JPS5810159A - 内燃機関の始動時減圧装置 - Google Patents
内燃機関の始動時減圧装置Info
- Publication number
- JPS5810159A JPS5810159A JP10735481A JP10735481A JPS5810159A JP S5810159 A JPS5810159 A JP S5810159A JP 10735481 A JP10735481 A JP 10735481A JP 10735481 A JP10735481 A JP 10735481A JP S5810159 A JPS5810159 A JP S5810159A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure reducing
- support shaft
- crankshaft
- cylindrical rotor
- reducing valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02N—STARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F02N19/00—Starting aids for combustion engines, not otherwise provided for
- F02N19/004—Aiding engine start by using decompression means or variable valve actuation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は内燃機関の始動時減圧装置に関し、詳しくは、
シリンダボデーに設けられてシリンダ内孔の内外を連通
させる通路内に減圧弁を組付けて゛、内燃機関の始動時
に減圧弁を開いｌてシリンダ内孔の圧縮圧を減圧させる
始動時減圧装置に関する。
シリンダボデーに設けられてシリンダ内孔の内外を連通
させる通路内に減圧弁を組付けて゛、内燃機関の始動時
に減圧弁を開いｌてシリンダ内孔の圧縮圧を減圧させる
始動時減圧装置に関する。
一般に、始動時減圧装置は、内燃機関を始動させる際シ
リンダ内孔の圧縮圧を減圧してセルフスタータのスター
タモータの負荷全軽減し、或いはキックスタータ、リコ
イルスタータへの操作力を軽減すべく機能する。かかる
始動時減圧装置の一形式として、シリンダ内孔の内外を
連通させる通路内に組付けた減圧弁と、この減圧弁を開
閉操作する操作機構とにより構成された形式のものがあ
り、この形式の始動時減圧装置は、内燃機関の始動時に
手動操作で減圧弁を開く手動式と、内燃機関の始動時に
減圧弁が自動的に開かれる自動式とに大別される。この
うち、手動式の始動時減圧装置はその作動操作が煩雑で
あり、また内燃機関始動後の作動解除操作を忘れること
があるため、自動式の始動時減圧装置が望ましい。
リンダ内孔の圧縮圧を減圧してセルフスタータのスター
タモータの負荷全軽減し、或いはキックスタータ、リコ
イルスタータへの操作力を軽減すべく機能する。かかる
始動時減圧装置の一形式として、シリンダ内孔の内外を
連通させる通路内に組付けた減圧弁と、この減圧弁を開
閉操作する操作機構とにより構成された形式のものがあ
り、この形式の始動時減圧装置は、内燃機関の始動時に
手動操作で減圧弁を開く手動式と、内燃機関の始動時に
減圧弁が自動的に開かれる自動式とに大別される。この
うち、手動式の始動時減圧装置はその作動操作が煩雑で
あり、また内燃機関始動後の作動解除操作を忘れること
があるため、自動式の始動時減圧装置が望ましい。
しかしながら、すでに提案されている自動式の始動時減
圧装置は、減圧弁の開閉を内燃機関の吸気負圧または排
気圧を利用して行っているため、減圧弁の開閉動作が内
燃機関の回転変動に影響され、確実な開閉動作を期待し
えないおそれがある。
圧装置は、減圧弁の開閉を内燃機関の吸気負圧または排
気圧を利用して行っているため、減圧弁の開閉動作が内
燃機関の回転変動に影響され、確実な開閉動作を期待し
えないおそれがある。
また、減圧弁の開閉を電磁力を利用して行うものも提案
されているが、このものにおいては電源となるバッテリ
ーを備える必要があり、バッテリーを備えていることの
少ない汎用の内燃機関には採用しえない。
されているが、このものにおいては電源となるバッテリ
ーを備える必要があり、バッテリーを備えていることの
少ない汎用の内燃機関には採用しえない。
本発明は、このような実状に着目してなされたもので、
その主たる目的は、減圧弁の開閉動作を内燃機関におけ
るクランクシャフトの回転を有効に利用して行うことに
より、減圧弁の開閉動作を一定の作動タイミングで確実
に行え、かつ各種形式の内燃機関に採用しつる始動時減
圧装置を提供するにある。
その主たる目的は、減圧弁の開閉動作を内燃機関におけ
るクランクシャフトの回転を有効に利用して行うことに
より、減圧弁の開閉動作を一定の作動タイミングで確実
に行え、かつ各種形式の内燃機関に採用しつる始動時減
圧装置を提供するにある。
以下、本発明を図面に基づいて説明するに、第１図には
本発明の一例に係る始動時減圧装置を組付けた予圧縮式
２サイクルエンジンが示されている。この２サイクルエ
ンジンにおいては、４リンダボデー１１の一側に、′シ
リンダ内孔１１ａおよび外部に開口する取付孔１１ｂと
、取付孔１１ｂの底部略中央および排気ボート１１Ｃの
上部略中央に開口する通孔１１ｄとが形成されている。
本発明の一例に係る始動時減圧装置を組付けた予圧縮式
２サイクルエンジンが示されている。この２サイクルエ
ンジンにおいては、４リンダボデー１１の一側に、′シ
リンダ内孔１１ａおよび外部に開口する取付孔１１ｂと
、取付孔１１ｂの底部略中央および排気ボート１１Ｃの
上部略中央に開口する通孔１１ｄとが形成されている。
この取付孔１１ｂの内端開口ｍは、シリンダ内孔１１ａ
におけるシリンダヘッド１２取付面とピストン２１の下
死点間の略中央部位に位置している。
におけるシリンダヘッド１２取付面とピストン２１の下
死点間の略中央部位に位置している。
また、取付孔１１ｂにはその外側７から常閉型の減圧弁
３０ａが嵌着されている。減圧弁３０ａは、後述する操
作機構３（ｌとともに始動時減圧装置を構成するもので
、取付孔１１ｂ内に嵌着される筒状の弁ハウジング６１
と、弁ハウジング６１の内孔内に摺動可能に嵌挿された
ロッド状支軸３２と、弁ハウジング３１の外端に設けた
ブラケ・ット３１ａに回動可能に取付けられた作動レバ
ー３３とにより構成されている。この作動レバー３３は
、図示しないトーションスプリングを介して取付けられ
ていて、そのレバ一部が弁体３２の外端に固定されてい
る。これにより、弁体３２はトーションスプリングによ
って常時閉方向へ付勢されて弁ハウジング３１の内端に
設けた弁座部に着座し、取付孔１１ｂの一部と通孔１１
ｄとにより形成された連通路Ｐを閉じている。また、こ
の弁体３２ハ、作動レバー６３がトーションスプリング
の付勢力に抗して図示反時計方向へ回動すると内側へ摺
動され、弁ハウジング６１の内端弁座部から離間して連
通路Ｐを開く。
３０ａが嵌着されている。減圧弁３０ａは、後述する操
作機構３（ｌとともに始動時減圧装置を構成するもので
、取付孔１１ｂ内に嵌着される筒状の弁ハウジング６１
と、弁ハウジング６１の内孔内に摺動可能に嵌挿された
ロッド状支軸３２と、弁ハウジング３１の外端に設けた
ブラケ・ット３１ａに回動可能に取付けられた作動レバ
ー３３とにより構成されている。この作動レバー３３は
、図示しないトーションスプリングを介して取付けられ
ていて、そのレバ一部が弁体３２の外端に固定されてい
る。これにより、弁体３２はトーションスプリングによ
って常時閉方向へ付勢されて弁ハウジング３１の内端に
設けた弁座部に着座し、取付孔１１ｂの一部と通孔１１
ｄとにより形成された連通路Ｐを閉じている。また、こ
の弁体３２ハ、作動レバー６３がトーションスプリング
の付勢力に抗して図示反時計方向へ回動すると内側へ摺
動され、弁ハウジング６１の内端弁座部から離間して連
通路Ｐを開く。
しかして、減圧弁６０ａの操作機構３０ｂは、クランク
ケース１３とケースカバー１４との間に組付けられてい
る。操作機構３０ｂｔＩ′ｉ、第２図および第３図に示
すように、筒状回転体３４．ロッド状支軸３５および支
軸６５の移動制御部材３６を主要構成部材としている。
ケース１３とケースカバー１４との間に組付けられてい
る。操作機構３０ｂｔＩ′ｉ、第２図および第３図に示
すように、筒状回転体３４．ロッド状支軸３５および支
軸６５の移動制御部材３６を主要構成部材としている。
支軸３５は、その一部外周に螺旋溝３５ａを備えていて
、その外端上部に突起３５ｂが形成されており、また螺
旋溝３５４の外端部は環状に形成されている。なお、螺
旋溝ｚｒｓａは、これに後述のピン３６ｂが係合しかつ
筒状回転体６４が回転した際、支軸３５を内側（図示左
方）へ移動させるように形成されている。支軸３５は、
筒状回転体′５４に挿通された状態にて、クランクケー
ス１３に設けた取付孔１３ａおよびケースカバー１４に
設けた取付孔１４ａ内に両端をそれぞれ挿入して組付け
られていて、これら取付孔１３ａ、１４ａおよび筒状回
転体３４の内孔３４ａ内を内外側方向へ移動可能になっ
ている。また、支軸６５の突起６５ｂは、取付孔１４ａ
に設けた切欠部１４ｂ内に突出していて、支軸６５０回
転を規制している。
、その外端上部に突起３５ｂが形成されており、また螺
旋溝３５４の外端部は環状に形成されている。なお、螺
旋溝ｚｒｓａは、これに後述のピン３６ｂが係合しかつ
筒状回転体６４が回転した際、支軸３５を内側（図示左
方）へ移動させるように形成されている。支軸３５は、
筒状回転体′５４に挿通された状態にて、クランクケー
ス１３に設けた取付孔１３ａおよびケースカバー１４に
設けた取付孔１４ａ内に両端をそれぞれ挿入して組付け
られていて、これら取付孔１３ａ、１４ａおよび筒状回
転体３４の内孔３４ａ内を内外側方向へ移動可能になっ
ている。また、支軸６５の突起６５ｂは、取付孔１４ａ
に設けた切欠部１４ｂ内に突出していて、支軸６５０回
転を規制している。
一方、筒状回転体６４の内端側には、クランクシャフト
２２上に固定したドライブギヤ２３に噛合するドリブン
ギヤ３７が固定され、また筒状回転体の外端側には、移
動制御部材３６を収容するハウジング６８が取付けられ
ている。移動制御部材３６は、遠心重錘３６ａと、その
内端に突設されたピン５６ｂと、遠心重錘′５６ａを筒
状回転体３４側へ付勢するスプリング３６Ｃとにより構
成されていて、ピン３６ｂＪ、／′ｉ、筒状回転体３４
の非回転時スプリング３６Ｃの付勢力にて筒状回転体３
４の通孔３４ｂから突出して、勿軸３５の螺旋溝３５ａ
の一部に係合する。また、筒状回転体３４が回転しはじ
めると、遠心重錘３６ａに遠心力が生じてビン５６ｂを
徐々に後退させて、筒状回転体６４が所定回転数に達す
るとビン３６ｈと螺旋溝３５ａとの係合が解除される。
２２上に固定したドライブギヤ２３に噛合するドリブン
ギヤ３７が固定され、また筒状回転体の外端側には、移
動制御部材３６を収容するハウジング６８が取付けられ
ている。移動制御部材３６は、遠心重錘３６ａと、その
内端に突設されたピン５６ｂと、遠心重錘′５６ａを筒
状回転体３４側へ付勢するスプリング３６Ｃとにより構
成されていて、ピン３６ｂＪ、／′ｉ、筒状回転体３４
の非回転時スプリング３６Ｃの付勢力にて筒状回転体３
４の通孔３４ｂから突出して、勿軸３５の螺旋溝３５ａ
の一部に係合する。また、筒状回転体３４が回転しはじ
めると、遠心重錘３６ａに遠心力が生じてビン５６ｂを
徐々に後退させて、筒状回転体６４が所定回転数に達す
るとビン３６ｈと螺旋溝３５ａとの係合が解除される。
この係合が解除されると、支軸３５はワイヤ３９を介し
て図示しないトーションスプリングの付勢力により図示
右方へ移動する。かかる支軸３５は、ワイヤ３９により
作動レバー３３に連結されていて、支軸６５が第１図お
よび第２図に示すように外側に位置しているときには減
圧弁３０ａを閉じていて、支軸３５が第６図に示すよう
に内側に移動するとワイヤ３９を介して作動レバー３６
を図示反時計方向へ回動させ、減圧弁３０ａｔ−開く。
て図示しないトーションスプリングの付勢力により図示
右方へ移動する。かかる支軸３５は、ワイヤ３９により
作動レバー３３に連結されていて、支軸６５が第１図お
よび第２図に示すように外側に位置しているときには減
圧弁３０ａを閉じていて、支軸３５が第６図に示すよう
に内側に移動するとワイヤ３９を介して作動レバー３６
を図示反時計方向へ回動させ、減圧弁３０ａｔ−開く。
このように構成した始動時減圧装置においては、操作機
構５０ｂが第１図および第２図に示す状態にあるとき減
圧弁５０ａは閉じており、また操作機構３（ｌが第３図
に示す状態にあるとき減圧弁３０ｄｔ！開いている。
構５０ｂが第１図および第２図に示す状態にあるとき減
圧弁５０ａは閉じており、また操作機構３（ｌが第３図
に示す状態にあるとき減圧弁３０ｄｔ！開いている。
すなわち、第１図および第２図はエンジンが駆動してク
ランクシャフト２２を所定以上の速度で回転させている
場合であって、この場合には筒状回転体６４も所定以上
の速度で回転している。このため、移動制御部材３６の
ピン３６ｂは遠心重錘３６ａの作用により支軸３５の螺
旋溝３５８との係合を完全に解除されている。従って、
支軸３５はワイヤ３９を介して図示しないトーションス
プリングの付勢力にて外側に位置し、かつビン６６ｂは
螺旋溝３５２の内端部外周に位置して減圧弁６０ａを閉
じている。この状態でエンジンを停止すると、クランク
シャツ４２２０回転に応じて筒状回転体６４の回転速度
も低下し、同時に遠心重錘３６ａの遠心力も低下し、ク
ランクシャフト２２および筒状回転体６４の回転停止前
にピン３６ｂが螺旋溝３５ａの内端部に係合する。この
ため、ピン３６ｂは螺旋溝３５４と係合した状態で支軸
３５の外周を回転して支軸３５を内側へ移動させ、第３
図に示すように、ピン３６ｂの係合位置が螺旋溝３５ａ
の外端環状部に移行した時点で支軸３５の内側への移動
を停止させる。この間、支軸６５は内側への移動時にワ
イヤ３９を引張って、作動レバー３３をトーションスプ
リングの付勢力に抗して図示反時計方向へ回動させ、同
時に弁体３２を内側へ摺動させて減圧弁３０ａを開く。
ランクシャフト２２を所定以上の速度で回転させている
場合であって、この場合には筒状回転体６４も所定以上
の速度で回転している。このため、移動制御部材３６の
ピン３６ｂは遠心重錘３６ａの作用により支軸３５の螺
旋溝３５８との係合を完全に解除されている。従って、
支軸３５はワイヤ３９を介して図示しないトーションス
プリングの付勢力にて外側に位置し、かつビン６６ｂは
螺旋溝３５２の内端部外周に位置して減圧弁６０ａを閉
じている。この状態でエンジンを停止すると、クランク
シャツ４２２０回転に応じて筒状回転体６４の回転速度
も低下し、同時に遠心重錘３６ａの遠心力も低下し、ク
ランクシャフト２２および筒状回転体６４の回転停止前
にピン３６ｂが螺旋溝３５ａの内端部に係合する。この
ため、ピン３６ｂは螺旋溝３５４と係合した状態で支軸
３５の外周を回転して支軸３５を内側へ移動させ、第３
図に示すように、ピン３６ｂの係合位置が螺旋溝３５ａ
の外端環状部に移行した時点で支軸３５の内側への移動
を停止させる。この間、支軸６５は内側への移動時にワ
イヤ３９を引張って、作動レバー３３をトーションスプ
リングの付勢力に抗して図示反時計方向へ回動させ、同
時に弁体３２を内側へ摺動させて減圧弁３０ａを開く。
従って、エンジンが完全に停止した時には、減圧弁３Ｑ
ａは開かれて連通路Ｐを通してシリンダ内孔１１２と排
気ボー）１１Ｃとが連通しており、との連通状Ｓはエン
ジンが始動するまで維持される。
ａは開かれて連通路Ｐを通してシリンダ内孔１１２と排
気ボー）１１Ｃとが連通しており、との連通状Ｓはエン
ジンが始動するまで維持される。
一方、エンジンを始動すべく図示しないスタータを操作
してクランクシャフト２２を回転させると、クランクシ
ャツ４２２０回転に応じて筒状回転体６４が回転するが
、クランクシャフト２２の回転が低速の場合には遠心重
錘３４． ａに生じる遠心力が小さいため、ビン３６ｂ
は第３図に示すように螺旋溝３５６の外端環状部に係合
した状態にて支軸３５の外周を回転し、支軸３５の外側
への移動を規制して減圧弁３０ａを開状態に維持してい
る。このため、シリンダ内孔１１ａと排気ボート１１Ｃ
とは連通路Ｐを通してなお連通していて、シリンダ内孔
１１ａの圧縮圧が減圧される。この間、クランクシャフ
ト２２の回転速度が上昇しかつエンジンが始動してクラ
ンクシャフト２２が所定の回転数に達すると、遠心重錘
３６ａの遠心力が大きくなってピン６６ｂと螺旋溝３５
ａの外端環状部との係合が解除され、同時に支軸３５の
外側への移動規制が解除される。この結果、トーション
スプリングの付勢力にて作動レバー３３が図示時計方向
に回動して復帰し、同時に弁体３２が外側へ摺動して減
圧弁３０ａが閉じ、かつワイヤ６９が引戻されて支軸３
５を外側へ移動して第２図に示す状態になる。なお、エ
ンジンを停止すると、すでに詳述したように、クランク
シャフト２２０回転停止前にビン３６ｂが螺旋溝３５０
の内端部に係合して、支軸３５を第３図に示すように内
側へ移動させて減圧弁３０ａを開く。
してクランクシャフト２２を回転させると、クランクシ
ャツ４２２０回転に応じて筒状回転体６４が回転するが
、クランクシャフト２２の回転が低速の場合には遠心重
錘３４． ａに生じる遠心力が小さいため、ビン３６ｂ
は第３図に示すように螺旋溝３５６の外端環状部に係合
した状態にて支軸３５の外周を回転し、支軸３５の外側
への移動を規制して減圧弁３０ａを開状態に維持してい
る。このため、シリンダ内孔１１ａと排気ボート１１Ｃ
とは連通路Ｐを通してなお連通していて、シリンダ内孔
１１ａの圧縮圧が減圧される。この間、クランクシャフ
ト２２の回転速度が上昇しかつエンジンが始動してクラ
ンクシャフト２２が所定の回転数に達すると、遠心重錘
３６ａの遠心力が大きくなってピン６６ｂと螺旋溝３５
ａの外端環状部との係合が解除され、同時に支軸３５の
外側への移動規制が解除される。この結果、トーション
スプリングの付勢力にて作動レバー３３が図示時計方向
に回動して復帰し、同時に弁体３２が外側へ摺動して減
圧弁３０ａが閉じ、かつワイヤ６９が引戻されて支軸３
５を外側へ移動して第２図に示す状態になる。なお、エ
ンジンを停止すると、すでに詳述したように、クランク
シャフト２２０回転停止前にビン３６ｂが螺旋溝３５０
の内端部に係合して、支軸３５を第３図に示すように内
側へ移動させて減圧弁３０ａを開く。
このように、当該始動時減圧装置においては、減圧弁３
０ａをエンジンの停止時には自動的に開きかつエンジン
の駆動時に自動的に閉じるように構成しているので、減
圧弁３０ａの開閉動作の作動タイミングを確実に行うこ
とができ、また減圧弁６０ａを自動開閉させる操作機構
３０ｂをクランクシャフトに連動して作動するように構
成しているので、各種形式の内燃機関に使用できて汎用
性を高めることができる。
０ａをエンジンの停止時には自動的に開きかつエンジン
の駆動時に自動的に閉じるように構成しているので、減
圧弁３０ａの開閉動作の作動タイミングを確実に行うこ
とができ、また減圧弁６０ａを自動開閉させる操作機構
３０ｂをクランクシャフトに連動して作動するように構
成しているので、各種形式の内燃機関に使用できて汎用
性を高めることができる。
なお、本発明は、シリンダボデーに設けられてシリンダ
内孔の内外を連通させる通路内に、始動時にシリンダ内
孔の圧縮圧を減圧する減圧弁が組付けられる各種形式の
内燃機関に適用でき、適用するに当っては操作機構３０
ｂを内燃機関の適宜の箇所に組付けることができる。
内孔の内外を連通させる通路内に、始動時にシリンダ内
孔の圧縮圧を減圧する減圧弁が組付けられる各種形式の
内燃機関に適用でき、適用するに当っては操作機構３０
ｂを内燃機関の適宜の箇所に組付けることができる。
以上説明したように、本発明においては、クランクシャ
フトに連動して回転する筒状回転体を内燃機関の適宜の
箇所に組付けるとともに、この筒状回転体の内孔内に外
周の一部に螺旋溝を有する支軸を軸方向へのみ移動可能
に組付け、かつ筒状回転体には支軸の螺旋溝に係合し所
定の遠心力にて後退して螺旋溝との係合が解除される移
動制御部材を設けるとともに、この支軸とバネ部材に抗
して減圧弁を開く作動レバーをワイヤにて連結して支軸
の移動と作動レバーの回動を互に連動させたことにその
構成上の特徴がある。従って、本発明によれば、クラン
クシャフトの回転と減圧弁の開閉動作を関連させて、減
圧弁をエンジンの停止時自動的に開きかつエンジンの駆
動時自動的に閉じるように構成できて、減圧弁の開閉動
作の作動タイミングを確実に行うことができるとともに
、クランクシャフトを備えた全ての内燃機関に使用しう
る始動時減圧装置を提供することができる。
フトに連動して回転する筒状回転体を内燃機関の適宜の
箇所に組付けるとともに、この筒状回転体の内孔内に外
周の一部に螺旋溝を有する支軸を軸方向へのみ移動可能
に組付け、かつ筒状回転体には支軸の螺旋溝に係合し所
定の遠心力にて後退して螺旋溝との係合が解除される移
動制御部材を設けるとともに、この支軸とバネ部材に抗
して減圧弁を開く作動レバーをワイヤにて連結して支軸
の移動と作動レバーの回動を互に連動させたことにその
構成上の特徴がある。従って、本発明によれば、クラン
クシャフトの回転と減圧弁の開閉動作を関連させて、減
圧弁をエンジンの停止時自動的に開きかつエンジンの駆
動時自動的に閉じるように構成できて、減圧弁の開閉動
作の作動タイミングを確実に行うことができるとともに
、クランクシャフトを備えた全ての内燃機関に使用しう
る始動時減圧装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明の一例に係る始動時減圧装置を組付けた
予圧縮式２サイクルエンジンの駆動時の状態を示す縦断
面図、第２図は同エンジンの駆動時における操作機構を
示す拡大縦断面図、第３図は同エンジンの停止時におけ
る操作機構を示す拡大縦断面図である。 符 号 の 説 明 １１・・・・シリンダボデー、１１ａ・・・・シリンダ
内孔、１１ｄ・・・・通孔、１３・・・・クランクケー
ス、２２・・・・クランクシャフト、３０ａ・・・・減
圧弁、３（１・・・・操作機構、３１・・・・弁へウジ
ング、６２・・・・弁体、６６・・・・作動レバー、３
４・・・・筒状回転体、６５・・・・支軸、３５ａ・・
・・螺旋溝１．３６・・・・移動制御部材、３７・・・
・ドリブンギヤ。 出願人 ヤマ八発動機株式会社 代理人 弁理士 長谷照−（ほか１名）１１１１１
予圧縮式２サイクルエンジンの駆動時の状態を示す縦断
面図、第２図は同エンジンの駆動時における操作機構を
示す拡大縦断面図、第３図は同エンジンの停止時におけ
る操作機構を示す拡大縦断面図である。 符 号 の 説 明 １１・・・・シリンダボデー、１１ａ・・・・シリンダ
内孔、１１ｄ・・・・通孔、１３・・・・クランクケー
ス、２２・・・・クランクシャフト、３０ａ・・・・減
圧弁、３（１・・・・操作機構、３１・・・・弁へウジ
ング、６２・・・・弁体、６６・・・・作動レバー、３
４・・・・筒状回転体、６５・・・・支軸、３５ａ・・
・・螺旋溝１．３６・・・・移動制御部材、３７・・・
・ドリブンギヤ。 出願人 ヤマ八発動機株式会社 代理人 弁理士 長谷照−（ほか１名）１１１１１
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 シリンダボデーに設けられてシリンダ内孔の内＼ 外を連通させる通路内に、作動レバーの作動により開く
常閉型の減圧弁を備えた内燃機関において、当該内燃機
関の適宜の箇所にクランクシャフトに連動して回転する
筒状回転体を組付けるとともに、この筒状回転体の゛内
孔内に外周の一部に螺旋溝を有する支軸を軸方向への、
み移動可能に組付け、がつ前記筒状回転体には前記支軸
の螺旋溝に係合し所定の遠心力にて後退して前記螺旋溝
との係合が解除される移動制御部材を設けるとともに１
．前記支軸と前記作動レバーとをワイヤにて連結して前
記支軸の移動と前記作動レバーの作動を互に連動させた
ことを特徴とする内燃機関の始動時減圧装置０
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10735481A JPS5810159A (ja) | 1981-07-09 | 1981-07-09 | 内燃機関の始動時減圧装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10735481A JPS5810159A (ja) | 1981-07-09 | 1981-07-09 | 内燃機関の始動時減圧装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5810159A true JPS5810159A (ja) | 1983-01-20 |
| JPS6358260B2 JPS6358260B2 (ja) | 1988-11-15 |
Family
ID=14456930
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10735481A Granted JPS5810159A (ja) | 1981-07-09 | 1981-07-09 | 内燃機関の始動時減圧装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5810159A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04127816U (ja) * | 1991-03-04 | 1992-11-20 | 川崎重工業株式会社 | エンジンの減圧装置 |
| JPH0517137U (ja) * | 1991-08-08 | 1993-03-05 | 三菱重工業株式会社 | ２サイクルエンジンのデコンプ装置 |
-
1981
- 1981-07-09 JP JP10735481A patent/JPS5810159A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04127816U (ja) * | 1991-03-04 | 1992-11-20 | 川崎重工業株式会社 | エンジンの減圧装置 |
| JPH0517137U (ja) * | 1991-08-08 | 1993-03-05 | 三菱重工業株式会社 | ２サイクルエンジンのデコンプ装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6358260B2 (ja) | 1988-11-15 |
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