JPH1181094A - 織機における緯糸検出装置 - Google Patents

織機における緯糸検出装置

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JPH1181094A
JPH1181094A JP23617297A JP23617297A JPH1181094A JP H1181094 A JPH1181094 A JP H1181094A JP 23617297 A JP23617297 A JP 23617297A JP 23617297 A JP23617297 A JP 23617297A JP H1181094 A JPH1181094 A JP H1181094A
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JP
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weft
detection
detection period
tension
sensitivity
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JP23617297A
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Kazuharu Ota
一晴 太田
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Toyota Industries Corp
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Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】緯糸検出精度を高める。 【解決手段】張力検出器S1〜S4によって検出された
緯糸の張力の情報は、緯糸検出制御装置C1に送られ
る。入力装置49によって各緯糸Yn(n=1,2,
3,4)の検出期間〔αn,βn〕,〔γn,δn〕及
び感度Vnの入力操作を行なうと、入力制御回路46
は、検出期間記憶部44に検出期間〔αn,βn〕,
〔γn,δn〕を記憶させると共に、感度記憶部45に
感度Vnを記憶させる。判別回路43は、緯糸選択制御
装置C2から得られる緯糸選択パターン情報、張力検出
器Snから得られる張力情報、記憶された検出期間〔α
n,βn〕,〔γn,δn〕及び感度Vn、並びにロー
タリエンコーダ21から得られる織機回転角度情報に基
づいて緯入れ異常の有無を判別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、織機における緯糸
検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】緯糸が正常に緯入れされているか否かを
検出する手段として、特開平6−330435号公報に
開示されるように、緯糸の通過の有無を検出する圧電式
の緯糸通過センサがある。複数の緯糸を緯入れする場
合、糸種類、太さの違いによって各緯糸の検出信号に違
いが生じる。特開平6−330435号公報では、複数
の緯糸の検出感度を緯糸番手毎に設定する装置が開示さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】緯糸の検出信号の大き
さは緯入れ期間中の時刻毎に異なり、しかも緯糸の種類
毎に異なる。そのため、ある一定の検出期間内で検出感
度のみを緯糸番手毎に設定したとしても十分な検出精度
を達成することは難しい。
【0004】本発明は、緯糸検出精度を高めることを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために請求項1の発
明では、緯入れされる複数の緯糸の張力を個々に時間に
関して連続的に検出する複数の緯糸通過検出手段と、前
記複数の緯糸通過検出手段によって緯糸の張力を検出す
る織機1回転中の検出期間を前記複数の緯糸通過検出手
段毎に設定する検出期間設定手段とを備えた緯糸検出装
置を構成した。
【0006】織機1回転中の緯糸の通過の有無の検出期
間は複数の緯糸通過検出手段毎に設定される。複数の緯
糸通過検出手段毎に織機1回転中の緯糸の通過の有無の
検出期間を設定すれば緯糸検出精度が向上する。
【0007】請求項2の発明では、織機は、受け渡し用
レピアヘッド及び受け取り用レピアヘッドを経糸開口内
へ挿入して受け渡し用レピアヘッドから受け取り用レピ
アヘッドへ緯糸を受け渡して緯糸を緯入れするレピア織
機であり、前記検出期間設定手段は、緯糸が前記受け渡
し用レピアヘッドによって把持されているときの前記検
出期間と、緯糸が前記受け取り用レピアヘッドによって
把持されているときの前記検出期間とを別々に設定する
ようにした。
【0008】緯糸が受け渡し用レピアヘッドから受け取
り用レピアヘッドへ受け渡される際には、緯糸通過検出
手段によって得られる検出信号の大きさが緯入れ期間中
で最も小さくなる。緯糸が前記受け渡し用レピアヘッド
によって把持されているときの検出期間と、緯糸が前記
受け取り用レピアヘッドによって把持されているときの
検出期間とを別々に設定する仕方は、受け渡し用レピア
ヘッドから受け取り用レピアヘッドへの緯糸受け渡し時
期を検出期間から除外する上で好適である。
【0009】請求項3の発明では、緯糸の張力を検出す
る張力検出器を前記緯糸通過検出手段として採用した。
張力検出器は時間に関して連続的に緯糸の通過を検出す
る緯糸通過検出手段として好適である。
【0010】請求項4の発明では、前記複数の緯糸通過
検出手段毎に検出感度を設定する検出感度設定手段を備
えた緯糸検出装置を構成した。検出感度も複数の緯糸通
過検出手段毎に設定すれば、緯糸検出精度が一層向上す
る。
【0011】請求項5の発明では、前記検出期間設定手
段によって設定される検出期間及び前記検出感度設定手
段によって設定される検出感度のうちの少なくとも前記
検出期間を表示する表示手段を備えた緯糸検出装置を構
成した。
【0012】検出期間を表示しながら検出期間を設定し
得る構成は検出期間の設定作業を容易にする。請求項6
の発明では、緯入れされる複数の緯糸の通過の有無を個
々に時間に関して連続的に検出する複数の緯糸通過検出
手段と、前記複数の緯糸通過検出手段によって緯糸の通
過の有無を検出する織機1回転中の検出期間を前記複数
の緯糸毎に設定する検出期間設定手段とを備えた緯糸検
出装置を構成した。
【0013】織機1回転中の緯糸の通過の有無の検出期
間は複数の緯糸毎に設定される。複数の緯糸毎に織機1
回転中の緯糸の通過の有無の検出期間を設定すれば緯糸
検出精度が向上する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明をレピア織機に具体
化した第1の実施の形態を図1〜図3に基づいて説明す
る。
【0015】図1に示す11は緯入れ始端側から経糸T
の開口内に挿入される受け渡し用レピアヘッドであり、
12は緯入れ末端側から経糸Tの開口内に挿入される受
け取り用レピアヘッドである。レピアヘッド11,12
はレピアバンド13,14の先端に止着されており、レ
ピアバンド13,14はレピアホイール15,16に巻
き掛け結合されている。レピアホイール15はサーボモ
ータ17によって往復回動される。レピアホイール16
はサーボモータ18によって往復回動される。サーボモ
ータ17,18は互いに逆方向に往復回転する。
【0016】受け渡し用レピアヘッド11は、レピアホ
イール15の往動回動によって経糸Tの開口内に挿入さ
れ、レピアホイール15の復動回動によって受け渡し用
レピアヘッド11が経糸Tの開口内から退避する。受け
取り用レピアヘッド12は、レピアホイール16の往動
回動によって経糸Tの開口内に挿入され、レピアホイー
ル16の復動回動によって経糸Tの開口内から退避す
る。
【0017】レピアホイール15,16の往動回動によ
り受け渡し用レピアヘッド11及び受け取り用レピアヘ
ッド12が経糸Tの開口内に進入し、図1に鎖線で示す
ように両レピアヘッド11,12が織布Wの織幅の中央
部で出会う。受け渡し用レピアヘッド11によって経糸
Tの開口内に搬送された緯糸Y1,Y2,Y3,Y4は
受け取り用レピアヘッド12に受け渡される。レピアホ
イール15,16の復動回動により受け渡し用レピアヘ
ッド11及び受け取り用レピアヘッド12が経糸Tの開
口内から退避し、緯糸が経糸Tの開口内を通される。
【0018】サーボモータ17,18は制御コンピュー
タCの指令制御を受ける。制御コンピュータCは、緯糸
種類毎に予め入力設定された緯入れ速度パターン、織機
の回転角度θを検出するロータリエンコーダ21から得
られる織機回転角度検出情報及びサーボモータ17,1
8の回転角度を検出するロータリエンコーダ171,1
81から得られる回転角度情報に基づいてサーボモータ
17,18の回転速度をフィードバック制御する。又、
制御コンピュータCは織機駆動用の織機駆動モータMの
作動を制御する。
【0019】緯糸チーズ22,23,24,25から供
給される緯糸Y1,Y2,Y3,Y4は、緯糸貯留装置
26,27,28,29に巻付貯留される。さらに、緯
糸Y1,Y2,Y3,Y4は、糸ガイド30,31,3
2,33、張力付与装置34,35,36,37、圧電
センサ型の張力検出器S1,S2,S3,S4及び緯糸
選択装置42の選択レバー421,422,423,4
24を経由する。選択レバー421〜424は、図示し
ない往復駆動機構(例えばロータリソレノイド、モータ
等)によって待機位置と挿入位置とに切換配置される。
緯糸選択装置42は緯糸選択制御装置C2の制御を受け
る。緯糸選択制御装置C2は予め設定された緯糸選択パ
ターンに基づいて前記往復駆動機構の1つを選択して作
動し、選択レバー421〜424のうちの1つが選択さ
れて待機位置と挿入位置とに切換配置される。挿入位置
に配置された緯糸は受け渡し用レピアヘッド11によっ
て経糸開口内へ挿入される。
【0020】緯糸Y1,Y2,Y3,Y4の張力は張力
検出器Sn(n=1,2,3,4)によって検出され
る。張力検出器Snによって検出された張力の情報は、
緯糸検出制御装置C1に送られる。図2に示すように、
緯糸検出制御装置C1は、判別回路43と、検出期間記
憶部44と、感度記憶部45と、入力制御回路46と、
表示制御回路47とからなる。
【0021】判別回路43には緯糸選択制御装置C2、
張力検出器38〜41及びロータリエンコーダ21が信
号接続されている。判別回路43は、緯糸選択制御装置
C2から得られる緯糸選択パターン情報、張力検出器S
nから得られる張力情報及びロータリエンコーダ21か
ら得られる織機回転角度情報に基づいて緯入れ異常の有
無を判別する。
【0022】入力制御回路46には入力装置49が信号
接続されている。入力装置49は各緯糸Y1,Y2,Y
3,Y4の検出期間及び検知感度を入力設定するための
ものである。入力装置49によって各緯糸Yn(n=
1,2,3,4)の検出期間〔αn,βn〕,〔γn,
δn〕及び感度Vnの入力操作を行なうと、入力制御回
路46は、検出期間記憶部44に検出期間〔αn,β
n〕,〔γn,δn〕を記憶させると共に、感度記憶部
45に感度Vnを記憶させる。又、入力制御回路46は
検出期間〔αn,βn〕,〔γn,δn〕及び感度Vn
の各情報を表示制御回路47に送る。表示制御回路47
には表示装置48が信号接続されており、表示制御回路
47は検出期間〔αn,βn〕,〔γn,δn〕及び感
度Vnの各情報を表示装置48の画面に表示させる。図
2の表示装置48の画面には各緯糸Yn(n=1,2,
3,4)の検出期間〔αn,βn〕,〔γn,δn〕及
び感度Vnが表示されている。
【0023】図3の表示装置48の画面は緯糸Y1に関
する検出期間〔α1,β1〕,〔γ1,δ1〕及び感度
V1を表示している。横軸θは織機回転角度を表し、縦
軸は張力を表す。曲線E1は緯糸Y1の平均的な張力変
化を示す。他の緯糸Y1〜Y3に関する検出期間及び感
度も同様に表示される。判別回路43は、張力検出器S
nから得られる検出信号、記憶された検出期間〔αn,
βn〕,〔γn,δn〕及び感度Vnに基づいて緯入れ
状態の判断を各緯糸Yn毎に行なう。張力検出器Snか
ら得られる検出信号の値が検出期間〔αn,βn〕,
〔γn,δn〕内で常に感度Vnを越えていれば、判別
回路43は緯糸Ynに関して緯入れ正常と判断する。張
力検出器Snから得られる検出信号の値が検出期間〔α
n,βn〕,〔γn,δn〕内で感度Vnを越えない場
合があれば、判別回路43は緯糸Ynに関して緯入れ異
常と判断する。緯入れ異常の判断がなされた場合、判別
回路43は製織停止信号を制御コンピュータCに送り、
制御コンピュータCは製織停止信号の入力に基づいてサ
ーボモータ17,18及び織機駆動モータMの作動を停
止する。
【0024】第1の実施の形態では以下の効果が得られ
る。 (1-1)緯入れされる緯糸Ynには緯糸種類毎に適度の
張力を付与する必要があり、この張力付与は張力付与装
置34〜37で調整される。緯糸Ynの検出信号の変
化、即ち張力の変化が緯糸種類毎に異なる。そのため、
検出期間を緯糸種類に関係なく一定にした状態で緯糸Y
n毎に感度Vnを設定する場合には、検出期間を短くし
ておかない限り感度Vnの適正設定が難しい。例えば、
図3における検出期間〔α1,β1〕が長くなるほど、
即ち検出時期α1が織機回転角度0°側へ、検出時期β
1が織機回転角度180°側へ近づくほど、検出時期α
1,β1における検出信号E1の張力値f1,f2と感
度V1とが近づく。同様に、他の緯糸Y2〜Y4の検出
時期α1,β1における張力値も感度V1に近づく。検
出時期α1,β1における検出信号E1の張力値f1,
f2及び他の緯糸Y2〜Y4の張力値も緯入れ毎に変動
するため、検出期間〔α1,β1〕を長くするほど感度
Vnを下げる必要がある。しかし、感度Vnを下げ過ぎ
ると、例えば図3に曲線F1で示すように糸切れが発生
した場合に糸切れを迅速に検出できなくなるおそれがあ
る。このような緯入れ異常を迅速に検出できなければ製
織停止が遅れ、他の緯糸Y2〜Y4が緯入れ異常発生後
に緯入れされてしまうおそれがある。そのため、検出期
間を緯糸種類に関係なく一定にする場合には検出期間を
短くする必要がある。しかし、このような検出期間の短
縮設定は緯入れ異常の有無の検出機会を減らし、製織停
止が遅れるおそれがある。
【0025】本実施の形態では、織機1回転中の緯糸Y
nの張力検出器Snにおける通過の有無の検出期間〔α
n,βn〕,〔γn,δn〕は、検出期間設定手段を構
成する入力装置49及び緯糸検出制御装置C1によって
複数の緯糸通過検出手段である張力検出器Sn毎に設定
される。従って、検出期間〔αn,βn〕,〔γn,δ
n〕及び感度Vnの設定は他の緯糸の張力変化を考慮す
ることなく行える。即ち、緯糸Yn毎に適した検出期間
〔αn,βn〕,〔γn,δn〕を設定でき、これに合
わせて感度Vnの適正設定が行える。その結果、緯糸Y
nの検出精度が向上する。 (1-2)緯糸Ynが受け渡し用レピアヘッド11から受
け取り用レピアヘッド12へ受け渡される際には、張力
検出器Snによって得られる検出信号の大きさが緯入れ
期間中で最も小さくなる。緯糸Ynが受け渡し用レピア
ヘッド11から受け取り用レピアヘッド12へ受け渡さ
れる時期は、織機回転角度180°付近であるが、この
ような時期は検出期間には不適当である。緯糸Ynが受
け渡し用レピアヘッド11によって把持されているとき
の検出期間〔αn,βn〕と、緯糸Ynが受け取り用レ
ピアヘッド12によって把持されているときの検出期間
〔γn,δn〕とを別々に設定する仕方は、受け渡し用
レピアヘッド11から受け取り用レピアヘッド12への
緯糸受け渡し時期を検出期間から除外する上で好適であ
る。 (1-3)張力検出器Snは時間に関して連続的に緯糸の
通過を検出する緯糸通過検出手段として好適である。
【0026】次に、図4の第2の実施の形態を説明す
る。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が付し
てある。この実施の形態における緯糸検出制御装置C3
は、判別回路50と、検出期間記憶部44と、感度記憶
部45と、入力制御回路46と、張力波形記憶部51
と、平均張力波形演算部52と、表示制御回路53とか
らなる。
【0027】判別回路50は、緯糸選択制御装置C2か
ら得られる緯糸選択パターン情報、張力検出器Snから
得られる張力情報及びロータリエンコーダ21から得ら
れる織機回転角度情報に基づいて緯入れ異常の有無を判
別すると共に、緯糸種類別に張力波形を生成する。張力
検出器Snから得られる張力情報が緯入れ異常を表さな
いものである場合には、判別回路43は生成した張力波
形を緯糸種類別に張力波形記憶部51に記憶する。張力
波形記憶部51は、最新の張力波形を記憶してゆくと共
に、最旧の張力波形を消去して緯糸種類別に所定数(複
数)の張力波形を記憶する。平均張力波形演算部52は
この記憶された所定数の張力波形に基づいて緯糸種類別
に平均張力波形を演算する。
【0028】表示制御回路53は、平均張力波形演算部
52において演算して得られた平均張力波形を表示装置
48の画面に表示する。図4の画面上の波形F1は緯糸
Y1の関する平均張力波形を表す。他の緯糸Y2〜Y4
に関する平均張力波形も同様に表示される。検出期間
〔αn,βn〕,〔γn,δn〕及び感度Vnの設定
は、試織時において表示装置48の画面に緯糸Ynの平
均張力波形を表示した状態で入力装置49を操作して行
なう。入力装置49の操作によって検出期間〔αn,β
n〕,〔γn,δn〕及び感度Vnを入力すれば、検出
期間〔αn,βn〕,〔γn,δn〕及び感度Vnが図
4に示すように表示装置48の画面に表示される。
【0029】各緯糸Ynの平均張力波形を表示しながら
検出期間〔αn,βn〕,〔γn,δn〕及び感度Vn
を緯糸Yn毎に設定する仕方は、検出期間及び感度の適
正設定を容易にする。
【0030】なお、平均張力波形の表示の代わりに、最
新の張力波形を記憶してゆくと共に、最旧の張力波形を
消去して緯糸種類別に記憶される所定数(複数)の張力
波形を表示し、所定数の張力波形を表示しながら検出期
間〔αn,βn〕,〔γn,δn〕及び感度Vnを緯糸
Yn毎に設定してもよい。
【0031】
【発明の効果】以上詳述したように本発明では、複数の
緯糸通過検出手段によって緯糸の通過の有無を検出する
織機1回転中の検出期間を前記複数の緯糸通過検出手段
毎に設定するようにしたので、緯糸検出精度を向上し得
るという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を示す略体正面図。
【図2】制御ブロック図と画面との組合わせ図。
【図3】制御ブロック図と画面との組合わせ図。
【図4】第2の実施の形態を示す制御ブロック図と画面
との組合わせ図。
【符号の説明】
49…検出期間設定手段を構成する入力装置、S1,S
2,S3,S4…緯糸通過検出手段となる張力検出器、
C1,C3…検出期間設定手段を構成する緯糸検出制御
装置、Y1,Y2,Y3,Y4…緯糸。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】緯入れされる複数の緯糸の通過の有無を個
    々に時間に関して連続的に検出する複数の緯糸通過検出
    手段と、 前記複数の緯糸通過検出手段によって緯糸の通過の有無
    を検出する織機1回転中の検出期間を前記複数の緯糸通
    過検出手段毎に設定する検出期間設定手段とを備えた織
    機における緯糸検出装置。
  2. 【請求項2】織機は、受け渡し用レピアヘッド及び受け
    取り用レピアヘッドを経糸開口内へ挿入して受け渡し用
    レピアヘッドから受け取り用レピアヘッドへ緯糸を受け
    渡して緯糸を緯入れするレピア織機であり、前記検出期
    間設定手段は、緯糸が前記受け渡し用レピアヘッドによ
    って把持されているときの前記検出期間と、緯糸が前記
    受け取り用レピアヘッドによって把持されているときの
    前記検出期間とを別々に設定する請求項1に記載の織機
    における緯糸検出装置。
  3. 【請求項3】前記緯糸通過検出手段は緯糸の張力を検出
    する張力検出器である請求項1及び請求項2のいずれか
    1項に記載の織機における緯糸検出装置。
  4. 【請求項4】前記複数の緯糸通過検出手段毎に検出感度
    を設定する検出感度設定手段を備えている請求項1乃至
    請求項3のいずれか1項に記載の織機における緯糸検出
    装置。
  5. 【請求項5】前記検出期間設定手段によって設定される
    検出期間及び前記検出感度設定手段によって設定される
    検出感度のうちの少なくとも前記検出期間を表示する表
    示手段を備えている請求項1乃至請求項4のいずれか1
    項に記載の織機における緯糸検出装置。
  6. 【請求項6】緯入れされる複数の緯糸の通過の有無を個
    々に時間に関して連続的に検出する複数の緯糸通過検出
    手段と、 前記複数の緯糸通過検出手段によって緯糸の通過の有無
    を検出する織機1回転中の検出期間を前記複数の緯糸毎
    に設定する検出期間設定手段とを備えた織機における緯
    糸検出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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