JPS58106745A - 高電圧絶縁真空外囲器 - Google Patents
高電圧絶縁真空外囲器Info
- Publication number
- JPS58106745A JPS58106745A JP20375981A JP20375981A JPS58106745A JP S58106745 A JPS58106745 A JP S58106745A JP 20375981 A JP20375981 A JP 20375981A JP 20375981 A JP20375981 A JP 20375981A JP S58106745 A JPS58106745 A JP S58106745A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steps
- envelope
- insulating vacuum
- anode
- cathode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J35/00—X-ray tubes
- H01J35/02—Details
- H01J35/16—Vessels; Containers; Shields associated therewith
Landscapes
- High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、全面的沿面放電が生じ難く、安定した高耐電
圧特性が得られる筒状絶縁物を用いた高電圧絶縁真空外
囲器に関する。
圧特性が得られる筒状絶縁物を用いた高電圧絶縁真空外
囲器に関する。
例えばＸ線管、真空スイッチなどでは、絶縁物よりなる
筒状真空外囲器の両端に電極を設け、絶縁部材としての
作用をも受持たせている。
筒状真空外囲器の両端に電極を設け、絶縁部材としての
作用をも受持たせている。
第１図はこの様な高電圧絶縁真空外囲器を用いた従来の
セラミックス外囲器Ｘ線管の例を示し、ｌは円筒状セラ
ミックスよりなる外囲器、２は陰極、３は陽他、４は陰
極端子、５は陽極端子である。この場合、外囲器１は単
に真空壁となるだけでなく、陰１）極間に印加される高
電圧に対し絶縁部材として十分安定した良好な耐電圧特
性を示さなければならない。しかし、Ｘ線管その他、か
かる形状で両端の電極間に高電圧を印加し、特に電子放
出部を有するものでは、動作中、管内に散乱電子や二次
電子が発生し、絶縁物外囲器内壁面には、負忙帯電した
部分と正に帯電した部分とが生じ、絶縁性が良好であれ
ばある程、電荷は移動し難いので、帯電部間の電位差は
極めて大さくなる。
セラミックス外囲器Ｘ線管の例を示し、ｌは円筒状セラ
ミックスよりなる外囲器、２は陰極、３は陽他、４は陰
極端子、５は陽極端子である。この場合、外囲器１は単
に真空壁となるだけでなく、陰１）極間に印加される高
電圧に対し絶縁部材として十分安定した良好な耐電圧特
性を示さなければならない。しかし、Ｘ線管その他、か
かる形状で両端の電極間に高電圧を印加し、特に電子放
出部を有するものでは、動作中、管内に散乱電子や二次
電子が発生し、絶縁物外囲器内壁面には、負忙帯電した
部分と正に帯電した部分とが生じ、絶縁性が良好であれ
ばある程、電荷は移動し難いので、帯電部間の電位差は
極めて大さくなる。
そのため、帯電部間の電界強度がある限界以上に達する
と、帯電部間に電子移動すなわち外囲器内壁に沿った沿
面放電が生じ、いったん部分的に発生すると、通常はな
だれ状に全面的な沿面放電に発展しやすく、高電圧を安
定に保持するのは困難であった。この問題をさけるため
に散乱電子の付着、衝突忙よる二次電子発生（時にはそ
の部分の正帯電）などが生じないようにしようとすれば
、外囲器を大形化せざるを得ないという別の問題が発生
する。
と、帯電部間に電子移動すなわち外囲器内壁に沿った沿
面放電が生じ、いったん部分的に発生すると、通常はな
だれ状に全面的な沿面放電に発展しやすく、高電圧を安
定に保持するのは困難であった。この問題をさけるため
に散乱電子の付着、衝突忙よる二次電子発生（時にはそ
の部分の正帯電）などが生じないようにしようとすれば
、外囲器を大形化せざるを得ないという別の問題が発生
する。
本発明の目的は、上記の如き問題のない、全面的な大規
模沿面放電発生を抑制した高電圧絶縁真空外囲器を提供
することにある。
模沿面放電発生を抑制した高電圧絶縁真空外囲器を提供
することにある。
上記目的を達成するために不発明忙おい【は、外囲器内
壁面に、全周にわたる段差部を複数個所設けることとし
た。この様忙しても、内ｍ面上の帯電が生ずることは止
むを得ないが、本発明者の研究によれば、ａＩｌ＋放電
が生じても大抵は小規模に止まり、全面的な大規模沿面
放電への発展は大幅に抑制され、実用上非常に使用しや
すくなる。
壁面に、全周にわたる段差部を複数個所設けることとし
た。この様忙しても、内ｍ面上の帯電が生ずることは止
むを得ないが、本発明者の研究によれば、ａＩｌ＋放電
が生じても大抵は小規模に止まり、全面的な大規模沿面
放電への発展は大幅に抑制され、実用上非常に使用しや
すくなる。
第２図は本発明の一実施例を示し、１ａは複数の角形階
段状段差１１を設けた筒状絶縁物外囲器で、その他の符
号は第１図の場合と同様である。
段状段差１１を設けた筒状絶縁物外囲器で、その他の符
号は第１図の場合と同様である。
段差の高さが余り浅くては効果が少なく、少なくとも２
ｍ以上あることが望ましく、また段部の肩の形状が丸い
（いわゆる大きいＲをとった）波形では効果が少なく、
角ぼっている方がよい。ただし角形の隅部に段の高さ、
の１／４＠度以下の小さい丸味があるのはほとんど支障
がない。第３〜５図は、それぞれ異なる実施例の外囲器
１ｂ、ＩＣ２１ｄと、その場合の段差１２．１３．１４
を示す。
ｍ以上あることが望ましく、また段部の肩の形状が丸い
（いわゆる大きいＲをとった）波形では効果が少なく、
角ぼっている方がよい。ただし角形の隅部に段の高さ、
の１／４＠度以下の小さい丸味があるのはほとんど支障
がない。第３〜５図は、それぞれ異なる実施例の外囲器
１ｂ、ＩＣ２１ｄと、その場合の段差１２．１３．１４
を示す。
以上説明したように本発明によれば（段差部の存在によ
って恐らく帯電電荷のなだれ的連鎖的移動が阻止され）
陰陽極間の全面的な沿面放電の発生が大幅に抑制される
。
って恐らく帯電電荷のなだれ的連鎖的移動が阻止され）
陰陽極間の全面的な沿面放電の発生が大幅に抑制される
。
第１図は従来のセラミックス外囲器Ｘ線管を示す図、第
２図は本発明−実施例図、第３〜５図はそれぞれ異なる
本発明の他の実施例の要部を示す図である。 １ａ＋１ｂｓｌｃ、、１ｄ・・・外囲器、１１．１２゜
１ト１４・・・段差。 第 １［１ 第 ２ 図 ／ｌ ？１！３ 図 第 ４ 図 第 ５ 図
２図は本発明−実施例図、第３〜５図はそれぞれ異なる
本発明の他の実施例の要部を示す図である。 １ａ＋１ｂｓｌｃ、、１ｄ・・・外囲器、１１．１２゜
１ト１４・・・段差。 第 １［１ 第 ２ 図 ／ｌ ？１！３ 図 第 ４ 図 第 ５ 図
Claims (1)
- 筒状絶縁物真空外囲器の両端Ｋ、それぞれ電極を設け、
この両電極間に高電圧を印加して用いる高電圧絶縁真空
外囲器において、絶縁物外囲器の内壁面Ｋ、全周にわた
る段差部を複数個所設けたことを特徴とする高電圧絶縁
真空外囲器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20375981A JPS58106745A (ja) | 1981-12-18 | 1981-12-18 | 高電圧絶縁真空外囲器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20375981A JPS58106745A (ja) | 1981-12-18 | 1981-12-18 | 高電圧絶縁真空外囲器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58106745A true JPS58106745A (ja) | 1983-06-25 |
Family
ID=16479357
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20375981A Pending JPS58106745A (ja) | 1981-12-18 | 1981-12-18 | 高電圧絶縁真空外囲器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58106745A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5637957A (en) * | 1995-03-20 | 1997-06-10 | Nec Corporation | Cathode-anode spacer comprising a projection of a length limited relative to its distance to the cathode |
| JP2012248505A (ja) * | 2011-05-31 | 2012-12-13 | Canon Inc | Ｘ線管 |
| JP2012252831A (ja) * | 2011-06-01 | 2012-12-20 | Canon Inc | Ｘ線管 |
| JP2016021408A (ja) * | 2015-08-24 | 2016-02-04 | キヤノン株式会社 | Ｘ線管 |
| JP6609088B1 (ja) * | 2018-12-28 | 2019-11-20 | キヤノンアネルバ株式会社 | Ｘ線発生管、ｘ線発生装置およびｘ線撮像装置 |
-
1981
- 1981-12-18 JP JP20375981A patent/JPS58106745A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5637957A (en) * | 1995-03-20 | 1997-06-10 | Nec Corporation | Cathode-anode spacer comprising a projection of a length limited relative to its distance to the cathode |
| JP2012248505A (ja) * | 2011-05-31 | 2012-12-13 | Canon Inc | Ｘ線管 |
| JP2012252831A (ja) * | 2011-06-01 | 2012-12-20 | Canon Inc | Ｘ線管 |
| US9159525B2 (en) | 2011-06-01 | 2015-10-13 | Canon Kabushiki Kaisha | Radiation generating tube |
| JP2016021408A (ja) * | 2015-08-24 | 2016-02-04 | キヤノン株式会社 | Ｘ線管 |
| JP6609088B1 (ja) * | 2018-12-28 | 2019-11-20 | キヤノンアネルバ株式会社 | Ｘ線発生管、ｘ線発生装置およびｘ線撮像装置 |
| US10720299B1 (en) | 2018-12-28 | 2020-07-21 | Canon Anelva Corporation | X-ray generating tube, X-ray generating apparatus, and X-ray imaging apparatus |
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