JPH11248667A - バイオセンサ - Google Patents
バイオセンサInfo
- Publication number
- JPH11248667A JPH11248667A JP10064748A JP6474898A JPH11248667A JP H11248667 A JPH11248667 A JP H11248667A JP 10064748 A JP10064748 A JP 10064748A JP 6474898 A JP6474898 A JP 6474898A JP H11248667 A JPH11248667 A JP H11248667A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrates
- electrode
- parts
- lead
- working electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 作用極と対極とを対面構造をとるように配置
したバイオセンサの各電極リード部がコネクタと容易に
接続され、そこに導通を確保させるバイオセンサを提供
する。 【解決手段】 作用極と対極とを対面構造をとるように
内側に設けた2枚の基板の端部を、それぞれ互い違いに
なる位置関係で長さ方向に基板幅の半分以下に切欠き、
そこに露出された各電極リード部を板バネ状端子部を有
するコネクタに接続可能としたバイオセンサ。
したバイオセンサの各電極リード部がコネクタと容易に
接続され、そこに導通を確保させるバイオセンサを提供
する。 【解決手段】 作用極と対極とを対面構造をとるように
内側に設けた2枚の基板の端部を、それぞれ互い違いに
なる位置関係で長さ方向に基板幅の半分以下に切欠き、
そこに露出された各電極リード部を板バネ状端子部を有
するコネクタに接続可能としたバイオセンサ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バイオセンサに関
する。更に詳しくは、作用極と対極とを対面構造をとる
ように配置したバイオセンサに関する。
する。更に詳しくは、作用極と対極とを対面構造をとる
ように配置したバイオセンサに関する。
【0002】
【従来の技術】グルコースオキシダーゼを作用極上に固
定化せしめた従来のグルコースバイオセンサにあって
は、作用極以外に対極あるいは対極と参照極とが平面状
基板の同一面上に配置されている。このような電極配置
のグルコースバイオセンサにおいて、測定サンプルを作
用極に接触させるには2つの方法がとられている。
定化せしめた従来のグルコースバイオセンサにあって
は、作用極以外に対極あるいは対極と参照極とが平面状
基板の同一面上に配置されている。このような電極配置
のグルコースバイオセンサにおいて、測定サンプルを作
用極に接触させるには2つの方法がとられている。
【0003】その第1の方法は、直接測定サンプルを作
用極上に滴下する方法であるが、この方法ではサンプリ
ングから滴下迄手間と時間を要するという問題がある。
その第2の方法は、電極基板の上に溝を有するスペーサ
を配置し、その上に更に空気孔を設けたカバーを配置し
た構造のものを用いるという方法である。この方法で
は、測定サンプルが直接作用極上に導かれるため手間や
時間がとられないという利点がある反面、空気孔の設置
を必要とするなど、素子製作において煩雑な工程を必要
とするという欠点を有している。
用極上に滴下する方法であるが、この方法ではサンプリ
ングから滴下迄手間と時間を要するという問題がある。
その第2の方法は、電極基板の上に溝を有するスペーサ
を配置し、その上に更に空気孔を設けたカバーを配置し
た構造のものを用いるという方法である。この方法で
は、測定サンプルが直接作用極上に導かれるため手間や
時間がとられないという利点がある反面、空気孔の設置
を必要とするなど、素子製作において煩雑な工程を必要
とするという欠点を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本出願人は先
に、グルコースオキシダーゼを電極上に固定化せしめた
グルコースバイオセンサであって、製作および測定が容
易であり、従って使い捨てグルコースバイオセンサとし
て好適なものとして、作用極および対極とを対面構造を
とるように配置し、より具体的には作用極を配置した基
板と対極を配置した基板との間にスペーサを介在させる
ことにより対面構造をとるように配置したものを提案し
ている(特開平10-2874号公報)。
に、グルコースオキシダーゼを電極上に固定化せしめた
グルコースバイオセンサであって、製作および測定が容
易であり、従って使い捨てグルコースバイオセンサとし
て好適なものとして、作用極および対極とを対面構造を
とるように配置し、より具体的には作用極を配置した基
板と対極を配置した基板との間にスペーサを介在させる
ことにより対面構造をとるように配置したものを提案し
ている(特開平10-2874号公報)。
【0005】かかるグルコースオキシダーゼは、微量サ
ンプルでも測定を可能とするという所期の目的は達成さ
せるものの、電気的導通を確保するためのリード部が、
内部で向き合っている構造をとるため、バイオセンサを
電気的測定装置に付属するコネクタに挿入して電気的導
通を確保することは、従来のコネクタでは困難である。
ンプルでも測定を可能とするという所期の目的は達成さ
せるものの、電気的導通を確保するためのリード部が、
内部で向き合っている構造をとるため、バイオセンサを
電気的測定装置に付属するコネクタに挿入して電気的導
通を確保することは、従来のコネクタでは困難である。
【0006】本発明の目的は、作用極と対極とを対面構
造をとるように配置したバイオセンサの各電極リード部
がコネクタと容易に接続され、そこに導通を確保させる
バイオセンサを提供することにある。
造をとるように配置したバイオセンサの各電極リード部
がコネクタと容易に接続され、そこに導通を確保させる
バイオセンサを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる本発明の目的は、
作用極と対極とを対面構造をとるように内側に設けた2
枚の基板の端部を、それぞれ互い違いになる位置関係で
長さ方向に基板幅の半分以下に切欠き、そこに露出され
た各電極リード部を板バネ状端子部を有するコネクタに
接続可能としたバイオセンサによって達成される。
作用極と対極とを対面構造をとるように内側に設けた2
枚の基板の端部を、それぞれ互い違いになる位置関係で
長さ方向に基板幅の半分以下に切欠き、そこに露出され
た各電極リード部を板バネ状端子部を有するコネクタに
接続可能としたバイオセンサによって達成される。
【0008】
【発明の実施の形態】図1には、作用極と対極とを対面
構造をとるように配置したバイオセンサの一態様が斜視
図として示されている。この態様においては、2枚の基
板1,2の間にスペーサ3が両面接着剤層4,5などを介して
挟着され、それぞれの基板の内面側に作用極6および対
極7がそれぞれ設けられている。
構造をとるように配置したバイオセンサの一態様が斜視
図として示されている。この態様においては、2枚の基
板1,2の間にスペーサ3が両面接着剤層4,5などを介して
挟着され、それぞれの基板の内面側に作用極6および対
極7がそれぞれ設けられている。
【0009】2枚の基板1,2の端部8,9は、それぞれ互い
違いになる位置関係で長さ方向に基板幅の半分以下に切
欠き、そこに各電極リード部10,11を露出させる。露出
されたこれらのリード部10,11は、板バネ状端子部12,13
を挿入口14,15内に有するコネクタ16(図2参照)に接続さ
れる。
違いになる位置関係で長さ方向に基板幅の半分以下に切
欠き、そこに各電極リード部10,11を露出させる。露出
されたこれらのリード部10,11は、板バネ状端子部12,13
を挿入口14,15内に有するコネクタ16(図2参照)に接続さ
れる。
【0010】コネクタの板バネ端子部は、銅、銀、金、
白金等の電気的導電材料からも形成し得るが、耐久性、
導通性、価格などの観点からはカーボンを用い、板バネ
を形成し得る適当な電気的導電材料上にスクリーン印刷
法で形成させることが好ましい。
白金等の電気的導電材料からも形成し得るが、耐久性、
導通性、価格などの観点からはカーボンを用い、板バネ
を形成し得る適当な電気的導電材料上にスクリーン印刷
法で形成させることが好ましい。
【0011】本発明のバイオセンサは、グルコースオキ
シダーゼによって代表された各種酸化還元酵素を固定化
したバイオセンサとして用いられるばかりではなく、各
種イオン等の電解質を測定するバイオセンサなどとして
も有効に用いることができる。
シダーゼによって代表された各種酸化還元酵素を固定化
したバイオセンサとして用いられるばかりではなく、各
種イオン等の電解質を測定するバイオセンサなどとして
も有効に用いることができる。
【0012】
【発明の効果】本発明に係るバイオセンサは、作用極と
対極とを対面構造をとるように配置した2枚の基板の端
部を、それぞれ互い違いになる位置関係で長さ方向に基
板幅の半分以下に切欠き、それによって各電極リード部
を反対側の基板によって隠れることなく露出させ、板バ
ネ状端子部を有するコネクタとの接続を容易かつ確実な
ものとして、そこに電気的導通を確保させる。
対極とを対面構造をとるように配置した2枚の基板の端
部を、それぞれ互い違いになる位置関係で長さ方向に基
板幅の半分以下に切欠き、それによって各電極リード部
を反対側の基板によって隠れることなく露出させ、板バ
ネ状端子部を有するコネクタとの接続を容易かつ確実な
ものとして、そこに電気的導通を確保させる。
【図1】本発明に係るバイオセンサの一態様の斜視図で
ある。
ある。
【図2】各電極リード部と接続されるコネクタの斜視図
である。
である。
1,2 基板 3 スペーサ 4,5 両面接着剤層 6 作用極 7 対極 8,9 基板端部 10, 11 各電極リード部 12, 13 板バネ状端子部 14, 15 リード部挿入口 16 コネクタ
Claims (1)
- 【請求項1】 作用極と対極とを対面構造をとるように
内側に設けた2枚の基板の端部を、それぞれ互い違いに
なる位置関係で長さ方向に基板幅の半分以下に切欠き、
そこに露出された各電極リード部を板バネ状端子部を有
するコネクタに接続可能としたバイオセンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10064748A JPH11248667A (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | バイオセンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10064748A JPH11248667A (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | バイオセンサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11248667A true JPH11248667A (ja) | 1999-09-17 |
Family
ID=13267103
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10064748A Pending JPH11248667A (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | バイオセンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11248667A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001036953A1 (en) * | 1999-11-15 | 2001-05-25 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Biosensor, method of forming thin-film electrode, and method and apparatus for quantitative determination |
EP1357194A3 (en) * | 2002-04-26 | 2004-01-02 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Adapter for the connection of a biosensor to a measuring device |
JP2005043345A (ja) * | 2003-06-12 | 2005-02-17 | Bayer Healthcare Llc | 毛管充填診断センサのセンサフォーマット及び構成方法 |
JP2006201154A (ja) * | 2004-12-22 | 2006-08-03 | Sumitomo Electric Ind Ltd | センサデバイスおよびセンサチップ測定システム |
EP1167963B1 (en) * | 2000-06-19 | 2008-02-27 | Roche Diagnostics GmbH | Biosensor |
JP2008170452A (ja) * | 2002-01-04 | 2008-07-24 | Lifescan Inc | 電気化学的接続の形成方法 |
WO2011049094A1 (ja) * | 2009-10-20 | 2011-04-28 | ニプロ株式会社 | 生体試料検出装置 |
-
1998
- 1998-02-27 JP JP10064748A patent/JPH11248667A/ja active Pending
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001036953A1 (en) * | 1999-11-15 | 2001-05-25 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Biosensor, method of forming thin-film electrode, and method and apparatus for quantitative determination |
US8980074B2 (en) | 1999-11-15 | 2015-03-17 | Panasonic Healthcare Holdings Co., Ltd. | Biosensor, thin film electrode forming method, quantification apparatus, and quantification method |
US8349157B2 (en) | 1999-11-15 | 2013-01-08 | Panasonic Corporation | Biosensor, thin film electrode forming method, quantification apparatus, and quantification method |
US6875327B1 (en) | 1999-11-15 | 2005-04-05 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Biosensor, method of forming thin-film electrode, and method and apparatus for quantitative determination |
US8142629B2 (en) | 1999-11-15 | 2012-03-27 | Panasonic Corporation | Biosensor, thin film electrode forming method, quantification apparatus, and quantification method |
US8025780B2 (en) | 1999-11-15 | 2011-09-27 | Panasonic Corporation | Biosensor, thin film electrode forming method, quantification apparatus, and quantification method |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040316 |