JPH1185332A - 情報処理装置、及び情報処理装置における作成データの自動バックアップ方法ならびに同方法がプログラムされ記憶される記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、及び情報処理装置における作成データの自動バックアップ方法ならびに同方法がプログラムされ記憶される記録媒体

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JPH1185332A
JPH1185332A JP9239308A JP23930897A JPH1185332A JP H1185332 A JPH1185332 A JP H1185332A JP 9239308 A JP9239308 A JP 9239308A JP 23930897 A JP23930897 A JP 23930897A JP H1185332 A JPH1185332 A JP H1185332A
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JP9239308A
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Yoshiyuki Miura
佳之 三浦
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Original Assignee
Toshiba Corp
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
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  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、例えば、サスペンド・リジューム
処理において、システムエラーやアプリケーションエラ
ー情報を含むことなく、システム復帰時にユーザが必要
とするデータのみを保存し、しかもバッテリ残容量を考
慮してバッテリ残が少ない場合に消費電力の少ない不揮
発性メモリへの保存に切り替えることにより確実に作成
データのバックアップを行うことを課題とする。 【解決手段】 本発明は、磁気ディスクメモリとフラッ
シュメモリ(4,5)を外部に持つ情報処理装置におい
て、情報処理装置本体1に対する電源の供給状態を監視
(16)し、ここで監視された状態に応じ、アプリケー
ション実行中における作成データをそのアプリケーショ
ンの保存処理(17,18)の中で磁気ディスクメモリ
4もしくはフラッシュメモリ5に保存することを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作成中データの自
動バックアップを行う、特にバッテリ駆動のパーソナル
コンピュータに用いて好適な、情報処理装置、及び情報
処理装置における作成データの自動バックアップ方法な
らびに同方法がプログラムされ記憶される記録媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】半導体技術の進歩により、マイクロプロ
セッサ、メモリを含む周辺LSIが安価に供給されるよ
うになり、これらを適宜組み合わせるだけで比較的高性
能なパーソナルコンピュータが構築できるようになっ
た。パーソナルコンピュータの分野では、デスクトップ
タイプに代わってノートタイプが普及し、オフィスでの
使用はもちろんのこと、携帯することにより移動中でも
利用できるようになった。
【0003】この種パーソナルコンピュータは、その性
格上、バッテリにより駆動されるものがほとんどであ
る。従って、省電力化が最重要設計事項とされ、携帯
時、現在のユーザの使用状態を保持しつつシステム電源
を一時オフ状態に設定することを可能とするサスペンド
機能、及び、システム復帰時、サスペンド移行前の状態
に瞬時に再現できるリジューム機能が標準で搭載され
る。サスペンド状態に移行する条件としては、ユーザに
よるスイッチの押下や、バッテリ使用時における容量低
下等によるシステム制御の一環として行われ、主記憶上
の現ユーザデータ、表示メモリ、CPUをはじめとする
システムICの内部レジスタ等システムデータ、ステイ
タス等をサスペンド状態中に内外の不揮発性メモリに格
納し、システム復帰時、不揮発性メモリに待避された内
容を復元することにより、サスペンド移行前のシステム
状態を再現するものである。
【0004】上述したサスペンドリジューム機能を持つ
パーソナルコンピュータは、先行技術として特開平8−
305469号「情報処理装置および情報処理装置のサ
スペンド方法」に開示されている。同公報によれば、シ
ステム初期化時、電源駆動状況(ACアダプタ/バッテ
リ駆動)に応じてシステムメモリの使用できる容量を可
変設定し、サスペンド時、パワーマネージメント(ロー
バッテリを含む電力の供給状態をモニタするハードウェ
アならびにソフトウェア)が主電源をOFF状態とする
直前に、CPUによって可変設定された上記システムメ
モリの内容をハードディスクに待避格納し、待避格納し
たハードディスクに対するアクセス情報、即ち、システ
ムステイタスならびにハードディスク内領域情報をSR
AMに格納することにより、データ処理中断時における
待避データ量を制限し、実質的な処理時間を短縮すると
ともに、更なる省電力化をはかったものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した先行技術を含
む従来例によれば、本体電源がオフ設定される直前に主
記憶の内容をハードディスクに待避し、その後、本体電
源をオンしたときに待避された内容を主記憶にロードす
ることでサスペンドリジュームを実現しているが、電源
をオン状態にする場合、必ずこのサスペンジリジューム
が起動するため、システムエラーやアプリケーションエ
ラー等の正常でない状態での電源オフの場合、システム
復帰時そのエラー状態まで再現してしまい、エラー状態
からの回避が困難となる問題があった。このような事態
に至ったとき、システムリセット等ユーザがこの状態か
ら回避するための手段を講じる必要があり、非常に煩雑
な操作が伴う。
【0006】また、サスペンドリジューム実現のために
は、システムの起動状態を全てハードディスクに格納す
る必要があり、ハードディスク容量が足りない場合、正
常に機能できなくなるといった問題もあった。更に、ロ
ーバッテリ状態で主電源をオフした場合、主記憶内容の
ハードディスクへの待避動作によりかなりの電力消費が
生じ格納動作の終了を待たずにバッテリ残量がなくなる
こともありうる。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、システムエラーやアプリケーションエラー情報を
含むことなく、システム復帰時にユーザが必要とするデ
ータのみを保存し、しかもバッテリ残容量を考慮してバ
ッテリ残が少ない場合に消費電力の少ない不揮発性メモ
リへの保存に切り替えることにより確実に作成データの
バックアップを行う、情報処理装置、及び情報処理装置
における作成データの自動バックアップ方法ならびに同
方法がプログラムされ記憶される記録媒体を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の情報処理装置に
おける作成データの自動バックアップ方法は、磁気ディ
スクメモリとフラッシュメモリを外部に持つ情報処理装
置において、情報処理装置本体に対する電源の供給状態
を監視し、ここで監視された状態に応じ、アプリケーシ
ョン実行中における作成データをそのアプリケーション
の保存処理の中で磁気ディスクメモリもしくはフラッシ
ュメモリに保存することを特徴とする。フラッシュメモ
リとしてフラッシュメモリが搭載されたPCカードが情
報処理装置に実装され、情報処理装置本体は、このPC
カードの実装を検出し、上記保存先決定に反映させるこ
とも特徴とする。また、磁気ディスクメモリに格納され
ているバックアップデータとフラッシュメモリに格納さ
れているバックアップデータをチェックし、フラッシュ
メモリに最新のバックアップデータが存在するとき、そ
のデータを磁気ディスクメモリに転送し、フラッシュメ
モリのバックアップデータを削除することも特徴とす
る。更に、情報処理装置本体の起動時、磁気ディスクメ
モリもしくはフラッシュメモリに格納されたバックアッ
プデータをチェックし、そのバックアップデータを基に
作業中のアプリケーションを起動しそのデータを読み込
むことも特徴とする。
【0009】本発明の情報処理装置は、情報処理装置本
体に対する電源の供給状態を監視し、情報処理装置本体
へ通知するパワーマネージメント制御部と、ここで検出
される電源供給状態に基づき作業中のデータが保存され
る磁気ディスクメモリ、フラッシュメモリと、バッテリ
駆動であって残容量が一定値以下であることが上記パワ
ーマネージメント手段を介して通知されたとき、フラッ
シュメモリへ作業中データの保存を指示し、AC駆動、
もしくはバッテリ駆動であってバッテリ残容量が一定値
を越えていた場合に磁気ディスクメモリへ作業中データ
の保存を指示する保存先決定手段と、起動しているアプ
リケーションが持つ保存処理ルーチンを用い、上記保存
先決定手段により指示された保存先へ作業中データを自
動保存する自動記憶処理部とを具備することを特徴とす
る。
【0010】本発明の情報処理装置における作成データ
の自動バックアップを実現する記録媒体は、電源装置に
よる電源供給の状態ならびにアプリケーションの起動状
態をモニタリングするパワーマネージメントステップ
と、その状態に基づき情報処理装置本体で作業中のデー
タの格納先を磁気ディスクメモリもしくはフラッシュメ
モリに決定するバックアップデータ格納先決定ステップ
と、磁気ディスクメモリ、フラッシュメモリに格納され
たバックアップデータをチェックし、フラッシュメモリ
に最新のバックアップデータが存在するとき、そのデー
タを磁気ディスクメモリに転送し、フラッシュメモリの
バックアップデータを削除するバックアップデータ管理
ステップとがプログラムされ記憶されることを特徴とす
る。
【0011】このことにより、システムエラーやアプリ
ケーションエラー情報を含むことなく、システム復帰時
にユーザが必要とするデータのみを保存し、しかもバッ
テリ残容量を考慮してバッテリ残が少ない場合に消費電
力の少ない不揮発性メモリへの保存に切り替えることに
より確実に作成データのバックアップを行うことができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の情報処理装置の構
成例を示すブロック図である。図において、1は、主記
憶を含む情報処理装置本体(以下、単に本体と称す
る)、2はキーボード、マウス、ペン、スライドパット
等入力装置、3は液晶等表示装置、4はバックアップデ
ータが格納される大容量ハードディスク装置(HDD装
置)、5は同じくバックアップデータが格納されるフラ
ッシュメモリ搭載のPCカードである。PCカード5
は、PCMCIA等標準PCカードインタフェース51
を持つ本体スロットに実装される。6は電源装置であ
り、ACアダプタ61とニッケルカドニゥム電池等バッ
テリが搭載される。
【0013】本体1は、入力制御部12、表示制御部1
3、HDD制御部14、フラッシュメモリ制御部15、
パワーマネージメント制御部16、そして、ワークバッ
ファ11、格納先判別処理部17、自動記憶処理部1
8、自動復帰処理部19、データ管理処理部20に機能
区分され、構成される。入力制御部12を介し入力装置
2と、表示制御部13を介し表示装置3と、HDD制御
部14を介してHDD装置4と、フラッシュメモリ制御
部15を介してPCカード5と、パワーマネージメント
制御部16を介して電源装置6と接続される。
【0014】本体1は、電源の供給状態に従い、ユーザ
が作成しているデータの格納先をHDD装置4あるいは
フラッシュメモリ5のいずれかに決定し、データのバッ
クアップ処理を行う。入力制御部12、表示制御部13
は、それぞれ、入力装置2から入力された文字コードあ
るいは位置データの解析処理を行う、処理データの表示
制御を行う。ハードディスク制御部14は、ハードディ
スク装置4に対するバックアップデータのリードライト
制御を行う。フラッシュメモリ制御部15は、フラッシ
ュメモリ搭載PCカード5の着脱状態及びPCカード5
の容量等種類検出、バックアップデータ格納先の選択、
及びリードライト制御を行う。パワーマネージメント制
御部16は、電源装置6から供給される電源の本体1に
対する供給、及びACアダプタ、バッテリの別、バッテ
リ残容量検出等を行う。
【0015】ワークバッファ11は、上述したバックア
ップ処理の際に使用される主記憶内作業領域である。格
納先判別処理部17は、パワーマネージメント制御部1
6から取得した電源状態に応じてユーザが作成している
データのバックアップ先、即ち、フラッシュメモリ5あ
るいは、HDD装置4の決定を行う。自動記憶処理部1
8は、格納先判別処理部17にて決定された格納先にフ
ラッシュメモリ制御部15あるいはHDD制御部14を
介して作業中データの保存を行う。自動復帰処理部19
は、本体1が起動した際、フラッシュメモリ5内にバッ
クアップデータが記憶されているかチェックし、記憶さ
れている場合にそのバックアップデータを作成したアプ
リケーションを起動し、フラッシュメモリ制御部15を
介してそのデータを読み込む処理を行う。
【0016】データ管理処理部20は、パワーマネージ
メント制御部16によって検出された電源状態に応じ
て、HDD 装置4とフラッシュメモリ5に自動保存されて
いるバックアップデータの有無チェック、及び、それぞ
れのバックアップデータの日付をチェックすることによ
り、HDD 制御部14あるいはフラッシュメモリ制御部1
5を介し、フラッシュメモリ5に最新のデータが入って
いる場合、フラッシュメモリ5からHDD 装置4へバック
アップデータのコピーをとり、また、フラッシュメモリ
内のデータの消去を行う。
【0017】図2乃至図6は本発明実施例の動作を説明
するために引用したフローチャートであり、それぞれ、
自動バックアップ起動処理、起動アプリケーションのデ
ータ保存処理、自動バックアップ起動処理の応用例1、
自動バックアップ起動処理の応用例2、自動バックアッ
プ起動処理の応用例3である。
【0018】以下、図2乃至図6に示すフローチャート
を参照しながら図1に示す本発明実施例の動作について
詳細に説明する。
【0019】まず、ユーザが作成しているデータの自動
バックアップ起動制御処理につき、図2の流れに従い説
明する。尚、本発明実施例では、ユーザが作成している
データの自動バックアップ処理は、情報処理装置本体1
の電源状態をモニタリングするパワーマネジメントモニ
タアプリケーションに組み込まれたものとして以降説明
する。また、本発明実施例では、情報処理装置本体1の
電源をONするとオペレーティングシステム(OS)が
起動され、そのOSをベースとするアプリケーションプ
ログラムが起動するものとして説明する。本発明実施例
では、OSとしてパーソナルコンピュータの分野で実質
標準となっている米国マイクロソフト社のWindow
sを使用するものとする。
【0020】まず、情報処理装置本体1の電源をONす
ると、OSを含む本体1の初期化処理を行った後、作業
データの自動バックアップ処理を含むパワーマネージメ
ントモニタアプリケーションが自動的に起動され、その
プログラムが主記憶内に常駐し、ウインドウズOSから
のイベントメッセージの受信待ち(ステップ2a)とな
る。そして、起動したパワーマネージメントトモニタア
プリケーションは、パワーマネージメント制御部16を
介して情報処理装置本体1の電源状態の検出(ステップ
2c)を行う。ここで、本発明実施例における電源状態
の検出は、ACアダプタ61による電源供給か、バッテ
リ62による電源供給かの電源属性とバッテリ残容量の
検出を行う。電源供給状態の検出の他、現在情報処理装
置本体1で起動中のアプリケーションの検出も行う。更
に、起動中のアプリケーションのユーザが作成している
データを自動バックアップするために、起動中のアプリ
ケーションが作成するファイル拡張子情報をウインドウ
ズOSが保持するレジストリデータからの検索(ステッ
プ2e)を行う。このファイル拡張子情報の検索によ
り、起動中のアプリケーションで作業データを持たない
アプリケーションの検索も行う。
【0021】上述した検出ならびに検索の結果、情報処
理装置本体1がバッテリ62駆動であって、かつ、バッ
テリ残容量が一定値以下の場合は、格納先判別処理部1
8にてフラッシュメモリ5に対する作業データバックア
ップ処理にすべきであると判断する。そして、自動記憶
処理部19にて、フラッシュメモリ5に対し、ユーザが
作成しているデータを持つ起動中のアプリケーションに
対応する指定ファイル名で保存するためのメッセージ送
信(ステップ2h)を行う。
【0022】尚、本発明実施例にて使用されるアプリケ
ーションは、ウインドウズOSからのイベントメッセー
ジを受信しながら処理制御を行うメッセージドリブンの
アプリケーションであるため、ユーザが作成しているデ
ータの自動バックアップは、実際には書くアプリケーシ
ョン内のデータ保存処理ルーチンで行われる。メッセー
ジ送信はそのための処理である。
【0023】一方、上述した電源状態の検出及び起動中
のアプリケーション検出の結果、ACアダプタ駆動の場
合、または、バッテリ駆動におけるバッテリ残容量が一
定値以上の場合には、前回行ったユーザが作成している
データのバックアップ処理からの経過時間をチェックす
る。ここで、一定時間経過していた場合には、格納先判
別処理部18にてHDD装置4に対する自動バックアッ
プ処理と判断しする。そして、自動記憶処理部19にて
ユーザが作成しているデータを持つ起動中のアプリケー
ションに対する取得した拡張子を含む指定ファイル名で
のバックアップ保存を行うメッセージ送信(ステップ2
f,2g,2i,2j)を行う。尚、作業中データのH
DD装置4へのデータ保存についても実際にはメッセー
ジ送信先である各起動中のアプリケーション内のデータ
保存処理ルーチンで行われる。
【0024】これらの処理を行った後、検出した電源状
態をユーザに通知するため表示装置3に表示し、再びイ
ベントメッセージ待ちの状態に戻る(ステップ2k,2
l)。上述したパワー間モージメントモニタアプリケー
ションの処理の流れにより、ユーザが作成しているデー
タの自動バックアップの起動制御を行う。
【0025】次に、上述した自動バックアップ起動処理
からデータ保存メッセージを受信するアプリケーション
側のデータのファイル保存処理について図3に示すフロ
ーチャートを参照しながら説明する。
【0026】起動中のアプリケーションもイベントドリ
ブン型のアプリケーションであるため、常にイベントメ
ッセージの受信待ちとなっている。上述したパワーマネ
ージメントモニタアプリケーションの自動バックアップ
起動制御処理からユーザが作成しているデータのバック
アップ用のデータ保存メッセージが受信されると、それ
に対応する起動中のアプリケーション側でそのメッセー
ジを受信(ステップ3a)する。そして、受信したメッ
セージのパラメータより格納先を含むファイル名を取得
し、その格納先、及びファイル名を基に、作業データを
HDD装置4またはフラッシュメモリ5へ自動バックア
ップ処理(ステップ3b〜3e)を行う。
【0027】尚、これらの処理は、通常のアプリケーシ
ョン内のファイル保存処理で、本発明実施例では、上述
した自動バックアップ起動制御処理から送信されたイベ
ントメッセージにより、ユーザの操作に関係なく自動的
に作業中のデータをバックアップデータとして保存する
ことができる。
【0028】次に自動バックアップ起動処理の応用例に
ついて図4〜図6に示すフローチャートを参照しながら
説明する。
【0029】まず、図4を参照しながら説明する。図4
に示す自動バックアップ起動制御処理は、フラッシュメ
モリ(不揮発性メモリ)5をバックアップ先として使用
するか否かをユーザに選択させる処理を含むことを特徴
とする。この例もまた、ユーザが作成しているデータの
自動バックアップ処理は、データ処理装置本体の電源状
態をモニタリングするパワーマネジメントモニタアプリ
ケーションに組み込まれたものとして以降説明する。ま
た、ユーザが作成しているデータの自動バックアップ処
理は、データ処理装置本体を電源ONするとウィンドウ
ズOSが起動し、ウィンドウズOSをベースとするアプ
リケーションが起動するものとして説明する。
【0030】データ処理装置の電源をONすると、ウィ
ンドウズOSを含むデータ処理装置本体の初期化処理を
行った後、ユーザが作成しているデータの自動バックア
ップ処理を含むパワーマネジメントモニタアプリケーシ
ョンが自動的に起動され、主記憶内に常駐し、ウィンド
ウズOSからのイベントメッセージの受信待ち状態(ス
テップ4a)となる。
【0031】PCカードインタフェース51を介してP
Cカードであるフラッシュメモリ5をデータ処理装置本
体1に実装すると、フラッシュメモリ制御部15を介し
て上記アプリケーションにPCカードが実装された旨、
イベントメッセージが受信される。実装されたPCカー
ド5が正規のカードであると判断された場合、表示制御
部13を介して表示装置3にPCカード5をバックアッ
プデータの格納先として使用するか否かの選択を促すメ
ッセージを表示する。ここでユーザが選択した内容をワ
ークバッファ11内に格納しておく(ステップ4c〜4
e)。
【0032】次に本アプリケーションは、パワーマネジ
メント制御部13を介してデータ処理装置本体1の電源
状態の検出を行う(ステップ4f)。また、電源状態の
検出の他に、現在ウィンドウOS上で起動中のアプリケ
ーションについての検出も行う(ステップ4g)。更
に、起動中のアプリケーション上でユーザが作成するデ
ータを自動バックアップするためのファイル拡張子情報
を、ウィンドウズOSが保持するリジストリデータから
検索(ステップ4h)する。なお、このファイル拡張子
の検索により、起動中のアプリケーションでユーザがデ
ータを作成しないアプリケーションの検索についても行
う。
【0033】以上のユーザによる選択、及び検出、検索
の結果、データ処理装置本体1がバッテリ駆動であっ
て、かつ、バッテリ残量が一定値以下であった場合に
は、ユーザが前記フラッシュメモリ5をバックアップデ
ータの格納先として指定したか、ワークバッファ11の
内容がチェックされる。チェックの結果、指定があった
と判断された場合には、格納先判別処理部17にてフラ
ッシュメモリ5への自動バックアップ処理と判断し、自
動記憶処理部18にてユーザが作成しているデータを持
つ起動中のアプリケーションに対する指定ファイル名で
データ保存を行うイベントメッセージの送信(ステップ
4i〜4l)を行う。
【0034】また、上述したユーザの選択操作、及び電
源状態の検出、起動中アプリケーションの検索の結果、
ACアダプタによる駆動、もしくは、バッテリ駆動では
あるが、一定値以上のバッテリ残量の場合、あるいは、
ユーザがフラッシュメモリ5を自動バックアップ格納先
として指定しなかった場合には、格納先判別処理部17
にて前回行った自動バックアップ処理からの経過時間が
一定時間経過したか否かのチェックを行う。ここで一定
時間の経過が確認されると、HDD装置4への自動バッ
クアップ処理と判断され、自動記憶処理部18にてユー
ザが作成しているデータを持つ起動中のアプリケーショ
ンに対する指定ファイル名でのデータ保存を行うイベン
トメッセージ送信(ステップ4i〜4k、4m、4n)
が行われる。
【0035】これらの処理がなされた後、検出した電源
状態をユーザに通知するために、表示制御部13を介し
て表示装置3にモニタ表示し、再びイベントメッセージ
の受信待ち状態に戻る(ステップ4o、4p)。
【0036】以上説明したパワーマネジメントモニタア
プリケーションの処理の流れにより、ユーザへの確認処
理を含むPCカードタイプのフラッシュメモリ5に対す
る自動バックアップ処理を行うための起動制御を行う。
なお、自動バックアップ起動制御処理からのデータ保存
メッセージを受信するアプリケーション側の処理につい
ては、上述したアプリケーションの作成データのファイ
ル保存処理の通りである。
【0037】次に図5を参照しながら他の応用例の動作
につき説明する。ここに示す例は、フラッシュメモリに
対する自動バックアップ起動制御処理にデータの管理処
理を含むことを特徴とする。ここでもまた、ユーザが作
成しているデータの自動バックアップ処理は、データ処
理装置本体の電源状態をモニタリングするパワーマネジ
メントモニタアプリケーションに組み込まれたものとし
て以降説明する。また、ユーザが作成しているデータの
自動バックアップ処理は、データ処理装置本体を電源O
NするとウィンドウズOSが起動し、ウィンドウズOS
をベースとするアプリケーションが起動するものとして
説明する。
【0038】データ処理装置の電源をONすると、ウィ
ンドウズOSを含むデータ処理装置本体の初期化処理を
行った後、ユーザが作成しているデータの自動バックア
ップ処理を含むパワーマネジメントモニタアプリケーシ
ョンが自動的に起動され、主記憶内に常駐し、ウィンド
ウズOSからのイベントメッセージの受信待ち状態(ス
テップ5a)となる。
【0039】そして、起動したパワーマネジメントモニ
タアプリケーションは、パワーマネジメント制御部16
を介してデータ処理装置本体1の電源状態の検出を行う
(ステップ5c)。また、電源供給状態の検出の他に、
現在データ処理装置で起動中のアプリケーションについ
ての検出も行う(ステップ5d)。更に、起動中のアプ
リケーションの作業データを自動バックアップするため
に、起動中のアプリケーションが作成するデータのファ
イル拡張子情報をウィンドウズOSが保持するレジスト
リデータからの検索を行う(ステップ5e)。なお、こ
のファイル拡張子情報の検索により、起動中のアプリケ
ーションでユーザが作成したデータを持たないアプリケ
ーションの検索も行う。
【0040】上述した検出、検索の結果、データ処理装
置本体がバッテリ駆動で、かつバッテリ残量が一定置以
下の場合は、格納先判別処理部17にてフラッシュメモ
リ5に対するバックアップ処理と判断され、自動記憶処
理部18にて、ユーザが作成したデータを持つ起動中の
アプリケーションに対する指定ファイル名でフラッシュ
メモリ5へのデータ保存を行うメッセージ送信(ステッ
プ5f〜5h)が行われる。
【0041】また、上述した電源状態の検出及び起動中
のアプリケーションの検出の結果、ACアダプタ駆動の
場合、または、バッテリ駆動におけるバッテリ残量が一
定値以上の場合には、格納先判別処理部17にて前回行
ったユーザが作成したデータのバックアップ処理からの
経過時間が一定時間に達したか否かのチェックを行う。
ここで一定時間経過が確認されると、フラッシュメモリ
5内に該当するアプリケーションのバックアップデータ
が存在するか否かのチェックが行われる。その結果、該
当するアプリケーションのバックアップデータが存在す
ることが確認された場合、HDD装置4内に存在する該
当アプリケーションのバックアップデータとの日付チェ
ックを行い、フラッシュメモリ5にあるデータが最新で
あった場合、そのデータをHDD装置4内にコピーし、
フラッシュメモリ5内の該当データを削除(ステップ5
f、5g、5i、5j、5l、5m)する。なお、フラ
ッシュメモリ5内のバックアップデータが最新でない場
合には削除処理のみ行う。
【0042】また、フラッシュメモリ5にバックアップ
データが存在しない場合には、HDD装置4にユーザが
作成したデータバックアップ処理を行うと判断し、ユー
ザが作成したデータを持つ起動中のアプリケーションに
対して、指定のファイル名でHDD装置4へデータ保存
するためのメッセージ送信(ステップ5k)を行う。
【0043】これらの処理を行った後、データ処理装置
本体1の電源状態をモニタ表示した後、再びイベントメ
ッセージの待ち状態に戻る(ステップ5n、5o)。
【0044】以上説明したパワーマネジメントアプリケ
ーションによる処理の流れにより、フラッシュメモリへ
自動バックアップされたデータの管理処理を含む作業デ
ータの自動バックアッフのための起動制御がなされる。
【0045】なお、自動バックアップ起動制御処理から
のデータ保存メッセージを受信するアプリケーション側
のデータ保存処理については、上述したアプリケーショ
ンのユーザが作成したデータのファイル保存処理のとお
りである。
【0046】最後に他の応用例である、自動バックアッ
プされたデータに基づくアプリケーションの自動起動を
含む、ユーザが作成したデータの自動バックアップ起動
処理につき、図6を参照しながら説明する。
【0047】この例もまた、ユーザが作成しているデー
タの自動バックアップ処理は、データ処理装置本体の電
源状態をモニタリングするパワーマネジメントモニタア
プリケーションに組み込まれたものとして以降説明す
る。また、ユーザが作成しているデータの自動バックア
ップ処理は、データ処理装置本体を電源ONするとウィ
ンドウズOSが起動し、ウィンドウズOSをベースとす
るアプリケーションが起動するものとして説明する。
【0048】データ処理装置の電源をONすると、ウィ
ンドウズOSを含むデータ処理装置本体の初期化処理を
行った後、ユーザが作成しているデータの自動バックア
ップ処理を含むパワーマネジメントモニタアプリケーシ
ョンが自動的に起動され、主記憶内に常駐し、ウィンド
ウズOSからのイベントメッセージの受信待ち状態(ス
テップ6a)となる。
【0049】そして、起動したパワーマネジメントモニ
タアプリケーションは、パワーマネジメント制御部16
を介してデータ処理装置本体1の電源状態の検出を行う
(ステップ7c)。また、電源供給状態の検出の他に、
現在データ処理装置で起動中のアプリケーションについ
ての検出も行う(ステップ6d)。更に、起動中のアプ
リケーションの作業データを自動バックアップするため
に、起動中のアプリケーションが作成するデータのファ
イル拡張子情報をウィンドウズOSが保持するレジスト
リデータからの検索を行う(ステップ6e)。なお、こ
のファイル拡張子情報の検索により、起動中のアプリケ
ーションでユーザが作成したデータを持たないアプリケ
ーションの検索も行う。
【0050】上述した検出、検索の結果、データ処理装
置本体がバッテリ駆動で、かつバッテリ残量が一定置以
下の場合は、格納先判別処理部17にて、フラッシュメ
モリ5に対する作業データバックアップ処理と判断す
る。そして、自動記憶処理部18にて、作業データを持
つ起動中のアプリケーションに対して取得した拡張子を
含む指定ファイル名でフラッシュメモリ5へデータ保存
を行うためのメッセージ送信(ステップ6f〜6h)を
行う。
【0051】また、上述した電源状態の検出、及び起動
中のアプリケーションの検出の結果、ACアダプタ駆動
の場合、またはバッテリ駆動におけるバッテリ残量が一
定値以上の場合は、自動復帰処理部19にて本アプリケ
ーションが起動していたとき、自動バックアップされた
データの検出を行うと共に、ウィンドウズOSが保持す
るレジストリデータよりバックアップデータが作成され
ていたアプリケーション情報を取得する。そして、バッ
クアップデータを対象ファイルとしたアプリケーション
の起動処理(ステップ6f、6g、6i、6j)を行
う。これにより、ユーザが作成途中であった状態の復元
を行う。なお、本発明実施例では、ACアダプタによる
電源供給または、バッテリ残量に十分余裕がある場合
で、かつ作成データを持つアプリケーションのみ自動的
に起動処理を行う。
【0052】更にその後、前回行った作業データのバッ
クアップ処理からの経過時間が一定時間に到達したか否
かのチェックを行い、一定時間経過していた場合には、
格納先判別処理部17にてHDD装置4への作業バック
アップ処理と判断し、自動記憶処理部18にて、作業デ
ータを持つ起動中のアプリケーションに対する取得した
拡張子を含む指定ファイル名でのHDD装置4への作業
中データの保存を行うためのメッセージ送信(ステップ
6k、6l)を行う。なお、作業データのHDD装置4
への保存についても、実際にはメッセージ送信先である
各起動中のアプリケーション内のデータ保存処理ルーチ
ンで行われる。
【0053】これらの処理を行った後、検出した電源状
態をユーザに通知するため表示装置3にモニタ表示し、
再びイベントメッセージ待ち(ステップ6m、6n)の
状態に戻る。
【0054】以上説明したパワーマネジメントモニタア
プリケーションの処理の流れにより、本アプリケーショ
ン起動時における作業バックアップデータを基にした起
動アプリケーションの復元処理を含む作業データの自動
バックアップのための起動処理を行う。なお、自動バッ
クアップ起動制御処理からのデータ保存メッセージを受
信するアプリケーション側のデータ保存処理について
は、上述したアプリケーションの作業データ保存処理の
とおりである。
【0055】本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で種
々の変形が可能であり、上述した実施例もしくは応用例
に限定解釈されるものではない。本発明実施例では、ユ
ーザが作成するデータの自動バックアップについては、
実際そのデータを作成しているアプリケーション側に指
定ファイル名での保存を行うようにイベントメッセージ
を送信し、そのアプリケーション側でファイル保存処理
を行うことを例示したが、別のアプリケーションで作成
中のデータを取得しファイル保存する構成であっても良
い。また、電源状態のモニタ表示については、電源供給
状態やバッテリ残量の他に、自動バックアップ処理を行
う都度、ユーザにわかるように表示しても良い。更にバ
ックアップデータとして保存される際のデータファイル
は、固定名+日付+時間+拡張子やその他の形式であっ
て構わない。また、自動バックアップの起動処理を行う
アプリケーションは、ウィンドウズOSをベースとする
必然性はなく、種々のOSに個別対応したアプリケーシ
ョンであれば良い。
【0056】
【発明の効果】以上説明のように本発明は、システムエ
ラーやアプリケーションエラー情報を含むことなく、シ
ステム復帰時にユーザが必要とするデータのみを保存
し、しかもバッテリ残容量を考慮してバッテリ残が少な
い場合に消費電力の少ない不揮発性メモリへの保存に切
り替えることにより、確実に作成データのバックアップ
を行う、情報処理装置、及び情報処理装置における作成
データの自動バックアップ方法ならびに同方法がプログ
ラムされ記憶される記録媒体を提供するものであり、以
下に列挙する効果が得られるものである。
【0057】(1)パワーマネジメントにより検出され
た電源状態に基づき、作業データの自動バックアップ先
を、ハードディスク、または、フラッシュメモリのいず
れかに切り替えることにより、AC駆動、あるいはバッ
テリ駆動においてバッテリ残量に余裕がある場合はハー
ドディスクに対して作業データのバックアップを、バッ
テリ残量が少ない場合にフラッシュメモリに対して作業
データのバックアップを自動で行うことができる。
【0058】(2)不揮発性メモリをフラッシュメモリ
搭載のPCカードとすることにより、ユーザに対して簡
易性ならびに携帯性を与え、別のデータ処理装置でもそ
のバックアップデータの使用が可能となる。
【0059】(3)ハードディスクに格納されているバ
ックアップデータとフラッシュメモリに格納されたバッ
クアップデータをチェックし、フラッシュメモリに最新
のバックアップデータが存在する場合に、フラッシュメ
モリの内容をハードディスクに転送し、フラッシュメモ
リのデータを削除することにより、フラッシュメモリ容
量を有効に活用でき、バックアップデータの煩雑な管理
を単純化できる。
【0060】(4)データ処理装置本体起動時、フラッ
シュメモリ内バックアップデータをチェックし、そのバ
ックアップデータを基に作業中であったアプリケーショ
ンを起動し、そのデータを読み込むことにより、ユーザ
にバックアップデータの存在を意識させることなく、ア
プリケーション中断直前の状態に復帰できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図、
【図2】本発明実施例の動作を説明するために引用した
フローチャートであって、自動バックアップ起動処理の
一例を示す。
【図3】本発明実施例の動作を説明するために引用した
フローチャートであって、起動アプリケーションのデー
タ保存処理を示す。
【図4】本発明実施例の動作を説明するために引用した
フローチャートであって、自動バックアップ起動処理の
他の例を示す。
【図5】本発明実施例の動作を説明するために引用した
フローチャートであって、自動バックアップ起動処理の
更に他の例を示す。
【図6】本発明実施例の動作を説明するために引用した
フローチャートであって、自動バックアップ起動処理の
更に他の例を示す。
【符号の説明】
1…情報処理装置本体、2…入力装置、3…表示装置、
4…HDD 装置、5…フラッシュメモリ装置(PCカー
ド)、6…電源装置、11…ワークバッファ、12…入
力制御部、13…表示制御部、14…HDD 制御部、15
…フラッシュメモリ制御部、16…パワーマネジメント
制御部、17…格納先判別処理部、18…自動記憶処理
部、19…自動復帰処理部、20…データ管理処理部、
51…PCカードインタフェース、61…ACアダプタ
装置、62…バッテリ装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ディスクメモリとフラッシュメモリ
    を外部に持つ情報処理装置において、情報処理装置本体
    に対する電源の供給状態を監視し、ここで監視された状
    態に応じ、アプリケーション実行中における作成データ
    をそのアプリケーションの保存処理の中で磁気ディスク
    メモリもしくはフラッシュメモリに保存することを特徴
    とする情報処理装置における作成データの自動バックア
    ップ方法。
  2. 【請求項2】 フラッシュメモリとしてフラッシュメモ
    リが搭載されたPCカードが情報処理装置に実装され、
    情報処理装置本体は、このPCカードの実装を検出し、
    上記保存先決定に反映させることを特徴とする請求項1
    記載の情報処理装置における作成データの自動バックア
    ップ方法。
  3. 【請求項3】 磁気ディスクメモリに格納されているバ
    ックアップデータとフラッシュメモリに格納されている
    バックアップデータをチェックし、フラッシュメモリに
    最新のバックアップデータが存在するとき、そのデータ
    を磁気ディスクメモリに転送し、フラッシュメモリのバ
    ックアップデータを削除することを特徴とする請求項1
    記載の情報処理装置における作成データの自動バックア
    ップ方法。
  4. 【請求項4】 情報処理装置本体の起動時、磁気ディス
    クメモリもしくはフラッシュメモリに格納されたバック
    アップデータをチェックし、そのバックアップデータを
    基に作業中のアプリケーションを起動しそのデータを読
    み込むことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置に
    おける作成データの自動バックアップ方法。
  5. 【請求項5】 情報処理装置本体に対する電源の供給状
    態を監視し、情報処理装置本体へ通知するパワーマネー
    ジメント制御部と、ここで検出される電源供給状態に基
    づき作業中のデータが保存される磁気ディスクメモリ、
    フラッシュメモリと、バッテリ駆動であって残容量が一
    定値以下であることが上記パワーマネージメント手段を
    介して通知されたとき、フラッシュメモリへ作業中デー
    タの保存を指示し、AC駆動、もしくはバッテリ駆動で
    あってバッテリ残容量が一定値を越えていた場合に磁気
    ディスクメモリへ作業中データの保存を指示する保存先
    決定手段と、起動しているアプリケーションが持つ保存
    処理ルーチンを用い、上記保存先決定手段により指示さ
    れた保存先へ作業中データを自動保存する自動記憶処理
    部とを具備することを特徴とする情報処理装置。
  6. 【請求項6】 磁気ディスクメモリに格納されているバ
    ックアップデータとフラッシュメモリに格納されている
    バックアップデータをチェックし、フラッシュメモリに
    最新のバックアップデータが存在するとき、そのデータ
    を磁気ディスクメモリに転送し、フラッシュメモリのバ
    ックアップデータを削除するデータ管理処理部を更に具
    備することを特徴とする請求項5記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 電源装置による電源供給の状態ならびに
    アプリケーションの起動状態をモニタリングするパワー
    マネージメントステップと、その状態に基づき情報処理
    装置本体で作業中のデータの格納先を磁気ディスクメモ
    リもしくはフラッシュメモリに決定するバックアップデ
    ータ格納先決定ステップと、磁気ディスクメモリ、フラ
    ッシュメモリに格納されたバックアップデータをチェッ
    クし、フラッシュメモリに最新のバックアップデータが
    存在するとき、そのデータを磁気ディスクメモリに転送
    し、フラッシュメモリのバックアップデータを削除する
    バックアップデータ管理ステップとがプログラムされ記
    憶されることを特徴とする記録媒体。
JP9239308A 1997-09-04 1997-09-04 情報処理装置、及び情報処理装置における作成データの自動バックアップ方法ならびに同方法がプログラムされ記憶される記録媒体 Pending JPH1185332A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6772233B2 (en) 2000-12-27 2004-08-03 Fujitsu Limited Data storage device
US6851012B2 (en) 1999-11-16 2005-02-01 Fujitsu Limited Information processing system, information processing method and readable-by-computer recording medium
JP2007004229A (ja) * 2005-06-21 2007-01-11 Sharp Corp 省電力時バックアップ型情報処理装置
JP2010026789A (ja) * 2008-07-18 2010-02-04 Casio Comput Co Ltd 売上データ処理装置及びプログラム

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