JPS5810066Y2 - 海底長尺体用防護体 - Google Patents

海底長尺体用防護体

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Publication number
JPS5810066Y2
JPS5810066Y2 JP1976128038U JP12803876U JPS5810066Y2 JP S5810066 Y2 JPS5810066 Y2 JP S5810066Y2 JP 1976128038 U JP1976128038 U JP 1976128038U JP 12803876 U JP12803876 U JP 12803876U JP S5810066 Y2 JPS5810066 Y2 JP S5810066Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seabed
elongated
hole
connector
long
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976128038U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5345525U (ja
Inventor
住本英蔵
八木正次
Original Assignee
古河電気工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 古河電気工業株式会社 filed Critical 古河電気工業株式会社
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  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
  • Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は海底ケーブルや送水管等の海底に布設する海底
長尺体を防護する海底長尺体用防護体に関するものであ
る。
従来のこの種の防護体で、海底の傾斜部に布設されてい
る長尺体を防護している場合には、傾斜部の下方に防護
体の重量が集積され、長尺体に損傷を与える欠点があっ
た。
また従来の防護体では、この防護体に例等かの原因で与
えられた衝撃力を長尺体に直接伝達してしまう欠点があ
った。
本考案の目的は、各防護体の重量が集積されて長尺体に
かかるのを防止でき、且つ衝撃力から長尺体を防護する
ことができる海底長尺体用防護体を提供するにある。
本考案に係る海底長尺体用防護体は、海底長尺体に接触
しない内径の海底長尺体貫通孔を有する防護本体と、前
記海底長尺体貫通孔に連通ずる海底長尺体貫通孔が前記
海底長尺体を締付は保持する内径で設けられていて前記
防護本体の一端側に固着されたゴム弾性体よりなる連結
具と、前記海底長尺体貫通孔に連通して前記防護本体の
他端側に設けられた連結具嵌合係止孔とを有することを
特徴とするものである。
以下本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明する。
第1図乃至第4図は本考案をコンクリート製の防護体に
適用した実施例を示す。
この防護体1は、上面が円弧状をしており下面に凹凸を
有し且つ幅方向の中央が厚肉で幅方向の両端が薄肉とな
っている鉄筋コンクIJ−ト製の防護本体2を有し、こ
の防護本体2にはその前後方向に海底長尺体貫通孔3が
設けられている。
この海底長尺体貫通孔3は、後述する海底長尺体17に
接触しない内径で設けられている。
またこの防護本体2には貫通孔3を全長に亘って横切る
水平な割り而4が設けられて上下2つのコンクリートブ
ロック2A。
2Bに分割され、且つ割り面4の部分の防護本体2には
貫通孔3の両側にこれと間隔をへだてて平行に各1条の
補助ワイヤー貫通孔5が設けられている。
防護本体2を構成する上下のコンクリ−トブロック2A
、2Bは、枢支接続具としての蝶番6と嵌合接続具とし
ての掛錠7とで海底長尺体と2本の補助ワイヤーとに装
着されて相互に接続されるようになっている。
防護本体2の前部には、海底長尺体貫通孔8を有するゴ
ム弾性体よりなる連結具9がその貫通孔8を防護本体2
の貫通孔3と連通させ、その基部を防護本体2の前部に
埋込み、その先端を外部に所要長さ突出させて固着され
ている。
貫通孔8は、後述する海底長尺体17を締付は保持する
内径で設けられている。
この連結具9も防護本体2と同じ部分に割り面10が設
けられて上下2つの部分9A、9Bに2分割され、前述
したようにしてそれぞれの基部は防護本体2の各コンク
リートブロック2A、2Bに埋込まれて固定されている
このような連結具9は、例えばゴムやプラスチック等の
如きゴム弾性を有する素材で形成し、外表面には係止が
良好に行われるように突起を設けておく。
防護本体2の後部には、連結具嵌合係止孔11が長尺体
貫通孔3と連通して設けられ、この孔11も防護本体2
の割り面4で上下に2分割されている。
第5図及び第6図には嵌合接続具7の一例を示す。
即ち、この接続具7は、一方のコンクリートブロック2
Aの下面に埋込まれた雌部材12を有し、この部材12
の下面にはあり溝13が設けられ、このあり溝13内に
は上面から楔部分14が下向きに突設されている。
他方のコンクリートブロック2Bの上面には、下部をコ
ンクリートブロック2Bに埋込んだゴム弾性体よりなる
雄部材15が突出されている。
この雄部材15の−L部には楔部分14を押入させる切
込み16が形成されている。
このような嵌合接続具7は、雄部材15を雌部材12内
に嵌合すると、雄部材15の切込み16に雌部材12の
楔部分14が押入されて、雄部材15の先端が二叉に押
し開かれ雌部材12のあり溝13に係止されて接続され
ることになる。
コンクリートブロック2A、2Bは、蝶番6を省略して
総てこのような嵌合接続具7で接続してもよい。
第7図及び第8図には、本実施例の複数個の防護体1を
海底長尺体17とその両側に張設されている2本の補助
ワイヤー18とに装着して海底長尺体17を防護した状
態を示す。
この場合防護体1は、貫通孔3,8に海底長尺体17が
挿入され、貫通孔5に補助ワイヤー18が挿入されるよ
うに、両コンクリートブロック2A、2Bを海底長尺体
17と補助ワイヤー18とに挾みつけ、接続具7で接続
して装着する。
後続の防護体1も同様にして装着し、後の防護体1の先
端の連結具9を前の防護体1の後部の係止孔11に嵌合
して前後の防護体1をそれぞれ係止連結する。
この場合、前後の防護体1の間には連結具9の段部で間
隔dをあけるようにしている。
海底長尺体17の両側に補助ワイヤー18を配設してい
るのは、複数の防護体1で防護した海底長尺体1Tを布
設船上から海底まで下すとき、各防護体1が回転したり
、各防護体1の重量が海底長尺体17に総てかかったり
するのを防止するためのものである。
総ての防護体1が海底に下りたら補助ワイヤー18は布
設船から切離される。
第9図に示すように本考案の防護体1で防護された海底
長尺体17は、前後の防護体1間に前述したように間隔
dが存在し且つ連結具9が容易に曲るので、曲線布設も
支障なく行うことができる。
この場合、曲げ半径は間隔dの長さにより適宜設定する
ことができる。
上記実施例では、本考案をコンクリート製の防護本体を
もつ防護体に適用した場合について説明したが、本考案
はこれに限定されるものではなく、例えば鋳鉄の如き金
属製の防護本体やプラスチック製の防護本体等をもつ防
護体にも同様に適用できるものである。
また上記実施例の防護本体は、幅方向の中央が厚内で幅
方向の両端がそれより薄肉となる形状をしたものであっ
たが、本考案の防護本体はこのような形状のもののみに
限定されるものではなく、円筒状のもの或はかご形のも
の等にも同様に適用できるものである。
以上説明したように本考案の海底長尺体用防護体は、前
部にゴム弾性体よりなる連結具を支持し且つ後部に連結
具嵌合係止孔を有する防護本体を用い、連結具は海底長
尺体を締付は保持する内径の海底長尺体貫通孔を備えて
いるので、海底長尺体に装着したとき前後の防護体がこ
れら連結具と連結嵌合係止孔とで連結されることになり
、海底長尺体に対する装着状態では各防護本体の前後の
部分にそれぞれゴム弾性体よりなる連結具が存在するこ
ととなる。
このため、各防護本体はゴム弾性体よりなる連結具を介
して海底長尺体にそれぞれ摩擦接触することになるので
、各防護体の重量は分散して海底長尺体にかかることに
なり、海底長尺体が傾斜していても重量が集中して海底
長尺体の下側の部分にかかるのを防止できる。
また本考案の防護体では、海底長尺体に対して防護本体
は接触せず、連結具が接触する構造になっているので、
防護本体に衝撃力が作用してもゴム弾性体よりなる連結
具を介して海底長尺体に加わることになり、従って衝撃
力が緩和されて海底長尺体を有効に防護することができ
る。
更に本考案の防護体によれば、ゴム弾性体よりなる連結
具が曲り得るので、防護体付海底長尺体を許容曲げ半径
まで曲げることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る防護体の平面図、第2図は正面図
、第3図は第2図のA−A線断面図、第4図は側面図、
第5図及び第6図は本実施例で用いている接続具の接続
前の状態の断面図及び接続後の状態の断面図、第7図及
び第8図は本実施例の防護体で防護した海底長尺体の斜
視図及び縦断面図、第9図は第7図に示す防護海底長尺
体を曲げた状態の斜視図である。 1・・・・・・防護体、2・・・・・・防護本体、3,
8・・・・・・海底長尺体貫通孔、9・・・・・・連結
具、11・・・・・・連結具嵌合係止孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 海底長尺体に接触しない内径の海底長尺体貫通孔を有す
    る防護本体と、前記海底長尺体貫通孔に連通ずる海底長
    尺体貫通孔が前記海底長尺体を締付は保持する内径で設
    けられていて前記防護本体の一端側に固着されたゴム弾
    性体よりなる連結具と、前記海底長尺体貫通孔に連通し
    て前記防護本体の他端側に設けられた連結具嵌合係止孔
    とを有する海底長尺体用防護体。
JP1976128038U 1976-09-22 1976-09-22 海底長尺体用防護体 Expired JPS5810066Y2 (ja)

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5345525U JPS5345525U (ja) 1978-04-18
JPS5810066Y2 true JPS5810066Y2 (ja) 1983-02-23

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