JPH1196977A - 露光用ハロゲンランプ - Google Patents

露光用ハロゲンランプ

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Publication number
JPH1196977A
JPH1196977A JP25153997A JP25153997A JPH1196977A JP H1196977 A JPH1196977 A JP H1196977A JP 25153997 A JP25153997 A JP 25153997A JP 25153997 A JP25153997 A JP 25153997A JP H1196977 A JPH1196977 A JP H1196977A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
glass tube
exposure
halogen lamp
filament
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP25153997A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuji Watanabe
修二 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP25153997A priority Critical patent/JPH1196977A/ja
Publication of JPH1196977A publication Critical patent/JPH1196977A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 発光部34aと非発光部34bとが交互に形
成されたタングステン線条34がガラス管32内に封入
され、ガラス管32の表面には、発光部34aに対応す
る部分のみにフロスト加工が施される。したがって、発
光部34aから発せられた光がフロスト加工が施された
部分によって拡散され、発光部34aに対応する部分の
照度と非発光部34bに対応する部分の照度とが均一化
される。また、フロスト加工が施されていない非発光部
34bに対応する部分では光が拡散されないので、光量
のロスは生じない。 【効果】 全体として光量の低下を最低限に抑制でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は露光用ハロゲンランプ
に関し、特にたとえば電子写真複写機等の画像形成装置
に用いられる、露光用ハロゲンランプに関する。
【0002】
【従来の技術】ガラス管表面にフロスト加工を施した従
来例が、平成5年11月16日付で出願公開された実開
平5−84955号公報[G03B 27/54,H0
1K1/28,H04N 1/04]および平成9年2
月7日付で出願公開された特開平9−34028号公報
[G03B 27/54,F21V 3/00,F21
V 7/12]によって、それぞれ開示されている。
【0003】前者は、ガラス管の両端部に位置する発光
部に対応する部分を除いて、ガラス管表面にフロスト加
工を施し、ハロゲンランプ端部における照度低下を防止
するとともに、長手方向全域にわたって均一な照度を確
保するようにしたものである。他方、後者は、ガラス管
の外壁面にフロスト加工面を形成し、そのフロスト加工
面の外側に反射膜を被着して、反射光を散乱し、フィラ
メント軸(タングステン線条)により遮られる反射光を
減少させて十分な光量を得るようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の露光
用ハロゲンランプでは、フロスト加工によって光が拡散
されるため、ガラス管の長手方向全域にわたって照度の
均一化を図ることができる。しかし、前者の場合には、
光がフロスト加工されたガラス管を透過し、また、後者
の場合には、光がフロスト加工されたガラス管の表面で
反射するようにしているため、光量のロスを生じるとい
う問題があった。この光量のロスを補うため、ランプ効
率(lm/w)を上げた場合にはランプの寿命が短くなり、
また、ランプの消費電力を大きくした場合には、プラテ
ンガラスの温度が許容範囲を越えて上昇するという別の
問題を生じるおそれがあった。
【0005】それゆえに、この発明の主たる目的は、全
体として光量の低下を最低限に抑制することができる、
露光用ハロゲンランプを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、発光部と非
発光部とが形成された線条を管内に封入した露光用ハロ
ゲンランプにおいて、発光部のみに対応して管の表面に
光拡散処理を施したことを特徴とする、露光用ハロゲン
ランプである。
【0007】
【作用】発光部と非発光部とが形成された、たとえばタ
ングステンからなる線条が管(ガラス管)内に封入さ
れ、そのガラス管の表面には、発光部に対応する部分の
みに光拡散処理、たとえばフロスト加工が施される。し
たがって、発光部から発せられた光がフロスト加工が施
された部分によって拡散され、発光部に対応する部分の
照度と非発光部に対応する部分の照度とが均一化され
る。また、フロスト加工が施されていない非発光部に対
応する部分では光が拡散されないので、光量のロスは生
じない。
【0008】
【発明の効果】この発明によれば、非発光部に対応する
部分での光量のロスが生じないので、全体として光量の
低下を最低限に抑制できる。この発明の上述の目的,そ
の他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以
下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0009】
【実施例】図1に示すこの実施例の露光用ハロゲンラン
プ10は、図2に示すような画像形成装置12に組み込
まれて原稿18に光を照射する。画像形成装置12は、
図2に示すように、本体の上部に設けられたプラテンガ
ラス14を含み、露光用ハロゲンランプ10は、プラテ
ンガラス14の下方に組み込まれる。そして、露光用ハ
ロゲンランプ10の周囲には反射鏡16が設けられる。
したがって、露光用ハロゲンランプ10から発せられた
光は、直接または反射鏡16で反射して点Aで示す原稿
読み取り位置に収束され、プラテンガラス14に載置さ
れた原稿18に照射される。
【0010】また、プラテンガラス14の下方には、ス
リット20aが形成された遮蔽板20,複数の反射ミラ
ー22a〜22d,レンズ24および感光体26等が設
けられ、原稿18で反射した光は、プラテンガラス14
およびスリット20aを通過し、ミラー22a〜22c
で反射してレンズ24に与えられ、さらにミラー22d
で反射して感光体26の表面に照射される。つまり、ス
リット20a,ミラー22a〜22dおよびレンズ24
が露光経路を構成し、この露光経路を経た原稿光像が感
光体26に結像される。
【0011】図1に戻って、露光用ハロゲンランプ10
について詳しく説明する。露光用ハロゲンランプ10
は、ガラス管32を含み、ガラス管32の内部には、ハ
ロゲンガスと不活性ガスとの混合ガスとともに、複数の
発光部(フィラメント)34aと非発光部34bとが交
互に形成されたタングステン線条34が封入される。複
写機においては、原稿像を感光体に結像させるための投
影レンズの特性である cos4乗則に従い、感光体の長手
方向の光量が減少する。この問題を解決する一手段とし
て、タングステン線条34におけるフィラメント34a
の長さは、ガラス管32の中心に配置されたものが最も
短く、端へ向かうにつれて長くなり、最端のものが最も
長くなるように設定される。したがって、ガラス管32
の端へ向かうにつれて照度が高くなり、ガラス管32の
端部から発せられた光の光量がレンズ24を通過する過
程で低下しても、感光体26へは照度が均一な原稿光像
が照射される。なお、フィラメント34aの長さは、5
〜12mm程度に設定される。
【0012】また、ガラス管32の表面には、図1中の
斜線で示すように、フィラメント34aのみに対応して
光拡散処理、たとえばフロスト加工が施される。フロス
ト加工部(斜線部)34cの長さは、フィラメント34
aから発せられた光を十分に拡散し得るように、フィラ
メント34aの長さよりも長め(この実施例では、2〜
3mm程度)に設定される。
【0013】ただし、光拡散処理としては、フロスト加
工の他、他の加工が施されてもよい。この実施例によれ
ば、フィラメント34aから発せられた光をフロスト加
工部34cで十分に拡散できるので、照度をほぼ均一化
できる。また、フィラメント34aのみに対応してガラ
ス管にフロスト加工を施しているので、非発光部34b
に対応する部分では光の拡散がなく、全体として光量の
低下が最低限に抑制される。
【0014】なお、図3のグラフは、この実施例におけ
るガラス管32の長手方向位置とその位置における照度
との関係を示すグラフであり、このグラフからも、フロ
スト加工を施さない場合に比べて照度を均一化でき、全
体にフロスト加工を施した場合に比べて光量の低下を抑
制できるという本実施例の効果を読み取ることができ
る。
【0015】また、この実施例では、フィラメント34
aの長さは、ガラス管32の端部に向かうにつれて長く
なるように形成したが、フィラメント34aの長さは均
一に形成してもよい。この場合には、ガラス管32の端
部から発せられた光の光量がレンズ24を通過する過程
で低下しても、感光体26へ均一な原稿光像が照射され
るように、ガラス管32の端部付近のフィラメント34
aに対応する部分にはフロスト加工を施さなければよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す図解図である。
【図2】図1実施例が組み込まれた画像形成装置を示す
図解図である。
【図3】ガラス管の長手方向位置とその位置における照
度との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
10 …露光用ハロゲンランプ 12 …画像形成装置 14 …プラテンガラス 26 …感光体 32 …ガラス管 34 …タングステン線条 34a …フィラメント 34b …非発光部 34c …フロスト加工部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発光部と非発光部とが形成された線条を管
    内に封入した露光用ハロゲンランプにおいて、 前記発光部のみに対応して前記管の表面に光拡散処理を
    施したことを特徴とする、露光用ハロゲンランプ。
  2. 【請求項2】発光部と非発光部とが形成されたタングス
    テン線条をガラス管内に封入した露光用ハロゲンランプ
    において、 前記発光部のみに対応して前記ガラス管の表面に光拡散
    処理を施したことを特徴とする、露光用ハロゲンラン
    プ。
JP25153997A 1997-09-17 1997-09-17 露光用ハロゲンランプ Withdrawn JPH1196977A (ja)

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JP25153997A JPH1196977A (ja) 1997-09-17 1997-09-17 露光用ハロゲンランプ

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JPH1196977A true JPH1196977A (ja) 1999-04-09

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20041207