JPH1190941A - 断熱サンドイッチパネルの製造方法及び断熱サンドイッチパネル - Google Patents

断熱サンドイッチパネルの製造方法及び断熱サンドイッチパネル

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JPH1190941A
JPH1190941A JP9255308A JP25530897A JPH1190941A JP H1190941 A JPH1190941 A JP H1190941A JP 9255308 A JP9255308 A JP 9255308A JP 25530897 A JP25530897 A JP 25530897A JP H1190941 A JPH1190941 A JP H1190941A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 側面部にボイドが発生することを防いで外観
的に仕上がりのよい、かつ、パネル同士の接合強度の均
一化が図れる断熱サンドイッチパネルを製造することが
できるようにする。 【解決手段】 相互に対向する上下一対の面材2,3を
ライン状に連続搬送しながら、それら一対の面材2,3
間に発泡樹脂原液28を注入し発泡させて発泡樹脂製断
熱層4を形成してなる断熱サンドイッチパネル1を製造
するとき、発泡空間の側面部に、例えば無機ガラス繊維
紙のような薄肉でかつ発泡樹脂を含浸可能な通気性シー
ト材5,5を連続供給することにより該シート材5,5
に発泡樹脂の一部を含浸させてボイドの発生を防ぐよう
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば保冷パネル
や低温液化ガス地下タンクのうち地表面上に露出させて
架構される低温液化ガス地下タンクの天井保冷材などの
ように、外気との間での断熱性が要求される場合に用い
られる断熱サンドイッチパネルの製造方法及び断熱サン
ドイッチパネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記のような用途に供される断熱サンド
イッチパネルの製造方法としては、鋼板などの上下一対
の面材を相互に対向させてライン状に連続搬送しなが
ら、それら一対の面材間に発泡ウレタン等の発泡樹脂原
液を注入し発泡させることで上記一対の面材間にウレタ
ンフォーム等の発泡樹脂製断熱層を形成させるように成
形される長尺断熱サンドイッチパネルを切断することに
より所定寸法のパネルを製造する連続ライン式製造方法
と、定位置に相互に対向させて配置した上下一対の面材
間に発泡ウレタン等の発泡樹脂原液を注入し発泡させる
ことにより上記一対の面材間にウレタンフォーム等の発
泡樹脂製断熱層を形成させて所定寸法のパネルを製造す
るバッチ式製造方法とが知られている。
【0003】そして、上記いずれの製造方法による場合
も、図6(a)〜(c)に示すように、相互に対向する
上下一対の面材51,52のうち、下面材52に所定の
発泡倍率に調整された発泡樹脂原液53が均一に注入し
散布された後、発泡を開始して図6(a)の矢印で示す
ように、上方へ向かって膨らんでゆき、その後、図6
(b)のように、面材51,52の幅方向の中央部で上
面材51に接触し同図の矢印で示すように、両サイドに
拡がりながら上記上下一対の面材51,52及び原液お
よび発泡樹脂の横側方への漏れ出しを防ぐために設けら
れたサイドテープ等のサイドブロック54,54で囲ま
れた発泡空間内に図6(c)のように、充填されて発泡
樹脂製断熱層55が形成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の断
熱サンドイッチパネルの製造方法においては、図6
(b)に示すように、発泡過程で発泡樹脂が両サイドに
拡がるために、両サイドの表面近くでエアーを巻き込み
やすい傾向にある。この傾向は発泡樹脂製断熱層55の
厚みが厚いほど発泡樹脂の発泡移動距離が大きいため
に、より顕著に現れやすく、この巻き込んだエアーが残
留したまま発泡樹脂が硬化することによって製品として
の断熱サンドイッチパネルの側面部に図6(c)に示す
ようなボイドAを発生する。特に、断熱サンドイッチパ
ネル側面部の表面では巻き込んだエアーが発泡樹脂の充
填前に外部に逃げるために、ほとんど残留することがな
いけれども、1層下(スキン下)には巻き込んだエアー
が残りやすく、そこにボイドAを発生して製品の外観を
悪化したり、パネル同士の接合部の強度にばらつきを与
える要素の一つとなるなどの問題があった。
【0005】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、従来の製造方法に極く簡易な手段を加えるの
みで、側面部にボイドが発生することを防いで外観的に
仕上がりがよく、かつ、パネル同士の接合強度の均一化
が図れる断熱サンドイッチパネルを製造することができ
る断熱サンドイッチパネルの製造方法及び断熱サンドイ
ッチパネルを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明に係る断熱サンドイッチ
パネルの製造方法は、相互に対向する一対の面材間に発
泡樹脂原液を注入し発泡させて上記一対の面材間に発泡
樹脂製断熱層を形成してなる断熱サンドイッチパネルの
製造方法であって、上記一対の面材間に発泡樹脂原液を
注入し発泡する時、その発泡空間の側面部に、薄肉でか
つ発泡樹脂を含浸可能な通気性シート材を配置させて該
シート材に発泡樹脂の一部を含浸させることを特徴とす
るものである。
【0007】また、請求項2に記載された発明に係る断
熱サンドイッチパネルの製造方法は、一対の面材を相互
に対向させてライン状に連続搬送しながら、それら一対
の面材間に発泡樹脂原液を注入し発泡させることで形成
される発泡樹脂製断熱層を自己接着力により上記一対の
面材に一体に接着固定されてなる断熱サンドイッチパネ
ルの製造方法であって、上記一対の面材間への発泡樹脂
原液の注入発泡空間の側面部に、薄肉でかつ発泡樹脂を
含浸可能な通気性シート材を上記面材の搬送に同期させ
て連続的に供給させて該シート材に発泡樹脂の一部を含
浸させることを特徴とするものである。
【0008】上記請求項1及び請求項2に記載された発
明によれば、バッチ式、連続ライン式いずれの製造方法
であっても、一対の面材間に発泡樹脂原液を注入して発
泡する過程において、その発泡空間の側面部には薄肉で
かつ発泡樹脂を含浸可能な通気性シート材が存在してお
り、中央部から両サイドに拡がりながら充填されてゆく
発泡樹脂が両サイド表面近くでエアーを巻き込んだとし
ても、そのエアーを巻き込んだ発泡樹脂の一部が上記通
気性シート材に含浸されて巻き込んだエアーをシート材
組織に沿わせて外部へ逃がす、あるいは、一部残留して
も1層下(スキン下)に残留させず、シート材組織に取
り込んだ状態となるために、製品としての断熱サンドイ
ッチパネルの側面部にボイドを発生することがなくな
る。これによって、外観的に仕上がりのよい断熱サンド
イッチパネルが得られる。特に、請求項2のような連続
ライン製造方法に適用する場合は、最大厚みの大きいも
の、通常250mmの厚さまでの断熱サンドイッチパネ
ルを外観仕上がりよく連続生産することが可能になる。
【0009】また、請求項4に記載の発明に係る断熱サ
ンドイッチパネルは、相互に対向する一対の面材と、こ
れら一対の面材間に発泡樹脂原液を注入し発泡させるこ
とで形成される発泡樹脂製断熱層とからなる断熱サンド
イッチパネルであって、上記発泡樹脂製断熱層の側面部
には、薄肉でかつ発泡樹脂の一部を含浸した通気性シー
ト材が一体に付着されていることを特徴とするものであ
る。
【0010】上記のような構成の請求項4に記載された
発明によれば、上記請求項1および請求項2の発明と同
様に、エアーを巻き込んで充填される発泡樹脂の一部を
通気性シートに含浸させることによってサンドイッチパ
ネルの側面部にボイドが発生し残留することを防ぐだけ
でなく、製品としてのサンドイッチパネル同士の接合に
際してもシート材同士が接触する均一な接合構造とな
り、接合強度などにばらつきを生じることがなくなり、
均一な接合強度が得られる。
【0011】さらにまた、上記の通気性シート材とし
て、請求項3あるいは請求項5に記載したように、無機
ガラス繊維紙を使用することにより、この無機ガラス繊
維の持つ一般特性、すなわち、寸法安定性、補強性、耐
蝕性、耐熱性、耐薬品性等がプラスされて断熱サンドイ
ッチパネルの品質向上に役立たせることが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にもとづいて説明する。図1は本発明に係る断熱サンド
イッチパネル(製品)を示す要部の斜視図、図2は同断
熱サンドイッチパネルの縦断面図であり、該断熱サンド
イッチパネル1は、鋼板などが用いられ相互に対向する
上下一対の面材2,3間に所要の寸法、厚み、形状に成
形された硬質ウレタン等の発泡樹脂製断熱層4を自己接
着力により接着固定して全体の厚さtが100〜250
mmの範囲に成形されているとともに、その発泡樹脂製
断熱層4の左右両側面部には、該発泡樹脂製断熱層4を
形成する発泡樹脂の一部がその発泡過程において含浸さ
れた0.20mm程度の厚さの無機ガラス繊維紙5,5
(通気性シート材の一例)を一体に付着してなる。
【0013】上記のような断熱サンドイッチパネル1
は、所定のパネル寸法に裁断されている一対の面材2,
3間に発泡樹脂原液をバッチ式に注入し発泡させて発泡
樹脂製断熱層4を成形するバッチ式製造方法で製造され
たものであってもよいが、断熱サンドイッチパネルの製
造設備として既に実用化されているところの連続ライン
式の製造方法を採用することで、最大厚さ250mmま
での断熱サンドイッチパネル1の連続生産が可能であ
り、以下、その製造方法および連続製造設備について説
明する。
【0014】図3は既に実用化されている連続ライン式
の断熱サンドイッチパネル製造設備の概要構成図、図4
はその製造設備の要部の概略平面図であり、上下一対の
アンコイラー10,11にそれぞれ巻回されている上記
上下一対の面材2,3がダブルコンベア12,13によ
り相互に上下に対向する状態で上記アンコイラー10,
11から引き出され同調状態でライン状に連続搬送され
る。このライン状の連続搬送時において、まず上記上下
一対の面材2,3が各々ファーミングマシン16,17
に移入されて所定形状、例えば両面コルゲートや片面フ
ラット/他面コルゲートなどにプレフォーミングされた
後、プレヒーター18内を通過移動されてプレヒートさ
れる。
【0015】続いて、プレヒートされた上記上下一対の
面材2,3は硬質ウレタンの注入発泡室19内に搬入さ
れ、ここで発泡機20を介して両面材2,3間に硬質ウ
レタン原液などの発泡樹脂原液が注入し発泡されるとと
もに、上記ダブルコンベア12,13を含むキューアオ
ーブン23内に搬入され加熱されることにより硬化され
て発泡樹脂製断熱層4が成形され、この発泡樹脂製断熱
材4の自己接着力により上記上下一対の面材2,3と発
泡樹脂製断熱材4とが一体に接着固定されて、長尺断熱
サンドイッチパネル1Aが連続成形される。
【0016】このように連続成形された長尺断熱サンド
イッチパネル1Aをカッター装置24により所定寸法に
切断することによって所定の寸法の断熱サンドイッチパ
ネル1が製造され、その製造された断熱サンドイッチパ
ネル1は積取り機25によって上記の連続搬送ラインか
ら横方向に積取られる。
【0017】上記のような連続ライン式断熱サンドイッ
チパネル製造設備において、上記注入発泡室19の手前
箇所から上記ダブルコンベア12,13による搬送終端
部に至るまでの搬送ラインの両横側部にはそれぞれ、サ
イド押えベルトコンベア(図示省略する)を介してサイ
ドテープ26,26が並行搬送されて発泡樹脂原液およ
び発泡樹脂の横側方への漏れ出しが防止されるようにな
っており、これらサイドテープ26,26の内側、つま
り、上下一対の面材2,3間への発泡樹脂原液の注入発
泡空間の両横側面部にはそれぞれ、薄肉でかつ発泡樹脂
を含浸可能な通気性シート材の一例となる無機ガラス繊
維紙5,5を上記面材2,3の搬送に同期させて連続的
に供給するガラス繊維紙供給用ロール27,27が配置
されている。
【0018】図5(a)〜(c)は上記連続ライン式断
熱サンドイッチパネル製造設備による長尺断熱サンドイ
ッチパネル1Aの連続成形工程のうち、上下一対の面材
2,3間に注入した発泡樹脂原液の発泡過程を説明する
図であって、上下一対の面材2,3のうち、下面材3に
所定の発泡倍率に調整された発泡樹脂原液28が均一に
注入し散布された後、発泡を開始して図5(a)の矢印
で示すように、上方へ向かって膨らんでゆき、その後、
図5(b)のように、面材2,3の幅方向の中央部で上
面材2に接触し同図の矢印で示すように、両サイドに拡
がりながら上記上下一対の面材2,3及び原液および発
泡樹脂の横側方への漏れ出しを防ぐために設けられたサ
イドテープ26,26で囲まれた発泡空間内に図5
(c)のように、充填されて発泡樹脂製断熱層4が成形
される。
【0019】このとき、発泡空間の両横側面部には無機
ガラス繊維紙5,5が存在しているので、中央部から両
サイドに拡がりながら充填されてゆく発泡樹脂が両サイ
ド表面近くでエアーを巻き込んだとしても、そのエアー
を巻き込んだ発泡樹脂の一部が上記無機ガラス繊維紙
5,5に含浸されて巻き込んだエアーをシート材組織に
沿わせて外部へ逃がす、あるいは、一部残留しても1層
下(スキン下)に残留させず、シート材組織に取り込ん
だ状態となるために、長尺断熱サンドイッチパネル1A
の側面部にボイドが発生されることがなくなり、外観的
に仕上がりのよい断熱サンドイッチパネル1が得られ
る。また、製品としての断熱サンドイッチパネル1の両
側面部には発泡樹脂の一部を含浸した無機ガラス繊維紙
5,5が存在しているために、断熱サンドイッチパネル
1,1同士の接合に際してもその無機ガラス繊維紙5,
5同士が接触する均一な接合構造となり、接合強度など
にばらつきを生じることがなくなり、均一な接合強度が
得られる。
【0020】なお、上記実施の形態では、通気性シート
材として、寸法安定性、補強性、耐蝕性、耐熱性、耐薬
品性等の特性を有し断熱サンドイッチパネルの品質向上
に役立たせることが可能な無機ガラス繊維紙5,5を使
用したが、これ以外に、例えば通気性のある和紙や不織
布などを使用してもよい。
【0021】また、上記実施の形態では、無機ガラス繊
維紙5をサイドテープ26の内側に供給させるようにし
たが、サイドテープを使用しないで、無機ガラス繊維紙
5とポリエチレンシートとを積層したものを側面部に供
給し、製造後にポリエチレンシートを剥離するようにし
てもよい。
【0022】
【発明の効果】以上のように、請求項1および請求項2
に記載された発明によれば、バッチ式、連続ライン式い
ずれの製造方法であっても、一対の面材間に発泡樹脂原
液を注入して発泡する過程で該発泡樹脂が両サイド表面
近くでエアーを巻き込んだとしても、そのエアーを巻き
込んだ発泡樹脂の一部を側面部に配置させた通気性シー
ト材に含浸させることによって、製品としての断熱サン
ドイッチパネルの側面部にボイドが発生することを防ぐ
ことが可能となり、したがって、従来の製造方法に通気
性シートを付加するだけの極く簡易な手段をもって、外
観的に仕上がりのよい断熱サンドイッチパネルを得るこ
とができるという効果を奏する。特に、請求項2のよう
な連続ライン製造方法に適用することにより、最大25
0mmの厚さまでの断熱サンドイッチパネルを外観仕上
がりよく連続生産することができる。
【0023】また、請求項4に記載された発明によれ
ば、上記請求項1および請求項2の発明と同様に、側面
部にボイドが発生し残留することを防げるとともに、製
品としてのサンドイッチパネル同士の接合に際してもシ
ート材同士が接触する均一な接合構造となり、接合強度
などにばらつきを生じることがなくなり、均一な接合強
度のパネルを得ることができる。
【0024】さらに、請求項3あるいは請求項5に記載
の発明によれば、通気性シート材として使用する無機ガ
ラス繊維の持つ寸法安定性、補強性、耐蝕性、耐熱性、
耐薬品性等の特性をプラスさせて断熱サンドイッチパネ
ルの品質向上に役立たせることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る断熱サンドイッチパネル(製品)
を一部破断状態で示す斜視図である。
【図2】同上断熱サンドイッチパネルの縦断面図であ
る。
【図3】本発明に係る断熱サンドイッチパネルの製造方
法に適用される連続ライン式製造設備の概要構成図であ
る。
【図4】同上製造設備の要部の概略平面図である。
【図5】(a)〜(c)は本発明に係る断熱サンドイッ
チパネルの製造方法のうち発泡樹脂原液の発泡過程を説
明する図である。
【図6】(a)〜(c)は従来の断熱サンドイッチパネ
ルの製造方法のうち発泡樹脂原液の発泡過程を説明する
図である。
【符号の説明】
1 断熱サンドイッチパネル 2,3 面材 4 発泡樹脂製断熱層 5 無機ガラス繊維紙(通気性シート材の一例) 28 発泡樹脂原液

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に対向する一対の面材間に発泡樹脂
    原液を注入し発泡させて上記一対の面材間に発泡樹脂製
    断熱層を形成してなる断熱サンドイッチパネルの製造方
    法であって、 上記一対の面材間に発泡樹脂原液を注入し発泡する時、
    その発泡空間の側面部に、薄肉でかつ発泡樹脂を含浸可
    能な通気性シート材を配置させて該シート材に発泡樹脂
    の一部を含浸させることを特徴とする断熱サンドイッチ
    パネルの製造方法。
  2. 【請求項2】 一対の面材を相互に対向させてライン状
    に連続搬送しながら、それら一対の面材間に発泡樹脂原
    液を注入し発泡させることで形成される発泡樹脂製断熱
    層を自己接着力により上記一対の面材に一体に接着固定
    されてなる断熱サンドイッチパネルの製造方法であっ
    て、 上記一対の面材間への発泡樹脂原液の注入発泡空間の側
    面部に、薄肉でかつ発泡樹脂を含浸可能な通気性シート
    材を上記面材の搬送に同期させて連続的に供給させて該
    シート材に発泡樹脂の一部を含浸させることを特徴とす
    る断熱サンドイッチパネルの製造方法。
  3. 【請求項3】 上記通気性シート材として、無機ガラス
    繊維紙を使用する請求項1または2に記載の断熱サンド
    イッチパネルの製造方法。
  4. 【請求項4】 相互に対向する一対の面材と、これら一
    対の面材間に発泡樹脂原液を注入し発泡させることで形
    成される発泡樹脂製断熱層とからなる断熱サンドイッチ
    パネルであって、 上記発泡樹脂製断熱層の側面部には、薄肉でかつ発泡樹
    脂の一部を含浸した通気性シート材が一体に付着されて
    いることを特徴とする断熱サンドイッチパネル。
  5. 【請求項5】 上記通気性シート材が、無機ガラス繊維
    紙である請求項4に記載の断熱サンドイッチパネル。
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