JPH1185320A - 電子機器 - Google Patents
電子機器Info
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- JPH1185320A JPH1185320A JP9257930A JP25793097A JPH1185320A JP H1185320 A JPH1185320 A JP H1185320A JP 9257930 A JP9257930 A JP 9257930A JP 25793097 A JP25793097 A JP 25793097A JP H1185320 A JPH1185320 A JP H1185320A
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- JP
- Japan
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- electronic device
- display
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- holding
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な補正機構により表示器の開閉時の回動
中心ずれを補正し、表示器の開閉を確実に検知できる電
子機器を提供する。 【解決手段】 電子機器本体101内に表示器102の
開閉を検知するプッシュスイッチ204と、表示器10
2の開閉により発生する表示器102とプッシュスイッ
チ204の位置ずれを補正する補正部材201とを具備
した。
中心ずれを補正し、表示器の開閉を確実に検知できる電
子機器を提供する。 【解決手段】 電子機器本体101内に表示器102の
開閉を検知するプッシュスイッチ204と、表示器10
2の開閉により発生する表示器102とプッシュスイッ
チ204の位置ずれを補正する補正部材201とを具備
した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノート型パーナル
コンピュータまたはラップトップ型ワードプロセッサに
等に代表されるような表示器が電子機器本体の蓋として
開閉自在な電子機器に関する。
コンピュータまたはラップトップ型ワードプロセッサに
等に代表されるような表示器が電子機器本体の蓋として
開閉自在な電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、この種の従来の電子機器の要部
構成を示す縦断面図であり、同図において、801は電
子機器本体、802は表示器、803は表示器802を
任意の角度に保持可能なヒンジ、804は自己復帰型の
プッシュスイッチ、805は液晶表示器(以下、LCD
と記述する)、806は操作入力手段であるキーボー
ド、807は演算処理や電源供給等の各種制御を行うメ
イン基板である。
構成を示す縦断面図であり、同図において、801は電
子機器本体、802は表示器、803は表示器802を
任意の角度に保持可能なヒンジ、804は自己復帰型の
プッシュスイッチ、805は液晶表示器(以下、LCD
と記述する)、806は操作入力手段であるキーボー
ド、807は演算処理や電源供給等の各種制御を行うメ
イン基板である。
【0003】表示器802には突起802aが設けられ
ており、電子機器本体801上には、表示器802が閉
状態となったとき突起802aを収納するように凹部8
01aが設けられている。凹部801a内には孔801
bが穿設され、プッシュスイッチ804は、そのアクチ
ュエータ804aが孔801bより突出する位置に不図
示の部分で電子機器本体801内に固定されている。
ており、電子機器本体801上には、表示器802が閉
状態となったとき突起802aを収納するように凹部8
01aが設けられている。凹部801a内には孔801
bが穿設され、プッシュスイッチ804は、そのアクチ
ュエータ804aが孔801bより突出する位置に不図
示の部分で電子機器本体801内に固定されている。
【0004】そして、表示器802を閉状態にすると、
突起802aはアクチュエータ804aを押しながら凹
部801a内に収納される。プッシュスイッチ804
は、ケーブル808を介してメイン基板806と電気的
に接続されており、アクチュエータ804aが押された
ことを検知し、LCD805の電源供給を遮断する等の
制御を行う。
突起802aはアクチュエータ804aを押しながら凹
部801a内に収納される。プッシュスイッチ804
は、ケーブル808を介してメイン基板806と電気的
に接続されており、アクチュエータ804aが押された
ことを検知し、LCD805の電源供給を遮断する等の
制御を行う。
【0005】また、図9は、電子機器手前側に設けられ
た表示器のロック機構に表示器の開閉状態を検知する検
知機構を設けた図8とは異なる従来の電子機器の要部構
成を示す縦断面図である。同図において、901は電子
機器本体、902は表示器、903は自己復帰型のプッ
シュスイッチ、904は液晶表示器(以下、LCDと記
述する)、905は操作入力手段であるキーボード、9
06は演算処理や電源供給等の各種制御を行うメイン基
板である。表示器902は、不図示のヒンジにより任意
の角度に保持可能に電子機器本体901に回動可能に取
り付けられている。
た表示器のロック機構に表示器の開閉状態を検知する検
知機構を設けた図8とは異なる従来の電子機器の要部構
成を示す縦断面図である。同図において、901は電子
機器本体、902は表示器、903は自己復帰型のプッ
シュスイッチ、904は液晶表示器(以下、LCDと記
述する)、905は操作入力手段であるキーボード、9
06は演算処理や電源供給等の各種制御を行うメイン基
板である。表示器902は、不図示のヒンジにより任意
の角度に保持可能に電子機器本体901に回動可能に取
り付けられている。
【0006】電子機器本体901には、表示器902を
閉状態でロックするロック摘み907が軸907aによ
り回動可能に保持され、不図示の部分で矢印方向にバネ
等により付勢されている。ロック摘み907には、電子
機器本体901の内部側に位置するロックフック907
bが設けられている。このロックフック907bの下方
にプッシュスイッチ903が不図示の部分で電子機器本
体901内に固定されている。プッシュスイッチ903
は、ケーブル908を介してメイン基板906と電気的
に接続されている。また、表示器902の手前側には凸
部904aが設けられ、この凸部904aには、表示器
902が閉状態のときロックフック907bが係合する
係合孔904bが穿設されている。電子機器本体901
には、表示器902を閉じたとき凸部904aが挿通す
る挿通孔901aが穿設されている。
閉状態でロックするロック摘み907が軸907aによ
り回動可能に保持され、不図示の部分で矢印方向にバネ
等により付勢されている。ロック摘み907には、電子
機器本体901の内部側に位置するロックフック907
bが設けられている。このロックフック907bの下方
にプッシュスイッチ903が不図示の部分で電子機器本
体901内に固定されている。プッシュスイッチ903
は、ケーブル908を介してメイン基板906と電気的
に接続されている。また、表示器902の手前側には凸
部904aが設けられ、この凸部904aには、表示器
902が閉状態のときロックフック907bが係合する
係合孔904bが穿設されている。電子機器本体901
には、表示器902を閉じたとき凸部904aが挿通す
る挿通孔901aが穿設されている。
【0007】表示器902は、前述したように凸部90
4aが挿通孔901aを挿通して係合孔904bにロッ
クフック907bが係合することにより閉状態において
ロックされる。また、このとき凸部904aがプッシュ
スイッチ903のアクチュエータ903aを押下し、L
CD904の電源供給を遮断する等の制御を行う。
4aが挿通孔901aを挿通して係合孔904bにロッ
クフック907bが係合することにより閉状態において
ロックされる。また、このとき凸部904aがプッシュ
スイッチ903のアクチュエータ903aを押下し、L
CD904の電源供給を遮断する等の制御を行う。
【0008】なお、表示器902の閉状態において、ロ
ック摘み907を手前側から押すことにより表示器90
2のロック状態を解除することができる。
ック摘み907を手前側から押すことにより表示器90
2のロック状態を解除することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た図8の従来例にあっては、電子機器の外観に凸部80
2aや凹部801aが見えるため、デザイン的に外観を
損なうという問題点があった。
た図8の従来例にあっては、電子機器の外観に凸部80
2aや凹部801aが見えるため、デザイン的に外観を
損なうという問題点があった。
【0010】また、上述した図9の従来例にあっては、
凸部904aが挿通する挿通孔901aから電子機器本
体901内に異物が入りやすいという問題点があった。
凸部904aが挿通する挿通孔901aから電子機器本
体901内に異物が入りやすいという問題点があった。
【0011】上述した問題点を解決するために、表示器
の回動中心であるヒンジ付近に開閉検知スイッチを配設
し、表示器側にスイッチ押部を設けることにより、電子
機器本体内部で表示器の開閉を検知する方法が考えられ
るが、ヒンジの回転トルクは、表示器を任意の角度で保
持する必要があるため非常に高く、表示器の開閉を行っ
たとき、ヒンジ取付部の撓み等で電子機器本体と表示器
の回動中心ずれが発生し、開閉検知スイッチとスイッチ
押部の位置がずれて検知不良を起こす恐れがあった。
の回動中心であるヒンジ付近に開閉検知スイッチを配設
し、表示器側にスイッチ押部を設けることにより、電子
機器本体内部で表示器の開閉を検知する方法が考えられ
るが、ヒンジの回転トルクは、表示器を任意の角度で保
持する必要があるため非常に高く、表示器の開閉を行っ
たとき、ヒンジ取付部の撓み等で電子機器本体と表示器
の回動中心ずれが発生し、開閉検知スイッチとスイッチ
押部の位置がずれて検知不良を起こす恐れがあった。
【0012】本発明は上述した従来の技術の有するこの
ような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、簡単な補正機構により表示器の開閉時の
回動中心ずれを補正し、表示器の開閉を確実に検知でき
る電子機器を提供しようとするものである。
ような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、簡単な補正機構により表示器の開閉時の
回動中心ずれを補正し、表示器の開閉を確実に検知でき
る電子機器を提供しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の電子機器は、表示器が任意の角度に保
持可能なヒンジ機構により電子機器本体に開閉自在に支
持されて前記電子機器本体の蓋を兼用する電子機器にお
いて、前記電子機器本体内に前記表示器の開閉を検知す
る検知手段と、前記表示器の開閉により発生する前記表
示器と前記検知手段の位置ずれを補正する補正手段とを
具備したことを特徴とする。
に請求項1記載の電子機器は、表示器が任意の角度に保
持可能なヒンジ機構により電子機器本体に開閉自在に支
持されて前記電子機器本体の蓋を兼用する電子機器にお
いて、前記電子機器本体内に前記表示器の開閉を検知す
る検知手段と、前記表示器の開閉により発生する前記表
示器と前記検知手段の位置ずれを補正する補正手段とを
具備したことを特徴とする。
【0014】また、上記目的を達成するために請求項2
記載の電子機器は、請求項1記載の電子機器において、
前記検知手段は、自己復帰型のプッシュスイッチであ
り、前記補正手段は、前記電子機器本体側に前記ヒンジ
機構と略同心上に設けられた位置決め用の軸受部と係合
する軸部と、前記表示器の開閉状態により前記プッシュ
スイッチを押圧操作するスイッチ押圧部と、前記表示器
の平面方向には自由に移動可能で厚み方向には移動不可
能に規制された保持部と、前記軸部と前記保持部との間
に設けられた弾性変形可能なアーム部とを有する補正部
材であることを特徴とする。
記載の電子機器は、請求項1記載の電子機器において、
前記検知手段は、自己復帰型のプッシュスイッチであ
り、前記補正手段は、前記電子機器本体側に前記ヒンジ
機構と略同心上に設けられた位置決め用の軸受部と係合
する軸部と、前記表示器の開閉状態により前記プッシュ
スイッチを押圧操作するスイッチ押圧部と、前記表示器
の平面方向には自由に移動可能で厚み方向には移動不可
能に規制された保持部と、前記軸部と前記保持部との間
に設けられた弾性変形可能なアーム部とを有する補正部
材であることを特徴とする。
【0015】また、上記目的を達成するために請求項3
記載の電子機器は、請求項1または2記載の電子機器に
おいて、前記表示器は、液晶表示器であることを特徴と
する。
記載の電子機器は、請求項1または2記載の電子機器に
おいて、前記表示器は、液晶表示器であることを特徴と
する。
【0016】また、上記目的を達成するために請求項4
記載の電子機器は、請求項1,2または3記載の電子機
器において、前記電子機器は、ノート型パーナルコンピ
ュータであることを特徴とする。
記載の電子機器は、請求項1,2または3記載の電子機
器において、前記電子機器は、ノート型パーナルコンピ
ュータであることを特徴とする。
【0017】また、上記目的を達成するために請求項5
記載の電子機器は、請求項1,2または3記載の電子機
器において、前記電子機器は、ラップトップ型ワードプ
ロセッサであることを特徴とする。
記載の電子機器は、請求項1,2または3記載の電子機
器において、前記電子機器は、ラップトップ型ワードプ
ロセッサであることを特徴とする。
【0018】また、上記目的を達成するために請求項6
記載の電子機器は、請求項1,2または3記載の電子機
器において、前記電子機器は、電子手帳であることを特
徴とする。
記載の電子機器は、請求項1,2または3記載の電子機
器において、前記電子機器は、電子手帳であることを特
徴とする。
【0019】更に、上記目的を達成するために請求項7
記載の電子機器は、請求項1,2または3記載の電子機
器において、前記電子機器は、ビデオカメラであること
を特徴とする。
記載の電子機器は、請求項1,2または3記載の電子機
器において、前記電子機器は、ビデオカメラであること
を特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1〜図7に基づき説明する。
1〜図7に基づき説明する。
【0021】図1は本発明の第1の実施の形態に係る電
子機器の構成を示す外観斜視図であり、この図1の場合
の電子機器は、ノート型パーナルコンピュータを例示し
ている。図1中、101は電子機器本体、102は表示
器である。この表示器102は電子機器本体101の略
後端にヒンジ機構であるチルト103(図3参照)によ
り任意の角度に保持可能に取り付けられている。表示器
102の両側にはロック爪102aが設けられ、これら
のロック爪102aに対応して電子機器本体101の両
側にはロック孔101aが設けられている。そして、表
示器102を閉じるとロック爪102aがロック孔10
1aに係合し、表示器102が閉状態でロックされるよ
うになっている。
子機器の構成を示す外観斜視図であり、この図1の場合
の電子機器は、ノート型パーナルコンピュータを例示し
ている。図1中、101は電子機器本体、102は表示
器である。この表示器102は電子機器本体101の略
後端にヒンジ機構であるチルト103(図3参照)によ
り任意の角度に保持可能に取り付けられている。表示器
102の両側にはロック爪102aが設けられ、これら
のロック爪102aに対応して電子機器本体101の両
側にはロック孔101aが設けられている。そして、表
示器102を閉じるとロック爪102aがロック孔10
1aに係合し、表示器102が閉状態でロックされるよ
うになっている。
【0022】104は表示器102のLCD(液晶ディ
スプレイ)、105は電子機器本体101に設けられた
入力手段であるキーボード、106は電子機器本体10
1に設けられた入力手段であるポインティングデバイ
ス、107は電子機器本体101に設けられた電源であ
るバッテリー、108は電子機器本体101に設けられ
た外部記憶装置であるフロッピーディスクドライブ、1
09は電子機器本体101に内蔵されたPC(パーソナ
ルコンピュータ)カードスロットの蓋、110は電子機
器本体101に設けられた電源の表示ランプを兼ねた電
源スイッチ、111は電子機器本体101に設けられた
各内部デバイスの動作状態を表示する表示窓、112は
外装部品であるチルトカバーである。
スプレイ)、105は電子機器本体101に設けられた
入力手段であるキーボード、106は電子機器本体10
1に設けられた入力手段であるポインティングデバイ
ス、107は電子機器本体101に設けられた電源であ
るバッテリー、108は電子機器本体101に設けられ
た外部記憶装置であるフロッピーディスクドライブ、1
09は電子機器本体101に内蔵されたPC(パーソナ
ルコンピュータ)カードスロットの蓋、110は電子機
器本体101に設けられた電源の表示ランプを兼ねた電
源スイッチ、111は電子機器本体101に設けられた
各内部デバイスの動作状態を表示する表示窓、112は
外装部品であるチルトカバーである。
【0023】なお、表示器102の開閉を検知する開閉
検知手段は、表示器102のA部内に内蔵されているた
め、図1においては現れていない。
検知手段は、表示器102のA部内に内蔵されているた
め、図1においては現れていない。
【0024】図2は表示器102の開閉を検知する開閉
検知手段の構成を示す分解斜視図、図3は図2のB部の
分解斜視図である。
検知手段の構成を示す分解斜視図、図3は図2のB部の
分解斜視図である。
【0025】図3において、チルト103はチルト軸1
03aに取り付け板を兼ねた摩擦板103bを巻き付
け、その摩擦力により表示器102を任意の角度に保持
するための保持トルクを得ている。チルト軸103aの
一端部には、電子機器本体101への取り付け用ブラケ
ット103cが取り付けられている。
03aに取り付け板を兼ねた摩擦板103bを巻き付
け、その摩擦力により表示器102を任意の角度に保持
するための保持トルクを得ている。チルト軸103aの
一端部には、電子機器本体101への取り付け用ブラケ
ット103cが取り付けられている。
【0026】図2及び図3において、201は表示器1
02の位置ずれを補正する補正部材で、スイッチ押部2
01a、回転軸201b、位置決め部201c、軸20
1d、アーム部201e及び保持部201fからなり、
表面の摩擦係数が小さく弾性変形可能なPOM(ポリア
セタール)等の合成樹脂により一体形成されている。
02の位置ずれを補正する補正部材で、スイッチ押部2
01a、回転軸201b、位置決め部201c、軸20
1d、アーム部201e及び保持部201fからなり、
表面の摩擦係数が小さく弾性変形可能なPOM(ポリア
セタール)等の合成樹脂により一体形成されている。
【0027】図2及び図3において、表示器102の外
装筐体は、LCDベゼル102bとLCDケース102
cとにより構成されている。LCD104、チルト10
3、ロック爪102a(図1参照)、LCD104とメ
イン基板401(図4〜図7参照)とを電気的に接続す
るフレキシブル基板(以下、LCDフレキと記述する)
202、インバータ基板(不図示)、該インバータ基板
とフレキシブル基板202とを電気的に接続するインバ
ータケーブル(不図示)等の部品は、LCDケース10
2cに取り付けられている。LCDケース102cの内
部には、保持リブ102dとガイドリブ102eが設け
られている。
装筐体は、LCDベゼル102bとLCDケース102
cとにより構成されている。LCD104、チルト10
3、ロック爪102a(図1参照)、LCD104とメ
イン基板401(図4〜図7参照)とを電気的に接続す
るフレキシブル基板(以下、LCDフレキと記述する)
202、インバータ基板(不図示)、該インバータ基板
とフレキシブル基板202とを電気的に接続するインバ
ータケーブル(不図示)等の部品は、LCDケース10
2cに取り付けられている。LCDケース102cの内
部には、保持リブ102dとガイドリブ102eが設け
られている。
【0028】そして、補正部材201をLCDケース1
02c内に、ガイドリブ102eと外側壁102hとの
間にアーム部201eが係合し、保持リブ102dの上
に保持部201fが乗り、軸201dがLCDケース1
02cの半円孔102fに係合するようにセットした
後、LCDベゼル102bをLCDケース102cに被
せ、不図示の部分に設けられた固定用の爪を嵌合し、ビ
ス等の取り付けネジ203によりLCDベゼル102b
とLCDケース102cとを固定する。
02c内に、ガイドリブ102eと外側壁102hとの
間にアーム部201eが係合し、保持リブ102dの上
に保持部201fが乗り、軸201dがLCDケース1
02cの半円孔102fに係合するようにセットした
後、LCDベゼル102bをLCDケース102cに被
せ、不図示の部分に設けられた固定用の爪を嵌合し、ビ
ス等の取り付けネジ203によりLCDベゼル102b
とLCDケース102cとを固定する。
【0029】このとき、LCDベゼル102b内には、
保持リブ102dに対向した位置に保持リブ102g
(図4〜図7参照)が設けられ、保持部201fがスラ
イド可能なように若干の隙間をもって保持部201fを
上下方向に挟んでいる。また、ガイドリブ102eと外
側壁102hとの間の隙間はアーム部201eの幅より
十分広く、軸201dの直径よりも半円孔102fの直
径は十分大きいため、補正部材201は表示器102内
で平面方向には十分移動可能で、厚み方向で保持部20
1fが保持された状態となっている。
保持リブ102dに対向した位置に保持リブ102g
(図4〜図7参照)が設けられ、保持部201fがスラ
イド可能なように若干の隙間をもって保持部201fを
上下方向に挟んでいる。また、ガイドリブ102eと外
側壁102hとの間の隙間はアーム部201eの幅より
十分広く、軸201dの直径よりも半円孔102fの直
径は十分大きいため、補正部材201は表示器102内
で平面方向には十分移動可能で、厚み方向で保持部20
1fが保持された状態となっている。
【0030】図3において、電子機器本体101上に
は、補正部材201の位置決め用の軸受リブ101bが
設けられ、その付近にはアクチュエータ204aを有す
る自己復帰型のプッシュスイッチ204がプリント基板
205に実装されて配置されている。このプリント基板
205には、プッシュスイッチ204の他に表示窓11
1と電源ランプを発光させる発光ダイオードや、電源ス
イッチとなるタクトスイッチや、その他の部品が不図示
の部分に実装されており、不図示の部分でメイン基板4
01にフレキシブルケーブル等で電気的に接続されてい
る。
は、補正部材201の位置決め用の軸受リブ101bが
設けられ、その付近にはアクチュエータ204aを有す
る自己復帰型のプッシュスイッチ204がプリント基板
205に実装されて配置されている。このプリント基板
205には、プッシュスイッチ204の他に表示窓11
1と電源ランプを発光させる発光ダイオードや、電源ス
イッチとなるタクトスイッチや、その他の部品が不図示
の部分に実装されており、不図示の部分でメイン基板4
01にフレキシブルケーブル等で電気的に接続されてい
る。
【0031】表示器102の電子機器本体101への取
り付けは、まず、LCDフレキ202とインバータケー
ブル(不図示)とを不図示の部分でメイン基板401に
接続する。次に補正部材201の回転軸201bが軸受
リブ101bと嵌合するように位置決め部201c,2
01c相互間に軸受リブ101bを挟むように取り付け
ながら、回転軸201bを軸受リブ101bの半円孔1
01eに係合し、電子機器本体101内に設けられた取
付ボス101cに、取付用ブラケット103cに設けら
れた取付孔103dを整合し、ビス等の取付ネジ206
により取付用ブラケット103cを取付ボス101cに
固定する。
り付けは、まず、LCDフレキ202とインバータケー
ブル(不図示)とを不図示の部分でメイン基板401に
接続する。次に補正部材201の回転軸201bが軸受
リブ101bと嵌合するように位置決め部201c,2
01c相互間に軸受リブ101bを挟むように取り付け
ながら、回転軸201bを軸受リブ101bの半円孔1
01eに係合し、電子機器本体101内に設けられた取
付ボス101cに、取付用ブラケット103cに設けら
れた取付孔103dを整合し、ビス等の取付ネジ206
により取付用ブラケット103cを取付ボス101cに
固定する。
【0032】この後、チルトカバー112を上から被
せ、ビス等の取付ネジ207,208を後方から締め付
ける。即ち、一方の取付ネジ207は、チルトカバー1
12の取付孔112aから電子機器本体101の貫通孔
101dを通り、取付用ブラケット103cに設けられ
た取付用バーリングネジ孔103eに締め付ける。他方
の取付ネジ208は、チルトカバー112の不図示の取
付孔からコネクタシャーシ403(図4〜図7参照)に
設けられた取付用バーリングネジ孔403aに締め付け
る。このとき、チルトカバー112の内部に設けられた
押さえリブ112bが位置決め部201c,201c相
互間に係合し、回転軸201bを上方から押さえてい
る。
せ、ビス等の取付ネジ207,208を後方から締め付
ける。即ち、一方の取付ネジ207は、チルトカバー1
12の取付孔112aから電子機器本体101の貫通孔
101dを通り、取付用ブラケット103cに設けられ
た取付用バーリングネジ孔103eに締め付ける。他方
の取付ネジ208は、チルトカバー112の不図示の取
付孔からコネクタシャーシ403(図4〜図7参照)に
設けられた取付用バーリングネジ孔403aに締め付け
る。このとき、チルトカバー112の内部に設けられた
押さえリブ112bが位置決め部201c,201c相
互間に係合し、回転軸201bを上方から押さえてい
る。
【0033】図4〜図7は、本実施の形態に係る電子機
器の表示器102の開閉検知方法を説明するための縦断
面図である。図4〜図7において、401は演算処理、
電源供給等の各種制御を行うメイン基板、402はメイ
ン基板401に実装された外部接続用インターフェース
コネクタ、403は外部接続用インターフェースコネク
タ402を取り付けるコネクタシャーシ、404はコネ
クタカバーである。
器の表示器102の開閉検知方法を説明するための縦断
面図である。図4〜図7において、401は演算処理、
電源供給等の各種制御を行うメイン基板、402はメイ
ン基板401に実装された外部接続用インターフェース
コネクタ、403は外部接続用インターフェースコネク
タ402を取り付けるコネクタシャーシ、404はコネ
クタカバーである。
【0034】補正部材201の回転軸201bは軸受リ
ブ101bに受けられ、上から押さえリブ112bによ
り押さえられ、更に位置決め部201c,201cは軸
受リブ101bを挟んでいるため、補正部材201は左
右方向に動かないように規制されている。このため、補
正部材201は電子機器本体101上で位置ずれを起こ
さずに回転するようになっている。また、保持部201
fはスライド可能なように若干の隙間をもって保持リブ
102d,102g相互間に挟まれている。
ブ101bに受けられ、上から押さえリブ112bによ
り押さえられ、更に位置決め部201c,201cは軸
受リブ101bを挟んでいるため、補正部材201は左
右方向に動かないように規制されている。このため、補
正部材201は電子機器本体101上で位置ずれを起こ
さずに回転するようになっている。また、保持部201
fはスライド可能なように若干の隙間をもって保持リブ
102d,102g相互間に挟まれている。
【0035】図4は表示器102を開いた状態であり、
略無負荷状態のためと表示器102の回動中心は略一致
しており、アーム部201eは変形していない。また、
スイッチ押部201aはアクチュエータ204aを押し
ていないのでプッシュスイッチ204はオフ状態にあっ
て通電していない。
略無負荷状態のためと表示器102の回動中心は略一致
しており、アーム部201eは変形していない。また、
スイッチ押部201aはアクチュエータ204aを押し
ていないのでプッシュスイッチ204はオフ状態にあっ
て通電していない。
【0036】このような状態から表示器102を閉じる
方向に回動させると、保持部201fは保持リブ102
dに押され、回転軸201bを中心に補正部材201を
回転させ、スイッチ押部201aがアクチュエータ20
4aを押し始める。
方向に回動させると、保持部201fは保持リブ102
dに押され、回転軸201bを中心に補正部材201を
回転させ、スイッチ押部201aがアクチュエータ20
4aを押し始める。
【0037】図5はプッシュスイッチ204がオンして
通電する位置にアクチュエータ204aを押し下げた状
態を示しており、プッシュスイッチ204がオンして通
電することにより、メイン基板401はLCD104の
電源供給を遮断する等の制御を行う。
通電する位置にアクチュエータ204aを押し下げた状
態を示しており、プッシュスイッチ204がオンして通
電することにより、メイン基板401はLCD104の
電源供給を遮断する等の制御を行う。
【0038】図5において、2点鎖線で示された外形線
は、補正部材201と回動中心が同じ場合の表示器10
2の位置、即ち無負荷の状態での位置である。ところ
が、実際は表示器102を閉じる方向に回動させていく
と、チルト103の保持トルクが大きいために取付ボス
101c周りの筐体等が撓んでしまい、同図に示すよう
に回動中心ずれが発生してしまう。このような位置ずれ
が発生しても、回転軸201bは電子機器本体101側
に設けられた軸受リブ101bと押さえリブ112bに
より受けられているため、プッシュスイッチ204との
位置ずれは起こさず、アーム部201eの弾性変形と保
持部201fが保持リブ102d,102g相互間をス
ライドすることにより、表示器102の位置ずれを補正
している。
は、補正部材201と回動中心が同じ場合の表示器10
2の位置、即ち無負荷の状態での位置である。ところ
が、実際は表示器102を閉じる方向に回動させていく
と、チルト103の保持トルクが大きいために取付ボス
101c周りの筐体等が撓んでしまい、同図に示すよう
に回動中心ずれが発生してしまう。このような位置ずれ
が発生しても、回転軸201bは電子機器本体101側
に設けられた軸受リブ101bと押さえリブ112bに
より受けられているため、プッシュスイッチ204との
位置ずれは起こさず、アーム部201eの弾性変形と保
持部201fが保持リブ102d,102g相互間をス
ライドすることにより、表示器102の位置ずれを補正
している。
【0039】図6は表示器102を完全に閉じた状態を
示す。スイッチ押部201aはアクチュエータ204a
を全ストローク押し切っており、LCD104の電源供
給を遮断する等の制御が継続して行われている。また、
表示器102は略無負荷状態となり、アーム部201e
は自身の弾性復帰力により変形前の状態に戻る。
示す。スイッチ押部201aはアクチュエータ204a
を全ストローク押し切っており、LCD104の電源供
給を遮断する等の制御が継続して行われている。また、
表示器102は略無負荷状態となり、アーム部201e
は自身の弾性復帰力により変形前の状態に戻る。
【0040】図7は表示器102を開く方向に回動させ
た状態を示しており、同図はスイッチ押部201aがプ
ッシュスイッチ204から離れ、アクチュエータ204
aが自己復帰しプッシュスイッチ204がオフになって
通電が遮断された状態である。ここでメイン基板401
はLCD104に電源供給を開始する等の制御を行う。
同図においても、図5と同様に無負荷状態では2点鎖線
の状態にあるべき位置ずれを、アーム部201eと保持
部201fとが補正するため、スイッチ押部201aは
位置ずれを起こさない。
た状態を示しており、同図はスイッチ押部201aがプ
ッシュスイッチ204から離れ、アクチュエータ204
aが自己復帰しプッシュスイッチ204がオフになって
通電が遮断された状態である。ここでメイン基板401
はLCD104に電源供給を開始する等の制御を行う。
同図においても、図5と同様に無負荷状態では2点鎖線
の状態にあるべき位置ずれを、アーム部201eと保持
部201fとが補正するため、スイッチ押部201aは
位置ずれを起こさない。
【0041】図5及び図7の状態で表示器102の回動
動作をやめると、表示器102は無負荷状態になり2点
鎖線の位置に移動する。このとき、アーム部201eは
弾性変形しない状態に戻るだけで、回転軸210bや位
置決め部210cは回動せず、スイッチ押部201aと
アクチュエータ204aの位置関係は変化しないため、
表示器102の位置ずれによる開閉検知不良を防止する
ことができる。
動作をやめると、表示器102は無負荷状態になり2点
鎖線の位置に移動する。このとき、アーム部201eは
弾性変形しない状態に戻るだけで、回転軸210bや位
置決め部210cは回動せず、スイッチ押部201aと
アクチュエータ204aの位置関係は変化しないため、
表示器102の位置ずれによる開閉検知不良を防止する
ことができる。
【0042】以上説明したように、本実施の形態に係る
電子機器によれば、表示器102が任意の角度に保持可
能なチルト103により電子機器本体101に開閉自在
に支持されて電子機器本体101の蓋を兼用する電子機
器において、電子機器本体101内に表示器102の開
閉を検知するプッシュスイッチ204と、表示器102
の開閉により発生する表示器102とプッシュスイッチ
204の位置ずれを補正する補正部材201とを具備し
たことにより、表示器102の位置ずれを補正し、筐体
内に特殊なスイッチではなく一般的な自己復帰型のプッ
シュスイッチ204により表示器102の開閉を確実に
検知できるため、外観を損なうこともなく、電子機器本
体101内への異物の進入も防止できる。
電子機器によれば、表示器102が任意の角度に保持可
能なチルト103により電子機器本体101に開閉自在
に支持されて電子機器本体101の蓋を兼用する電子機
器において、電子機器本体101内に表示器102の開
閉を検知するプッシュスイッチ204と、表示器102
の開閉により発生する表示器102とプッシュスイッチ
204の位置ずれを補正する補正部材201とを具備し
たことにより、表示器102の位置ずれを補正し、筐体
内に特殊なスイッチではなく一般的な自己復帰型のプッ
シュスイッチ204により表示器102の開閉を確実に
検知できるため、外観を損なうこともなく、電子機器本
体101内への異物の進入も防止できる。
【0043】なお、上記実施の形態によれば、補正部材
201は一体形成された合成樹脂製部品として説明した
が、これに限られるものではなく、アーム部201eの
みバネ性をもった金属板により形成し、他の部品との溶
着や、インサート成形等により結合しても同様の効果が
得られる。
201は一体形成された合成樹脂製部品として説明した
が、これに限られるものではなく、アーム部201eの
みバネ性をもった金属板により形成し、他の部品との溶
着や、インサート成形等により結合しても同様の効果が
得られる。
【0044】また、電子機器としてノート型パソコンを
例示して表示器の開閉検知手段について説明したが、こ
れに限られるものではなく、ワープロ、電子手帳、ビデ
オカメラ等の表示器が電子機器本体に対して閉状態にお
いて蓋となる他の電子機器にも適用可能であるとはいう
までもない。
例示して表示器の開閉検知手段について説明したが、こ
れに限られるものではなく、ワープロ、電子手帳、ビデ
オカメラ等の表示器が電子機器本体に対して閉状態にお
いて蓋となる他の電子機器にも適用可能であるとはいう
までもない。
【0045】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の電子機器に
よれば、簡単な構成の補正部材を設けるだけで表示器の
位置ずれを補正し、筐体内において特殊なスイッチでは
なく一般的な自己復帰型のプッシュスイッチにより表示
器の開閉を確実に検知できるため、外観を損なうことも
なく、電子機器本体内への異物の進入も防止できるとい
う効果を奏する。
よれば、簡単な構成の補正部材を設けるだけで表示器の
位置ずれを補正し、筐体内において特殊なスイッチでは
なく一般的な自己復帰型のプッシュスイッチにより表示
器の開閉を確実に検知できるため、外観を損なうことも
なく、電子機器本体内への異物の進入も防止できるとい
う効果を奏する。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る電子機器の構
成を示す外観斜視図である。
成を示す外観斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る電子機器にお
ける表示器の開閉を検知する開閉検知手段の構成を示す
分解斜視図である。
ける表示器の開閉を検知する開閉検知手段の構成を示す
分解斜視図である。
【図3】図2のB部の分解斜視図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る電子機器にお
ける表示器の開閉検知方法を説明するための縦断面図で
ある。
ける表示器の開閉検知方法を説明するための縦断面図で
ある。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係る電子機器にお
ける表示器の開閉検知方法を説明するための縦断面図で
ある。
ける表示器の開閉検知方法を説明するための縦断面図で
ある。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係る電子機器にお
ける表示器の開閉検知方法を説明するための縦断面図で
ある。
ける表示器の開閉検知方法を説明するための縦断面図で
ある。
【図7】本発明の第1の実施の形態に係る電子機器にお
ける表示器の開閉検知方法を説明するための縦断面図で
ある。
ける表示器の開閉検知方法を説明するための縦断面図で
ある。
【図8】従来の電子機器における表示器の開閉検知方法
を説明するための縦断面図である。
を説明するための縦断面図である。
【図9】図8とは異なる従来の電子機器における表示器
の開閉検知方法を説明するための縦断面図である。
の開閉検知方法を説明するための縦断面図である。
101 電子機器本体 101a ロック孔 101b 軸受リブ 101c 取付ボス 101d 貫通孔 101e 半円孔 102 表示器 102a ロック爪 102b LCDベゼル 102c LCDケース 102d 保持リブ 102e ガイドリブ 102f 半円孔 102g 保持リブ 102h 外側壁 103 チルト(ヒンジ機構) 103a チルト軸 103b 摩擦板 103c 取付用ブラケット 103d 取付孔 103e バーリングネジ孔 104 LCD(液晶ディスプレイ) 105 キーボード 106 ポインティングデバイス 107 バッテリー 108 フロッピーディスクドライブ 109 蓋 110 電源スイッチ 111 表示窓 112 チルトカバー 112a 取付孔 112b 押さえリブ 201 補正部材 201a スイッチ押部 201b 回転軸 201c 位置決め部 201d 軸 201e アーム部 201f 保持部 202 フレキシブル基板(LCDフレキ) 203 取付ネジ 204 プッシュスイッチ 204a アクチュエータ 205 プリント基板 206 取付ネジ 207 取付ネジ 208 取付ネジ 401 メイン基板 402 コネクタ 403 コネクタシャーシ 404 コネクタカバー
Claims (7)
- 【請求項1】 表示器が任意の角度に保持可能なヒンジ
機構により電子機器本体に開閉自在に支持されて前記電
子機器本体の蓋を兼用する電子機器において、前記電子
機器本体内に前記表示器の開閉を検知する検知手段と、
前記表示器の開閉により発生する前記表示器と前記検知
手段の位置ずれを補正する補正手段とを具備したことを
特徴とする電子機器。 - 【請求項2】 前記検知手段は、自己復帰型のプッシュ
スイッチであり、前記補正手段は、前記電子機器本体側
に前記ヒンジ機構と略同心上に設けられた位置決め用の
軸受部と係合する軸部と、前記表示器の開閉状態により
前記プッシュスイッチを押圧操作するスイッチ押圧部
と、前記表示器の平面方向には自由に移動可能で厚み方
向には移動不可能に規制された保持部と、前記軸部と前
記保持部との間に設けられた弾性変形可能なアーム部と
を有する補正部材であることを特徴とする請求項1記載
の電子機器。 - 【請求項3】 前記表示器は、液晶表示器であることを
特徴とする請求項1または2記載の記載の電子機器。 - 【請求項4】 前記電子機器は、ノート型パーナルコン
ピュータであることを特徴とする請求項1,2または3
記載の電子機器。 - 【請求項5】 前記電子機器は、ラップトップ型ワード
プロセッサであることを特徴とする請求項1,2または
3記載の電子機器。 - 【請求項6】 前記電子機器は、電子手帳であることを
特徴とする請求項1,2または3記載の電子機器。 - 【請求項7】 前記電子機器は、ビデオカメラであるこ
とを特徴とする請求項1,2または3記載の電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9257930A JPH1185320A (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | 電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9257930A JPH1185320A (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | 電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1185320A true JPH1185320A (ja) | 1999-03-30 |
Family
ID=17313180
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9257930A Pending JPH1185320A (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | 電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1185320A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002217800A (ja) * | 2000-12-26 | 2002-08-02 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 伝送装置、コンピュータシステムおよび開閉構造体 |
JP2006065739A (ja) * | 2004-08-30 | 2006-03-09 | Sony Corp | 情報処理機器 |
JP2012212444A (ja) * | 2012-05-30 | 2012-11-01 | Fujitsu Ltd | 電子機器 |
JP2014086978A (ja) * | 2012-10-25 | 2014-05-12 | Nec Personal Computers Ltd | 開閉式電子機器 |
JP2017037595A (ja) * | 2015-08-14 | 2017-02-16 | 富士通株式会社 | 折り畳み型情報処理装置 |
-
1997
- 1997-09-08 JP JP9257930A patent/JPH1185320A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002217800A (ja) * | 2000-12-26 | 2002-08-02 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 伝送装置、コンピュータシステムおよび開閉構造体 |
JP4598267B2 (ja) * | 2000-12-26 | 2010-12-15 | レノボ シンガポール プライヴェート リミテッド | 伝送装置、コンピュータシステムおよび開閉構造体 |
JP2006065739A (ja) * | 2004-08-30 | 2006-03-09 | Sony Corp | 情報処理機器 |
JP2012212444A (ja) * | 2012-05-30 | 2012-11-01 | Fujitsu Ltd | 電子機器 |
JP2014086978A (ja) * | 2012-10-25 | 2014-05-12 | Nec Personal Computers Ltd | 開閉式電子機器 |
JP2017037595A (ja) * | 2015-08-14 | 2017-02-16 | 富士通株式会社 | 折り畳み型情報処理装置 |
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