JPH1194539A - 表面形状計測方法、表面形状計測装置及び記録媒体 - Google Patents

表面形状計測方法、表面形状計測装置及び記録媒体

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JPH1194539A
JPH1194539A JP25339997A JP25339997A JPH1194539A JP H1194539 A JPH1194539 A JP H1194539A JP 25339997 A JP25339997 A JP 25339997A JP 25339997 A JP25339997 A JP 25339997A JP H1194539 A JPH1194539 A JP H1194539A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】装置全体の単純化に寄与できる表面形状計測方
法、表面形状計測装置及び表面形状計測を実行するプロ
グラムを記録した記録媒体を提供する。 【解決手段】複素振幅分布の既知なレーザビーム12を
計測対象面14に入射させ、計測対象面14からの反射
ビームの強度分布をイメージセンサ16で計測してい
る。この計測された強度分布はマイクロプロセッサ17
に導入される。マイクロプロセッサ17は、前記反射ビ
ームの振幅分布と前記既知の複素振幅分布とを用い、計
測対象面14上およびイメージセンサ16の受光面上で
の放射電磁場分布を反復計算することによって、各分布
を同時に満足する計測対象面14の形状関数を再構成
し、推定算出している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザビーム等を
用いて3次元の表面形状を計測する表面形状計測方法、
表面形状計測装置および表面形状計測を実行するプログ
ラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、3次元の表面形状を精度よく計測
する方法として、レーザビームを用いる干渉法が知られ
ている。この干渉法では、図9に示すように、光源1か
ら出たレーザビーム2をビームスプリッタ3で計測ビー
ム4と参照ビーム5とに分ける。そして、計測ビーム4
を計測対象面6に照射し、この計測対象面6で反射され
た反射計測ビームと平面ミラ−7で反射された参照ビー
ム5とをイメージセンサ8の受光面で重ね合わせてでき
る強度分布から反射計測ビームの位相分布を求め、この
位相分布から計測対象面6の表面形状を推定する方式を
採用している。
【0003】しかしながら、このような干渉法による表
面形状計測では、光源を出たレーザビームを参照ビーム
と計測ビームとに分離する手段を必要とするばかりか、
参照ビームと計測ビームの光路差を精度よく設定する手
段を必要とするため、装置が複雑になるという問題があ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、装置
全体の単純化に寄与できる表面形状計測方法、表面形状
計測装置及び表面形状計測を実行するプログラムを記録
した記録媒体を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る表面形状計測法法では、位相が揃
い、かつ複素振幅分布の既知なビームを計測対象面に入
射させるステップと、前記計測対象面からの反射ビーム
の強度分布を計測するステップと、計測された強度分布
から得られる前記反射ビームの振幅分布と前記既知の複
素振幅分布とを用い、計測対象面上および前記反射ビー
ムの強度分布を計測する計測面上での放射電磁場分布を
反復計算することによって、前記各分布を同時に満足す
る前記計測対象面の形状関数を再構成し、推定するステ
ップとを備えている。
【0006】また、上記目的を達成するために、請求項
2に係る表面形状計測装置は、位相が揃い、かつ複素振
幅分布の既知なビームを計測対象面に入射させる手段
と、前記計測対象面からの反射ビームの強度分布を計測
する計測手段と、この手段で計測された強度分布から得
られる前記反射ビームの振幅分布と前記既知の複素振幅
分布とを用い、計測対象面上および前記反射ビームの強
度分布を計測する計測面上での放射電磁場分布を反復計
算することによって、前記各分布を同時に満足する前記
計測対象面の形状関数を再構成し、推定する形状推定手
段とを備えている。
【0007】なお、前記形状推定手段は、前記計測対象
面に入射するビームの計測対象面上の位置に対応する前
記既知な複素振幅分布関数をfi(fとiとの積ではな
い)とし、前記計測対象面上の位置に対応する形状(高
さ)を表す関数をhとし、前記計測手段で計測された反
射ビームの計測面上の位置に対応する振幅分布を表す関
数をAとし、指数関数を exp、iを−1の平方根、kを
入射ビームの波数として表現される関数 fi・exp
(2ikh)をフーリエ変換して得られる関数の位相分
布関数をg とし、A・exp (ig)を逆フーリエ変換
して得られる関数をfとし、複素関数fの位相関数をar
g (f)として表現される式h=(arg (f)−arg
(fi))/(2ik) で計測対象面の形状を表す関
数hを改めて求める一連の計算を繰り返す過程で収束す
る関数hを表面形状関数としていてもよい。
【0008】また、上記目的を達成するために、請求項
4に係る記録媒体は、計測対象面に入射される位相の揃
ったビームの複素振幅分布データと上記計測対象面から
の反射ビームの強度分布データとから上記計測対象面の
表面形状関数をコンピュータで推定算出させるためのプ
ログラムであって、前記複素振幅分布データと前記強度
分布データとを用いて前記計測対象面上および前記反射
ビームの強度分布を計測する計測面上での放射電磁場分
布を反復計算させる機能と、この反復計算によって収束
した形状関数を表面形状関数として出力させる機能とを
実現させるプログラムを格納している。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら発明の
実施形態を説明する。図1には本発明の一実施形態に係
る表面形状計測装置の概略構成が示されている。
【0010】この表面形状計測装置では、位相が揃った
電磁波ビーム、たとえばレーザ光源11から出たレーザ
ビーム12をレンズ系13を用いて計測対象面14上に
焦点が位置するように照射する。レーザ光源11から出
たレーザビームのスポット径が非常に小さい場合には、
図1に示すように、凹レンズで一度発散させてから凸レ
ンズで収束させてもよい。レーザビーム12の焦点を計
測対象面14に結ばせるために自動焦点レンズ機構を設
けることが好ましい。
【0011】ここで、この装置においては、計測対象面
14に入射する入射レーザビームの複素振幅分布関数f
i(x,y)が既知であるものとする。計測対象面14
で反射した反射レーザビームは、ハーフミラー15で一
度反射された後にCCDなどで構成されたイメージセン
サ16の受光面に入射してその強度分布が計測される。
【0012】イメージセンサ16によって計測された反
射レーザビームの強度分布データは、コンピュータを構
成しているマイクロプロセッサ17に取り込まれる。マ
イクロプロセッサ17は、フロッピーディスクやハード
ディスク等の記録媒体18に記録されている解析プログ
ラムを読みとり、この解析プログラムにしたがって後述
する手順で計測された反射レーザビームの強度分布と、
既知である入射レーザビームの複素振幅分布関数fi
(x,y)とから計測対象面14の表面形状を再構成
し、推定する。そして、表面形状の推定結果を必要に応
じて表示装置19に表示したり、プリンタ20でプリン
トアウトする。なお、図1中、21はオペレータによっ
て操作される手入力操作装置を示している。
【0013】次に、上記のように構成された表面形状計
測装置において、特に計測対象面14の表面形状を再構
成、推定するための計算手順の概略を説明する。(a) 先
に説明したように、この装置では計測対象面14に入射
する入射レーザビームの複素振幅分布関数fi(x,
y)が既知である。まず、計測対象面14の形状関数を
hと仮定し、また計測対象面14上における反射レーザ
ビームの複素振幅分布関数fを、 f=fi・exp (ikh) …(1) とおいて、イメージセンサ16の受光面上での反射レー
ザビームの複素振幅分布関数Fをホイゲンス−キルヒホ
ッフの回折積分公式や平面波展開法を用いた放射電磁場
の計算手法等で求める。
【0014】つまり、推定された反射レーザビームの複
素振幅分布関数fに基づいてイメージセンサ16の受光
面上での反射レーザビームの複素振幅分布関数Fを推定
する。ここで、iは−1の平方根、kはレーザビーム1
2の波数(k=2π/λ、π:円周率、λ:レーザビー
ムの波長)である。
【0015】形状関数hは計測対象面14上の各点の位
置座標に対応する高さを表し、最初に仮定する形状関数
hは計測対象面14を平面、すなわちh=0としてもよ
い。(b) 推定された複素振幅分布関数Fから反射レーザ
ビームの位相分布関数g(ただし、g=arg (F))
を求め、またイメージセンサ16の出力から得られる反
射レーザビームの振幅分布A(強度分布の平方根)を用
いて、イメージセンサ16の受光面上の複素振幅分布関
数FをF=A・ exp(ig)とおき直す。このおき直さ
れた複素振幅分布関数Fに基づいて、今度は計測対象面
14上における反射レーザビームの複素振幅分布関数f
を放射電磁場計算等によって求める。
【0016】(c) 新たに求められた計測対象面14上に
おける反射レーザビームの振幅分布関数fより、形状関
数hを、 h=(arg (f)−arg (fi))/(2ik) として求め、ここで得られた形状関数hを(1) 式に代入
して同様の計算を何度もも繰返す。そして、収束した関
数hを計測対象面14の求めるべき形状関数としてい
る。ここで、arg (f)は複素関数fの位相を表す。
【0017】以上の計算手順をより具体的に説明する。
一般に、座標(x,y)(原点はレーザビーム光軸)で
表される計測対象面14上に垂直にレーザビーム12を
照射して反射させたとき、座標(X,Y)(原点はレー
ザビーム軸で、レーザビーム軸に垂直な面内にある)で
表される観測面(イメージセンサ16の受光面)で観測
される反射レーザビームの複素振幅分布関数Fは、計測
対象面14上の複素振幅分布関数をf(x,y)とした
とき、放射電磁場を計算するホイゲンス−キルヒホッフ
の回折積分公式により、十分な遠方(Fraunhofer領域)
を仮定すると、f(x,y)をフーリエ変換して得られ
る関数F(kx,ky)として求められる。ここで、k
x,kyはフーリエ変換における波数空間座標で、座標
X、Yと、 kx=kX/R,ky=kY/R の関係がある。式中のRは、計測対象面14上の座標の
原点(ビーム光軸)から反射レーザビームの観測面まで
の距離で、ここでは計測対象面14上におけるレーザビ
ームスポットサイズの2乗よりも距離Rと波長λの積が
十分大きくなるような値に選ばれる。
【0018】この装置では、計測対象面14に入射する
入射レーザビームの複素振幅分布関数fi(x,y)が
既知である。したがって、反射レーザビームの複素振幅
分布関数F(kx,ky)が与えられると、この関数を
逆フーリエ変換することによって、計測対象面14上に
おける反射レーザビームの複素振幅分布関数f(x,
y)を求めることができ、この複素振幅分布関数f
(x,y)と既知の複素振幅分布関数fi(x,y)と
から、形状関数hを求めることができる。この装置で
は、これらの関係を用いて表面形状の推定を行っている
のである。
【0019】そこで、計測対象面14上の反射レーザビ
ームの複素振幅分布関数f(x,y)を、 f(x,y)=fi(x,y)・exp (2ikh(x,y)) …(2) とおいて、これをフーリエ変換し、F(kx,ky)を
求める。ここで、fi(x,y)は計測対象面14に入
射する入射レーザビームの複素振幅分布関数であり、こ
れは先に述べたように既知である。h(x,y)は推測
した計測対象面14の形状(高さ)を表す関数である。
このフーリエ変換で得られた複素振幅分布関数F(k
x,ky)の位相分布関数をg(kx,ky)とする。
すなわち、g(kx,ky)=arg (F(kx,k
y))である。
【0020】計測対象面14上の反射レーザビームの複
素振幅分布関数f(x,y)は、逆に、イメージセンサ
16の受光部で計測された反射レーザビームの強度分布
の平方根として求められる振幅分布関数A(kx,k
y)を用いて、関数、 F(kx,ky)=A(kx,ky)・exp (ig(k
x,ky)) の逆フーリエ変換で得られる関数で与えられる。逆フー
リエ変換で得られた関数f(x,y)と既知である入射
レーザビームの複素振幅分布関数fi(x,y)とから
計測対象面14の形状関数h(x,y)は、h(x,
y)=(arg (f(x,y))−arg (fi(x,
y)))/(2ik)と推測される。
【0021】ここで得られた形状関数h(x,y)を
(2)式に代入し、同様の計算を何度も繰り返し、収束し
た関数h(x,y)が計測対象面14の求めるべき形状
関数となる。
【0022】図2には計測対象面における形状関数hの
再構成を行うための計算手順が示されている。図3から
図6にはこの例に係る表面形状再構成法の計算機シミュ
レーション結果が示されている。
【0023】図3は計測対象面14が完全な平面である
場合の反射レーザビームの強度分布I(ガウス分布)を
示す。図5のような形状を有する計測対象面14でレー
ザビーム(図中の数字はレーザの波長で規格化したも
の)を反射させた場合の反射レーザビームの強度分布I
は図4の如くなる。この強度分布がイメージセンサ16
で得られるデータとなる。
【0024】図5に示す形状関数を未知とし、図4に示
す強度分布Iの平方根を反射レーザビームの振幅分布関
数Aとして上述の計算を20〜30回繰り返すと、図6
の形状関数hが得られ、図5とほぼ同様になる。
【0025】図7は図5に示す元の形状関数に対する再
構成された形状関数の二乗誤差δを計算の繰り返し回数
に対してプロットしたものである。同図から、20回程
度で収束していることが判る。
【0026】なお、上述した例では、レーザビーム12
を計測対象面14に垂直に入射させるようにしている
が、図8に示すように計測対象面14にレーザビーム1
2を斜めに入射させるようにしてもよい。この場合に
は、計測対象面14から反射ビーム観測点(イメージセ
ンサ16の受光部)までの光軸距離が同じで、垂直入射
を仮定したときと同様の計算で得られる関数h(x,
y)を余弦関数 cos(α)で割ったものを求めるべき形
状関数とすればよい。なお、αは入射角である。
【0027】また、計測対象面14からイメージセンサ
16までの距離を変えて反射レーザビームの振幅分布を
複数個計測し、これらの振幅分布を同時に満す形状関数
を上記の計算手順で求めてもよい。
【0028】また、上述した例ではレーザビームを用い
ているが、位相の揃ったあるいはコヒーレントなマイク
ロ波、ミリ波、サブミリ波、赤外線、可視光、紫外線、
X線などすべての電磁波ビームを用いることができる。
また、表面形状を求めるために必要なフーリエ変換には
高速フーリエ変換法(FFT)を用いてもよい。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、表面形
状計測に必要なビームを参照ビームと計測ビームに分離
する必要がないし、参照ビームと計測ビームとの光路差
を精度よく設定する必要がないので、装置の単純化に寄
与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る表面形状計測装置の
ブロック構成図
【図2】同装置において計測対象面の形状関数を計算で
求めるための手順を示す図
【図3】計測対象面が平坦なときに観測される反射レー
ザビームの強度分布を示す図
【図4】計測対象面が図5に示す形状のときに観測され
る反射レーザビームの強度分布を示す図
【図5】計測対象面の形状関数の一例を示す図
【図6】計測対象面が図5に示す形状に推定された形状
関数を示す図
【図7】形状関数を収束させるのに必要な計算回数を説
明するための図
【図8】計測対象面へのビーム入射の変形例を説明する
ための図
【図9】干渉法による従来の表面形状計測装置の計測原
理を説明するための図
【符号の説明】
11…レーザ光源 12…レーザビーム 13…レンズ 14…計測対象面 15…ハーフミラー 16…イメージセンサ 17…マイクロプロセッサ 18…フロッピーディスク等の記録媒体 19…表示装置 20…プリンタ 21…手入力操作装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】位相が揃い、かつ複素振幅分布の既知なビ
    ームを計測対象面に入射させるステップと、前記計測対
    象面からの反射ビームの強度分布を計測するステップ
    と、計測された強度分布から得られる前記反射ビームの
    振幅分布と前記既知の複素振幅分布とを用い、計測対象
    面上および前記反射ビームの強度分布を計測する計測面
    上での放射電磁場分布を反復計算することによって、前
    記各分布を同時に満足する前記計測対象面の形状関数を
    再構成し、推定するステップとを具備してなることを特
    徴とする表面形状計測方法。
  2. 【請求項2】位相が揃い、かつ複素振幅分布の既知なビ
    ームを計測対象面に入射させる手段と、前記計測対象面
    からの反射ビームの強度分布を計測する計測手段と、こ
    の手段で計測された強度分布から得られる前記反射ビー
    ムの振幅分布と前記既知の複素振幅分布とを用い、計測
    対象面上および前記反射ビームの強度分布を計測する計
    測面上での放射電磁場分布を反復計算することによっ
    て、前記各分布を同時に満足する前記計測対象面の形状
    関数を再構成し、推定する形状推定手段とを具備してな
    ることを特徴とする表面形状計測装置。
  3. 【請求項3】前記形状推定手段は、前記計測対象面に入
    射するビームの計測対象面上の位置に対応する前記既知
    な複素振幅分布関数をfiとし、前記計測対象面上の位
    置に対応する形状(高さ)を表す関数をhとし、前記計
    測手段で計測された反射ビームの計測面上の位置に対応
    する振幅分布を表す関数をAとし、指数関数をexp 、i
    を−1の平方根、kを入射ビームの波数として表現され
    る関数fi ・exp (2ikh)をフーリエ変換して得
    られる関数の位相分布関数をgとし、 A・exp (i
    g)を逆フーリエ変換して得られる関数をfとし、複素
    関数fの位相関数をarg (f)として表現される式 h
    =(arg (f)−arg (fi))/(2ik)で計測対
    象面の形状を表す関数hを改めて求める一連の計算を繰
    り返す過程で収束する関数hを表面形状関数としている
    ことを特徴とする請求項2に記載の表面形状計測装置。
  4. 【請求項4】計測対象面に入射される位相が揃ったビー
    ムの複素振幅分布データと上記計測対象面からの反射ビ
    ームの強度分布データとから上記計測対象面の表面形状
    関数をコンピュータで推定算出させるためのプログラム
    であって、前記複素振幅分布データと前記強度分布デー
    タとを用いて前記計測対象面上および前記反射ビームの
    強度分布を計測する計測面上での放射電磁場分布を反復
    計算させる機能と、この反復計算によって収束した形状
    関数を表面形状関数として出力させる機能とを実現させ
    るプログラムを格納した記録媒体。
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JP2013019793A (ja) * 2011-07-12 2013-01-31 Hyogo Prefecture 欠陥特性評価装置

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