JPS581016B2 - 計数充填機の駆動装置 - Google Patents

計数充填機の駆動装置

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JPS581016B2
JPS581016B2 JP12715979A JP12715979A JPS581016B2 JP S581016 B2 JPS581016 B2 JP S581016B2 JP 12715979 A JP12715979 A JP 12715979A JP 12715979 A JP12715979 A JP 12715979A JP S581016 B2 JPS581016 B2 JP S581016B2
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JP
Japan
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counting
tank
drive shaft
gear
eccentric
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JP12715979A
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JPS5657629A (en
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小池陸之
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KOIKE TETSUKO JUGENGAISHA
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KOIKE TETSUKO JUGENGAISHA
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、丸薬や錠剤などの粒状物を対象とした計数
充填機における駆動装置についての改良に係り、上記粒
状物の容易且正確な計数充填を可能ならしめんとするも
のである。
ところで、丸薬や錠剤などの粒状物を、瓶などの容器へ
所定個数ずつ充填すべく計数する場合には、その個数と
同数もしくは整数分の1に相当する数の小孔が設けられ
た計数パレットを使用し、これの各孔へ上記粒状物が1
個ずつもしくは数個ずつ嵌まり込んだことをもって、1
回分の計数を完了したことにするのが便利である。
そこで、従来の計数充填機は、かかる計数パレットを用
いた計数作業の能率化を図るため、底が浅い円形なる計
数タンクの底部周辺へ、上記パレットの複数枚を、夫々
の小孔群に対するシャッターと共に、同一円周上へ並ぶ
よう配設して、設タンクを傾斜した回転中心線上で、一
方向へ比較的ゆっくりと定速旋回させるように構成され
、そのタンク内に投入された多数の粒状物を、いずれか
の計数パレットがタンク底部の傾斜低所へ来たとき、こ
れの各小孔へ1個ないしは数個ずつ入り込ませ、該パレ
ットが傾斜高所へ来たときシャッターを開かせて、各/
J寸しへ入り込んでいる粒状物のみを充填ホツパー内へ
排出させるようになっている。
然るに、このような計数充填機では、計数タンクが一方
向へ定速旋回させられるだけであるをもって、粒状物が
例えば丸薬である場合には、これのタンク内部での動き
が画」杓となり且つタンク底部上を転がり過ぎて、入り
込むべき/」9Lを飛び越える傾向がみられ、また扁平
な錠剤である場合には、これのタンク底部上での動きが
不充分となって、各小孔へ満遍なく行きわたりにくい傾
向がみられる。
従って、計数パレットの各小孔に対する粒状物の入り込
みを、これの自然な転げ込みに依存している限り、その
粒状物がすべての小孔へ入り込むという確実性に乏しく
て、特に各小孔へ数個ずつ入り込ませようとするとき、
欠落を来たし易く、このため1回分の計数量に不足を生
じて、正確な計数を期待し難い欠点があった。
本発明は、計数充填機における上記したような従来の欠
点に対処して、粒状物の正確な計数を容易に実現可能な
らしめるため、計数タンクを、これの旋回方向に対して
揺動させようとするものである。
即ち従来の欠点が、計数タンクの単一な動き、つまり一
方向への定速旋回だけであることに起因する点を鑑み、
該タンクに旋回運動を与え乍ら、その旋回速度を交互に
繰り返し加速し減速するような揺動運動を、旋回方向に
対し加味して、タンク底部上の粒状物に揺さ振りをかけ
、これにより該粒状物の小孔と出会う機会を多くして、
各小孔への入り込みを促進するようにしたものである。
以下これを図面に示す実施例について詳述する。
図に於て1は計数充填機の機体で、その上面前半部は、
計数された所定個数の粒状物を瓶などの容器へ充填する
ための作業テーブル2とされている。
3は上記テーブル2の背後に後方へ傾斜して起立させら
れた筒状の固定支柱であって、上記機体1の内部から該
支柱の上方へ貫通する駆動軸4を、回転自在なるように
支承しており、なおこの駆動軸4は、機体1内のモータ
なとで、一方向へ定速回転させられるようになっている
ものとする。
5は底の浅い円形なる計数タンクであって、円板状の底
板5aと、これの周壁5bとからなり、図示しない適当
な蓋で覆われるようになっている。
6は前記駆動軸4の上端に該軸から独立して回転自在な
るよう支承された取付けフランジであって、これの上面
には上記の計数タンク5が載置固定されており、従って
このタンク5は、傾斜した駆動軸4を旋回中心とする傾
いた態勢のもとで、該軸から独立して旋回可能とされて
いる。
7は前記した固定支柱3の上端外周に備えられている大
径の固定歯車、8は該歯車と上記フランジ6との間に於
て前記駆動軸4と一体回転するように該軸へ嵌合された
駆動円板である。
この駆動円板8には、該円板及び上記の固定歯車7と共
に遊星歯車装置を構成する増速歯車機構9が備えられ、
前記駆動軸4の回転数を1ないし数段にわたって増加さ
せるようになっている。
即ち図例の上記機構9は、固定歯車7に噛合する小歯車
10及びこれと一体回転する犬歯車11を備えた入力軸
12と、その大歯車11に噛合する小歯車13及びこれ
と一体回転する犬歯車14を備えた中間軸15と、その
犬歯車14に噛合する小歯車16を備えた出力軸17と
で構成されており、それらの各軸12,15,17は、
駆動円板8の周辺部に備えられた個々の軸受ブラケッ}
1B,19,20で回転自在に支承されている。
またかかる機構9と前記した取付けフランジ6との間に
は、前者で増速された回転運動を後者に平行な平面内で
の偏心運動に換える偏心機構21が介在させられている
即ち図例の上記機構21は、前記出力軸17の上端に突
設された偏心ピン22と、該ピンに回転自在なるよう嵌
合された摺動ブロック23と、該ブロックに両側から挾
む如く摺接させられた平行な一対のブロックガイド24
,24とからなり、且つこのガイド24,24は、取付
けフランジ6の下面へ、該フラシジの半径方向に沿って
固定されている。
一方、前記した計数タンク5の底板周辺部ニハ、粒状物
を所定個数ずつ計数するための計数パレット25が、円
周方向に対して等間隔に複数枚(例えば8枚)配設され
ている。
この計数パレット25は、計数しようとする粒状物が1
個ずつもしくは数個(例えば3個)ずつ入り込み得るよ
うなlト孔26を、上記の所定個数と同数もしくは整数
分の1(例えば1/3)に相当する数だけ有して、タン
ク底板5aに嵌め込まれ、表裏に貫通した上記の各小孔
26を下方から閉鎖するための適当なシャッター27が
多数備えられている。
また上記のシャッター27は、タンク底板5aの下方に
沿って該底板と同心状に固設された規制リング28へ摺
接して、各小孔26の下端を閉鎖する態勢に規制され、
前記した作業テーブル2の上方へ位置する充填ホツパ2
9に達したときのみ、その規制が解かれて、各小孔26
の下端を該ホッパ内へ開放するようになっている。
然して、このような計数タンク5の構造は、シャッター
21及び規制リング28と共に、特公昭49−4464
0号公報に記載されている。
なお図中の30,3L32,33は転り軸受である。
上記した構成に於で、いま駆動軸4を回転させると、駆
動円板8も共に回転して、該円板に備わる増速歯車機構
9の出力軸17を駆動軸4の周囲に移動させ、偏心ピン
22及び摺動ブロック23を介して、ブロックガイド2
4を円周方向へ押動せしめる。
すると駆動軸上端の取付けフランジ6には、該軸から直
接的には回転が伝えられないけれども、上記の出力軸1
7を介してその回転が伝えられるため、該フランジ上の
計数タンク5は、駆動軸4を旋回中心とする傾いた態勢
のもとに於て、該軸と等しい回転数で旋回させられる。
一方、このようにして駆動円板8が回転すると、該円板
上におげる増速歯車機構9の入力軸12に備えられた小
歯車10が、大径なる固定歯車7の周囲を転がり、これ
に伴なう入力軸12の回転が、歯車11 .13を介し
て中間軸15へ伝えられ、更に歯車14.16を介して
出力軸17へ伝えられる。
然して入力軸12に与えられる回転数は、大径なる固定
歯車Iの周囲を小歯車10が転がるのであるから、前記
した,駆動軸4のそれに比べて数倍(図例では約5倍)
の大きさであるが、更にこれが中間軸15及び出力軸1
7の夫々へ、順次に数倍(図例では約3倍)ずつの大き
さとなって伝えられるため、出力軸17の回転数は、駆
動軸4のそれに比べて数10倍となる。
かかる出力軸17の回転は、偏心機構21の偏心ピン2
2を偏心回転させ、摺動ブロック23に、取付けフラン
ジ6に平行な平面内で、前後左右への偏心運動をおこさ
せようとする。
然し乍ら摺動ブロック23は、取付けフランジ6側に備
えられた半径方向のブロックガイド24で拘束されて、
その半径方向にしか動き得ない状態にある。
このため、摺動ブロック23の偏心運動における取付け
フランジ6を基準として見たときの半径方向成分は、該
フランジに何ら作用しないが、円周方向成分は、ブロッ
クガイド24を介して、このフランジ6に円周方向へそ
のまま作用し、偏心ピン22の偏心量の2倍に相当する
ストロークで、該フランジを円周方向に揺動せしめる。
よって計数タンク5は、駆動軸4と等しい回転数で旋回
させられ乍ら、その回転数の数10倍に相当する繰返し
回数で、旋回方向に対し揺動させられることになり、従
ってまた、駆動軸4が定速回転する場合に於ても、該タ
ンクの旋回速度は、1回転当りにつき数10回の割合で
、交互に繰り返し増速され且つ減速されることになる。
そこで、このように旋回する計数タンク5内へ多数の粒
状物を投入しておくと、これらの粒状物は、タンク底部
の周辺に配置された複数枚の計数パレット25のなかで
、該タンクの旋回によって傾斜低所へ来たものに対し、
これの各小孔26内へ1個ずつもしくは数個ずつ入り込
む。
然して計数タンク5内の粒状物は、該タンクが上記の如
く揺動させられつつ旋回するため、定速旋回する従来例
に比べ、タンク底部上で激しく揺さ振られて複雑な動き
を示す。
従って粒状物は、丸薬である場合には転がり過ぎるのが
抑制され、また扁平な錠剤である場合には充分な動きが
与えられて、計数パレット25の各小孔26へ満遍なく
行きわたり、該小孔に入り込ませるべき個数が1個であ
る場合はもとより、数個である場合に於ても、それらの
各小孔26へ確実に入り込んで、欠落を来たすことがな
い。
このようにして計数パレット25の小孔26へ入り込ん
だ粒状物は、計数タンク5の旋回するに従い、該パレッ
トと共に傾斜高所へ移動させられ、充填ホツパ29上へ
達する。
すると、これまでは規制リング28によって各小孔26
の下端を閉鎖する態勢に規制されていたシャッター27
が、その規制を解かれて該小孔の下端を開放するので、
それらの各/」9L26内へ入り込んでいた粒状物は、
夫々の下端から充填ホツパ29内へ放出される。
然もこの放出は、旋回している計数タンク5が前記の如
く揺動させられているため、確実に実現され、少数の粒
状物といえども/J4L26内へとどまらせるようなこ
とがない。
以上の如く、本発明は、複数枚の計数パレットが底部周
辺に配置された計数タンクを傾いた態勢で旋回させる型
式の計数充填機につき、その計数タンクを一方向へ旋回
させ乍ら同時に旋回方向へ揺動させて、該タンクの旋回
速度を繰り返し交互に加速し且つ減速するようにしたの
であるから、このような本発明によれば、計数タンク内
へ投入された多数の粒状物に揺さ振りかけて、この粒状
物を、傾斜低所へ移動して来た計数パレットの各小孔に
満遍なく行きわたらせ、それらの各孔へ1個ずつもしく
は数個ずつ確実に入り込ませることができると共に、そ
の計数パレットが傾斜高所へ移動したときには、各小孔
に入り込んだ粒状物を充填ホッパ内へ確実に放出させる
ことができ、従って丸薬や錠剤などのような粒状物を所
定個数ずつ計数七て瓶などの容器へ充填する作業を、容
易且つ正確に行なわしめ得る効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す側面図、第2図は第1図
のA−A線よりみた一部欠截拡犬平面図、第3図は第2
図のB−B線よりみた一部欠截展開側面図、第4図は同
C−C線よりみた断面図である。 3・・・・・・固定支柱、4・・・・・・駆動軸、5・
・・・・・計数タンク、6・・・・・・取付けフランジ
、7・・・・・・固定歯車、8・・・・・・駆動円板、
9・・・・・・増速歯車機構、10,13,16・・・
・・・小歯車、11 ,14・・・・・・犬歯車、21
・・・・・・偏心機構、22・・・・・・偏心ピン、2
3・・・・・・摺動ブロック、24・・・・・・ブロッ
クガイド、25・・・・・・計数パレット、26・・・
・・・小孔、27・・・・・・シャッター、28・・・
・・・規制リング。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 計数すべき粒状物を1個ずつもしくは数個ずつ入り
    込ませるための小孔が多数穿設されている計数パレット
    の複数枚を、計数タンクの底部周辺へ配設し、この計数
    タンクを傾いた態勢で旋回させるように構成された計数
    充填機に於て、上記の計数タンクが、傾斜した筒状の固
    定支柱を貫通する駆動軸の上記に該軸から独立して旋回
    し得るよう支承されると共に、上記固定支柱の上端には
    大径の固定歯車が、また上記駆動軸の上端近くには該軸
    と一体回転する駆動円板が夫々備えられ、更にこの駆動
    円板には、該円板の回転によって上記固定歯車の周囲を
    転がる小歯車とこの小歯車の回転数を増加させる歯車群
    とからなる増速歯車機構が備えられると共に、この機構
    の出力端と前記計数タンクの底部との間には、前者で増
    速された回転運動を後者の底面に平行な平面内での偏心
    運動に換える偏心機構が介在させられ、この偏心機構が
    、前記駆動軸の回転を計数タンクに伝えると同時に、上
    記の偏心運動にもとづいて該タンクを旋回方向へ揺動さ
    せるようになっていることを特徴とする計数充填機の駆
    動装置。
JP12715979A 1979-10-01 1979-10-01 計数充填機の駆動装置 Expired JPS581016B2 (ja)

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JPS5657629A JPS5657629A (en) 1981-05-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5804653B2 (ja) * 2012-05-11 2015-11-04 株式会社Kec 部品整列装置および部品供給システム

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