JPH0695888B2 - カルシウム補給用チューインガム - Google Patents
カルシウム補給用チューインガムInfo
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- JPH0695888B2 JPH0695888B2 JP1269067A JP26906789A JPH0695888B2 JP H0695888 B2 JPH0695888 B2 JP H0695888B2 JP 1269067 A JP1269067 A JP 1269067A JP 26906789 A JP26906789 A JP 26906789A JP H0695888 B2 JPH0695888 B2 JP H0695888B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- calcium
- chewing gum
- hydroxyapatite
- amount
- acid
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- Confectionery (AREA)
- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ハイドロキシアパタイトと共に、クエン酸、
リンゴ酸及びアスコルビン酸より選ばれた少くとも1つ
の有機酸とを含有させたカルシウム補給に適したチュー
インガムに関するものである。
リンゴ酸及びアスコルビン酸より選ばれた少くとも1つ
の有機酸とを含有させたカルシウム補給に適したチュー
インガムに関するものである。
(従来の技術) 日本の成人が1日に摂取しなければならないカルシウム
量は600〜800mgと云われており、成育期にある幼児は更
に多くのカルシウムを必要としている。然し現在の食生
活ではカルシウムの摂取が不足しがちで、カルシウム不
足から生じる骨粗鬆症が問題とされている。このため栄
養剤としてのカルシウム剤や、カルシウム補給のための
カルシウム添加食品が数多く出回っている。カルシウム
補給のためのカルシウム源としては、リン酸カルシウム
系化合物、炭酸カルシウム、水酸化カルシウム、塩化カ
ルシウムなどの無機塩、乳酸カルシウム、グルコン酸カ
ルシウム、グリセロリン酸カルシウムなどの有機塩が存
在するが、有機塩は無機塩に比してカルシウムの含量が
少ないため、多量に用いる必要があるので、チューイン
ガムに添加するカルシウム源としては不向であり、無機
塩でも水酸化カルシウムは強いアルカリ性で、粘膜を刺
激し、塩化カルシウムは吸湿性であるため取扱いを制限
される。このため一般には骨粉又は卵殻粉で代表される
ようにリン酸カルシウム系化合物、又は炭酸カルシウム
が汎用されている。然しながらこれらの化合物もそのま
ゝ使用すると生体吸収がわるく、摂取後好ましくない後
味を残す。このため食品への添加に際して、カルシウム
剤とビタミンDとの併用;リンゴ酸、クエン酸及びコハ
ク酸などの酸との併用(特開昭55-85385号公報);かき
殻粉末を加熱通電してえるイオン化カルシウム(特公昭
60-56795号公報);食品用有機酸のカルシウム塩(特開
昭54-8767号公報)などが提案され、消化管吸収の向
上、口中刺激の改善が図られている。このようにカルシ
ウムの不足しがちな日本人にカルシウム補給のしやすい
カルシウム飲料、又は加工食品へのカルシウムの補給は
健康上好ましいことである。加工食品の一つであるチュ
ーインガムは趣好品として汎用されているが、甘味を味
うもので、砂糖その他が使用されており、虫歯を生成し
易い、カロリー摂取が過剰になるなどの欠点を有してい
た。このため砂糖に代る甘味料の研究が行なわれ、虫歯
生成が低く、カロリーの低いシュガーレスガムや虫歯及
び口臭予防効果を有するチューインガムが販売されてい
るが、栄養補給源としてのチューインガムの研究はあま
り行われていない。
量は600〜800mgと云われており、成育期にある幼児は更
に多くのカルシウムを必要としている。然し現在の食生
活ではカルシウムの摂取が不足しがちで、カルシウム不
足から生じる骨粗鬆症が問題とされている。このため栄
養剤としてのカルシウム剤や、カルシウム補給のための
カルシウム添加食品が数多く出回っている。カルシウム
補給のためのカルシウム源としては、リン酸カルシウム
系化合物、炭酸カルシウム、水酸化カルシウム、塩化カ
ルシウムなどの無機塩、乳酸カルシウム、グルコン酸カ
ルシウム、グリセロリン酸カルシウムなどの有機塩が存
在するが、有機塩は無機塩に比してカルシウムの含量が
少ないため、多量に用いる必要があるので、チューイン
ガムに添加するカルシウム源としては不向であり、無機
塩でも水酸化カルシウムは強いアルカリ性で、粘膜を刺
激し、塩化カルシウムは吸湿性であるため取扱いを制限
される。このため一般には骨粉又は卵殻粉で代表される
ようにリン酸カルシウム系化合物、又は炭酸カルシウム
が汎用されている。然しながらこれらの化合物もそのま
ゝ使用すると生体吸収がわるく、摂取後好ましくない後
味を残す。このため食品への添加に際して、カルシウム
剤とビタミンDとの併用;リンゴ酸、クエン酸及びコハ
ク酸などの酸との併用(特開昭55-85385号公報);かき
殻粉末を加熱通電してえるイオン化カルシウム(特公昭
60-56795号公報);食品用有機酸のカルシウム塩(特開
昭54-8767号公報)などが提案され、消化管吸収の向
上、口中刺激の改善が図られている。このようにカルシ
ウムの不足しがちな日本人にカルシウム補給のしやすい
カルシウム飲料、又は加工食品へのカルシウムの補給は
健康上好ましいことである。加工食品の一つであるチュ
ーインガムは趣好品として汎用されているが、甘味を味
うもので、砂糖その他が使用されており、虫歯を生成し
易い、カロリー摂取が過剰になるなどの欠点を有してい
た。このため砂糖に代る甘味料の研究が行なわれ、虫歯
生成が低く、カロリーの低いシュガーレスガムや虫歯及
び口臭予防効果を有するチューインガムが販売されてい
るが、栄養補給源としてのチューインガムの研究はあま
り行われていない。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は不足しがちなカルシウムを、噛むことによりい
やな後味を感じることなく摂取できるチューインガムを
提供するものである。
やな後味を感じることなく摂取できるチューインガムを
提供するものである。
(課題を解決するための手段) 骨及び歯の主成分であるハイドロキシアパタイトは、骨
粉としてカルシウム剤に、又歯を研磨しないで歯垢を除
去し、歯の表面の再石灰化を促進する物質として歯磨き
に使用されている。ハイドロキシアパタイトの歯への効
果を期待し、ハイドロキシアパタイトを含有させたチュ
ーインガムも考えられている。然しながら、ハイドロキ
シアパタイトをチューインガム基材に混合すると、ハイ
ドロキシアパタイトの強い吸着性がチューインガム基材
の性質に作用し、ハイドロキシアパタイトとチューイン
ガム基材とが強く結合し、噛んでも虫歯予防又はカルシ
ウム剤として利用されるに必要な量をチューインガムよ
り遊離することが困難で、そのためにハイドロキシアパ
タイトを多量に添加する必要がある。然しながら多量の
ハイドロキシアパタイトのチューインガム基材への添加
は、製品の性質に悪影響を及ぼすとともに、ハイドロキ
シアパタイトの強い吸着性が添加する他の薬剤に影響
し、添加する薬剤の種類や量を限定せねばならぬなどの
欠点を有していた。そこで本発明者はカルシウム源とし
てハイドロキシアパタイトを含有しながら、従来のハイ
ドロキシアパタイトを含有したチューインガムのような
欠点を有せず、噛むことで簡単にハイドロキシアパタイ
トがチューインガム基材より遊離し、いやな後味を感じ
ることなく効率よく口中に溶け出すチューインガム組成
を種々検討した結果、ハイドロキシアパタイトと共にク
エン酸、リンゴ酸及びアスコルビン酸より選ばれた少く
とも1種の有機酸とをチューインガム基材に添加するこ
とにより、前記の欠点を解消することを認めた。特にア
スコルビン酸を使用するとハイドロキシアパタイトの強
い吸着力によりアスコルビン酸が安定化され、不安定な
アスコルビン酸を効率よく使用できる。従来からクエン
酸やリンゴ酸の添加が炭酸カルシウム、水酸化カルシウ
ム、酸化カルシウムなどの可溶性カルシウム塩の消化管
からの吸収を良くすることは知られており、味の面から
も食品に多く用いられている。(特開昭63-52864号及び
特開昭63-157964号公報)。又チューインガムにおいて
も酸味効果としてクエン酸やリンゴ酸が使用されてい
る。(特開昭52-96772号公報)。然しながら、本願に使
用する有機酸が共存するとき、ハイドロキシアパタイト
が効率よくチューインガム基材より遊離されることは本
発明者が初めて認めたものである。
粉としてカルシウム剤に、又歯を研磨しないで歯垢を除
去し、歯の表面の再石灰化を促進する物質として歯磨き
に使用されている。ハイドロキシアパタイトの歯への効
果を期待し、ハイドロキシアパタイトを含有させたチュ
ーインガムも考えられている。然しながら、ハイドロキ
シアパタイトをチューインガム基材に混合すると、ハイ
ドロキシアパタイトの強い吸着性がチューインガム基材
の性質に作用し、ハイドロキシアパタイトとチューイン
ガム基材とが強く結合し、噛んでも虫歯予防又はカルシ
ウム剤として利用されるに必要な量をチューインガムよ
り遊離することが困難で、そのためにハイドロキシアパ
タイトを多量に添加する必要がある。然しながら多量の
ハイドロキシアパタイトのチューインガム基材への添加
は、製品の性質に悪影響を及ぼすとともに、ハイドロキ
シアパタイトの強い吸着性が添加する他の薬剤に影響
し、添加する薬剤の種類や量を限定せねばならぬなどの
欠点を有していた。そこで本発明者はカルシウム源とし
てハイドロキシアパタイトを含有しながら、従来のハイ
ドロキシアパタイトを含有したチューインガムのような
欠点を有せず、噛むことで簡単にハイドロキシアパタイ
トがチューインガム基材より遊離し、いやな後味を感じ
ることなく効率よく口中に溶け出すチューインガム組成
を種々検討した結果、ハイドロキシアパタイトと共にク
エン酸、リンゴ酸及びアスコルビン酸より選ばれた少く
とも1種の有機酸とをチューインガム基材に添加するこ
とにより、前記の欠点を解消することを認めた。特にア
スコルビン酸を使用するとハイドロキシアパタイトの強
い吸着力によりアスコルビン酸が安定化され、不安定な
アスコルビン酸を効率よく使用できる。従来からクエン
酸やリンゴ酸の添加が炭酸カルシウム、水酸化カルシウ
ム、酸化カルシウムなどの可溶性カルシウム塩の消化管
からの吸収を良くすることは知られており、味の面から
も食品に多く用いられている。(特開昭63-52864号及び
特開昭63-157964号公報)。又チューインガムにおいて
も酸味効果としてクエン酸やリンゴ酸が使用されてい
る。(特開昭52-96772号公報)。然しながら、本願に使
用する有機酸が共存するとき、ハイドロキシアパタイト
が効率よくチューインガム基材より遊離されることは本
発明者が初めて認めたものである。
本発明ではCa10(PO4)6(OH)2なる化学式で示される天然
又は合成のハイドロキシアパタイトを微粉砕し、出来る
だけ一定粒度のもの、例えば150ミクロン程度以下の粒
度のものを使用し、その添加量は特に制限されないが、
チューインガムとしての噛み心地を考えると50重量%以
下、好ましくは1〜30重量%である。ハイドロキシアパ
タイトと共に添加するクエン酸、リンゴ酸又はアスコル
ビン酸はハイドロキシアパタイトと同様微粉化され、そ
の使用量は使用するハイドロキシアパタイト量との関係
において決定される。少なすぎるとハイドロキシアパタ
イトの遊離量が減じるので好ましくないが、余り多量の
添加はえられるチューインガムの風味に影響を及ぼす可
能性があるので、一般にハイドロキシアパタイト重量の
0.3%以上適度の酸を添加する。
又は合成のハイドロキシアパタイトを微粉砕し、出来る
だけ一定粒度のもの、例えば150ミクロン程度以下の粒
度のものを使用し、その添加量は特に制限されないが、
チューインガムとしての噛み心地を考えると50重量%以
下、好ましくは1〜30重量%である。ハイドロキシアパ
タイトと共に添加するクエン酸、リンゴ酸又はアスコル
ビン酸はハイドロキシアパタイトと同様微粉化され、そ
の使用量は使用するハイドロキシアパタイト量との関係
において決定される。少なすぎるとハイドロキシアパタ
イトの遊離量が減じるので好ましくないが、余り多量の
添加はえられるチューインガムの風味に影響を及ぼす可
能性があるので、一般にハイドロキシアパタイト重量の
0.3%以上適度の酸を添加する。
本発明によるチューインガムは所定量の微粉化されたク
エン酸、リンゴ酸及びアスコルビン酸の少くとも1種と
微粉化された所定量のハイドロキシアパタイトとを混合
したのちチューインガム基材と混じ、要すれば甘味料そ
の他の薬品を添加し常法により製造することにより容易
にえることができる。
エン酸、リンゴ酸及びアスコルビン酸の少くとも1種と
微粉化された所定量のハイドロキシアパタイトとを混合
したのちチューインガム基材と混じ、要すれば甘味料そ
の他の薬品を添加し常法により製造することにより容易
にえることができる。
(作用) クエン酸、リンゴ酸又はアスコルビン酸とハイドロキシ
アパタイトとをチューインガム中に共存させることによ
り、噛むだけでハイドロキシアパタイトが効率よくチュ
ーインガム基材より遊離してくる理由は正確には不明で
あるが、ハイドロキシアパタイトが強い吸着力により共
存する有機酸と強く結合し、ハイドロキシアパタイトと
チューインガム基材との結合がその分弱められて、ハイ
ドロキシアパタイトが遊離し易くなっているためでない
かと推定される。
アパタイトとをチューインガム中に共存させることによ
り、噛むだけでハイドロキシアパタイトが効率よくチュ
ーインガム基材より遊離してくる理由は正確には不明で
あるが、ハイドロキシアパタイトが強い吸着力により共
存する有機酸と強く結合し、ハイドロキシアパタイトと
チューインガム基材との結合がその分弱められて、ハイ
ドロキシアパタイトが遊離し易くなっているためでない
かと推定される。
以下に実施例を示して本発明を具体的に説明する。
例1) 以下、1−1〜1−5(4.0g/個)及び1−6〜1−8
(10g/個)のチューインガムを作成し、これらの中に含
まれるカルシウム量及びこれらを10分間噛んだ後のカル
シウム残量を測定し、カルシウム溶出量を求めた。
(10g/個)のチューインガムを作成し、これらの中に含
まれるカルシウム量及びこれらを10分間噛んだ後のカル
シウム残量を測定し、カルシウム溶出量を求めた。
例2) 1−1と同様の組成でハイドロキシアパタイトの代わり
に炭酸カルシウム(2−1)、第一リン酸カルシウム
(2−2)、第二リン酸カルシウム(2−3)、第三リ
ン酸カルシウム(2−4)、クエン酸カルシウム(2−
5)、乳酸カルシウム(2−6)を用いたチューインガ
ムを作成し、これらの中に含まれるカルシウム量及びこ
れらを10分間噛んだ後のカルシウム残量を測定し、カル
シウム溶出量を求めた。
に炭酸カルシウム(2−1)、第一リン酸カルシウム
(2−2)、第二リン酸カルシウム(2−3)、第三リ
ン酸カルシウム(2−4)、クエン酸カルシウム(2−
5)、乳酸カルシウム(2−6)を用いたチューインガ
ムを作成し、これらの中に含まれるカルシウム量及びこ
れらを10分間噛んだ後のカルシウム残量を測定し、カル
シウム溶出量を求めた。
例3) 1−5と同様にクエン酸、りんご酸、アスコルビン酸な
どの酸を含まない組成でハイドロキシアパタイトの代わ
りに炭酸カルシウム(3−1)、第一リン酸カルシウム
(3−2)、第二リン酸カルシウム(3−3)、第三リ
ン酸カルシウム(3−4)、クエン酸カルシウム(3−
5)、乳酸カルシウム(3−6)を用いたチューインガ
ムを作成し、これらの中に含まれるカルシウム量及びこ
れらを10分間噛んだ後のカルシウム酸量を測定し、カル
シウム溶出量を求めた。
どの酸を含まない組成でハイドロキシアパタイトの代わ
りに炭酸カルシウム(3−1)、第一リン酸カルシウム
(3−2)、第二リン酸カルシウム(3−3)、第三リ
ン酸カルシウム(3−4)、クエン酸カルシウム(3−
5)、乳酸カルシウム(3−6)を用いたチューインガ
ムを作成し、これらの中に含まれるカルシウム量及びこ
れらを10分間噛んだ後のカルシウム酸量を測定し、カル
シウム溶出量を求めた。
炭酸カルシウム、第一リン酸カルシウム、第二リン酸カ
ルシウム、第三リン酸カルシウム、クエン酸カルシウ
ム、乳酸カルシウム等のカルシウム源は、口中において
チューインガムからのカルシウム溶出が少なく、クエン
酸、りんご酸、アスコルビン酸などを添加してもあまり
改善されない。しかし、ハイドロキシアパタイトは、こ
れらの酸を添加することによりチューインガムからのカ
ルシウム溶出を効率良くすることができる。
ルシウム、第三リン酸カルシウム、クエン酸カルシウ
ム、乳酸カルシウム等のカルシウム源は、口中において
チューインガムからのカルシウム溶出が少なく、クエン
酸、りんご酸、アスコルビン酸などを添加してもあまり
改善されない。しかし、ハイドロキシアパタイトは、こ
れらの酸を添加することによりチューインガムからのカ
ルシウム溶出を効率良くすることができる。
(発明の効果) 日本人が1日に摂取しなければならないカルシウム量は
600mg〜800mgといわれているが、嗜好品であるチューイ
ンガムを噛むことにより、その多くの摂取できるばかり
でなく、カルシウム源がハイドロキシアパタイトである
虫歯予防にも効果がある。
600mg〜800mgといわれているが、嗜好品であるチューイ
ンガムを噛むことにより、その多くの摂取できるばかり
でなく、カルシウム源がハイドロキシアパタイトである
虫歯予防にも効果がある。
加えてアスコルビン酸が有機酸として使用されるとき、
不安定なアスコルビン酸がハイドロキシアパタイトで安
定化される利点を有するのでアスコルビン酸を安定化す
るための試薬を添加する必要がない。
不安定なアスコルビン酸がハイドロキシアパタイトで安
定化される利点を有するのでアスコルビン酸を安定化す
るための試薬を添加する必要がない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宇佐美 芳和 東京都中央区築地2丁目11番10号(築地中 央ビル)株式会社サンギ内
Claims (3)
- 【請求項1】ハイドロキシアパタイトと共にクエン酸、
リンゴ酸及びアスコルビン酸より選ばれた少くとも1つ
の有機酸を含有させたことを特徴とする補給用チューイ
ンガム。 - 【請求項2】ハイドロキシアパタイトの添加量が1〜30
重量%である請求項(1)記載のチューインガム。 - 【請求項3】有機酸の使用量がハイドロキシアパタイト
重量の0.3%以上である請求項(1)又は(2)記載の
チューインガム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1269067A JPH0695888B2 (ja) | 1989-10-18 | 1989-10-18 | カルシウム補給用チューインガム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1269067A JPH0695888B2 (ja) | 1989-10-18 | 1989-10-18 | カルシウム補給用チューインガム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03133341A JPH03133341A (ja) | 1991-06-06 |
JPH0695888B2 true JPH0695888B2 (ja) | 1994-11-30 |
Family
ID=17467197
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1269067A Expired - Lifetime JPH0695888B2 (ja) | 1989-10-18 | 1989-10-18 | カルシウム補給用チューインガム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0695888B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2715538B1 (fr) * | 1994-02-01 | 1996-04-26 | Roquette Freres | Composition de chewing-gum présentant une qualité organoleptique améliorée et procédé permettant de préparer un tel chewing-gum. |
WO1998018339A1 (fr) * | 1996-10-31 | 1998-05-07 | Hideki Aoki | Composition de chewing-gum et procede de production |
US20040180091A1 (en) * | 2003-03-13 | 2004-09-16 | Chang-Yi Lin | Carbonated hydroxyapatite-based microspherical composites for biomedical uses |
US8163271B2 (en) | 2006-03-01 | 2012-04-24 | Dentech, Inc. | Oral hygiene products and method of using the same |
US10980831B2 (en) | 2018-03-23 | 2021-04-20 | Fertin Pharma A/S | Solid pharmaceutical tablet |
JP2020059689A (ja) * | 2018-10-09 | 2020-04-16 | 炭プラスラボ株式会社 | 経口組成物 |
-
1989
- 1989-10-18 JP JP1269067A patent/JPH0695888B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03133341A (ja) | 1991-06-06 |
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