JP2002121146A - 歯周病予防用製剤 - Google Patents

歯周病予防用製剤

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幸代 関元
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大豆イソフラボンアグリコンの歯槽骨吸収を
抑制に基づく骨密度が低下気味の人及び閉経後女性に特
に有用な歯周病予防用製剤の提供。 【解決手段】 大豆イソフラボンアグリコン、さらにカ
ルシウムを配合することにより歯槽骨吸収を抑制する歯
周病予防用製剤を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、骨密度が低下気味
の人及び閉経後女性の歯周病予防用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】骨密度の低下の原因には、加齢によるも
の、カルシウムの摂取不足など栄養・嗜好によるもの、
運動不足によるもの、副腎皮質ホルモン等薬剤によるも
の等が挙げられる。女性においては、閉経にともなうエ
ストロゲン分泌低下から、急激な骨量の低下が生じやす
い。一方、歯周病は、特定の歯周病原菌による感染症で
あり、歯周病原菌として知られている細菌としては、ポ
リフィロモナス・ジンジバリスに代表されるグラム陰性
嫌気性細菌が挙げられる。これらの細菌は、口腔内で、
歯頸部の根面に付着したプラークの中で増殖し、周辺の
歯肉や歯根膜、歯槽骨を含む組織領域に慢性的な炎症を
惹起することにより、歯周病を発症させる。歯周病は、
歯周病原菌の惹起した慢性的な炎症により、歯を支えて
いる歯槽骨の吸収が進行する疾患であり、先進国では歯
を失う最大の原因となっている。
【0003】これまでに、閉経後女性において、骨密度
の低下と歯周病の進行度には、関連性があることが明ら
かとなっており(黒須康成 他,日歯保誌:1998)、
骨量の低下は歯周病のリクス因子とされている。また、
骨密度の低下が、歯周病の進行に関与していることか
ら、これまでに骨吸収抑制剤のビスホスホネートを用い
ての動物実験が行われ、実験的歯周炎の歯槽骨吸収抑制
に有用であることが報告されている(Reddy et
al:1995)。しかし、ビスホスホネートは副作
用が強く、長期間の使用が考えられる歯周病の治療には
適さない。これらのことから、安全性が高い製剤の開発
が望まれていた。又、カルシウムは、成長期の子供、妊
娠期の女性などにおいて、歯槽骨の骨カルシウム濃度を
維持もしくは強化するために必要な栄養成分であること
が周知であり(文献「ビタミンD欠乏による歯槽骨の変
化に関するX線的,光顕的および走査型電顕的研究」九
州歯科学会雑誌46,67−88,1992年)、カル
シウム補充食品類が多数提供されている。一部の特定の
カルシウム塩(パントテン酸カルシウム)は、歯周病に
関連する歯槽骨吸収を抑制することが知られている(特
開平08−133969号公報)。このように、カルシ
ウムおよびカルシウム塩の摂取が歯周病に対し、ある程
度の予防的効果を上げることは認められているが、前述
のように、歯周病の原因である歯周病原菌の歯周組織に
対する傷害的な強い刺激作用が取り除かれない以上、予
防効果を期待することは困難である。
【0004】大豆イソフラボン抽出物は、抗菌性、天然
の骨代謝改善作用を有する成分を豊富に含んでいること
が知られており、骨粗鬆症予防、全身の骨強化目的のた
め内服の栄養補給剤として、カルシウム塩、ビタミンD
とともに配合された実績をもち、米国では、商品名Os
teoSoy( FreeLife社、米国)、Soy
life(Schouten社、米国)として販売され
た実績をもつ。これらは一般のカルシウム補給剤と同様
に、内服用タブレット、カプセル、パウダー状であり、
口腔内での作用効果や、歯周病予防を目的として設計さ
れたものではない。大豆イソフラボン抽出物の歯周病原
因菌に対する抗菌性は、抗歯周病剤(特開平04−28
3518号公報)、高溶解性カルシウムを併用した歯周
病予防または歯周病進行予防食品組成物(特開平11−
243910号公報)として、利用されている。しか
し、上記の歯周病予防組成物は、大豆イソフラボンの抗
菌性によるものであり、大豆イソフラボンアグリコン
が、歯槽骨吸収を原因とする歯周病の予防、特に、閉経
後女性向けの歯周病予防を目的としたものは、いまだ報
告されていない。一方、大豆イソフラボンアグリコンを
製剤に配合する場合、機能性を高めるために高濃度に配
合すると、安定性や嗜好性を低下させるという問題があ
り、製剤化においても課題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、安全性が高
く、且つ、骨密度が低下気味の人及び閉経後女性に有用
な歯槽骨吸収抑制に基づく歯周病予防用の製剤を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、鋭意検討し
た結果、大豆イソフラボンアグリコンに骨密度低下に伴
う歯槽骨吸収抑制効果を有することを見出し、これらを
含有する組成物により優れた歯周病予防効果が得られる
ことを見出して、本発明を完成した。さらには、大豆イ
ソフラボンアグリコンとカルシウムを併用することによ
り、歯槽骨吸収抑制効果がさらに高まることを見出し
た。
【0007】更に、本発明は、閉経後女性の骨密度の急
激な低下に伴う、歯周病予防または歯周病進行予防効果
に優れていることを見出した。すなわち、本発明は、 項1 大豆イソフラボンアグリコンを含有することを特
徴とする歯周病予防用組成物。 項2 さらにカルシウム成分を配合してなることを特徴
とする項1に記載の歯周病予防用組成物。 本発明において、「歯周病予防」とは、歯周病にならな
いように歯周病の発症を抑制、防止すること、歯周病に
なった場合にその進行を抑制し防止すること及び生活習
慣や全身疾患あるいはある特定の全身の状態により、歯
周病の進行や発症に影響を及ぼす歯周病のリスクを低減
することを意味する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を詳細に説明する 本発明に用いる大豆イソフラボンアグリコンは、マメ科
(Leguminosae)の植物であるダイズ(Gl
ycine max Merrill)の種子、胚軸か
ら、例えば、特開昭62−126186号公報に記載さ
れた公知の方法により抽出した配糖体を、精製段階で酸
加熱もしくはβ−グルクロニダーゼ酵素を用いて加水分
解して得られる大豆イソフラボン配糖体の加水分解物で
あればよく、特に限定されるものではない。大豆イソフ
ラボンアグリコンとしては、加水分解物そのもの、精製
して例えばゲンイステイン含量を高めたもの、あるいは
更に精製したゲニステイン、ダイゼイン、グリステイン
等が例示でき、中でもゲニステイン含量が10〜50%
の大豆イソフラボンアグリコンが好ましい。
【0009】本発明組成物においては、大豆イソフラボ
ンアグリコンは、本発明の所望の目的を達成できる限り
特に限定はされるものではないが、組成物全量に対して
抽出物乾燥重量として、0.01〜10重量%、特に
0.05〜5.0重量%配合することが好ましい。1日
摂取量としては、1〜50mg、または口腔内の絶対量
が2.5mg以上になるよう配合することが好ましい。
【0010】本発明に用いられるカルシウムとしては、
天然、あるいは合成の何れであってもよい。天然カルシ
ウムとしては、蛎殻、卵殻、珊瑚、牛骨、牛乳由来のカ
ルシウムなどが挙げられる。合成カルシウムとしては、
グルコン酸カルシウム、乳酸カルシウム、塩化カルシウ
ム、グリセロリン酸カルシウム、パントテン酸カルシウ
ム、第三リン酸カルシウム、炭酸カルシウム、クエン酸
カルシウムが例示できる。これらカルシウムは、単独で
用いてもよく、二種以上を組み合わせて使用することも
できる。
【0011】本発明組成物における、カルシウムの配合
量としては、本発明の所期の目的を達成できる限り特に
限定はされるものではないが、組成物全量に対して10
〜60重量%、特に20〜50重量%配合することが好
ましい。
【0012】本発明組成物において、カルシウムに対す
る配合量は、カルシウム100重量部に対して、大豆イ
ソフラボンアグリコン0.02〜1000重量部、特に
0.1〜200重量部で、最も歯周病に対する予防又は
治療効果が優れているので好ましい。
【0013】本発明組成物は、口腔に適用するものであ
って、摂取時に大豆イソフラボンアグリコンが口腔中で
溶解するものであればその形態は限定されるものではな
い。例えば、摂取時に口腔中で咀嚼もしくは舐める等し
て、大豆イソフラボンアグリコンを口腔中で溶解、分散
等させるようなものが挙げられる。具体的には、トロー
チ、口中錠、チュアブルタブレット、粒カプセル、顆
粒、チューインガム、キャンディ、グミキャンディー、
ウエハース、ビスケット、飲料、ゼリー飲料等の形態で
提供できる。
【0014】中でも下記に示すチュアブルタブレットの
形態が好ましい。すなわち、大豆イソフラボンアグリコ
ンと場合によりカルシウムと糖アルコール及びその他賦
形剤を粉体混合し(用いる粉体は60メッシュ(通過す
る粒径が250μm以下))、アルコールや水、必要に
応じて、さらにポリデキストロースや還元デキストリン
やマルチトールやマルトトリイトール等の2糖以上の重
合還元糖を単独あるいは組合せて粉体を湿潤させ造粒し
て顆粒とする。最後にこの顆粒に香料や滑沢剤あるいは
熱や水分に弱い有用成分などを混合し打錠する。次い
で、ロータリー打錠機を用いて、直径12から20mm
以下、厚み4から7mm、1錠あたり500から300
0mgに打錠する。その錠剤の硬度は木屋式硬度計にて
直径方向で測定するとき、5〜15kg、特に7〜13
kgであることが最も好ましい。
【0015】本発明製剤の摂取量は、摂取するヒトの年
齢、体重、性別、目的等に応じて適宜決定でき、特に限
定されるものではないが、通常、乾燥重量として、1日
1g〜10gを数回に分けて食後又は食間に摂取される
のが好ましい。」
【0016】本発明の歯周病予防用製剤には、本効果を
損なわない限り、通常食品に含まれるような添加物・食
品素材、例えば、pH調整剤、有機酸、糖アルコール、
甘味料、香料、歯垢形成抑制素材、口臭抑制素材等を適
宜配合することができる。このような添加物乃至素材の
具体例としては、リン酸塩、リンゴ酸、クエン酸、乳
酸、パントテン酸、ソルビトール、キシリトール、エリ
スリトール、パラチニット、パラチノース、マルチトー
ル、還元デンプン糖、還元イソマルトオリゴ糖等の異性
化糖乃至糖アルコール、ガムベース、アラビアガム、ゼ
ラチン、セチルメチルセルロース、サッカリンナトリウ
ム、アスパルテーム、ステアリン酸マグネシウム、グラ
ニュー糖、粉糖、水飴、微結晶セルロース、l−メント
ール、ビタミンD3等のビタミンD群、ビタミンK等の
ビタミンK群、ビタミンP、リジン、マグネシウム塩、
カルシトニン、イプリフラボン等が挙げられる。これら
添加物の使用量は特に限定されず、使用の目的に応じて
適宜選択することができる。
【0017】
【実施例】次に、実施例および試験例を挙げて、本発明
をさらに詳しく説明する。いうまでもなく、本発明はこ
れら実施例に限るものでなく、また特に断らない限り
[%]は[重量%]を示す。
【0018】試験例1 各素材について、全身の骨量が低下した状態における歯
周病予防効果効果を調べるため、以下の動物実験を行っ
た。 1)骨量低下時における歯周病予防効果試験方法 SD系ラット(22週齢)メスの卵巣を外科的に取り除
き、全身の骨量が低下したモデルを作成した。さらに、
骨量低下モデルラットを用いて歯周病モデルを作成し、
本発明品の骨量低下時における歯周病予防効果を検討し
た。すなわち、卵巣摘出ラット20匹を6群(各群5
匹)に分け、左右側臼歯(M2歯)にシルクリガチャー
(手術用絹糸)を結さつし、高シュクロース粉末飼料を
与えることにより、実験的に歯頸部にプラークを蓄積さ
せ、6週間で歯槽骨吸収を発症させる実験的骨量低下の
歯周病モデルを用いた。6週間の試験期間中、1日1
回、表3に記載の通り配合してなる各素材をそれぞれ1
mlの生理食塩水に懸濁し、マーゲンゾンデを用いて強
制的に経口投与した。飼料はオリエンタル酵母株式会社
のマウス・ラット・ハムスター用固形飼料CRF−1を
用い、給餌および給水方法は自由摂取とした。
【0019】
【表1】
【0020】6週間後に、常法に従って、左右側臼歯の
歯槽骨頂から歯頸部のエナメル質下端までの距離(0.
1mm単位)を計測し、歯槽骨吸収距離の群間比較を行
った。その結果を図1に示す。試験期間中、各群間で、
餌の摂取量に差は認められなかった。
【0021】
【表2】
【0022】2)試験結果 大豆イソフラボンアグリコンのみを摂取させた第2〜4
群と、コントロールの第1群とを比較した場合、歯槽骨
吸収距離に明かな差を示し、その差は、大豆イソフラボ
ンアグリコン摂取量に依存的に示された。カルシウムの
みを摂取させた第5群と、コントロールの第1群とを比
較した場合、歯槽骨吸収距離は減少しておらず、カルシ
ウム摂取の効果を示さなかった。これに対して、カルシ
ウムのみを摂取させた第5群と、カルシウムに大豆イソ
フラボンアグリコンを添加して摂取させた第6群を比較
した場合、歯槽骨吸収距離に明らかな差を示した。ま
た、その効果は、第6群と同量の大豆イソフラボンアグ
リコンのみを摂取させた第2群よりも、効果は高く、第
6群の4倍量の大豆イソフラボンアグリコンのみを摂取
させた第3群と同程度であった。即ち、カルシウム並び
に大豆イソフラボンアグリコンを組み合わせたことによ
り、骨密度低下傾向気味の人における、歯周病予防に対
する効果が明らかに増していることが判る。これらの結
果より、カルシウム並びに大豆イソフラボンアグリコン
を組み合わせて経口摂取した場合、骨粗鬆症患者におけ
る歯周病予防に極めて有用であることが示され、かつ、
大豆イソフラボンアグリコン単独よりも低濃度の大豆イ
ソフラボンアグリコンで高い効果を得られることが、明
らかとなった。
【0023】 実施例4 顆粒剤 成分 分量(%) グルコン酸カルシウム 20.00 大豆イソフラボンアグリコン 5.00 油溶性甘草抽出物 1.00 キシリトール 40.00 パラチニット 残部 アスパルテーム 0.10 アラビアガム 1.00 香料 2.50 合計 100.00
【0024】 実施例5 口腔内溶解錠 成分 分量(%) 蛎殻カルシウム 30.00 大豆イソフラボンアグリコン 1.00 パラチニット 残部 マルチトール 30.00 ビタミンD3 0.01 ポリデキストロース 5.00 蔗糖脂肪酸エステル 4.00 ココアパウダー 5.00 スクラロース 1.00 香料 2.50 合計 100.00
【0025】 実施例6:口腔内溶解錠 成分 分量(%) 第3リン酸カルシウム 30.00 大豆イソフラボンアグリコン 1.50 ビタミンK 0.01 ビタミンD3 0.001 キシリトール 31.00 パラチニット 残部 クエン酸 0.50 アラビアガム 1.20 ステアリン酸マグネシウム 1.00 香料 3.00 合計 100.00
【0026】 実施例7:チューインガム 成分 分量(%) グルコン酸カルシウム 5.00 茶抽出物 0.05 大豆イソフラボンアグリコン 2.00 ガムベース 27.00 エリスリトール 10.00 キシリトール 38.00 還元麦芽糖水飴 残部 香料 5.00 合計 100.00
【0027】 実施例8:チューインガム 成分 分量(%) グルコン酸カルシウム 5.00 大豆イソフラボンアグリコン 1.00 茶ポリフェノール抽出物 0.05 ビタミンD3 0.002 ガムベース 20.00 マルチトール 残部 パラチニット 10.00 還元澱粉分解物 5.00 グリセリン 3.00 香料 1.00 アスパルテーム 0.10 合計 100.00
【0028】実施例9:キャンディー 但し、蛎殻カルシウム、キシリトール、油溶性甘草抽出
物、茶ポリフェノール抽出物、及び粉末香料は粉体の状
態でキャンディーセンターに配合した。 成分 分量(%) 蛎殻カルシウム 5.00 油溶性甘草抽出物 0.05 大豆イソフラボンアグリコン 0.50 キシリトール 5.00 茶ポリフェノール抽出物 0.05 パラチニット 残部 マルチトール 10.00 アスパルテーム 0.04 クエン酸 0.50 オイル香料 0.20 粉末香料 0.30 合計 100.00
【0029】 実施例10:キャンディー 成分 分量(%) 蛎殻カルシウム 5.00 大豆イソフラボンアグリコン 3.00 マルチトール 残部 アスパルテーム 0.05 ココアパウダー 3.00 香料 0.10 合計 100.00
【0030】 実施例17:トローチ剤 成分 分量(%) クエン酸カルシウム 10.00 第三リン酸カルシウム 15.00 大豆イソフラボンアグリコン 1.00 ビタミンD3 0.002 パラチニット 33.00 キシリトール 残部 カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.00 クエン酸 2.00 リンゴ酸 1.00 アスパルテーム 0.50 蔗糖脂肪酸エステル 4.00 香料 2.00 合計 100.00
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、大豆イソフラボンアグ
リコンの歯槽骨吸収抑制作用に基づいて、骨密度が低下
気味の人及び閉経後女性に特に有用な歯周病予防用製剤
が提供できる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大豆イソフラボンアグリコンを含有する
    ことを特徴とする歯周病予防用製剤。
  2. 【請求項2】 さらにカルシウム成分を配合してなるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の歯周病予防用製剤。
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