JPS5810603A - 自動車組立ラインにおけるヘツドランプの照射角測定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、自動車組立ツインにおけるヘッドランプの
照射角測定装置に関するものである。

自動車の組立ラインにおいて社、車体組立工程で組み付
けられたヘッドランプについてその光軸つまり線照射角
が規定通シに設定されているか否かをチェックして調整
するいわゆる照準作業が必要とされる。そして仁の種の
作業に供される照射角測定装置として従来は例えば第１
ｒＩ！ＪＫ示す構造の本のがある。同図において、ｌは
所定のフロアに設けられた前輪位置決め用のテーブル、
２はガイド、３はスクリーン式の受光装置、４は判定表
示盤であゐ。そして、車両ＢをテーブルＩＫて位置決め
してヘッドランプＨを受光装置８に対向させるとともに
１受光装置３を照射する。この時、その照射角の位置状
態が電気的に判定表示盤４に表示され、作業者はこの表
示を見ながら調整作業を行なうものである。

しかし、このような従来の測定装置にあっては、所定の
測定フロアまで車両を自走させ、かつ位置決め停止させ
た上でヘッドランプの照射角状態を測定・調整するよう
Ｋなっているため、連続流れ作業で生産される組立ライ
ンとは別個独立したいわゆる定地工程が必要となシ、フ
ロアスペースの有効利用の面から好ましくなく、ま丸紐
立ラインを経た車両を所定の測定フロアまで自走させる
ために、これが生産性を低下させる一因となっている。

この発明は以上のような点に鑑みてなされたもので、組
立ラインにおいては車両が所定の位置決め状態にあるこ
とに着目して、この状態を有効利用するべく組立ライン
の一部区間においてこれと平行に照射角測定装置を同期
移送し、車体と測定装置の位置関係を保ちつつ組立ライ
ン内においてオンラインのままで前記照射角の測定なら
びに調整を行なえるように構成し、これをもって前記の
問題点を解決しようとするものである。

以下、図面に基づいてこの発明の一実施例を詳細に説明
する。

第２図において、ｌＯは車体組立ラインの主搬送路をな
すスラットコンベアであシ、このスラットコンベアｌＯ
上には前輪位置決め用のテーブル１１が固定されていて
、これによりスラットコンベア１０上に車体Ｂが等ピッ
チで位置決めされて直線的に搬送される。

そして、このスラットコンベア１０の両側には該ス９７
）：７ンベアｌＯと平行にヘッドランプ照射角ＩＮＩ定
装置用の搬送装置ルが敷設されている（ただし、図面で
は片側についてのみ図示）、この搬送装置１２は、ガイ
ドレール１４を有する枠体１３と、この枠体１３内に設
けたリターン用シリンダ１５と、前記ガイドレール１４
にガイドされて矢印Ａｌ　ｍ　Ａｍ方向に往、恕− 複連するスライドペース１６とからなり、仁のスライド
ペース１６上にはヘッドランプ照射角測定装置（９）の
主要機器類が搭載されている。

すなわち、ヘッドランプ照射角測定装置（９）は、その
主要機器類である第１のミラー１７を備えたミ２−ユニ
ツ）　１８と、第２のミラー１９、受光装置加および判
定表示盤２１のそれぞれを、その照射角を自動的に測定
し得るようにスライドペース１６に対して一定の配置関
係のもとに配置したもので、％に第１のミラー１７はア
ーム２２を介してスラットコンベアｌＯの走行方向と直
交する方向に伸縮できるように構成されている。

さらにスライドペース１６上にはアクチェエータとして
のシリンダ２２が載置されておシビスト７０ット２２ａ
がスラットコンベア１０上のストッパｎＫｍ接するよう
Ｋなっている。

し九がって以上のような構成において、リターン用シリ
ンダ１５に圧油が作用せず自由な状態で原点位置でスラ
イドペース１６が待機している。

そしてシリンダｎが作動してピストンロフト２２ａが伸
長した状態になっている。スラットコンベア１０によっ
て車両Ｂが所定位置まで来るとスライドペース１６上の
ストッパ２３がピストンロッド２２＆と係合される。こ
れによりスラットコンベア１０つまりは被測定車両Ｂと
、測定装置頷の主要機器を搭載したスライドペース１６
とが同期して矢印Ａ１方向に移動し始め、続いて第１の
ミラー１７が前進してヘッドランプＨと対向する位置で
停止する。そしてヘッドランプＨから照射され九光は第
１１２）？ツー１７および第２のミラー１９で反射して
受光装置９弓 の受光面２０　＆　Ｋ当たシ、その照射角の状態が電気
的に判定されて判定表示盤２１°に表示される。この時
、車両Ｂおよび測定装置（９）は双方ともに移動し続け
ているが、前述したようＫそれらが動きが同期している
ため、ヘッドランプＨの照射状態は何ら変化しない。こ
うして照射角の判定結果が出たのち、作業者は判定表示
盤２１を確認しながら所定の調整作業を行なう、この時
゛、前述した照射状態に併せてヘッドランプＨの照度も
判定表示盤２１に表示されるため、同時に照度の確認も
なされる。

作業終了後、押ボタン操作等による作業終了信号を受け
て先ず第１のミｊ−１７が初期位置に復帰するとともに
１シリンダ２２が作動して、ピストンロッド２２ａが縮
み、スラットコンベアｌＯとスライドペース１６の機械
的連結が解かれる。そしてリターン用シリンダ１５の起
動によシスライドペース１６を主体とする測定装置（資
）は早送りにて原点位置に逆移送される。そして照射角
測定装置□□□は次の車体の到達まで待機するととＫな
る。

伺、スラットコンベア１０と照射角測定装置（資）の同
期手段は前述した機械式のみならず、例えば測定装置専
用のコンベアを別個独立させて電気的に同期をとるよう
Ｋしてもよい。

以上の説明から明らかなようＫこの発明によれば、組立
ラインにおける車体の移送に併せて、照射角測定装置を
同期移送しつつヘッドランプの照射角測定を行なうよう
にし九ことによシ、組立ラインの作業工程内で、かつオ
ンラインの１まで照射角の測定ならびに調整作業を行な
うことができるため、従来のように車体を自走させる必
要がなく、生産性の向上に貢献できるほか、フロアスペ
ースの有効利用が図られるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

＠１図は従来のへッドジンプ照射角測定装置の概略構成
を示す平面説明図、第２図はこの発明におけるヘッドラ
ンプ照射角測定装置の構成を示す要部斜視図である。・ ｌＯ・・・スラットコンベア（車体組立コンベア）１２
０・搬送装置（搬送手段）、１５・・−リターン用シリ
ンダ、１６・・・スライドペース、１７・・・第１のミ
ラー、１９０・第２のミラー、加・・−受光装置、２１
・・・判定表示盤、Ｂ・・・車両、Ｈ・・・ヘッドラン
プ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　車体に組み付けられたヘッドランプの照射角
   を測定する装置において、車体組立コンベアの両側に該
   車体組立ツインと平行に測定装置用の搬送手段を敷設す
   るとともに、この搬送手段上にヘッドランプの照射角を
   自動的に測定し得る機器類を一定の配置のもとに搭載し
   、これら機器類を前記車体コンベアと同期移送させるこ
   とＫより、オンラインのｔｔでヘッドランプの照射角の
   測定を行なうことを特徴とする自動車組立ラインにおけ
   るヘッドランプの照射角測定装置。