JPH1181702A - 部屋形成パネル部材 - Google Patents

部屋形成パネル部材

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JPH1181702A
JPH1181702A JP9254071A JP25407197A JPH1181702A JP H1181702 A JPH1181702 A JP H1181702A JP 9254071 A JP9254071 A JP 9254071A JP 25407197 A JP25407197 A JP 25407197A JP H1181702 A JPH1181702 A JP H1181702A
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wall panel
room
wiring
groove
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JP9254071A
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Yoshikata Mizoguchi
喜方 溝口
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Agency of Industrial Science and Technology
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リフォーム工事における電気通信配線等の敷
設または撤去を簡便化し、既存構造体の解体等によって
派生する電気通信配線等の撤去等や、電気通信配線等の
敷設または撤去に伴う既存構造体の解体等の道連れ工事
を削減し、リフォーム工事自体の簡便化を図ることがで
きる部屋形成パネル部材を提供する。 【解決手段】 少なくとも壁パネル部材3の組み立てに
よって既設部屋内1aに新たな部屋空間2を形成可能で
分解組み立て自在な部屋形成パネル部材であって、隣り
合って連接する前記壁パネル部材間で連通し、且つ、前
記部屋空間2側に向かって開口する溝部5を、前記壁パ
ネル部材3の前記連接方向全幅にわたって少なくとも1
本設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも壁パネ
ル部材の組み立てによって既設部屋内に新たな部屋空間
を形成する部屋形成パネル部材に関し、詳しくは、リフ
ォーム時の設計自由度並びに施工効率の向上技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、住宅の建築工法として、戸建
て、集合住宅を問わず、壁、床、天井、屋根等の構造部
分を先ず構築し、その構造部分に下地処理、仕上げ処理
を行うのが一般的である。また、電気配線やTVアンテ
ナや電話等の通信配線は、躯体壁や間仕切り壁の内部に
埋め込まれていた。
【0003】また、かかる一般的な住宅の建築工法に対
して、既設構造部分に下地処理、仕上げ処理を行わず
に、その既設構造部分に形成された既設部屋内に新たな
部屋空間を形成するために、複数の軸組部材と、組み立
てられた前記複数の軸組部材間に下地処理、仕上げ処理
を施したパネル部材を取り付けるという新たなリフォー
ムのための工法が提案されている。このリフォームのた
めの工法においても、電気配線や通信配線等が敷設され
ている場合は、前記軸組部材や前記パネル部材内部に組
み込まれていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の一般的な住宅の
建築工法では、住宅設計プランは、新築時の設計プラン
に拘束され、リフォーム時における設計変更の自由度は
極めて低いのが通常である。特に、リフォーム工事にお
いて、壁等の既存の構造体の解体撤去に伴い、これら壁
内部に埋設されている電気通信配線等を撤去するための
道連れ工事が発生する場合があり、また、電気通信配線
等の追加または変更を伴う設備工事のみの作業において
も壁の解体作業等の道連れ工事が発生する場合があり、
これらの結果、リフォーム時の設計自由度が大幅に制限
され、然も、工事が大掛かりになるのが避けられなかっ
た。また、複数の軸組部材とパネル部材で既設部屋内に
新たな部屋空間を形成する前記リフォーム工法において
も、電気配線等が部材内部に組み込まれているため、同
様の道連れ工事が発生する場合があり、リフォーム工事
が大掛かりとなるという問題がある。
【0005】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、上述の問題点を解消し、リフォーム工
事における電気通信配線等の敷設または撤去を簡便化
し、既存構造体の解体等によって派生する電気通信配線
等の撤去等や、電気通信配線等の敷設または撤去に伴う
既存構造体の解体等の道連れ工事を削減し、リフォーム
工事自体の簡便化を図る点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明による部屋形成パネル部材の第一の特徴構成
は、特許請求の範囲の欄の請求項1に記載した通り、少
なくとも壁パネル部材の組み立てによって既設部屋内に
新たな部屋空間を形成可能で、且つ、分解組み立て自在
であって、隣り合って連接する前記壁パネル部材間で連
通し、且つ、前記部屋空間側に向かって開口する溝部
を、前記壁パネル部材の前記連接方向全幅にわたって少
なくとも1本設けてある点にある。
【0007】同第二の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項2に記載した通り、第一の特徴構成に加えて、
前記溝部を遮蔽する着脱自在な蓋部材を備えている点に
ある。
【0008】同第三の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項3に記載した通り、第二の特徴構成に加えて、
前記溝部が前記壁パネル部材の下方端辺部または上方端
辺部の少なくとも何れか一方に設けてあり、前記溝部の
位置に対応して前記蓋部材が幅木仕上げ部材または天井
廻り縁仕上げ部材を兼ねている点にある。
【0009】同第四の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項4に記載した通り、第二または第三の特徴構成
に加えて、前記蓋部材の長さが、前記壁パネル部材の前
記連接方向全幅、または、平面視した前記部屋空間の各
辺の長さに等しい点にある。
【0010】以下に作用並びに効果を説明する。第一の
特徴構成によれば、部屋の壁面改修を伴うリフォーム工
事において、既設の壁を解体せずに、壁パネル部材を組
み立てて壁面をリフォームできるため、既設の壁内部に
埋め込まれた電気通信配線等の撤去作業を伴わずに済む
ことに加えて、新たに電気通信配線等を敷設する場合
に、前記壁パネル部材を組み立てた後から、新たに形成
された部屋空間側から当該電気通信配線等を前記溝部内
に、然も、連接する前記壁パネル部材間を連続して敷設
でき、新たな電気通信配線等に伴う既設の壁の解体工事
等の道連れ工事を回避でき、更に、再リフォーム時に前
記電気通信配線等の追加変更を行う場合でも、前記壁パ
ネル部材を解体する必要がなく、リフォーム工事の簡略
化が図れ、工期の短縮及び工費の削減を図ることができ
るのである。また、前記溝部が前記壁パネル部材の前記
連接方向全幅にわたって少なくとも1本設けられている
ため、上述の如く、当該電気通信配線等を連接する前記
壁パネル部材間を連続して敷設でき、新たに形成された
部屋空間の任意の前記壁パネル部材間の配線が可能とな
り、更にリフォーム設計自由度の向上が図れるのであ
る。
【0011】第二の特徴構成によれば、前記溝部の形状
によっては内部の配線が前記部屋空間側から見えて美観
が損なわれたり、異物等が侵入する等の問題を回避する
ことができるのである。
【0012】第三の特徴構成によれば、前記蓋部材で前
記溝部を遮蔽する作業と同時に、幅木仕上げ部材または
天井廻り縁仕上げ部材の取り付け作業を行え、作業の簡
略化及び効率化が図れるとともに、当該部材による美観
向上効果も同時に期待できるのである。また、前記蓋部
材と前記幅木仕上げ部材または前記天井廻り縁仕上げ部
材を兼用することで部品点数の削減が図ることができる
のである。
【0013】第四の特徴構成によれば、前記蓋部材の長
さが、前記壁パネル部材の前記連接方向全幅に等しい場
合は、前記蓋部材の着脱作業が前記壁パネル部材単位で
行えるので、前記壁パネル部材の一部を解体する場合で
も、その壁パネル部材に対応した蓋部材のみを取り外せ
ばよく、工事の簡略化が図れる。一方、前記蓋部材の長
さが、平面視した前記部屋空間の各辺の長さに等しい場
合は、前記壁パネル部材を連接して形成される各壁面の
意匠として連続性が強調され、その壁面の美観が増すの
である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1に示すように、一般住宅の既
設の壁、床、天井等の構造体1によって形成される既設
部屋内1aに、新たに形成される部屋空間2側に面する
片面が仕上げ処理された、壁パネル部材3である平板壁
パネル部材3a及びL字型のコーナ壁パネル部材3b
と、天井パネル部材4とを組み立てることで、前記構造
体1の一部がリフォームされ、前記新たな部屋空間2が
形成される。尚、図2は、リフォーム前の前記構造体1
によって形成される前記既設部屋内1aを側面視したも
のであり、図3は、図2に示す前記既設部屋内1aを、
図1に示す要領でリフォームした後の前記新たな部屋空
間2を示す。ここで、前記コーナ壁パネル部材3bは平
面視形状がL字型であるため、他の支持構造部材に頼ら
ず自立できるので、先ず、前記コーナ壁パネル部材3b
の一つを前記既設部屋内1aの一つのコーナに載置し、
それに前記平板壁パネル部材3aを連結することで、壁
面のリフォームが前記各壁パネル部材3の組み立てだけ
で、他の構造部材の組み立て等の作業を伴わずに行える
のである。
【0015】図4に示すように、前記各壁パネル部材3
の前記部屋空間2側に面した壁前面の天井廻り縁部分に
相当する上辺部30aと、床面と当接する幅木部分に相
当する下辺部30bに、前記部屋空間2側に開口した溝
部5を夫々設けてある。図5に示すように、前記溝部5
の鉛直断面形状は「コ」の字形状である。また、前記上
下の各溝部5の上端側及び下端側の厚みは、中央部より
薄く加工されており、天井廻り縁仕上げ部材6aと幅木
仕上げ部材6bを兼ねた蓋部材6を収納する空間を形成
している。尚、前記蓋部材6の長さは、前記各壁パネル
部材3の連接方向全幅に等しく、各壁パネル部材3毎に
着脱できるようになっている。また、前記蓋部材6の裏
面側には、前記溝部5と係止するための係止部材6cが
取り付けられている。
【0016】図4及び図5に示すように、前記溝部5と
前記蓋部材6で囲まれた空間は、リフォーム工事で必要
となる電気配線9aや通信配線9b等の電気通信配線9
を収納するためのもので、前記部屋空間2側から前記電
気通信配線9の敷設または撤去工事ができるため、工事
自体の高効率化が図れ、更に配線の追加変更が容易に可
能で、再リフォームや部分リフォームでの対応が容易で
ある。
【0017】更に、図4に示すように、前記壁パネル部
材3には、前記部屋空間2内に機能を付加するための器
具7またはその器具を取り付けるための器具取付部8が
予め工場生産にて設けられている。そして、前記器具7
または前記器具取付部8から前記溝部5内へ引き出すた
めの電気通信配線9cが、前記溝部5内のものとは別に
内蔵されている。このように、前記壁パネル部材3に内
蔵された前記電気通信配線9cを前記壁パネル部材3の
前記溝部5内の前記電気通信配線9に接続し、更に、前
記電気通信配線9が前記溝部5を介して既設の電気通信
系配線と接続することで、電気通信系配線の敷設または
撤去及び設備工事の手間が大幅に軽減されるのである。
前記器具7または前記器具取付部8の一例として、例え
ば、図4に示すように、照明器具10及びそのスイッチ
11、電気コンセント12、電話用端子13が前記壁パ
ネル部材3に設けられている。
【0018】次に、前記壁パネル部材3及び前記天井パ
ネル部材4の組み立てについて説明する。図6に示すよ
うに、前記壁パネル部材3の上端面31には、夫々、各
パネル部材の全幅にわたる連通溝32が設けられてあ
り、前記平板壁パネル部材3aと前記コーナ壁パネル部
材3bの側端面33a、33bを当接させ、前記各連通
溝32に嵌合可能な連結部材34を、前記上端面31の
境界をまたいで嵌め込むことで、前記平板壁パネル部材
3aと前記コーナ壁パネル部材3bの連結と位置合わせ
を同時に行う。尚、前記壁パネル部材3同士の連結は、
前記上端面31以外でも行い、図7に示すように、前記
側端面33a、33bの下方部において、一方側に外部
からの回動操作でパネル面に垂直な軸芯周りに回動自在
な係止爪金具35を内蔵した係止部36を設け、他方側
には、前記係止爪金具35が所定の回動位置で係止され
る係止ピン37を内蔵した被係止部38を設けてあり、
前記回動操作によって前記係止部36と前記被係止部3
8を連結した後、前記回動操作を行うために、前記部屋
空間側に面するパネル面に設けられた回動操作部39を
所定の目隠し用部材で目隠し処理する。このように、前
記壁パネル部材3同士の連結が前記部屋空間2側からの
操作で行えることにより、パネル組み立てまたは解体作
業が迅速に行えるのである。以上、前記平板壁パネル部
材3a同士についても同様に行う。
【0019】前記天井パネル部材4の組み立ては、前記
壁パネル部材3の組み立て後に、前記天井パネル部材4
の周縁部下面側に設けられた前記連通溝32に嵌合可能
な突起部4aを、前記連通溝32の前記連結部材34が
嵌め込まれた以外の溝部分に嵌め込むように、前記天井
パネル部材4の周縁部を前記各壁パネル部材上に載置連
結する。これにより、前記連結部材34は前記連通溝3
2にあって、左右からは前記天井パネル部材4の前記突
起部4aによって、上からは前記天井パネル部材4の周
縁部下面によって固定されることになる。尚、前記構造
体1の一部である既設の天井から前記天井パネル部材4
を吊り下げ支持するための天井パネル支持金具を前記既
設の天井に予め設けておくことにより、前記天井パネル
部材4の大きい、つまりは、対向する前記平板壁パネル
部材3a間のスパンの長い大空間の部屋を形成すること
も可能である。
【0020】前記壁パネル部材3、前記天井パネル部材
4、及び、前記蓋部材6の前記部屋空間2側に面する表
面は、夫々、上述の如く仕上げ処理が施されており、前
記各部材の組み立てを行うだけで、現場での仕上げ処理
は必要とされない。また、前記各部材の仕上げ処理を多
種類にわたって工場生産にて準備して部品化しておくこ
とで、リフォーム設計の自由度を低下させることなく、
現場施工の効率化、リフォーム設計及び工事の総コスト
の低価格化が図れるのである。
【0021】以下に別実施形態を説明する。 〈1〉本実施形態では、前記溝部5に敷設された前記電
気通信配線9は、必要に応じて適宜敷設するものを例示
したが、両端に接続用のコネクタを設けた前記壁パネル
部材3の前記連接方向全幅の固定長のものが、予め前記
溝部5に設けられており、前記壁パネル部材3の組み立
てと同時に前記コネクタを接続するだけで、前記電気通
信配線9の敷設作業が簡単迅速に行えるようにするのも
好ましい実施の形態である。
【0022】〈2〉本実施形態では、前記壁パネル部材
3の前記上辺部30aと前記下辺部30bの両方に前記
溝部5を設けてあるが、その一方だけに設けてあっても
構わない。また、前記蓋部材6を必ずしも使用する必要
はない。この場合、前記溝部5の前記部屋空間2側に面
した開口部の高さ方向の幅を中空部の高さより狭くする
ことで、中空部内の前記電気通信配線9が前記部屋空間
2側より見えなくするようにしても構わない。
【0023】〈3〉前記蓋部材6の長さは、前記各壁パ
ネル部材3の連接方向全幅に等しくなくても構わない。
例えば、平面視した前記部屋空間2の各辺の長さに等し
くするのも好ましい。この場合、前記壁パネル部材3を
連接して形成される各壁面が、意匠として連続性が強調
され、その美観が増すからである。尚、前記幅木仕上げ
部材または前記天井廻り縁仕上げ部材は、前記蓋部材と
して必ずしも一体で構成されてなくても構わない。夫々
が、表面側の前記各仕上げ部材と裏面側の前記係止部材
6cが分離可能な構造であっても良い。また、この場
合、前記各仕上げ部材部分の長さだけが、平面視した前
記部屋空間2の各辺の長さに等しくするのも好ましく、
更に、前記係止部材6cを、互いに隣接する前記壁パネ
ル部材3の連結部材として兼用するのも好ましい実施の
形態である。
【0024】〈4〉本実施形態では、既存の床面を使用
したリフォームを想定しているが、床面も含めたリフォ
ームの場合は、既存の床面に対して床パネル部材を載置
敷設した後に、前記壁パネル部材3及び前記天井パネル
部材4の組み立て工事を行うか、或いは、前記壁パネル
部材3を組み立てた後に、既存の床面に対して床パネル
部材を載置敷設するようにしても構わない。
【0025】〈5〉本実施形態では、前記コーナ壁パネ
ル部材3bは前記部屋空間側に直角に折れ曲がったL字
型であったが、必ずしも、同形状に限定されるものでは
ない。逆向きに折れ曲がったL字型であっても構わない
し、また、例えば、T字型や十字型であっても構わな
い。何れの形状であっても前記コーナ壁パネル部材3b
が自立できるものであれば良い。更に、例えば、T字型
のコーナ壁パネル部材を前記既設部屋内1aの既設壁面
中間部に設け、前記部屋空間に向けて突出するように、
前記平板壁パネル部材3aを前記T字型のコーナ壁パネ
ル部材に連結することで、大きな既設部屋内1aを2室
以上に分割しても構わない。この場合、前記平板壁パネ
ル部材3aの両面に仕上げ加工を施すのが好ましい。ま
た、両面が仕上げ処理された平板壁パネル部材を予め工
場生産して準備しておくのも好ましい。
【0026】〈6〉本実施形態では、前記壁パネル部材
3等に前記器具7または前記器具取付部8が予め工場生
産にて設けられているが、必ずしも、設けられてなくて
も構わない。また、前記器具7または前記器具取付部8
も、図4に示す、照明器具10及びそのスイッチ11、
電気コンセント12、電話用端子13でなく、その他の
器具類であっても構わない。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
リフォーム工事における電気通信配線等の敷設または撤
去を簡便化し、既存構造体の解体等によって派生する電
気通信配線等の撤去等や、電気通信配線等の敷設または
撤去に伴う既存構造体の解体等の道連れ工事を削減し、
リフォーム工事自体の簡便化を図ることができるように
なった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る部屋形成パネル部材によるリフォ
ームの一実施形態を示す説明図
【図2】本発明に係る部屋形成パネル部材によるリフォ
ーム前の状態を示す説明図
【図3】本発明に係る部屋形成パネル部材によるリフォ
ーム後を状態を示す説明図
【図4】本発明に係る部屋形成パネル部材による部屋空
間形成を示す分解説明図
【図5】本発明に係る部屋形成パネル部材の要部断面図
【図6】本発明に係る部屋形成パネル部材の連結部の要
部説明図
【図7】本発明に係る部屋形成パネル部材の連結部の要
部説明図
【符号の説明】
1 構造体 1a 既設部屋内 2 部屋空間 3 壁パネル部材 3a 平板壁パネル部材 3b コーナ壁パネル部材 4 天井パネル部材 5 溝部 6 蓋部材 6a 天井廻り縁仕上げ部材 6b 幅木仕上げ部材 6c 係止部材 7 器具 8 器具取付部 9、9c 電気通信配線 30a 上辺部 30b 下辺部 31 上端面 32 連通溝 34 連結部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも壁パネル部材の組み立てによ
    って既設部屋内に新たな部屋空間を形成可能で分解組み
    立て自在な部屋形成パネル部材であって、 隣り合って連接する前記壁パネル部材間で連通し、且
    つ、前記部屋空間側に向かって開口する溝部を、前記壁
    パネル部材の前記連接方向全幅にわたって少なくとも1
    本設けてある部屋形成パネル部材。
  2. 【請求項2】 前記溝部を遮蔽する着脱自在な蓋部材を
    備えている請求項1記載の部屋形成パネル部材。
  3. 【請求項3】 前記溝部が前記壁パネル部材の下方端辺
    部または上方端辺部の少なくとも何れか一方に設けてあ
    り、前記溝部の位置に対応して前記蓋部材が幅木仕上げ
    部材または天井廻り縁仕上げ部材を兼ねている請求項2
    記載の部屋形成パネル部材。
  4. 【請求項4】 前記蓋部材の長さが、前記壁パネル部材
    の前記連接方向全幅、または、平面視した前記部屋空間
    の各辺の長さに等しい請求項2または3記載の部屋形成
    パネル部材。
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