JPS58107253A - 中子造型装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は生砂により中子を造型するための装置に関す。

。 Ｓ細砂の一理やａ型の後処理あるいは涛物砂の循環使用
等の観点から中子は主型と同一の生砂により造型される
のが望ましく、このため生砂を用いて中子を造型するこ
とが試みられてきたが、生砂は流動性・充填性が悪いた
めに所要の強度を有する中子を造型することはなかなか
むずかしく、しかも生砂により造型された中子は注湯後
の崩壊性が悪いうえにガス抜けも悪いなどの問題があっ
て生砂による中子造型は米だ実用化されておらす、従っ
て、生砂を用いて中子を造型するための装置はいまだ開
発されていないのが現状である。

本発明は上記の現状に−みなされたもので、所要の強度
と崩壊性を有する中子を生砂により容易かつ確実に造型
することができる中子造を装置を提供することを目的と
する。

以下、本発明の実施例について図面に基づき詳細に説明
する。（１）は上面形状が略長方形である基台で、該基
台（１）上の四隅位置には所要の長さを備えた支柱（２
）が立設され、該支柱（２）　（２）の上端間には枠体
状の天井フレーム（３）が架設されている。そして、基
台（１）上の中央位置には上向きシリンダ（４）が台部
材（５）を介して設置され、該シリンダ（４）のピスト
ンロッドの上端にはベントプレート（６）が固着され、
該ベントプレート（６）には上下に貫通するとともに上
端にベントプラグを嵌着した小孔（図示せず）が多数穿
設されている。また、基台（１）の左側中央位置には３
本の上向きシリンダ（７）が前後方向に並んで固設され
、各シリンダ（７）のピストンロッドの上端には、先端
部が先細り状を成すとともに所要の太さと長さを付する
下部突差し棒（８）が取付けられている。

また、１１１ｉｌ１６支柱（２）、（２）の中段位置に
は、上下両面を開口した枠体状の走行フレーム（９）が
左右に往復動自在に装架されており、該走行フレーム（
９）は、これの前後両外面に固雀された左右方向に背向
する六角棒（１０）　（１０）が支柱（２）、（２）に
軸支された４対の保持ローラ（１１）　（１１）で挾ま
れることによって、支柱（２）　（２）に往復動可能に
支持さｎている３、そして、該走行フレーム（９）の一
端には支柱（２）に装着された横向きシリンダ（１２）
のピストンロッドの先端が接続されていて、走行フレー
ム（９）はシリンダ（１２）の伸縮作動により往復動す
る。ようになっている。また、走行フレーム（９）には
後述する画面割型金型（２４）を取付けるための固定金
型取付１構（１３）と可動金型取付機構（１４）とが装
備されており、走行フレーム（９）内の左側位置に装備
された固定金型取付１構（１３）においては、固定ダイ
ベース（１５）が走行フレーム（９）内に上下回転自在
に装材され、該固定ダイベース（１５）の背面にはピス
トンロッドを固定ダイベース（１５）に貫通させたシリ
ンダ（１６）が装着され、該シリンダ（１６）のピスト
ンロッドの先端には押出板（１７）が固着されている。

そして、固定ダイベース（１５）には走行フレーム（９
）に枢支されたシリンダ（１８）のピストンロッドの先
端がアー六部材（１９）を介して回動自在に連結されて
いて、固定ダイベース（１５）はシリンダ（１８）の伸
縮作動により９０度上下回転して垂直状態と水平状態の
間を往復回転するように構成されている（第６図参照）
。また、走行フレーム（９）の右側位置に装着された可
動金型取付機構（１４）においては、ピストンロッドを
走行フレーム（９）の側壁に貫通させた横向きシリンダ
（２０）が走行フレーム（９）の側壁の外面に装材され
、該シリンダ（２０）のピストンロッドの先端にはｉＪ
動ダイベース（２１）の背向が固着され、ｆＡ町始動ダ
イベース２１）の１ｔｌ俣両一部が走行フレーム（９）
に固定されたガイドバー（２２）（２２）に摺動自在に
嵌合されていて、１動ダイベース（２１）はシリンダ（
２０）の伸縮作動により左右に往復動するように構成さ
れている（粛り図＃照）。

そして、可動ダイベース（２１）の正面には押出し機構
（２３）が装材されている。（２４）は上下両端部が開
１」シた鋳型キャピテイ（２５）を形成する垂直割型金
型で、固定！ｖ！（２６）と可動型（２７）とで構成さ
れており、固定型（２６）は固定ダイベース（１５）に
、可動型（２７）はＲＪ動ダイベース（２１）にそｎぞ
れ取付けられている。

また、１１Ｕ記支柱（２）　（２）の上段位置には前記
シリンダ（７）と対向するＦ向きの３本のシリンダ（２
８）が、支持板（２９）およびブラケット（３０）　（
３０）を介して装着され、酋シリンダ（２８）のピスト
ンロッドの下端にも先端部が先細り状を成すとともに所
要の友さと長さを有する上部突差し棒（３１）が取付け
られている（３１ｉ３図参照）。また、前記天井フレー
ム（３）の内側には２本の下向きシリンダ（３２）（３
２）が前後に所要の間隔をおきブラケット（３３）（３
３）を介して垂設され、該シリンダ（３２）　（３２）
のピストンロッドの下端間にはブローヘッド（３４）が
装着されている。そして、ブローヘッド（３４）の上端
には第１スライドゲート（３５）が設けられており、該
第１スライドゲート（３５）はブローヘッド（３４）が
上昇したとき天井フレーム（３）上に固定された横向き
シリンダ（３６）のピストンロッドの先端と連結すると
ともにシリンダ（３６）の伸縮作動により開閉するよう
に構成されている。また、天井フレーム（３）上には排
出口をブローヘッド（３４）の上端、１！ｌこ臨ませた
サンドホッパ（３７）が防振ゴム（３Ｂ）　（３８）　
ヲ介して設置されており、該サンドホッパ（３７）の排
出口はシリンダ（３６）のピストンロッドの先端に連結
された箪２スライドゲート（３９）　ｔこより開閉する
ように構成されている。（４０）はブローヘッド（３４
）に可撓性導管（４１）を介して連通接続された吹排気
弁で支柱（２）に固定されている。（４２）はサンドホ
ツバ（３７）に装着されたバイブレータである。

次に、このように構成された装置の作動について説明す
る。シリンダ（３６）の伸縮作動により第１１第２スラ
イドゲート（３５）、（３９）を開閉してサンドホッパ
（３７）内の生砂をブローヘッド（３４）内に供給し、
シリンダ（４）の伸長作動によりベントプレート（６）
を上昇させてベントプレート（６）を金型（２４）の下
面に当接させ鋳型キャビティ（２５）の下端開口部を閉
鎖し、シリンダ（３２）　（３２）の伸長作動によりブ
ローヘッド（３４）を下降させてブローヘッド（３４）
の上面を金型（２４）の上面に当接する。このとき、ブ
ローヘッド（３４）の上端開口部はブローヘッド（３４
）と−緒に下降した第１スライドゲート（３５）により
閉鎖されている。次いで、吹排気弁（４０）を操作して
ブローヘッド（３４）内の生砂を鋳型キャビティ（２５
）内に吹込み、吹込用エヤーをベントプレート（６）の
小孔から排出させて生砂を鋳型キャビティ（２５）内に
充填し、シリンダ（４）　、（３２）を短縮作動してベ
ントプレート（６）をＦｒ４させるとともにブローヘッ
ド（３４）等を上昇させ、シリンダ（１２）の短縮作動
により走行フレーム（９）等を左方に走行させてｄ型キ
ャビティ（２５）に生砂を充填した金型（２４）等をＦ
部突差し俸（８）と上部突差し棒（３１）との開位置に
移動させ、シリンダ（７）および（２８）を伸長作動し
て突差し棒（８）および（３１）を鋳型キャピテイ（２
５）内の生砂に刺込む（第５図参照）。

すると、当該生砂は突差し俸（８）　、（３１）の刺込
みにより鋳型キャビティ（２５）の壁面方向および突差
し俸（８）、（３１）の進行方向に押圧されて圧縮硬化
される　次いで、シリンダ（７）　、（２８）を短縮作
動して硬化した生砂から突差し俸（８）、（３１）を抜
出し、シリンダ（２０）の短縮作動により可動ダイベー
ス（２１）を後退させて可動型（２７）を右方へ移動さ
せるとともに、硬化した生砂を押出し機構（２３）によ
り可動型（２７）から押出して固定型（２６）に残し、
シリンダ（１８）の短縮作動により生砂の残った固定型
（２６）　（１５）を上向きに９０度回転しく第６図参
照）、シリンダ（１６）の伸長作動により押出板（１７
）　、押出しビンを上昇させて硬化した生砂を固定型（
２６）から１１１１上は、中空状の中子（Ｗ）を取出す
。その後、シリンダ（１６）を短縮作動して押出板（１
７）等を下降させかつシリンダ（１８）を伸長作動して
固定型（２６）等を元の垂直状態に戻し、シリンダ（２
０）の伸長作動により可動ダイベース（２１）、可動型
（２７）等を曲進させて固定！　（２６）と可動型（２
７）を貧せ、シリンダ（１２）の伸長作動により走行フ
レーム（９）等を右方に走行させて金！　（２４）をブ
ローヘッド（３４）の直下方位置に＄動させて、１サイ
クルを終了する。

なお、上記の実施例では、突差し忰は上方およびｆ方の
両方に設けているが、上方またはト万の一方だけに設け
てもよく突差し棒を上方だけに設けた場合は、鋳型キャ
ビティのＦ端開口のない金型を使用することによってベ
ントプレート（６）を省略できる。また、突差し棒の形
状は、全体が同−太さの棒体であるが、＃ｚｎキャビテ
ィ（２５）の形状に対応させて先端から適当な寸法で段
階的に太くなる段付棒体でもよい。さらに、ブローヘッ
ド（３４）および突差し棒は水平移動できないように構
成されているが、水平移動できるようにしてもよく、こ
の場合、ブローヘッドと突差し棒は走行可能に設けられ
たフレームに固設し、走行フレーム（９）は固定型にす
る。また、固定ダイプレート（１５）は固定型であるが
、可動ダイベース（２１）のように可動型に【ノてもよ
い。

以−りの説明からも明らかなように本発明は、垂直割型
金型を取付けるフレームの上方にブローヘッドをフレー
ムと相対的に水平移動可能に配設するとともにフレーム
の上下方向のうち少なくとも一方に、金型のキャビティ
内に挿入用油な棒部材をフレームと相対的に水平移動可
能に設けたから、金型のキャビティ内に生砂を充填する
とともに充填された生砂に棒部材を刺込み当該生砂を圧
縮硬化させて所要の強さにし、所望の中子を自動的にし
て６ｉ実かつ容易に造型することができ、しかも、造型
される中子は中空状態であるため江揚後の崩壊性が良い
一部にガス抜けも良いなどの優れた効果を実する。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の−゛犬施例を示し、第１図は一部切欠正
面図、第２図は４１図の一部切欠右側図、第３図は第１
図の一部切欠左側面図、４４図は第１図のＡ、Ａ矢視図
、第５図は作動状態を示す一部切欠正面図、第６図は作
−状態を示す一部切欠正面図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 垂直調型金型（２４）を取付けるダイベース（１５）（
   ２１）のうち少なくとも一方を互いに進退可能に装備し
   たフレーム（９）の上方に、昇降可能とされるとともに
   前記金型（２４）の上面に当接可能とされたブローヘッ
   ド（３４）を、前記フレーム（９）と相対的に水平移動
   可能に配設し、さらに、該フレーム（９）の上下方向の
   少なくとも一方に、昇降可能とされるとともに前記金型
   （２４）の鋳型千ヤビティ（２５）に挿入可能とｇｎた
   棒部材（８）　、（３１）を、前記ブローヘッド（３４
   ）と適当な間隔をおいて並べるとともに前記フレーム（
   ９）と相対的に水平移動可能に配設したことを特徴とす
   る中子造壁装置。