JPS58102843A - フライホイ−ル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、フライホイール即ちはずみ車に係り、更に詳
細には、リムと前記リムをシャフトに連結する輻射方向
に延長されたスポーク即ち心向ぎスポークを有するハブ
とを包有する超高速度運転用のフライホイールに関する
。

フライホイールは、従前より機械エネルギの蓄積装置な
いし貯蔵装置として便利なものと考えられている。機械
エネルギは、フライホイールをシャフト即ち回転軸のま
わりで高速度回転せしめることにより蓄積ないし貯蔵さ
れる。シャフトを低摩擦ベアリングに装着し且つフライ
ホイールを、秦空チャ／バ即ち排気チャンバ中に配置す
ることＫよって、摩擦に伴なうエネルギ損失を低下でき
る。

フライホイールは、機械エネルギを比較的に長期間にわ
たつ【貯蔵する貯蔵装置として便利且つ好適である゛も
のと次第に考えられるようになっている。フライホイー
ルは、停止と移動とを頻繁と反復する荷重運搬車輛にお
いて機械エネルギの貯蔵装置として利用すれば有益なも
のとして注目されている０例えば、荷重運搬車輛の停止
中に、フライホイールの回転速度を高めるととＫよって
フライホイールに対し機械エネルギを蓄積できる。フラ
イホイールに蓄積された機械エネルギは、荷重運搬車輪
を加速し且つ次の停止位置へ向けて推進するためにフラ
イホイールから取り出される。回生ブレーキ装置を利用
することによって通常熱として放散されていたエネルギ
をフライホイールに対して供給し蓄積することができる
。従って、フライホイールは、車輌その他においてエネ
ルギを蓄積ないし貯蔵する装置として利用できその構成
等が極めて簡潔であって有益である。

しかしながら、フライホイールを機械エネルギの蓄積装
置ないし貯蔵装置として利用しようと試みられていたが
多大の難点ないし問題が解決されてい゛ない。例えば、
フライホイールに蓄積された機械エネルギは慣性モーメ
ントおよび回転速度の自乗値に応じて変化するので、フ
ライホイールの動作速度は極めて大きいことが望ましい
。更に。

車輛の性能を向上せしめるためには、車輛の重量を削減
するためにフライホイールの重量を最小としなければな
らない。従って、リムを有するフライホイールにおいて
は、一定の重量に対し最大の慣性モーメントを発生でき
るよう考慮が払われている。マ）　ＩＪツクス即ち母材
中で円周方向に延びる一方向フィラメント材料から作成
された同軸の榎数の環状シェルによってリムが形成され
ている場合には、高回転速度における遠心力によって発
生された高ストレスにリムが耐えることができるよ５に
設計されている。アラ１ホ１−ルは、リムをシャフトに
連結するスポークを含むハブを備えている。この種のフ
ライホイールは、例えば米国特許第８６０　、３３６号
、同第３，７２４，２８８号、同第３．９６４，３４１
号、同第４，０３６，０８０号、同第１゜１７６．５６
３号、同第４，１８３，２５９号、同第番、１８６，６
２３号等ＫＭ示されている。

しかしながら、遠心力によって発生されるストレスは回
転軸からの距離即ち回転半径の自乗に応じて変化するの
でリムが最も大きなストレスな受けるが、超高速度回転
ないし超高速度運転が所望される場合にはスポークにも
多大のストレスが印加される。従って、スポークもマト
リックス即ち母材中に配置される高強度且つ低重量で一
方向フ１ラメント材料で作成することが望ましいと考え
られている。この種のフライホイールは、例えば米国特
許第４．に８６，４７５号に開示されている。

超高速度運転においては、フライホイールのリムおよび
スポークが半径方向に拡張されるように伸兼ないし彎曲
される。フライホイールの超高速度回転ないし超高速度
運転によって発生された大さな遠心力が印加されると、
マトリックス即ち母材中に配置された一方向フィラメン
ト材料も弾性を示し且つ変形される。従って、フライホ
イールの設計者には、フライホイール用のハブを形成す
るためにマトリックス材料製のスポークを連結する困難
な問題が残されている。この種の問題の解決策の１つが
例えば米国特許第４，２８５，４７５号に開示されてい
る。

従って本発明の目的は、上述した従来の難点ないし欠点
を除去したフライホイールを提供するにある。

換言すれば、本発明の目的は、リムと、シャフトに連結
されたスポークと、前記スポークとシャフトの間に配置
され且つ前記スポークの変形に合致するよう遠心力に応
じて変形するハブとを包有してなる新規なフライホイー
ルを供給するＫある。

本発明の他の目的は、スポークを包有するクラ１ホ１−
ル用のハブであって、スポークとノ・ブの残余部分との
間のストレスの集中が実質的に回避できるハブを提供す
るにある。

本発明の更に他の目的は、マ）　＋７ツクス即ち母材中
に配置された一方向フィラメント材料製のスポークを包
有するフライホイール用のハブを１１供する忙ある。

本発明のその他の目的ないし利点は、好ましい実施例に
ついてなされる以下の詳細な説明から明らかとなろう。

詳細な説明の理解のために本発明の好ましい実施例を要
約すれば、本発明ヲ主、マ）　ＩＪックス即ち母材中に
配置されたフィラメント材料製のリムおよびスポークを
包有するフライホイールにある。

スポークはリムに対して連結され且つシャフト即ち回転
軸へ向けて半径方向内向きに前記回転軸の近傍まで延長
されている。ハブは、各スポークの半径方向の延長領域
に対応して各スポークと同様に軸方向に延長された領域
を包有している。前記ハブの軸方向に延長された領域は
、スポークに対して接合されており且つその断面積が前
記各スポークの半径方向の延長領域にわたって半径の増
大に応じて減少する。フライホイールの運転即ち動作中
に前記ハブの軸方向に延長された領域は、スポークとの
接合部を実質的に半径方向外向きに引張る遠心力に応じ
て変形される。

以下本発明のフライホイールを図面に沿って説明する。

第１図において％　１０はフライホイールで、リム１２
とハブ１４とを備えている。リム１２は、重量に対する
慣性モーメントの比が高く且つ密度に対する弾性係数の
比が高い周知の構成を有することが好ましい。例えば、
リム１２は、米国特許第４，０３６，０８０号もしくは
同第４，１８６．６１１３号に開示されたところＫより
作成すればよい、ハブ１４は、十字形であって、半径方
向に延長された複数のスポーク１６を包有している。ス
ポーク１６は、マトリックス即ち母材中に配置された一
方向フ１ラメント材料製で側面が平坦である棒状体によ
って形成されている。一方向フィラメント材料は前記棒
状体中で長手方向に延長されており、延いてはフィラメ
ントがスポーク１６中で半径方向に延長されている。ス
ポーク１６は、米国特許第４２８６゜４７５号の開示す
るところにより【作成すればよい。

従って米国特許第４，１ｉ１８６，４７５号の開示内容
は。

以下において本発明を理解するに必巣な程度に言及する
に止める。ハブ１４は、十字形の中央部１８も有してい
る。ハブ１４の中央部１８は、夫々スポーク１６と軸方
向に整合され且つ半径方向に延長された複数の部分即ち
複数の延長部２０を有している。

第２図において、ハブ１４の中央部１８は、実質的に同
形で十字形の端板１，２番を包有している。

端板２礼２４は、夫々軸方向に延長されたビントル’／
’ｒ　７　ト２６，２８を包有している。ビントルシャ
フト２６．２８は、フライホイール１ｏの回転軸をなし
ている。加えて、スポーク１６は、夫々軸方向に互いに
離間され且つ半径方向に延長された５つの領域に配置さ
れている。スポーク１６は、互いに実質的に同形で十字
形の４つの板状のスペーサ即ち１つのスペーサ板３０，
３２，３３．３４を介して互いに軸方向に離間さへれて
いる。スポーク１６はリム１２からフライホイール１０
の回転軸に向けて半径方向内向に且つ前記回転軸の近傍
まで延長されている。端板２２　、２４とスペーサ板３
０，３２，３３，３４とは、夫々ハブ１４の中央部１８
の複数層からなる４つの延長１ｌＩ２０を形成している
。ハブ１４の延長部２０は、スポーク１６に対して軸方
向に整合され且つ隣接されている。更に、ハブ１４の延
長部２゜は、各スポーク１６の半径方向内端部３６ρ）
ら半径方向外端部近傍へ向けて各スポーク１６に沿って
帥ち平行して半径方向外向に延長されている。

第１図および第２図におい【明らかな如（、ハブ１４は
、スポーク１６の半径方向外端部とリム１２との間に挿
入され且つ軸方向に延長された４つのキャップ部材２１
を包有している。キャップ部材２１は、マトリックス即
ち母材中に配置された多方向フィラメント材料で形成さ
れている。例えば、キャップ部材２１は、マトリックス
即ち母材中に配置されたフィラメント材料製の繊布もし
くはマトリックス即ち母材中に配置されたう／ダム配列
のフィラメント材料製のマットを包有している。いずれ
の場合も、キャップ部材２１の材料の物理的特性は、実
質的に等方性である。キャップ部材２１は、金属等の真
に等方性材料によって形成してもよい。例えば、キャッ
プ部材２１は、アルミニウム合金材料によって作成して
もよい。

キャップ部材ａ１は、軸方向に延びスポーク１６間の軸
方向の間隙を橋絡している。更に、中ヤップ部材２１は
、スポーク１６０半径方向外端部に接合されている。換
言すれば、キャップ部材２１は、ハブ１４の５つの高さ
位置に夫々配置されたスポーク１６の半径方向外端部を
互いに接合している。従って、キャップ部材２１は、ハ
ブ１４の剛性を増大せしめている。また、キャップ部材
２１は、リム１２にストレスが集中しないようにスポー
ク１６とリム１２との間で半径方向の負荷を分散してい
る。

第３図に明らかな如く、スポーク１６の軸方向の各層に
対応して入角形の中央部材３Ｂが配置されている。スポ
ーク１６０半径方向内端部３６は、前記中央部材３８の
近傍まで延長され若干の間隙をおいて対向せしめられて
いる。従ってスポーク１６の各内端部３６と中央部材３
Ｂとの間にはギャップ即ち間隙″″ｇ　ｊが形成されて
いる。ギーヤップ＠ｇ＃には、中央部材３８に対してス
ポーク１６の内端８６３６を接合するスクリム添加接着
剤が充填されている。スクリム添加接着剤は、実質的に
接着剤の含浸された織物即ち接着剤の含浸されたスフリ
ームクロースである。スクリム添加接着剤の硬化中に圧
力を印加することＫより、スクリムクロースは接着剤が
接合部即ちスポークの内端部３６と中央部材３Ｂとの間
の接合部から外部へ流出することを阻止する。従って、
ギャップ１ｇｍを調整することにより、フライホイール
ｌＯの回転軸に対し【スポーク１６とリム１２とを実質
的に同心に配置できる。

第３図において明らかな如く、スペーサ板３０゜３２．
３３．３４は、十字形であって、実質的に端板２２゜２
４と同一形状である。端板２２，２４の延長部２０とス
ペーサ板３０，３２，３３．３４の延長部２０とは夫々
対応するスポーク１６に軸方向に実質的Ｋ１１合されて
いる。更に１各延長部２０は半径方向外向に延長され、
外端に外端部４０が形成されている。

各延長部２０の外端部４０は、スポーク１６の内端！ｔ
１３６の半径方向外側まで延長されている。

各延長部２０はスポーク１６の内端部３６から外端部４
０まで延長された領域４２に沿って半径方向外向に延長
されている。領域４″ｇ［おいて各延長部２０の横断面
積は半径が大となるＫつれ減少している。例えば、延長
部２０の軸方向の肉厚が実質的に一定であるととく注意
して、線１ａ”で示された平面における延長部２０の幅
と線＠ｂｍで示された平面における延長部２０の幅とを
比較すれば、領域４２における延長部２０の横断面積は
半径が増大するにつれ減少することが容易に理解できよ
う。

第４図に明らかな如く、スポーク１６はスペーサ板３０
，３２，３３，３４ないし端板２１，２４　Ｋ対して実
質的に接触していない。更に１中央部材３８の軸方向の
断面積はスポーク１６の軸方向の断面積よりも大きい、
従ってスペーサ板３０，３２，３３．３４および端板２
２，２４は、スポーク１６との間にギャップ＠ｇｌ′を
有する中央部材３８によって互いに離間されている。ギ
ャップＩＩｇ”Ｋはスポーク１６を端板２２゜２４およ
びスペーサ板３０，３２，３３．３４に対して接合する
スクリム添加接着剤が充填されている。

第４図に明らかな如く、スペーサ板３０，３２，３３゜
３４は、フライホイール１０の回転軸と同軸で且つフラ
イホイールの回転軸を包囲し更にはフライホイールの回
転軸方向に拡がる開口部４４を形成している。スペーサ
板３０，３２，３３．３４に対して中央部材３８を同心
状に配置するために開口＠４４ＶＣ対して軸方向圧延長
された／Ｊ％径のボス４６が中央部材３８に包有されて
いる。ボス４６は、各中央部材３８の他の部分と協働し
てボス４６を包囲する環状の肩部４Ｂを形成する。肩部
４８は、スペーサ板３０．３２，３３．３４に係合され
、半径方向に延長された環状の接合領域５０を形成して
いる。端板２２．２４とスペーサ板３０．３２，３３．
３４と中央部材３Ｂとは金属製とされるので、接合領域
５０に対して接合でき、ハブ１ｔの中央部１８が一体形
成される。また、端板２２，２４とスペーサ板３０，３
２，３３．３４と中央部材３８とは適宜の金−間接着剤
によって互いに接合してもよい。金属間接着剤としては
、例えばミネソタマイニングアンドマニュファクテュア
リング（ＭｉｎｎｓａＯｔａ　Ｍｉｎｉｎｇ　ａｎ＋５
　Ｍａｎ、ｕｆａｃｔｕｒｌｎｇ）社によって製造され
且つスコッチウェルド（５ｃｏｔｃｈＷｅｌｄ）　＋１
２１４の名で販売されているものが好適であろう。第４
図によれば、中央部材３８のボス４６と他の隣接する中
央部材３８のボス４６とは開口部４４中でチャンバ５ａ
を形成区画している。ハブ１４の中央部１８が接着剤を
用いて組み立てられる罠際して、チャンバ５２は接着剤
の貯溜部ｔなし延いては隣接する中央部材３８が互いに
接合される。上述より明らかな如く、各端板２２　、２
４には、中央部材３Ｂのボスを収容する凹所（図示せず
）が形成されており、更には環状の接合領域５０とチャ
ンバ５２とが形成されている。

第５図および第６図は１本発明のフライホイールの他の
実施例を示している。フライホイールのハブ５４には、
第１図乃至第４図に示した実施例と同様にスポーク１６
が配置されている。しかしながら、第５図および嬉６図
の実施例では、十字形のスペーサ板５６．５８および十
字形の端板（図示せず）が、夫々軸方向に延長され且つ
中央部材６４の軸方向に延長された凹所６２に収容され
たボス６０を有している。第６図忙明らかな如く、中央
部材６４は、夫々八角柱状であって、スポーク１６の内
端部３６に対してスクリム添加接着剤を介して接合され
る軸方向に延長された１つの接合面即ち半径方向外端面
６６を有している。また中央部材６４は、半径方向に拡
がり且つ隣接のスペーサ板若しくは端板に対して接合さ
れる１組の接合端面６８を有している。更に、中央部材
６４は、凹所６２から半径方向外向に延長され且つ半径
方向外端で開放された置数のグループ即ち溝部７０を有
している。従って、スペーサ板５６と中央部材６４とを
接食するために接着剤を使用するとき。

溝部７０は凹所６２に形成されたチャンバ７ａから閉じ
込められた空気と過剰の接着剤とを外部へ案内する。

第１図および第８図は、本発明のフライホイールの更に
他の実施例を示している。アラ１ホ１−ルの十字形のハ
ブ７４は、１組の端板７６．７８と１つのスペーサ板８
０とによって軸方向に挾持されて一方向に互いに離され
且つ半径方向に延長された２組のス於り１６を包有して
いる。ハプフ４は１組の中央部材８２も包有している。

各中央部材８２は、夫々各組のスポーク１６に収容され
ている。第１図ないし第６図の各実施例と同様に、第７
図および第８図の実施例は、中央部材８ｇと端板７６．
７Ｂとスペーサ板８０とにスクリム添加接着剤によって
接合されたスポーク１６を包有している。しかしながら
、端板マロ、７Ｂおよびスペーサ板８０には、夫々軸方
向に延長された４つの孔が穿設されている。端板フロ、
〒８およびスペーサ板８０の孔には、１つの締付ボルト
８４が挿通されており端板フロ、〒８およびスペーサ板
８０に対して軸方向の締付力を印加し互いに締付固定し
ている。ハブ７４の組立に際し接着剤の硬化中に締付ボ
ルト８４は各部材を固定する作用をなす。更に１締付ボ
ルト８４は、フライホイールのリム（図示せス）の同心
配置と゛フライホイールの動釣合とを確保するために製
造中にハプフ４の各部材を好適な位置に保持する作用も
なす、ノ・プフ４の使用に際して締付ボルト８４はハプ
フ４に配置されたままでもよく、またハブ７４の使用に
先立って除去してもよい。締付ボルト８４を除去すれば
、ノ・ブフ番が運転即ち回転動作中に半径方向に拡張さ
れ且つノ・プ１４中ストレス分布がなめらかとされる。

更に、給付ボルト８４を除去すれば、７う１ホイールの
運転即ち回転動作中に締付ボルト８４が半径方向外向に
彎曲することを阻止するためのラッシング等の構成を配
置する心嚢がない。

第９図は、第５図および第６図に示した実施例に近似し
た本発明のフライホイールの他の実施例を示している。

ハブ８６は、スペーサ板９０によって互いに挾持され且
つ中央部材８８に対して半径方向に配列された蕾数組の
スポーク１６ｆｋ包有している。中央部材８８は、スペ
ーサ板９０の軸方向に延長されたボス９４を収容し且つ
軸方向に拡がる凹所９２を有している。第５図および第
６図の実施例と同様に１スポーク１６がスクリム添加接
着剤によって中央部材８Ｂとスペーサ板９０とに接合さ
れている。しかしながら、ノ＼プ８６は。

１組のパーツ即ちスペーサ部材９０ａ、９０ｂを夫々含
む十字形のスペーサ板９０を包有している。スペーサ部
材９０ｍ、９０ｂは、実質的に同形であって、互いに背
面がスクリム添加接着剤により【接合されズいる。スペ
ーサ部材９０ａ、　９０ｂは、夫々ボス９４を形成する
ために中央部９６でスタンプされている、中央部即ちス
タンプ部９６でスペーサ部材９０ａ　、　ＱＯｂは空所
９８を形成している。互いに接合合体されたスペーサ部
材９０ｍ、９０ｂは、夫々半径方向外端にスポーク１６
に隣接する外端部１００を有しており、且つ外端部１０
０からスペーサ部材ＱＯａ。

９０ｔ）の接合部に向かう軸方向且つ半径方向内向への
テーパを有している。外端部１００に隣接のテーパを有
するので、スペーサ部材９０ａ、９０ｂは互いに接合合
体された状態で周辺方向に延びるＶ字状のノツチ１０２
を形成している。上述より明らかな如く、スペーサ板９
０が十字形であるので、前記スペーサ板９０の横断面積
はスポーク１６の内端部３６からスペーサ板９０の外端
部１００１ｃ向けて半径の増大につれ減少する。加えて
、Ｖ字状のノツチ１０２が外周縁に形成されているので
、スペーサ板９０の横断面積は外周縁で半径が増大する
につれ減少する。従って、スペーサ板９０の横断面積は
、半径が増大するＫつれ実質的に滑らかに零まで減少す
る。延いては、スペーサ板９０の外端部ｌＯＯにストレ
スが集中されることを実質的に回避できる。

本発明のフライホイールの運転即ち回転動作中に１遠心
力がフライホイールのリム１２とスポーク１６とを半径
方向外向く拡張せしめる。フライホイールの運転即ち回
転動作中にリム１２を半径方向に拡張することなくスポ
ーク１６の外端部に半径方向内向の力を連続的に印加で
きるようリムク１６の外端部に印加されている半径方向
内向の力にかかわらず、遠心力はスポーク１６の内端部
３６に半径方向外向の力を作用せしめる。上述より明ら
かな如く、スポーク１６はハブ１４．５４，７４゜８６
の中央部に単に接着剤のみによって接合固定されている
。従って、スポーク１６の内端部３６に印加された半径
方向外向の力は中央部からスポークを半径方向外向に引
張り接着剤接合部にストレスおよび歪を発生する。しか
しながら、スペーサ板３０，３２，３３，３４，５６，
５８，８０．９０と端板２２，２９，１６゜７８とは遠
心力に応じて半径方向外向に拡張される。更に、スポー
クｌ　ＩＪに印加された半径方向外向の力は、スペーサ
板、端板および中央部材を介してハブの中央部に伝達さ
れており、スペーサ板および端板な半径方向外向に一層
拡張する。スポーク１６の内端部３６からスペーサ板お
よび端板の外端部Ｋかけて半径の増大に応じてスペーサ
板と端板との横断面積が減少するので、スポーク１６の
半径方向の拡張に応じ【スペーサ板も実質的に半径方向
に拡張される。従って、接着剤接合部に対するストレス
の集中を実質的に回避できる。ストレスの集中によって
接着剤接合部の局部に損傷が発生せしめられ、ジッパ反
応によって前記損傷が前記接合部の全体にひろがり且つ
クラ１ホ１−ルが破壊される。

また、スポーク１６はリム１２ヘトルクを伝達し若しく
はリム１２からトルクを受けとることは当業者に明らか
であろう。従って、ノ・プに対してスポーク１６を接合
する接着剤は遠心力に抗し得るばかりでなくトルクに伴
って発生される力にも抗し得なければならない。トルク
に伴なって発生される力はスポーク１６の外端部を円周
方向に移動せしめるよう作用する。従って、トルクに伴
なって発生される力によってスポーク１６には回転の自
由度が発生される８円周方向と同様に相当の距離にわた
って半径方向にも延長される接合領域を介してスペーサ
板ないし端板にスポーク１６が接合されているので本発
明のノ＼ブはトルクに伴なって発生される力に十分に抗
し得ることは明らかであろう。前記接合領域の接着剤に
は、ストレスの集中なしく十分に分布される剪断ストレ
スが主として印加される。従ってノ・プの中央部が遠心
力に応じて半径方向に彎曲可能であるＫもかかわらず、
スポーク１６はハブの中央部に実質的に回転の自由度を
もたせることなく固着接合されている。

即ち、スポークとハブの中央部とは互いに実質的に円周
方向に彎曲ないし移動できないように連結されている。

本発明は、４つの心向きスポークを蓼数組備えるフライ
ホイールに限定されるものではないことは当業者に明ら
かであろう。例えば、７ライホ１−ルは２つの心向きス
ポークを備えるものでもよく、また３つの心向きスポー
クを備えるものでもさしつかえなく、更には６つ以上の
心向きスポークを備えるものであってもかまわない。上
述より明らかなように本発明はフライホイール並びＫそ
の製造方法を提供するものである。本発明は好ましい実
施例について説明されているが、これらの実施例に限定
する意図はない。本発明は特許請求の範囲に開示された
技術的範囲を全て包摂するものである。

伺１本発明の実施態様を要約的に挙げれば以下の通りで
ある。

（１１半径方向に延長されたスポークを包有し且つ軸の
周囲に回転可能であるハブと、前記スポークに対してト
ルク伝達可能に連結された環状のリムとを備えてなるフ
ライホイールにおいて、前記スポークに連接され且つ半
径方向に延長された領域で半径の増大に応じて横断面積
が減少する半径方向に延長された部分を含む部材と、前
記部分を前記領域で前記スポークに対して接合する接合
手段とを前記ハブが包有してなるフライホイール。

（２）半径方向に延長された第１の複数のスポークをノ
（−夕が包有し、前記第１の複数のス゛ボークに夫々軸
方向に連接され且つ半径方向に延長された領域で半径の
増大に応じて横断面積が減少する半径方向に延長された
複数の部分を部材が包有し、前記領域で前記複数の部分
を夫々前記第１の複数のスポークに接合手段が接合して
なる上記第（１）項記載のフライホイール。

（３）第１の１数のスポークが回転軸に直交する第１の
平面内に配置されてなる上記第２項記載のフライホイー
ル。

（４）第１の複数のスポークとの間で部材を軸方向に挾
持し且つ回転軸に直交する＠２の平面内圧配置され半径
方向に延長された第２の複数のスポークをハブが包有し
てなる上記第（３）項記載のフライホイール。

（５）第２の複数のスポークが夫々複数の部分の夫々に
軸方向に連接され且つ整合されてなり、半径方向に延長
された領域で前記第２の複数のスポークに対して夫々豪
数の部分が接合手段で接合されてなる上記第４項記載の
７ライホ１−ル。

（６＋実質的に回転軸となる軸方向に延長されたビント
ルシャフトを部材が包有してなる上記第１項若しくは第
２璃記載のフライホイール。

（７）第１の複数のスポークが夫々回転軸から外方に一
間した半径方向内端を包有し、前記第１の複数のスポー
クに沿って軸方向に延長され且つ前記半径方向内端に対
向する外端面を形成してなる中央部材と、前記半径方向
内端に前記外港面を接合する接合手段とを備えてなる上
記第（２）項記載のフライホイール。

（８）中央部材を部材に固着する固着手段を備えてなる
上記第（７）項記載の７ライホ１−ル。。

ＣＪ” （９）固着手段が接着剤を包含してなる上記第（８）項
記載のフライホイール。

」０中央部材若しくは部材の一方に回転軸と同心で且つ
軸方向に延長されたボスが形成され、前記中央部せ苦し
くは部材の他方に前記ボスを収容する凹所が形成されて
なる上記第（８）項記載のクラ１ホイール。

０１）中央部材と部材とを互いに接合する接着剤を収容
するチャンバを凹所中に形成するよう前記中央部材と部
材とが協同してなる上記第１１項記載のフライホイール
。

α２中央部材が凹所と前記凹所な前記中央部材の外部へ
連通する通路とを包有してなる上記第１１項記載のクラ
１ホ１−ル。

□□□部材が半径方向外側端に実質的にＶ字形で且つ円
周方向に延長されたノツチを包有してなる上記第（４）
項若しくは第（５）項記載のフライホイール、０４ノツ
チが半径方向外向に開放されてなる上記第１３項記載の
フライホイール。

０８部材が実質的に同形で且つ互いに背面を互いに隣接
して軸方向に配置された１組のパーツを包有してなる上
記第１３項記載のフライホイール。

１６回転軸と同心で且つ軸方向に延長されたボスを形成
するよう１組のパーツの夫々が軸方向外向に変形されて
なる上記第１５項記載の７ライホ１−ル・ 潤　１組のパーツを互いに接合する接合手段を包有して
なる上記第１５項記載のフライホイール。

［相］　１組のパーツが半径方向圧延長された複数の部
分を形成するよう協同し、且つ夫々半径方向外端近傍で
の横断面積が減少するよう半径方向外端で軸方向にテー
バ付けられてなる上記第１５項記載のクラ１ホイール。

叫　１組のパーツがＶ字形のノツチな形成するよう協同
してなる上記第１δ項記載のフライホイール。

？）スポークが母材中に配置された軸方向フィラメント
材料によって形成された棒状体で形成されてなる上記第
１項記載のフライホイール。

３１）棒状体が実質的に平坦な側面を有してなる上記第
２０項記載のフライホイール。

ｎ第１の複数のスポークと第２の蕾数のスポークとが互
いに軸方向に組をなして一致するよう協同せしめられ、
前記第１．第２つ置数のスポークの組の半径方向外端と
リムとの内に軸方向に延長され月つ実質的に等方向であ
るキャップ部材が配置され、前記第１．第２の蕾数のス
ポークの組に対し前記キャップ部材が接合されてなる上
記第５項記載のフライホイール。

２（１キャップ部材が母材中に配置された多方向フィラ
メント材料′で形成されてなる上記第２２項記載のフラ
イホイールう （２４＋　（ａｌ軸に実質的に同心で且つ前記軸のまわ
りに回転する環状のリムと （ｂ）前記リムから軸に向けて半径方向内向に延長され
たスポークを形成し、前記リムに対して駆動可能に連結
された外端部な有し、回転時の遠心°力に応じて前記リ
ムとともに半径方向に変位される棒状体と （・１実質的に前記軸をなイシャフトに対して前記棒状
体を駆動可能に連結し、前記棒状体と実質的に一体に半
径方向に変位するよう遠心力に応じて彎曲し且つ前記棒
状体を実質的に回転の自由度をもたせることなく残余部
に対して固着する可撓性部材を包有するハブ とを備えてなるフライホイール。

（２５１＋１１スポークが内端部を包有しく麺）前記ス
ポークの内端部の半径方向外側に外端部が配置され、前
記スポークの内端部と前記外端部との間の接合領域を介
して前記スポークに対して近接接合され、前記接合領域
において半径が増大するにつれ横断面積が減少する半径
方向に延長された部分を含むハブを可撓性部材が包有し てなる上記＠２４項紀載記載ライホイール。

篤スポークの内端部に接合された半径方向外端面を含み
軸の周囲に配置されてなる中央部材をハブが包有してな
る上記第２６項記載のフライホイール。

２ｎ半径方向圧延長された部分が軸方向および円周方向
圧延長されており、前記半径方向に延長された部分の円
周方向の大きさが接合領域において半径が増大するにつ
れ減少してなる上記第２５項記載のフライホイール。

■半径方向に延長された部分の軸方向の大きさが接合領
域において半径が増大するにつれ減少してなる上記第２
γ項記載の７２１ホイール。

四半径方向に延長された部分が１組軸方向に互いに離間
して配置され、前記１組の半径方向に延長された部分間
にスポークが挿入配置され、且つ前記１組の半径方向に
延長された部分と前記スポークとで他の接合領域が形成
されてなる上記第２５項記載のフライホイール。

駒１組の半径方向に延長された部分が１組の板状部材で
・形成されてなる上記第２９項記載のフライホイール。

Ｇυ　リムを有し軸の周囲で回転可能なクラ１ホ１−ル
用のハブにおいて （ａｌ母材中に配置され長手方向に延長された軸方向フ
ィラメント材料製であり、前記一方向フィラメント材料
の延長方向で且う全体として轡数層に輻射方向に配列さ
れ且つ各層間で軸方向に整合隣接された拶教組の置数の
棒状体と （ｂｌ前記豪数組の複数の棒状体の夫々に対し軸方向に
隣接され半径方向に延長された複数の延長部を包有し、
前記Ｗ数組の蕾数の棒状体に軸方向に交互に積層された
複数の板状部材とｌｃｌ前記複数組の複数の棒状体のう
ち互いに隣接する棒状体に対し前記複数の延長部を夫々
接合する第１の接合手段と を備えてなり前記第１．第２の複数の棒状体で前記リム
との間に配設される複数のスポークを形成してなるフラ
イホイール用のハブ。

１３Ｊ　複数組の置数の棒状体に対して軸方向に交互に
積層された複数の板状部材を備えてなる上記第則項記載
のフライホ１−ル用のハブ。

□□□複数組の複数の棒状体の組数が複数の板状部材の
数よりも１だけ大きい上記第（至）項記載のフライホ１
−ル用のハブ。

ｃ４ＡＪ複数組の複数の棒状体の夫々に軸方向に隣接す
る複数の半径方向圧延長された延長部を含み、実質的に
軸として働く軸方向に延長されたビントルシャフトを有
し、ハブの残部に積層された板状の端部材を備えてなる
上記第Ｃ（１１項もしくは第一項記載のフライホイール
用のハブ。

ＯＳハブの両端面に軸方向に夫々板状の端部材が積層さ
れてなる上記第（至）項記載のフライホイール用のハブ
。

（ト）複数組の複数の棒状体の各組が （１）軸の周囲に配電され且つ前記各組の棒状体に対向
する半径方向外端面を有して軸方向に延長された中央部
材と （１１１前記各組の棒状体を夫々前記中央部材の半径方
向外端面に接合する第２の接合手段 とを備えてなる上記第０１項記載のフライホイール用の
ハブ。

国中央部材の横断面形状が多角形であり、前記中央部材
の半径方向外端面が各組の棒状体に大々対向する実質的
に平坦な複数の面からなる上記第（至）項記載のフライ
ホイール用のハブ。

（９）ハブ両端面の板状の端部材と複数組の複数の棒状
体と、前記端部材および複数組の複数の棒状体間に夫々
積層配置された複数の板状部材とを一体に固着する固着
手段を備えてなる上記第（ハ）項記載のフライホイール
用のハブ。

みハブ両端面の板状の端部材に対し互いに接近する方向
に力を加えるよう前記ハブ両端面の板状の端部材に係合
する端部分を有する長手部材を固着手段が包有してなる
特許請求の範囲第３８項記載のフライホイール用のハブ
。

（４１麺長手部材がボルトである上記第（至）項記載の
アラ１ホイール用のハブ。

（４υ複数の板状部材が夫々長手部材を収容する開口部
を有してなる上記第（至）項記載のフライホイール用の
ハブ。

１４力複数の板状部材の一部と中央部材とに軸方向に延
長されたボスが形成され、前記１数の板状部材の残部と
中央部材と罠前記ボスを収容する凹所が形成されてなり
、前記複数の板状部材と中央部材とが互いに係合されて
なる上記第一項記載のフライホイール用のハブ。

＋４：ｌ　複数の板状部材に軸方向に貫通する開口部が
形成されてなる上記第（６）項記載のフライホイール用
のハブ。

１４４１　複数の板状部材の延長部の横断面積が半径の
増加につれ減少してなろ上記第８０項記載の７ライホ１
−ル用のハブ。

゛４５１複数の板状部材の延長部の円周方向の大きさが
半径の増加につれ減少してなる上記第０４項記載のフラ
イホイール用のハブ。

（４６）複数の板状部材の延長部の軸方向の大きさが半
径の増加につれ減少してなる上ｉＣ第（４４）　Ｊｆｉ
記畝のフライホイール用のハブ。

＋４７１互いに背合せに配置されて、複数の板状部材の
延長部の半径方向外端部において円周方向に延長された
実質的にＶ字形のノツチな形成する実質的に同形の部材
を前記複数の板状部材が包有し【なる上記第（ハ）項記
載のフライホイール用のノ・ブ。

（ハ）（：１複数の棒状体のうち軸方向に互いに隣接す
る棒状体の半径方向外端部とリムとの間に半径方向に配
置され且つ実質的に等方向であり軸方向に延長されたキ
ャップ部材と （１１）前記キャップ部材を前記複数の棒状体のうち軸
方向に互いに隣接する棒状体に接合する第３の接合手段
と を備えてなる上記ｔｉｇｏυ項紀畝のフライホイール用
のハブ。

（ハ）キャップ部材が母材中に配置された多方向フィラ
メント材料を包有してなる上記第四項記載のフライホイ
ール用のハブ。

ω（ａｌ軸に実質的に同心で且つ前記軸のまわりに回転
する環状のリムと ｌｂｌ母材中に配置され央長手方向に延長された軸方向
フィラメント材料を含み、前記リムに対して駆動可能に
配置された半径方向外４ｓを夫々包有し、前記リムから
半径方向内向に前記軸の近傍まで延長された複数の棒状
体と（ｃｌ前記棒状体を一体に結合合体するハブとを備
えてなるフライホイール。

６Ｄ榎数の棒状体が半径方向内端部を有し、〕・プが（
１）前記棒状体の半径方向内端部に返電された半径方向
外端面を持ち且つ軸を包囲して軸方向圧延長された中央
部材と （１１１前配棒状体の半径方向内端部を前記中央部材の
半径方向外端面に接合する第１の接合手段とを包有して
なる上記第（至）項記載のフライホ１−ル。

配置されており、ハブが（１）前記複数の棒状体と中央
部材とを挾持する１組の板状部材と（１前記１組の板状
部材を前記中央部材に対して接合する第２の接合手段と
を包有してなる上記第一項もしくは第６υ項記載の７ラ
イホ１−ル。

＠複数の棒状体に対し軸方向に隣接され且つ前記複数の
棒状体に対応して半径方向に延長された複数の延長部と
、前記複数の延長部を前記複数の棒４状体に夫々接合す
る第３の接合手段とを１組の板状部材の夫々が包有して
なる上記第６３項記載のフライホ１−ル。

５４１１組の板状部材の一方が実質的に軸となるビント
ルシャフトを包有してなる上記第一項記載のクラ１ホイ
ール。

（ト）１組の板状部材の一方と中央部材とが軸方向に延
長されたボスを包有し、前記１組の板状部材の他方と中
央部材とが前記ボスを収容する軸方向の凹所を包有して
なる上記第６３項記載のフライホイール。

回　１組の板状部材の夫々が軸方向に貫通する孔を包有
してなる上記第５５１項記載のフライホイール。

６ｎ樟数の延長部の夫々の横断面積が半径の増加に伴な
って減少してなる上記第一項記載のフライホ１−ル。

（ロ）複数の延長部の周面方向の大きさが半径の増加に
伴なって減少してなる上記第６η項記載のクラ１ホ１−
ル。

鰻置数の延長部の軸方向の大きさが半径の増加に伴なっ
て減少してなる上記第６η項記敏のフライホ１−ル。

用軸方向に互いに背合わせに積層された実質的に同形の
１組の部材を１組の板状部材が包有してなる上記第６ｚ
墳記載のフライホイール。

ｔｉｌ＋　＋１１１１Ｉ数の棒状体に対応して半径方向
に延長され且つ協同して延長部を形成、する置数の他の
延長部と、偵１前記延長部の夫々の半径方向外端部に円
周方向に延長された実質的Ｋ１字状のノツチと を１組の部材が協同して形成してなる上記第一項記載の
フライホイール。

１６ａ　ｔｌｌ軸方向に互いに隣接された１組の棒状体
と、（髄１前記１組の棒状体の夫々の半径方向外端部Ｅ
リムとの間に配置され軸方向に延長された実質的に均質
のキャップ部材と、 ＋１ｉｌｌ前記キャップ部材を前記１組の棒状体に接合
する第４の接合手段と を複数の棒状体が包有してなる上記第一項記載のフライ
ホイール。

１３）キャップ部材が母材中に配置された多方向フィラ
メント部材を包有してなる上記第Ｆｉ７Ｊ項記載の７ラ
イホイール。

Ｈ軸の周囲で回転可能のフライホイール用ノ・プにおい
て、 （ａｌ中央部材と （ｂｌ前記中央部材から半径方向外向に延長され且つ夫
々に前記軸から半径方向外向に離間された半径方向内端
部の形成された複数のスポークと （ｃｌ前記複数のスポークを前記中央部材に対して接合
する接合手段と を包有してなるフライホイール用ハブ。

６５１母材中に配管され長手方向に延長された一方的フ
ィラメント材料製の複数の棒状体を複数のスポークが包
有してなる上記第一項記載のフライホイール用ハブ。

一中央部材が複数のスポークに沿って半径方向圧延長さ
れた部材を包有し、接合手段が前記部材を前記複数のス
ポークに接合してなる上記第一項記載のアラ１ホイール
用ハブ。

ｆｉ７ｉ半径方向に延長された複数のスポークの夫々に
沿って半径が増大するＫつれ部材の断面積が減少してな
る上記第−項配敏のフライホイール用ハブ。

−（１１複数のスポークと前記複数のスポークが半径方
向内向に近傍まで延長されたシャフトと前配交数のスポ
ークを前記シャフトに、連結する中央部材とを包有する
ハブとｓ　１ｌｉｌ前記ハブに装着され且つ前記シャフ
トを実質的に回転軸として回転可能であり、前記複数の
スポークに対して駆動可能に連結され、前記複数のスポ
ークとともに回転時に遠心力に応じて半径方向外向に彎
曲する環状のリムとを包有するフライホイールの製造方
法において、（＆）前記複数のスポークの夫々に対して
半径方向への延長領域で軸方向に隣接し且つ前記延長領
域で半径の増大に応じて横断面積が減少する半径方向に
延長された複数の延長部をｉｌＪ記中央部材に形成する
第１の工程と、 （ｂｌ前記複数の延長部を前記複数のスポークに夫々連
結する第２の工程と を備えてなるフライホイールの製造方法。

ｉ！Ｊ　（ｃｌ環状のリムから回転軸の近傍まで半径方
向内向に延長された複数のスポークを母材中に配管され
た一方的フィラメント材料製の棒状体を用いて作成する
第３の工程と （（１１前記回転軸をなすシャフトと前記複数のスポー
クとをハブを用いて連結する第４の工程とを備えてなる
上記第一項記載のフライホイールの製造方法。

σ〔（ｅ１ハブに複数のスポークを駆動可能に連結する
よう複数のスポークと協同する可撓性部材を前記ハブに
形成する第５の工程と （ｂｌ前前記置数スポークに対して前記可視性部材を接
合する第６の工程と を備え、前記可撓性部材が鹸記拶数のスポークと実質的
に一致して半径方向に遠心力に応じて彎曲し、前記置数
のスポークとの接合領域へのストレスの集中を回避して
なる上記第０項記載のフライホイールの製造方法。

σ０（１１ハブと（―）回転軸の周囲で回転するとき運
動エネルギを蓄積する前記回転軸に同心の環状のリムと
を備えてなるフライホイールにおいて、（ａｔ母材中に
配置され長手方向に延長された一方的フィラメント材料
製で平坦な側面を有し、同数づつに分けられ置数のグル
ープとされ、前記複数のグループの夫々において同一平
面内忙輻射状に配置され、前記１数のグループ間で軸方
向に整合されて前記Ｗ数のグループの夫々に包有される
数と同数の複数のスポークを形成し、前記リムに対して
駆動可能に連結された半径方向外端部を包有し、 前記回転軸の近傍まで半径方向内向に延長され前記回転
軸から離間された半径方向内端部を包有してなる複数の
棒状体と （ｂｌ前記Ｗｅのグループの夫々の複数の棒状体の半径
方向内端部に夫々対向された外端面を包有する軸方向に
延長された複数の中央部材と（ｃｌ前記蕾数のグループ
の夫々の複数の棒状体の半径方向内端部を前記複数のグ
ループの夫々に対応する中央部材に接合する第１の接合
手段と （６１前記書数のグループと交互に軸方向に積層され且
つ軸方向両端で実質的に前配回転軸となるビントルシャ
フトが軸方向に形成された端板となり、前記複数の中央
部材と協同して前記回転軸との同心性を確保維持する複
数の板状部材と （ｅｌ前記蕾数の板状部材を前記複数の中央部材に接合
する第２の接合手段と （ｆｌ＋１１前記書数のグループの夫々に含まれる棒状
体の数と同数であり、　ｌｌ１１前記璽数のスポーク中
の棒状体に対して軸方向に隣接しており、＋１１１１前
記棒状体の半径方向内端部から半径方向外湖部近傍まで
半径方向に延長された延長領域において前記棒状体と平
行して半径方向外向に延長され、　ＯＶＩ前記延長領域
において半径が増大するＫつれ横断面積が減少する複数
の延長部を夫々包有する複数の板状部材と（ｇｌ前記複
数の棒状体を夫々前記板状部材の隣接部分に接合する第
３の接合手段と を包有してなるフライホイール。

Ｃ１邊１ａ１回転軸の周囲で回転されるときにエネルギ
を蓄積する環状のリムと （ｂｌ前記回転−に対し半径方向外側に離間して配電さ
れた半径方向内端部を夫々含み且つ前記回転軸を実質的
になすシャツ）Ｋ対して前記リムを連結する半径方向に
延長された複数のスポークと、 （・１（１１前記轡数のスポークに対応して半径方向に
夫々延長され且つ前記複数のスポークの半径方向内端部
から半径方向外方に離間して配置された半径方向外端部
を夫々含む１数の延長部と、ｍ前記複数のスポークと前
記複数の延長部との間に夫々第１のギャップを形成する
よう前記複数のスポークから前記延長部を離間せしめる
離間手段と を包有し前記複数のスポークを前記シャツ）４連結する
ハブと、 （ｃ１１前記拶数の延長部を前記複数のスポークに夫々
接合し且つ前記第１のギャップを充填する第１の接合手
段と を備えてなるフライホイール。

σ３襟数のスポークの半径方向内端部と複数の延長部の
半径方向外端部との間で半径の増大につれ、前記複数の
延長部の横断面積が減少してなる上＾ピ第σ邊項記載の
フライホイール。

（１４Ｊ　（１１Ｗ数のスポークの半径方向内端部間に
配置され且つ前記複数のスポークの半径方向内端部に対
して第２のギャップをおいて離間対向する半径方向外端
面を包有してなる部材と（１１）前記部材を前記複数の
スポークの半径方向内端部に夫々接合し且つ前記第２の
ギャップを充填する第２の接合手段と を離間手段が包有してなる上記第σ邊項記載のフライホ
イール。

ｒＩ！ｊ母材中に配電された長手方向に延長された一方
向フィラメント材料製で実質的に平坦な側面を有した複
数の棒状体を複数のスポークが包有してなる上記第０項
記献のフライホイール。

σｔ９　１３ふと実質的に回転軸をなすハブと前記３リ
ムからハブへ半径方向内向に延長され且つ前記ハブに対
して接合された複数のスポークとを備えてなるフライホ
イールを運転する７ライホ１−ルの運転方法において、 （ａｔ前記リムと前記複数のスポークとが遠心力に応じ
て半径方向外向に彎曲する速度で前記フライホイールを
回転せしめる回転工程とｌｂｌ　＠記複数のスポークの
半径方向の彎曲に実質的に一致し、前記ハブに対して前
記複数のスポークを接合する接合剤領域中にストレスな
均婢に分散し、前記接合剤領域の一部にストレスが集中
されることを回避するよう前記ハブを半径方向外向に弾
性的に彎曲せしめる彎曲工程と を包有してなるクラ１ホイールの運転方法。

ση（ａｌ軸方向に隣接して半径方向に延長され半径方
向外端部を有し、リムを前記軸に対して駆動可能に連°
結する１組のスポークと、 （ｂｌ前記１組のスポークの半径方向外端部と前記リム
との間に半径方向に配置され軸方向Ｋｍ長されたキャッ
プ部材と。

（ｃｌ前記キャップ−材を前記１組のスポークに対して
接合する一合手段と を備えてなるフライホイール。

徹キャップ部材が母材中に配置された多方向フィラメン
ト材料を包有してなる上記第同項記載のクラ１ホイール
。

＋７１１組のスポークが母材中に配置された一方向フィ
ラメント材料を包有してなる上記第同項もしくは第（１
８項記載のフライホイール。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のフライホイールの実施例の平面図、第
２図は第１図の線２−２に沿った断面図、第３図は第２
図の線３−３に沿った部分断面図、第４図は第３図の線
４−４に沿った部分断面図。 第５図は本発明のフライホイールの他の実施例の第１図
と同様の部分断面図、第６図は第５図の実施例の部分斜
視図、第１図は本発明のフライホイールの更に他の実施
例の部分平面図、第８図は第１図の線８−８に沿った断
面図、第９図は本発明のフ・ライホイールの他の実施例
の第４図若しくはｔ１４５図と同様の部分断面図を示す
。 １０・・・フライホイール、１２・・・リム、１４・・
・ハブ、１６・・・スポーク、１８・・・中央部％　　
２０・・・延長部、２１・・・キャップ部材、２２．２
４・・・端板、　　２６．２８・・・ビントルシャフト
、　　３０，３２，３３．３番・・・スペーサ板、３６
・・・半径方向内端部、５８・・・、中央部材、番０・
・・外端部、４２・・・領域、４４・・・開口部、４６
・・・ボス、４８・・・肩部、５０・・・接合領域、５
２・・・チャンバ、５４・・・ハブ、５６．５８・・・
スペーサ板Ｔｈ　　６０・・・ボス。 ６２・・・凹所、６４・・・中央部材、６６・・・接合
面。 ６８・・・接合端面、フ０・・・溝部、ツー２・・・チ
ャンバ。 ７番・・・ハフ’、７６、フ８・・・ｉ板、’ｓｏ・・
・スペーサ板、８２・・・中央部材、８４・・・締付ボ
ルト、８６・・・ノ・ブ。 ８８・・・中央部材、９０・・・スペーサ板％　９０＾
、９０ｂ・・・スペーサ部材、９２・・・凹所、９４・
・・ボス、９６・・・中央部、９Ｂ・・・空所、１００
・・・外端部、１０２・・・ノツチ 特許出願人 ザ　ギヤレット　コーポレーション

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１１半径方向に延長されたスポークを包有し且つ軸の
   周囲に回転可能であるハブと、前記スポークに対してト
   ルク伝達可能に連結きれた環状のリムとを備えてなるフ
   ライホイールにおいて、前記スポークに連接され且つ半
   径方向に延長された領域で半径の増大に応じて横断面積
   が減少する半径方向に延長された部分を含む部材と、前
   記部分を前記領域で前記スポークに対し【接合する接合
   手段とを前記ハブが包有してなるフライホイール。 （２）半径方向に延長された第１の複数のスポークをハ
   ブが包有し、前記第１の１数のスポークに夫々軸方向に
   連接され且つ半径方向に延長された領域で半径の増大に
   応じて横断面積が減少する半径方向に延チされた複数の
   部分を部材が包有し、前記領域で前記１黴の部分を夫々
   前記第１の複数のスポークに接合手段が接合してなる特
   許請求の範囲第１項記載のフライホイール。 １３）第１の複数のスポークが回転軸に直交する第１の
   平面内に配置されてなる特許請求の範囲第２項記載のフ
   ライホイール。 （４）第１の複数のスポークとの間で部材を軸方向に挾
   持しｉつ回転軸に直交する第２の平面内に配置され半径
   方向に延長された第３の複数のスポークをハブが包有し
   てなる特許請求の範囲第３項配賦の７ライホイール。 （５）第２の複数のスポークが夫々複数の部分の夫々に
   軸方向に連接され且つ整合されてなり、半径方向に延長
   された領域で前記第２の１数のスポークに対して夫々１
   数の部分が接合手段で接合されてなる特許請求の範囲第
   ４項記載のフライホイール。 （６）実質的に回転軸となる軸方向に延長されたビント
   ルシャフトを部材が包有してなる特許請求の範囲第１項
   若しくは第２項記載のフライホイール。 （７）第１の複数のスポークが夫々回転軸から外方に離
   間した半径方向内端を包有し、前記第１の複数のスポー
   クに沿って軸方向に延長され且つ前記半径方向内端に対
   向する外端面を形成してなる中央部材と、前記半径方向
   内端に前記外端面を接合する接合手段とを備えてなる特
   許請求の範囲第２項記載のフライホイール。 （８）中央部材を部材に固着する１着手段を備えてなる
   特許請求の範囲第７項記載のフライホイール。 （９）固着手段が接着剤を包含してなる特許請求の範囲
   第８項記載のフライホイール。 Ｊ１中央部材若しくは部材の一方に回転軸と同心で且つ
   軸方向圧延長されたボスが形成され、前記中央部甘苦し
   くは部材の他方に前記ボスを収容する凹所が形成されて
   なる特許請求の範囲第８項記載のフライホイール。 ０υ中央部材と部材とを互いに接合する接着剤を収容す
   るチャンバを凹所中に形成するよう前記中央部材と部材
   とが協同してなる特許請求の範囲第１Ｏ項記載のフライ
   ホイール。 （６）中央部材が凹所と前記凹所な前記中央部材の外部
   へ連通する通路とを包有してなる特許請求の範囲第１１
   項記載のフライホイール。 円周方向に延長されたノツチを包有してなる特許請求の
   範囲第４項若しくは第６項記載のクラ１ホイール。 ０４ノツチが半径方向外向く開放されてなる特許請求の
   範囲第１３項記載のフライホイール。 ０５部材が実質的に同形で且つ互いに背面を互いに隣接
   して軸方向に配置された１組のパーツを包有してなる特
   許請求の範囲第１３項記載のフライホイール。 篤回転軸と同心で且つ軸方向に延長されたボスを形成す
   るよう１組のパーツの夫々が軸方向外向に変形されてな
   る特許請求の範囲第１５項記載のフライホイール。 ３ｎ　　１組のパーツを互いに接合する接合手段を包有
   してなる特許請求の範囲第１６項記載の７ライホイール
   。 に）１組のパーツが半径方向に延長された１数の部分を
   形成するよう協同し、且つ夫々半径方向外端近傍での横
   断面積が減少するよう半径方向外端で軸方向にテーパ付
   けられてなる特許請求の範囲第１δ項記載のフライホイ
   ール。 ０９１組のパーツ゛がＶ字形のノツチを形成するよう協
   同してなる特許請求の範囲第１６項記載のフライホイー
   ル。 （１）スポークが母材中に配置された軸方向フィラメン
   ト材料によって形成された棒状体で形成されてなる特ｉ
   ｆｆ請求の範囲第１項記載のクラ１ホイール。 ！２１１棒状体が実質的ＫｓＦ姐な側面を有してなる特
   許請求の範囲第２０項記載のフライホイール。 ｎ第１の複数のスポークと第２の複数のスポークとが互
   いに軸方向に組をなして一致するよう協同せしめられ、
   前記第１第２の複数のスポークの組の半径方向外端とリ
   ムとの間に軸方向に延長され月つ実質的に等方向で返る
   キャップ部材が配置され、繭記第１第２の１数のスポー
   クの組に対し前記キャップ部材が接合されてなる特許請
   求の範囲第５項記載のフライホイール。 ａ　キャップ部材が母材中に配置された多方向フィラメ
   ント材料で形成されてなる特許請求の範囲第２２項記載
   のフライホイール。