JPH1198056A - 通信信号の受信方法 - Google Patents

通信信号の受信方法

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JPH1198056A
JPH1198056A JP10213185A JP21318598A JPH1198056A JP H1198056 A JPH1198056 A JP H1198056A JP 10213185 A JP10213185 A JP 10213185A JP 21318598 A JP21318598 A JP 21318598A JP H1198056 A JPH1198056 A JP H1198056A
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    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
    • H04B1/7073Synchronisation aspects
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    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
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    • H04B1/711Interference-related aspects the interference being multi-path interference
    • H04B1/7115Constructive combining of multi-path signals, i.e. RAKE receivers
    • H04B1/7117Selection, re-selection, allocation or re-allocation of paths to fingers, e.g. timing offset control of allocated fingers

Abstract

(57)【要約】 【課題】 二重のフィンガ割り当てを行わないように、
受信機フィンガをマルチパス成分に有効に割り当てるマ
ルチプルフィンガ受信機を提供すること。 【解決手段】 通信信号のマルチパス成分に対応したオ
フセット量に割り当てられた複数のフィンガを有する受
信機を用いてアンテナからの通信信号を受信する方法に
おいて、前記複数のフィンガのうち少なくとも2個のフ
ィンガに割り当てられたオフセット量の間のオフセット
量差を維持するために、前記複数のフィンガの前記少な
くとも2つに割り当てられたオフセット量の少なくとも
一方を調整するステップを含むことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信システ
ムに関し、特に複数のフィンガ受信機の受信機フィンガ
に複数の成分に対応するよう異なるオフセット量(遅延
量)を割り当てるシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】移動体通信システムは、有線で接続され
たサイト(line-of-site)としてモデル化できない。そ
のために、移動局と基地局との間およびそれらの間に存
在する多くの物体との間で信号の散乱と反射の結果発生
する数多くの独立したパスを考慮しなければならない。
この信号の散乱と反射は、様々な量の遅延量と位相シフ
ト量と減衰量を有し、受信局に到着する数多くの異なる
伝送信号のコピー(マルチパス信号)を生成してしま
う。
【0003】その結果基地局から発信されて移動局に到
達した信号(および移動局から発信されて基地局に到達
した信号)は、別々のパスを介して伝播してきた複数の
信号の合算で構成される。これらの信号パスの長さは、
等しくないために無線リンクを介して搬送される情報
は、基地局と移動局との間を伝播するにつれて遅延が拡
散することになる。伝送された信号で、あるレベル以上
の信号強度を有する最も早く到着したコピーと、最も遅
く到着したコピーとの間の時間分散量は遅延拡散と称す
る。
【0004】この遅延拡散によりシンボル間干渉(inte
rsymbol interference−ISI)が引き起こされる。遅
延拡散に加えて同一のマルチパス環境により受信用アン
テナでマルチパス信号が合成的におよび減算的に加算さ
れると、受信信号強度における厳しい局部的変動が引き
起こされる。マルチパス成分は、ほぼ同一の遅延量で受
信機に到達したマルチパス信号の合成である。このマル
チパス成分の振幅の変動は、一般的にレーレイフェージ
ング(Rayleigh fading) と称し、これにより大きな信
号のブロックが喪失する原因となる。
【0005】マルチパスフェージングに耐えることが、
ワイアレス通信用にスペクトラム拡散システムを用いる
理由である。スペクトラム拡散信号は疑似ランダムであ
り、デジタル情報データと比較すると疑似ノイズの特性
を有する。あるスペクトラム拡散システム、例えば符号
分割多重アクセス(CDMA)システムは、ベースバン
ドデータパルスと疑似ノイズ(pseudo-noise−PN)コ
ードとを直接乗算することによりベースバンドデータを
拡散している。このPNコードは、ランダムに現れる
が、特定の受信局により再生可能な二進シーケンスであ
る。
【0006】このPNコードは、データパルスレートよ
りもはるかに高いパルスレートを有し、このPNコード
の1個のパルスをチップと称する。スペクトラム拡散信
号は、PNコードを局部的に再生したバージョンと相互
相関をとることにより受信局で部分的に復調される。正
確なPNコードとの相互相関により、スペクトラム拡散
信号を脱拡散し、この変調されたメッセージを元のデー
タの狭いバンドに再生する。一方、特定のPNコードで
送信されていると予定していないユーザからの信号と特
定のPNコードとで相互相関をとるとこれは小量のノイ
ズとなる。
【0007】スペクトラム拡散信号は、広いバンド幅に
亘って拡散するためにスペクトラムのわずかな部分のみ
がある時間にフェージングを受けるだけである。スペク
トラム拡散システムのマルチパスフェージングに対する
耐性は、伝送された信号の遅延バージョンは、元のPN
コードと通常相関性を有さず、別の相関性のないユーザ
からのノイズと見なすことができるという事実で説明で
きる。
【0008】しかし、CDMAシステムのようなスペク
トラム拡散システムは、送信された信号の遅延バージョ
ンを利用することができる。スペクトラム拡散システム
は、複数の分解可能なマルチパス成分から得られた情報
を組み合わせることにより、マルチパス環境を活かす。
CDMAシステムにおいては、マルチパスの影響は、複
数のブランチ(RAKE)受信機を用いることにより逆
に利用されている。
【0009】図1は、4本のフィンガ12a−dを有す
るRAKE受信機10を示す。このRAKE受信機10
は、カリフォルニア州サンディエゴにあるクエルコム社
により提供されている、CDMAセルサイトモデムAS
ICを用いて、およびそれを制御して実現されている。
RAKE受信機10は、並列に配置された復調器即ちフ
ィンガ12a−dを与えることにより元の信号の遅延し
たバージョン即ちオフセットバージョンを収集してい
る。
【0010】各復調器であるフィンガ12a−dは、ア
ンテナ14からの信号のマルチパス成分に対応する異な
る遅延量(即ちオフセット量、以下両方の用語は同一の
意味に使用する)を用いている。まず処理回路18はマ
ルチパス成分に対応する遅延量(即ちオフセット量)を
各復調器(フィンガ)12a−dに割り当てる。その後
追跡ループ20a−dが、復調器12a−d用に割り当
てられた遅延量(即ちオフセット量)に調整する。
【0011】現在用いられているCDMARAKE受信
機においては、フィンガ追跡ループは、復調器12a−
dに割り当てられたオフセット量に対し、1/8PNチ
ップの調整を行う。サーチャ回路19は、オフセット量
の範囲内で最強のマルチパス成分を見いだすようサーチ
を実行する。サーチャ回路19から得られた結果を初期
のフィンガ割り当ておよび/またはフィンガ12a−d
がディスエーブルになった後フィンガを再割り当てする
ために用いられる。
【0012】コンバイナ22は、復調器12a−dから
の出力を組み合わせ、この組み合わされた信号をRAK
E受信機10の残りの回路部分に出力する。RAKE受
信機10は上記した以外の他の機能も有する。例えば、
この結合された信号を後で復号化することである。さら
にまたアンテナ14で受信した信号は、上述したように
復調されさらに処理される。例えば基地局は、非コヒー
レントな復調を通常利用するが、移動局は通常コヒーレ
ントな復調を利用している。
【0013】復調器12a−dは来入信号をPNコード
と復調器12a−dに割り当てられた遅延量とを用いて
脱拡散する。かくして復調器12a−dは、元の信号の
マルチパス成分を抽出する。並列に配置された復調器1
2a−dを使用することにより、あるユーザに対し受信
信号の信号対ノイズ比(SNR)を改善し、統計的かつ
パワーダイバシティのゲインを与える。その理由は、非
相関マルチパス成分は、独立して減衰するからである。
【0014】理想的にはマルチパス成分は、互いに1P
Nチップ(IS−95CDMAにおいては、約0.81
38マイクロ秒)以上離れている時には相関関係にな
い。RAKE受信機10の復調器12a−dに対するフ
ィンガ追跡ループは、割り当てられたフィンガ遅延量が
追跡中のマルチパス成分用の最強のフィンガエネルギを
生成する遅延量と同期するよう設計されている。
【0015】一般的に、アーリレイト(early-late)ゲ
ート追跡メカニズムは、早期推定(少ない遅延量)と遅
期推定(より多い遅延量)との間のフィンガエネルギの
差に基づいて割り当てられた遅延量を調整する。かくし
て各追跡ループ20a−dは、PNコードと受信した拡
散信号との間の相関の局部的最大値の方向にそのファン
ガ12a−dの遅延量を調整する。
【0016】特定のオフセット量を有するフィンガであ
る12a−dのマルチパス成分は、オフセット量差が1
PNチップ未満を有する別のフィンガである12a−d
のマルチパス成分と部分的に相関をとる。このマルチパ
ス成分間の部分的相関に起因してフィンガ12a−d
は、同一のマルチパス成分の追跡を終了することができ
る。
【0017】アーリ−/レイトゲート追跡メカニズムを
用いているために追跡機20は、オフセット量差が1P
Nチップを超えるマルチパス成分により潜在的に影響を
受ける。例えば、追跡機20が±1/4チップアーリ/
レイト相関推定を用いる場合には、追跡機20a−dは
(1+1/4)チップ分離れたマルチパス成分により潜
在的に影響を受ける。かくして1PNチップを超えるオ
フセット量即ち遅延量に割り当てられた復調器12a−
dでさえも同一のマルチパス成分の追跡を終了する。
【0018】説明を容易にするために、図2A−Cは2
つのマルチパス成分AとBを含むいくつかの単純化した
状況に対するPNチップオフセット量に基づいたフィン
ガ強度を表す。図2Aは、PN脱拡散コードと2つの差
分遅延量dだけ分離したフェージングしていないマルチ
パス成分AとBに対する受信信号との間の相関を表す。
図2Bは、フェージングしたマルチパス成分Bとフェー
ジングしていないマルチパス成分Aとを表す。図2C
は、フェージングしたマルチパス成分Aとフェージング
していないマルチパス成分Bとを表す。
【0019】かくしてマルチパス成分AとBは、相関関
係がなく(即ち1PNチップを超えるオフセット量で分
離している)、かつあるフィンガ12がフェージングし
たマルチパス成分を追跡している場合には、別のフィン
ガ12は、フェージングしていないマルチパス成分を追
跡しており、これによりデータが失われることはない。
したがって、並列に配置された復調器12a,12b
は、RAKE受信機10に対するマルチパスダイバシテ
ィゲインと平均SNRを増加させる。
【0020】互いに1PNチップ(IS−95CDMA
においては、0.8138マイクロ秒)以内の遅延量を
有するマルチパス成分が一般的であり、このため二重の
フィンガ割り当てが行われ、RAKE受信機10に対す
るSNRと、マルチパスダイバシティゲインを劣化させ
る。実際には1PNチップを超える遅延量を有する上記
のマルチパス成分でも二重のフィンガ割り当てに至るこ
とがある。
【0021】実際には、RAKE受信機10は低遅延拡
散環境においては、ある時点でアンテナあたり複数のユ
ニークなマルチパス成分を常に分解することが困難とな
る。その理由は、フィンガ追跡ループ20a−dの動作
が原因である。図3A−Cは、2種類の異なる解像度の
マルチパス成分に割り当てられたフィンガ12aと12
bを単純に表したものである。フィンガ12aと12b
のPNオフセット量の差では小さく、例えば1PNチッ
プ未満(低遅延拡散環境)である。
【0022】図3Aにおいては、フィンガ12aと12
bにより追跡されるマルチパス成分は、フェージングし
ておらず追跡ループ20a,20bは、フィンガ12a
と12bの割り当てを維持する。しかし図3Bにおいて
は、フィンガ12bのマルチパス成分はフェージングし
ており、フィンガ12aの近接しているマルチパス成分
はフェージングしていない。これに応じてフィンガ12
bの追跡ループ20bは、マルチパス成分に対応する割
り当てられたPNオフセット量をフィンガ12aに割り
当てられたより強いマルチパス成分のオフセット量の方
向に移動させる傾向がある。
【0023】同様に図3Cにおいては、フィンガ12a
はフェージングするマルチパス成分を追跡しており、フ
ィンガ12bに割り当てられた近接のマルチパス成分は
フェージングしていない。追跡機20aは、フィンガ1
2aに割り当てられたPNオフセット量をフィンガ12
bに割り当てられたより強い成分のPNオフセット量の
方向に強制する。それ故に低遅延拡散環境においては、
現在のシステムは二重のフィンガ割り当て(同一のマル
チパス成分に対応して同一の割り当て遅延量を有する2
本のフィンガ)を経験することになる。
【0024】この二重フィンガ割り当ては好ましくな
い、その理由は、この二重のフィンガ割り当ては独立に
フェージングするマルチパス成分と同様に、マルチパス
ダイバシティゲインを与えることがなく、そのため平均
SNRを改善することにはならないからである。現在の
システムにおいては、あるフィンガ12a−dが他のフ
ィンガ12a−dの遅延量(即ちオフセット量)からあ
る範囲内の遅延量の範囲内にある時には二重のフィンガ
の一方を単にディスエイブルすることにより、二重のフ
ィンガ割り当てに対抗している。
【0025】この現在のシステムは、以前はフェージン
グしていたマルチパス成分である別の割り当てられてい
ないマルチパス成分を探す。このマルチパス成分は再度
発信され、二重のフィンガをそのマルチパス成分に再割
り当てするものである。このディスエイブルしサーチし
再割り当てするシステムは受信機の効率を低減させる。
特に連続的にフェージングし再度現れるマルチパス成分
の場合にあてはまる。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目
的は、二重のフィンガ割り当てに悪影響を及ぼさないよ
うな方法で、受信機フィンガをマルチパス成分に有効に
割り当てるマルチプルフィンガ受信機を提供することで
ある。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明のフィンガ割り当
てシステムは、同一のマルチパス成分に受信機フィンガ
を割り当てることを阻止し、現在の割り当て方法の非効
率性を回避するものである。本発明のフィンガ割り当て
システムは、いずれか2本のフィンガに割り当てられた
オフセット量間のオフセット差を設定し、このオフセッ
ト量差が守られない場合には、少なくともオフセット量
差だけ互いに異なるように一方あるいは両方のフィンガ
のオフセット量差を調整することにより達成する。
【0028】ある実施例においては、同一のアンテナか
ら信号を受信しているいずれか2本のフィンガに割り当
てられたオフセット量の間のオフセット量差を確立す
る。このオフセット量差が守られない場合には、本発明
のフィンガ割り当てシステムは、少なくともこのオフセ
ット量差だけより強いフィンガに割り当てられたオフセ
ット量とは異なるように弱い方のフィンガに割り当てら
れたオフセット量を調整する。
【0029】かくして本発明の受信機は、より長い時間
より多くのマルチパス成分を追跡するより多くの受信機
フィンガを有する。本発明により受信機フィンガをより
効率的に使用することにより受信機のマルチパスダイバ
シティを増加させ、受信機の平均SNRを改善する。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明による多重フィンガ受信機
用のフィンガ割り当てシステムの一実施例は、多重フィ
ンガ/並列配置の復調器受信機用の受信機の性能を向上
させるためのものである。本発明のフィンガ割り当てシ
ステムは、受信機フィンガを同一のマルチパス成分に割
り当てることを阻止することによりこれを行う。特定の
アンテナに関し、この機能を実行するためには受信機
は、いずれか2つの受信機フィンガに割り当てられた遅
延量間の差を維持する。
【0031】受信機フィンガ12a−dがこのオフセッ
ト量差を侵すと、本発明のフィンガ割り当てシステムは
フィンガ12a−dのそれらのそれぞれのマルチパス成
分への割り当てを維持するが、より強いフィンガ12a
−dのオフセット量を所定のオフセット差だけ変えるた
めに弱いフィンガ12a−dに割り当てられたオフセッ
ト量を調整する。
【0032】かくして本発明による受信機系は、より長
い時間より全信号パスあるいはマルチパス成分を追跡す
るより多くの数の受信機フィンガを有するようになる。
本発明による受信機フィンガをより効率的に利用するこ
とにより、受信機のマルチパスダイバシティゲインを増
加させ、受信機の平均SNRを改善する。特定の送信器
パワーレベルに対し、受信機での平均SNRを増加させ
ることによりシステムの容量がさらに大きくなる。
【0033】図1は、4本のフィンガ即ち復調器12a
−dを有するREKE受信機10のブロック図である。
本発明のフィンガ割り当てシステムをRAKE受信機1
0において用いることにより受信機フィンガ12a−d
を同一のマルチパス成分に割り当てることを阻止する。
この実施例においては、RAKE受信機10は同一のマ
ルチパス成分の追跡を開始している復調器12a−dが
それぞれのマルチパス成分にあるアンテナから信号を受
信しているいずれか2つの受信機フィンガに割り当てら
れたPNオフセット量間のオフセット差を維持すること
により割り当てる。
【0034】複数のアンテナを有する受信機において
は、同一の遅延量(即ちオフセット量)が割り当てられ
るが別のアンテナに割り当てられるフィンガ間には相関
関係がない。本明細書において復調器12a−dは、1
個のアンテナ14に接続されるよう記述するが、アプリ
ケーションによってはフィンガ12a−dの別のアンテ
ナへの割り当ても可能である。
【0035】本発明のフィンガ割り当てシステムは、追
跡ループ20a−dの一部および/または処理回路18
の一部として実現できる。さらにまた本発明のフィンガ
割り当てシステムおよびその一部は、ハードウェアおよ
び/またはソフトウェアとしても実現できる。例えば、
本発明のフィンガ割り当てシステムまたはその一部は、
追跡ループ20a−d内のハードウェアとして、連続的
なあるいは不連続なベース上で実行し動作可能であり、
REKE受信機の処理回路18内のソフトウェアとして
不連続に(例えば、14ms毎に)実行および動作する
ことが可能である。
【0036】図4は、本発明のフィンガ割り当てシステ
ムの実施例が低遅延拡散マルチパス環境下でいかにフェ
ージングに応答するかを表している。矢印12aで示さ
れるフィンガ12a(図1)は、第1マルチパス成分に
対応するオフセット量に割り当てられている。矢印12
bで表されるフィンガ12b(図1)は、第2マルチパ
ス成分に対応するオフセット量に割り当てられている。
この第2マルチパス成分は、第1マルチパス成分とは距
離dだけ離れたフェージングである。
【0037】まずこの実施例においては、フィンガ割り
当てシステムは、同一のアンテナから入力を受信するい
ずれか2つのフィンガ12(図1)のオフセット遅延量
間の最低PNオフセット差dmin を確立し、これら2本
のフィンガ12a,12bは弱い相関状態にあるに過ぎ
ない。このオフセット差は、最悪の場合フィンガ12a
と12bが、例えば3/4PNチップのオフセット差を
用いて弱い相関状態にある。かくして2本のフィンガ1
2aと12bに割り当てられたオフセット量は、少なく
ともオフセット差dmin だけ離れていなければならな
い。
【0038】この実施例においては、フィンガ12bの
追跡ループ20b(図1)は、フィンガ12bのタイミ
ング遅延をフィンガ12aのより強いマルチパス成分の
方向に調整し、最低オフセット差dmin を侵すことにな
る。この場合本発明では、二重のフィンガ12bを単に
ディスエイブルし、別のマルチパス成分を探索し、フィ
ンガ12bを別のマルチパス成分に対応するオフセット
量を割り当てる、あるいはフェージングから再発生した
同一のマルチパスに再度割り当てる代わりに、本発明の
フィンガ割り当てシステムは、より弱いフィンガ12b
に割り当てられたPNオフセット量を調整しより強いフ
ィンガ12aのオフセット量とは少なくともオフセット
差dmin だけ異ならせるようにしている。
【0039】この実施例においては、弱いフィンガ12
bの追跡ループ20bは拘束される。その理由は、弱い
フィンガ12bはその割り当てられたマルチパス成分を
近くのより強いマルチパス成分の方向に追跡する傾向が
あるからである。
【0040】さらにまたこの実施例においては、そのタ
イミングが拘束された/調整されたフィンガ12bは、
信号検知品質測定基準を達成できない場合には、依然と
してディスエイブルされる。このような信号検出品質測
定基準とは、フィンガ12bのロック状態に基づいた測
定基準(ロックしきい値とフィンガエネルギとを比較す
ることにより決定される)あるいはフィンガ12bのロ
ック状態の一連の観測に基づいた測定基準である。
【0041】フィンガ12bが信号品質測定基準を達成
できずにディスエイブルされている場合には、フィンガ
12bはディスエイブルされ、そしてこのフィンガ12
bはより強い割り当てられてないマルチパス成分に対応
するオフセット量に割り当てられる。しかしこのような
場合、フィンガ12bがディスエイブルされるのは、受
信信号の受信量が弱いためであって二重のフィンガ割り
当てのためではない。
【0042】追跡回路20bは、フィンガ12bのエネ
ルギが所定のしきい値以上の場合にはイネーブルされ、
フィンガ12bのオフセット量は、フィンガエネルギが
しきい値以下の場合には更新されない。フィンガ12b
がわずかなフェージングのみを単に経験する場合には、
フィンガ12bは許容可能な信号検出品質測定基準を有
さなければならず、そしてフィンガ12bは割り当てら
れたオフセット量でもって依然として有効に働き続け
る。
【0043】フィンガ12bのマルチパス成分がフェー
ジングから発生すると追跡回路20bはマルチパス成分
の追跡を再開する。追跡回路20bはこのマルチパス成
分の追跡を継続することが許されるが、但しフィンガ1
2bのオフセット量が本発明のフィンガ割り当てシステ
ムにより制御されるように別のフィンガ12a,12
c,12dに割り当てられたオフセット量に近づき過ぎ
ないことを条件とする(近付きすぎたらやめる)。
【0044】図5は、本発明のフィンガ割り当てシステ
ムの実施例のフローチャート図を示す。ブロック30
は、jとkの全ての値を生成するようループを設定す
る。ここで、j,k=1..Nであり、Nはフィンガの
数であり、jは全てのフィンガの間を比較することが可
能なようにjとkとは等しくはない。ブロック31は、
フィンガjとフィンガkが同一のアンテナに割り当てら
れているかをチェックをする。
【0045】割り当てられていない場合には、このシス
テムはブロック30に戻り、別の対のフィンガを検査す
る。割り当てられている場合には、ブロック32でフィ
ンガ割り当てシステムは、フィンガjとフィンガkとに
割り当てられたオフセット量の間の差と最低オフセット
量差dmin とを比較する。このdmin はこの実施例にお
いては、3/4PNチップ即ち約0.61ミリ秒であ
る。
【0046】このオフセット差がdmin 以上の場合に
は、フィンガjとフィンガkへのオフセット量の割り当
てが許容可能であり、そしてシステムはブロック30に
戻り、フィンガjとフィンガkの別の対の間の比較を行
う。この差がdmin 未満の場合には、フィンガjとフィ
ンガkのオフセット遅延量は互いに近付きすぎ、そして
システムはブロック34に進み、フィンガjまたはフィ
ンガkのどちらかが瞬時に弱い信号成分を有するかを決
定する。
【0047】フィンガkが弱いマルチパス成分を有して
いる場合には、この実施例のフィンガ割り当てシステム
は、フィンガkに対するオフセット量を調整する。フィ
ンガkに対するオフセット量を調整するために、本発明
のシステムはブロック36に進み、フィンガjまたはフ
ィンガkのどちらかがより大きなオフセット量を有して
いるかを決定する。
【0048】フィンガjのオフセット量がフィンガkの
オフセット量よりも大きい場合には、本発明のシステム
は、ブロック38でフィンガkのオフセット遅延量をフ
ィンガjの(オフセット量−dmin )として調整する。
フィンガkのオフセット量がフィンガjのオフセット量
以上の場合には、本発明のシステムは、ブロック40で
フィンガkのオフセット量をフィンガjの(オフセット
量+dmin )として設定する。
【0049】ブロック34において、フィンガjが弱い
マルチパス成分を有している場合には、この実施例のフ
ィンガ割り当てシステムは、フィンガjに対するオフセ
ット量を調整する。フィンガjに対するオフセット量を
調整するために、本発明のシステムはブロック42に進
み、フィンガjまたはフィンガkのどちらかがより大き
なオフセット量を有しているかを決定する。
【0050】フィンガjのオフセット量がフィンガkの
オフセット量よりも大きい場合には、本発明のシステム
は、ブロック44でフィンガjのオフセット遅延量をフ
ィンガkの(オフセット量+dmin )として調整する。
フィンガkのオフセット量がフィンガjのオフセット量
以上の場合には、本発明のシステムは、ブロック46で
フィンガjのオフセット量をフィンガkの(オフセット
量−dmin )として設定する。
【0051】フィンガ12に割り当てられたオフセット
量を本発明のフィンガ割り当てシステムで調整するには
別の方法でも行うことができる。例えば、フィンガ間の
オフセット量差が破られると、処理回路18はオフセッ
ト量差に到達するまでフィンガ12に割り当てられたオ
フセット量に、例えば1回に1/8PNチップだけ増分
しながら調整することができる。
【0052】この実施例においては、処理回路18はソ
フトウェアで走る本発明のフィンガ割り当てシステムの
一部を実行する汎用マイクロプロセッサである。この処
理回路18は、信号を用途特定集積回路(ASIC)
(例えば、クエルコム社のCDMAセルサイトモデムA
SIC)に与え、このASICが、RAKE受信機10
の別の部分を実行し、そしてこれらの信号が一時に1/
8PNチップ増分することによりフィンガのオフセット
量を調整する。
【0053】別法として、処理回路18が本発明のフィ
ンガ割り当てシステムの動作内により深く組み込まれて
いるような別の実施例においては、処理回路18は、フ
ィンガ12に割り当てられたオフセット量を調整された
オフセット量でもって置換することができる。さらに別
の実施例においては、上記の処理回路18の一部は、追
跡回路20a−d(図1)内、あるいは復調器12a−
d内ののハードウェアとしても実現でき、これによりオ
フセット差を調整するのではなく、オフセット差と保持
されるべき現在のフィンガ割り当て(信号品質測定基準
が満たされない限り)の条件でもってフィンガ割り当て
システムを拘束できる。
【0054】かくして本発明のフィンガ割り当てシステ
ムは、二重のフィンガ割り当てを阻止し、より長い時間
より多くのマルチパス成分上にロックされるフィンガを
有するようになる。これにより多重フィンガ受信機のマ
ルチパスダイバシティゲインを増加させ、受信機の平均
SNRを改善する。本発明のフィンガ割り当てシステム
の別の構成例は、上記のシステムのステップを削除した
りあるいは別のステップを追加することおよび上記のシ
ステムの変形例を実行することも可能である。
【0055】本発明のフィンガ割り当てシステムは、受
信機フィンガに割り当てられたオフセット量間のバッフ
ァとしてオフセット量差を維持するために、フィンガ用
の対応するオフセット量を調整する。さらに別の実施例
によれば、オフセット量はPNチップオフセット量を例
に説明したが、本発明は他のパラメータでオフセット量
を表すこともできる。
【0056】
【発明の効果】上記のフィンガ割り当てシステムは、4
フィンガCDMARAKE受信機を例に説明したが、い
かなる数のフィンガ/復調器の受信機を用いて受信した
複数のマルチパス成分用にオフセット量を割り当てるこ
とも可能である。さらにまた本発明のフィンガ割り当て
システムは、コヒーレント受信機あるいは非コヒーレン
ト受信機でも実現することができ、また基地局あるいは
移動局のいずれでも実施することができる。本発明のフ
ィンガ割り当てシステムは、ASICを用いてあるいは
ソフトウェア駆動の処理回路および/または様々な個別
の素子の組み合わせを用いても実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフィンガ割り当てシステムを用いる4
フィンガCDMARAKE受信機のブロック図
【図2】2個のマルチパス成分が関連する状況に対する
フィンガ強度対PNオフセット量との関係を表すグラフ
【図3】低遅延拡散マルチパス環境において二重フィン
ガ割り当てがいかに発生するかを表すフィンガ強度を変
化させた場合とPNオフセット量の関係を表すグラフ
【図4】本発明によるフィンガ割り当てシステムが二重
フィンガ割り当てをいかに回避するかを表すグラフ
【図5】本発明によるフィンガ割り当てシステムの一実
施例を表すフローチャート図
【符号の説明】
10 RAKE受信機 12a−d 復調器(フィンガ) 14 アンテナ 16 脱拡散機 18 処理回路 19 サーチャ回路 20a−d 追跡ループ 22 コンバイナ 30 ここで全ての(j,k)に対し 31 フィンガ(j,アンテナ)=(k,アンテナ)? 32 |フィンガ(j,オフセット量)−フィンガ
(k,オフセット量)|dmin ? 34 フィンガ(j,エネルギ)>フィンガ(k,エネ
ルギ)? NO フィンガjを調整する YES フィンガkを調
整する 36,42 フィンガ(j,オフセット量)>フィンガ
(k,オフセット量)? 38 フィンガ(k,オフセット量)=フィンガ(j,
オフセット量)−dmin 40 フィンガ(k,オフセット量)=フィンガ(j,
オフセット量)+dmin 44 フィンガ(j,オフセット量)=フィンガ(k,
オフセット量)+dmin 46 フィンガ(j,オフセット量)=フィンガ(k,
オフセット量)−dmin
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596077259 600 Mountain Avenue, Murray Hill, New Je rsey 07974−0636U.S.A.

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信信号のマルチパス成分に対応したオ
    フセット量を割り当てられた複数のフィンガを有する受
    信機を用いてアンテナからの通信信号を受信する通信信
    号の受信方法において、 前記複数のフィンガのうち少なくとも2個のフィンガに
    割り当てられたオフセット量の間のオフセット量差を維
    持するために、前記複数のフィンガの前記少なくとも2
    つに割り当てられたオフセット量の少なくとも一方を調
    整するステップを含むことを特徴とする通信信号の受信
    方法。
  2. 【請求項2】 前記調整するステップは、弱い信号成分
    を受信する第1受信機フィンガに割り当てられた第1オ
    フセット量を、強い信号成分を受信する第2受信機フィ
    ンガに割り当てられた第2オフセット量から、前記第1
    オフセット量と第2オフセット量との間のオフセット量
    差が守られないときに、少なくとも前記第1オフセット
    量と第2オフセット量とのオフセット量差だけ異なるよ
    う調整するステップを含むことを特徴とする請求項1記
    載の方法。
  3. 【請求項3】 前記調整ステップは、PN符号オフセッ
    トを前記オフセット量として用いるステップを含むこと
    を特徴とする請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 CDMARAKE受信機を複数の受信機
    フィンガを有する受信機として用いるステップを含むこ
    とを特徴とする請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 アンテナからの信号のマルチパス成分に
    対応するオフセット量を割り当てられた複数の受信機フ
    ィンガを有する受信機を制御する方法において、 複数のオフセット量との差を確立するステップと、 弱い信号成分を受信する第1受信機フィンガに割り当て
    られた第1オフセット量を、強い信号成分を受信する第
    2受信機フィンガに割り当てられた第2オフセット量か
    ら、前記第1オフセット量と第2オフセット量との間の
    オフセット量差が守られないときに、少なくとも前記第
    1オフセット量と第2オフセット量とのオフセット量差
    だけ異なるよう調整するステップを含むことを特徴とす
    る受信機を制御する方法。
  6. 【請求項6】 PNコードオフセット量を前記オフセッ
    ト量として用いるステップを含むことを特徴とする請求
    項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 CDMARAKE受信機を複数の受信機
    フィンガを有する受信機として用いるステップを含むこ
    とを特徴とする請求項5記載の方法。
  8. 【請求項8】 アンテナからの信号のマルチパス成分に
    対応するオフセット量に割り当てられた複数の受信機フ
    ィンガを有し、 前記複数の受信機フィンガの少なくとも2つのフィンガ
    に割り当てられた前記オフセット量の間のオフセット量
    差を維持するために、前記複数のフィンガの少なくとも
    2つのフィンガに割り当てられたオフセット量の少なく
    とも一方を調整することを特徴とする受信機。
  9. 【請求項9】 前記受信機は、 弱い信号成分を受信する第1受信機フィンガに割り当て
    られた第1オフセット量を、強い信号成分を受信する第
    2受信機フィンガに割り当てられた第2オフセット量か
    ら、前記第1オフセット量と第2オフセット量との間の
    オフセット量差が守られないときに、少なくとも前記第
    1オフセット量と第2オフセット量とのオフセット量差
    だけ異なるよう調整するよう構成されることを特徴とす
    る請求項8記載の受信機。
  10. 【請求項10】 前記受信機は、PNコードオフセット
    量を前記オフセット量として用いることを特徴とする請
    求項8記載の受信機。
  11. 【請求項11】 前記受信機は、CDMARAKE受信
    機であることを特徴とする請求項8記載の受信機。
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