JPH1183002A - 油燃焼器の制御装置 - Google Patents

油燃焼器の制御装置

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JPH1183002A
JPH1183002A JP23801097A JP23801097A JPH1183002A JP H1183002 A JPH1183002 A JP H1183002A JP 23801097 A JP23801097 A JP 23801097A JP 23801097 A JP23801097 A JP 23801097A JP H1183002 A JPH1183002 A JP H1183002A
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JP
Japan
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voltage
pulse voltage
fuel
pulse
energizing
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Application number
JP23801097A
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English (en)
Inventor
Shinji Miyauchi
伸二 宮内
Kazuhiro Adachi
和弘 安達
Ichiro Nasu
一郎 奈須
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電磁ポンプの印加電圧が方形波パルス電圧波
形であり、波高値は一定電圧レベルであるため、燃料の
吐出勢力が不足気味になり、特に低燃焼量域でこの傾向
が顕著であり、送油パイプを介して気化器へ送出するノ
ズル先端部の燃料切れが悪化する。最悪の場合はノズル
先端部に燃料が係留し、この燃料が滴下して、油垂れが
発生し、大変危険である。 【解決手段】 電磁ポンプの燃料吐出時の吐出不良によ
る燃料垂れを防止するパルス電圧波形すなわち、パルス
電圧の供給開始、または供給停止時の燃料吐出勢いを増
加させるようなパルス電圧制御手段を設け、燃料吐出時
の燃料の切れを良化させ、油垂れを抑止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パルス電圧を印加
して駆動される電磁ポンプを制御して燃料供給する油燃
焼器の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、石油給湯機のように、電磁ポンプ
を制御して燃料供給する油燃焼器においては、電磁ポン
プに印加する電圧の周期及びパルス電圧印加時間(オン
時間)を変化させて、燃焼量を制御するように構成され
ていた。電磁ポンプは、図10に示されるように、プラ
ンジャー1を上バネ2、下バネ3で保持し、コイル4に
印加されたパルス電圧によって発生する起磁力により、
上バネ2、下バネ3に抗じてプランジャー1を移動さ
せ、この繰り返しによって往復運動し、パルス状に燃料
を吐出するように構成されていた。
【0003】従って、プランジャー1に発生する起磁力
は、パルス電圧レベルにほぼ比例し、コイル4に、図1
1に示すようなパルス電圧波形(電圧値:DC90Vや
DC100Vなど)を印加していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方式では、電磁ポンプに印加する電圧は、方形波パルス
電圧波形であり、波高値は一定電圧レベルであるため発
生する起磁力も一定となる。また、この印加波形の波高
値は、燃焼量の大小に関係なく一定であり、燃焼用空気
の増減に対しても変化しない。従って、プランジャー1
には、パルス電圧印加開始時も、パルス電圧印加終了時
も、同じ電圧すなわち同じ起磁力が加わる。そのため、
燃料の吐出勢力はこの発生起磁力に依存するのである
が、特にパルス電圧印加周期の長い低燃焼量域では、勢
いが不足気味になり、かつ燃焼用空気も低下するため電
磁ポンプから送油パイプを介して気化器へ送出するノズ
ル先端部の燃料切れが悪化する。最悪の場合はノズル先
端部に燃料が係留し、この燃料が滴下して、油垂れが発
生し、大変危険であるという課題を有していた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、電磁ポンプの燃料吐出時の吐出不良によ
る燃料垂れを防止するパルス電圧波形すなわち、パルス
電圧の供給開始、または供給停止時の燃料吐出勢いを増
加させるようなパルス電圧制御手段を設け、燃料吐出時
の燃料の切れを良化させるものである。
【0006】上記発明によれば、電磁ポンプの燃料吐出
時の吐出性能を改善し、特に、低燃焼域での燃焼用空気
に対する相対的な吐出勢い不足による燃料垂れを抑制
し、ノズル先端部からの燃料滴下による油垂れや垂れた
油からの臭気発生を抑止することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、パルス電圧を印加して
駆動される電磁ポンプと、前記電磁ポンプからの燃料を
気化させる気化器と、前記気化器からの気化燃料を燃焼
させるバーナと、前記電磁ポンプへ燃料吐出時の吐出不
良による燃料垂れを防止するパルス電圧波形を供給する
パルス電圧制御手段とを有するものである。
【0008】そして、パルス電圧制御手段によりパルス
電圧の供給電圧波形を燃料吐出勢いを増加させるパルス
電圧波形によって電磁ポンプに供給することにより、燃
料吐出時の燃料の切れを良化させ、燃料垂れおよび垂れ
た油からの臭気発生を抑止することができる。
【0009】さらに、パルス電圧を第1の付勢電圧から
第2の付勢電圧へ降圧させる電圧波形とすることにより
簡単な回路構成にて燃料吐出勢いを得るようにしたパル
ス電圧制御手段を設けたものである。
【0010】そして、構成部品も少なく、安価な回路に
て、燃料の供給不良を防止できる。また、パルス電圧を
第1の付勢電圧から第2の付勢電圧へ降圧させ、かつ再
び第2の付勢電圧から第1の付勢電圧へ昇圧させる電圧
波形を供給するパルス電圧制御手段を設けたものであ
る。
【0011】また、パルス電圧を複数の付勢電圧レベル
を組み合わせた電圧波形を供給するパルス電圧制御手段
を設けたものである。
【0012】さらに、パルス電圧を最大付勢電圧から最
小付勢電圧へ階段状減衰させる電圧波形を供給するパル
ス電圧制御手段を設けたものである。
【0013】さらに、パルス電圧を最大付勢電圧から最
小付勢電圧へ階段状減衰させ、かつ再び最小付勢電圧か
ら最大付勢電圧へ階段状増幅させる電圧波形を供給する
パルス電圧制御手段を設けたものである。
【0014】そして、電磁ポンプの燃料吐出時のパルス
電圧の供給開始時と供給停止時の電磁ポンプ動作を一層
俊敏にさせ、燃料吐出時の燃料の切れを一層良化させる
ことができる。
【0015】さらに、パルス電圧を最大付勢電圧から最
小付勢電圧へ線形減衰または非線形減衰させる電圧波形
を供給するパルス電圧制御手段を設けたものである。
【0016】さらに、パルス電圧を最大付勢電圧から最
小付勢電圧へ線形減衰または非線形減衰させ、かつ再び
最小付勢電圧から最大付勢電圧へ線形増幅または非線形
増幅させる電圧波形を供給するパルス電圧制御手段を設
けたものである。
【0017】そして、電磁ポンプの燃料吐出開始時と同
様に、パルス電圧供給停止時にも起磁力を増加させ、か
つ滑らかな発生起磁力により一段と燃料切れ特性を良化
させ、かつ電磁ポンプの騒音低減と長寿命化も実現でき
る。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図に基づいて説
明する。
【0019】(実施例1)図1は本発明の実施例1の油
燃焼器(石油給湯機)の制御装置の制御ブロック図であ
る。
【0020】1はパルス電圧を印加して駆動される電磁
ポンプ、2は電磁ポンプからの燃料を気化させる気化
器、3は電磁ポンプ1からの燃料を気化器2へ送る送油
パイプ、4は送油パイプ先端部のノズル、5は気化器2
からの気化燃料を燃焼させるバーナ、6はバーナの上部
に設けられた熱交換器、7は電磁ポンプ1へのパルス電
圧を制御するパルス電圧制御手段である。図2は本発明
の実施例1の油燃焼器(石油給湯機)の制御装置のパル
ス電圧制御手段7の制御回路図である。8は交流電源9
をブリッジダイオード10にて整流、コンデンサ11に
て平滑するDC電源部である。12はパルス波形制御部
であり、マイクロコンピュータ等の低圧側回路(図示せ
ず)から所定の周期に対応したオン時間(TON)とオ
フ時間(TOFF)のパルス駆動波形を、フォトカプラ
13によって絶縁して入力するように構成されている。
フォトカプラ13からのパルスオンオフ信号をトランジ
スタ14,15に伝達し、さらにトランジスタ16のベ
ースへ抵抗17を介して電流供給するように接続されて
いる。トランジスタ16がオンすると直列接続された抵
抗18,19にも電圧供給されるように接続されてい
る。トランジスタ20のベースにはこの抵抗18,19
の抵抗比で決まる分圧電圧(VR)が印加される構成と
なっている。トランジスタ20にはエミッターベース間
にダイオード21、さらにエミッタにツェナーダイオー
ド22が接続されている。また、電磁ポンプ1には、並
列に逆起電力吸収用ダイオード23が接続されている。
そして、抵抗19と並列に、コンデンサ24およびコン
デンサ25が接続されている。
【0021】次に作用を説明する。マイクロコンピュー
タ等の低圧側回路(図示せず)から所定の周期に対応し
たオン時間(TON)とオフ時間(TOFF)のパルス
駆動波形を入力したフォトカプラ13は、トランジスタ
14,15,抵抗17を介してトランジスタ16のベー
ス電流を供給する。このベース電流によって、トランジ
スタ16はオンし、抵抗18,19及びパルスポンプ
(電磁ポンプ)1へDC電源部8からのDC電源(VD
C)が供給される。DC電源部8の供給電圧値は、通
常、商用電源AC100Vの全波整流された値、すなわ
ちDC141Vである。電磁ポンプ1へは最大この電圧
値(DC141V)が供給可能となる。抵抗18,19
には供給電圧を抵抗比に分割した電圧が印加される。そ
してトランジスタ20には、この抵抗18,19の抵抗
比で決まる分圧電圧(VR)が印加される。トランジス
タ20は、エミッターベース間電圧(VBE)とツェナ
ーダイオード22のツェナー電圧(VZ)の合計電圧
(VG)より分圧電圧(VR)が高ければ、トランジス
タ20へベース電流が供給されオンし始める。そして、
トランジスタ20のコレクタ電流の増加によって、トラ
ンジスタ16のベース電流を減少させ、トランジスタ1
6をオフさせるようはたらく。トランジスタ16はオフ
する動作(能動動作によってコレクターエミッタ間電圧
が発生する動作)では電磁ポンプ1および抵抗18,1
9への供給電圧(VP)が低下する。抵抗18,19へ
の供給電圧が低下すると分圧電圧(VR)が低下して、
合計電圧(VG)より低くなり、トランジスタ20への
ベース電流が減少しトランジスタ20はオフするように
なる。以上のようなフィードバック回路動作により電磁
ポンプ1への供給電圧(VP)を一定値(例えば、DC
90,100[V]など)に維持できる。
【0022】また、このフィードバック動作は、トラン
ジスタ16,20のスイッチング速度の違いが影響し
て、ハンチング現象を起こしやすいため、コンデンサ2
4(0.01[uF]程度)によって発振を防止させて
いる。さらに、このフィードバック動作はトランジスタ
20のベースへの分圧電圧(VR)の印加速度によって
応答性がきまる。従って、コンデンサ24と並列に接続
されたコンデンサ25への充電電流によって、コンデン
サ25の容量に応じてVRが遅れてトランジスタ20に
伝達され、トランジスタ16のフィードバック動作が所
定時間だけ遅らせることとなる。
【0023】ここで、図3に、マイクロコンピュータ等
の低圧側回路から所定の周期に対応したオン時間(TO
N)とオフ時間(TOFF)のパルス駆動波形(VS)
に対する電磁ポンプ1への印加電圧(VP)の関係を示
す。
【0024】図3(B)のマイクロコンピュータ等の低
圧側回路(図示せず)から所定の周期に対応したオン時
間(TON)とオフ時間(TOFF)のパルス駆動波形
(VS)に対して、図3(A)に示すように、コンデン
サ25への充電電流によってVRがおよそTS時間だけ
遅れてトランジスタ20に伝達されることになる。この
ため、オン時間の開始時、TS時間だけ電磁ポンプ1に
はVDC(DC141[V]が印加される。この動作に
より、電磁ポンプ1はTON開始時定常時より約1.4
倍近くの起磁力で起動される。この起磁力は、周波数に
無関係に各パルス毎に必ず供給されるため低燃焼量時す
なわち、TON時間が短く、かつ燃焼用空気も少なく、
ノズルからの油垂れが発生しやすい条件下でも、十分な
吐出勢いが得られる。
【0025】通常、パルス周期(T)は、数10[mS
EC]〜数100[mSEC]、オン時間(TON)
は、数[mSEC]であり、TSを数10[uSEC]
に調整すれば、燃焼量に対応したパルス周期(T)とオ
ン時間(TON)に影響を与えないで、ノズルからの油
垂れの発生を抑制し得る電磁ポンプ印加電圧波形が得ら
れる。
【0026】(実施例2)図4は本発明の実施例2の油
燃焼器(石油給湯機)の制御装置のパルス電圧制御手段
7の制御回路図である。
【0027】図4において、直列接続された抵抗18,
19のうち、抵抗19に並列にフォトカプラ26と抵抗
27が接続されている。フォトカプラ26は、フォトカ
プラ13と同様にマイクロコンピュータ等の低圧側回路
(図示せず)から所定の周期に対応したオン時間(TO
N2)とオフ時間(TOFF2)のパルス駆動波形を入
力するように構成されている。
【0028】また、図5に、マイクロコンピュータ等の
低圧側回路から所定の周期に対応したフォトカプラ13
へのオン時間(TON)とオフ時間(TOFF)のパル
ス駆動波形(VS)および、フォトカプラ26へのオン
時間(TON2)とオフ時間(TOFF2)のパルス駆
動波形(VS2)に対する電磁ポンプ1への印加電圧
(VP)の関係を示す。
【0029】図5(B)に示すように、フォトカプラ1
3は、マイクロコンピュータ等の低圧側回路(図示せ
ず)から所定の周期に対応したオン時間(TON)とオ
フ時間(TOFF)のパルス駆動波形(VS)を入力す
る。一方、図5(C)に示すように、フォトカプラ26
は、同じくマイクロコンピュータ等の低圧側回路(図示
せず)から所定の周期に対応したオン時間(TON2)
とオフ時間(TOFF2)のパルス駆動波形(VS2)
を入力する。そこで、図5(A)に示すように、実施例
1と同様にパルス波形印加開始時に、コンデンサ25へ
の充電電流によってVRがおよそTS時間だけ遅れて、
TS時間だけ電磁ポンプ1にはVDC(DC141
[V]が印加される。また、パルス波形印加終了時に、
フォトカプラ26がオンすることにより抵抗19は抵抗
27と並列接続となり分圧電圧(VR)が低下する。こ
のためトランジスタ20は、TS2だけオフすることに
なり、図5(A)に示すように、TS2時間だけ電磁ポ
ンプ1に再度VDC(DC141[V]が印加され
る)。
【0030】従って、この電圧波形すなわち、各パルス
毎にパルス電圧印加開始時およびパルス印加電圧終了時
に発生する瞬発起磁力により、ノズルからの油吐出特性
(油切れ)が格段に良くなる。よって油垂れが発生しや
すい条件下でも、十分な吐出勢いが得られ、油垂れが防
止できる。
【0031】(実施例3)図4において、抵抗19に並
列に接続されたフォトカプラ26と抵抗27をさらに複
数接続することにより、抵抗18と抵抗19の分圧電圧
(VR)を可変できる。この分圧電圧(VR)の切り替
えをパルス電圧印加オン時間(TON)のなかで階段状
に組み合わせると、図6,図7のような電磁ポンプ1へ
の印加電圧波形が得られる。
【0032】この分圧電圧(VR)の切り替えをパルス
電圧印加オン時間(TON)のなかで階段状に組み合わ
せ、さらにコンデンサ25の容量値を分圧電圧(VR)
が緩やかに変化するように設定すれば、図8,9のよう
な電磁ポンプ1への印加電圧波形が得られる。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
油燃焼器の制御装置によれば次の効果が得られる。
【0034】1)パルス電圧制御手段によりパルス電圧
の供給電圧波形を燃料吐出勢いを増加させるパルス電圧
波形によって電磁ポンプに供給することにより、燃料吐
出時の燃料の切れを良化させ、燃料垂れによる危険防止
および垂れた油からの臭気発生を抑止できるという有利
な効果を有する。
【0035】2)パルス電圧を第1の付勢電圧から第2
の付勢電圧へ降圧させる電圧波形とすることにより、簡
単な回路構成にて、構成部品も少なく、安価な回路に
て、燃料垂れによる危険防止および垂れた油からの臭気
発生をより有効に抑止できる。
【0036】3)パルス電圧を第1の付勢電圧から第2
の付勢電圧へ降圧させ、かつ再び第2の付勢電圧から第
1の付勢電圧へ昇圧させる電圧波形を供給することによ
り、電磁ポンプの燃料吐出時のパルス電圧の供給開始時
と供給停止時の電磁ポンプ動作を一層俊敏にさせ、燃料
吐出時の燃料の切れを一層良化させることができる。
【0037】4)パルス電圧を複数の付勢電圧レベルを
組み合わせた電圧波形を供給したり、最大付勢電圧から
最小付勢電圧へ階段状減衰させる電圧波形を供給した
り、最大付勢電圧から最小付勢電圧へ階段状減衰させ、
かつ再び最小付勢電圧から最大付勢電圧へ階段状増幅さ
せる電圧波形を供給することにより、電磁ポンプの燃料
吐出時のパルス電圧の供給開始時と供給停止時の電磁ポ
ンプ動作を俊敏かつ動作を滑らかにさせ、燃料吐出時の
燃料の切れを一層良化させ、かつ往復運動による騒音等
も低減できる。また電磁ポンプの寿命も長くなる。
【0038】5)パルス電圧を最大付勢電圧から最小付
勢電圧へ線形減衰または非線形減衰させる電圧波形を供
給したり、パルス電圧を最大付勢電圧から最小付勢電圧
へ線形減衰または非線形減衰させ、かつ再び最小付勢電
圧から最大付勢電圧へ線形増幅または非線形増幅させる
電圧波形を供給することにより、電磁ポンプの燃料吐出
開始時と同様に、パルス電圧供給停止時にも起磁力を増
加させ、かつ滑らかな発生起磁力により一段と燃料切れ
特性を良化させ、かつ往復運動による騒音等も低減でき
る。また電磁ポンプの寿命も長くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の油燃焼器の制御装置の制御
ブロック図
【図2】同装置のパルス電圧制御手段の制御回路図
【図3】同装置のパルス電圧制御手段のパルス電圧駆動
波形図
【図4】本発明の実施例2の油燃焼器の制御装置の制御
ブロック図
【図5】同装置のパルス電圧制御手段のパルス電圧駆動
波形図
【図6】本発明の実施例3の油燃焼器の制御装置のパル
ス電圧制御手段のパルス電圧駆動波形図
【図7】同装置のパルス電圧制御手段のパルス電圧駆動
波形図
【図8】同装置のパルス電圧制御手段のパルス電圧駆動
波形図
【図9】同装置のパルス電圧制御手段のパルス電圧駆動
波形図
【図10】従来の油燃焼器の制御装置の電磁ポンプの縦
断面図
【図11】同装置のパルス電圧制御手段のパルス電圧駆
動波形図
【符号の説明】
1 電磁ポンプ 2 気化器 5 バーナ 7 パルス電圧制御手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パルス電圧を印加して駆動される電磁ポ
    ンプと、前記電磁ポンプからの燃料を気化させる気化器
    と、前記気化器からの気化燃料を燃焼させるバーナと、
    前記電磁ポンプへ燃料吐出時の吐出不良による燃料垂れ
    を防止するパルス電圧波形を供給するパルス電圧制御手
    段とを有する油燃焼器の制御装置。
  2. 【請求項2】 パルス電圧制御手段は電磁ポンプへのパ
    ルス電圧を第1の付勢電圧から第2の付勢電圧へ降圧さ
    せる電圧波形を供給する請求項1記載の油燃焼器の制御
    装置。
  3. 【請求項3】 パルス電圧制御手段は電磁ポンプへのパ
    ルス電圧を第1の付勢電圧から第2の付勢電圧へ降圧さ
    せ、かつ再び第2の付勢電圧から第1の付勢電圧へ昇圧
    させる電圧波形を供給する請求項1記載の油燃焼器の制
    御装置。
  4. 【請求項4】 パルス電圧制御手段は電磁ポンプへのパ
    ルス電圧を複数の付勢電圧レベルを組み合わせた電圧波
    形を供給する請求項1記載の油燃焼器の制御装置。
  5. 【請求項5】 パルス電圧制御手段は電磁ポンプへのパ
    ルス電圧を最大付勢電圧から最小付勢電圧へ階段状減衰
    させる電圧波形を供給する請求項1記載の油燃焼器の制
    御装置。
  6. 【請求項6】 パルス電圧制御手段は電磁ポンプへのパ
    ルス電圧を最大付勢電圧から最小付勢電圧へ階段状減衰
    させ、かつ再び最小付勢電圧から最大付勢電圧へ階段状
    増幅させる電圧波形を供給する請求項1記載の油燃焼器
    の制御装置。
  7. 【請求項7】 パルス電圧制御手段は電磁ポンプへのパ
    ルス電圧を最大付勢電圧から最小付勢電圧へ線形減衰ま
    たは非線形減衰させる電圧波形を供給する請求項1記載
    の油燃焼器の制御装置。
  8. 【請求項8】 パルス電圧制御手段は電磁ポンプへのパ
    ルス電圧を最大付勢電圧から最小付勢電圧へ線形減衰ま
    たは非線形減衰させ、かつ再び最小付勢電圧から最大付
    勢電圧へ線形増幅または非線形増幅させる電圧波形を供
    給する請求項1記載の油燃焼器の制御装置。
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