JPS5810814B2 - 環形螢光灯の製造方法 - Google Patents
環形螢光灯の製造方法Info
- Publication number
- JPS5810814B2 JPS5810814B2 JP4740078A JP4740078A JPS5810814B2 JP S5810814 B2 JPS5810814 B2 JP S5810814B2 JP 4740078 A JP4740078 A JP 4740078A JP 4740078 A JP4740078 A JP 4740078A JP S5810814 B2 JPS5810814 B2 JP S5810814B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- mercury
- bulb
- capsule
- exhaust
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は環形螢光灯の製造方法に関するものである。
近時、水銀封入方法として一定量の水銀を包含したカプ
セルを電極マウントに挿着することが提案されている。
セルを電極マウントに挿着することが提案されている。
すなわち、直線状バルブの一端にはあらかじめ細管中に
一定量の水銀を内蔵する極薄金属カプセルを挿着し、し
かもこの細管には吸気孔を有してなる電極マウントを封
着している。
一定量の水銀を内蔵する極薄金属カプセルを挿着し、し
かもこの細管には吸気孔を有してなる電極マウントを封
着している。
バルブの他端には排気用細管を封着した電極マウントを
封止している。
封止している。
この封止済バルブをもって環形成形、排気兼用自動機に
挿入しホルダーに保持させながらバルブ軟化用加熱炉に
導入される。
挿入しホルダーに保持させながらバルブ軟化用加熱炉に
導入される。
前記カプセルは600〜900℃で破裂し水銀を放出す
るよう設定されている。
るよう設定されている。
従って通常の加熱炉中ではバルブの昇温600〜800
℃に伴い当然カプセルも昇温し、金属カプセルの軟化及
び水銀蒸気圧の昇圧により破裂を生じ水銀は放出され後
の排気工程でバルブ外に排出される。
℃に伴い当然カプセルも昇温し、金属カプセルの軟化及
び水銀蒸気圧の昇圧により破裂を生じ水銀は放出され後
の排気工程でバルブ外に排出される。
従って、水銀の流出による封入水銀量のバラツキ及びロ
スを防ぐことができないという欠点を有していた。
スを防ぐことができないという欠点を有していた。
本発明は上記欠点に鑑みてなされたもので、必要最低限
の水銀をバラツキなく封入することを目的とする。
の水銀をバラツキなく封入することを目的とする。
本発明実施例は、このバルブ軟化用加熱炉中では、カプ
セルを挿着した下方側細管に窒素(N2)ガスのような
不活性ガスを通し、一方、排気側細管から下方からの吸
入とほぼ同一の排気速度をもって前記吸入ガスを排出す
る。
セルを挿着した下方側細管に窒素(N2)ガスのような
不活性ガスを通し、一方、排気側細管から下方からの吸
入とほぼ同一の排気速度をもって前記吸入ガスを排出す
る。
これにより細管中のカプセルは冷却され、従ってその破
裂を妨ぐことが出来る。
裂を妨ぐことが出来る。
同時にバルブ内の不活性ガス置換による電極酸化防止も
達成出来る。
達成出来る。
また、排気側細管を経て不活性ガスをバルブ中に送入さ
せながら環形成形を行う。
せながら環形成形を行う。
この成形工程完了後、再度バルブ内を排気するため、新
たに前記前記カプセル挿着側細管はその端部を封止する
。
たに前記前記カプセル挿着側細管はその端部を封止する
。
この後、排気工程に移すと同時に電極フィラメントの陰
極物質を通電加熱し活性化する。
極物質を通電加熱し活性化する。
排気、活性化が完了した時、封入物(この場合はアルゴ
ン(Ar)ガスのみで水銀を必要としない)を封入し、
排気側細管を封止し、バルブを取出す。
ン(Ar)ガスのみで水銀を必要としない)を封入し、
排気側細管を封止し、バルブを取出す。
この後、高周波処理装置にバルブを移し、細管中に挿着
した水銀カプセルを高周波加熱し、600〜900℃ま
で昇温し金属カプセルの軟化と内蔵した水銀蒸気圧の昇
圧により、同カプセルを破裂させバルブ内に水銀を放出
させる。
した水銀カプセルを高周波加熱し、600〜900℃ま
で昇温し金属カプセルの軟化と内蔵した水銀蒸気圧の昇
圧により、同カプセルを破裂させバルブ内に水銀を放出
させる。
この後、通常の口金組立、エージング工程を経て環形螢
光灯を完成させる。
光灯を完成させる。
このように本発明は、水銀カプセルを挿着する環形螢光
灯の製造方法において、完成灯の水銀封入量を必要最低
限に制御する事を可能ならしめるものであり、従ってラ
ンプ特性、寿命等の均一化を推進し水銀多少による外観
不良、寿命低下、光束低下管を大巾に改善し得るもので
ある。
灯の製造方法において、完成灯の水銀封入量を必要最低
限に制御する事を可能ならしめるものであり、従ってラ
ンプ特性、寿命等の均一化を推進し水銀多少による外観
不良、寿命低下、光束低下管を大巾に改善し得るもので
ある。
以下実施例を第1〜3図を参照して説明する。
、今、排気側細管1、フィラメント12及び外部突出リ
ード11.11’を有する電極マウント5を上方にし、
反排気側細管3、フィラメント12′及び外部突出リー
ド10,10’を有する電極マウント5′を下方にして
なる直線状バルブ6を、前記排気側細管1を排気装置に
連なるホルダー2に挿着し、反排気側細管3は上、下柄
動可能なN2送入兼、保持支柱4に支持し、加熱炉に導
入し600゜〜800℃まで昇温する。
ード11.11’を有する電極マウント5を上方にし、
反排気側細管3、フィラメント12′及び外部突出リー
ド10,10’を有する電極マウント5′を下方にして
なる直線状バルブ6を、前記排気側細管1を排気装置に
連なるホルダー2に挿着し、反排気側細管3は上、下柄
動可能なN2送入兼、保持支柱4に支持し、加熱炉に導
入し600゜〜800℃まで昇温する。
この加熱中はN2送入兼保持支柱4の内路7を経て反排
気側細管3内を通しバルブ6内にN2を連続的に送入す
る。
気側細管3内を通しバルブ6内にN2を連続的に送入す
る。
同時に排気側細管1を通しこのN2を絶えず排気する。
この時N2の吸入と排気量はほぼ均衡を保つ。
このN2の流入により反排気側細管3に挿着している水
銀を内蔵した金属製カプセル8は、絶えず冷却されるか
ら直線状バルブ6の昇温か進行し600〜800℃にな
っても金属製カプセル8は300〜500℃を保ち、従
って破裂を生じない。
銀を内蔵した金属製カプセル8は、絶えず冷却されるか
ら直線状バルブ6の昇温か進行し600〜800℃にな
っても金属製カプセル8は300〜500℃を保ち、従
って破裂を生じない。
またこの時、N2の流入により、バルブ内はN2雰囲気
となり電極の酸化も防ぐ。
となり電極の酸化も防ぐ。
こうして軟化されたバルブ6は、次に環形成形装置によ
り環形バルブ13に成形される。
り環形バルブ13に成形される。
この成形工程では、下方からのN2の送入は絶ち、逆に
排気装置との連絡部を閉止して同回路から排気側細管1
を通しN2の送入を図り下方側細管3との排気・吸気抵
抗の差によすN2をバルブ内に充満させバルブのふぐら
ましを達成する。
排気装置との連絡部を閉止して同回路から排気側細管1
を通しN2の送入を図り下方側細管3との排気・吸気抵
抗の差によすN2をバルブ内に充満させバルブのふぐら
ましを達成する。
この後、反排気側細管を封止しN2回路を閉止し再度、
排気回路を開放し細管1からの環形バルブ13内の排気
を行う。
排気回路を開放し細管1からの環形バルブ13内の排気
を行う。
と同時に電極マウント5,5′のフィラメント12、1
2’に塗布した陰極物質を電極リード10,10’、1
1 。
2’に塗布した陰極物質を電極リード10,10’、1
1 。
11′を通し通電加熱、活性化する。
排気活性化完了後は、封入ガスのみを封入し、排気側細
管1は封止する。
管1は封止する。
封止後に環形バルブ13を取出す。この環形バルブ13
の金属製カプセル8を高周波処理装置により600〜9
00℃に高周波加熱し前記破裂を生じせしめバルブ内へ
の水銀放出を図る。
の金属製カプセル8を高周波処理装置により600〜9
00℃に高周波加熱し前記破裂を生じせしめバルブ内へ
の水銀放出を図る。
この後通常口金組立、エージング工程を経て完成ランプ
とする。
とする。
以上のように、本発明は必要最低限の水銀をより確実に
ランプに封入する製造方法を提供するものであり、水銀
過多、過少封入による外観不良、ランプ特性のバラツキ
、短寿命、光束低下をもたらすことなく、環形螢光灯が
得られる製造方法を提供することができるものである。
ランプに封入する製造方法を提供するものであり、水銀
過多、過少封入による外観不良、ランプ特性のバラツキ
、短寿命、光束低下をもたらすことなく、環形螢光灯が
得られる製造方法を提供することができるものである。
第1図は本発明実施例による環形成形前加熱炉中におけ
るバルブの状態図、第2図は環形成形後の状態図、第3
図は排気及び封止後のバルブの一部切欠断面図である。 1……排気側細管、3……反排気側細管、5……電極マ
ウント、6……直線状バルブ、8……金属製カプセル、
13……環形バルブ。
るバルブの状態図、第2図は環形成形後の状態図、第3
図は排気及び封止後のバルブの一部切欠断面図である。 1……排気側細管、3……反排気側細管、5……電極マ
ウント、6……直線状バルブ、8……金属製カプセル、
13……環形バルブ。
Claims (1)
- 1 開口を有する細管を両端に備えた電極マウントを封
着してなり、少なくとも一方の細管に水銀を内蔵した金
属製カプセルを挿着してなる直線状バルブの前記一方の
細管から不活性ガスを送入しかつ他方の細管から前記不
活性ガスを排気しつつ前記バルブを加熱軟化する工程と
、前記バルブを軟化した後、直線状バルブを環形バルブ
に成形する工程と、前記細管を封止する工程と、前記カ
プセルを高周波処理する工程とを有する環形螢光灯の製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4740078A JPS5810814B2 (ja) | 1978-04-20 | 1978-04-20 | 環形螢光灯の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4740078A JPS5810814B2 (ja) | 1978-04-20 | 1978-04-20 | 環形螢光灯の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54139280A JPS54139280A (en) | 1979-10-29 |
JPS5810814B2 true JPS5810814B2 (ja) | 1983-02-28 |
Family
ID=12774054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4740078A Expired JPS5810814B2 (ja) | 1978-04-20 | 1978-04-20 | 環形螢光灯の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5810814B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5780634A (en) * | 1980-11-07 | 1982-05-20 | Matsushita Electronics Corp | Manufacturing method for annular fluorescent lamp |
JPS58112227A (ja) * | 1981-12-25 | 1983-07-04 | Toshiba Corp | 曲管形けい光ランプの製造方法 |
-
1978
- 1978-04-20 JP JP4740078A patent/JPS5810814B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54139280A (en) | 1979-10-29 |
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