JPH119658A - プラスチック容器のコネクター - Google Patents
プラスチック容器のコネクターInfo
- Publication number
- JPH119658A JPH119658A JP9177831A JP17783197A JPH119658A JP H119658 A JPH119658 A JP H119658A JP 9177831 A JP9177831 A JP 9177831A JP 17783197 A JP17783197 A JP 17783197A JP H119658 A JPH119658 A JP H119658A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- pipe
- injecting
- stopper
- connector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 薬液、流動食品等を充填したプラスチック容
器の口部に装着した単一のコネクターによって、容器内
の充填物の排出、移送と容器内へ充填物の追加混合とを
兼用できるようにして構成の簡易化と製造工程の簡略化
を図る。 【解決手段】 容器溶着管部２の先端に基部に折曲千切
部３′を有する容器挿入管部３を、他端に経管装着部
４′を有する排出管４を分岐した注入管部５を夫々連設
すると共に前記注入管部５の外端に止栓６を着脱自在に
嵌着して構成されたコネクター１を容器Ａの口部Ａ′に
溶着する。
器の口部に装着した単一のコネクターによって、容器内
の充填物の排出、移送と容器内へ充填物の追加混合とを
兼用できるようにして構成の簡易化と製造工程の簡略化
を図る。 【解決手段】 容器溶着管部２の先端に基部に折曲千切
部３′を有する容器挿入管部３を、他端に経管装着部
４′を有する排出管４を分岐した注入管部５を夫々連設
すると共に前記注入管部５の外端に止栓６を着脱自在に
嵌着して構成されたコネクター１を容器Ａの口部Ａ′に
溶着する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はプラスチック容器の
内部に充填した薬液、流動食等を外部に移送排出するた
めに容器口部に装着するコネクターの改良に関するもの
である。
内部に充填した薬液、流動食等を外部に移送排出するた
めに容器口部に装着するコネクターの改良に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来、輸液、流動食品を充填したプラス
チック容器（袋）の口部にコネクターを装着して容器
（袋）内の充填物を外部に移送排出するようにすること
は特開平８−２３８２９８号公報等で知られている。
チック容器（袋）の口部にコネクターを装着して容器
（袋）内の充填物を外部に移送排出するようにすること
は特開平８−２３８２９８号公報等で知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、容器
（袋）内に更に新たな薬液、流動食品等を追加注入して
混合する場合には、容器（袋）に注入用のコネクターと
排出用のコネクターの双方を装着しなければならず、二
個のコネクターを装着する製造コスト及び手間を要する
と共に容器の口部に二個のコネクターが近接して溶着さ
れることにより、容器に対する溶着が夫々確実に行われ
ず両コネクター間に液洩れが発生し易く、また体裁も悪
い等の問題点がある。本発明はこれらの現状に鑑み、単
一のコネクターをプラスチック容器又は袋（以下単に
「容器」という）に装着することにより、容器内に対す
る充填物の注入及び排出を簡易確実に兼用できるように
して構成と製造工程の簡易化を図るようにしたプラスチ
ック容器のコネクターを提供することを目的とするもの
ある。
（袋）内に更に新たな薬液、流動食品等を追加注入して
混合する場合には、容器（袋）に注入用のコネクターと
排出用のコネクターの双方を装着しなければならず、二
個のコネクターを装着する製造コスト及び手間を要する
と共に容器の口部に二個のコネクターが近接して溶着さ
れることにより、容器に対する溶着が夫々確実に行われ
ず両コネクター間に液洩れが発生し易く、また体裁も悪
い等の問題点がある。本発明はこれらの現状に鑑み、単
一のコネクターをプラスチック容器又は袋（以下単に
「容器」という）に装着することにより、容器内に対す
る充填物の注入及び排出を簡易確実に兼用できるように
して構成と製造工程の簡易化を図るようにしたプラスチ
ック容器のコネクターを提供することを目的とするもの
ある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、容器溶着管部の先端に基部に折曲千切部を
有する容器挿入管部を形成すると共に前記容器溶着管部
の他端に経管装着部を設けた排出管を分岐した注入管部
を連設し、該注入管の外端に止栓を嵌着したことを特徴
とするものであり、前記コネクターはポリカーボネィト
樹脂で形成しその容器溶着管部の外周部にはポリオレフ
ィン樹脂層を形成して該ポリオレフィン樹脂層をポリオ
レフィン樹脂製のプラスチック容器又は袋の口部に溶着
したときは、使用後の焼却時に有毒ガスを発生すること
がなく好適であり、特にポリオレフィン樹脂層の形成に
当たってはポリカーボネィト樹脂の容器溶着管部の外周
面を凹凸に形成すると両者を一体的に結合することがで
きる。
するために、容器溶着管部の先端に基部に折曲千切部を
有する容器挿入管部を形成すると共に前記容器溶着管部
の他端に経管装着部を設けた排出管を分岐した注入管部
を連設し、該注入管の外端に止栓を嵌着したことを特徴
とするものであり、前記コネクターはポリカーボネィト
樹脂で形成しその容器溶着管部の外周部にはポリオレフ
ィン樹脂層を形成して該ポリオレフィン樹脂層をポリオ
レフィン樹脂製のプラスチック容器又は袋の口部に溶着
したときは、使用後の焼却時に有毒ガスを発生すること
がなく好適であり、特にポリオレフィン樹脂層の形成に
当たってはポリカーボネィト樹脂の容器溶着管部の外周
面を凹凸に形成すると両者を一体的に結合することがで
きる。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例の図
面について説明すると、ポリカーボネィト樹脂からなる
コネクター１は、ポリオレフィン樹脂製の容器Ａの口部
Ａ′に溶着される容器溶着管部２とその先端に形成され
た容器挿入管部３と他端に形成された排出管４を分岐し
た注入管部５により構成されている。
面について説明すると、ポリカーボネィト樹脂からなる
コネクター１は、ポリオレフィン樹脂製の容器Ａの口部
Ａ′に溶着される容器溶着管部２とその先端に形成され
た容器挿入管部３と他端に形成された排出管４を分岐し
た注入管部５により構成されている。
【０００６】前記容器溶着管部２はその外周面が凹凸部
２′に形成され、該凹凸部２′にポリエチレン、ポリプ
ロピレン等のポリオレフィン樹脂層２″がインサート成
形により一体的に形成されると共に容器挿入管部３の基
部には折曲千切部３′が形成され、また前記注入管部５
の外端にはゴム等の止栓６が着脱自在に嵌着され、更に
前記排出管４の外端部には移送用の経管７の経管装着部
４′が形成されている。
２′に形成され、該凹凸部２′にポリエチレン、ポリプ
ロピレン等のポリオレフィン樹脂層２″がインサート成
形により一体的に形成されると共に容器挿入管部３の基
部には折曲千切部３′が形成され、また前記注入管部５
の外端にはゴム等の止栓６が着脱自在に嵌着され、更に
前記排出管４の外端部には移送用の経管７の経管装着部
４′が形成されている。
【０００７】本発明の実施例は上記のように構成されて
いるので、容器Ａ内の薬液、流動食品等の充填物を外部
に移送排出するときには、コネクター１の容器挿入管部
３の折曲千切部３′を折曲して容器Ａ内の充填物を容器
溶着管部２、排出管４、経管７を介して移送するもので
あり、また容器Ａ内に更に薬液その他を追加注入して混
合するときには、止栓６を脱すか、注射針によるときは
直接止栓６に刺通するかして注入管部５から容器Ａ内に
注入するものである。
いるので、容器Ａ内の薬液、流動食品等の充填物を外部
に移送排出するときには、コネクター１の容器挿入管部
３の折曲千切部３′を折曲して容器Ａ内の充填物を容器
溶着管部２、排出管４、経管７を介して移送するもので
あり、また容器Ａ内に更に薬液その他を追加注入して混
合するときには、止栓６を脱すか、注射針によるときは
直接止栓６に刺通するかして注入管部５から容器Ａ内に
注入するものである。
【０００８】
【発明の効果】本発明はプラスチック容器に単一のコネ
クターを装着するだけで容器内の充填物の排出移送及び
充填物の追加混合が可能であり、注入用と排出用のコネ
クターを個別に装着する方式に比し構成の簡易化と製造
工程の簡略化ができると共に製造コストも低減でき、し
かも前記のような液洩れの発生の恐れもなく製品として
の形状もコンパクトで体裁もよい。
クターを装着するだけで容器内の充填物の排出移送及び
充填物の追加混合が可能であり、注入用と排出用のコネ
クターを個別に装着する方式に比し構成の簡易化と製造
工程の簡略化ができると共に製造コストも低減でき、し
かも前記のような液洩れの発生の恐れもなく製品として
の形状もコンパクトで体裁もよい。
【０００９】また容器溶着管部の外周部にポリオレフィ
ン樹脂層を形成しポリオレフィン製のプラスチック容器
の口部に溶着したときは使用後の廃棄焼却時に有毒ガス
を発生しないポリオレフィン樹脂容器にも確実かつ容易
に装着使用できる。
ン樹脂層を形成しポリオレフィン製のプラスチック容器
の口部に溶着したときは使用後の廃棄焼却時に有毒ガス
を発生しないポリオレフィン樹脂容器にも確実かつ容易
に装着使用できる。
【図１】本発明実施例の一部断面正面図。
１ コネクター ２ 容器溶着管部 ２″ ポリオレフィン樹脂層 ３ 容器挿入管部 ３′ 折曲千切部 ４ 排出管 ４′ 経管装着部 ５ 注入管部 ６ 止栓
Claims (2)
- 【請求項１】 容器溶着管部の先端に基部に折曲千切部
を有する容器挿入管部を形成すると共に前記容器溶着管
部の他端に経管装着部を設けた排出管を分岐した注入管
部を連設し、該注入管部の外端に止栓を嵌着したことを
特徴とするプラスチック容器のコネクター。 - 【請求項２】 ポリオレフィン樹脂製容器の口部にポリ
カーボネィトからなる容器溶着管部の外周部に形成した
ポリオレフィン樹脂層を溶着したことを特徴する請求項
１記載のプラスチック容器のコネクター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9177831A JPH119658A (ja) | 1997-06-19 | 1997-06-19 | プラスチック容器のコネクター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9177831A JPH119658A (ja) | 1997-06-19 | 1997-06-19 | プラスチック容器のコネクター |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH119658A true JPH119658A (ja) | 1999-01-19 |
Family
ID=16037882
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9177831A Pending JPH119658A (ja) | 1997-06-19 | 1997-06-19 | プラスチック容器のコネクター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH119658A (ja) |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57139350A (en) * | 1981-02-20 | 1982-08-28 | Terumo Corp | Liquid transfusion apparatus |
| JPS6040067A (ja) * | 1983-08-15 | 1985-03-02 | テルモ株式会社 | 医療用容器 |
| JPH0444939U (ja) * | 1990-08-21 | 1992-04-16 | ||
| JPH0511944U (ja) * | 1991-07-26 | 1993-02-19 | 川澄化学工業株式会社 | 薬液容器 |
| JPH08238298A (ja) * | 1995-03-03 | 1996-09-17 | Q P Corp | プラスチック容器のコネクター |
-
1997
- 1997-06-19 JP JP9177831A patent/JPH119658A/ja active Pending
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57139350A (en) * | 1981-02-20 | 1982-08-28 | Terumo Corp | Liquid transfusion apparatus |
| JPS6040067A (ja) * | 1983-08-15 | 1985-03-02 | テルモ株式会社 | 医療用容器 |
| JPH0444939U (ja) * | 1990-08-21 | 1992-04-16 | ||
| JPH0511944U (ja) * | 1991-07-26 | 1993-02-19 | 川澄化学工業株式会社 | 薬液容器 |
| JPH08238298A (ja) * | 1995-03-03 | 1996-09-17 | Q P Corp | プラスチック容器のコネクター |
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