JPS58108548A - 電子写真用キヤリア− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はキャリアーとトナーより成る乾式２成分電子写
真用現像剤に用いる樹脂コートキャリアーに関する。

電子写真においては光導電性材料より成る感光体を？１
Ｉｉｌせしめて、これに光像を露光し、篇光した感光体
面では電荷が消失するか減衰し、未篇光部ではその静電
荷を保持しているので両名の電性の差に基いて、これら
の間に電界が生じ、感光体面には静電潜像が生じる。こ
の静電潜像面にトナーとキャリアーが供給されると、電
荷を有するトナーがキャリアー粒子から離れて付着し現
像される。

このようなシナ−とキャリアーを使った静電潜像の現像
方法としては、米国特許第２８７４０６３号明細書に開
示されて、いる磁気ブラシ現像法がある。かかる現像法
においては、トナー粒子は静電力によって）ナー粒子よ
り粒径の大きいキャリアー粒子表面に保持されている。

その静電力は、）ナー粒子とキャリアー粒子とが接触し
、相互に反対極性の摩擦電荷が生じることによって起る
ものであるが、このようなトナー粒子およびキャリアー
粒子とから成る現像剤が感光体表面と静電潜像に接触す
ると、）ナー粒子は該静電潜像に引きつけられて現像が
行なわれるものである。

れるようにトナー粒子が正しい極性並びに電荷鼠をもっ
ていなくてはならない。

一般に２成分磁気ブラシ現像剤は鉄粉、磁性体などの磁
気感能性物質から成るキャリアーと化物などが存在し、
表面性が均一でない。そのためトナーのキャリアー表面
と接する場合、接触位置でトナーの摩擦帯電量が興なり
、緬−な帯電が得られないという欠点を有している。

これらの欠点を改良する目的でキャリアー表面を樹脂で
コーティングすることが開示されている。特開昭４７−
１３９５４　　号公報、特開昭４７−１７４３４号公報
などである。しかしながら、キャリアコ−）に用いる樹
脂は高抵抗であるために、樹脂をコートしたキャリアー
を用いて現像剤を調整し、複写機に用いた場合には、）
ナーの摩擦電量は、裸の鉄粉、磁性体を用いた場合に比
べて均一になるが、得られる胸像の画像画積の広い部分
が均一に現像される、いわゆるエツジ現像が生じるとい
う欠点を有している。

このような欠点を改良するものとして、特開昭５４−７
３４３号公報に示されているように、キある。この場合
は導電性微粉末が着色物であるために、これとトナーと
で現像剤を調整し、複写機で長時間接与を行、な１てい
ると、キャリアー同志の衝突や、キャリアーと現像器の
壁との間の衝突で生じた°コート層め摩耗物が現像剤中
に混合してくる。ところがキャリアーコート層はトナー
と反対極性を有しているために、コート層の膠耗したも
のは潜像の非画像部に現像されやすい。この摩耗物は着
色しているために非−像部が汚れるという欠点を有して
いる。

本発明の目的は上記欠点を改良した樹脂コートキャリア
ーを提供することにある。

本発明の他の目的は胸像の黒ベタ部を均一に現像するこ
とができ、非画像部を汚さない現像剤を提供することに
ある。

かかる目的は、キャリアーコート樹脂中に磁性体の微粉
末を分散させることを特徴とする電子写真用キャリアー
を使用することにより達成＼ される。

すなわち、キャリアーコート樹脂中に誘電率の高い磁性
体微粉末を分散させることにより、現像剤が静電潜像を
もった感光体に接した場合に潜像電界を立てやすくして
、−像一積の広い部分も均一に現像できるようにせしめ
る。また−キャリーコート層が長期間の複写によって摩
耗して現像剤中に混合しても、摩耗物中に存在する磁性
体の磁力によって非潜像部への付着を防止し、地肌部の
汚れを防止するものである。

本発明に使用しうる磁性体としては、例えば鉄、ニッケ
ル、銑、銅、錫、亜鉛、５−ＪＬＡ＝−釦、バリウム、
インジウム、カドミウム、セレン、バナジウム、の群よ
り選んだ２種以上からなる合金または混合物、酸化鉄、
酸化−１ｒｓ化ニツケル、−化ジルコニウム、塩化銅、
酢酸鉄などの金属化合物の微粉末がある。これらの粒径
はＯ１〜１μのものが好ましい。樹脂被覆層中における
磁性体の含有量は、樹脂重量に対して１〜Ｚｏｏ　ｖｔ
％　（より好ましくは１０〜２０　ｖｔ％）とするのが
良い。

本発明で使゛用しうるキャリアーコート用樹脂としては
、スチレン、メチルメタアクリレートスチレン−メチル
メタアクリレ−）　共１ｇ合体。

ナイロン、四７ツ化工：ｆ−ン、四７ツ化エチレン−六
７ツ化プロピレン共重合体、三７ツ化地化エチレン、７
ツ化ビニリデンなど一般的な樹脂はすべて使用しつる。

本発明で用いられるキャリア芯材としては、ハ コバルト、ニッケル、鉄等の単体、およびこれらを主体
としたアルミニウム、コバルト、銅。

スズ、亜鉛、マンガン、ビスマス、アンチモンカルシウ
ム、チタン、タングステン、バナジウム、ジルコニウム
のような金属との合金または混合物、あるいはこれらの
酸化物などの磁性物質が使用しうる。

キャリアー芯材に対する被＊ｉｉは、コート層厚みで１
〜５０μｍ（より好ましくは１０〜２０μ議）とするの
が良い。

〔実施例１〕 メチルメタアクリレ−）（三菱レー冒ンＩＩＢ−８０）
の２０％トルエン溶液１００１とマグネタイト（戸田工
業ＩＰ？１０００　）　　５　ｇとを磁性ポール之シボ
ットで２４時間分散しキャリアコートエナメルを調製し
た。平均粒径１００μの鉄球５Ｋｇに対して上記コード
用エナメルを）ルエンで５倍に希釈したものを５０℃の
条件下でＷ＊　ｒｍ　ｔ　＠ｒ型型環環流動床用いて鉄
球表面にスプレーしコートキャリアーを得た。このキャ
リアーとＮＰ８５００用）ナーを混合しくトナー濃度２
　ｖｔ襲）　ＭＰ−８５００機で連続接写を行なった所
、１０万枚の耐久において地肌部のカプリは見られなか
った。

比較のためマグネタイシの代りにカーボンブラック（コ
ロンビアカーボン　ラーペン３５００　）５１を用いた
以外は上記と全く同じ条件下でキャリアーを作鋏し、現
像剤を調纒後、ＮＰ８５００機で連続耐久試験を行なっ
た所、５万枚付近から地肌部の汚れが見られるようにな
った。

〔実施例２〕 四７ツ化エチレンー六７ツ化ブリピレン共重合体の水分
散体、ネオブロンｎ−１（ダイキン工業）同形分５０襲
、４００ｇと１−８０４（チタン工業ＦＩＬ　−５００
）とを磁性ｌットで２４時間ボール用エアメル ミルしてキャリアーフーリとした。７５μのフェライト
球３Ｋｇに対し・、上記エナメルを５００ｇのイオン交
換水で希釈し、八ものを９０〜１００℃の条件下でＷｗ
ｒｍｔ＠ｒ型循環流動床全循環流動床表面にスプレーし
キャリアーを得た。このキャリアーとＮＰ８５００　　
用トナーとを混合し、（トナー濃度３　ｖｔ％）　ＮＰ
８５００　＊で１０万枚の連！１ｉｌｌＩ！写を行なっ
たが地肌部のカブリは見られなかった。

出願人　　キャノン株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 磁性体微粉末が分散されている樹脂被覆を有する電子写
   真用キャリアー。