JPS5810464B2 - 耐熱性合金鋳造品 - Google Patents
耐熱性合金鋳造品Info
- Publication number
- JPS5810464B2 JPS5810464B2 JP55025345A JP2534580A JPS5810464B2 JP S5810464 B2 JPS5810464 B2 JP S5810464B2 JP 55025345 A JP55025345 A JP 55025345A JP 2534580 A JP2534580 A JP 2534580A JP S5810464 B2 JPS5810464 B2 JP S5810464B2
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- JP
- Japan
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- tungsten
- alloys
- heat
- resistant alloy
- thermal fatigue
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22C—ALLOYS
- C22C19/00—Alloys based on nickel or cobalt
- C22C19/03—Alloys based on nickel or cobalt based on nickel
- C22C19/05—Alloys based on nickel or cobalt based on nickel with chromium
- C22C19/051—Alloys based on nickel or cobalt based on nickel with chromium and Mo or W
- C22C19/053—Alloys based on nickel or cobalt based on nickel with chromium and Mo or W with the maximum Cr content being at least 30% but less than 40%
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- Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)
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- Heat Treatment Of Steel (AREA)
- Manufacture Of Alloys Or Alloy Compounds (AREA)
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は鋳造用の公知耐熱性合金の改良及び特に熱疲労
特性の改良に関する。
特性の改良に関する。
この公知合金は米国特許第３１２７２６５号明細書に記
載されており、これは、 炭素 ０．３〜０．９５％ 珪素 ０．５〜２％ ニッケル ２６〜４２％ クロム ２２〜３２％ コバルト ９〜２６％ タングステン ３〜１６％ 残りは主として鉄 よりなる〇 この公知合金は炭素で過飽和されたオーステナイト地を
有し、生来高い温度での時効化の間に析出強化され、そ
の所望の機械特性は鋳放し形で固有であり、最良特性を
得るためには熱処理も加工も必要としない。
載されており、これは、 炭素 ０．３〜０．９５％ 珪素 ０．５〜２％ ニッケル ２６〜４２％ クロム ２２〜３２％ コバルト ９〜２６％ タングステン ３〜１６％ 残りは主として鉄 よりなる〇 この公知合金は炭素で過飽和されたオーステナイト地を
有し、生来高い温度での時効化の間に析出強化され、そ
の所望の機械特性は鋳放し形で固有であり、最良特性を
得るためには熱処理も加工も必要としない。
この特性は本発明の合金にもあてはまる。
本発明により改良されるこの公知合金において、ニッケ
ル（２６〜４２％）は、耐酸化性に寄与し、主として、
オーステナイトを安定化するために重要であり、クリー
プ破壊応力及び耐熱疲労性に寄与している。
ル（２６〜４２％）は、耐酸化性に寄与し、主として、
オーステナイトを安定化するために重要であり、クリー
プ破壊応力及び耐熱疲労性に寄与している。
クロム（２２〜３２％）は、耐酸化性の主要源であり、
析出強化するための主要炭化物形成体である。
析出強化するための主要炭化物形成体である。
炭素は、炭化物形成及び強化に必要であるが、延性を著
るしく損なわないように上限を注意深く制御すべきであ
る。
るしく損なわないように上限を注意深く制御すべきであ
る。
タングステンは、固溶体強化及び炭化物安定性の双方に
寄与する。
寄与する。
これら合金は、高温で使用する際の良好な耐熱疲労性及
び応力破壊特性を有する鋳造品に必要である。
び応力破壊特性を有する鋳造品に必要である。
高温での鋳造品は、屡々繰り返し、熱サイクルにかけら
れる、即ちある時は熱く、次いで直ちにかなり冷たく、
かつ次いで高い操作温度に戻される。
れる、即ちある時は熱く、次いで直ちにかなり冷たく、
かつ次いで高い操作温度に戻される。
この場合、鋳造品は、鋳造品の寿命を短縮することがで
きる応力がかけられる。
きる応力がかけられる。
この理由から、耐熱疲労性は、工業的用途にとって重要
な特性である。
な特性である。
合金鋳造品の耐熱疲労性は、被検鋳造品を、所定時間内
で極限湿度の間の熱サイクルにかけ、各鋳造品に同じ試
験サイクルを用いて測定することができる。
で極限湿度の間の熱サイクルにかけ、各鋳造品に同じ試
験サイクルを用いて測定することができる。
表で示されているサイクルは、３００°Ｆと１８００°
Ｆの極限温度（各温度で３分保持し、次いで所定時間内
に他に移行する）の間であった。
Ｆの極限温度（各温度で３分保持し、次いで所定時間内
に他に移行する）の間であった。
耐熱疲労性は、故意に切断により生ぜしめられた割れ伝
播性で可視的に観察できる。
播性で可視的に観察できる。
加熱体ＡＡ及びＡＢ（コバルト不含）は、加熱体ＡＡが
タングステン及びチタンを含有していても最低の耐熱疲
労性を示した。
タングステン及びチタンを含有していても最低の耐熱疲
労性を示した。
この合金に４％（重量％）より多いタングステンと共に
コバルトを添加すると、加熱体ＡＣと加熱体ＡＥとの比
較で明らかなように耐熱疲労性はかなり高まる（米国特
許第３１２７２６５号明細書で立証している）。
コバルトを添加すると、加熱体ＡＣと加熱体ＡＥとの比
較で明らかなように耐熱疲労性はかなり高まる（米国特
許第３１２７２６５号明細書で立証している）。
加熱体ＡＫ、ＡＬ及びＡＭの合金は、少量のチタン（０
，３〜０．３５％）を添加した点において加熱体ＡＥと
は本質的に異なる。
，３〜０．３５％）を添加した点において加熱体ＡＥと
は本質的に異なる。
加熱体ＡＫの試験鋳造品では４００サイクルの後に１個
の割れが認められ、加熱体ＡＥでは６００サイクルで認
められ、割れの大きさは７００サイクルで僅かに０．０
３’であり、加熱体ＡＥ鋳造品で生ぜしめられた１０倍
以上の長さの割れと比較した。
の割れが認められ、加熱体ＡＥでは６００サイクルで認
められ、割れの大きさは７００サイクルで僅かに０．０
３’であり、加熱体ＡＥ鋳造品で生ぜしめられた１０倍
以上の長さの割れと比較した。
加熱体ＡＥに比べた加熱体ＡＬ及びＡＮの優秀性は、少
量ではあるが有効量のチタンの添加の際に容易に認めら
れる。
量ではあるが有効量のチタンの添加の際に容易に認めら
れる。
一般の種類の合金（例えば加熱体ＡＨ）中で、３％より
多いタングステンを使用する（少量のチタンの存在で）
と、結果は有利ではないことも確認されている；即ちオ
ーステナイト地は不安定になり、延性は低下し、合金は
高価になる。
多いタングステンを使用する（少量のチタンの存在で）
と、結果は有利ではないことも確認されている；即ちオ
ーステナイト地は不安定になり、延性は低下し、合金は
高価になる。
他年安定性及び延性低下は構造不安定性を意味する。
明らかに、３％より多いタングステンを使用する際のこ
れらの困難は経験しておらず、融液製造法、加熱体のタ
ッピング法及びこの種の耐熱性合金を得るための標準法
とは異なる鋳造品及び本発明で示されている鋳造品を鋳
型する方法は使用されていない。
れらの困難は経験しておらず、融液製造法、加熱体のタ
ッピング法及びこの種の耐熱性合金を得るための標準法
とは異なる鋳造品及び本発明で示されている鋳造品を鋳
型する方法は使用されていない。
反対に、熱疲労試験は、構造不安定性と関連させること
ができ、明らかに、本発明の合金は不安定ではない。
ができ、明らかに、本発明の合金は不安定ではない。
加熱体ＡＬは、特に、加熱体ＡＧの熱疲労結果と少なく
とも同じ熱疲労結果で示されるように、オーステナイト
安定性の損失を示さない。
とも同じ熱疲労結果で示されるように、オーステナイト
安定性の損失を示さない。
達成されるこの結果を得るために３％の過剰のタングス
テン量は、最小費用を意味する。
テン量は、最小費用を意味する。
少量のチタンを３％より多いタングステンと組み合せる
利点を明らかにするために、加熱体ＡＦとＡＬを比較す
る。
利点を明らかにするために、加熱体ＡＦとＡＬを比較す
る。
ニッケルを低くしても（コバルトは実質的に一定）、耐
疲労破壊性は、少量のチタンを５％より多いタングステ
ンと組合せることにより改良される（加熱体ＡＧとＡＬ
とを比較）。
疲労破壊性は、少量のチタンを５％より多いタングステ
ンと組合せることにより改良される（加熱体ＡＧとＡＬ
とを比較）。
もちろん、本発明は、コバルト含有合金中の耐熱疲労性
と関連している。
と関連している。
優れたクリープ破壊強度を有するコバルト不含合金に関
しては、米国特許第４０７７８０１号明細書に記載の合
金が選択されるはずである。
しては、米国特許第４０７７８０１号明細書に記載の合
金が選択されるはずである。
加熱体ＡＫ、ＡＬ及びＡＭ、この種の合金（例えば米国
特許第３１２７２６５号明細書に記載）での先の経験、
及び米国特許第４０７７８０１号明細書記載の合金での
先の経験に基づき、本発明の有利な合金は次のものであ
る： 炭素 ０．３〜０．８％ 珪素 最大３．５％ マンガン 最大１．２５％ ニッケル ２６〜４２％ クロム ２２〜３２％ コバルト ９〜２６％ タングステン ４〜６％ チタン ０．３〜０．３５％ 鉄 残りの主要分 （この鉄はモリブデン最大０．０５％、窒素０．３％以
下を含有する） 前記の範囲は砂型鋳造に適用される標準的な鋳込みに有
利である。
特許第３１２７２６５号明細書に記載）での先の経験、
及び米国特許第４０７７８０１号明細書記載の合金での
先の経験に基づき、本発明の有利な合金は次のものであ
る： 炭素 ０．３〜０．８％ 珪素 最大３．５％ マンガン 最大１．２５％ ニッケル ２６〜４２％ クロム ２２〜３２％ コバルト ９〜２６％ タングステン ４〜６％ チタン ０．３〜０．３５％ 鉄 残りの主要分 （この鉄はモリブデン最大０．０５％、窒素０．３％以
下を含有する） 前記の範囲は砂型鋳造に適用される標準的な鋳込みに有
利である。
この量は鋳物工場管理者に対する活動の余地を許すため
に変動してよい。
に変動してよい。
本発明に包含される典型的な鋳造品は、厳しい熱サイク
ルをうける押湯管である。
ルをうける押湯管である。
名目上、かつ鋳物工場管理者に最も有利な実際では、分
析値は次のとおりである： 炭素 ０．４５％ 珪素 最大３．５％ マンガン 最大１．２５％ クロム ２５％ ニッケル ３５％ コバルト １５％ タングステン ４．５％ チタン ０．３％ 鉄 残余の主要分
析値は次のとおりである： 炭素 ０．４５％ 珪素 最大３．５％ マンガン 最大１．２５％ クロム ２５％ ニッケル ３５％ コバルト １５％ タングステン ４．５％ チタン ０．３％ 鉄 残余の主要分
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 炭素 ０．３〜０．８％ 珪素 最大 ３．５％ マンガン 最大１．２５％ ニッケル ２６〜４２％ クロム ２２〜３２％ コバルト ９〜２６％ タングステン ４〜６％ チタン ０．３〜０．３５％ 鉄 残りの主要分 よりなる、改良された耐熱疲労性を有する耐熱性合金鋳
造品。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US06/016,968 US4236921A (en) | 1979-03-02 | 1979-03-02 | Heat resistant alloy castings |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55119155A JPS55119155A (en) | 1980-09-12 |
| JPS5810464B2 true JPS5810464B2 (ja) | 1983-02-25 |
Family
ID=21779993
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55025345A Expired JPS5810464B2 (ja) | 1979-03-02 | 1980-03-03 | 耐熱性合金鋳造品 |
Country Status (11)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4236921A (ja) |
| JP (1) | JPS5810464B2 (ja) |
| BR (1) | BR8000912A (ja) |
| CA (1) | CA1132376A (ja) |
| DE (1) | DE3007707A1 (ja) |
| ES (1) | ES488269A0 (ja) |
| FR (1) | FR2450282A1 (ja) |
| GB (1) | GB2043104B (ja) |
| IN (1) | IN152520B (ja) |
| IT (1) | IT1146106B (ja) |
| ZA (1) | ZA801161B (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2636683B2 (fr) * | 1988-02-26 | 1990-12-28 | Berger Michel | Systeme d'assemblage par accrochage comportant des elements d'accrochage formes par des nervures curvilignes pourvues de levres elastiquement deformables |
| CN102690983A (zh) * | 2011-03-21 | 2012-09-26 | 王厚祥 | Co合金转化炉管的加工方法 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5129845A (ja) * | 1974-05-09 | 1976-03-13 | Western Electric Co | |
| JPS51112720A (en) * | 1975-03-31 | 1976-10-05 | Sumitomo Metal Ind Ltd | Super heat resisting alloy |
| JPS549570A (en) * | 1977-06-23 | 1979-01-24 | Mitsubishi Electric Corp | Bar-type hot-cathode assembly |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3127265A (en) * | 1964-03-31 | Table ii | ||
| GB1245158A (en) * | 1968-12-13 | 1971-09-08 | Int Nickel Ltd | Improvements in nickel-chromium alloys |
| GB1252218A (ja) * | 1969-12-30 | 1971-11-03 | ||
| JPS5040099B1 (ja) * | 1971-03-09 | 1975-12-22 | ||
| JPS4718333U (ja) * | 1971-03-29 | 1972-10-31 | ||
| GB1544614A (en) * | 1977-05-04 | 1979-04-25 | Abex Corp | Iron-chromium-nickel heat resistant castings |
-
1979
- 1979-03-02 US US06/016,968 patent/US4236921A/en not_active Expired - Lifetime
- 1979-12-14 CA CA341,951A patent/CA1132376A/en not_active Expired
-
1980
- 1980-01-09 FR FR8000434A patent/FR2450282A1/fr active Granted
- 1980-01-17 GB GB8001626A patent/GB2043104B/en not_active Expired
- 1980-02-04 IT IT47788/80A patent/IT1146106B/it active
- 1980-02-05 ES ES488269A patent/ES488269A0/es active Granted
- 1980-02-14 BR BR8000912A patent/BR8000912A/pt unknown
- 1980-02-29 IN IN236/CAL/80A patent/IN152520B/en unknown
- 1980-02-29 DE DE19803007707 patent/DE3007707A1/de not_active Ceased
- 1980-02-29 ZA ZA00801161A patent/ZA801161B/xx unknown
- 1980-03-03 JP JP55025345A patent/JPS5810464B2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5129845A (ja) * | 1974-05-09 | 1976-03-13 | Western Electric Co | |
| JPS51112720A (en) * | 1975-03-31 | 1976-10-05 | Sumitomo Metal Ind Ltd | Super heat resisting alloy |
| JPS549570A (en) * | 1977-06-23 | 1979-01-24 | Mitsubishi Electric Corp | Bar-type hot-cathode assembly |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| IT8047788A0 (it) | 1980-02-04 |
| IN152520B (ja) | 1984-02-04 |
| FR2450282B1 (ja) | 1982-11-05 |
| DE3007707A1 (de) | 1981-01-22 |
| BR8000912A (pt) | 1980-10-29 |
| GB2043104B (en) | 1983-04-13 |
| FR2450282A1 (fr) | 1980-09-26 |
| ES8102201A1 (es) | 1980-12-16 |
| CA1132376A (en) | 1982-09-28 |
| GB2043104A (en) | 1980-10-01 |
| US4236921A (en) | 1980-12-02 |
| JPS55119155A (en) | 1980-09-12 |
| ES488269A0 (es) | 1980-12-16 |
| ZA801161B (en) | 1981-04-29 |
| IT1146106B (it) | 1986-11-12 |
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