JPH1191451A - 自動車の携帯電話保持構造 - Google Patents

自動車の携帯電話保持構造

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Publication number
JPH1191451A
JPH1191451A JP25570397A JP25570397A JPH1191451A JP H1191451 A JPH1191451 A JP H1191451A JP 25570397 A JP25570397 A JP 25570397A JP 25570397 A JP25570397 A JP 25570397A JP H1191451 A JPH1191451 A JP H1191451A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mobile phone
cool box
portable telephone
holding
cool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25570397A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuyuki Yamamoto
立行 山本
Hirokazu Hirano
宏和 平野
Mitsumasa Takayama
光正 高山
Yoshihiro Watanabe
悦啓 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP25570397A priority Critical patent/JPH1191451A/ja
Publication of JPH1191451A publication Critical patent/JPH1191451A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Passenger Equipment (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インストルメントパネルに保持された携帯電
話の熱環境を改善することができる自動車の携帯電話保
持構造を提供する。 【解決手段】 インストルメントパネル1の上部にエア
コンからの冷風Rを内部に導入できる中空のクールボッ
クス6を形成し、該クールボックス6の上面部9に携帯
電話Tの下部を挿入する保持部13を凹設すると共に、
該保持部13の底面に充電コネクタを設けたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インストルメン
トパネルの上部に携帯電話を保持する自動車の携帯電話
保持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車のインストルメントパネルには、
例えば、走行中にハンズフリーで電話できるようにする
ため、携帯電話を保持できる構造になっているものがあ
る。この種の保持構造としては、インストルメントパネ
ルの上部に保持ケースを設け、この保持ケース内に携帯
電話を保持するようになっている。この保持ケースの底
には充電コネクタが設けられており、保持した状態で充
電できるようになっている(類似技術として、実開平7
−20731号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように、インストルメントパネルの上部に設けた保持ケ
ースを用いて携帯電話を保持するだけの構造では、携帯
電話に加わる熱が多く、精密電子機器である携帯電話の
性能に悪影響を与える可能性がある。すなわち、携帯電
話自体が充電中にバッテリから発熱するし、また日中は
太陽光線によりインストルメントパネルの上部が非常に
高温になるため、携帯電話にとっては過酷な熱環境にな
る。
【0004】この発明はこのような従来の技術に着目し
てなされたものであり、インストルメントパネルに保持
された携帯電話の熱環境を改善することができる自動車
の携帯電話保持構造を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
インストルメントパネルの上部にエアコンからの冷風を
内部に導入できる中空のクールボックスを形成し、該ク
ールボックスの上面部に携帯電話の下部を挿入する保持
部を凹設すると共に、該保持部の底面に充電コネクタを
設けたものである。
【0006】請求項1記載の発明によれば、冷風により
冷却されたクールボックスの上面部に保持部を凹設し、
その保持部内に携帯電話を挿入して保持するため、携帯
電話が冷却される。特に、携帯電話の下部を挿入してい
る保持部が、クールボックスの内部へ突出した状態にな
っているため冷却効率が高い。
【0007】請求項2記載の発明は、クールボックス
が、インストルメントパネルに形成された凹部と、該凹
部の上部を覆う蓋部とから形成されている。
【0008】請求項2記載の発明によれば、クールボッ
クスの上面部を形成する蓋部が、インストルメントパネ
ルとは別部品のため、保持部等の造形が容易であり、蓋
部を外して行うクールボックスの補修・点検も容易であ
る。
【0009】請求項3記載の発明は、クールボックスの
上面部に、保持された携帯電話のバッテリーに向けて冷
風を吹き出す開口を形成した。
【0010】請求項3記載の発明によれば、クールボッ
クスの上面部に形成した開口から、携帯電話のバッテリ
ーに向けて冷風を吹き出すことができるため、充電中に
発熱するバッテリをダイレクトに冷却することができ
る。
【0011】請求項4記載の発明は、クールボックスの
上面部にカップ冷却用の円形保持部を凹設し、該円形保
持部の周囲に冷風を吹き出すための開口を複数形成し
た。
【0012】請求項4記載の発明によれば、クールボッ
クスの上面部に形成した円形保持部にカップや缶等を置
けば、円形保持部の周辺に形成された複数の開口からカ
ップ等の側面に対して冷風が吹き出されるため、カップ
等を確実に冷却することができる。
【0013】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、冷風によ
り冷却されたクールボックスの上面部に保持部を凹設
し、その保持部内に携帯電話を挿入して保持するため、
携帯電話が冷却される。特に、携帯電話の下部を挿入し
ている保持部が、クールボックスの内部へ突出した状態
になっているため冷却効率が高い。
【0014】請求項2記載の発明によれば、クールボッ
クスの上面部を形成する蓋部が、インストルメントパネ
ルとは別部品のため、保持部等の造形が容易であり、蓋
部を外して行うクールボックスの補修・点検も容易であ
る。
【0015】請求項3記載の発明によれば、クールボッ
クスの上面部に形成した開口から、携帯電話のバッテリ
ーに向けて冷風を吹き出すことができるため、充電中に
発熱するバッテリをダイレクトに冷却することができ
る。
【0016】請求項4記載の発明によれば、クールボッ
クスの上面部に形成した円形保持部にカップや缶等を置
けば、円形保持部の周辺に形成された複数の開口からカ
ップ等の側面に対して冷風が吹き出されるため、カップ
等を確実に冷却することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を、図1及び図2に基づいて説明する。
【0018】図1は、運転席前方のインストルメントパ
ネル1と、フロントピラー2を示している。フロントピ
ラー2の後面部には、サイドデフロスタとしての吹出口
3が形成されている。この吹出口3からは、図示せぬエ
アコンからの冷風が車室内に吹き出される。フロントピ
ラー2の近くにはスピーカ4が設けられており、インス
トルメントパネル1の前方にはフロントガラス5が設け
られている。
【0019】そして、インストルメントパネル1におけ
るフロントピラー2の近接位置には、中空構造のクール
ボックス6が設けられている。このクールボックス6
は、インストルメントパネル1の上部に形成した凹部7
と、該凹部7の上部を覆う蓋部8とから形成されてい
る。蓋部8は略水平な上面部9と、垂直な周辺フランジ
10とから成っている。周辺フランジ10の端末にはシ
ール材11が塗布されている。このクールボックス6の
側壁には、導入口12が貫通状態で形成されており、該
導入口12からエアコンの冷風Rを内部空間に導入でき
るようになっている。
【0020】蓋部8の上面部9には、若干盛り上がって
からクールボックス6内へ凹設された保持部13が形成
されており、該保持部13内に携帯電話Tが挿入されて
いる。この保持部13の底には充電コネクタ14が設け
られており、保持した状態で充電できるようになってい
る。
【0021】また、保持部13の後方には、上方へ突出
したスリット状の開口15が形成されており、携帯電話
Tの背面のバッテリ16に向けてクールボックス6内の
冷風Rを吹き出すことができる。
【0022】更に、上面部9には、円形保持部17が凹
設されており、その周辺には冷風Rを吹き出す円形の開
口18が複数形成されている。従って、この円形保持部
17にカップや缶を置くことにより、カップ等の側面に
対して冷風Rを吹き付けることができ、カップ等の冷却
を行うことができる。また、この円形保持部17の運転
者側には、断面半円状に凹設されたコインホルダー19
も形成されている。
【0023】この実施形態によれば、冷風Rにより冷却
されたクールボックス6の上面部9に保持部13を凹設
し、その保持部13内に携帯電話Tを挿入して保持する
ため、携帯電話T自体が充電中に発熱しても、或いは太
陽光線によりインストルメントパネル1が加熱されて
も、携帯電話Tの周辺の熱環境は冷却されて緩和され、
携帯電話Tが熱による悪影響を受けることはない。
【0024】特に、携帯電話Tの下部を挿入している保
持部13が、クールボックス6の内部空間へ突出した状
態になっているため冷却効率が高い。また、スリット状
の開口15から吹き出した冷風Rによりバッテリ16を
ダイレクトに冷却できるため、充電中におけるバッテリ
16の温度上昇を確実に抑制することができる。
【0025】更に、クールボックス6の上面部9を形成
する蓋部8が、インストルメントパネル1とは別部品の
ため、保持部13等の造形が容易であり、蓋部8を外し
て行うクールボックス6の補修・点検も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る自動車の携帯電話
保持構造を示す車室内斜視図。
【図2】図1中矢示SA−SA線に沿う断面図。
【符号の説明】
1 インストルメントパネル 6 クールボックス 7 凹部 8 蓋部 9 上面部 13 保持部 14 充電コネクタ 15 開口 17 円形保持部 18 開口 R 冷風 T 携帯電話
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 悦啓 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インストルメントパネルの上部にエアコ
    ンからの冷風を内部に導入できる中空のクールボックス
    を形成し、該クールボックスの上面部に携帯電話の下部
    を挿入する保持部を凹設すると共に、該保持部の底面に
    充電コネクタを設けたことを特徴とする自動車の携帯電
    話保持構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動車の携帯電話保持構
    造であって、 クールボックスが、インストルメントパネルに形成され
    た凹部と、該凹部の上部を覆う蓋部とから形成されてい
    ることを特徴とする自動車の携帯電話保持構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の自動車の携
    帯電話保持構造であって、 クールボックスの上面部に、保持された携帯電話のバッ
    テリーに向けて冷風を吹き出す開口を形成したことを特
    徴とする自動車の携帯電話保持構造。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の自
    動車の携帯電話保持構造であって、 クールボックスの上面部にカップ冷却用の円形保持部を
    凹設し、該円形保持部の周囲に冷風を吹き出すための開
    口を複数形成したことを特徴とする自動車の携帯電話保
    持構造。
JP25570397A 1997-09-19 1997-09-19 自動車の携帯電話保持構造 Pending JPH1191451A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102758993A (zh) * 2011-04-26 2012-10-31 富泰华工业(深圳)有限公司 底座及使用该底座的电子设备
JP2013220740A (ja) * 2012-04-17 2013-10-28 Calsonic Kansei Corp 自動車用携帯電子端末保持装置
DE102012013720A1 (de) * 2012-07-11 2014-01-16 Volkswagen Aktiengesellschaft Haltevorrichtung für ein elektronisches Gerät
WO2014184301A1 (de) * 2013-05-15 2014-11-20 Wirkner Gmbh Halteeinrichtung für einen transportablen tonträger
EP3844007A4 (en) * 2018-10-12 2021-09-29 Magna International Inc MOUNTING SYSTEM FOR A REFRIGERATED MOBILE DEVICE FOR A VEHICLE

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