JPS58101718A - 熱可塑性樹脂フイルタ− - Google Patents
熱可塑性樹脂フイルタ−Info
- Publication number
- JPS58101718A JPS58101718A JP20072981A JP20072981A JPS58101718A JP S58101718 A JPS58101718 A JP S58101718A JP 20072981 A JP20072981 A JP 20072981A JP 20072981 A JP20072981 A JP 20072981A JP S58101718 A JPS58101718 A JP S58101718A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- particles
- filter
- positive
- thermoplastic resin
- larger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Filtering Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は正の符号に帯電している微粒子とこの散粒子よ
り大きい微粒子が分散した水系の液体から大きい散粒子
を除去する熱可塑性樹脂フィルターに関するものである
。
り大きい微粒子が分散した水系の液体から大きい散粒子
を除去する熱可塑性樹脂フィルターに関するものである
。
従来、正に帯電した微粒子が分散した水系の液体中から
この粒子よりも大きい不純物を除く場合には、合成高分
子を主な素材とする精密濾過フィルターを使用していた
が、正に帯電した微粒子の吸着のため目詰りが速く進仕
し、p過寿命が短いという欠点があった。この現象は水
素イオン濃度が10 M/1より低い場合、精密濾過フ
ィルターの素材、例えばセルロースエステル、アクリロ
ニトリル−塩化ビニル共重合体、ポリ塩化ビニル、弗化
ビニリデン、塩素化ポリ塩化ビニルなどのゼータ電位が
負になって、正に帯電した微粒子を吸着することに起因
することを見出した。
この粒子よりも大きい不純物を除く場合には、合成高分
子を主な素材とする精密濾過フィルターを使用していた
が、正に帯電した微粒子の吸着のため目詰りが速く進仕
し、p過寿命が短いという欠点があった。この現象は水
素イオン濃度が10 M/1より低い場合、精密濾過フ
ィルターの素材、例えばセルロースエステル、アクリロ
ニトリル−塩化ビニル共重合体、ポリ塩化ビニル、弗化
ビニリデン、塩素化ポリ塩化ビニルなどのゼータ電位が
負になって、正に帯電した微粒子を吸着することに起因
することを見出した。
本発明は上記従来の欠点を除去するもので、正の符号に
帯電している第1粒子と該第1粒子より大きい第2粒子
が分散した水系の液体から第2粒子を除去する熱可塑性
樹脂フィルターにおいて、除去する際の該フィルターの
ゼータ電位を正とすることを特徴とし、被濾過液体中の
正に帯電した物質を反視させて、該物質のフィルターへ
の吸着を阻止し、目詰りの速度を減じて0J過寿命を艮
くすることを目的としたものである。
帯電している第1粒子と該第1粒子より大きい第2粒子
が分散した水系の液体から第2粒子を除去する熱可塑性
樹脂フィルターにおいて、除去する際の該フィルターの
ゼータ電位を正とすることを特徴とし、被濾過液体中の
正に帯電した物質を反視させて、該物質のフィルターへ
の吸着を阻止し、目詰りの速度を減じて0J過寿命を艮
くすることを目的としたものである。
本発明フィルターは熱可塑性樹脂と正のセータ電位を、
有する物質(正荷電型物質と称す)とからなるものであ
り、このフィルターの表から裏に向−)で連続した孔か
形成されており、主に熱可塑性樹脂とト記+E荷電型物
質の表面によって仕切られたfLを形成している。即ち
合成高分子を素材とした散孔註′フィルターの微孔内に
正荷電型物質をとし込めた構造のもの又は正荷電型物質
を熱可塑性樹脂にて結着した構造のものがある。正荷電
型物αとしては、例えば酸化チタン、酸化アルミニウド
、酸化鉄、酸化ジルコニウムなどの金属酸化物、ジエチ
ルアミノエチルセルロースなどのセルロースアニオン交
換体、アンバーライトIRA400なトノアニオン交換
樹脂、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂、ポリアミンエ
ピクロルヒドリンナトツカチオン性樹脂などが適用でき
る。
有する物質(正荷電型物質と称す)とからなるものであ
り、このフィルターの表から裏に向−)で連続した孔か
形成されており、主に熱可塑性樹脂とト記+E荷電型物
質の表面によって仕切られたfLを形成している。即ち
合成高分子を素材とした散孔註′フィルターの微孔内に
正荷電型物質をとし込めた構造のもの又は正荷電型物質
を熱可塑性樹脂にて結着した構造のものがある。正荷電
型物αとしては、例えば酸化チタン、酸化アルミニウド
、酸化鉄、酸化ジルコニウムなどの金属酸化物、ジエチ
ルアミノエチルセルロースなどのセルロースアニオン交
換体、アンバーライトIRA400なトノアニオン交換
樹脂、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂、ポリアミンエ
ピクロルヒドリンナトツカチオン性樹脂などが適用でき
る。
本発明フィルターはタンパク質コロイドのように酸性サ
イドで正に荷電しているコロイド分散液中の比較的大き
な不純粒子を除去する場合に使用さ1する。例えばビー
ル中のイースト菌の除去などが代表的なものであるっこ
のように被p過液体中c/) +E荷市′型粒子が除か
れる粒子に対して小さい場濾過液体中の正荷電型粒子の
径より大きく、除去しようとする粒子より小さくするこ
とが勿論必要である。
イドで正に荷電しているコロイド分散液中の比較的大き
な不純粒子を除去する場合に使用さ1する。例えばビー
ル中のイースト菌の除去などが代表的なものであるっこ
のように被p過液体中c/) +E荷市′型粒子が除か
れる粒子に対して小さい場濾過液体中の正荷電型粒子の
径より大きく、除去しようとする粒子より小さくするこ
とが勿論必要である。
以丁実施例により説明する。
実施例
塩素化ポリ塩化ビニル9.1重量部をテトラヒドロフラ
ン60.9重量部に溶解し、イソプロピルアルコール6
0,0重量部を加えて均一に混合溶解した。次に1,2
重量品のショ糖エステルを加えて均一に溶解後、正荷電
型物質として酸化チタンを011.2.5重量部加えた
4種の混合液を準備した。
ン60.9重量部に溶解し、イソプロピルアルコール6
0,0重量部を加えて均一に混合溶解した。次に1,2
重量品のショ糖エステルを加えて均一に溶解後、正荷電
型物質として酸化チタンを011.2.5重量部加えた
4種の混合液を準備した。
上記混合液を厚さ0.07.、のポリエステル不織布に
含浸して、温度25℃、湿度60%の禅囲気で乾燥した
。その結果、酸化チタンの含有率がフィルターの重量に
対して0%、2.2%、4.8%、6゜6%で挑る4種
類の膜を得た。得ら(tた4種類のフィルターの特曲を
表−■に示した。
含浸して、温度25℃、湿度60%の禅囲気で乾燥した
。その結果、酸化チタンの含有率がフィルターの重量に
対して0%、2.2%、4.8%、6゜6%で挑る4種
類の膜を得た。得ら(tた4種類のフィルターの特曲を
表−■に示した。
上記にて得られたフィルターの評価をするために市販の
ビールにIL]6個/dのイースト菌を混へし、γ濾過
面積0.285cdにて、上記ビールを濾過した、表−
1にはイースト菌の除菌率、定速濾過(7,5CC/分
、cII)時におけるビール総濾過量(フィルターの千
損か1Kg/cIlになった時までの1濾過黴)、水銀
ポロシメータ(こよる平均孔径、バブルポイントそして
透水速度を示した。
ビールにIL]6個/dのイースト菌を混へし、γ濾過
面積0.285cdにて、上記ビールを濾過した、表−
1にはイースト菌の除菌率、定速濾過(7,5CC/分
、cII)時におけるビール総濾過量(フィルターの千
損か1Kg/cIlになった時までの1濾過黴)、水銀
ポロシメータ(こよる平均孔径、バブルポイントそして
透水速度を示した。
表 −■
lト
表−1に得られた結果を見ると、透水速度、平均孔径の
減少にもかかわらず、ビール濾過量は太1]1に伸びて
いることが理解される。又バブルポイントの低下は少し
はあるものの除菌性能に影響をお上はtものではなかっ
た。
減少にもかかわらず、ビール濾過量は太1]1に伸びて
いることが理解される。又バブルポイントの低下は少し
はあるものの除菌性能に影響をお上はtものではなかっ
た。
以上のように正荷電型の微粒子が分散した水系の液体中
の不純粒子を除く場合に、濾過寿命の大巾な増加をもた
らす。ビール濾過以外に対表となる濾過としては清酒な
どの醸造製品、牛乳などの乳製品、印刷用インクなどの
製品の製造時の濾過に使用できる。
の不純粒子を除く場合に、濾過寿命の大巾な増加をもた
らす。ビール濾過以外に対表となる濾過としては清酒な
どの醸造製品、牛乳などの乳製品、印刷用インクなどの
製品の製造時の濾過に使用できる。
本発明のフィルターは旧述したごとく、濾過寿命の増加
効果が著しく大きく、工業的価値大である。
効果が著しく大きく、工業的価値大である。
出願人 湯浅′市池株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)正の符号に帯電している第1粒子と該第1粒子より
大きい第2粒子が分散した水系の液体から第2粒子を除
去する熱可塑性樹脂フィルターにおいて、除去する際の
該フィルターのゼータ重信が正であることを特徴とする
熱り塑性樹脂フィルター。 2)熱可塑性樹脂フィルターが正のゼータ電位5−何す
る物質を包含している特許請求の範囲第1項記載の熱可
塑性樹脂フィルター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20072981A JPS58101718A (ja) | 1981-12-11 | 1981-12-11 | 熱可塑性樹脂フイルタ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20072981A JPS58101718A (ja) | 1981-12-11 | 1981-12-11 | 熱可塑性樹脂フイルタ− |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58101718A true JPS58101718A (ja) | 1983-06-17 |
Family
ID=16429211
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20072981A Pending JPS58101718A (ja) | 1981-12-11 | 1981-12-11 | 熱可塑性樹脂フイルタ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58101718A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1184070A3 (en) * | 2000-09-01 | 2003-12-17 | Haldor Topsoe A/S | Method for the removal of particulate matter from aqueous suspension |
JP2007127544A (ja) * | 2005-11-04 | 2007-05-24 | Nomura Micro Sci Co Ltd | 半導体用研磨スラリー中の異物検査方法 |
KR101206761B1 (ko) | 2011-12-28 | 2012-11-30 | (주)웰크론 | 바이러스 제거에 효과적인 멤브레인용 부직포의 제조방법 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5248348A (en) * | 1975-10-15 | 1977-04-18 | Sony Corp | Origin detecting apparatus |
JPS55142512A (en) * | 1979-04-21 | 1980-11-07 | Koichi Kaneko | Using method of alternately negative and positive zeta potentials |
-
1981
- 1981-12-11 JP JP20072981A patent/JPS58101718A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5248348A (en) * | 1975-10-15 | 1977-04-18 | Sony Corp | Origin detecting apparatus |
JPS55142512A (en) * | 1979-04-21 | 1980-11-07 | Koichi Kaneko | Using method of alternately negative and positive zeta potentials |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1184070A3 (en) * | 2000-09-01 | 2003-12-17 | Haldor Topsoe A/S | Method for the removal of particulate matter from aqueous suspension |
US6773601B2 (en) | 2000-09-01 | 2004-08-10 | Haldor Topsoe A/S | Method for the removal of particulate matter from aqueous suspension |
JP2007127544A (ja) * | 2005-11-04 | 2007-05-24 | Nomura Micro Sci Co Ltd | 半導体用研磨スラリー中の異物検査方法 |
KR101206761B1 (ko) | 2011-12-28 | 2012-11-30 | (주)웰크론 | 바이러스 제거에 효과적인 멤브레인용 부직포의 제조방법 |
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