JPH1183787A - バイオセンサ用コネクタ - Google Patents

バイオセンサ用コネクタ

Info

Publication number
JPH1183787A
JPH1183787A JP9257671A JP25767197A JPH1183787A JP H1183787 A JPH1183787 A JP H1183787A JP 9257671 A JP9257671 A JP 9257671A JP 25767197 A JP25767197 A JP 25767197A JP H1183787 A JPH1183787 A JP H1183787A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
biosensor
connector
continuity
electrode lead
electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9257671A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3455939B2 (ja
Inventor
Masao Goto
正男 後藤
Hiroki Mure
博樹 牟礼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nok Corp filed Critical Nok Corp
Priority to JP25767197A priority Critical patent/JP3455939B2/ja
Publication of JPH1183787A publication Critical patent/JPH1183787A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3455939B2 publication Critical patent/JP3455939B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 作用極と対極とを対面構造をとるように配置
した酸化還元酵素固定化バイオセンサの各電極リード部
と接続され、そこに導通を確保させるバイオセンサ用コ
ネクタを提供する。 【解決手段】 (1)作用極と対極とを対面構造をとるよ
うに配置した酸化還元酵素固定化バイオセンサの各電極
リード部が挿入される、凹部表面に導通端子を備えた絶
縁凹部を設けたバイオセンサ用コネクタまたは (2)作用極と対極とを対面構造をとるように配置した酸
化還元酵素固定化バイオセンサの各電極リード部間に挿
入される、表面に導通端子を備えた絶縁体よりなるバイ
オセンサ用コネクタ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バイオセンサ用コ
ネクタに関する。更に詳しくは、作用極と対極とを対面
構造をとるように配置した酸化還元酵素固定化バイオセ
ンサの各電極リード部との接続に用いられるコネクタに
関する。
【0002】
【従来の技術】グルコースオキシダーゼを作用極上に固
定化せしめた従来のグルコースバイオセンサにあって
は、作用極以外に対極あるいは対極と参照極とが平面状
基板の同一面上に配置されている。このような電極配置
のグルコースバイオセンサにおいて、測定サンプルを作
用極に接触させるには2つの方法がとられている。
【0003】その第1の方法は、直接測定サンプルを作
用極上に滴下する方法であるが、この方法ではサンプリ
ングから滴下迄手間と時間を要するという問題がある。
その第2の方法は、電極基板の上に溝を有するスペーサ
を配置し、その上に更に空気孔を設けたカバーを配置し
た構造のものを用いるという方法である。この方法で
は、測定サンプルが直接作用極上に導かれるため手間や
時間がとられないという利点がある反面、空気孔の設置
を必要とするなど、素子製作において煩雑な工程を必要
とするという欠点を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本出願人は先
に、グルコースオキシダーゼを電極上に固定化せしめた
グルコースバイオセンサであって、製作および測定が容
易であり、従って使い捨てグルコースバイオセンサとし
て好適なものとして、作用極および対極とを対面構造を
とるように配置し、より具体的には作用極を配置した基
板と対極を配置した基板との間にスペーサを介在させる
ことにより対面構造をとるように配置したものを提案し
ている(特願平8-175585号)。
【0005】かかるグルコースオキシダーゼは、微量サ
ンプルでも測定を可能とするという所期の目的は達成さ
せるものの、電気的導通を確保するためのリード部が、
内部で向き合っている構造をとるため、バイオセンサを
電気的測定装置に付属するコネクタに挿入して電気的導
通を確保することは、従来のコネクタでは困難である。
【0006】本発明の目的は、作用極と対極とを対面構
造をとるように配置した酸化還元酵素固定化バイオセン
サの各電極リード部と接続され、そこに導通を確保させ
るバイオセンサ用コネクタを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる本発明の目的は、 (1)作用極と対極とを対面構造をとるように配置した酸
化還元酵素固定化バイオセンサの各電極リード部が挿入
される、凹部表面に導通端子を備えた絶縁凹部を設けた
バイオセンサ用コネクタまたは (2)作用極と対極とを対面構造をとるように配置した酸
化還元酵素固定化バイオセンサの各電極リード部間に挿
入される、表面に導通端子を備えた絶縁体よりなるバイ
オセンサ用コネクタによって達成される。
【0008】
【発明の実施の形態】図1には、作用極と対極とを対面
構造をとるように配置した酸化還元酵素固定化バイオセ
ンサの一態様が斜視図として示されている。この態様に
おいては、2枚の基板1,2の間にスペーサ3が両面接着剤
層6,7を介して挟着され、それぞれの基板の内面側に作
用極4および対極(図示されていない)が、またそれらの
リード部8,9(図2参照)がそれぞれ設けられている。な
お、符号10は、絶縁膜を指している。
【0009】図2に示されるように、上記(1)のバイオセ
ンサ用コネクタには、このような各電極リード部8,9が
挿入される絶縁凹部11,12が設けられており、これらの
絶縁凹部11,12の凹部表面にはそれぞれ導通端子13,14が
備えられている。このような絶縁凹部11,12は、導通端
子13,14を両面に備えた絶縁体15に絶縁性ハウジング19,
19′を組合せることによって形成される。その絶縁体
は、ABS樹脂、フェノール樹脂等のプラスチック材料か
ら形成され、約0.1〜0.5mm程度の厚さを有するものが用
いられる。また、ハウジング材料としても、絶縁体材料
と同様のものが用いられる。この場合に設けられる絶縁
凹部は、作用極リード部および対極リード部に対応して
2ケ所であるが、参照極が設けられた場合には、そのリ
ード部用と合せて3ケ所設けられる。
【0010】絶縁凹部の凹部表面に備えられる導通端子
は、銅、金メッキ銅、金、白金、カーボン等から形成さ
れ、電気的耐久性、電気的導通性、価格などの点から金
メッキ銅が好ましく、またその形状としてはプローブ
状、板バネ状などであり得、構造の容易性や価格の点か
らは板バネ状(図2〜3参照)であることが好ましい。
【0011】更に、センサが微小サイズ(長さ10〜30mm
程度、厚さ0.8mm程度)であり、そこに設けられるセンサ
リード部の挿入を容易かつ確実ならしめるために、図3
に示されるように、絶縁凹部がテーパ付ガイド部16,17
を有していることが好ましく、その場合には絶縁凹部11
と12との間に設けられる絶縁体15の長さを短かく設定す
ることが好ましい。
【0012】また、図4〜5に示されるように、前記(2)
のバイオセンサ用コネクタにあっては、電極と同様に対
面している各電極リード部8,9間に挿入される絶縁体20
よりコネクタが形成されており、この絶縁体20の両面に
導通端子21,22を備えている。各電極リード部8−9間の
間隔が絶縁体20の厚みより小さい場合(図4参照)あるい
はテーパー状になっている場合には、基板1,2として用
いられるポリエチレンテレフタレートシートなどの弾性
と反発力とにより、絶縁体の挟着、ひいては導通が確保
される。また、各電極リード部8−9間の間隔の方が絶縁
体20の厚みよりも大きい場合には(図5参照)、基板1,2を
挟着させる板バネ23,24を備えたコネクタが用いられ、
絶縁体の挟着、ひいては導通が確保される。板バネは、
任意の方法で絶縁体サイドに支軸させることができる。
【0013】
【発明の効果】本発明に係るコネクタは、作用極と対極
とを対面構造をとるように配置した酸化還元酵素固定化
バイオセンサの各電極リード部との接続が容易であり、
かつそこでの導通を確実なものとさせる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコネクタが接続されるバイオセン
サの斜視図である。
【図2】本発明第1の実施態様のコネクタの断面図であ
る。
【図3】テーパ付ガイド部を設けたコネクタの断面図で
ある。
【図4】本発明第2の実施態様のコネクタの断面図であ
る。
【図5】板バネで挟着させるコネクタの断面図である。
【符号の説明】
1,2 基板 3 スペーサ 8 作用極リード部 9 対極リード部 11,12 絶縁凹部 13,14,21,22 導通端子 15,20 絶縁体 16,17 テーパ付ガイド部 23,24 板バネ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作用極と対極とを対面構造をとるように
    配置した酸化還元酵素固定化バイオセンサの各電極リー
    ド部が挿入される、凹部表面に導通端子を備えた絶縁凹
    部を設けてなるバイオセンサ用コネクタ。
  2. 【請求項2】 絶縁凹部がテーパ付きガイド部を有して
    いる請求項1記載のバイオセンサ用コネクタ。
  3. 【請求項3】 作用極と対極とを対面構造をとるように
    配置した酸化還元酵素固定化バイオセンサの各電極リー
    ド部間に挿入される、表面に導通端子を備えた絶縁体よ
    りなるバイオセンサ用コネクタ。
  4. 【請求項4】 各電極リード部が設けられた各基板を挟
    着させる板バネを備えた請求項3記載のバイオセンサ用
    コネクタ。
JP25767197A 1997-09-05 1997-09-05 バイオセンサ用コネクタ Expired - Fee Related JP3455939B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25767197A JP3455939B2 (ja) 1997-09-05 1997-09-05 バイオセンサ用コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25767197A JP3455939B2 (ja) 1997-09-05 1997-09-05 バイオセンサ用コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1183787A true JPH1183787A (ja) 1999-03-26
JP3455939B2 JP3455939B2 (ja) 2003-10-14

Family

ID=17309496

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25767197A Expired - Fee Related JP3455939B2 (ja) 1997-09-05 1997-09-05 バイオセンサ用コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3455939B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1357194A3 (en) * 2002-04-26 2004-01-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Adapter for the connection of a biosensor to a measuring device
JP2005517181A (ja) * 2002-02-01 2005-06-09 アボット・ラボラトリーズ 液体サンプルの分析のための電気化学式バイオセンサストリップ
JP2006201154A (ja) * 2004-12-22 2006-08-03 Sumitomo Electric Ind Ltd センサデバイスおよびセンサチップ測定システム
JP2008170452A (ja) * 2002-01-04 2008-07-24 Lifescan Inc 電気化学的接続の形成方法
WO2011049094A1 (ja) * 2009-10-20 2011-04-28 ニプロ株式会社 生体試料検出装置
JP2011095259A (ja) * 2009-10-27 2011-05-12 Lifescan Scotland Ltd 対向電極を備えた複室多検体テストストリップと共に使用するための検査計

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008170452A (ja) * 2002-01-04 2008-07-24 Lifescan Inc 電気化学的接続の形成方法
US7846312B2 (en) 2002-01-04 2010-12-07 Lifescan, Inc. Electrochemical cell connector
JP4659052B2 (ja) * 2002-01-04 2011-03-30 ライフスキャン・インコーポレイテッド 電気的接続の形成方法
JP2005517181A (ja) * 2002-02-01 2005-06-09 アボット・ラボラトリーズ 液体サンプルの分析のための電気化学式バイオセンサストリップ
EP1357194A3 (en) * 2002-04-26 2004-01-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Adapter for the connection of a biosensor to a measuring device
JP2006201154A (ja) * 2004-12-22 2006-08-03 Sumitomo Electric Ind Ltd センサデバイスおよびセンサチップ測定システム
WO2011049094A1 (ja) * 2009-10-20 2011-04-28 ニプロ株式会社 生体試料検出装置
JP2011089781A (ja) * 2009-10-20 2011-05-06 Nipro Corp 生体試料検出装置
JP2011095259A (ja) * 2009-10-27 2011-05-12 Lifescan Scotland Ltd 対向電極を備えた複室多検体テストストリップと共に使用するための検査計

Also Published As

Publication number Publication date
JP3455939B2 (ja) 2003-10-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU745740B2 (en) Sensor connection means
US11517229B2 (en) Biosensing device and activation method thereof
TWI491878B (zh) 具有相對電極之雙腔室多分析物測試條
EP2308991B1 (en) Multi-analyte test strip with inline working electrodes and shared opposing counter/reference electrode
KR20010005569A (ko) 향상된 신호 대 잡음비를 가진 전극
AU6482198A (en) Electrochemical biosensor
JP2003042995A (ja) 熱伝導性センサー
CN104160035A (zh) 具有堆叠单向触点的测试条
JPH1183787A (ja) バイオセンサ用コネクタ
WO2020098583A1 (zh) 用于植入式分析物传感器的固定件和传感器系统
TWI583948B (zh) 具有堆疊的單向接觸墊之面對面式分析測試條
JPH11248667A (ja) バイオセンサ
KR100739865B1 (ko) 바이오센서
KR20160044504A (ko) 외팔보형 접점을 갖는 분석 검사 스트립
US20070062811A1 (en) Bioelectrochemical sensor strip capable of taking trace samples
CN220983183U (zh) 电极芯片及电化学检测装置
JP2004309351A (ja) バイオセンサ
JP2009178367A (ja) バイオセンサ測定装置
KR100656104B1 (ko) 바이오센서
AU784485B2 (en) Sensor connection means

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees