JPS5810341B2 - 枚葉オフセツト印刷機の排紙装置 - Google Patents
枚葉オフセツト印刷機の排紙装置Info
- Publication number
- JPS5810341B2 JPS5810341B2 JP54009979A JP997979A JPS5810341B2 JP S5810341 B2 JPS5810341 B2 JP S5810341B2 JP 54009979 A JP54009979 A JP 54009979A JP 997979 A JP997979 A JP 997979A JP S5810341 B2 JPS5810341 B2 JP S5810341B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chain
- printing paper
- cylinder
- bar
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
- Discharge By Other Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、枚葉オフセット印刷機の排紙装置に関するも
のであり、さらに詳しくは、圧胴とデリバリ胴を版胴お
よびゴム胴の直径の2倍以上の直径として、デリバリ胴
に付設した排紙装置内を走行するチェーンの速度を独自
の機構によって圧胴の周速より減速させ、以って印刷紙
の広部と次位の印刷紙の先端部とが重合した状態で搬送
されるようにした排紙装置の改良に関するものである。
のであり、さらに詳しくは、圧胴とデリバリ胴を版胴お
よびゴム胴の直径の2倍以上の直径として、デリバリ胴
に付設した排紙装置内を走行するチェーンの速度を独自
の機構によって圧胴の周速より減速させ、以って印刷紙
の広部と次位の印刷紙の先端部とが重合した状態で搬送
されるようにした排紙装置の改良に関するものである。
すなわち、本発明者は、先に、昭和51年特許願第84
218号として、この種の基本発明をなしたものであり
、その要旨とするところは、版胴およびゴム制の2倍以
上の直径からなる圧胴とデリバリ胴を設け、この圧胴に
ゴム胴とデリバリ胴を夫々圧接配列するとともに、デリ
バリ胴に付設した排紙装置内に排紙バー用溝およびその
内周にバー駆動用チェーン溝を成形加工した案内板を取
付け、回動するバーのデリバリ爪が圧胴より印刷紙を受
は取ってから減速に入る位置までの距離を印刷紙よりも
長くすることを条件とし、印刷紙を咬えたデリバリ爪が
デリバリ胴を通過した後は圧胴の周速よりチェーン速度
に減速し、かつ、印刷紙の広部が直後の印刷紙の先端部
と重なる状態で搬送することを特徴とした枚葉オフセッ
ト印刷機の排紙装置に係るものである。
218号として、この種の基本発明をなしたものであり
、その要旨とするところは、版胴およびゴム制の2倍以
上の直径からなる圧胴とデリバリ胴を設け、この圧胴に
ゴム胴とデリバリ胴を夫々圧接配列するとともに、デリ
バリ胴に付設した排紙装置内に排紙バー用溝およびその
内周にバー駆動用チェーン溝を成形加工した案内板を取
付け、回動するバーのデリバリ爪が圧胴より印刷紙を受
は取ってから減速に入る位置までの距離を印刷紙よりも
長くすることを条件とし、印刷紙を咬えたデリバリ爪が
デリバリ胴を通過した後は圧胴の周速よりチェーン速度
に減速し、かつ、印刷紙の広部が直後の印刷紙の先端部
と重なる状態で搬送することを特徴とした枚葉オフセッ
ト印刷機の排紙装置に係るものである。
かかる排紙装置は、要約すれば、チェーン走行用溝と印
刷紙搬送バー走行用溝とを二段に分離平行して設け、先
端部にくわえ爪を備えた印刷紙搬送バーを前記二つの溝
間に互いに遊動し得る機構によって関連をもたせつつ走
行さぜ、特にチェーン走行用溝の外周に配置した印刷紙
搬送バー走行用溝の距離、すなわち厳密には、鎖車のピ
ッチ円半径と印刷紙搬送バーに設けられたくわえ爪先端
のデリバリ胴中心からの半径の差により、デリバリ胴の
外周の一定の範囲内(デリバリ胴に同軸的に固定された
鎖車にチェーンが噛合はじめてから噛合が解放されるま
での範囲内)で、鎖車のピッチ円外周速度、すなわちチ
ェーン速度とくわえ爪先端の外周速度とが前記の距離の
差に比例して異なり、鎖車とチェーンとの噛合が解放さ
れる位置、すなわちチェーンと鎖車のピッチ円との接線
の位置からくわえ爪先端の速度は減速されはじめ多少の
慣性作用によりある一定の時間ヲ経てチェーン速度とな
ることを考慮し、この減速されはじめてからチェーン速
度と等速度になる間に印刷紙の広部と次位の印刷紙の先
端部を重合して効率良く搬送し得るように企図したもの
である。
刷紙搬送バー走行用溝とを二段に分離平行して設け、先
端部にくわえ爪を備えた印刷紙搬送バーを前記二つの溝
間に互いに遊動し得る機構によって関連をもたせつつ走
行さぜ、特にチェーン走行用溝の外周に配置した印刷紙
搬送バー走行用溝の距離、すなわち厳密には、鎖車のピ
ッチ円半径と印刷紙搬送バーに設けられたくわえ爪先端
のデリバリ胴中心からの半径の差により、デリバリ胴の
外周の一定の範囲内(デリバリ胴に同軸的に固定された
鎖車にチェーンが噛合はじめてから噛合が解放されるま
での範囲内)で、鎖車のピッチ円外周速度、すなわちチ
ェーン速度とくわえ爪先端の外周速度とが前記の距離の
差に比例して異なり、鎖車とチェーンとの噛合が解放さ
れる位置、すなわちチェーンと鎖車のピッチ円との接線
の位置からくわえ爪先端の速度は減速されはじめ多少の
慣性作用によりある一定の時間ヲ経てチェーン速度とな
ることを考慮し、この減速されはじめてからチェーン速
度と等速度になる間に印刷紙の広部と次位の印刷紙の先
端部を重合して効率良く搬送し得るように企図したもの
である。
しかるに、上記の排紙装置については、印刷紙を重合し
て効率良く搬送し得るという目的は達成することができ
るが、新たな課題として、印刷紙くわえ爪先端の速度が
減速されはじめてから減速が終了し、チェーン速度と等
速度になるまでの時間がきわめて短いために圧胴から受
は取った印刷紙が、デリバリ胴の外周で波打ち現象ある
いは紙厚の薄い場合等には印刷紙の広部が屈曲してしま
う等の現象が呈してしまい、印刷紙の汚損の原因となっ
ている。
て効率良く搬送し得るという目的は達成することができ
るが、新たな課題として、印刷紙くわえ爪先端の速度が
減速されはじめてから減速が終了し、チェーン速度と等
速度になるまでの時間がきわめて短いために圧胴から受
は取った印刷紙が、デリバリ胴の外周で波打ち現象ある
いは紙厚の薄い場合等には印刷紙の広部が屈曲してしま
う等の現象が呈してしまい、印刷紙の汚損の原因となっ
ている。
本発明は、上記の点にかんがみて案出されたものであっ
て、印刷紙の移動速度と印刷紙搬送バーの速度の減速量
を従来のように急激に低下させることなく、チェーン走
行用溝の形状および該溝と印刷紙搬送バー走行用溝との
間隔を考慮することにより、漸進的に行い、以って前述
の欠点を解消した枚葉オフセット印刷機の排紙装置を提
供するものである。
て、印刷紙の移動速度と印刷紙搬送バーの速度の減速量
を従来のように急激に低下させることなく、チェーン走
行用溝の形状および該溝と印刷紙搬送バー走行用溝との
間隔を考慮することにより、漸進的に行い、以って前述
の欠点を解消した枚葉オフセット印刷機の排紙装置を提
供するものである。
以下に、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説
明する。
明する。
第1図は、枚葉オフセット印刷機の全体を概略的に示し
た説明図であって、本発明の排紙装置は実線で示しであ
る。
た説明図であって、本発明の排紙装置は実線で示しであ
る。
すなわち、版胴1、ゴム胴2に前記缶胴の直径の2倍以
上の直径を有する圧胴3を図示のごとく配列し、さらに
該圧胴3にほぼ同一直径のデリバリ胴4を配する。
上の直径を有する圧胴3を図示のごとく配列し、さらに
該圧胴3にほぼ同一直径のデリバリ胴4を配する。
該デリバリ胴4と同軸的に鎖車5が幅方向の両端部に固
着され、印刷紙の排紙台6の上部に設けた鎖車7との間
に無端チェーン8が張架されている。
着され、印刷紙の排紙台6の上部に設けた鎖車7との間
に無端チェーン8が張架されている。
この無端チェーン8は、デリバリ胴40幅方向の両端部
に1対設けられており、該チェーン8に等間隔位置に数
個の印刷紙搬送バーがリンク機構を以って横架されてい
る。
に1対設けられており、該チェーン8に等間隔位置に数
個の印刷紙搬送バーがリンク機構を以って横架されてい
る。
すなわち、第2図に示すように、印刷紙搬送バー9は、
爪軸10と共に回動する印刷紙くわえ爪11と、該爪1
1の先端部11aと係含して印刷紙12を挾持する爪台
用軸13に取付けた爪台14と、前記爪軸10を回動し
得るように、また前記爪台用軸13を、それぞれその両
端部において固定した爪軸メタル15と、該爪軸メタル
15に回転自在に固定したローラベアリング16と、前
記無端チェーン8の一部のチェーンローラ心8aおよび
8bにて固定されたバー搬送プレート17と、該バー搬
送プレート17のロット連絡心17aと前記ローラベア
リング16の軸心16a間に枢着したバー搬送ロット1
8とから構成されている。
爪軸10と共に回動する印刷紙くわえ爪11と、該爪1
1の先端部11aと係含して印刷紙12を挾持する爪台
用軸13に取付けた爪台14と、前記爪軸10を回動し
得るように、また前記爪台用軸13を、それぞれその両
端部において固定した爪軸メタル15と、該爪軸メタル
15に回転自在に固定したローラベアリング16と、前
記無端チェーン8の一部のチェーンローラ心8aおよび
8bにて固定されたバー搬送プレート17と、該バー搬
送プレート17のロット連絡心17aと前記ローラベア
リング16の軸心16a間に枢着したバー搬送ロット1
8とから構成されている。
かかる印刷紙搬送バー9は、前記ローラベアリング16
が無端チェーン8の外周側に設けたバー用溝19内を走
行し、また無端1チエーン8は、バー用溝19の内周側
に設けたチェーン用溝20内を走行スる。
が無端チェーン8の外周側に設けたバー用溝19内を走
行し、また無端1チエーン8は、バー用溝19の内周側
に設けたチェーン用溝20内を走行スる。
なお、21は、無端チェーン8のチェーンローラおよび
ローラベアリング16が転動しつつ走行するガイドレー
ルであり、第2図りに詳示したようにレール押え22を
介して、レール押えピン23によりオフセント印刷機の
フレーム24に取付けである。
ローラベアリング16が転動しつつ走行するガイドレー
ルであり、第2図りに詳示したようにレール押え22を
介して、レール押えピン23によりオフセント印刷機の
フレーム24に取付けである。
しかして、印刷紙排送バー9は、ガイドレール21の形
状、すなわち、バー用溝19およびチェーン用溝20の
形状にしたがって走行することとなる。
状、すなわち、バー用溝19およびチェーン用溝20の
形状にしたがって走行することとなる。
そして、印刷紙くわえ爪11は、バー搬送ロット18に
よってリンク機構的に無端チェーン8に連結されている
ため、前記バー用溝19およびチェーン用溝20が並列
かつ直線状態では、その爪11の先端における速度も無
端チェーン8の駆動速度に一致する。
よってリンク機構的に無端チェーン8に連結されている
ため、前記バー用溝19およびチェーン用溝20が並列
かつ直線状態では、その爪11の先端における速度も無
端チェーン8の駆動速度に一致する。
しかし、無端チェーンがデリバリ胴4に同軸的に取付け
た鎖車5と噛合し始めてから噛合が解除されるまでの位
置、すなわち鎖車5のピッチ円と無端チェーン8の中心
軸線との交る2点間の円周部においては、印刷紙搬送バ
−9の印刷紙くわえ爪11の先端部11aが圧胴3の外
径と等しくしであるために、前記くわえ爪11の先端部
11aの周速度は、圧胴3から受は取る印刷紙12の速
度に等しいこ尼にガるが、前記印刷紙搬送用バー9が鎖
車5の前述した円周内より抜けでる位置(第3図J位置
)より、前記くわえ爪11aの先端における速度は、無
端チェーン8の速度に近すくべく減速されはじめ、印刷
紙搬送バー9が完全に鎖車5から抜けだした位置(第3
図に位置)においてチェーン速度と同じになる。
た鎖車5と噛合し始めてから噛合が解除されるまでの位
置、すなわち鎖車5のピッチ円と無端チェーン8の中心
軸線との交る2点間の円周部においては、印刷紙搬送バ
−9の印刷紙くわえ爪11の先端部11aが圧胴3の外
径と等しくしであるために、前記くわえ爪11の先端部
11aの周速度は、圧胴3から受は取る印刷紙12の速
度に等しいこ尼にガるが、前記印刷紙搬送用バー9が鎖
車5の前述した円周内より抜けでる位置(第3図J位置
)より、前記くわえ爪11aの先端における速度は、無
端チェーン8の速度に近すくべく減速されはじめ、印刷
紙搬送バー9が完全に鎖車5から抜けだした位置(第3
図に位置)においてチェーン速度と同じになる。
しか1かかる場合に、減速はじめより、減速の終了する
までの時間が短く、急激であるために、第3図に示すよ
うに圧胴3から受は取った印刷紙12は、波打ち現象若
しくは、印刷紙の紙厚が薄い場合にはその広部が曲折し
てしまう。
までの時間が短く、急激であるために、第3図に示すよ
うに圧胴3から受は取った印刷紙12は、波打ち現象若
しくは、印刷紙の紙厚が薄い場合にはその広部が曲折し
てしまう。
本発明は、減速量を従来と同様にして、減速所要時間を
増大させ、前記くわえ爪先端部11aの速度を漸次減速
し、前記欠点を解消したものである。
増大させ、前記くわえ爪先端部11aの速度を漸次減速
し、前記欠点を解消したものである。
第4図は、本発明の排紙装置の要部を示す概略説明図で
あって、上記に詳述した従来の排紙装置と異りところは
、無端チェーン8が走行するチェーン用溝20の形状を
前述の欠点を解消すべく変更を加えるとともにその形状
に随伴して摺動する印刷紙排送バー9がリンク機構によ
ってバー用溝19およびチェーン用溝20間で伸縮し得
るように構成したものである。
あって、上記に詳述した従来の排紙装置と異りところは
、無端チェーン8が走行するチェーン用溝20の形状を
前述の欠点を解消すべく変更を加えるとともにその形状
に随伴して摺動する印刷紙排送バー9がリンク機構によ
ってバー用溝19およびチェーン用溝20間で伸縮し得
るように構成したものである。
すなわち、第4図は、第2図に詳細に示した印刷紙搬送
バー9の各構成部材の中心点を直線で結び、線図的に表
わして説明を判り易くしたものであるが、同線図におい
て、alおよびR2は、無端チェーンのチェーンローラ
心を示し、R3は、搬送ロット連絡心、R4およびR5
は、ローラベアリング心を示し、R6は印刷紙くわえ爪
先端部を示す。
バー9の各構成部材の中心点を直線で結び、線図的に表
わして説明を判り易くしたものであるが、同線図におい
て、alおよびR2は、無端チェーンのチェーンローラ
心を示し、R3は、搬送ロット連絡心、R4およびR5
は、ローラベアリング心を示し、R6は印刷紙くわえ爪
先端部を示す。
まだR1は、前記搬送バー9が鎖車5の円周内より抜け
でる位置までなめらかな円弧で結ぶだめの半径であり、
さらにまたR2は、前記の円弧に対して反対方向にわん
曲したなめらかな円弧によつで、前記円弧R1と結合す
るだめの半径である。
でる位置までなめらかな円弧で結ぶだめの半径であり、
さらにまたR2は、前記の円弧に対して反対方向にわん
曲したなめらかな円弧によつで、前記円弧R1と結合す
るだめの半径である。
なお、dは前記バー用溝19の中心線と前記チェーン用
溝20の中心線間の下部直線部で溝間隔である。
溝20の中心線間の下部直線部で溝間隔である。
そこで、合印刷紙搬送バー9が第4図の1位置にあると
きは、印刷紙くわえ爪先端a6の周速度は圧胴3の外周
速度、すなわち印刷紙12の搬送速度と等速度であって
、これは同図■位置においても同様である。
きは、印刷紙くわえ爪先端a6の周速度は圧胴3の外周
速度、すなわち印刷紙12の搬送速度と等速度であって
、これは同図■位置においても同様である。
また、■位置において角a3ta4.a5をθ1とすれ
ば、■位置におけるその角度θ2は、θ1=02の関係
にある。
ば、■位置におけるその角度θ2は、θ1=02の関係
にある。
ところが、■位置より次第に減速がはじまり、前記搬送
バー9が■位置に達すると角a3.a4.a5すなわち
、角度θ3は次第に立ち上りθ3〉θ2の関係になる。
バー9が■位置に達すると角a3.a4.a5すなわち
、角度θ3は次第に立ち上りθ3〉θ2の関係になる。
さらに、前記搬送バー9が■位置に達するとその角度θ
4は大きくなりθ4〉θ3〉θ2の関係となる。
4は大きくなりθ4〉θ3〉θ2の関係となる。
上記の角度の立ち上り、すなわち、バー搬送ロット18
の搬送ロット連絡心a3を中心とするチェーン用溝20
の形状に随伴した揺動作用によって前記くわえ爪11の
速度を■位置→■位置→■位置と漸近的に減速させるこ
とができる。
の搬送ロット連絡心a3を中心とするチェーン用溝20
の形状に随伴した揺動作用によって前記くわえ爪11の
速度を■位置→■位置→■位置と漸近的に減速させるこ
とができる。
なお、■位置において前記くわえ爪11の先端部11a
の速度が無端チェーン8の速度と等速度になる。
の速度が無端チェーン8の速度と等速度になる。
上記の説明から明らかなように、減速のはじめから減速
の終了するいわゆる減速所要時間、減速の変化状態は、
前述のR1,R2およびdの寸法を変えることによって
可変せじめることかできる。
の終了するいわゆる減速所要時間、減速の変化状態は、
前述のR1,R2およびdの寸法を変えることによって
可変せじめることかできる。
なお、本発明にしたがって具体的に設計したデータを掲
げれば第1表の通りである。
げれば第1表の通りである。
第1表は従来の設計データと比較して示してあり、印刷
紙速度および無端チェーン速度は、本発明と同一である
。
紙速度および無端チェーン速度は、本発明と同一である
。
また、第3図の従来例のJ位置およびに位置に概念的に
対応する位置が第4図の本発明の■位置および■位置で
ある。
対応する位置が第4図の本発明の■位置および■位置で
ある。
さらに第1表のデータを得るだめ各部の寸法は第2表の
通りである。
通りである。
特に、第1表の減速量に着目すれば、本発明の場合、■
−■間において25.3%の減速量であり。
−■間において25.3%の減速量であり。
さらに■−■間において6.8%減速し、最終的に32
.1%減速するような漸進的減速過程を採用したので、
印刷紙に衝撃を与えることがなく、従来のような波打ち
現象、印刷紙尻部の曲折等を有効に防止することができ
る。
.1%減速するような漸進的減速過程を採用したので、
印刷紙に衝撃を与えることがなく、従来のような波打ち
現象、印刷紙尻部の曲折等を有効に防止することができ
る。
また、本発明の構成の詳細を主にデリバリ胴側について
説明したが、上述の同様の原理に基づき印刷紙12の排
紙台6側の印刷紙放し位置にも利用し得ることは当然で
ある。
説明したが、上述の同様の原理に基づき印刷紙12の排
紙台6側の印刷紙放し位置にも利用し得ることは当然で
ある。
すなわち、第5図において、印刷紙搬送バー9が、V、
■位置から■位置に移動するにしたがって減速し、■位
置において再びチェーン速度と前記くわえ爪先端部の速
度を等速度にする。
■位置から■位置に移動するにしたがって減速し、■位
置において再びチェーン速度と前記くわえ爪先端部の速
度を等速度にする。
そして前記くわえ爪先端部の速度がチェーン速度よりも
減速している■−■位置間で印刷紙の紙放しを行うこと
により、前述同様の欠点を防止することができる。
減速している■−■位置間で印刷紙の紙放しを行うこと
により、前述同様の欠点を防止することができる。
なお、鎖車7のピッチ円直径=243φ、R3=160
mm、バー用溝19およびチェーン用溝20との間隔e
を82mmとした場合に、■=■間所要所要時間0.0
75秒位置−くわえ爪先端部速度1.69m/sのもの
が同じく■位置を通過するときの速度は1.1m/sと
なり、同じく■の位置では初めの位置■と同じ速度(1
,69m/s)となる。
mm、バー用溝19およびチェーン用溝20との間隔e
を82mmとした場合に、■=■間所要所要時間0.0
75秒位置−くわえ爪先端部速度1.69m/sのもの
が同じく■位置を通過するときの速度は1.1m/sと
なり、同じく■の位置では初めの位置■と同じ速度(1
,69m/s)となる。
■−■位置間の減速量は34.9%であり、■−■位置
間で上記の減速量分だけ増速することとなる。
間で上記の減速量分だけ増速することとなる。
この場合■位置においては、鎖車7の円周内でのバー用
溝19およびチェーン用溝20との間隔e′は50.6
mmとなる。
溝19およびチェーン用溝20との間隔e′は50.6
mmとなる。
第1図は、本発明の排紙装置を実線で示した枚葉オフセ
ット印刷機の全体を概略的に示した説明図、第2図A、
B、CおよびDは印刷紙搬送バーの構成とチェーン用溝
、バー用溝およびガイドレールとの関連を示す二部切欠
断面図、第3図は、従来の排紙装置の説明図、第4図は
本発明の排紙装置の説明図、第5図は印刷紙の放し位置
での各部材間の関係mす説明図である。
ット印刷機の全体を概略的に示した説明図、第2図A、
B、CおよびDは印刷紙搬送バーの構成とチェーン用溝
、バー用溝およびガイドレールとの関連を示す二部切欠
断面図、第3図は、従来の排紙装置の説明図、第4図は
本発明の排紙装置の説明図、第5図は印刷紙の放し位置
での各部材間の関係mす説明図である。
Claims (1)
- 1 同一直径の版胴およびゴム胴と、それら版胴および
ゴム胴の2倍以上の直径を有する圧胴と、該圧胴とほぼ
同一直径のデリバリ胴と、該デリバリ胴の中心軸に固着
した該デリバリ胴外径より小さいピック円を有する鎖車
と、印刷紙の排紙台上部に設けた鎖車と、前記一対の鎖
車間に張架した無端チェーンと、該無端チェーンがガイ
ドレール内を走行するように形成したチェーン用溝と、
該チェーン用溝の外周に分離して設けた印刷紙搬送バー
用溝と、前記無端チェーンに取付けられたバー搬送プレ
ートと、爪軸メタルに回転自在ならしめたローラーベア
リングの軸心間に枢着したバー搬送ロットを設けたリン
ク機構によって、前記チェーン用溝およびバー用溝の形
状に随伴して摺動し、またその先端部に前記圧胴からの
印刷紙を受は取る印刷紙くわえ爪を備えた印刷紙搬送バ
ーとを有する枚葉オフセット印刷機の排紙装置において
、前記印刷紙搬送バーが前記デリバリ胴側鎖車の円周内
より抜けでる位置より、前記印刷紙くわえ爪先端部の速
度が圧胴外周速度より減速されはじめ前記無端チェーン
の回転速度と等速度になるまでの減速過程を漸進的に行
うために、前記チェーン用溝の前記鎖車円局外近傍の形
状を、一端が鎖車の円に接するように鎖車の中心方向よ
り円弧で結び、更に前記の円弧に対して反対方向の円弧
によってわん曲をさせるとともに前記チェーン用溝と前
記バー用溝との間隔によって減速所要時間および減速変
化状態を決定するようにしたことを特徴とする枚葉オフ
セット印刷機の排紙装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54009979A JPS5810341B2 (ja) | 1979-01-31 | 1979-01-31 | 枚葉オフセツト印刷機の排紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54009979A JPS5810341B2 (ja) | 1979-01-31 | 1979-01-31 | 枚葉オフセツト印刷機の排紙装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55101546A JPS55101546A (en) | 1980-08-02 |
JPS5810341B2 true JPS5810341B2 (ja) | 1983-02-25 |
Family
ID=11735014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54009979A Expired JPS5810341B2 (ja) | 1979-01-31 | 1979-01-31 | 枚葉オフセツト印刷機の排紙装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5810341B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3404459A1 (de) * | 1984-02-08 | 1985-08-14 | Frankenthal Ag Albert | Verfahren und vorrichtung zur auslage bogenfoermiger produkte in form eines schuppenstromes |
DE3939250C1 (ja) * | 1989-11-28 | 1990-12-13 | Miller-Johannisberg Druckmaschinen Gmbh, 6222 Geisenheim, De |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS539610A (en) * | 1976-07-15 | 1978-01-28 | Akiyama Insatsuki Seizou Kk | Pile delivery for sheet feed offset press |
-
1979
- 1979-01-31 JP JP54009979A patent/JPS5810341B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS539610A (en) * | 1976-07-15 | 1978-01-28 | Akiyama Insatsuki Seizou Kk | Pile delivery for sheet feed offset press |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55101546A (en) | 1980-08-02 |
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