JPH1183108A - 屋根裏換気扇 - Google Patents

屋根裏換気扇

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JPH1183108A
JPH1183108A JP24807797A JP24807797A JPH1183108A JP H1183108 A JPH1183108 A JP H1183108A JP 24807797 A JP24807797 A JP 24807797A JP 24807797 A JP24807797 A JP 24807797A JP H1183108 A JPH1183108 A JP H1183108A
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JP
Japan
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main body
ventilation fan
attic
suction
opening
Prior art date
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Application number
JP24807797A
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English (en)
Inventor
Hisao Hibi
久夫 日比
Mitsusachi Koyama
光幸 小山
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Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 屋根裏内部に溜まった熱気を屋根裏内に換気
扇の本体を設置することなく、効率良く換気を行うこと
ができるようにすることを目的とする。 【解決手段】 吸込用開口部1と吐出用開口部2を有
し、内部に送風機7を設けた本体3の吸込用開口部1を
吸込用ダクト10を介し屋根裏内部(図示せず)と連通
し、本体3を吊下げ手段16により屋外ひさし部12に
吊り下げるように構成したことにより、屋根裏内部に溜
まった熱気を屋根裏内部に換気扇の本体3を設置するこ
となく、効率良く換気を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物に設置され、
屋根裏を換気する屋根裏換気扇に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の屋根裏換気扇の一例について図1
6を参照しながら説明する。
【0003】図に示すように、回転羽根101が接続さ
れた電動機102を備えた本体103をヤギリ104に
取り付けていた。
【0004】上記構成において、電動機102を運転す
ると、回転羽根101により、屋根裏内部105の空気
が吸い込まれ、前記ヤギリ104を通して屋外に排気さ
れていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の屋根
裏換気扇では、屋根裏内部105と連通し設けられる自
然換気口を形成するヤギリ104を利用して換気扇の本
体103を設置するため、ヤギリ104の設けられない
ような狭い場所に取り付けることができないとともに、
ヤギリ104は常に流路が開放しているため、大雨で強
風時などには風とともに雨水が屋根裏内部105に侵入
するものであった。
【0006】また、屋根裏内部105に本体103を設
置しているので振動や騒音が室内に伝達されやすく、ま
た、メンテナンスも容易でないなどの課題があった。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、屋根
裏内部に溜まった熱気を屋根裏内に換気扇の本体を設置
することなく効率良く換気を行うことができ、また、屋
根裏内への雨水の侵入を防止でき、また、取り付けが容
易でメンテナンス性も良い屋根裏換気扇を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の屋根裏換気扇に
おいては、吸込用開口部と吐出用開口部を有し、内部に
送風機を設けた本体の吸込用開口部を吸込用ダクトを介
し屋根裏内部と連通し、本体を吊下げ手段により屋外ひ
さし部に吊り下げる構成としたものである。
【0009】この発明によれば、屋根裏内部に溜まった
熱気を屋根裏内に換気扇の本体を設置することなく効率
良く換気を行うことができる屋根裏換気扇を提供でき
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、吸込用開口部と吐出用開口部を有した箱状の本体
と、この本体の内部に回転羽根を取り付けた電動機およ
びケーシングにより形成され、前記吸込用開口部と吐出
用開口部に連通するように設けた送風機と、前記吸込用
開口部に吸込用アダプターを介し接続され、屋根裏内部
と連通する壁面開口部に接続される吸込用ダクトと、前
記本体を吊り下げ設置する吊下げ手段とを備え、前記吊
下げ手段により前記本体を屋外ひさし部に吊り下げる屋
根裏換気扇の構成としたものであり、屋根裏内部に溜ま
った熱気は、屋外ひさし部に吊り下げられた本体内の送
風機の運転により、吸込用ダクトを介して吸込用開口部
内に吸い込まれたのち、吐出用開口部より屋外へ排気さ
れることとなり、屋根裏内の温度を低く抑えることがで
きる換気を行うことができるという作用を有する。
【0011】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図15を参照しながら説明する。 (実施の形態1)図1および図2に示すように、吸込用
開口部1と吐出用開口部2を有した箱状の本体3の内部
に回転羽根4を取り付けた電動機5およびケーシング6
により形成し、吸込用開口部1と吐出用開口部2に連通
するように送風機7を設け、吸込用開口部1には屋根裏
内部8と連通する壁面開口部9に一端が接続される吸込
用ダクト10の他端を吸込用アダプター11を介して接
続し、本体3に屋外ひさし部12に設けたアンカーボル
ト13に係合し、ナット14により固定される吊り金具
15を設け、アンカーボルト13とともに吊下げ手段1
6を形成する。
【0012】上記の構成において屋根裏換気扇を設置す
るときには、屋外ひさし部12に本体3を吊下げ手段1
6により吊り下げ、屋根裏内部8と連通する壁面開口部
9に本体3の吸込用開口部1に吸込用アダプター11を
介して設けられる吸込用ダクト10を接続して設置す
る。
【0013】そして、送風機7を運転すると吸込用ダク
ト10を介して太陽光により熱せられ温度が上昇した屋
根裏内部8に溜まった熱気が吸込用開口部1より本体3
内部に吸い込まれ、屋外17に露出している吐出用開口
部2より屋外17に排気される。
【0014】このように本発明の実施の形態1の屋根裏
換気扇によれば、内部に送風機7を設けた本体3を屋外
ひさし部12に設け、本体3と屋根裏内部8とを吸込用
ダクト10で連通しているので、騒音の発生する送風機
7が屋外17に配置されることとなり、屋内18への騒
音が緩和されるとともに、屋根裏内部8とは吸込用ダク
ト10および壁面開口部9を介して接続されているの
で、狭い場所でも屋根裏内部8と連通することができ、
屋外設置であるので設置も容易でメンテナンス性も良く
なり、屋根裏内部8に溜まった熱気の排出により屋根裏
内部8の温度を効率良く低下させて環境の良化を図るこ
とができる。
【0015】(実施の形態2)図3に示すように、吐出
用開口部2Aに虫などの侵入を防止する防虫網19を着
脱自在に設ける。
【0016】上記の構成において、送風機7が運転され
ていないときに、虫などが吐出用開口部2Aより本体3
内部に侵入しようとしても、吐出用開口部2Aに設けら
れた防虫網19により侵入できなくなる。
【0017】そして、送風機7を運転しいるときには、
屋根裏内部(図示せず)に浮遊しているほこりを含む熱
気が送風機7により吐出用開口部2Aに送られ屋外17
に排気され、ほこりは防虫網19に付着することとな
り、防虫網19の通気抵抗が増加し、排気効率が低下す
る状態になったときには、屋外17より防虫網19を取
り外し、防虫網19に付着したほこりを取り除いたの
ち、防虫網19を吐出用開口部2Aに取り付けて使用す
ることとなる。
【0018】このように本発明の実施の形態2の屋根裏
換気扇によれば、吐出用開口部2Aに防虫網19を着脱
自在に設けているので、送風機7の運転停止時には屋外
17からの虫などの侵入が防止され、送風機7の運転時
にほこりが付着したときには防虫網19を屋外作業にお
いて取り外すことができ掃除が容易にできることとな
り、虫の侵入による故障や換気効率が低減するのを緩和
できる。
【0019】(実施の形態3)図4に示すように、吐出
用開口部2Bを送風機7の吐出口20側と連通するフー
ド部21の下面に設け、吐出用開口部2Bを本体3の下
面3aから下方に突出した位置に設ける。
【0020】上記の構成において、暴風雨時に水平方向
あるいは水平より上方向に向け、本体3に向かって吹き
付けられる雨水は、本体3の下面に沿い流れ、本体3の
下面3aから突出して設けられているフード部21に当
たり、フード部21の下面に設けた吐出用開口部2Bよ
り雨水が侵入するのが防止されることとなる。
【0021】このように本発明の実施の形態3の屋根裏
換気扇によれば、吐出用開口部2Bを送風機7の吐出口
20側と連通するフード部21の下面に設け、吐出用開
口部2Bを本体3の下面3aから下方に突出した位置に
設けたので、暴風雨時に雨が水平方向に吹き付けられて
吐出用開口部2Bから本体3内部に雨水が侵入するのが
防止され、本体3内部の部品などの発錆を防ぐことがで
きるとともに、定期的なメンテナンスや故障をなくすこ
とができる。
【0022】(実施の形態4)図5に示すように、本体
3Aとフード部21Aを分離し、本体3Aの吊り下げ時
に本体3Aとフード部21Aを一体的に結合する吊り金
具15Aよりなる吊下げ手段16Aにより吊り下げる構
成とする。
【0023】上記の構成により、製品の運搬時、フード
部21Aと本体3Aは別々となっているためかさばら
ず、コンパクトに梱包ケース(図示せず)に収納するこ
とができる。また、製品取付時には、吊り金具15Aを
本体3Aに固定するときに、同時に、フード部21Aを
本体3Aに固定することができ、取付時間は長くはなら
ない。
【0024】このように本発明の実施の形態4の屋根裏
換気扇によれば、製品の運搬時、フード部21Aと本体
3Aは別々となっているためかさばらず、コンパクトに
梱包ケースに収納することができ、また、製品取付時に
は、吊り金具15Aを本体3Aに固定するときに、同時
に、フード部21Aを本体3Aに固定することができ、
取付時間は長くはならない。したがって、製品取付時間
を長くすることなく、梱包ケースの才数を減らすことが
でき、梱包材料削減および運搬に要するエネルギーを減
らすことができる。
【0025】(実施の形態5)図6に示すように、吸込
用アダプター11と、屋根裏内部8に連通した壁面開口
部9の間を伸縮自在な蛇腹継ぎ手22で接続する。
【0026】上記の構成により、本体3の屋外ひさし部
12への取付時に多少の位置ずれにより、吸込用アダプ
ター11のセンターと、屋根裏内部8に連通した壁面開
口部9のセンターがずれた場合でも、蛇腹継ぎ手22に
より接続することができ、本体3の屋外ひさし部12へ
の取付をやり直す必要がなくなる。
【0027】このように本発明の実施の形態5の屋根裏
換気扇によれば、吸込用アダプター11と、屋根裏内部
8に連通した壁面開口部9の間を蛇腹継ぎ手22で接続
したことにより、本体3の屋外ひさし部12への取付時
に多少の位置ずれにより、吸込用アダプター11のセン
ターと、屋根裏内部8に連通した壁面開口部9のセンタ
ーがずれた場合でも、蛇腹継ぎ手22により接続するこ
とができ、本体3の屋外ひさし部12への取り付をやり
直す必要がなく、施工がやりやすくなる。
【0028】(実施の形態6)図7および図8に示すよ
うに、吸込用アダプター11Aの、本体3へねじ23に
より取り付けるためのねじ23の挿通孔24を長孔に形
成する。
【0029】上記の構成により、本体3の屋外ひさし部
12への取付時に多少の位置ずれにより、吸込用アダプ
ター11Aのセンターと、屋根裏内部8に連通した壁面
開口部9のセンターがずれた場合でも、吸込用アダプタ
ー11Aを本体3に対して、ねじ23の挿通孔24の長
孔の寸法の範囲内で位置調整することができ、吸込用ア
ダプター11Aのセンターと、屋根裏内部8に連通した
壁面開口部9のセンターを合わせることができ、本体3
の屋外ひさし部12への取付をやり直す必要がなくな
る。
【0030】このように本発明の実施の形態6の屋根裏
換気扇によれば、吸込用アダプター11Aの、本体3へ
のねじ23の挿通孔24を長孔としたことにより、本体
3の屋外ひさし部12への取付時に多少の位置ずれによ
り、吸込用アダプター11Aのセンターと、屋根裏内部
8に連通した壁面開口部9のセンターがずれた場合で
も、吸込用アダプター11Aを本体3に対して、挿通孔
24の長孔の寸法の範囲内で位置調整することができ、
吸込用アダプター11Aのセンターと、屋根裏内部8に
連通した壁面開口部9のセンターを合わせることがで
き、本体3の屋外ひさし部12への取り付をやり直す必
要がなく、施工がやりやすくなる。
【0031】(実施の形態7)図9に示すように、吸込
用アダプター11Bの内部にシャッター25を設け、屋
根裏内部(図示せず)に連通した壁面開口部9と吸込用
ダクト10の間に壁面アダプター26を設け、壁面アダ
プター26の内部にもシャッター27を設けている。
【0032】上記の構成により、屋根裏換気扇の運転停
止時に、外風が強くなると、雨を含む外風が吐出用開口
部2より侵入し、本体3の内部を通過し、吸込用アダプ
ター11Bまで来るが、吸込用アダプター11Bの内部
にシャッター25があるため、止められる。しかし、シ
ャッター25の隙間より、また、シャッター25が閉ま
るタイミングのずれにより少量の雨を含む風が吸込用ダ
クト10側に侵入する。しかし、屋根裏内部に連通した
壁面開口部9に取り付けられた壁面アダプター26の内
部にシャッター27が設けられているので、吸込用ダク
ト10に侵入した少量の雨を含む風も止められ、屋根裏
内部には侵入できなくすることができる。
【0033】このように本発明の実施の形態7の屋根裏
換気扇によれば、吸込用アダプター11Bの内部にシャ
ッター25を設け、屋根裏内部に連通した壁面開口部9
と吸込用ダクト10の間に壁面アダプター26を設け、
壁面アダプター26の内部にもシャッター27を設けた
ことにより、屋根裏換気扇の運転停止時に、外風が強く
なると、雨を含む外風が吐出用開口部2より侵入し、本
体3の内部を通過し、吸込用アダプター11Bまで来る
が、吸込用アダプター11Bの内部にシャッター25が
あるため、止められる。しかし、シャッター25の隙間
より、また、シャッター25が閉まるタイミングのずれ
により少量の雨を含む風が吸込用ダクト10側に侵入し
ても、屋根裏内部に連通した壁面開口部9に取り付けら
れた壁面アダプター26の内部にシャッター27が設け
られているので、吸込用ダクト10に侵入した少量の雨
を含む風も止められ、屋根裏内部には侵入できなくする
ことができ、屋根裏内部に侵入した雨水により天井面を
濡らしたり、または、汚したりすることを防ぐことがで
きる。
【0034】(実施の形態8)図10に示すように、本
体3から引き出される電源コード28を、本体3の壁面
29側に設け、電源コード28の本体3出口部にコード
ブッシング30を設けた構成とする。
【0035】上記の構成により、外風が強い時、雨を含
む外風が本体3に吹き付けるが、電源コード28とコー
ドブッシング30が本体3の壁面29側にあるため、本
体3とコードブッシング30の間の隙間およびコードブ
ッシング30と電源コード28の間の隙間に直接雨を含
む外風が当たることがなく、雨水が本体3内部に侵入す
ることを防ぐことができる。
【0036】このように本発明の実施の形態8の屋根裏
換気扇によれば、本体3から引き出される電源コード2
8を、本体3の壁面29側に設け、電源コード28の本
体3出口部にコードブッシング30を設けた形状とした
ことにより、外風が強いとき、雨を含む外風が本体3に
吹きつけるが、電源コード28とコードブッシング30
が本体3の壁面29側にあるため、本体3とコードブッ
シング30の間の隙間およびコードブッシング30と電
源コード28の間の隙間に直接雨を含む外風が当たるこ
とがなく、雨水が本体3内部に侵入することを防ぐこと
ができ、本体3内部に侵入した雨水による本体3内部の
発錆を防ぐことができ、本体3の耐用年数を延ばすこと
ができる。
【0037】(実施の形態9)図11に示すように、吸
込用開口部1の下端1aを、送風機7の下面側のケーシ
ング6aより高い位置としている。
【0038】上記の構成により、外風が強いときに、雨
を含む外風が吐出用開口部2より本体3内部に侵入し、
ケーシング6内部に侵入すると、ケーシング6の下面側
ケーシング6aに溜まる。ある程度溜まると重量により
ケーシング6aに設けられた水抜き孔31により下側に
落下するが、ある程度溜まっている間も、吸込用開口部
1の下端1aがケーシング6aより高い位置にあるた
め、吸込用ダクト10側に侵入することがなくなり、屋
根裏内部(図示せず)に雨水が侵入するのを防ぐことが
できる。
【0039】このように本発明の実施の形態9の屋根裏
換気扇によれば、吸込用開口部1の下端1aを、下面側
のケーシング6aより高い位置としたことにより、外風
が強いときに、雨を含む外風が吐出用開口部2より侵入
し、ケーシング6内部に侵入し、下面側のケーシング6
aに溜まる。ある程度溜まると重量によりケーシング6
aに設けられた水抜き孔31により下側に落下するが、
ある程度溜まっている間も、吸込用開口部1の下端1a
がケーシング6aより高い位置にあるため、吸込用ダク
ト10側に侵入することがなくなり、屋根裏内部に雨水
が侵入するのを防ぐことができ、屋根裏内部に侵入した
雨水による天井面の濡れおよび汚れを防ぐことができ
る。
【0040】(実施の形態10)図12に示すように、
送風機7の吐出口20Aに吐出用開口部2に向かい突出
するほぼ逆L字状の水がえし32を設ける。
【0041】上記の構成により、外風が強い時に、雨が
吐出用開口部2より本体3内部に侵入してくることがあ
るが、送風機7の吐出口20Aの下端に設けられた逆L
字形をした水がえし32に当たり、そのままつたって下
へ落下し、ケーシング6の内部に侵入することがなくな
る。
【0042】このように本発明の実施の形態10の屋根
裏換気扇によれば、送風機7の吐出口20Aの下端に逆
L字形をした水がえし32を設けることにより、外風が
強いときに、雨が吐出用開口部2より侵入してくること
があるが、送風機7の吐出口20Aの下端に設けられた
逆L字形をした水がえし32に当たり、そのままつたっ
て下へ落下し、ケーシング6の内部に侵入することがな
くなり、ケーシング6の内部に溜まった雨水による本体
3内部の発錆を防ぐことができる。
【0043】(実施の形態11)図13に示すように、
本体3の下面3bを、吸込用開口部1側に向かい下降す
るように傾斜し、最下降部に水抜き孔33を設ける。
【0044】上記の構成により、外風が強い時に、雨が
吐出用開口部2より侵入してくることがあり、それらの
雨水が本体3の下面3bの上側に集まってくるが、本体
3の下面3bが、水平に対して傾きをもち、吐出用開口
部2から吸込用開口部1側にかけて下がり方向となって
いるので、下面3bの上側を流れ、下面3bに設けらえ
た水抜き孔33から本体3外部へ確実に放出される。
【0045】このように本発明の実施の形態11の屋根
裏換気扇によれば、本体3の下面3bを、水平に対して
傾きをもたせ、吐出用開口部2から吸込用開口部1側に
かけて下がり方向としているので、外風が強いときに、
雨が吐出用開口部2より侵入してくることがあり、それ
らの雨水が本体3の内部の下面3bの上側に集まってく
るが、本体3の下面3bが、水平に対して傾きをもち、
吐出用開口部2から吸込用開口部1側にかけて下がり方
向となっているので、下面3bの上側を流れ、下面3b
に設けらえた水抜き孔33から本体3外部へ確実に放出
され、本体3内部に雨水が多量に溜まることがなくな
り、本体3の内部に溜まった雨水による本体3内部の発
錆を防ぐことができる。
【0046】(実施の形態12)図14に示すように、
屋根裏内部8と連通するように屋内天井部34に電動吸
気口35を設け、本体3内の送風機(図示せず)の運転
と連動して前記電動吸込口35を開閉せしめる操作部3
6を屋内18の壁部37などに設ける。
【0047】上記の構成により、屋根裏換気扇を運転し
ないときは、電動吸気口35を閉じているので、屋根裏
内部8に溜まった熱気は室内18には入ってこない。ま
た、屋根裏換気扇を運転したときには、電動吸気口35
は開き、室内18上部の熱気と屋根裏内部8の熱気を屋
根裏換気扇より排出することができる。
【0048】このように本発明の実施の形態12の屋根
裏換気扇によれば、屋根裏換気扇を、屋内天井部34に
取り付けられた電動吸口35と連動運転するようにした
ことにより、屋根裏換気扇を運転しないときは、電動吸
気口35を閉じているので、屋根裏内部8に溜まった熱
気は室内18には入ってこない。屋根裏換気扇を運転し
たときには、電動吸気口35は開き、室内18上部の熱
気と屋根裏内部8の熱気を屋根裏換気扇により排出する
ことができ、屋根裏換気扇を運転しないときに、屋根裏
内部8の熱気が室内18に侵入することによる室内18
での不快感を防ぐことができる。
【0049】(実施の形態13)図15に示すように、
吊下げ手段16Bの吊り金具15Bの上面15aを、本
体3の天面3cとほぼ同じ高さとしている。
【0050】上記の構成により、本体3を屋外ひさし部
12に吊すとき、直接コンクリートねじなどにより、固
定することができ、屋外ひさし部12と本体3の天面3
cの隙間をなくすることができる。
【0051】このように本発明の実施の形態13の屋根
裏換気扇によれば、吊り金具15Bの上面15aを、本
体3の天面3cとほぼ同じ高さとしたことにより、本体
3を屋外ひさし部12に吊すとき、直接コンクリートね
じなどにより、固定することができ、屋外ひさし部12
と本体3の天面3cの隙間をなくすることができ、強風
時に、屋外ひさし部12と本体3の天面3cの間で風が
まうことがなくなり、また、本体3は屋外ひさし部12
に直接固定されているので、強度が高められ、突風時の
破損を防ぐことができる。
【0052】
【発明の効果】以上の実施の形態から明らかなように、
本発明によれば吸込用開口部と吐出用開口部を有し、内
部に送風機を設けた本体の吸込用開口部を吸込用ダクト
を介し屋根裏内部と連通し、本体を吊下げ手段により屋
外ひさし部に吊り下げるので、屋根裏内部に溜まった熱
気を屋根裏内部に換気扇の本体を設置することなく、効
率良く換気を行うことができる屋根裏換気扇を提供でき
る。
【0053】また、吐出用開口部に虫などの侵入を防止
する防虫網を着脱自在に設けたので、虫の侵入による故
障や換気効率が低減するのを緩和できる。
【0054】また、吐出用開口部を送風機の吐出口側と
連通するフード部の下面に設け、前記吐出用開口部を本
体の下面より下方に突出した位置に設けたので、吐出用
開口部より本体内への雨水の侵入が防止され本体内部部
品の発錆を防ぐことができる。
【0055】また、本体とフード部を分離し、前記本体
の吊り下げ時に、前記本体とフード部を一体的に結合す
る吊り金具よりなる吊下げ手段により吊り下げる構成と
したので、製品取付時間を長くすることなく、梱包ケー
スの才数を節減することができ、梱包材料削減および運
搬の労力の節減を図ることができる。
【0056】また、吸込用アダプターと壁面開口部の間
を伸縮自在な蛇腹継ぎ手で接続したので、本体の屋外ひ
さし部への取り付が容易となり施工性が向上する。
【0057】また、吸込用開口部を設けた本体にねじに
より取り付けられる吸込用アダプターのねじの挿通孔を
長孔に形成したので、本体の取付時の位置ずれの調整が
容易となり施工性が向上する。
【0058】また、吸込用アダプターと吸込用ダクトと
壁面開口部間に設けられる壁面ダプターの内部に運転停
止時に閉鎖される逆流防止用のシャッターを設けたの
で、屋根裏内部への雨水の侵入を防止でき、天井面が汚
れることが防止できる。
【0059】また、本体の壁面側に引き出される電源コ
ードの引出口部にコードブッシングを設けたので、本体
とコードブッシングの間の隙間およびコードブッシング
と電源コードの間の隙間に直接雨水が当たることが防止
でき、防水効果の向上を図ることができる。
【0060】また、吸込用開口部の下端を送風機の下面
側のケーシングの面より高い位置に形成したので、屋根
裏内部への雨水の侵入を防止することができる。
【0061】また、送風機の吐出口に吐出用開口部に向
かい突出するほぼ逆L字状の水がえしを設けたので、送
風機の吐出口からの雨水の侵入を防止することができ本
体内部の発錆を防止できる。
【0062】また、本体の下面を吸込用開口部側に向か
い下降するように傾斜し、最下降部に水抜き孔を設けた
ので、本体内部に雨水が多量に溜まることがなくなり、
本体内部の発錆が防止できる。
【0063】また、屋根裏内部と連通するように屋内天
井部に電動吸気口を設け、本体内の送風機の運転と連動
して前記電動吸込口を開閉せしめる構成としたので、室
内上部の熱気も排出できるとともに、屋根裏内部の熱気
が室内に侵入することによる室内での不快感を防ぐこと
ができる。
【0064】また、本体の天面が屋外ひさし部の下面に
当接するように吊下げ手段を形成したので、強度が高め
られ、突風時の破損を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の屋根裏換気扇の設置状
態を示す概略断面図
【図2】同屋根裏換気扇の設置状態を示す概略断面図
【図3】(a)本発明の実施の形態2の屋根裏換気扇の
設置状態を示す概略断面図 (b)同屋根裏換気扇の防虫網の一部破断した正面図
【図4】本発明の実施の形態3の屋根裏換気扇の設置状
態を示す概略断面図
【図5】本発明の実施の形態4の屋根裏換気扇の設置状
態を示す概略断面図
【図6】本発明の実施の形態5の屋根裏換気扇の設置状
態を示す概略断面図
【図7】本発明の実施の形態6の屋根裏換気扇の設置状
態を示す概略断面図
【図8】同屋根裏換気扇の吸込用アダプターの取付状態
を示す正面図
【図9】本発明の実施の形態7の屋根裏換気扇の設置状
態を示す概略断面図
【図10】本発明の実施の形態8の屋根裏換気扇の設置
状態を示す概略断面図
【図11】本発明の実施の形態9の屋根裏換気扇の設置
状態を示す概略断面図
【図12】本発明の実施の形態10の屋根裏換気扇の設
置状態を示す概略断面図
【図13】本発明の実施の形態11の屋根裏換気扇の設
置状態を示す概略断面図
【図14】本発明の実施の形態12の屋根裏換気扇の設
置状態を示す概略断面図
【図15】本発明の実施の形態13の屋根裏換気扇の設
置状態を示す概略断面図
【図16】従来の屋根裏換気扇の設置状態を示す概略断
面図
【符号の説明】
1 吸込用開口部 1a 下端 2 吐出用開口部 2A 吐出用開口部 2B 吐出用開口部 3 本体 3A 本体 3a 下面 3b 下面 3c 天面 4 回転羽根 5 電動機 6 ケーシング 6a 下面側のケーシング 7 送風機 8 屋根裏内部 9 壁面開口部 10 吸込用ダクト 11 吸込用アダプター 11A 吸込用アダプター 11B 吸込用アダプター 12 屋外ひさし部 15A 吊り金具 15B 吊り金具 15a 上面 16 吊下げ手段 16A 吊下げ手段 16B 吊下げ手段 19 防虫網 20 吐出口 20A 吐出口 21 フード部 21A フード部 22 蛇腹継ぎ手 23 ねじ 24 挿通孔 25 シャッター 26 壁面アダプター 27 シャッター 28 電源コード 29 壁面 30 コードブッシング 32 水がえし 33 水抜き孔 34 屋内天井部 35 電動吸込口

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸込用開口部と吐出用開口部を有した箱
    状の本体と、この本体の内部に回転羽根を取り付けた電
    動機およびケーシングにより形成され、前記吸込用開口
    部と吐出用開口部に連通するように設けた送風機と、前
    記吸込用開口部に吸込用アダプターを介し接続され、屋
    根裏内部と連通する壁面開口部に接続される吸込用ダク
    トと、前記本体を吊り下げ設置する吊下げ手段とを備
    え、前記吊下げ手段により前記本体を屋外ひさし部に吊
    り下げる構成とした屋根裏換気扇。
  2. 【請求項2】 吐出用開口部に虫などの侵入を防止する
    防虫網を着脱自在に設けた請求項1記載の屋根裏換気
    扇。
  3. 【請求項3】 吐出用開口部を送風機の吐出口側と連通
    するフード部の下面に設け、前記吐出用開口部を本体の
    下面より下方に突出した位置に設けた請求項1、または
    2記載の屋根裏換気扇。
  4. 【請求項4】 本体とフード部を分離し、前記本体の吊
    り下げ時に、前記本体とフード部を一体的に結合する吊
    り金具よりなる吊下げ手段により吊り下げる構成とした
    請求項1、2、または3記載の屋根裏換気扇。
  5. 【請求項5】 吸込用アダプターと壁面開口部の間を伸
    縮自在な蛇腹継ぎ手で接続した請求項1、2、3、また
    は4記載の屋根裏換気扇。
  6. 【請求項6】 吸込用開口部を設けた本体にねじにより
    取り付けられる吸込用アダプターのねじの挿通孔を長孔
    に形成した請求項1、2、3、4、または5記載の屋根
    裏換気扇。
  7. 【請求項7】 吸込用アダプターと吸込用ダクトと壁面
    開口部間に設けられる壁面ダプターの内部に運転停止時
    に閉鎖される逆流防止用のシャッターを設けた請求項
    1、2、3、4、5、または6記載の屋根裏換気扇。
  8. 【請求項8】 本体の壁面側に引き出される電源コード
    の引出口部にコードブッシングを設けた請求項1、2、
    3、4、5、6、または7記載の屋根裏換気扇。
  9. 【請求項9】 吸込用開口部の下端を送風機の下面側ケ
    ーシングの面より高い位置に形成した請求項1、2、
    3、4、5、6、7、または8記載の屋根裏換気扇。
  10. 【請求項10】 送風機の吐出口に吐出用開口部に向か
    い突出するほぼ逆L字状の水がえしを設けた請求項1、
    2、3、4、5、6、7、8、または9記載の屋根裏換
    気扇。
  11. 【請求項11】 本体の下面を吸込用開口部側に向かい
    下降するように傾斜し、最下降部に水抜き孔を設けた請
    求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、または10
    記載の屋根裏換気扇。
  12. 【請求項12】 屋根裏内部と連通するように屋内天井
    部に電動吸気口を設け、本体内の送風機の運転と連動し
    て前記電動吸込口を開閉せしめる構成とした請求項1、
    2、3、4、5、6、7、8、9、10、または11記
    載の屋根裏換気扇。
  13. 【請求項13】 本体の天面が屋外ひさし部の下面に当
    接するように吊下げ手段を形成した請求項1、2、3、
    4、5、6、7、8、9、10、11、または12記載
    の屋根裏換気扇。
JP24807797A 1997-09-12 1997-09-12 屋根裏換気扇 Pending JPH1183108A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190123472A (ko) * 2018-04-24 2019-11-01 주식회사 하츠 열교환 환기장치의 개폐기구

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