JPH1189870A - スリットランプ - Google Patents

スリットランプ

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Publication number
JPH1189870A
JPH1189870A JP9259751A JP25975197A JPH1189870A JP H1189870 A JPH1189870 A JP H1189870A JP 9259751 A JP9259751 A JP 9259751A JP 25975197 A JP25975197 A JP 25975197A JP H1189870 A JPH1189870 A JP H1189870A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grip
eye
slit
optical system
light
Prior art date
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Pending
Application number
JP9259751A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Sugawara
孝夫 菅原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Topcon Corp
Original Assignee
Topcon Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Topcon Corp filed Critical Topcon Corp
Priority to JP9259751A priority Critical patent/JPH1189870A/ja
Publication of JPH1189870A publication Critical patent/JPH1189870A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 治療を行うことのできるスリットランプを提
供する。 【解決手段】 グリップ10の上部に保持され被検眼を
観察する観察光学系40を有する観察鏡筒11と、グリ
ップ10の下部に固定された基板12に対して回動可能
に設けられ前記被検眼に向けてスリット光を照明するス
リット光学系を有するスリット鏡筒14とを備えている
ハンド型スリットランプにおいて、被検眼の患部を凝固
するレーザ光をグリップ10内に導入する光ファイバ1
8をこのグリップに接続し、光ファイバ18によってグ
リップ内に導入されたレーザ光を観察光学系40の対物
レンズ41を介して被検眼の患部に照射させる導光光学
系30をグリップ10内に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、被検眼を観察する観
察光学系と、被検眼に向けてスリット光を照明するスリ
ット光学系とを備えているスリットランプに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、グリップの上部に観察光学系
を有する観察鏡筒を設け、このグリップの下部に水平方
向に延びた基部を設け、この基部にスリット鏡筒を回動
可能に設けたハンド型のスリットランプが知られてい
る。
【0003】このスリットランプは、グリップを手で握
り、スリット鏡筒から被検眼に向けてスリット光を照明
し、観察光学系で被検眼を観察するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に、スリットラン
プでは、顎受けに被検者の顎を載せて被検眼を観察する
が、乳幼児や老人などは、顎受けに被検者の顎を載せる
ことができない場合がある。このような場合、ハンド型
のスリットランプは非常に有効なものとなる。
【0005】しかし、ハンド型のスリットランプは観察
するだけで治療がでず、不便であるという問題があっ
た。
【0006】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
もので、その目的は、治療を行うことのできるスリット
ランプを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、グリップの上部に保持され被検
眼を観察する観察光学系と、前記グリップの下部に固定
された基部に対して回動可能に設けられ前記被検眼に向
けてスリット光を照明するスリット光学系とを備えてい
るスリットランプにおいて、前記被検眼の患部を凝固す
るレーザ光を前記グリップ内に導入する光ファイバをこ
のグリップに接続し、前記光ファイバによってグリップ
内に導入されたレーザ光を前記観察光学系の一部を介し
て被検眼の患部に照射させる導光光学系を前記グリップ
内に設けたことを特徴とする。
【0008】請求項2の発明は、前記導光光学系は、前
記患部上でのレーザ光のスポット径を可変にする可変光
学部材有し、前記グリップの外側に操作部材を設け、こ
の操作部材を操作することにより前記可変光学部材が前
記スポット径を可変することを特徴とする。
【0009】請求項3の発明は、前記導光光学系は、グ
リップ内に導入されたレーザ光を前記観察光学系に導入
させる反射ミラーを有し、この反射ミラーの傾斜角度を
可変にするとともに、この反射ミラーの傾斜角度を変え
る角度調整操作部材を前記グリップの外側に設けたこと
を特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係るハンド型の
スリットランプの実施の形態を図面に基づいて説明す
る。
【0011】図1において、10は中空状のグリップ
で、このグリップ10の上部には観察鏡筒11が取り付
けられている。グリップ10の下部には水平方向に延び
た基板(基部)12が取り付けられており、基板12の
先端部には回動板13が枢支されており、回動板13は
矢印P方向に回動可能となっている。この回動板13の
後部側にはスリット鏡筒14が取り付けられており、こ
のスリット鏡筒14は回動板13とともに基板12に対
して回動するようになっている。
【0012】基板12の後部12Aおよびグリップ10
の底部10Aには、貫通した装着孔17が形成され、こ
の装着孔17には、光ファイバ18の先端部18Aが着
脱可能に装着できるようになっている。20は光ファイ
バ18の先端部18Aが正しく装着されたことを検知す
るマイクロスイッチである。これは、光ファイバ18の
先端18aが所定位置にセットされたか否かを検知する
ものであり、その先端部18Aが正しく装着されれば、
先端18aは所定位置にセットされるように設定されて
いる。このマイクロスイッチ20は図示しないレーザ光
源等を備えた装置本体の制御回路に接続されている。
【0013】光ファイバ18の後端は、図示しないレー
ザ光源やエイミング光源等を備えた装置本体に接続さ
れ、このレーザ光源から射出されるレーザ光や、エイミ
ング光源から発光されたエイミング光がその後端から光
ファイバ18内に導入される。
【0014】グリップ10内には、光ファイバ18の先
端部から射出されるレーザ光を後述する観察光学系40
へ導入させる導光光学系30が設けられている。この導
光光学系30は、観察光学系40に配置された反射ミラ
ー31と、光凝固させるレーザ光のスポット径を変える
スポットサイズ変更レンズ32と、コリメートレンズ3
4等とを有している。スポットサイズ変更レンズ32は
グリップ10の外側に設けた操作部材33を上下動させ
ることにより上下動するものであり、この上下動によっ
てスポット径の大きさを変えるものである。
【0015】反射ミラー31は、図2に示すように、光
を反射する反射部31Aに光を透過する2つの透過部3
1Bを形成したものである。反射ミラー31の上端部は
軸35により軸支されて矢印Q方向へ回動可能となって
いる。反射ミラー31の回動は、グリップ10の外側に
設けた操作部材37を上下に操作移動することにより矢
印方向へ回動するようになっている。これは図示しない
ギアやラックなどを介して行われる。
【0016】観察鏡筒11内には、観察光学系40が設
けられており、この観察光学系40は、対物レンズ41
と、一対の接眼レンズ42等とを備えており、接眼レン
ズ42の光軸上に反射ミラー31の透過部31B,31
Bが配置されており、被検眼を立体視できるようになっ
ている。
【0017】スリット鏡筒14内には、図示しない照明
光源を有し、この照明光源から射出された照明光を図示
しないスリットを通した後照明反射ミラー51,52に
反射させて被検眼にスリット光を照明するものである。
53は照明光源用の電源コードである。
【0018】次に、上記のスリットランプの使用方法に
ついて説明する。
【0019】先ず、光ファイバ18の先端部18Aをグ
リップ10の装着孔17に装着させる。先端部18Aが
正しく装着されるとマイクロスイッチ20がオンする。
次に、グリップ10を握るとともに、スリット鏡筒14
内の照明光源から照明光を射出させて、照明反射ミラー
51と52を介してスリット光で被検眼を照明する。こ
のスリット光で照明された被検眼を接眼レンズ42を通
して観察する。なお、治療の場合には専用のコンタクト
レンズを被検眼に当てて、コンタクトレンズを介して患
部を観察する場合もある。
【0020】この観察のとき、観察し易い位置にスリッ
ト鏡筒14を回動板13とともに基板12に対して回動
させてスリット光の照明方向を調整する。
【0021】疾患部を治療する場合には、先ず、装置本
体のエイミング光源からエイミング光を発光させる。こ
のエイミング光は光ファイバ18,導光光学系30およ
び対物レンズを介して眼底にスポット光として照明す
る。このスポット光が疾患部に位置するように、被検眼
に対するグリップ10の位置を調整し、さらに、反射ミ
ラー31の角度を調整して微調整を行う。この微調整
は、操作部材37を上下に操作することにより行われ
る。
【0022】図3に示すように、エイミング光によるス
ポット光Sと患部Kとが一致したら、スポット光Sの径
が所望の大きさになるように、操作部材33を操作す
る。この操作は予め行っておいてもよい。そして、図示
しないフットスイッチをオンにする。このフットスイッ
チのオンにより、マイクロスイッチ20がオンしている
ことを条件にレーザ光源から射出されたレーザ光が光フ
ァイバ18に導入される。そして、この光ファイバ18
に導入されたレーザ光が導光光学系30および対物レン
ズ41を介して眼底Erの疾患部Kを照射し、その疾患
部Kを凝固させる。Lは眼底Erを照明しているスリッ
ト光である。
【0023】このレーザ光を照射する際、レーザ光の反
射光から術者の眼を保護するために、観察光学系40に
は図示しない保護フィルタが設けられている。この保護
フィルタは固定式あるいはフットスイッチに連動して観
察光路に挿入されるように設けられている。
【0024】ところで、このハンド型のスリットランプ
では、光ファイバ18をグリップ10に装着するととも
にグリップ10内に導光光学系30を設けているので、
グリップ10が重くなるが、このグリップ10を直接手
で握るため、観察鏡筒11をふらつかせることなく安定
した状態に保ったまま、被検眼の観察や治療を行うこと
ができる。また、グリップ10の下部から光ファイバ1
8が垂れ下がるので、その観察や治療のときに光ファイ
バ18が邪魔になることもない。
【0025】ちなみに、観察鏡筒11の上に上方に延び
る導光光学系30を設けた専用の導光鏡筒を設け、この
鏡筒の上端部に光ファイバ18を接続するようにする
と、重心がグリップ10から離れた上方位置へ移動する
ため、観察鏡筒11はふらつき易くなる。このため、観
察鏡筒11をふらつかせることなく安定した状態に保っ
たまま、被検眼の観察や治療を行うことができなくな
る。しかも、その導光鏡筒の上部から対物レンズ41の
前等に光ファイバ18が垂れ下がってしまう場合があ
り、このため被検眼の観察や治療のときに邪魔になって
しまう虞がある。
【0026】また、この実施形態のスリットランプで
は、フットスイッチをオンにしてもマイクロスイッチ2
0がオンになっていなければ、レーザ光が光ファイバ1
8内に導入されないので、誤ってフットスイッチをオン
にしても疾患部以外の箇所を凝固させてしまうことを未
然に防止することができ、安全性を確保することができ
る。
【0027】上記実施形態では、反射ミラー31は矢印
Q方向に回動して向きが変わるが、3次元方向に向きを
変えられるようにしてもよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、被検眼の観察の他に治療を行うことができ、しか
も、観察鏡筒をふらつかせることなく安定した状態に保
ったまま、被検眼の観察や治療が行える。また、グリッ
プの下部から光ファイバが垂れ下がるので、その観察や
治療のときに光ファイバが邪魔になることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るハンド型のスリットランプの構
成を示した要部構成図である。
【図2】反射ミラーの構成を示した説明図である。
【図3】眼底を照明したスリット光とエイミング光とを
示した説明図である。
【符号の説明】
10 グリップ 11 観察鏡筒 12 基板 14 スリット鏡筒 18 光ファイバ 30 導光光学系 40 観察光学系

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】グリップの上部に保持され被検眼を観察す
    る観察光学系と、前記グリップの下部に固定された基部
    に対して回動可能に設けられ前記被検眼に向けてスリッ
    ト光を照明するスリット光学系とを備えているスリット
    ランプにおいて、 前記被検眼の患部を凝固するレーザ光を前記グリップ内
    に導入する光ファイバをこのグリップに接続し、 前記光ファイバによってグリップ内に導入されたレーザ
    光を前記観察光学系の一部を介して被検眼の患部に照射
    させる導光光学系を前記グリップ内に設けたことを特徴
    とするスリットランプ。
  2. 【請求項2】前記導光光学系は、前記患部上でのレーザ
    光のスポット径を可変にする可変光学部材有し、 前記グリップの外側に操作部材を設け、 この操作部材を操作することにより前記可変光学部材が
    前記スポット径を可変することを特徴とする請求項1の
    スリットランプ。
  3. 【請求項3】前記導光光学系は、グリップ内に導入され
    たレーザ光を前記観察光学系に導入させる反射ミラーを
    有し、 この反射ミラーの傾斜角度を可変にするとともに、この
    反射ミラーの傾斜角度を変える角度調整操作部材を前記
    グリップの外側に設けたことを特徴とする請求項1のス
    リットランプ。
JP9259751A 1997-09-25 1997-09-25 スリットランプ Pending JPH1189870A (ja)

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JP9259751A JPH1189870A (ja) 1997-09-25 1997-09-25 スリットランプ

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JP9259751A JPH1189870A (ja) 1997-09-25 1997-09-25 スリットランプ

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JP9259751A Pending JPH1189870A (ja) 1997-09-25 1997-09-25 スリットランプ

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JP (1) JPH1189870A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006212102A (ja) * 2005-02-01 2006-08-17 Nidek Co Ltd 手持ち式眼底カメラ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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