JPH118923A - 支持柱 - Google Patents

支持柱

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JPH118923A
JPH118923A JP9159372A JP15937297A JPH118923A JP H118923 A JPH118923 A JP H118923A JP 9159372 A JP9159372 A JP 9159372A JP 15937297 A JP15937297 A JP 15937297A JP H118923 A JPH118923 A JP H118923A
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Takashi Ganji
崇 元治
Hiroshi Nakano
博 中野
Koji Takeuchi
功次 竹内
Manabu Yamada
学 山田
Mitsuhiro Tsuji
三光 辻
Hiroshi Okuda
寛 奥田
Masao Kimura
正男 木村
Naosada Tominaga
尚禎 富永
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Kansai Electric Power Co Inc
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NIPPON ARM KK
Kansai Electric Power Co Inc
Kinden Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定した状態に立設しておくことができると
ともに、立設作業を容易に行える支持柱を提供する。 【解決手段】 地中に埋設する部分の中の少なくとも上
端付近に、電線14の張力による負荷の方向に対して垂
直な根枷板22を備えた支持柱10であり、根枷板22
の係合部材26を突起板30に係合することにより、根
枷板22を支持柱10へ容易に取り付け得るようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地上において電線
等を支持する支持柱に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、屋外において電線を配設する
ために、電線を支持する電柱が立設されている。この電
柱は、通常、地面に穴が掘られ、その穴に下端付近が埋
設されることにより、地面に垂直に立設されている。ま
た、電柱の上端付近には、支持アーム(支持部材)が水
平方向又は垂直方向に、バンド若しくはボルト等によっ
て取り付けられている。この支持アームには、碍子が取
り付けられており、この碍子に電線を固定することによ
って、電線を空中に張りつつ支持している。
【0003】このような電柱には、電線を対称な2方向
に張るものと、電線を1方向或いは偏った方向に張るも
のとがあるが、電線を1方向或いは偏った方向に張る電
柱の場合には、1方向或いは偏った方向から曲げモーメ
ントが負荷され、電柱から地面に対する圧力も1方向或
いは偏った方向に負荷されることとなる。このため、地
中に埋設する部分の中の少なくとも上端付近に負荷の方
向に対して略垂直であるとともに所定面積を有する1又
は2以上の根枷板を備えておき、電柱から地面に対する
圧力の面積を広くすることにより、電柱が傾斜しないよ
うにされている。なお、この根枷板は、専用のバンドに
よって電柱に固定される。また、電線による圧力の負荷
の対策としては、電柱を埋設する穴をコンクリート等に
より強化したり、穴の深さを深くしたり、或いは電柱自
体の強度を高める方法も考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この根枷板
は、掘削穴内に電柱を立てておき、この掘削穴内に作業
者が入り込んで取り付ける必要があった。また、電柱を
より強固に立設して、より安全性の向上を図ることが望
まれていた。また、支持アーム自体の強度も、より高め
る必要があった。
【0005】さらに、従来の電柱によれば、強度を高め
るために埋設穴を深くすることは、経済的にも作業性の
上でも問題が多かった。また、コンクリート等で穴を埋
める場合には、作業コストが高くなることがあった。こ
のため、より容易かつ低コストで立設できる電柱が望ま
れていた。
【0006】そこで、本発明者は、このような課題を解
決するべく鋭意研究した結果、本発明に到達した。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る支持柱の要
旨とするところは、下端付近を地中に埋設することによ
り地上に立設され、地上部分に一方向又は複数方向から
略水平方向の負荷を受ける支持柱であり、地中に埋設さ
れる部分の中の少なくとも上端付近に負荷の方向に対し
て略垂直であるとともに所定面積を有する1又は2以上
の根枷板を備えた支持柱において、支持柱が地中に埋設
される部分の中の少なくとも上端付近に1又は2以上の
被係合部材を備えるとともに、根枷板が係合部材を備
え、根枷板が被係合部材に係合されることにより取り付
けられることにある。
【0008】このような本発明に係る支持柱は、根枷板
が地上から支持柱に沿って降下されつつ、被係合部材に
係合されて取り付けられる。地上から支持柱に沿って降
下されつつ取り付けられるため、地上から容易に取り付
けられる。
【0009】また、このような本発明に係る支持柱は、
適宜な数量の根枷板を、地中に埋設する部分の中の少な
くとも上端付近に取付け可能であるため、支持柱の立設
時に、電線の張力による負荷の程度に応じて、根枷板が
適宜な数量だけ選択されて取り付けられる。
【0010】このようにして根枷板の取り付けられた支
持柱は、電線の張力等によって先端付近に一方向又は複
数方向から略水平方向の負荷を受けた場合に、負荷の方
向に対して略垂直な根枷板から地面に圧力が負荷される
こととなる。この根枷板は、所定の面積を有するため、
支持柱が地面に減り込んだりして支持柱が傾くことを極
力押さえる効果がある。また、支持柱と地面とは所定面
積を有する根枷板によって当接するため、支持柱の地中
における立設状態は安定するとともに、電線等による略
水平方向の負荷に対して逆方向の支線等の施設を不要と
する。
【0011】また、本発明に係る支持柱の要旨とすると
ころは、支持柱において、根枷板が、支持柱の被係合部
材に対して略水平方向に連続的又は段階的に移動可能で
あることにある。
【0012】このような本発明に係る支持柱は、立設柱
に対する根枷板の位置を変化させることができるため、
地中の埋設物や溝等によって、根枷板の中心部において
立設柱に取り付けることができない場合であっても、根
枷板が埋設物等に干渉しない位置に調節されつつ、根枷
板が立設柱に取り付けられる。
【0013】また、本発明に係る支持柱の要旨とすると
ころは、支持柱において、地中に埋設する部分の中の少
なくとも下端付近に、負荷の方向に対して略垂直な下端
板を備えたことにある。
【0014】このような本発明に係る支持柱は、電線の
張力等によって先端付近に一方向又は複数方向から略水
平方向の負荷を受け、下端付近から地面へ電線による負
荷と逆方向に圧力が負荷された場合、負荷の方向に対し
て略垂直な下端板から地面に圧力が負荷されることとな
るため、下端付近が負荷と逆方向へずれることがなくな
る。
【0015】また、本発明に係る支持柱の要旨とすると
ころは、矩形断面を有する管体形状であり、下端付近が
地中に埋設されて立設される立設柱と、円形断面を有す
る管体形状であり、立設柱の上端付近に嵌合されて接続
される接続柱とから構成される支持柱であり、前記接続
柱の下端付近の円形外周に複数のガイド板が配列されて
固定されるとともに、該接続柱の下端付近又は該立設柱
の上端付近に該ガイド板の嵌合を止めるストッパーが固
定され、該複数のガイド板を該立設柱の上端付近の矩形
断面の内面に係合させて該接続柱を該立設柱に接続する
ことにある。
【0016】このような本発明に係る支持柱は、予め立
設柱が地上に立設され、接続柱が立設柱に嵌合されて接
続されることによって立設される。また、円形断面を有
する接続柱の下端付近に、矩形断面を有する管体形状の
下端付近を嵌合させて接続するため、接続柱が立設柱に
対して回動することはなく、接続柱により安定した状態
で電線等が支持される。また、立設柱を地上に立設した
後、接続柱を嵌合することにより支持柱を立設すること
が作業が容易であり好ましいが、予め接続柱を立設柱に
嵌合して接続しておいた後、地上に立設しても良い。
【0017】また、本発明に係る支持柱の要旨とすると
ころは、下端付近が地中に埋設されて立設される真直柱
と、真直柱に嵌合されて一体的に固定されつつ略水平方
向に延び、電線等を支持する支持部材とから構成された
ことにある。
【0018】このような本発明に係る支持柱は、支持部
材が真直柱に嵌合されて一体的に強固に固定されてい
る。支持部材が強固に固定されているため、支持部材が
動くことがなく、電線等が安定して支持される。また、
支持部材が強固に固定されているため、支持部材が外れ
落ちて破損することがない。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る支持柱の実施
の形態について、図面に基づいて詳しく説明する。
【0020】図1において、符号10は本発明に係る支
持柱である。この支持柱10は、下端付近を地中に埋設
することにより地上に立設し、先端付近(地上部分)に
支持した電線14の張力により一方向から略水平方向の
負荷を受ける支持柱である。この支持柱10は、下端付
近が地中に埋設されて立設される真直柱12と、水平な
管状であり、真直柱12に嵌合されて一体的に固定さ
れ、電線14を支持する支持部材16とから構成されて
いる。真直柱12は、4角形断面を有する管体形状であ
り、下端付近が地中に埋設されて立設される立設柱18
と、下端付近が立設柱18の上端付近に嵌合される接続
柱20とから構成されている。支持部材16は、碍子5
6を固定しておき、この碍子56を介して電線を支持す
る電線支持部材鋼管17と、真直柱12に嵌合される槍
出し部鋼管19とから構成されている。
【0021】真直柱12の立設柱18は、地中に埋設す
る部分の中の上端付近に、電線14の張力による負荷の
方向に対して垂直であるとともに所定面積を有する根枷
板22を備えている。この根枷板22は、図3に示すよ
うに、コの字の断面形状を有する根枷本体24の中間付
近に、2個の係合部材26が台座28を介して固定され
ている。一方、支持柱10の地中に埋設する部分の中の
上端付近には、図2に示すように、3個の突起板(被係
合部材)30が固定されており、根枷板22の係合部材
26を突起板30に係合させることにより、適宜な数量
の根枷板22を、地中に埋設する部分の中の上端付近に
取付けて固定できるようにされている。ここで、突起板
30は、電線14によって上端を引っ張られる側に固定
されているため、根枷板22は、支持柱10に対して電
線14の張力による負荷の方向側に備えられていること
となる。
【0022】また、立設柱18は、電線14の張力によ
る負荷の方向側に、強度を高めるために、テーパ状の補
強管体32が備えられている。また、地中に埋設する部
分の中の下端付近に、電線14の張力による負荷の方向
に対して略垂直な下端板34を備えている。なお、電線
14は、立設柱18内の中空部を介して、地中から支持
部材16まで延びることとなる。
【0023】この立設柱18の上端付近には、図4に示
すように、接続柱20の下端付近に立設柱18の上端付
近に嵌合可能なガイド板38が密着固定されることによ
り、円形断面の接続柱20を4角形断面の立設柱18に
嵌合して接続することができるようにされている。ま
た、ガイド板38はL字状の断面形状を有し、このL字
の凹部面が接続柱20の下端付近の外周に当接されつつ
固定されている。なお、ガイド板38の上端付近には、
接続柱20の嵌合を止めるストッパー42が備えられて
いる。
【0024】このような支持柱10の立設作業において
は、まず、図1に示すように、地面44内に埋設物や側
溝等が有るか否かが確認されつつ、穴(第1の穴)46
が、作業者によって試験的に掘られる。また、この穴4
6は、立設柱18を立設して、根枷板22を取り付ける
ことが可能な程度の広さに掘られる。穴46が試験的に
掘られると、穴46内にドリル等によって穴(第2の
穴)47が掘られる。この穴47は、下端板34を備え
た下端付近が接しつつ挿入され得る程度の円形断面形状
に掘られる。このようにして穴46が掘られた後、穴4
6よりも狭い穴47が掘られることにより、段48が生
じることとなる。
【0025】穴46が設けられると、立設柱18の突起
板30側が、穴46内において根枷板22の取付けスペ
ースが十分に確保される方向に向けられつつ、立設柱1
8の下端側が穴46に挿入されて、立設柱18が立てら
れる。立設柱18が立てられると、2か所のガイド孔5
0にロープ52を括り付けられた根枷板22が、図5に
示すように、立設柱18に沿って降ろされていく。ここ
で、根枷板22は、ロープ52によって吊るされた時、
根枷本体24の平面側がある程度下になるように傾斜す
るように、ガイド孔50の位置が定められている。
【0026】ロープ52によって吊るされた根枷板22
が最下端の突起板30の上方付近まで降ろされると、ロ
ープ52が立設柱18に接触する程度まで移動させられ
ることにより根枷本体24が下端部を中心にして回転さ
せられ、根枷本体24の平面が略鉛直にさせられる。根
枷本体24の平面が略鉛直にさせられた状態で、さらに
根枷板22が降ろされることにより、根枷板22の係合
部材26が最下端の突起板30に係合されることとな
る。
【0027】ここで、立設柱18に対して斜め方向に備
えられている係合部材26が、立設柱18に対して斜め
方向に備えられている突起板30に対して摺動しつつ、
係合部材26が突起板30に係合していくが、係合部材
26が突起板30に完全に係合した時に、根枷本体24
が立設柱18に接触することにより、係合部材26の摺
動が止まるように係合部材26の根枷本体24に対する
固定位置及び突起板30の立設柱18に対する固定位置
が定められている。
【0028】次に、第2の根枷板22が同様にして、中
間部の突起板30に係合され、更に、第3の根枷板22
が最上端の突起板30に係合される。このようにして、
3個の根枷板22が立設柱18に取り付けられていく。
ここで、立設柱18に取り付ける根枷板22の数量は3
個に限定されず、1又は2個であっても良い。例えば、
電線14からの張力及び地面44の土質を考慮して、根
枷板22が1個のみで足りる場合は、中間部の突起板3
0にのみ根枷板22を取り付けても良い。
【0029】このようにして、立設柱18に根枷板22
が取り付けられると、穴46に埋設土54が埋め戻さ
れ、立設柱18が垂設される。立設柱18が垂設される
と、接続柱20のガイド板38を備えた部分が、ストッ
パー42によって止められるまで嵌合させられる。接続
柱20が立設柱18に嵌合させられると、ガイド管体4
1内を案内されつつ、ボルトが孔43及び孔40に挿入
されて締結されることにより、接続柱20は立設柱18
に固定させられる。また、電線14が支持部材16の碍
子56に掛けられる等して、空中に張り渡される。な
お、このようにして、立設柱18を地上に立設した後、
接続柱20を嵌合することにより支持柱10を立設する
ことが作業が容易であり好ましいが、予め立設柱18を
接続柱20に嵌合して接続しておいた後、地上に立設し
ても良い。
【0030】このようにして立設された支持柱10は、
電線14の重力によって生じる電線14の張力により、
上端付近に略水平方向の負荷を受けることとなる。ま
た、電線14が風雨に曝された場合には、電線14の張
力が増大して上端付近に受ける負荷が増大することとな
る。このようにして上端付近に略水平方向から負荷を受
けると、地中に埋設している部分の中の上端付近におい
ては、支持柱10から埋設土54に対して電線14によ
る負荷の方向側へ圧力が負荷される。一方、地中に埋設
している部分の中の下端付近においては、支持柱10か
ら埋設土54又は地面44に対して電線14による負荷
の方向と反対側へ支持柱10から圧力が負荷される。す
なわち、根枷板22付近の圧力と下端板34付近の圧力
は、その方向が互いに逆転するとともに、根枷板22付
近の圧力が下端板34付近の圧力よりも大きくなる。な
お、根枷板22付近の圧力が下端板34付近の圧力より
も大きくなるため、根枷板22の地面との当接面積が、
下端板34の地面との当接面積より大きくなるようにし
ている。
【0031】ここで、地中に埋設している部分の中の上
端付近には根枷板22が備えられているため、根枷板2
2から埋設土54に対して圧力が負荷されることとな
る。この根枷板22は、この圧力の負荷に対して略垂直
な方向の平面を有するため、埋設土54が軟質であって
も、支持柱10の埋設している部分の中の上端付近が埋
設土54に減り込むことがない。支持柱10が埋設土5
4に減り込むことがないため、支持柱10が傾斜するこ
とはなく、支持柱10の立設状態が安定したものとな
る。
【0032】また、根枷板22は電線14の張力による
負荷の方向側に備えられているため、根枷板22から立
設柱18へは、密着する方向に圧力が負荷される。根枷
板22から立設柱18へ密着する方向に圧力が負荷され
るため、離隔する方向に圧力が負荷されるのと異なり、
根枷板22が立設柱18からずれたり又は剥離すること
はない。また、根枷板22から立設柱18へは圧力が負
荷されるため、立設柱18は根枷板22からの圧力によ
って破損することはなく、補強管体32によって保護さ
れる。
【0033】一方、地中に埋設している部分の中の下端
付近には下端板34が備えられているため、下端板34
から埋設土54又は地面44に対して圧力が負荷される
こととなる。この下端板34は、この圧力に対して略垂
直な方向の平面を有するため、支持柱10の下端付近が
埋設土54又は地面44に減り込むことがない。支持柱
10が埋設土54又は地面44に減り込むことがないた
め、支持柱10が傾斜することはなく、支持柱10の立
設状態が、より安定したものとなる。
【0034】本発明に係る支持柱10によれば、地中に
埋設している部分の中の上端付近に根枷板22を備えて
いるため、埋設土54が軟質である場合においても、埋
設している部分の中の上端付近が埋設土54に減り込む
のを防止して、支持柱10の立設状態を安定したものと
することができる。このため、コンクリート等によって
支持柱10を固定しなくとも、容易に支持柱10を安定
した状態に立設でき、作業コストの低減をも図ることが
できる。
【0035】また、この支持柱10によれば、根枷板2
2を適宜な数量だけ選択して、地中に埋設する部分の中
の上端付近の突起板30に取付けて固定することができ
る。このため、電線14の張力による負荷の程度に応じ
て、根枷板22の数量を調節することができる。
【0036】また、この支持柱10によれば、下端付近
に電線14の張力による負荷の方向に対して略垂直な下
端板34を備えているため、下端付近が負荷と逆方向へ
ずれるのを防止することができる。このため、根枷板2
2によって地中に埋設している部分の中の上端付近が負
荷の方向へずれるのを防止するとともに、下端板34に
よって下端付近が負荷と逆方向へずれるのを防止して、
支持柱10をより安定した状態に立設することが可能と
なる。
【0037】また、この支持柱10によれば、接続柱2
0を立設柱18に嵌合して接続することができる。この
ため、立設柱18を地上に立設した後、接続柱20を嵌
合して接続することによって支持柱10を立設すること
ができ、立設作業を効率良く行うことができる。
【0038】また、この支持柱10によれば、支持部材
16が真直柱12に嵌合されて一体的に固定されてい
る。また、支持部材16自体も電線支持部材鋼管17と
槍出し部鋼管19とから、一体的に構成されている。こ
のため、支持部材16が強固に固定されており、電線1
4を安定して支持しておくことができる。また、風雨に
曝された場合であっても、破損するのを防止することが
でき、支持柱10周辺の安全性を向上させることができ
る。
【0039】以上、本発明の実施の一形態について説明
したが、本発明に係る支持柱は、その他の態様でも実施
し得るものである。
【0040】例えば、本発明に係る支持柱10の根枷板
は、図6に示すような根枷板56であっても良い。この
根枷板56は、2個の係合部材58が台座60に固定さ
れており、この台座60が摺動軸62に沿って根枷本体
64内壁を摺動し得るように構成され、根枷板56が突
起板30に対して水平方向に連続的に移動可能なように
されている。なお、台座60は、螺子66を緩めて止め
治具68を摺動させつつ摺動軸62に沿って摺動させる
ことができる。このような根枷板56によれば、立設柱
18に対する位置を変化させることができるため、地中
の埋設物や溝等によって、根枷板56の中心部において
立設柱18に取り付けることができない場合であって
も、根枷本体64が埋設物等に干渉しない位置に調節し
つつ、根枷板56を立設柱18に取り付けることができ
る。
【0041】また、図7に示すような根枷板70であっ
ても良い。この根枷板70は、2個の係合部材72が台
座74に固定されており、この台座74の突起部75を
根枷本体76の溝78に嵌合し、押さえ板80によって
台座74を押さえつつ、螺子82によって押さえ板80
を根枷本体76に固定して構成されている。すなわち、
根枷板70が突起板30に対して水平方向に段階的に移
動可能なようにされている。このような根枷板70によ
っても、台座74を嵌合させる溝78を適宜選択するこ
とにより、根枷板70の立設柱18に対する位置を変化
させることができる。
【0042】また、図8に示すような根枷板84であっ
ても良い。この根枷板84は、2個の係合部材86が台
座88に固定されており、この台座88をコの字の断面
形状を有する根枷本体90の内壁に嵌合し、押さえ板9
2を台座88に合わせつつ、螺子94によって押さえ板
92及び台座88を根枷本体90の孔96に固定して構
成されている。すなわち、根枷板84が突起板30に対
して水平方向に段階的に移動可能なようにされている。
このような根枷板84によっても、台座88を固定する
孔96を適宜選択することにより、根枷板84の立設柱
18に対する位置を変化させることができる。
【0043】次に、本発明に係る支持柱10において、
根枷板を取り付けるために立設柱に固定しておく突起板
は、図9に示すような突起板98であっても良い。この
突起板98は、取付け治具100によって、円形断面を
有する立設柱102にも取り付けることが可能な突起板
98である。取付け治具100は、突起板98の固定さ
れた2個の金具104と、2個の金具104を連結する
連結部材106と、2個の金具104に固定された2本
のバンド108と、2本のバンド108の一端部を互い
に連結する螺子110とから構成されている。
【0044】このような突起板98は、金具104を立
設柱102に合わせ、バンド108を立設柱102に巻
いて、螺子110を留めることにより、立設柱102に
取り付けられる。この突起板98によれば、矩形断面を
有する立設柱に限らず、鋼管柱や中空コンクリート等の
円形断面を有する立設柱102であっても、取り付けて
固定することができる。また、ゴム等の弾性体から成る
バンド108を使用することにより、種々の直径の立設
柱に対応させて突起板98を取り付けて固定することが
できる。また、取付け位置を適宜選定することも可能で
ある。さらに、必要な数量の突起板98のみを取り付け
て固定することができる。
【0045】次に、本発明に係る支持柱10は、図1に
示すように、電線14を支持部材16と略垂直方向に張
ることによって使用することには限定されない。例え
ば、支持部材116の先端に電線支持部材鋼管17を備
えない支持柱115において、図10に示すように、支
持部材116と平行な方向に電線14を張って使用して
も良い。この場合には、根枷板22が電線14の張力に
よる負荷の方向に対して垂直になるように、支持部材1
6と垂直に根枷板22が取り付けられる。
【0046】また、図11に示すように、支持部材16
と斜め方向の2方向へ電線14を張って使用しても良
い。この場合、電線14の2方向からの張力が合成され
て、電線14による負荷の方向は支持部材116の延び
る方向となる。このため、この場合にも、根枷板22が
負荷の方向に対して垂直になるように、支持部材116
と垂直に根枷板22が取り付けられる。
【0047】また、本発明に係る支持柱は、図12に示
すように、支持部材126が接続柱129に貫通させら
れて固定された支持柱128であって、支持部材126
の延びる方向と垂直方向に電線14が張られて使用さ
れ、根枷板22が、支持部材126の延びる方向と同方
向に取り付けられる支持柱128であっても良い。
【0048】以上、本発明に係る支持柱の実施の形態に
ついて、図面に基づいて種々説明したが、図示したもの
に限定されるものではない。
【0049】例えば、本発明の支持柱の用途は、電線を
支持するためのものに限定されず、例えば、ゴルフ練習
場等のおいてネットを支持するために使用しても良い。
また、街灯や看板等を支持するために使用しても良い。
【0050】その他、本発明はその趣旨を逸脱しない範
囲で当業者の知識に基づき種々なる改良、修正、変形を
加えた態様で実施できるものである。
【0051】
【発明の効果】本発明に係る支持柱によれば、根枷板を
地上から支持柱に沿って降下させつつ、被係合部材に係
合して取り付けることができる。このため、掘削穴の地
上から容易に取り付けることができる。また、作業者が
掘削穴の中に入って取り付ける必要がないため、安全に
取付け作業を行うことができるとともに、取付け作業の
効率化を図ることができる。
【0052】また、このような本発明に係る支持柱によ
れば、立設時に、根枷板を適宜な数量だけ選択して取付
けることができる。このため、電線の張力による負荷及
び土質の程度に応じて、根枷板の数量を調節することが
できる。
【0053】また、根枷板が、支持柱の被係合部材に対
して略水平方向に連続的又は段階的に移動可能であるこ
とを特徴とする本発明に係る支持柱によれば、地中の埋
設物や溝等によって、根枷板の中心部において立設柱に
取り付けることができない場合であっても、根枷板を埋
設物等に干渉しない位置に調節して立設柱に取り付ける
ことができる。このため、穴の掘削中に地中に埋設物や
溝等を発見した場合であっても、支持柱の取付け場所を
変更したり、又は、根枷板を他の形状の根枷板に変更す
る必要がなくなり、支持柱の作業効率及び作業コストを
低減することができる。
【0054】また、地中に埋設する部分の中の少なくと
も下端付近に、負荷の方向に対して略垂直な下端板を備
えたことを特徴とする本発明の支持柱によれば、下端付
近が負荷と逆方向へずれるのを防止することができる。
このため、根枷板によって地中に埋設している部分の中
の上端付近が負荷の方向へずれるのを防止するととも
に、下端板によって下端付近が負荷と逆方向へずれるの
を防止して、根枷板と下端板との相乗作用により、支持
柱をより安定した状態に立設することが可能となる。
【0055】また、矩形断面を有する管体形状であり、
下端付近が地中に埋設されて立設される立設柱と、円形
断面を有する管体形状であり、立設柱の上端付近に嵌合
されて接続される接続柱とから構成される支持柱であ
り、前記接続柱の下端付近の円形外周に複数のガイド板
が配列されて固定されるとともに、該接続柱の下端付近
又は該立設柱の上端付近に該ガイド板の嵌合を止めるス
トッパーが固定され、該複数のガイド板を該立設柱の上
端付近の矩形断面の内面に係合させて該接続柱を該立設
柱に接続することを特徴とする本発明の支持柱によれ
ば、立設柱を地上に立設した後、接続柱を嵌合して接続
することによって支持柱を立設することができ、立設作
業を効率良く行うことができるとともに、運搬や保管の
効率化を図ることもできる。
【0056】また、下端付近が地中に埋設されて立設さ
れる真直柱と、真直柱に嵌合されて一体的に固定されつ
つ略水平方向に延び、電線等を支持する支持部材とから
構成されたことを特徴とする本発明の支持柱によれば、
支持部材が真直柱に嵌合されて一体的に固定されてい
る。このため、支持部材が強固に固定されており、電線
を安定して支持しておくことができるとともに、支持部
材が破損するのを防止することができ、台風や地震時に
おける支持柱周辺の安全性の向上及び環境維持を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る支持柱を示す図であり、同図
(a)は正面図、同図(b)は側面図である。
【図2】図1に示す支持柱の立設柱を示す図であり、同
図(a)は正面図、同図(b)はA−A線切断部断面
図、同図(c)は側面図である。
【図3】図1に示す支持柱の根枷板を示す図であり、同
図(a)は平面図、同図(b)は正面図、同図(c)は
背面図、同図(d)は側面図、同図(e)は側面断面図
である。
【図4】図1に示す支持柱の立設柱と接続柱との接続部
を示す図であり、同図(a)は平面断面図、同図(b)
は正面図である。
【図5】図1に示す支持柱の根枷板の取付け部を示す側
面図である。
【図6】本発明に係る支持柱の根枷板の他の実施形態を
示す斜視図である。
【図7】本発明に係る支持柱の根枷板の更に他の実施形
態を示す斜視図である。
【図8】本発明に係る支持柱の根枷板の更に他の実施形
態を示す斜視図である。
【図9】本発明に係る支持柱の根枷板の取付け部におい
て、他の実施形態を示す図であり、同図(a)は平面断
面図、同図(b)は側面図、同図(c)は正面図であ
る。
【図10】本発明に係る支持柱の他の実施形態を示す平
面図である。
【図11】本発明に係る支持柱の更に他の実施形態を示
す平面図である。
【図12】本発明に係る支持柱の更に他の実施形態を示
す平面図である。
【符号の説明】
10,115,128;支持柱 12;真直柱 14;電線 16,116,126;支持部材 18,102;立設柱 20,129;接続柱 22,56,70,84;根枷板 24,64,76,90;根枷本体 26,58,72,86;係合部材 30;突起板 34;下端板 38;ガイド板 42;ストッパー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中野 博 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 竹内 功次 大阪府大阪市北区本庄東2丁目3番41号 株式会社きんでん内 (72)発明者 山田 学 大阪府大阪市北区本庄東2丁目3番41号 株式会社きんでん内 (72)発明者 辻 三光 大阪府大阪市北区茶屋町18番21号 株式会 社日本アーム内 (72)発明者 奥田 寛 大阪府大阪市北区茶屋町18番21号 株式会 社日本アーム内 (72)発明者 木村 正男 大阪府大阪市北区茶屋町18番21号 株式会 社日本アーム内 (72)発明者 富永 尚禎 大阪府大阪市北区茶屋町18番21号 株式会 社日本アーム内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下端付近を地中に埋設することにより地
    上に立設され、該地上部分に一方向又は複数方向から略
    水平方向の負荷を受ける支持柱であり、該地中に埋設さ
    れる部分の中の少なくとも上端付近に該負荷の方向に対
    して略垂直であるとともに所定面積を有する1又は2以
    上の根枷板を備えた支持柱において、 前記支持柱が地中に埋設される部分の中の少なくとも上
    端付近に1又は2以上の被係合部材を備えるとともに、
    前記根枷板が係合部材を備え、該根枷板が該被係合部材
    に係合されることにより取り付けられることを特徴とす
    る支持柱。
  2. 【請求項2】 前記根枷板が、支持柱の被係合部材に対
    して略水平方向に連続的又は段階的に移動可能であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載する支持柱。
  3. 【請求項3】 地中に埋設する部分の中の少なくとも下
    端付近に、前記負荷の方向に対して略垂直な下端板を備
    えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載する
    支持柱。
  4. 【請求項4】 矩形断面を有する管体形状であり、下端
    付近が地中に埋設されて立設される立設柱と、円形断面
    を有する管体形状であり、該立設柱の上端付近に嵌合さ
    れて接続される接続柱とから構成される支持柱であり、 前記接続柱の下端付近の円形外周に複数のガイド板が配
    列されて固定されるとともに、該接続柱の下端付近又は
    該立設柱の上端付近に該ガイド板の嵌合を止めるストッ
    パーが固定され、該複数のガイド板を該立設柱の上端付
    近の矩形断面の内面に係合させて該接続柱を該立設柱に
    接続することを特徴とする支持柱。
  5. 【請求項5】 下端付近が地中に埋設されて立設される
    真直柱と、該真直柱に嵌合されるとともに貫通されて一
    体的に固定されつつ略水平方向に延び、電線等を支持す
    る支持部材とから構成されたことを特徴とする支持柱。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009033951A (ja) * 2007-07-30 2009-02-12 Daewon Electric Co Ltd オーガークレーン用拡張型掘削ユニットを利用した架空線路用円弧状電柱根枷の施工法
CN106437280A (zh) * 2016-11-14 2017-02-22 国网湖北省电力公司咸宁供电公司 一种10kV同杆双回垂直排列方式配电线路的带电立杆方法
CN109245004A (zh) * 2018-09-26 2019-01-18 国网山东省电力公司海阳市供电公司 一种用于电力的绝缘陶瓷件固定装置及其安装方法

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