのスペース及びロープガイドが大きな
ものとなる、等の問題を有する。

本発明は、このような従来の問題点を解決すべ（なした
もので、駆動ドラムと、該駆動ドラムと所要の間隔を隔
てて従動ドラムを設け、前記駆動ドラム及び従動ドラム
の夫々の外周面にドラム軸と直角なロープ溝を形成し、
両端をトロリーに固定した横行ロープを前記従動ドラム
を介して該従動ドラムのロープ溝と前記駆動ドラムのロ
ープ溝間に掛は回したことを特徴とするロープトロリー
の横行駆動装置、に係るものである。

以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。

第１，２図に示す如く、ガーダ−及びブーム等の架構１
上の例えば機械室内に、モータ２の駆動により減速機３
を介して駆動されるようにした駆動ドラム４を軸受５，
６により支持して設け、更に前記軸受５，６の下側部（
架構１の下側〕にピン７．８を介してドラム支持架台９
を殺け、該ドラム支持架台９の下端部にドラム軸１０を
介して前記駆動ドラム４と平行に従動ドラム１１を設け
る。

前記駆動ドラム４及び従動ドラム１１の外周面に、ドラ
ム軸と直角且つ互に平行でしかもドラム間において半ピ
ツチずらして形成した複数のロープ［１２及び１３を設
ける。図中１４．１５はカップリングを示す。

第３図は本発明を適用したクレーンの全体を示すもので
、一端をトロリー１６に固定１７シた横行ロープ１８を
、−側の・シーブ１９を介して従動ドラム１１の端部に
おいてロープ１Ｒ１３に巻き付けた後、前記従動ドラム
１１と駆動ドラム４の１１４１２゜１３間を内側に向っ
て掛は回し、再び従動ドラム１１のロープ１／Ｒ１３の
内側部がら前記巻き付は方向と反対方向に巻き出し、他
方のシーブ２ｏを介して前記トロリー１６にその他端を
固定２１する。図中２２はスプレッダ２３に巻き付けた
巻上ロープ、２４は巻上ロープドラム、２５は俯仰ロー
プ、２６は俯仰ロープドラム、２７は横行ロープ緊張装
置を示す。

上記構成において、モータ２により駆動ドラム４を回転
駆動させると、ロープ溝１２．１３の摩擦により横行ロ
ープ１８を介して従動ドラム１１が回転し、横行ロープ
１８の巻込みと巻出しが同時に行われてトロリー１６の
横行が行われる。この際、従動ドラム１１を備えている
ことにより、前記駆動ドラム４を架構１上機械室内等に
設置した状態において、横行ロープ１８を架構１の下側
に通すことができ、且つロープ＊１２．１３がドラム軸
と直角な膚である（蝮旋膚ではない）ので横行ロープ１
８がドラム出口で移動（揺動）するようなことが全くな
く、しかも駆動ドラム４及び従動ドラム１１は摩擦車と
して作用しロープ溝１２．１３と横行ロープ１８の接触
により所要の摩擦力が得られれば良く、そのために長さ
寸法を大幅に小さなものとすることができる。更に前記
従動ドラム１１の位置をドラム支持架台９により変える
ことにより、ロープ出口の高さを任意に変えることがで
き、また前記したようにロープ１Ｒ１２と１３を半ピツ
チずらせることにより横行ロープ１８に対する曲げ荷重
等を軽減することができる。

尚、本発明は上記実施例にのみ限定されるものではなく
、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を
加え得るものである。

上述した本発明のロープトロリーの横行駆動装置によれ
ば、下記の如き優れた効果を奏し得る。

（ｉ）　　コンテナクレーンの様にブーム、ガーダ−の
内側をトラスで組んである場合にはロープトロリ一式と
した時のロープの出口が問題となるが、本発明の如く駆
動ドラムの下に従動ドラムを配設するようにすれば、横
行ロープの走る場所をブーム、ガーダ−等の架構下にす
ることができる。

（ｉ）　　駆動ドラムと従動ドラムにドラム軸と直角な
ロープ病を設けて摩擦車として作用させるようにしてい
るので、横行ロープがロープ出［１で移動（揺動）する
ようなことが全くなく、そのためのスペース及びロープ
ガイドを小さくすることができる。

（ロ）駆動ドラム及び従動ドラムは所要の摩擦力が得ら
れれば良いので、従来のロープエンドをもつ駆動ドラム
の場合に比し、その長さ寸法を大幅に小さなものとする
ことができる。

ＯＶ）　　駆動装置をトロリー上ではなく架構上に設置
できるので、移動荷重を小よくできる。

（Ｖ）　　装置全体をコンパクトなもｑ、とすることが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の主要構成部を詳細に示す説
明図、第２図は第１図の口方向矢視図、第３図は本発明
の一例を示す全体説明図である。 １は架構、２はモータ、４は駆動ドラム、９はドラム支
持架台、１１は従動ドラム、１２，１３はロープ溝、１
６はトロリー、１８は横行ロープを示す。 特許出願人 石川島播磨重工業株式会社 第１図 ４１９−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ｌ）駆動ドラムと、該駆動ドラムと所要の間隔を隔てて
   従動ドラムを設け、前記駆動ドラム及び従動ドラムの夫
   々の外周面にドラム軸と直角なロープ溝を形成し、両端
   をトロリーに固定した横行ロープを前記従動ドラムを介
   して該従、動ドラムのロープ溝と前記駆動ドラムのロー
   プ溝間に掛は回したことを特徴とするロープトロリーの
   横行駆動装置。