JPH1189517A - チューインガム - Google Patents

チューインガム

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JPH1189517A
JPH1189517A JP9252491A JP25249197A JPH1189517A JP H1189517 A JPH1189517 A JP H1189517A JP 9252491 A JP9252491 A JP 9252491A JP 25249197 A JP25249197 A JP 25249197A JP H1189517 A JPH1189517 A JP H1189517A
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JP
Japan
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weight
chewing gum
calcium
hydroxyapatite
sweetener
Prior art date
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JP9252491A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Nishijima
島 和 彦 西
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ABC PLAZA KK
Original Assignee
ABC PLAZA KK
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Abstract

(57)【要約】 【解決しようとする課題】本発明は、ヒドロキシアパタ
イト( C0−CAL) 、すなわちヒドロキシアパタイト
を含む牛骨粉をチューインガム素材として適量配合する
ことで、不足しがちなカルシウムを摂取しつつ、同時
に、チューインガムを噛むことにより虫歯の予防と、歯
の表面を形成するエナメル質の損傷を修復することので
きるチューインガムを提供することにある。 【課題を解決するための手段】マルチトールと、ガムベ
ースと、C0−CAL:ヒドロキシアパタイトを含む牛
骨粉(4,1 重量%)あるいは(4,3 重量%)あるいは
(4,5 重量%)あるいは(4,7 重量%)と、香料と、ビ
タミンと、水分と、甘味料(ステビア抽出物)とを配合
することによりチューインガムを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヒドロキシアパタイト
( C0−CAL) :ヒドロキシアパタイトを含む牛骨粉
をチューインガム素材として適量配合することで、チュ
ーインガムを噛みながら虫歯の予防と、歯の表面を形成
するエナメル質の損傷を修復することのできるチューイ
ンガムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】日本人の成人が1日に摂取しなければ成
らないカルシウム量は、約600〜800mgと云われ
ている。成育期にある幼児は更に多くのカルシウムを必
要としている。然し現在の食生活ではカルシウムの摂取
が不足がちで、カルシウム不足から生じる骨粗鬆症が問
題とされている。
【0003】このため栄養剤としてカルシウム剤や、カ
ルシウム補給のためのカルシウム添加食品が多数出回っ
ている。カルシウム補給のためのカルシウム源として
は、リン酸カルシウム系化合物、炭酸カルシウム、水酸
化カルシウム、塩化カルシウムなどの無機塩、乳酸化カ
ルシウム、グルコン酸カルシウム、グリセロリン酸カル
シウムなどの有機塩が存在するが、有機塩は無機塩に比
してカルシウムの含量が少ないため、多量に用いる必要
があるのでチューインガムに添加するカルシウム源とし
ては不向きでり、無機塩でも水酸化カルシウムは強いア
ルカリ性で、粘膜を刺激し、塩化カルシウムは吸湿性で
あるため取り扱いを制限される。
【0004】このため一般的には骨粉又は卵殻粉で代表
されるようにリン酸カルシウム系化合物、又は炭酸カル
シウムが汎用されている。然しながらこれらの化合物も
そのまま使用すると生体吸収が悪く摂取後好ましくない
後味を残す。このため食品への添加に際してカルシウム
剤とビタミンDとの併用;リンゴ酸、クエン酸及びコハ
ク酸などの酸との併用、或いはかき殻粉末を加熱通電し
て得るイオン化カルシウム、更には食品用有機酸のカル
シウム塩などが提案され、消化管吸収の向上、口中刺激
の改善が図られている。
【0005】このようにカルシウムの不足がちな日本人
にカルシウム補給のしやすいカルシウム飲料、又は加工
食品へのカルシウムの補給は健康上好ましいことであ
る。また、加工食品の一つであるチューインガムは嗜好
品として汎用されているが、甘味を味わうもので、砂糖
その他が使用されており、虫歯を生成し易く、このため
砂糖に代わる甘味料の研究が行なわれ、虫歯生成が低
く、カロリーの低いチューインガムや虫歯及び口臭予防
効果を有するチューインガムが、従来のチューインガム
の効用は、一般的には、口腔内(歯)に付着する食べ物
の残り屑を除去し、同時に口臭を除去することであり、
チューインガムの素材、特にガムベース素材に粘着性の
高いガムベースを配合したり、口臭除去の効果を高める
ためにペパーミント等の香料をチューインガムの素材と
して配合しているのが実情であり、かかるチューインガ
ムの効用は、口腔内(歯)に付着する食べ物の残り屑を
除去し、同時に口臭を除去するための効果については十
分な効果を得ている。
【0006】然しながら、従来のチューインガムの多く
は、チューインガムの素材に甘味料を多量に使用したも
のがあり、かかるチューインガムを習慣的に噛むと、常
時口腔内が甘味料により占有されることになり、歯の表
面を形成するエナメル質を侵し虫歯の原因を与えてしま
う等の問題を有していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の問題
点を解決するためになされたものであり、その目的とす
るところは、ヒドロキシアパタイト( C0−CAL) 、
すなわちヒドロキシアパタイトを含む牛骨粉をチューイ
ンガム素材として適量配合することで、不足しがちなカ
ルシウムを摂取しつつ、同時に、チューインガムを噛む
ことにより虫歯の予防と、歯の表面を形成するエナメル
質の損傷を修復することのできるチューインガムを提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】マルチトールと、ガムベ
ースと、C0−CAL:ヒドロキシアパタイトを含む牛
骨粉(4,1 重量%)あるいは(4,3 重量%)あるいは
(4,5 重量%)あるいは(4,7 重量%)と、香料と、ビ
タミンと、水分と、甘味料(ステビア抽出物)とを配合
することによりチューインガムを得る。
【0009】上記のチューインガムを提供することによ
り、骨及び歯の主成分であるヒドロキシアパタイトは、
ヒドロキシアパタイト( C0−CAL):ヒドロキシ
アパタイトを含む牛骨粉で十分に摂取でき、かつ歯を研
磨しない歯垢を除去でき、歯の表面の再石灰化を促進す
ることができる。以下、本発明に係るチューインガムの
実施例について説明する。
【0010】
【実施例1】マルチトール( 59,6 重量%)と、ガムベ
ース( 30,5 重量%)と、C0−CAL:ヒドロキシア
パタイトを含む牛骨粉(4,1 重量%)と、香料(4,0 重
量%)と、ビタミン(1,2 重量%)と、水分(0,5 重量
%)と、甘味料〔(0,1 重量%)ステビア抽出物〕とを
配合したことを特徴とするチューインガム。
【0011】
【実施例2】マルチトール( 59,4 重量%)と、ガムベ
ース( 30,5 重量%)と、C0−CAL:ヒドロキシア
パタイトを含む牛骨粉(4,3 重量%)と、香料(4,0 重
量%)と、ビタミン(1,2 重量%)と、水分(0,5 重量
%)と、甘味料〔(0,1 重量%)ステビア抽出物〕とを
配合したことを特徴とするチューインガム。
【0012】
【実施例3】マルチトール( 59,4 重量%)と、ガムベ
ース( 30,3 重量%)と、C0−CAL:ヒドロキシア
パタイトを含む牛骨粉(4,5 重量%)と、香料(4,0 重
量%)と、ビタ3 ン(1,2 重量%)と、水分(0,5 重量
%)と、甘味料〔(0,1 重量%)ステビア抽出物〕とを
配合したことを特徴とするチューインガム。
【0013】
【実施例4】マルチトール( 59,3 重量%)と、ガムベ
ース( 30,2 重量%)と、C0−CAL:ヒドロキシア
パタイトを含む牛骨粉(4,7 重量%)と、香料(4,0 重
量%)と、ビタミン(1,2 重量%)と、水分(0,5 重量
%)と、甘味料〔(0,1 重量%)ステビア抽出物〕とを
配合したことを特徴とするチューインガム。
【0014】
【表1】
【0015】ところで、上記の各実施例におけるヒドロ
キシアパタイト( C0−CAL)は、ヒドロキシアパ
タイトを含む牛骨粉(牛骨粉を微粉末化したもの)で、
しかも出来るだけ一定の粒度のもの、例えば150ミク
ロン程度以下の粒度のものを使用する。そして添加量に
関しては、チューインガムとしての噛みごごちを損なわ
ない4.1 重量%〜4.7 重量%に限定する。
【0016】即ち、上記の各実施例に基づいて製造され
るチューインガムは、噛むことで簡単にヒドロキシアパ
タイトがチューインガム基材より遊離し、嫌な後味を感
じること無く効率よく口中に溶け出して歯を研磨しない
歯垢を除去でき、歯の表面の再石灰化を促進することが
できる。
【0017】
【発明の効果】本発明は、以上詳細に説明した如く、マ
ルチトールと、ガムベースと、C0−CAL:ヒドロキ
シアパタイトを含む牛骨粉(4,1 重量%)あるいは(4,
3 重量%)あるいは(4,5 重量%)あるいは(4,7 重量
%)と、香料と、ビタミンと、水分と、甘味料(ステビ
ア抽出物)とを配合することによりチューインガムを得
ることができるから、チューインガムを噛むことで骨及
び歯の主成分であるヒドロキシアパタイトを十分に摂取
でき、かつ歯を研磨しない歯垢を除去でき、歯の表面の
再石灰化を促進することができる等の優れた効果を有す
る。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マルチトール( 59,6 重量%)と、ガムベ
    ース( 30,5 重量%)と、C0−CAL:ヒドロキシア
    パタイトを含む牛骨粉(4,1 重量%)と、香料(4,0 重
    量%)と、ビタミン(1,2 重量%)と、水分(0,5 重量
    %)と、甘味料〔(0,1 重量%)ステビア抽出物〕とを
    配合したことを特徴とするチューインガム。
  2. 【請求項2】マルチトール( 59,4 重量%)と、ガムベ
    ース( 30,5 重量%)と、C0−CAL:ヒドロキシア
    パタイトを含む牛骨粉(4,3 重量%)と、香料(4,0 重
    量%)と、ビタミン(1,2 重量%)と、水分(0,5 重量
    %)と、甘味料〔(0,1 重量%)ステビア抽出物〕とを
    配合したことを特徴とするチューインガム。
  3. 【請求項3】マルチトール( 59,4 重量%)と、ガムベ
    ース( 30,3 重量%)と、C0−CAL:ヒドロキシア
    パタイトを含む牛骨粉(4,5 重量%)と、香料(4,0 重
    量%)と、ビタ3 ン(1,2 重量%)と、水分(0,5 重量
    %)と、甘味料〔(0,1 重量%)ステビア抽出物〕とを
    配合したことを特徴とするチューインガム。
  4. 【請求項4】マルチトール( 59,3 重量%)と、ガムベ
    ース( 30,2 重量%)と、C0−CAL:ヒドロキシア
    パタイトを含む牛骨粉(4,7 重量%)と、香料(4,0 重
    量%)と、ビタミン(1,2 重量%)と、水分(0,5 重量
    %)と、甘味料〔(0,1 重量%)ステビア抽出物〕とを
    配合したことを特徴とするチューインガム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009517023A (ja) * 2005-11-23 2009-04-30 ザ・コカ−コーラ・カンパニー カルシウムを含む高甘味度甘味料組成物及びこれにより甘味を付与された組成物
CN103583765A (zh) * 2013-11-22 2014-02-19 蔡建中 一种鳄鱼骨压片糖果
CN103609811A (zh) * 2013-11-22 2014-03-05 蔡建中 一种鳄鱼骨压片糖果的制作方法
JP2015177789A (ja) * 2014-02-28 2015-10-08 クラシエフーズ株式会社 チューインガム
CN110623133A (zh) * 2019-09-24 2019-12-31 成都大学 预防龋齿的儿童咀嚼型口香糖及其制备方法

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