JPS5810736Y2 - 埋込み標識灯 - Google Patents

埋込み標識灯

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Publication number
JPS5810736Y2
JPS5810736Y2 JP1978103483U JP10348378U JPS5810736Y2 JP S5810736 Y2 JPS5810736 Y2 JP S5810736Y2 JP 1978103483 U JP1978103483 U JP 1978103483U JP 10348378 U JP10348378 U JP 10348378U JP S5810736 Y2 JPS5810736 Y2 JP S5810736Y2
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JP
Japan
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holder
support plate
container
gap
optical system
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Expired
Application number
JP1978103483U
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English (en)
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JPS5521348U (ja
Inventor
喜代司 鈴木
Original Assignee
東芝ライテック株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、空港或いは一般道路等に用いられる埋込み標
識灯に関する。
従来のこの種標識灯は、地中に埋設した容体の上部のフ
ランジに保持体を固定し、その保持体に内部に光学系を
収納した光学系収納箱を収納した構造が採られている。
ところが、保持体を支持する容体のフランジはそのフラ
ンジを容体に溶接する際の熱によって変形したり、また
表面仕上げがよくないために、保持体が水平に安定して
設置できない欠点がある。
しかも、この保持体は、多数路面に露出した状態で設置
されているため、航空機の走行によってその走行方向へ
力を受ける結果横ずれが生じ、そのずれによって舗装路
面を損傷する問題もみられる。
本考案は、上記点に鑑みなされたもので、保持体に横ず
れが生じても舗装路面を損傷することを防止できる埋込
み標識灯を提供することを目的とするものである。
そこで、本考案は、容体と保持体との構造を改良してな
るもので、容体の上部に支持盤を設け、保持体の底面に
支持盤の内周と嵌合する嵌合突部を設け、保持体の底面
に支持盤の内周とのなす間隙を保持体の外周面と埋設孔
縁とのなす間隙より小にしたことを特徴とするものであ
る。
以下、本考案の一実施例を図面について説明する。
図中第1図は組込み状態の断面図、第2図はその分解斜
視図である。
同図(芝おいて、1は内部にトランス2を収納すること
を可とする金属製の容体である。
この容体1は、上端を開口した例えば円筒状に形成され
、その−側にコード挿通孔3が、上端開口周縁に4個の
ねじ孔4を有するリング状の支持盤5がそれぞれ設けら
れている。
なお、6は容体1の上方に設けられた補助リングである
そして、この支持盤5のねし孔4に保持体7が4本のね
じ8を介して固定されている。
保持体7は、鉄またはアルミニウム等の鋳物により上面
外周縁をテーパー面状にした偏平円盤等の盤状&e影形
成れている。
本実施例において、保持体7は、その上面より底面に貫
通して中心に収納孔9および周囲に前記ねじ8が挿通す
る4個の長孔10が、上面側に収納孔9の一側より外周
に向って徐々に上方へ傾斜する投光案内溝11が、底面
側に前記支持盤5の内周と嵌合する嵌合突部12、その
外方において前記支持盤5の上面内外周縁と接する一対
の接触面13.13およびその間において環状の空洞部
14がそれぞれ形成されている。
また、前記内方の接触面13には環状凹溝15が形成さ
れ、その環状凹溝15に前記容体1の支持盤5との間隙
をシールするOリング16が収納されている。
また、前記収納孔9は、上面側に開口した矩形状の凹部
17とその凹部17の底部支持面18より底面側に開口
した開口19とから構成され、その支持面18の四隅に
ねじ孔21が、開口19の上端内周縁にテーパー面22
がそれぞれ形成されている。
なお、第3図に示すように、嵌合突部12と支持盤5の
内周との間隙α1は保持体7の外周と補助リング6の内
周との間隙α2より小さい。
そして、前記収納孔9に例えばO’Jング23を介して
光学系収納箱24がねじ25をねじ孔21に係合するこ
とにより取付けられている。
光学系収納箱24は、下部函体26と上部函体27との
間にOリング28を介してねし29により密閉的に構成
された箱体30と、要すればこの箱体30の内部にねじ
31によって保持される基体32を介して取付けられた
光学系33とから構成されている。
さらに、以下、光学系収納箱24の具現化例を詳細に説
明すれば、下部函体26は、要すれば1枚の金属板の絞
りおよびプレス成形によって前記保持体7の開口19と
嵌合する筒体34と前記保持体7の四部17と嵌合する
フランジ部35とが一体的に形成され、その筒部34の
底部に内方へ膨出した膨出部36と外方へ突出した複数
の突起37とがフランジ部35の四隅に前記ねし25.
29が挿通するねじ挿通孔38.39がそれぞれ形成さ
れている。
そして、前記膨出部36の上面に絶縁板40が内方より
ねじ41により取付けられ、その絶縁板40に前記トラ
ンス2からのリード線42とランプソケット43へ接続
されるリード線44とを互いに接続する端子45が埋設
固定され、さらにその外方の膨出部36の空間にはエポ
キシ樹脂またはシリコン樹脂等の耐熱性樹脂46が充填
されている。
上部函体27は、鉄またはアルミニウム等の鋳物により
前記保持体7の凹部17に嵌合する角形に形成してもよ
く、その底面中央に前記下部函体26とともに密閉され
た円形の収納部47を形成する空所48が、そのやや外
方において前記ねじ31が螺合されるねし孔49および
前記Oリング28を収納する環状凹溝50が、四隅にお
いて前記ねじ25が挿通するねじ挿通孔51およびねじ
29が螺合するねじ孔52がそれぞれ形成されている。
また、前記空所48の一側に矩形状の投光窓53が開口
され、その投光窓53に防水ガラス54が接着剤等で固
着されている。
基体32は、金属板により前記下部函体26の内径より
わずか小さな径のリング状に形成され、その周囲に前記
ねじ31が挿通するねじ挿通孔55が形成されている。
光学系33は、ハロゲンランプ等の光源用のランプ56
、回転放物面または回転楕円面状の反射体57、フィル
ター58およびレンズまたはプリズム等の制光体59か
ら構成され、光源用ランプ56と反射体57とは第1の
支持枠60を介して前記基体32の後部に、フィルター
58と制光体59とは第2の支持枠61を介して前記基
体32の前部にそれぞれ支持されている。
第1の支持枠60は、前記基体32に対し両側をねじ6
2により位置調節自在に取付けられ中央部に前記反射体
57の開口周縁を取付けた反射体取付板63と、この反
射体取付板63の後面両側より台形状に枠組みされその
中央に前記光源用ランプ56を保持するランプホルダー
64を有するランプ取付板65とから構成されている。
第2の支持枠61は、前記基体32に対し両側をねじ6
6により位置調節自在に取付けられ、内部に前記制光体
59を収納した制光体ケース67の後面両側にねし孔6
8を有する取付片69が折曲形成されている。
そして、この取付片69に前記フィルター58の外周に
装着したフィルターケース70の取付片71がねじ72
により取付けられている。
次に、組立方法並びにその作用を説明する。
容体1は、路面を工事する際に同時に或いは工事完了後
であれはカッター等で穴を掘削しそこに埋設固定される
そして、この状態の容体1の支持盤5上に保持体7を載
置し、その上方よりねじ8を長孔10より挿通して支持
盤5のねし孔4に螺合することにより保持体7を固定す
る。
その際、保持体7の隣接する長孔10は異なる配置角に
あるため保持体7を載置する際に方向性を間違えること
がなく、シかもその長孔10によって方向性を調節でき
る。
さて、次に以上のようにして組立てられた埋込み標識灯
の設置後の状態を考えてみると、保持体7および光学系
収納箱24の上面は路面上に露出しているため航空機ま
たは自動車の走行によって保持体7はその走行方向に若
干移動することがあるが、第3図に示すように嵌合突部
12と支持盤5の内周との間隙α1は保持体7の外周と
補助リング6の内周との間隙α2より小さいため、保持
体7の嵌合突部12が支持盤5の内周に当接して保持体
7の変位量を規制するため保持体7が路面を横方向に圧
迫するのを阻止するので保持体7の外周による路面の損
傷が防止される。
また、航空機等の走行によって保持体7には垂直方向の
荷重がかかるが、保持体7を前記実施例のように支持盤
5に対して内外2つの接触面13で支持されるように構
成すれば強度的にも不都合がない。
なお、上記実施例では、補助リング6を設けたものであ
るが、これがない場合も本考案に含まれる。
本考案の埋込み標識灯によれば、容体に環状の支持盤を
設け、その支持盤に支持される保持体の底面に支持盤の
内周と嵌合する嵌合突部を設け、この嵌合突部と支持盤
の内周との間隙を保持体の外周が接する埋設孔縁の内面
との間隙よりも小さくなるように設定したので、航空機
等の走行によって保持体が横ずれを生じたとしても、ま
ず嵌合突部が支持盤の内周面に当接するため保持体の外
周によって舗装路面を損傷することがなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2図はその
分解斜視図、第3図は容体と保持体とを設置した状態の
部分拡大断面図である。 1・・・・・・容体、5・・・・・・支持盤、7・・・
・・・保持体、12・・・・・・嵌合突部、24・・・
・・・光学系収納箱、α1.α2・・・・・・間隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容体と、この容体の上部に設けられた保持体と、この保
    持体に取付けられ内部に光学系を収納した光学系収納箱
    とを具備した埋込み標識灯において、前記容体の上部に
    環状の支持盤を設けるとともに、前記保持体の底面に上
    記支持盤の内周と嵌合する嵌合突部を設け、かつこの嵌
    合突部と支持盤内周とのなす間隙を保持体の外周面と埋
    設孔縁とのなす間隙より小にしたことを特徴とする埋込
    み標識灯。
JP1978103483U 1978-07-27 1978-07-27 埋込み標識灯 Expired JPS5810736Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978103483U JPS5810736Y2 (ja) 1978-07-27 1978-07-27 埋込み標識灯

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978103483U JPS5810736Y2 (ja) 1978-07-27 1978-07-27 埋込み標識灯

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Publication Number Publication Date
JPS5521348U JPS5521348U (ja) 1980-02-12
JPS5810736Y2 true JPS5810736Y2 (ja) 1983-02-28

Family

ID=29044038

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978103483U Expired JPS5810736Y2 (ja) 1978-07-27 1978-07-27 埋込み標識灯

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