JPS58105798A - 洗濯機の給水装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、洗濯機の給水装置ζこ係り、さらζこ詳し
くいえは、水をシャワー状に拡散させて洗濯槽内に供給
する給水装置に関するも０）である。

合成洗剤による燐公害や人体への安全性が問題にされて
から、それに代えて牛脂やヤシ油等の天然油脂を主材と
する゛所謂「粉石鹸」が再び見向される傾向にある。し
かしながら、実際に粉石鹸を用いて洗濯してみると、使
い勝手の而、仕上りの面等Ｏこおいて種々の問題か指摘
されている。すなわち、溶解性か悪いため未溶解の石鹸
粕が残留し、また、水道水に含まれているカルシウム等
の金属と石鹸成分吉が化学的Ｏこ結合して不溶性で洗浄
作用のない金属石鹸と呼はれる石鹸かずが生する。

これら０〕石鹸粒や石鹸かすの多く（ま水面に浮遊して
いるのであるか、すすぎ水の中から洗濯物を取り出す際
もしくは排水時にその洗い終えた洗濯物の表面（こ付着
してしまう。また、上記の石鹸粕や石鹸かすけ槽内にも
付着し易く、それをきれいに洗い落すこみはか４ｖり面
倒なことである。古ころスに変化するようになる。した
がって、すすぎ洗い終了時等において押釦５を押すこと
により、その水面上に浮遊している石鹸粕や石鹸かす等
をこの装置１の手前側から溢水口３に向けて押流すこと
ができる。この場合、第１の散水板２５と後方出水口】
６との間には幕板３２が設けられているため、第１の拡
散水（１）は後方出水口１６から勢いよく噴出される水
ζこよって干渉されることがなく、はぼ均一な拡がりを
見せることができる。また、第１の散水板２５と第２の
散水板２６の２つの散水板が段違い状に配置されている
ため、図示の如く前方に拡がる２つの拡散水（１）（Ｉ
Ｉ）が得られ、これにより水面に浮遊している石鹸粕等
の押流し作用をより効果的なものにすることができる。

他方、押釦５のステム１０を案内するガイド筒１１をケ
ー′ス本体７側から底板８の開孔１２内に貫通するよう
に形成するとともに、前記ステム１０の下端にて弁体２
０を保持する構成にしたことにより、ケース本体７の水
蜜性が十分に確保され、特に押釦５のステム１０を筐体
６内に貫通させるにあたつてＱ　　ＩＪシンクのシール
部材を全く必要さしない構造的な利点をも有している。

なお、上記実施例では、水面に浮遊している石鹸粕等を
溢水口３０こ向けて押流す場合を例にさって説明したか
、排水し、た後に洗濯物を取出すような場合に、押釦５
を押してその洗濯物全体に拡散水によるシャワーを浴び
せるようにすれは表面に付着している石鹸粕等を洗い落
すことができ、また、槽内に付着している石鹸かす等の
コミをもきれいに洗い流すことができる。

さらに詳しく説明するまでもなく、この給水装置１は合
成洗剤の泡消しζこも有効であり、一方、各出水口の配
置状態およびそれらの個数は上記実施例（こ限定される
ものではなく、適用さイする洗濯槽の太きさや形状等ζ
こ応じて任意に設計変更することができる。

上記した実施例の説明から明らかなように、この発明に
よれは、水道蛇口枠等を調節することなく、手元側に設
けられている押釦を操作することにより、給水用途に応
して手軽に給水中の水を扇状に拡散調節することができ
、特に粉石鹸による石鹸粕や石鹸かす等を溢水口に向け
て押流したり、洗濯物の表面や洗濯槽内から洗い落すの
にきわめて便利である。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）（ｂ）および第２図（ａ）（ｂ）はそれぞ
れこの発明（こよる給水装置の作用を概略的に説明する
ための図面、第３図はその分解斜視図、第４図は第３図
のＩＶ−ＩＶ線（こ沿った断面図、第５図および第６図
は動作、説明図である。 図中、１は給水装置、２は洗濯槽、３は溢水口、４はポ
ース、５は押釦、６は筐体、７はケース本体、８は底板
、１０はステム、１１はカイト筒、１２は開孔、１５．
１６は出水口、１７は囲い堰、２．０は弁体、２１は弁
頭、２３はテーパ面、２５゜２６は散水板、２７はリフ
である。 特許出願人　　株式会社　セ　ネ　ラル代理人弁理士　
　　　大　原　　　拓　也１３− Ｉの散水板２５の前縁は、第２図ｆａ）の鎖線（１）に
示す如く水をより広い範囲にわたって拡散するように弓
形に彎曲されており、他方、第２の散水板２６の後縁も
対向する洗濯槽２の内壁に沿うように彎゛　曲されてい
るが、その部分ζこはリフ２７が設けられている。この
実施例において、第１の散水板２５と第２の散水板２６
さは、第１の散水板２５が上方に位置するように連結支
柱２８を介して段違い状に一体成形されており、その上
端には底板８の下面に設けられている保持具２９の係合
みそ３０よ協働する係合突起３１が形成されている。し
たがって、この突起３１をみそ３１こ係合させることに
より、散水板２４は保持具２９．２９を介して各出水口
１５および１６の真下に保持されることになる。また、
この散水板２４に関連して、底板８の下面には、後方出
水口１６．１６　吉第１の散水板２５との間を遮るよう
な幕板３２，３２が設けられており、この場合、各幕板
Ａ２□、３２の外側端部は各出水口］６．１６のまわり
を囲むようにＬ字形に折曲げられている。なお、この筐
体６は、ケース本体７および底板８に設けられている取
付用の透孔３３，３４を有し、この透孔３３，３４内０
こ挿通されるネジ３５を介して前述の如く溢水口３に対
向する洗濯槽２の隅部に取付けられるのであるか、その
場合、実際には第５図ζこ示されているように取付カバ
ー３６がネジ３５にて共線されるようになっている。 次に、この発明の作用について説明する。第５図には洗
濯槽２内に洗い水もしくはすすぎ水を溜める際の通常の
給水状態が示されている。この場合、弁頭２１は押釦５
とともＯこコイルハネ１３によって上方に持上げられて
おり、これにより後方出水口１６は全開状態ζこ保持さ
れている。したがって、ホース４から連結筒９を介して
筐体６内に供給された水は、前方出水口１５と２つの後
方出水口１６とから流出し、それぞれ対応する第１およ
び第２の散水板２５，２６ζこて拡散され、第１図（ａ
）　（＋））の鎖線（＋）　、　（Ｉｆ）　、　（ｍ）
の如く３方向に拡がりを見せなから洗濯槽２内に給水さ
れる。すなわち、前方出水口１５から流出する水は第１
の散水板２５に衝突してその前方に一番犬きく拡がる第
１の拡散水（１）となって給水され、一方、出水口１６
からの水は第２の散水板２６に衝突してその大部分は、
第２の拡散水（ＩＩ）として前記第１の拡散水（１）よ
りも小さく拡げられた状態で給水され、また、第２の散
水板２６に衝突した残りの水は、リフ２７をのり越えて
洗濯槽２の内壁側に第３の拡散水（Ｉｌｌ）として飛散
し１、その内壁を伝わって槽内に給水される。 この通常給水時ζこおいては、上記の如く後方出水口１
６か全開状態となっており、筐体６内の水圧が低く抑え
られるため、給水がソフトに行なわれ洗擢物等への衝突
による水のはね返りが生ずることは殆どない。また、前
方出水口１５のまわりには囲い堰１７が設けられている
ため、例えはこの実施例のように筺体６の側方に水の導
入口（連結筒９）があり、筐体６内において渦流等の水
の方向性（所謂１水のくせ」）が生じるような場合でも
、その水のくせは前記囲い堰１７を溢れて前方出水口１
５に向うさきに整流されることになる。 したがって、ホース４から供給される水道水の１水　９
− のくせ」に影響されることなく、特に第１の拡散水（１
）を洗清＠２内に向けてほぼ均一なシャワーとなるよう
に給水するこさができる。 一方、上記の状態から、コイルハネｉ３ｉこ抗して押釦
５を押込むと、それにつれて弁頭２１も押下げられ、後
方出水口１６は弁頭２１によって大きく絞られる。その
結果、筐体６内の水圧が高まり、前方出水口１５から流
出する水の勢いが強くなるため、第１の拡散水（１１は
第２図（ａ）（ｂ）の如く槽内一杯に拡がるように散水
される。一方、後方出水口１６からの流出量は弁頭２１
の絞り効果によって減少するが、その反面勢いが強くな
るため、第２およＯ・第３の拡散水（１１）　、　（Ｉ
ｌｌ）もまたより大きく拡がる。このようζこして、洗
濯槽２内全体が拡散水（１）　、　（Ｉｌｌ　、　（Ｉ
ｌｌ）ζこよってカバーされるようになるのであるか、
弁頭２１の下方に６１漸次縮径するテ面バ而２３か連設
されているため、押釦５を押込む際　。 後方出水口１６が徐々ζこ絞られるようになるため特に
第１およυ・第２の拡散水（Ｉｔ　、　（ＩＩ）　［オ
、第１図の状態から第２図０）状態に連続的に、かつ、
スノ、−０− スに変化するようになる。したがって、すすぎ洗い終了
時等において押釦５を押すことにより、その水面上に浮
遊している石鹸粒や石鹸かす等をこの装置１の手前側か
ら溢水口３１こ向けて押流すことかできる。この場合、
第１の散水板２５．：後方出水口１６との間には幕板３
２が設けられているため、第１の拡散水（１）は後方出
水口１６から勢いよく噴出される水によって干渉される
ことがなく、はぼ均一な拡がりを見せることかてきる。 また、第１の散水板２５と第２の散水板２６の２つの散
水板が段違い状に配置されているため、図示の如く前方
に拡がる２つの拡散水（１）（ＩＩ）が得られ、これに
より水面ｌこ浮遊している石鹸粒等の押流し作用をより
効果的なものζこすることができる。他方、押釦５のス
テム１０を案内するガイド゛筒１１をケー′ス本体７側
から底板８の開孔１２内に貫通するようＯこ形成すると
ともに、前記ステム１０の下端にて弁体２０を保持する
構成にしたことにより、ケース本体７の水密性が十分０
こ確保され、特に押釦５のステムｊＯを筺体６内に貫通
させるにあたつてＯ−ＩＪシンクのシール部材を全く必
要としない構造的な利点をも崩している。 なお、上記実施例では、水面に浮遊している石鹸粒等を
溢水口３に向けて押流す場合を例にさって説明したが、
排水し、た後に洗濯物を取出ずような場合？こ、押釦５
を押してその洗濯物全体ζこ拡散水によるシャワーを浴
びせるようにすれは表面に刺着している石鹸粒等を洗い
落すことができ、また、槽内に付着している石鹸かす等
のコミをもきれいに洗い流すことができる。 さらに詳しく説明するまでもなく、この給水装置ｌは合
成洗剤の泡消しにも有効であり、一方、各出水口の配置
状態およびそ狽、らの個数は上記実施例ζこ限定される
ものではなく、適用さイする洗濯槽の大きさや形状等に
応して任意に設計変更することができる。 上記した実施例の説明から明らかなように、この発明に
よれは、水道蛇口栓等を調節するこさなく、手元側に設
けられている押釦を操作することζこより、給水用途に
応じて手軽ζこ給水中の水を扇状ζこ拡散調節すること
ができ、特に粉石鹸ｌこよる石鹸粒や石鹸かす等を溢水
口に向けて押流したり、洗濯物の表面や洗濯槽内から洗
い落すのにきわめて便利である。 ク　図面の簡単な説明 第１図（ａ）（ｂ）および第２図（ａ）（ｂ）はそれぞ
れこの発明による給水装置の作用を概略的に説明するた
めの図面、第３図はその分解斜視図、第４図は第３図の
ＩＶ−ＩＶ線Ｏこ沿った断面図、第５図および第６図は
動作１説明図である。 図中、■は給水装置、２は洗濯槽、３は溢水口、４はホ
ース、５は押釦、６は筐体、７はケース本体、８は底板
、１０はステム、１１はガイド筒、１２は開孔、１．５
　、１６は出水口、１７は囲い堰、２．０は弁体、２１
は弁頭、２３はテーパ面、２５゜２６は散水板、２７は
リフである。 特許出願人　　株式会社　セ　ネ　ラル代理人弁理士　
　　　大　原　　　拓　也１３− 第６図 第２図 （ａ） とｂノ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 洗濯槽の内壁上部に数句けられ、給水源から供給さイ９
   る水を拡散させながら前記洗濯槽内に給水する装置であ
   って、ホース等を介し、て前記給水源に連結される筐体
   を有し、該筐体には、その底面において前後方向（こ配
   置された少なくとも２つの出水口と、前記出水口のいず
   れか一方の開口度を調節する弁体と、前記各出水口に関
   連して配置され、それら各出水口から流出する水を異な
   る角度をもって多段的（こ拡散する散水板とか設けられ
   ており、前記弁体を介して前記餘体内の水圧を調圧する
   ことにより、前記散水板による水の拡散状態か連続的に
   変化するようにしたことを特徴とする洗濯機の給水装置
   。 （以下余白）