JPS5810599A - ヒトインタ−フエロン−β遺伝子 - Google Patents

ヒトインタ−フエロン−β遺伝子

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JPS5810599A
JPS5810599A JP10853981A JP10853981A JPS5810599A JP S5810599 A JPS5810599 A JP S5810599A JP 10853981 A JP10853981 A JP 10853981A JP 10853981 A JP10853981 A JP 10853981A JP S5810599 A JPS5810599 A JP S5810599A
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Japan
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dna
human
gene
human interferon
recombinant dna
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JP10853981A
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Haruo Sugano
晴夫 菅野
Fusatsugu Taniguchi
維紹 谷口
Shigeo Ono
茂男 大野
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Japanese Foundation for Cancer Research
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/52Cytokines; Lymphokines; Interferons
    • C07K14/555Interferons [IFN]
    • C07K14/565IFN-beta

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はヒト染色体由来のヒトインターフェロン−β遺
伝子〔インターフェロンβの遺伝子の全転写領域に対応
するDNA(デオキシリボ核酸)〕、諌遺伝子および該
遺伝子の転写の調節に関与するDNAを含むDNA、な
らびに該DNAとベクターDNAとの組換え体DNAK
関する。
本発明者らは、組換えDNA技術を用い、グラスミドD
NA(たとえば大腸菌由来のプラスミドDNA)あるい
はファージDNA(たとえば大腸菌由来のλフアージD
NA )にヒトインターフェロン遺伝子を挿入した組換
え体DNAによるインターフェロンの大量増殖を目的に
研究を行つ九。その結果、細菌たとえば大腸菌内で増殖
、増幅させ、最終的にはヒトインターフェロン−βを細
菌九とえば大腸菌に生産させるのに利用することができ
、さらKX@細胞内たとえばマウス細胞の染色体遺伝子
中に組込み、あるいはウィルスに組み込んで真核細胞内
に取り込ませ、真核細朧たとえばマウス細胞にヒトイン
ターフェロンーβと全く同一の化学構造を有する物質を
生産させるのに利用することのできる新規な組換え体D
NAを見出し、本発明を完成するに至った。
諌組換え体DNAはヒトインターフェロン−βの染色体
内遺伝子の少なくとも全転写領域、さらに転写の調節に
関与していると考えられる領域をも含んだ部分を有する
新規な組換え体DNAであり、本発明者らによって始め
て見出され友ものである。
本発明者らは先にヒトインターフェロン−βのcDNA
t−mRNAを鋳型として取シ出し九(Oone、 1
0、//〜1j1(/り10)〕が、本発明ではヒトの
染色体遺伝子から直接ヒトインターフェロン−β遺伝子
ならびに該遺伝子とその転写調節に関与するDNAとを
含んだDNAを取り出すことに成功し良ものである。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明はヒト染色体由来のヒトインターフェロン−β遺
伝子、該遺伝子および該遺伝子の転写の調節に関与する
DNAを含むDNA、ならびに該DNAとベクターDN
Aとの組換え体DNAに関する。
本発明の組換え体DNAは、概路次のようにして製造で
きる。
ヒト染色体全DNA、例えばヒト胎児肝臓から抽出し友
染色体DNAを、制限酵素を用いて適当な長さに分断す
る。それをその1t4しくけ適当な長さの部分のみを取
出して電気泳動法などにより濃縮する。これを組換えD
NA技術によってベクターDNAに挿入することによっ
て組換えDNAを得る。この組換えDNAの中カラヒト
インターフェロンーβメツセンジャーRNAに相補性を
示すDNA(ヒトインターフェロン−βのCDNA)を
持つ組換え体DNAを放射性同位元素で標識したものを
採針として、ヒトインターフェロン−βの染色体遺伝子
を含む本発明の新規組換え体DNAを探索、採取するこ
とができる。
諌組換え体DNAの製法についてさらに具体的に説明す
る。
ヒト染色体全DNAを、ヒト胎児肝臓なとからフェノー
ルなどで抽出する。この抽出DNAを制@#素、例えば
HIL@lとAju lなどで部分消化するととくより
過当な長さに分断する。
こうして得られるヒト染色体全DNAの断片DNAK挿
入し、組換え体DNAを作る。
これをさらにパッケージング法によシ、より感染性の高
いλフアージ粒子にする。このようKして得たヒト全遺
伝子を含む組換え体の集合は、ヒト遺伝子ライブラリー
とよばれる。
ヒト遺伝子ライブラリーは、その構築のJ[ll上はと
んと総てのヒト遺伝子DNAを含んでおり、はとんど総
ての遺伝子をそこから単離してくることができる。
ヒトインターフェロン−βの染色体内遺伝子の場合には
、後述するように、既に遺伝子周辺の制限酵素による切
断地図が明らかKなっており、上述のヒト全遺伝子ライ
ブラリーを出発点とする代シに、次のようなヒトインタ
ーフェロン−β遺伝子について、より濃縮された組換え
体の集合を出発点として奄よい。
すなわち、ヒト染色体全DNAを制限酵素H1ndlな
どで完全に消化し、約10キロベース(以下Kbと略記
する)11度のDNAをアガロース中の電気泳動法など
によって分幽し、これを上述のようにλファージなどに
組込むことによって、1indl切断個所を両端に持つ
約10KbのDNAのライブラリーを得ることができる
ヒトインターフェロン−βの染色体内遺伝子はHlnl
 l Kよって生じる約10Kbf)DNA中に含まれ
ている。この場合、全遺伝子2イブラリ−に比べ、約1
0倍程度は鍛縮されると考えられる。
上記ベク・ターとして用いたλファージはCharon
系の7アージ、プラスミド例えdpBRJJコ、pCR
/ %pMBり、p8c/などに代えることもできる。
かくして得られたヒト遺伝子ライブラリ7から次のよう
にしてヒトインターフエ四ンーβ遺伝子を含むDNA断
片を持つ丸紐換え体DNAを探し出すことができる。
ヒトインターフェロン−βメツセンジャーRNAK相補
的な構造(ODNA)をもつ丸紐換え体プラスミドを大
腸菌χ/774/TpIFJ/ター13ATCCJ/7
/2からCurri@rとH晶t@rの方法[Ana/
yt、B100h@m、vol、7j、41−J/−4
4</(/り74)〕によって散出す。これをニックト
ランスレージ画ン法(Hoopら、cell /j%4
7/−411 (/り71)〕に従って[JJp)で標
識し、これを探針とする。
一方、大腸菌ファージをベクターとして用いた上述の遺
伝子ライブラリーを葦天平板上に展開し、各々のクロー
ンに対応する7アージプラーク中のDNAをB@nto
nとplLVi@の方法(sctence、/fム/1
0−/12(/F77)〕11C従ってフィルター上に
固定する。
このフィルターに対して上記探針を用いてハイブリダイ
ゼーションを行い、ラジオオートグラフィーによシ、ヒ
トインターフェロン−βメツセンジャーRNAに相補的
な構造をもった組換え体に会合するDNAを持ったファ
ージのクローンを判別する。
かくして得たファージを増巾し、DNAを抽出する。[
DNAをIC(joRlなどの制限酵素で消化し、アガ
ロースゲル電気泳動で分動する。得られる画分をBou
thernの方法(JoMol、 B111゜U%jO
J−!/7(/デフj)〕でフィルターに固定する。上
記の採針を用いてハイブリダイゼーションを行い、いわ
ゆる30uthetrnプロッティング分析(同上文献
)する。このようKして0DNAにハイブリダイズする
、例えば/、IKbの100RI断片をもつファージク
ローンを得る。
このファージクローンから、例えばSmi thとBi
rnstielらの方法[Hucleic )、Cld
m R11111,jtλJI7−コJりt(iり77
G)]Kよシ、より詳細な制限酵素地図を作成する。
さらに、例えばMaXa3とG11b@rtらの方法(
proc、 Natl、*cad、Bci、 USA 
7jL%j≦0−811゜(lり77))Kよ)DNA
の塩基配列を決定する。
このDNAの塩基配列をヒトインターフェロン0DNA
[G@n@ /−0,//−/!(/910)〕の塩基
配列と比較すると、得られたクローンがヒトインターフ
ェロン−βメツセンジャーRNAに対応する染色体内遺
伝子、すなわちヒトインターフェロン−βの染色体内遺
伝子を含むことが同定できる。
このヒトインターフェロン−β遺伝子ならびに#遺伝子
とそれの転写の調節に関与するDNAを含むDNAは上
記で得られた組換え体DNAの中からB@ntonと1
)lLVilの方法[Bci*nc・、tyt、 /1
0−/Iコ(lり77)〕や□runstsin−Ho
gnea−の方法[proc、 Natl、 AOIL
ll、sci、 USAソ、Jデ4/−Jりtz(iり
7j))K従って採取する。
実施例t ヒト遺伝子ライブラリーはTon MILniatis
(Ca1ifornia In5titut・of T
echnology)から供与を受けたが、これは次の
ようにして作られ友ものである。
ヒト胎児肝臓から染色棒金DNAをフェノールなど、で
抽出し、制限#本HaelとAlu lで部分消化する
。こうして得られたDNA断片の中から鎖長がit−λ
jKkl程度の7ラグメントをショ糖密度勾配遠心法に
より濃縮し、次に制限酵XEQORIの切断箇所を持つ
短鎖合成ヌクレオチドを、介して大腸菌ファージλCh
aron 弘AのアームDNAK11’絖し、感染性の
あるファージDNA組換え体を作成する。次に、さらに
感染性を高める目的でパッケージング法によす究全な7
ア一ジλ粒子にしである。このようにして作られたヒト
遺伝子ライブラリーは原理的にはほとんどすべてのヒト
遺伝子を含む鎖長/I−コjK1)のヒ)DNAを含ん
だ組換え体の集合であると考えられゐ匈 ヒト遺伝子ライブラリーからヒトインターフェロン−β
の遺伝子を含むDNA断片を持つ組換え体ファージはヒ
トインターフェロン−βの0DNAの蛋白に翻訳される
部分すべてを持つCDNA断片を[jJp]で放射標識
したものを採針としてBentonと1)aviaの方
法[Sci・neo /94゜1to−itλ(/り7
7)〕によシ探索した。以下にその詳細を述べる。
先ず、探針として用いるヒトインターフェロン−βのe
DNAの蛋白に翻訳される部分すべてを持つ約0.77
 K bのDNA断片は次の株にして調製し、放射標識
した。
ヒトインターフェロン−βのCDNAを含む組換え体プ
ラスミドTpIFJ/ター13を持つ大腸菌Z/774
/TpIFJ/ター/JATCCJ/7/−からCur
rierとHe5terらの方法[Analyt。
Birchen、 Zj、’4CJ/−$4c/(/り
74)IKよってTpIF J /ター/3プラスミド
DNAを精製し、制限酵gHina1%Bgll 、 
Hhalで消化する。得られた消化物中、最も鎖長の長
い0. j 7 K bのDNA断片が目的とするDN
A断片であるが、これをTabalcとp’xav・1
1の方法(NucxetcAcida  He5ear
ah  j、  コ32/−2JJ2(/り7t)〕に
よシシアガロ−スミ泳動法で他の断片と分離し精製する
。これをニックトランスレージ曹ン法〔九とえばROO
Pら、Ce1111.47/−41!(lり7r)IK
より〔”p〕で放射標識する。すなわちDNA(o、j
Pf)をj OmM Trim −HCI(pH7f)
、jmM MyClx、10mMβ−メルカプトエタノ
ール、52M dG’l’P1/ j OpM eLT
TP。
/ nf D N ase l (WOrthingt
on社製)、[JJp〕−α−dCTP(100μC1
、コ000−JOOOC1/mmoj、 RCCAme
TShlLB社製)、/junitD N A p(1
17Bl!1rlLI@ l (BO%ring@r 
MILrim社製)を含む30声ノの水溶液中で73℃
、参時間インキエベートした。ついでIDTAを添加し
終濃度コOmMとし、4j’C11o分間インキュベー
トし酵素を失活させる。次にフェノールで除蛋白し九後
、3ephad@x G−jO(PharBacia 
FinsCheH1ca1社製)カラムクロマトグラフ
ィーで脱塩し、探針に供する。このようKして得られた
[ JJ p ]で放射標識され九〇DNA断片はio
’apmit程度の放射活性を持つ。
以上述べ良方法により、ヒトインターフェロン−βCD
NAの断片を放射標識して調製したDNA断片を探針と
してヒト遺伝子ライブラリーからヒトインターフェロン
遺伝子を含むDNA断片を持つ組換え体7アージを次の
ようにして探索する。
まず、寒天プレート(Baienoe JOJ、/λ7
ター/λIII(/り71)〕上に先のファー91粒子
をまきファージプラークを形成させる。このプラークの
密度は直径/ratのプレート7枚あえfi/社販売)
を重層し、方向づけのためにマークをつけ、参℃で約2
0分間放置し、ファージを吸着させる。プレートは参℃
に保存しておき、ニトロセルロース紙を室温で約20分
間風乾する。これを0. / N NaOH%/、jM
 NaCjの水溶液中に約20秒間浸し、ファージDN
Aを変性させる。次K O,J M Trim −HC
I (pH7亭)、コxssc(sscとは0. / 
j M NaCj、o、oizMクエン酸ソーダを含む
水溶液を言う。コX5SCとはその2倍の濃度のものを
言う。)中で約20秒間中和し、さらにJxssc中で
20秒間処理する。室温で1時間風乾後、10℃で3時
間風乾し、変性した7アージDNAをニトロセルロース
紙上に固定する。
このようにして作成したニトロセルロース紙上のファー
ジDNAに対し、先に述べたようにして放射標識された
ヒトインターフェロン−β0DNAを探針としてハイブ
リダイゼーションを次のように行った。
ニトロセルロース紙をJX8SC’中でA j ℃、3
0分間処理し、JXS8Cに0.コチポリビニルビロリ
ドン(牛丼化学社製)、0.λ嗟つシ血清アルブミン(
岩井化学社製)、0.コ嚢フィコ−# (Pharma
cia Fin・Chemica1社製)を加え九溶液
中で41G、40分間処理する。さらに/ M NaC
j、 JrolnM Trim −HCj (pH1,
0)、/ OmM BDTA %0. / ’Ik S
DS、 100μり/dの超音波処理し1熱涙性した大
腸菌DNAを含む中7゛ 溶液1Ill(ハイブリダイゼーション溶液)AAj”
c、、to仕分間処理をすることによジノ・イブリゼー
ションのための前処理とする。
一方、放射標識された探針のDNAを2l℃、10分間
の処理をすることにより熱変性させてν〈。次に、前処
理し九ニトロセルロース紙ト、この黒変性した探針のD
NAとを上記ハイブリダイゼーション溶液中、4j’C
でインキユベートシ、ハイブリダイゼーションを行う、
/、2−11時間後、ニド四セルロース紙を取り出し、
まずコxsscで2回洗い、QJ x S 80%o、
i*8DSを含む溶液中で41℃、40分間の処理を一
回行い、最後に10℃で1時間風乾させ、X線フィルム
を用いてラジオオートグラフィーを行う。
参℃に保存しておいた殊天板と、ラジオオートグラムと
を重ねあわせることにより探針と会合した部分の77−
ジをか1!堆や、さらに上記の操作を繰返し行うことに
より、インターフェロン−1ODNAK金合するDNA
を持つ組換え体ファージを単一りp−ンに壕で精製する
このようにして、約100万儂のファーシブ2−りをス
クリーニングすることにより11個のクローンを得た。
次に各り1:l−7f)組換え体D N A 1kMa
niatigの方法[Cs1l、lJ、 417−70
/(/971))によシ調製し、以下の解析に用いた。
まず、各クローンの組換え体DNAを制限酵素EOOR
1で切断し、アガロースゲル電気泳動により生じたDN
A断片の鎖長を測定する。すべてのクローンのDNAの
消化物はベクターであるファージλCharon u 
Aのアームに由来するλo Kb、 ii KbのDN
A断片を持つが、それ以外にヒト染色体内DNAに由来
するいくつかのDNA断片を持つ。この解析によgii
個のクローンは3種類に分類された。さらに上述のスク
リーニングのときに用いたヒトインターフェロン−βC
DNAを探針としてサザンハイプリダイゼーシlン(B
O,th@rn 、 J、 uol、B111、ぴ、!
0J−1/7(/デフj)〕を行なうことによ)、たと
えばxcoH1消化によシ得られたどの長さのDNA断
片がヒトインターフェロンcDNAK会合するかという
ことが同定された。
すなわち各ファージクローンのDNAをICQORIで
消化し、アガロースゲル電気泳動を行う。泳動後ゲルを
切り出し、O,tNN&CIH%/M’N&’C1を含
む水溶液中、室温で30分間処癲することによりDNA
tic性する。さらに0. j N Tris−HCI
 (1)H70)、/、 j M NaCjを含む水溶
液中で同様の処理を2回くり返し行い、ゲルを中和する
。ゲルをコ0xsscをしみ込ませた一紙上Ktき、ゲ
ルの上にニトロセルロース紙を置き、さらにその上にF
紙、紙タオルの順に重層し、ゲル中の変性したDNAを
ニトロセルロース紙に吸着させる。/2−/1時間彼ニ
トロセルロース紙をゲルからはがし、10℃で3時間風
乾することにより5I)NAをニトロセルロース紙上に
固定する。以下は上述したファージのスクリーニングK
liして行ったと全く同様にしてハイブリダイゼーショ
ンを行なう。
このようにしてクローン化された1種類のヒト染色体遺
伝子断片のうち4ISmが/、 t K bの”coR
IKよって生ずるDNA断片(以下”coR1断片とい
う)を含み、この/、 I K bの”coR1断構°
造を持つ讐いることが明らかになった。他の/種llの
クローンについては、この/、rKbのKaoR1断片
の途中から始まるDNA断片を含んでいることが明らか
になった。
ii個のクローンのうち/、 t K bのEcoRI
断片を生ずるものの7つで鼠るλHIFN−β、 −/
λ/と名づけられたクローンについては、さらにHln
d l、 BamH’I、ngll、P@tlなどの制
限酵素を用いて同様の実験をiう゛ことにより、制限酵
素による切断地図を作成したンこれを路1図aに示す− 性を示すtt K )のIcoRI断片について詳細に
検討を加える目的で、このtIKbのKaoRI断片を
プラスミドpBRJJコをベクターとして再びクローン
化した。この方法を以下に示讐。
λHIFN−β、−/J/ DNA /l’fを制隈酵
累ff1coRIで消化した後、0.1Mリン酸カリウ
ム1Ikllli液(pHLす)、4 mM MyCl
a、4mMメルカプトエタノ−/l/、/mMATP、
/mMTTPを含むJO〜の水溶液中で!ユニットのD
NAMa?・1m社製)を用いて、1ooRI切断箇所
を修復する。フェノールで除蛋白した後、ターミナルト
ランスフェラーゼを30〜の反応液(DNA /声t:
カコジル酸カリ(I)H7乙)0、 /参M;トリス0
. OJ M ;ジチオスレイトール0.1 mM ;
 CaC2,/mM ; dcTP /mM :コユニ
ットのターミナルトランスフェラーゼ〕中で37℃、I
j分間反応させ、各]1jcoRI断片の3M両端に約
100個のデオキシシチジン鎖を嬌デオキシグアニン鎖
を延長して作つ九ベクターを準備しておく。このように
して得られ九ヒト染色体遺伝子DNAのEcoRI切断
片0.0!I’fとpBRJ22DNAO,0J11f
とを0.7M Nacz。
jomMTris−HCj(PH77)、jffiM]
1iDTAよりなる溶液中で41”c、−分間、参j℃
、7時間、37℃、1時間、室温、1時間インキュベー
トして会合させる。これに]Cn・亀らの方法[J、 
Moj、 Biol、q 、 44りj−!0り(/り
7j)〕に従って大腸菌χ1774を形質転換させる。
得られ九テトラサイクリン耐性株の中から、WOO個の
耐性株を選び各々のDNAをニトロセルロース紙上に固
定する( Grunat・1n−H(+gnes−法、
prOC,Natl、 Aea東S Oi、 USA1
%Jり6/−324!(/り7り〕。このニトロセルロ
ース紙上で上記ファージのスクリーニングあるいはサザ
ンハイプリダイゼーションのときに行なつ九のと同様の
方法(ハイブリダイゼーション溶液中に熱アルカリ処理
して断片化し、さらに熱変性したpBRJJλDNAを
JOμt/−の濃度で加えた。)で、同じ探針(インタ
ーフェロン−βeDNA)を用いてハイブリダイゼーシ
ョンを行い、/、IKbの1coRI断片を持つ組換え
体プラスミドをもつ大腸菌株を同定゛し喪。
このようにして得九大腸曹からヒトインターフェロン−
βCDNAK金合する組換え体DNAを含む/、 I 
K m)のKcoRI断片を持つ組換え体プラスミドD
NAを前記CurrierとH@5terノ方法で調製
し、以下の解析に供し九。
このヒト染色体DNAに由来する/、 I K t)の
1!iC□H1断片がヒトインターフェロン−βのメツ
−・、ンジャーRNAに相補的なりNAを含んでいるこ
とは、以上で明らかであるが、そのことをさらにはつき
シさせる目的で、制限−巣による切断地図を、組換え体
プラスミドのDNAあるいはその一部を/III[ある
いはコ種類以上の制限一本で切断する方法によシ、i九
はJ1末端をポリヌクレオキナーゼを用いて[JJp]
で標識し九断片を制限酵素で部分消化する方法[BHl
thとBirnsti@1、Nucleia Aald
s R・−L%λJt7−λJりI(/デフ4)〕によ
シ生じ九DNA断片の鎖長をアガロース電気泳動などK
よシ測定することにより作成したe(絡1図b%d)第
1図Cにインターフェロン−β0DNAの対応する部分
を示し九が(白枠は蛋白コーディング領域を示す)、0
DNAと全く同一の制限酵素切断地図を示す部分がある
ことが発見された。
以上の事実から、ここで得られたヒト染色体DNA由来
の/、IKb KcoRIDNA断片上に、ヒトインタ
ーフェロン−βメツセンジャーRNA(すなわちCDN
A)と全く同一の配列のあること、すなわちこの/、f
Kb EcoRi DNA断片がヒトインターフェロン
−βの染色体内遺伝子(第1図すの黒い帯)を含んでい
ることが明らかになつ九。
さらに他の多くの真核細胞の遺伝子中に存在スルインタ
ービーニングシークエンス(介在配列)カヒトインター
フェロンーβの遺伝子に関して存在しないことが明らか
Kなつ九。得られ九/、 t x b KcoRI断片
中に含まれているインターフェロン−β遺伝子が介在配
列を持っていないということは、この遺伝子DNAを用
いて、介在配列を切シ出すメカニズムのない、例えば犬
IIjJmなどの原核生物にインターフェロン蛋白を合
成させることが可能であることを示している。
上記のことを決定的に証明する目的で、この/、I K
bECOR+ 断片の塩基配列をMaxam とG11
bertの方法(Proc、 Natl Acad、 
Sci、 USA7μ、!6O−jA$(/り77)〕
により決定した。その結果をw、2図に示す。
この/、l’Kb EcoRl断片は大腸菌に挿入し、
米国アメリカン・タイプ・カルチャー・コレクションに
Eecherichia coli CJ4A ATC
CJ/りOjとして寄託されている。
【図面の簡単な説明】
第1図aは、λHIFN −B/ −/ 、2 /にク
ローン化された/jKb染色体DNA切片の制限酵素地
図を示す。図中断続線はCharon 夢Aからのベク
ターDNAの腕を示す。 第1図すおよびdは、ヒト染色体DNAに由来する/、
 f K bのEcoR1断片の制限酵素地図を示す。 図中無い帯はメツセンジャーRNAがそこから転写され
ることを示す。 第1図Cは、ヒト染色体DNA中のインターフェロン−
Ac DNAに対応する部分を示す。図中白枠は蛋白コ
ーティング領域を示す。 第1 [1s td、配列決定の始点と方向を示す。図
中矢印は分析した各面分の配列の方向および広がりを示
す。 第1図中の記号は、下記文献に記載された制限酵素を示
す。 EcoRl  :  Methods Mo1.Bio
l、7J7(/り74A)Bqll : Nuclei
c Ac1ds Res、、 J、/74(7(/?7
j)Hlndl  :  J、Mo1.Bio’1.、
ヱJ、JJ/(/り71)B電ジ、11コ〔I巳[1:
  J、MoLBioL、 工1:i:;j11、12
3(/ タフ j)P8t  l  :  Nucls
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76)Pvuil  :  Gone  If、3コタ
ーJIIJ(/P10)Hinfl  :  J、Mo
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 : J、Mo1.Biol、、 102、/!7(/
P74)Has l  :  l Virol、、10
,47コ(/り7コ)Taq  l  :  Proc
、Natl、Acad、8ci、USA、7LJp*(
yり77)Ava l  :  Biochsm、J、
、 ノーLt13/7(/り76)Hlnl  :  
()qnq t、32ター3参3(1910)EcoR
l  :  Nature  New Biol、、J
$五、7(/り73)第λ図IFi、/、 I Kb 
EcoRl断片の塩基配ミリを示す。図中子l〜+j6
1はヒトインターフェロン−βの蛋白質をコードする部
分を示し、−73〜−75の矢印は転写開始部位を示し
、下線はTATAボックスを示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  ヒト染色体由来のヒトインターフェロン−β
    遺伝子。
  2. (2)ヒト染色体由来のヒトインターフェロン−β遺伝
    子および該遺伝子の転写の調節に関与するDNAを含む
    DNA0
  3. (3)  ヒト染色体由来のヒトインターフェロン−β
    遺伝子および該遺伝子の転写の調節に関与するDNAを
    含むDNAとベクターDNAとの組換え体DNA。
  4. (4)該ベクターDNAが大腸菌由来のλファージ、C
    haron系ファージ、グラスミドpBRjJ、2゜p
    CR/1pMBりおよびp 8 C/から選ばれる特許
    請求の範囲纂J項記載の組換え体DNA0
JP10853981A 1981-02-04 1981-07-11 ヒトインタ−フエロン−β遺伝子 Pending JPS5810599A (ja)

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EP82900385A EP0070906B1 (en) 1981-02-04 1982-02-04 Human interferon-beta gene
PCT/JP1982/000034 WO1982002715A1 (fr) 1981-02-04 1982-02-04 Gene d'interferon (beta)humain
DE1982900385 DE70906T1 (de) 1981-02-04 1982-02-04 Menschliches gen fuer interferon-beta.
DE8282900385T DE3273787D1 (en) 1981-02-04 1982-02-04 Human interferon-beta gene
US07/070,120 US4738931A (en) 1981-02-04 1987-07-06 Human interferon-β gene

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