JPH1180777A - 揚げ物に使用した食用油の脱色装置 - Google Patents
揚げ物に使用した食用油の脱色装置Info
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- JPH1180777A JPH1180777A JP28898697A JP28898697A JPH1180777A JP H1180777 A JPH1180777 A JP H1180777A JP 28898697 A JP28898697 A JP 28898697A JP 28898697 A JP28898697 A JP 28898697A JP H1180777 A JPH1180777 A JP H1180777A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- oil
- decoloring
- edible oil
- fried food
- Prior art date
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- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/74—Recovery of fats, fatty oils, fatty acids or other fatty substances, e.g. lanolin or waxes
Landscapes
- Fats And Perfumes (AREA)
- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
- Edible Oils And Fats (AREA)
- Frying-Pans Or Fryers (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 揚げ物に使用した食用油は、揚げ物に対し良
くない結果となる。従って脱色でき再使用できないかと
の要望があった。 【解決手段】 濾過された油を、一定の温度を保たせる
スパイラル状の蒸気回路3と撹拌手段5を配装したタン
ク2内に脱色材と共に収容し、更に、このタンク2を真
空装置4に連絡させて、タンク2内の油の酸化を防ぐた
めに真空状態として設定時間攪拌して脱色した後タンク
2の下部に設置した吸込み送り出しポンプ13に連結さ
せた濾過装置10によって油と脱色材と分離させて脱色
油を精製する構造
くない結果となる。従って脱色でき再使用できないかと
の要望があった。 【解決手段】 濾過された油を、一定の温度を保たせる
スパイラル状の蒸気回路3と撹拌手段5を配装したタン
ク2内に脱色材と共に収容し、更に、このタンク2を真
空装置4に連絡させて、タンク2内の油の酸化を防ぐた
めに真空状態として設定時間攪拌して脱色した後タンク
2の下部に設置した吸込み送り出しポンプ13に連結さ
せた濾過装置10によって油と脱色材と分離させて脱色
油を精製する構造
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は揚げ物等に使用した
着色食用油の色を脱色して新しい食用油のようにする揚
げ物に使用した食用油の脱色装置に関する。
着色食用油の色を脱色して新しい食用油のようにする揚
げ物に使用した食用油の脱色装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来揚げ物として使用した食用油は、揚
げる回数を重ねると着色して揚げ物の製品が綺麗に得ら
れず廃油として処理していた。
げる回数を重ねると着色して揚げ物の製品が綺麗に得ら
れず廃油として処理していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の揚げ物に使
用した食用油は、これを何回となく使用すると油に色が
ついて揚げ物に対し良くない結果となる。従ってこれは
廃油として処理していた。そのため非常に不経済とな
り、少しでもこの色つきの油を脱色でき再使用できない
かとの要望が多かった。
用した食用油は、これを何回となく使用すると油に色が
ついて揚げ物に対し良くない結果となる。従ってこれは
廃油として処理していた。そのため非常に不経済とな
り、少しでもこの色つきの油を脱色でき再使用できない
かとの要望が多かった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は斯様な実情に鑑
み、この課題に対処した創案にかかるもので、内部に一
定の温度を保たせるスパイラル状の蒸気回路と、攪拌手
段を配装してなるタンクを有し、このタンク、揚げ物に
使用され、しかも濾過された食用油と脱色材を収容し、
更に、タンクに密閉手段を介して密閉する蓋体と、タン
ク内を真空にする真空装置に連結させて設け、しかもタ
ンクには下部にコック等を設けた排出口を設け、更に、
タンクの前記排出口の下部には、内部に濾材と金網等か
らなる濾体を底部に固定して配装した濾過装置を設け、
この濾過装置は吸込み送り出しポンプに連結させて、タ
ンク内の油と脱色材を混合させた油を、脱色材と油に分
離させて脱色油を精製するようにした脱色装置を提供す
るものである。
み、この課題に対処した創案にかかるもので、内部に一
定の温度を保たせるスパイラル状の蒸気回路と、攪拌手
段を配装してなるタンクを有し、このタンク、揚げ物に
使用され、しかも濾過された食用油と脱色材を収容し、
更に、タンクに密閉手段を介して密閉する蓋体と、タン
ク内を真空にする真空装置に連結させて設け、しかもタ
ンクには下部にコック等を設けた排出口を設け、更に、
タンクの前記排出口の下部には、内部に濾材と金網等か
らなる濾体を底部に固定して配装した濾過装置を設け、
この濾過装置は吸込み送り出しポンプに連結させて、タ
ンク内の油と脱色材を混合させた油を、脱色材と油に分
離させて脱色油を精製するようにした脱色装置を提供す
るものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明は揚げ物に使用した食用油
の脱色装置の一実施例を示したもので、以下図面に基い
て詳細に説明する。1は機枠で、この機枠1の上段には
使用して濾過した食用油と、脱色材を収容するタンク2
を設け、更に、このタンク2内には収納した食用油を一
定の温度に保持させるスパイラル状の蒸気回路3を外部
を連絡させて循環できるように配装すると共に、このタ
ンク2は、収納した食用油の酸化を防ぐためにタンク2
内を真空状態とする真空装置4に連結させて設けてあ
る。更に、タンク2内には食用油と脱色材を攪拌混合す
る羽根5aを下部に装着した軸5からなる攪拌機を設
け、この攪拌機の前記軸5は、タンク2を覆う蓋体6に
設けた軸受体6aに縦設すると共に、上端は蓋体6から
外部に向けて延出させ、この端部は、蓋体6に設けた支
持台7に設けたモータ8にベルト9を介して連絡させ
て、モータ8の駆動によって攪拌機の羽根5aを回転し
て攬拌作用が行なわれるようになっている。更に、前記
蓋体6はタンク2上を密閉手段によって密閉されて真空
装置4によってタンク2内の真空状態にするようにして
ある。更に、タンク2の下面にはコック等を設けた排出
口2aを設けてある。また機枠1の下段には、前記タン
ク2の排出口2aの下部に濾過装置10を設け、この濾
過装置10は濾材と金網から濾体11を固定して配装
し、更に濾過装置10の下面には排出口12を設けて、
この排出口12を機枠1に設けた送り出しポンプ13と
導管14を介して連結し、この送り出しポンプ13の吸
引、送り出し作用で濾過装置10内に送られた脱色材と
食用油の油を脱色材等を分離して脱色された油だけを送
り出すようにする。
の脱色装置の一実施例を示したもので、以下図面に基い
て詳細に説明する。1は機枠で、この機枠1の上段には
使用して濾過した食用油と、脱色材を収容するタンク2
を設け、更に、このタンク2内には収納した食用油を一
定の温度に保持させるスパイラル状の蒸気回路3を外部
を連絡させて循環できるように配装すると共に、このタ
ンク2は、収納した食用油の酸化を防ぐためにタンク2
内を真空状態とする真空装置4に連結させて設けてあ
る。更に、タンク2内には食用油と脱色材を攪拌混合す
る羽根5aを下部に装着した軸5からなる攪拌機を設
け、この攪拌機の前記軸5は、タンク2を覆う蓋体6に
設けた軸受体6aに縦設すると共に、上端は蓋体6から
外部に向けて延出させ、この端部は、蓋体6に設けた支
持台7に設けたモータ8にベルト9を介して連絡させ
て、モータ8の駆動によって攪拌機の羽根5aを回転し
て攬拌作用が行なわれるようになっている。更に、前記
蓋体6はタンク2上を密閉手段によって密閉されて真空
装置4によってタンク2内の真空状態にするようにして
ある。更に、タンク2の下面にはコック等を設けた排出
口2aを設けてある。また機枠1の下段には、前記タン
ク2の排出口2aの下部に濾過装置10を設け、この濾
過装置10は濾材と金網から濾体11を固定して配装
し、更に濾過装置10の下面には排出口12を設けて、
この排出口12を機枠1に設けた送り出しポンプ13と
導管14を介して連結し、この送り出しポンプ13の吸
引、送り出し作用で濾過装置10内に送られた脱色材と
食用油の油を脱色材等を分離して脱色された油だけを送
り出すようにする。
【0006】
【発明の効果】本発明は上述の構成で、揚げ物に使用し
た着色食用油は、これを濾過すると共に、濾過油は、あ
らかじめ、脱色に必要な脱色材を入れたタンク内で蒸気
等で一定の温度に保ち、しかもタンク内を真空として油
の酸化を防ぐようにして攪拌を行い、油に脱色材等が交
じりながら脱色を始め、一定時間になって終ると、タン
クの下部に設置した濾過装置で油を濾過して脱色材等を
分離して脱色された油を取出すもので、この着色した食
用油の脱色により新しい食用油におとらぬ油が精製でき
揚げ物製品は綺麗になり、製品の管理と質の向上に役立
つ効果がある。
た着色食用油は、これを濾過すると共に、濾過油は、あ
らかじめ、脱色に必要な脱色材を入れたタンク内で蒸気
等で一定の温度に保ち、しかもタンク内を真空として油
の酸化を防ぐようにして攪拌を行い、油に脱色材等が交
じりながら脱色を始め、一定時間になって終ると、タン
クの下部に設置した濾過装置で油を濾過して脱色材等を
分離して脱色された油を取出すもので、この着色した食
用油の脱色により新しい食用油におとらぬ油が精製でき
揚げ物製品は綺麗になり、製品の管理と質の向上に役立
つ効果がある。
【図1】本発明による揚げ物に使用した食用油の脱色装
置の一実施例を示した正面図である。
置の一実施例を示した正面図である。
【図2】図1の側面図である。
1 機枠 2 タンク 2a 排出口 3 蒸気回路 4 真空装置 5 軸 5a 羽根 6 蓋体 6a 軸受体 7 支持台 8 モータ 9 ベルト 10 濾過装置 11 濾体 12 排出口 13 ポンプ 14 導管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // A47J 37/12 B01D 35/02 E
Claims (1)
- 【請求項1】 内部に一定の温度を保たせるスパイラル
状の蒸気回路と攪拌手段を配装してなるタンクを有し、
このタンクに、揚げ物に使用され、しかも濾過された食
用油と脱色材を収容し、更に、タンクに密閉手段を介し
て密閉する蓋体と、タンク内を真空にする真空装置に連
結させて設け、しかもタンクの下部にはコック等を設け
た排出口を設け、更に、タンクの前記排出口の下部に
は、内部に濾材と金網等からなる濾体を底部に固定して
配装した濾過装置を設け、この濾過装置は吸込み送り出
しポンプに連結させて、タンク内の油と脱色材を混合さ
せた油を脱色材と油と分離するようにした事を特徴とし
た揚げ物に使用した食用油の脱色装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28898697A JPH1180777A (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | 揚げ物に使用した食用油の脱色装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28898697A JPH1180777A (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | 揚げ物に使用した食用油の脱色装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1180777A true JPH1180777A (ja) | 1999-03-26 |
Family
ID=17737366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28898697A Pending JPH1180777A (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | 揚げ物に使用した食用油の脱色装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1180777A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103215122A (zh) * | 2013-03-25 | 2013-07-24 | 连云港丰元生物工程有限公司 | 油脂脱色工艺及设备 |
CN103305339A (zh) * | 2013-06-24 | 2013-09-18 | 内蒙古天润蓖麻开发有限公司 | 精炼蓖麻油二脱低排生产工艺 |
CN103773604A (zh) * | 2014-01-03 | 2014-05-07 | 珲春市富山林地经营专业合作社 | 一种优化文冠果油脱色工艺的方法 |
CN104222182A (zh) * | 2013-06-24 | 2014-12-24 | 全武 | 一种新型的真空油炸机 |
CN115837173A (zh) * | 2022-12-28 | 2023-03-24 | 邓秀妹 | 一种用于醋酸脱色处理的设备 |
-
1997
- 1997-09-16 JP JP28898697A patent/JPH1180777A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103215122A (zh) * | 2013-03-25 | 2013-07-24 | 连云港丰元生物工程有限公司 | 油脂脱色工艺及设备 |
CN103305339A (zh) * | 2013-06-24 | 2013-09-18 | 内蒙古天润蓖麻开发有限公司 | 精炼蓖麻油二脱低排生产工艺 |
CN104222182A (zh) * | 2013-06-24 | 2014-12-24 | 全武 | 一种新型的真空油炸机 |
CN103773604A (zh) * | 2014-01-03 | 2014-05-07 | 珲春市富山林地经营专业合作社 | 一种优化文冠果油脱色工艺的方法 |
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