JPH1181719A - 浴室、浴室天井用コーティング組成物、浴室天井用貼着フィルム - Google Patents

浴室、浴室天井用コーティング組成物、浴室天井用貼着フィルム

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JPH1181719A
JPH1181719A JP9238085A JP23808597A JPH1181719A JP H1181719 A JPH1181719 A JP H1181719A JP 9238085 A JP9238085 A JP 9238085A JP 23808597 A JP23808597 A JP 23808597A JP H1181719 A JPH1181719 A JP H1181719A
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JP
Japan
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bathroom
ceiling
photocatalyst
transparent layer
silicone
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JP9238085A
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Inventor
Makoto Hayakawa
信 早川
Masayoshi Ketayama
正吉 桁山
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 浴室天井に結露した凝縮水が天井から落下し
くくくする。 【解決手段】 浴室天井の内面は半導体光触媒層で被覆
される。光触媒は蛍光灯の照射により光励起され、光触
媒層の表面は水との接触角が0°になる程度に親水化さ
れる。寒冷時や夜間に浴室天井に結露が生じたときに
は、凝縮水は光触媒含有層の表面に一様に広がり、一様
な水膜を形成し、浴室の側壁に沿って流下する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は天井に特徴をもたせ
た浴室、当該浴室の天井用のコーティング組成物及び当
該浴室の天井用の貼着フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に浴室天井は、ポリスチレン、ハイ
インパクトポリスチレン(ゴム成分添加物)、ポリ塩化
ビニル、積層鋼板(鋼板上をクロメート処理又はアルマ
イト処理した表面に塩ビ製やPET製のフィルムを貼着
させたもの)、ABS、SMC等から形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】浴室の内面が露点以下
の温度になると浴室内の空気中の湿分が凝縮し、浴室の
内面に結露が生じる。浴室の天井に結露した凝縮水は互
いに融合して次第に大きな水滴に成長し、充分に大きく
なると天井から離れて自重により落下する。そして凝縮
水は冷たくなっているので、落下した凝縮水が体に触れ
ると、極めて不快感を伴う。
【0004】本発明の目的は、浴室の天井での結露を防
止し、凝縮水が落下することが少ない浴室を提供するこ
とにある。本発明の他の目的は、凝縮水が落下しにくい
浴室天井用コーティング組成物若しくは浴室天井用貼着
フィルムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、光触媒を光
励起すると光触媒の表面が高度に親水化されることを発
見した。驚ろくべきことに、光触媒性チタニアを紫外線
で光励起したところ、水との接触角が10°以下、より
詳しくは5°以下、特に約0°になる程度に表面が高度
に親水化されることが発見された。
【0006】本発明は斯かる発見に基づくもので、本発
明によれば、浴室の天井の内面は半導体光触媒を含む透
明層で被覆されている。浴室天井の励起光源は、浴室照
明、又は特設する室内照明より紫外線照度のやや強い光
源を用いる。光励起に伴い、光触媒含有層の表面は水と
の接触角が10°以下、好ましくは5°以下、より好ま
しくは約0°になる程度に親水化される。一旦親水化さ
れると、光触媒含有層の表面の親水性は夜間でも維持さ
れる。
【0007】このように天井内面の光触媒含有層の表面
は高度に親水化されているので、寒冷時や夜間に結露が
生じたときには、凝縮水は光触媒含有層の表面に一様に
広がり、一様な水膜を形成する。結露の進行に伴い水膜
の厚さが増すと、凝縮水は、天井から垂れ下がった水滴
を形成することなく、水膜を形成したまま浴室の側面に
沿って流下する。したがって浴室の天井から凝縮水が落
下しにくくなる。
【0008】光触媒としては、アナターゼ型チタニア
(TiO2)が最も好ましい。チタニアは、無害であり、
化学的に安定であり、かつ、安価に入手可能である。ル
チル型チタニアも使用可能である。光触媒性チタニアを
紫外線によって光励起すると、光触媒作用によって水が
水酸基(OH-)の形で表面に化学吸着され、その結
果、表面が超親水性になると考えられる。使用可能な他
の光触媒としては、ZnO、SnO2、SrTiO3、W
3、Bi23、Fe23のような金属酸化物がある。こ
れらの金属酸化物は、チタニアと同様に、表面に金属元
素と酸素が存在するので、表面に水酸基(OH-)を吸
着しやすいと考えられる。光触媒含有層の膜厚は0.2
μm以下にするのが好ましい。このようにすれば、充分
な透明性を確保することができる。
【0009】光触媒含有層は光触媒の粒子を無定形シリ
カによって浴室天井に結着することにより形成すること
ができる。このため、結晶性チタニアゾルと無定形シリ
カの前駆体(例えば、テトラエトキシシラン、テトライ
ソプロポキシシラン、テトラn−プロポキシシラン、テ
トラブトキシシラン、テトラメトキシシラン、等のテト
ラアルコキシシラン;それらの加水分解物であるシラノ
ール;アルキルシリケート;又は平均分子量3000以
下のポリシロキサン)との混合物を浴室天井の表面に塗
布し、必要に応じて加水分解させてシラノールを形成し
た後、約100℃以上の温度で加熱してシラノールを脱
水縮重合に付すことにより、チタニアが無定形シリカで
結着された光触媒含有層を形成する。
【0010】水との接触角が0°になる程度の超親水性
を呈する光触媒層を形成する他の好ましいやり方は、未
硬化の若しくは部分的に硬化したシリコーン(ケイ素樹
脂)又はシリコーンの前駆体からなる塗膜形成要素に光
触媒の粒子を分散させてなる塗料用組成物を用いること
である。この塗料用組成物を浴室天井の表面に塗布し、
塗膜形成要素を硬化させた後、光触媒を光励起すると、
シリコーン分子のケイ素原子に結合した有機基は光触媒
の光触媒作用により水酸基に置換され、光触媒層の表面
は超親水化される。
【0011】このやり方には、幾つかの利点がある。シ
リコーン塗料は常温又は比較的低温で硬化させることが
できるので、浴室天井のような非耐熱性の材料で形成さ
れている基材にも適用することができる。また同様の効
果がシリカ塗料でも発揮される。光触媒を含有したこの
塗料組成物は、刷毛塗り、スプレーコーティング、ロー
ルコーティングなどにより塗布することができる。シリ
コーン塗料はシロキサン結合を有するので、光触媒の光
酸化作用に対する充分な対抗性を有する。光触媒含有シ
リコーン塗料からなる光触媒性コーティングの更に他の
利点は、表面が一旦超親水化された後には、暗所に保持
しても長期間超親水性を維持し、かつ、蛍光灯のような
室内照明灯の光でも超親水性を回復することである。
【0012】この塗料用組成物の塗膜形成要素として
は、メチルトリクロルシラン、メチルトリブロムシラ
ン、メチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシ
ラン、メチルトリイソプロポキシシラン、メチルトリt
−ブトキシシラン、エチルトリクロルシラン、エチルト
リブロムシラン、エチルトリメトキシシラン、エチルト
リエトキシシラン、エチルトリイソプロポキシシラン、
エチルトリt−ブトキシシラン;n−プロピルトリクロ
ルシラン、n−プロピルトリブロムシラン、n−プロピ
ルトリメトキシシラン、n−プロピルトリエトキシシラ
ン、n−プロピルトリイソプロポキシシラン、n−プロ
ピルトリt−ブトキシシラン;n−ヘキシルトリクロル
シラン、n−ヘキシルトリブロムシラン、n−ヘキシル
トリメトキシシラン、n−ヘキシルトリエトキシシラ
ン、n−ヘキシルトリイソプロポキシシラン、n−ヘキ
シルトリt−ブトキシシラン;n−デシルトリクロルシ
ラン、n−デシルトリブロムシラン、n−デシルトリメ
トキシシラン、n−デシルトリエトキシシラン、n−デ
シルトリイソプロポキシシラン、n−デシルトリt−ブ
トキシシラン;n−オクタデシルトリクロルシラン、n
−オクタデシルトリブロムシラン、n−オクタデシルト
リメトキシシラン、n−オクタデシルトリエトキシシラ
ン、n−オクタデシルトリイソプロポキシシラン、n−
オクタデシルトリt−ブトキシシラン;フェニルトリク
ロルシラン、フェニルトリブロムシラン、フェニルトリ
メトキシシラン、フェニルトリエトキシシラン、フェニ
ルトリイソプロポキシシラン、フェニルトリt−ブトキ
シシラン、テトラクロルシラン、テトラブロムシラン、
テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、テトラ
ブトキシシラン、ジメトキシジエトキシシラン;ジメチ
ルジクロルシラン、ジメチルジブロムシラン、ジメチル
ジメトキシシラン、ジメチルジエトキシシラン;ジフェ
ニルジクロルシラン、ジフェニルジブロムシラン、ジフ
ェニルジメトキシシラン、ジフェニルジエトキシシラ
ン;フェニルメチルジクロルシラン、フェニルメチルジ
ブロムシラン、フェニルメチルジメトキシシラン、フェ
ニルメチルジエトキシシラン;トリクロルヒドロシラ
ン、トリブロムヒドロシラン、トリメトキシヒドロシラ
ン、トリエトキシヒドロシラン、トリイソプロポキシヒ
ドロシラン、トリt−ブトキシヒドロシラン;ビニルト
リクロルシラン、ビニルトリブロムシラン、ビニルトリ
メトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルト
リイソプロポキシシラン、ビニルトリt−ブトキシシラ
ン;トリフルオロプロピルトリクロルシラン、トリフル
オロプロピルトリブロムシラン、トリフルオロプロピル
トリメトキシシラン、トリフルオロプロピルトリエトキ
シシラン、トリフルオロプロピルトリイソプロポキシシ
ラン、トリフルオロプロピルトリt−ブトキシシラン;
γ−グリシドキシプロピルメチルジメトキシシラン、γ
−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン、γ−
グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシ
ドキシプロピルトリエトキシシラン、γ−グリシドキシ
プロピルトリイソプロポキシシラン、γ−グリシドキシ
プロピルトリt−ブトキシシラン;γ−メタアクリロキ
シプロピルメチルジメトキシシラン、γ−メタアクリロ
キシプロピルメチルジエトキシシラン、γ−メタアクリ
ロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−メタアクリロ
キシプロピルトリエトキシシラン、γ−メタアクリロキ
シプロピルトリイソプロポキシシラン、γ−メタアクリ
ロキシプロピルトリt−ブトキシシラン;γ−アミノプ
ロピルメチルジメトキシシラン、γ−アミノプロピルメ
チルジエトキシシラン、γ−アミノプロピルトリメトキ
シシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、γ
−アミノプロピルトリイソプロポキシシラン、γ−アミ
ノプロピルトリt−ブトキシシラン;γ−メルカプトプ
ロピルメチルジメトキシシラン、γ−メルカプトプロピ
ルメチルジエトキシシラン、γ−メルカプトプロピルト
リメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリエトキ
シシラン、γ−メルカプトプロピルトリイソプロポキシ
シラン、γ−メルカプトプロピルトリt−ブトキシシラ
ン;β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルト
リメトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキ
シル)エチルトリエトキシシラン;および、それらの部
分加水分解物;およびそれらの混合物を使用することが
できる。
【0013】光触媒の光酸化作用により浴室天井が劣化
するのを防止するため、浴室天井と光触媒層との間には
光酸化対抗性の中間層を配置するのが好ましい。この中
間層はシリコーン(ケイ素樹脂)、フッ素樹脂、シリ
カ、アクリルシリコン樹脂、又はアルミナなどの無機酸
化物で形成することができる。尚、光触媒層の密着性を
考慮すると、シリコーン、シリカ、アクリルシリコン樹
脂が好ましい。その他、基材と光触媒層又は上記中間層
との密着性を高めるために、基材と光触媒層又は上記中
間層との間に、プライマーを設けてもよい。プライマー
としては、ポリエステル系プライマー、アクリル系プラ
イマー、シリコーン系プライマー、アクリルシリコン系
プライマーなどを使用することができる。
【0014】フィルム状基材としては、ポリエチレンテ
レフタレート(PET)、ポリアクリレート、ポリエス
テル、ポリエチレンなどの樹脂フィルムや、セラミック
ペーパ等を使用することができる。接着剤としては市販
のエポキシ系や多糖類系の接着剤、加熱接着剤、加圧接
着剤等を使用することができる。離型シートとしては、
表面にロウ、ワックスなどの離型剤を配した離型シート
等を使用することができ、シート基材には紙、合成繊
維、合成樹脂を使用できる。更に、光触媒層に銀又は白
金を添加することで、光触媒による親水性を損わずに、
付着物の分解、細菌、黴の除去性能を向上できる。
【0015】光触媒による超親水化現象は、光触媒によ
る光酸化作用よりも弱い光触媒作用によって実現するこ
とができる。従って、浴室天井の劣化を防止するための
他のやり方は、光触媒の光酸化作用を抑制することであ
る。このためには、光触媒含有層の膜厚を0.1μm以
下にするか、光触媒含有層にアルカリ金属、アルカリ土
類金属、アルミナ、シリカ、ジルコニア、酸化アンチモ
ン、無定形チタニウム、含水チタニアの1種又は2種以
上を添加することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
(実施例1)10cm四角の塩ビ鋼板をポリエステル系プ
ライマーで被覆し、次いでシリコーン層で被覆した。こ
のため、日本合成ゴムの塗料用組成物”グラスカ”のA
液とB液との重量比が3:1になるように混合し、この
混合液を浴槽天井に塗布し、60℃の温度で硬化させ、
膜厚3μmのシリコーンのベースコートで被覆された試
料を得た。次に、アナターゼ型チタニアゾル(日産化
学、TA−15)と前記”グラスカ”のA液を混合し、
エタノールで希釈後、更に”グラスカ”上記B液を添加
し、チタニア含有塗料用組成物を調製した。この塗料用
組成物の組成は、シリカ3重量部、トリメトキシメチル
シラン1重量部、チタニア4重量部であった。この塗料
用組成物を試料の表面に塗布し、150℃の温度で硬化
させ、アナターゼ型チタニア粒子がシリコーン塗膜中に
分散されたトップコートを形成した。
【0017】この試料の表面に20Wのブラックライト
ブルー蛍光灯(三共電気、FL20BLB)を用いて0.5mW
/cm2の紫外線照度(アナターゼ型チタニアのバンドギ
ャップエネルギより高いエネルギの紫外線の照度)で1
週間紫外線を照射した後、表面の水との接触角を接触角
測定器(協和界面科学社製、形式CA-X150)により測定
した。この接触角測定器の低角度側検出限界は1°であ
った。接触角は、マイクロシリンジから試料表面に水滴
を滴下した後30秒後に測定した。測定器の読みは0°
であり、超親水性を示した。次に、密閉容器中にこの試
料の両端をテープで固定し、湯の入ったビーカを試料の
下方に配置し、凝縮水の状態を観察した。凝縮水は一様
な水膜になり、水滴の成長は認められなかった。
【0018】(実施例2)10cm四角のハイインパクト
ポリスチレン板をポリエステル系プライマーで被覆し、
更にシリコーン系ハードコート剤(信越科学、KP−8
58)で被覆後、アルキルシリケート入り光触媒ゾル
(石原産業、STK−01)を被覆した。この試料を実
施例1と同様の条件で紫外線を照射した後、表面の水と
の接触角を測定したところ、接触角は0°であった。更
に、実施例1と同様に湯の入ったビーカの上方に試料を
配置したところ、水滴の成長は認められなかった。
【0019】(実施例3)10cm四角のPETフィルム
をポリエステル系プライマーで被覆し、更にシリコーン
系ハードコート剤(信越科学、KP−858)で被覆
後、アルキルシリケート入り光触媒ゾル(石原産業、S
TK−01)を被覆した。この試料を実施例1と同様の
条件で紫外線を照射した後、表面の水との接触角を測定
したところ、接触角は0°であった。更に、実施例1と
同様に湯の入ったビーカの上方に試料を配置したとこ
ろ、水滴の成長は認められなかった。
【0020】(比較例)比較のため、実施例で用いたの
と同一の塩ビ鋼板、ハイインパクトポリスチレン板、P
ETフィルムの表面に実施例1と同様の条件で紫外線を
照射した後、表面の水との接触角を接触角測定器で測定
したところ、水との接触角は、塩ビ鋼板では70°、ハ
イインパクトポリスチレン板では70°、PETフィル
ムでは60°であった。また、湯に入ったビーカの上方
に試料を配置したところ、水滴の成長が確認された。
【0021】
【発明の効果】以上の試験から分かるように、本発明に
よれば、浴室天井に結露が生じにくく、凝縮水は光触媒
層の表面に一様に広がり、一様な水膜を形成するので、
凝縮水滴が天井から落下しにくくなる。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体光触媒を含む透明層によって内面
    が被覆された天井を備え、光触媒の光励起に伴い前記透
    明層の表面が親水化されるようになっていることを特徴
    とする浴室。
  2. 【請求項2】 前記透明層は光触媒の粒子を無定形シリ
    カによって結着してなる請求項1に基づく浴室。
  3. 【請求項3】 前記透明層は光触媒の粒子が分散された
    シリコーンによって形成されており、前記透明層の表面
    はシリコーン分子のケイ素原子に結合した有機基が光触
    媒の作用により少なくとも部分的に水酸基に置換された
    シリコーン誘導体で形成されていることを特徴とする請
    求項1に基づく浴室。
  4. 【請求項4】 光触媒の作用により天井素材が劣化する
    のを防止するため、前記透明層と天井素材との間には光
    酸化対抗性の中間層を配置したことを特徴とするなる請
    求項1から3のいずれかに基づく浴室。
  5. 【請求項5】 前記表面層に銀又は白金が添加されたこ
    とを特徴とする請求項1から4のいずれかに基づく浴
    室。
  6. 【請求項6】 半導体光触媒と、シリカの前駆体からな
    る、浴室天井からの凝結水の落下を防止するための浴室
    天井用コーティング組成物。
  7. 【請求項7】 半導体光触媒と、シリコーンの前駆体か
    らなる、浴室天井からの凝結水の落下を防止するための
    浴室天井用コーティング組成物。
  8. 【請求項8】 銀又は白金が添加されたことを特徴とす
    る請求項6または7のいずれかに基づく浴室天井用コー
    ティング組成物。
  9. 【請求項9】 フィルム状基材の裏面に接着剤層と離型
    シートが設けられ、フィルム状基材の表面には半導体光
    触媒を含む透明層が設けられ、離型シートを剥がし接着
    剤層を介して浴室天井に固定することにより、浴室天井
    からの凝結水の落下を防止可能とする浴室天井用貼着シ
    ート。
  10. 【請求項10】 前記透明層には、さらに無定形シリカ
    が含有されている請求項9に基づく浴室天井用貼着シー
    ト。
  11. 【請求項11】 前記透明層には、さらにシリコーンが
    含有されている請求項9に基づく浴室天井用貼着シー
    ト。
  12. 【請求項12】 前記透明層には、さらに銀又は白金が
    添加された請求項9から11のいずれかにに基づく浴室
    天井用貼着シート。
JP9238085A 1997-09-03 1997-09-03 浴室、浴室天井用コーティング組成物、浴室天井用貼着フィルム Pending JPH1181719A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001262522A (ja) * 2000-03-16 2001-09-26 Sekisui Jushi Co Ltd 自浄性再帰反射体及びその製造方法
JP2018145763A (ja) * 2017-03-09 2018-09-20 フクビ化学工業株式会社 天井パネルおよび天井

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