JPS5810261B2 - 絶縁トロリ−ワイヤ− - Google Patents
絶縁トロリ−ワイヤ−Info
- Publication number
- JPS5810261B2 JPS5810261B2 JP3632877A JP3632877A JPS5810261B2 JP S5810261 B2 JPS5810261 B2 JP S5810261B2 JP 3632877 A JP3632877 A JP 3632877A JP 3632877 A JP3632877 A JP 3632877A JP S5810261 B2 JPS5810261 B2 JP S5810261B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- metal band
- trolley wire
- insulated trolley
- tensile strength
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Current-Collector Devices For Electrically Propelled Vehicles (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はクレーン、ホイスト等移動機器へノ接触集電用
トロリーワイヤーに集電子の接触部分を残して絶縁被覆
した主として長尺の絶縁トロリーワイヤーの改良に関す
る。
トロリーワイヤーに集電子の接触部分を残して絶縁被覆
した主として長尺の絶縁トロリーワイヤーの改良に関す
る。
トロリーワイヤーに絶縁被覆して、これをドラム巻可能
に構成してなるいわゆる絶縁トロリーワイヤーには、機
械的強度の関係上張力を余りかけられない為に布設時ド
ラム巻きぐせの残存やねじれなどを生ずるおそれがある
。
に構成してなるいわゆる絶縁トロリーワイヤーには、機
械的強度の関係上張力を余りかけられない為に布設時ド
ラム巻きぐせの残存やねじれなどを生ずるおそれがある
。
これを防止する目的で発明者らにおいて先に高抗張力メ
ツセンジャーワイヤーを附加したものが開発され提案さ
れている。
ツセンジャーワイヤーを附加したものが開発され提案さ
れている。
すなわちテンションを負担するメツセンジャーワイヤー
の周囲に銅などの金属帯をわん曲して被せ、これに開口
ひれを有する絶縁カバーにより絶縁被覆してなるもので
あり、その張力の不足問題を一掃できるなどすぐれた特
徴を生み出すことができた。
の周囲に銅などの金属帯をわん曲して被せ、これに開口
ひれを有する絶縁カバーにより絶縁被覆してなるもので
あり、その張力の不足問題を一掃できるなどすぐれた特
徴を生み出すことができた。
しかしてこの絶縁トロリーワイヤーは主として工場内な
どの比較的環境の良い場所で布設されるケースが多い為
、安定した摺動性能が得られるが、海岸地域の塩害など
、いわゆる雰囲気の悪い場所で使用する場合摺動面の耐
食性の関係で集電性能が落ちることも考えられる。
どの比較的環境の良い場所で布設されるケースが多い為
、安定した摺動性能が得られるが、海岸地域の塩害など
、いわゆる雰囲気の悪い場所で使用する場合摺動面の耐
食性の関係で集電性能が落ちることも考えられる。
本発明は特に酸化促進域あるいは腐食促進域などいわゆ
る雰囲気の悪いところに布設されても安定した摺動集電
ができ、加えて耐摩耗性の良い絶縁トロリーワイヤーを
提供することを目的とする。
る雰囲気の悪いところに布設されても安定した摺動集電
ができ、加えて耐摩耗性の良い絶縁トロリーワイヤーを
提供することを目的とする。
すなわち本発明は張力を負担しかつアルミあるいは銅な
どの良導電性金属皮層を有する高抗張力メツセンジャー
ワイヤーの周囲に、すくなくとも摺動部分はステンレス
等耐食性で耐摩耗性を有する金属成分からなる金属帯を
わん曲させて被せ、これに開口ひれを有する絶縁カバー
を被覆してなるものである。
どの良導電性金属皮層を有する高抗張力メツセンジャー
ワイヤーの周囲に、すくなくとも摺動部分はステンレス
等耐食性で耐摩耗性を有する金属成分からなる金属帯を
わん曲させて被せ、これに開口ひれを有する絶縁カバー
を被覆してなるものである。
本発明のメツセンジーヤーワイヤーとしては機械的強度
の強い鋼線にアルミあるいは銅などを被せたいわゆる外
表面に良導電性金属成分を用いた高抗張力複合金属線な
どが主として用いられるが、これに類するものを包含す
る。
の強い鋼線にアルミあるいは銅などを被せたいわゆる外
表面に良導電性金属成分を用いた高抗張力複合金属線な
どが主として用いられるが、これに類するものを包含す
る。
また金属帯はステンレス等を主としているが、これに類
するものを包含する。
するものを包含する。
以下実施例図面により説明するに、1は単線あるいは撚
線などからなり、外周にアルミ、銅などの良金属皮層1
aを有する鋼線などからなる高抗張力メツセンジャー、
2はステンレス等の成型体よりなる金属帯、3はポリ塩
化ビニル等の絶縁カバーを示す。
線などからなり、外周にアルミ、銅などの良金属皮層1
aを有する鋼線などからなる高抗張力メツセンジャー、
2はステンレス等の成型体よりなる金属帯、3はポリ塩
化ビニル等の絶縁カバーを示す。
テンションメンバーとなるメツセンジャーワイヤー1の
周囲は金属帯2の成形された中空包囲部2aによって包
囲され、かつ絶縁カバー3が包囲2aの電気的摺接面4
を設けてその両側より下方に開口ひれ3a、3aを設け
て押出し被覆してなるものである。
周囲は金属帯2の成形された中空包囲部2aによって包
囲され、かつ絶縁カバー3が包囲2aの電気的摺接面4
を設けてその両側より下方に開口ひれ3a、3aを設け
て押出し被覆してなるものである。
前記金属帯2には包囲部上に立上り立脚する合せ部2b
を設け、その先端を所要角をもって開脚するつかみひれ
2c、2cを設けることによって絶縁カバー内に喰い込
むようになり、金属帯2の形態保持と絶縁カバー3との
密着張度を増すことができる。
を設け、その先端を所要角をもって開脚するつかみひれ
2c、2cを設けることによって絶縁カバー内に喰い込
むようになり、金属帯2の形態保持と絶縁カバー3との
密着張度を増すことができる。
このようになる本発明絶縁トロリーワイヤーは長尺状物
としてドラムあるいはロール巻きされたものを現地に搬
入し、布設距離に応じて所要長さ操り出して切断し、メ
ツセンジャーワイヤー1の金属帯2及び絶縁カバー3を
剥ぎ取って予め固定されたブラケットに圧着端子あるい
はクランプなどにより張設してやることにより布設でき
、かつメツセンジャーワイヤー1に給電線を接続して課
電させることによって金属皮層1a→包囲部2aを通し
て金属帯2に通電させることができる。
としてドラムあるいはロール巻きされたものを現地に搬
入し、布設距離に応じて所要長さ操り出して切断し、メ
ツセンジャーワイヤー1の金属帯2及び絶縁カバー3を
剥ぎ取って予め固定されたブラケットに圧着端子あるい
はクランプなどにより張設してやることにより布設でき
、かつメツセンジャーワイヤー1に給電線を接続して課
電させることによって金属皮層1a→包囲部2aを通し
て金属帯2に通電させることができる。
ステンレスなど耐腐食、耐摩耗性材料は電気的抵抗が高
いが、本発明によれば良導電性金属皮層1aが接触して
いることによってその電圧降下、通電容量を補足できる
のである。
いが、本発明によれば良導電性金属皮層1aが接触して
いることによってその電圧降下、通電容量を補足できる
のである。
金属皮層1aと金属帯2の電気的接触は包囲部2aの充
分な圧接包囲によって補償できるが、この他に第2図に
示すように包囲部2a内に導電性防食コンパウンド5を
注入介在させることにより単なる包囲によって充分な導
通が行え、その界面の酸化促進も防止でき長期保障され
る。
分な圧接包囲によって補償できるが、この他に第2図に
示すように包囲部2a内に導電性防食コンパウンド5を
注入介在させることにより単なる包囲によって充分な導
通が行え、その界面の酸化促進も防止でき長期保障され
る。
また第3図に示すように金属帯2内面にアルミ、銅など
の良導電性金属帯6を一体的に貼付したものをメツセン
ジャーワイヤー1に圧接包囲しても良い。
の良導電性金属帯6を一体的に貼付したものをメツセン
ジャーワイヤー1に圧接包囲しても良い。
以上のようにしてなる本発明絶縁トロリーワイヤーによ
れば、摺動面はテンションメンバーヲ包囲するステンレ
スなどの金属帯によって形成され、かつその包囲部内に
おいて高抗張力よりなる鋼線などの周上に有する良導電
性金属皮層によって電気的容量に補足できるので、導電
率を落とすことなく悪雰囲気下において充分使用に耐え
るものを提供できる。
れば、摺動面はテンションメンバーヲ包囲するステンレ
スなどの金属帯によって形成され、かつその包囲部内に
おいて高抗張力よりなる鋼線などの周上に有する良導電
性金属皮層によって電気的容量に補足できるので、導電
率を落とすことなく悪雰囲気下において充分使用に耐え
るものを提供できる。
第1図は本発明絶縁トロリーワイヤーの一実施例を示す
斜視図、第2図及び第3図はトロリーワイヤ一部分の二
様の変形例を示す正面図である。 1:メツセンジャーワイヤー、1a:良導電性金属皮層
、2ニステンレス等の金属帯、2a:包囲部、3:絶縁
カバー、3a:開口ひれ、4:摺動面、5:導電性防食
コンパウンド、6:良導電性金属帯。
斜視図、第2図及び第3図はトロリーワイヤ一部分の二
様の変形例を示す正面図である。 1:メツセンジャーワイヤー、1a:良導電性金属皮層
、2ニステンレス等の金属帯、2a:包囲部、3:絶縁
カバー、3a:開口ひれ、4:摺動面、5:導電性防食
コンパウンド、6:良導電性金属帯。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 張力を負担しかつアルミあるいは銅などの良導電性
金属皮層を有する高抗張力メツセンジャーワイヤーの周
囲に、所要厚さを有しすくなくとも摺動部分はステンレ
ス等耐食性で耐摩耗性を有する金属成分からなる金属帯
をわん曲させて被せ、これに開口するひれを有する絶縁
カバーを被覆してなることを特徴とする絶縁トロリーワ
イヤー。 2 前記高抗張力メツセンジャーワイヤーを包囲する金
属帯内に導電性コンパウンドを注入してなることを特徴
とする特許請求の範囲第1項に記載の絶縁トロリーワイ
ヤー。 3 前記高抗張力メツセンジャーワイヤーを包囲する金
属帯内面にアルミあるいは銅などの良導電性金属帯を設
けてなることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
の絶縁トロリーワイヤー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3632877A JPS5810261B2 (ja) | 1977-03-31 | 1977-03-31 | 絶縁トロリ−ワイヤ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3632877A JPS5810261B2 (ja) | 1977-03-31 | 1977-03-31 | 絶縁トロリ−ワイヤ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53121198A JPS53121198A (en) | 1978-10-23 |
JPS5810261B2 true JPS5810261B2 (ja) | 1983-02-24 |
Family
ID=12466762
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3632877A Expired JPS5810261B2 (ja) | 1977-03-31 | 1977-03-31 | 絶縁トロリ−ワイヤ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5810261B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60243766A (ja) * | 1984-05-17 | 1985-12-03 | Fujitsu Ltd | デ−タ照合システム |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5719266A (en) * | 1980-07-02 | 1982-02-01 | Hitachi Cable | Method of vertically stretching insulating trolley |
JP2011255999A (ja) * | 2010-06-08 | 2011-12-22 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | クレーンシステム |
-
1977
- 1977-03-31 JP JP3632877A patent/JPS5810261B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60243766A (ja) * | 1984-05-17 | 1985-12-03 | Fujitsu Ltd | デ−タ照合システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53121198A (en) | 1978-10-23 |
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