JPH1195165A - 映像投写装置 - Google Patents
映像投写装置Info
- Publication number
- JPH1195165A JPH1195165A JP9254943A JP25494397A JPH1195165A JP H1195165 A JPH1195165 A JP H1195165A JP 9254943 A JP9254943 A JP 9254943A JP 25494397 A JP25494397 A JP 25494397A JP H1195165 A JPH1195165 A JP H1195165A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- filter
- video
- projection device
- metal halide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 この発明は、スペースを有効に利用すること
ができ、映像投写装置の小型化が図れるとともに、メタ
ルハライドランプを最適な位置で設置することができる
映像投写装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 この発明の映像投写装置は、メタルハイ
ライドランプ１を備えた光源１０と、光源１０からの光
を屈折作用により光軸を揃えて出射するプリズムレンズ
アレイ３と、プリズムレンズアレイ３からの出射光が入
射されるＬＣＤパネル６と、を備える。
ができ、映像投写装置の小型化が図れるとともに、メタ
ルハライドランプを最適な位置で設置することができる
映像投写装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 この発明の映像投写装置は、メタルハイ
ライドランプ１を備えた光源１０と、光源１０からの光
を屈折作用により光軸を揃えて出射するプリズムレンズ
アレイ３と、プリズムレンズアレイ３からの出射光が入
射されるＬＣＤパネル６と、を備える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、映像投写装置に
係り、特に背面投写型表示装置の映像投写装置に用いて
好適な光学手段を備えた映像投写装置に関する。
係り、特に背面投写型表示装置の映像投写装置に用いて
好適な光学手段を備えた映像投写装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図４は、従来の背面投写型表示装置を示
した概略の構成図である。この背面投写型表示装置は、
筺体１０１内に配置された映像投写装置１０２、投写レ
ンズ１０３、第１及び第２の全反射ミラー１０４，１０
５及び透過型のスクリーン１０６を備えて構成されてい
る。映像投写装置１０２から出射された映像光は、投写
レンズ１０３を介して第１及び第２全反射ミラー１０
４，１０５により反射し、この反射した映像光はスクリ
ーン１０６の背面側に入射し、スクリーン１０６の前面
側から拡散出射されることにより、観察者はスクリーン
１０６の前面位置映像を鑑賞できる。そして、この種の
背面投写型表示装置では、前記スクリーン１０６及び第
２の全反射ミラー１０５をそれらのなす角θができるだ
け鋭角となるように配置することで、装置の薄型化を図
るようにしている。また、投写レンズ１０３から第１の
全反射ミラー１０４に至る光軸は水平方向と平行ではな
く所定角度傾斜させて出射するように構成することで、
より装置の薄型化が図れる。
した概略の構成図である。この背面投写型表示装置は、
筺体１０１内に配置された映像投写装置１０２、投写レ
ンズ１０３、第１及び第２の全反射ミラー１０４，１０
５及び透過型のスクリーン１０６を備えて構成されてい
る。映像投写装置１０２から出射された映像光は、投写
レンズ１０３を介して第１及び第２全反射ミラー１０
４，１０５により反射し、この反射した映像光はスクリ
ーン１０６の背面側に入射し、スクリーン１０６の前面
側から拡散出射されることにより、観察者はスクリーン
１０６の前面位置映像を鑑賞できる。そして、この種の
背面投写型表示装置では、前記スクリーン１０６及び第
２の全反射ミラー１０５をそれらのなす角θができるだ
け鋭角となるように配置することで、装置の薄型化を図
るようにしている。また、投写レンズ１０３から第１の
全反射ミラー１０４に至る光軸は水平方向と平行ではな
く所定角度傾斜させて出射するように構成することで、
より装置の薄型化が図れる。
【０００３】第１の全反射ミラー１０４に所定の角度を
有して映像光を出射する方法としては、映像投写装置１
０２自体を斜めに配置して取り付ける方法や、映像投写
装置１０２自体で出射方向に角度を有するように形成す
る方法がある。
有して映像光を出射する方法としては、映像投写装置１
０２自体を斜めに配置して取り付ける方法や、映像投写
装置１０２自体で出射方向に角度を有するように形成す
る方法がある。
【０００４】図５は、全反射ミラーを用いて映像投写装
置内で光路を折り曲げるようにして、出射光を出射する
ように構成した映像投写装置の構成図である。
置内で光路を折り曲げるようにして、出射光を出射する
ように構成した映像投写装置の構成図である。
【０００５】この映像投写装置は、リフレクタ４１と光
源としてのメタルハイライドランプ４２を全反射ミラー
４３に対して光軸が所定角度、例えば１３５°傾けて配
置し、全反射ミラー４３で１３５°の挟み角で折り曲げ
る。そして、この全反射ミラー４３の前方にＵＶ／ＩＲ
フィルタ４４と、コンデンサレンズ４５、ＬＣＤパネル
４６、カラーフィルタ４７と、投写レンズ４８とがこの
順に配置されている。
源としてのメタルハイライドランプ４２を全反射ミラー
４３に対して光軸が所定角度、例えば１３５°傾けて配
置し、全反射ミラー４３で１３５°の挟み角で折り曲げ
る。そして、この全反射ミラー４３の前方にＵＶ／ＩＲ
フィルタ４４と、コンデンサレンズ４５、ＬＣＤパネル
４６、カラーフィルタ４７と、投写レンズ４８とがこの
順に配置されている。
【０００６】メタルハライドランプ４２から照射された
白色光は、全反射ミラー４３で折り曲げられＵＶ／ＩＲ
フィルタ４４を透過し、コンデンサレンズ４５で集光さ
れた後、ＬＣＤパネル４６に入射する。
白色光は、全反射ミラー４３で折り曲げられＵＶ／ＩＲ
フィルタ４４を透過し、コンデンサレンズ４５で集光さ
れた後、ＬＣＤパネル４６に入射する。
【０００７】カラーフィルター４７は、前記ＬＣＤパネ
ル４６にマトリックス状に形成された赤色（Ｒ）画素、
緑色（Ｇ）用画素及び青色（Ｂ）用画素にそれぞれ対応
した赤色用フィルタ部、緑色用フィルタ部、及び青色用
フィルタ部を有しており、ＬＣＤパネル４６を透過した
白色の映像光をカラー映像光に変換する。投写レンズ４
８は前記カラーフィルタ４７にて得られたカラー映像光
を拡大投写するようになっている。
ル４６にマトリックス状に形成された赤色（Ｒ）画素、
緑色（Ｇ）用画素及び青色（Ｂ）用画素にそれぞれ対応
した赤色用フィルタ部、緑色用フィルタ部、及び青色用
フィルタ部を有しており、ＬＣＤパネル４６を透過した
白色の映像光をカラー映像光に変換する。投写レンズ４
８は前記カラーフィルタ４７にて得られたカラー映像光
を拡大投写するようになっている。
【０００８】ところで、上記した映像投写装置におい
て、例えば、光束幅４０ｍｍの光を１３５°の挟み角で
折り曲げるとした場合、全反射ミラー４３のサイズが１
０４．５ｍｍ必要となり、図５中のハッチングで示した
部分がデッドスペースとなり、この範囲に部品を配置す
ることができず、装置がその分大型化するという問題が
ある。
て、例えば、光束幅４０ｍｍの光を１３５°の挟み角で
折り曲げるとした場合、全反射ミラー４３のサイズが１
０４．５ｍｍ必要となり、図５中のハッチングで示した
部分がデッドスペースとなり、この範囲に部品を配置す
ることができず、装置がその分大型化するという問題が
ある。
【０００９】また、映像投写装置内で光路を折り曲げず
に、映像投写装置自体を傾けて装置に取り付ける場合に
は、角度調整に手間がかかるなどの難点がある。
に、映像投写装置自体を傾けて装置に取り付ける場合に
は、角度調整に手間がかかるなどの難点がある。
【００１０】一方、映像投写装置の光源としては、色温
度が高く（５０００〜７０００°Ｋ）、発光効率が高い
（５０〜８０１ｍ／Ｗ）メタルハライドランプが鮮明な
カラー映像を拡大投影することができるため用いられる
ことが多い。
度が高く（５０００〜７０００°Ｋ）、発光効率が高い
（５０〜８０１ｍ／Ｗ）メタルハライドランプが鮮明な
カラー映像を拡大投影することができるため用いられる
ことが多い。
【００１１】このメタルハライドランプは、発光におけ
る温度分布やその熱の放射の関係から重力等を考慮して
水平に設置することが推奨される。しかし、上記した映
像投写内部に光路を折り曲げる構成や、映像投写装置自
体を傾ける構成においては、メタルハライドランプを水
平に設置することができず、ランプの寿命等に悪影響を
及ぼすという難点もある。
る温度分布やその熱の放射の関係から重力等を考慮して
水平に設置することが推奨される。しかし、上記した映
像投写内部に光路を折り曲げる構成や、映像投写装置自
体を傾ける構成においては、メタルハライドランプを水
平に設置することができず、ランプの寿命等に悪影響を
及ぼすという難点もある。
【００１２】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上述した
従来の問題点を解決するためになされたものにして、ス
ペースを有効に利用することができ、映像投写装置の小
型化が図れるとともに、メタルハライドランプを最適な
位置で設置することができる映像投写装置を提供するこ
とを目的とする。
従来の問題点を解決するためになされたものにして、ス
ペースを有効に利用することができ、映像投写装置の小
型化が図れるとともに、メタルハライドランプを最適な
位置で設置することができる映像投写装置を提供するこ
とを目的とする。
【００１３】
【課題を解決するための手段】この発明の映像投写装置
は、光源と、光源からの光を屈折作用により光軸を揃え
て出射する光学手段と、光学手段からの出射光が入射さ
れる映像表示パネルと、を備えたことを特徴とする。
は、光源と、光源からの光を屈折作用により光軸を揃え
て出射する光学手段と、光学手段からの出射光が入射さ
れる映像表示パネルと、を備えたことを特徴とする。
【００１４】前記光源は、メタルハイライドランプから
なり、前記光学手段は光入射面が平坦な面をなし、光出
射面には微小な断面形状のプリズム部が多数形成されて
なるプリズムレンズアレイで構成するとよい。
なり、前記光学手段は光入射面が平坦な面をなし、光出
射面には微小な断面形状のプリズム部が多数形成されて
なるプリズムレンズアレイで構成するとよい。
【００１５】上記構成によれば、光学手段の前方のデッ
ドスペースが殆どなくなり、スペースを有効に利用する
ことができ、映像投写装置の小型化が図れる。また、メ
タルハライドランプを最適な位置で設置することがで
き、ランプの長寿命化が図れる。
ドスペースが殆どなくなり、スペースを有効に利用する
ことができ、映像投写装置の小型化が図れる。また、メ
タルハライドランプを最適な位置で設置することがで
き、ランプの長寿命化が図れる。
【００１６】
【発明の実施の形態】図１は、この発明の実施の形態に
おける映像投写装置の内部構造を示した構成図である。
この映像投写装置は、メタルハライドランプ１及びリフ
レクタ２を備えて特定の方向に出射する光源１０をメタ
ルハライドランプ１の設置方向に最適な水平方向に設置
する。そして、この光源１０の前方に光を屈折作用によ
り光軸を揃えて水平方向から挟み角１３５°で折り曲げ
るプリズムレンズアレイ３を配置する。このプリズムレ
ンズアレイ３により、図２に示すように、光源１０から
水平方向に出射された光は挟み角１３５°で折り曲げら
れる。この場合、プリズムレンズアレイ３の厚みスペー
ス以外は空間的にフリーになるので、プリズムレンズア
レイ３のすぐ前方にＵＶ／ＩＲフィルタ４が配置され
る。そして、この前方に、コンデンサレンズ５、ＬＣＤ
パネル６、カラーフィルタ７と、投写レンズ８とがこの
順に配置される。
おける映像投写装置の内部構造を示した構成図である。
この映像投写装置は、メタルハライドランプ１及びリフ
レクタ２を備えて特定の方向に出射する光源１０をメタ
ルハライドランプ１の設置方向に最適な水平方向に設置
する。そして、この光源１０の前方に光を屈折作用によ
り光軸を揃えて水平方向から挟み角１３５°で折り曲げ
るプリズムレンズアレイ３を配置する。このプリズムレ
ンズアレイ３により、図２に示すように、光源１０から
水平方向に出射された光は挟み角１３５°で折り曲げら
れる。この場合、プリズムレンズアレイ３の厚みスペー
ス以外は空間的にフリーになるので、プリズムレンズア
レイ３のすぐ前方にＵＶ／ＩＲフィルタ４が配置され
る。そして、この前方に、コンデンサレンズ５、ＬＣＤ
パネル６、カラーフィルタ７と、投写レンズ８とがこの
順に配置される。
【００１７】このプリズムレンズアレイ３は、光出射面
に微小な断面三角形状のプリズムが多数形成されてお
り、機械加工やプレス成形などの手法で製造できる。こ
のプリズムレンズアレイ３は屈折率が例えば、１．５の
場合、入射光光軸に対して、図３に示すように、４２．
４°傾けて配置すれば、法線から２６．７°傾いて入射
し、出射面の法線に対して、３６．６°で入射すると、
法線方向から６３．６°の角度で光が出射することにな
る。この例では、入射光から出射光の角度が１３７．６
°の角度になる。
に微小な断面三角形状のプリズムが多数形成されてお
り、機械加工やプレス成形などの手法で製造できる。こ
のプリズムレンズアレイ３は屈折率が例えば、１．５の
場合、入射光光軸に対して、図３に示すように、４２．
４°傾けて配置すれば、法線から２６．７°傾いて入射
し、出射面の法線に対して、３６．６°で入射すると、
法線方向から６３．６°の角度で光が出射することにな
る。この例では、入射光から出射光の角度が１３７．６
°の角度になる。
【００１８】メタルハライドランプ１から照射された白
色光は、プリズムレンズアレイ３で折り曲げられＵＶ／
ＩＲフィルタ４を透過し、コンデンサレンズ５で集光さ
れた後、ＬＣＤパネル６に入射する。ＬＣＤパネル６は
液晶層を挟み込むように入射側偏光板および出射側偏光
板を備えるものであり、当該ＬＣＤパネル６に入射した
光がこれを透過して映像光となるときには、特定の振動
方向の偏光成分による映像光となる。
色光は、プリズムレンズアレイ３で折り曲げられＵＶ／
ＩＲフィルタ４を透過し、コンデンサレンズ５で集光さ
れた後、ＬＣＤパネル６に入射する。ＬＣＤパネル６は
液晶層を挟み込むように入射側偏光板および出射側偏光
板を備えるものであり、当該ＬＣＤパネル６に入射した
光がこれを透過して映像光となるときには、特定の振動
方向の偏光成分による映像光となる。
【００１９】カラーフィルター７は、前記ＬＣＤパネル
６にマトリックス状に形成された赤色（Ｒ）画素、緑色
（Ｇ）用画素及び青色（Ｂ）用画素にそれぞれ対応した
赤色用フィルタ部、緑色用フィルタ部、及び青色用フィ
ルタ部を有しており、ＬＣＤパネル６を透過した白色の
映像光をカラー映像光に変換する。そして、投写レンズ
８にて前記カラーフィルタ７にて得られたカラー映像光
が拡大投写される。
６にマトリックス状に形成された赤色（Ｒ）画素、緑色
（Ｇ）用画素及び青色（Ｂ）用画素にそれぞれ対応した
赤色用フィルタ部、緑色用フィルタ部、及び青色用フィ
ルタ部を有しており、ＬＣＤパネル６を透過した白色の
映像光をカラー映像光に変換する。そして、投写レンズ
８にて前記カラーフィルタ７にて得られたカラー映像光
が拡大投写される。
【００２０】このように、プリズムレンズアレイ３を用
いることで、デッドスペースは殆どなくなり、装置の小
型化が図れると共に、メタルハライドランプ１として最
適な角度で配置が可能となり、ランプの長寿命化が図れ
る。
いることで、デッドスペースは殆どなくなり、装置の小
型化が図れると共に、メタルハライドランプ１として最
適な角度で配置が可能となり、ランプの長寿命化が図れ
る。
【００２１】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、スペースを有効に利用でき、映像投写装置の小型化
が図れるとともに、メタルハライドランプを最適な位置
で設置することができ、ランプの長寿命化を図ることが
できる。
ば、スペースを有効に利用でき、映像投写装置の小型化
が図れるとともに、メタルハライドランプを最適な位置
で設置することができ、ランプの長寿命化を図ることが
できる。
【図１】この発明の実施の形態における映像投写装置の
内部構造を示した構成図である。
内部構造を示した構成図である。
【図２】この発明に用いられるプリズムレンズアレイの
入射光と出射光との関係を示す模式図である。
入射光と出射光との関係を示す模式図である。
【図３】この発明に用いられるプリズムレンズアレイの
光路の折り曲げ状態を説明する模式図である。
光路の折り曲げ状態を説明する模式図である。
【図４】従来の背面投写型表示装置を示す概略構成図で
ある。
ある。
【図５】従来の映像投写装置を示す概略構成図である。
１ メタルハイライドランプ ２ リフレクタ ３ プリズムレンズアレイ ６ ＬＣＤパネル ８ 投写レンズ
Claims (2)
- 【請求項１】 光源と、光源からの光を屈折作用により
光軸を揃えて出射する光学手段と、光学手段からの出射
光が入射される映像表示パネルと、を備えたことを特徴
とする映像投写装置。 - 【請求項２】 前記光源は、メタルハイライドランプか
らなり、前記光学手段は光入射面が平坦な面をなし、光
出射面には微小な断面形状のプリズム部が多数形成され
てなるプリズムレンズアレイからなることを特徴とする
請求項１に記載の映像投写装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9254943A JPH1195165A (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | 映像投写装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9254943A JPH1195165A (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | 映像投写装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1195165A true JPH1195165A (ja) | 1999-04-09 |
Family
ID=17272021
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9254943A Pending JPH1195165A (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | 映像投写装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1195165A (ja) |
-
1997
- 1997-09-19 JP JP9254943A patent/JPH1195165A/ja active Pending
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