JPH1179933A - パール光沢様水系化粧料 - Google Patents

パール光沢様水系化粧料

Info

Publication number
JPH1179933A
JPH1179933A JP26791897A JP26791897A JPH1179933A JP H1179933 A JPH1179933 A JP H1179933A JP 26791897 A JP26791897 A JP 26791897A JP 26791897 A JP26791897 A JP 26791897A JP H1179933 A JPH1179933 A JP H1179933A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluorine compound
pearlescent
compound
water
cosmetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26791897A
Other languages
English (en)
Inventor
Keisuke Sagara
圭祐 相良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kose Corp
Original Assignee
Kose Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kose Corp filed Critical Kose Corp
Priority to JP26791897A priority Critical patent/JPH1179933A/ja
Publication of JPH1179933A publication Critical patent/JPH1179933A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】再分散性に優れ、かつ、パール光沢様の美観を
呈するパール光沢様水系化粧料を提供する。 【解決手段】フッ素化合物及び/又はシリコーン化合物
で処理したパール系顔料を0.01〜0.5重量%含有
することを特徴とするパール光沢様水系化粧料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パール光沢様水系
化粧料に関し、更に詳細には、特定化合物で処理したパ
ール系顔料を含有することにより、再分散性に優れたパ
ール光沢様の美観を呈する水系化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、化粧料にパール(真珠)光沢を付
与し、美観を呈するためのパール化剤として、脂肪酸グ
リコールエステルや魚鱗箔、雲母等のパール系顔料が用
いられてきた。なかでも、色が豊富なパール系顔料は、
一種又は二種以上を配合することによって多様に呈色す
ることができ、二層形状を有する水性化粧料に簡便に用
いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パール
系顔料を配合した水系化粧料は、沈降した顔料が経時的
に凝集固化(ケーキング)し、使用時に振とうしても顔
料の再分散性が困難となる場合があった。そこで、分散
性を向上するために、水溶性塩類等の凝集剤や界面活性
剤等の分散剤を配合する試みがなされているが、いまだ
充分なものではなく、場合によっては使用感が悪化する
という弊害を生じることがあった。従って、経時的な再
分散性に優れ、美しいパール光沢の外観を有する水性化
粧料の開発が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記実情に鑑み、本発明
者は鋭意研究の結果、特定化合物で処理したパール系顔
料を配合することにより、再分散性に優れ、かつ、パー
ル光沢様の美観を呈する水性化粧料が得られることを見
出し、本発明を完成するに至った。
【0005】すなわち本発明は、フッ素化合物及び/又
はシリコーン化合物で処理したパール系顔料を0.01
〜0.5重量%含有することを特徴とするパール光沢様
水系化粧料である。以下、詳述する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明で用いられるパール系顔料
としては、雲母、雲母チタン、酸化鉄雲母、酸化鉄処理
雲母チタン、紺青処理雲母、紺青処理雲母チタン、カル
ミン、酸化クロム処理雲母、酸化クロム処理雲母チタン
等が挙げられ、これらの一種又は二種以上を適宜配合す
ることができる。これらの中でも、雲母チタンが好まし
い。
【0007】本発明においては、上述したパール系顔料
をフッ素化合物及び/又はシリコーン化合物にて表面処
理したものを用いる。これら以外の油剤や界面活性剤で
表面処理したパール系顔料では、良好な効果が得られな
い。
【0008】フッ素化合物としては、パーフルオロアル
キルリン酸エステルジエタノールアミン塩、パーフルオ
ロアルキルシラン、パーフルオロポリエーテル、パーフ
ルオロアルキル基を有する重合体等が挙げられ、これら
の一種又は二種以上を適宜配合することができる。これ
らの中でも、下記一般式(1)
【0009】
【化2】
【0010】[式中、Rfは炭素数3〜21のパーフル
オロアルキル基又はパーフルオロオキシアルキル基を示
し、直鎖状あるいは分岐状であって、単一鎖長のもので
あっても、混合鎖長のものであってもよい。mは1〜1
2の整数を示し、yは1〜3の数を示す。Mは同一又は
異なっても良く、水素、アルカリ金属、アンモニウム又
は置換アンモニウム等を示す。]で表されるパーフルオ
ロアルキル基含有エステルが好ましい。例えば、パーフ
ルオロリン酸エステルジエタノールアミン塩等が挙げら
れ、市販品としては、アサヒガードAG530(旭硝子
社製)が挙げられる。
【0011】フッ素化合物による処理方法としては、例
えば、フッ素化合物をアセトン、トルエン等の有機溶媒
に加熱溶解せしめ、その中にパール系顔料を加え、攪拌
後溶媒を留去して顔料上にフッ素化合物をコーティング
し、場合によっては更に焼き付け処理をする方法や、フ
ッ素化合物にアルキルリン酸エステルジエタノールアミ
ン塩を用いる場合は、パール系顔料の一種又は二種以上
の混合物に水を加えてスラリー状とし、一方、前述した
フッ素化合物に水を加えて攪拌し0.1〜5重量%(以
下、単に「%」と記す)エマルション状態としたものを
前記スラリーに徐々に注入・混合した後、酸性として常
温又は高温静置等によってエマルションを破壊してパー
ル系顔料の表面を被覆し、次いで洗浄・濾過、乾燥する
ことにより製造することができる。
【0012】処理時のパール系顔料の濃度は特に限定さ
れないが、例えば5〜20%の比較的高濃度でも充分に
攪拌混合が可能であり、小型装置で大量処理が可能であ
る。また、フッ素化合物は、パール系顔料に対して0.
1〜10%、特に0.5〜5%用いるのが好ましい。
尚、これらの処理は、10〜35℃の大気下で行うこと
ができる。
【0013】シリコーン化合物としては、好ましくはメ
チルハイドロジェンポリシロキサンが使用でき、例え
ば、KF−99−P(信越化学工業社製)、SH110
7C(トーレ・シリコーン社製)として市販されている
ものを使用することができる。
【0014】シリコーン化合物による処理方法として
は、例えば、パール系顔料の一種又は二種以上の混合物
とシリコーン化合物を混合するか、パール系顔料にシリ
コーン化合物を噴霧すること、及び更に必要によりこれ
らの方法により得られたパール系顔料を加熱又は焼き付
け処理すること等、通常行われる方法により実施され
る。
【0015】本発明において用いられるフッ素化合物処
理パール系顔料及び/又はシリコーン化合物処理パール
系顔料の配合量は、0.01〜0.5%であり、好まし
くは、0.03〜0.1%である。0.01%未満で
は、美麗なパール光沢を得ることができず、また、0.
5%を超えて配合すると、水系化粧料の表面に浮き等を
生じ、良好な美観が得られない。
【0016】本発明の水系化粧料は、上記必須成分の他
に、低級アルコール、水溶性多価アルコール、水溶性高
分子、界面活性剤、粉体、油剤、防腐剤、香料、美容成
分等を本発明の効果を損なわない範囲で配合することが
できる。水系化粧料としては、化粧水、美容液等の皮膚
用化粧料や、ヘアセットローション、ヘアセットミスト
等の毛髪化粧料として用いることができ、より好ましく
は、毛髪用化粧料である。
【0017】毛髪化粧料として使用する場合、上記必須
成分に加え、更に毛髪固定用ポリマーを配合することに
より、美観並びに優れた再分散性に加え、良好な毛髪セ
ット効果を付与することができる。毛髪固定用ポリマー
としては、アニオン性ポリマー、両性ポリマー、ノニオ
ン性ポリマー、カチオン性ポリマーのいずれをも用いる
ことができ、これらの一種又は二種以上を適宜選択して
用いることができる。
【0018】ノニオン性の毛髪固定用ポリマーとして
は、例えば、ポリビニルピロリドン、ビニルピロリドン
・酢酸ビニル共重合体、ビニルピロリドン−N,N−ジ
メチルアミノエチルメタクリレート共重合体等が挙げら
れ、ルビスコールK(BASF社製)、PVP/VA
(ISP社製)、コポリマーシリーズ(ISP社製)等
の市販品を使用することができる。
【0019】アニオン性の毛髪固定用ポリマーとして
は、例えば、アクリル酸・アクリル酸エチル・N−te
rt−ブチルアクリルアミド共重合体、アクリル樹脂ア
ルカノールアミン、ビニルメチルエーテル・マレイン酸
エチル共重合体、ビニルメチルエーテル・マレイン酸ブ
チル共重合体、酢酸ビニル・クロトン酸共重合体等が挙
げられ、ウルトラホールドシリーズ(BASF社製)、
プラサイズL−6330(互応化学工業社製)、ガンツ
レッツESシリーズ(ISP社製)、ルビセットCA
(BASF社製)等の市販品を使用することができる。
【0020】両性の毛髪固定用ポリマーとしては、例え
ば、N−メタクリロイルオキシエチルN,N−ジメチル
アンモニウム−α−N−メチルカルボキシベタイン・メ
タクリル酸アルキルエステル共重合体液、アクリル酸ヒ
ドロキシプロピル・メタクリル酸ブチルアミノエチル・
アクリル酸オクチルアミド共重合体、アクリル酸・塩化
ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合
体、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリル酸共
重合体等を例示することができ、ユカフォーマーシリー
ズ(三菱化学社製)、アンフォマーシリーズ(ナショナ
ルスターチ社製)、マーコートプラス3330、マーコ
ート280(カルゴン社製)等の市販品を使用すること
ができる。
【0021】カチオン性の毛髪固定用ポリマーとして
は、例えば、ビニルピロリドン、N,N−ジメチルアミ
ノエチルメタクリレート共重合体ジエチル硫酸塩、塩化
ジアリルジメチルアンモニウム・ヒドロキシエチルセル
ロース、塩化グリシジルトリメチルアンモニウム・ヒド
ロキシエチルセルロース、塩化O−[2−ヒドロキシ−
3−(トリメチルアンモニオ)プロピル]ヒドロキシエ
チルセルロース、塩化ジメチルジアリルアンモニウム重
合体、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルア
ミド共重合体等が例示され、ガフコート734、755
(ISP社製)、ポリマーJRシリーズ(ユニオンカー
バイド社製)、セルコートシリーズ(ナショナルスター
チ社製)、マーコート100、550(カルゴン社製)
等の市販品を使用することができる。
【0022】本発明においては、上記の毛髪固定用ポリ
マーのなかでも、ポリビニルピロリドン、ポリビニルピ
ロリドン・酢酸ビニル共重合体、N−メタクリロイルオ
キシエチルN,N−ジメチルアンモニウム−α−N−メ
チルカルボキシベタイン・メタクリル酸アルキルエステ
ル共重合体液、塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(トリ
メチルアンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロ
ースが特に好ましい。
【0023】毛髪固定用ポリマーの配合量は、ポリマー
純分として好ましくは0.01〜5%、より好ましくは
0.1〜2%である。
【0024】さらに、カチオン性界面活性剤を配合する
と、毛髪化粧料としての効果がより顕著なものとなる。
カチオン界面活性剤としては、第4級アンモニウム塩型
カチオン界面活性剤が好ましく、例えば、モノ長鎖アル
キル型の第4級アンモニウム塩、ジ長鎖アルキル型の第
4級アンモニウム塩、エチレンオキサイド(EO)不可
型の第4級アンモニウム塩等を例示することができる。
具体的には、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、
塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリ
メチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモ
ニウム、塩化ジベヘニルジメチルアンモニウム、塩化ジ
セチルジメチルアンモニウム、塩化ステアリルジメチル
ベンジルアンモニウム、塩化ジラウリルジメチルアンモ
ニウム、塩化ジポリオキシエチレン(15E.O.)ヤ
シ油アルキルメチルアンモニウム、塩化ジポリオキシエ
チレン(4E.O.)ラウリルエーテルジメチルアンモ
ニウム、臭化ステアリルトリメチルアンモニウム、臭化
セチルトリメチルアンモニウム、臭化ラウリルトリメチ
ルアンモニウム等を挙げることができ、これらのうち、
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニル
トリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモ
ニウム、臭化ステアリルトリメチルアンモニウム等のモ
ノ長鎖アルキル型第4級アンモニウム塩が好ましく、そ
の中でも特に塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、
塩化ベヘニルトリメチルアンモニウムが好ましい。
【0025】カチオン界面活性剤の配合量としては、好
ましくは0.01〜5%、より好ましくは0.1〜3%
である。
【0026】
【実施例】以下に実施例を挙げて、本発明を更に詳述す
る。なお、これらは本発明をなんら限定するものではな
い。
【0027】実施例1〜5及び比較例1〜4 化粧水 表1に示す組成の化粧水を製造し、パール光沢様の美観
及び再分散性について評価した。
【0028】
【表1】
【0029】(製造方法)成分1〜3に成分4〜6を添
加混合し、均一に分散して化粧水を得た。
【0030】(評価方法) 1.パール光沢様の美観 得られた化粧水を振とうし、パール光沢様の美観につい
て外観観察し、下記基準にて評価した。 [評価][内容] ◎:非常に良好。 ○:良好。 △:やや不良。 ×:不良。
【0031】2.再分散性 得られた化粧水を室温並びに5℃の恒温槽に1カ月放置
した後、振とうしてパール系顔料の再分散性を外観観察
し、上記基準にて評価した。得られた結果を表1に併せ
て示す。
【0032】表1の結果から明らかなように、本発明に
係わる実施例の化粧水は、パール光沢様の美観が良好
で、経時的な再分散性にも優れていた。それに対し、比
較例では全ての項目を満足するものは得られなかった。
すなわち、未処理の雲母チタンを配合した比較例1及び
2では、経時的に顔料が凝集固化(ケーキング)してし
まい、振とうしても良好な再分散性が得られなかった。
また、フッ素化合物やシリコーン化合物で処理した雲母
チタンであっても、0.5%を超えて配合した比較例3
及び4では、均一で良好なパール光沢様の美観が得られ
なかった。
【0033】実施例6〜7及び比較例5〜6 ヘアセッ
トローション表2に示す組成のヘアセットローションを
製造し、パール光沢様の美観及び再分散性について、前
述と同様の評価方法にて評価した。得られた結果を表2
に併せて示す。
【0034】(製造方法) A:成分1〜6、9及び10を均一に溶解し、これを成
分11に添加して均一に混合する。 B:Aに成分7〜8を添加して均一に混合分散し、ヘア
セットローションを得た。
【0035】
【表2】
【0036】表2の結果から明らかなように、本発明に
係わる実施例のヘアセットローションは、パール光沢様
の美観が良好で、経時的な再分散性にも優れていた。そ
れに対し、比較例では表1の結果と同様に、全ての評価
項目を満足するものは得られなかった。
【0037】 実施例8 ヘアセットローション (成分) (%) 1.ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(30E.O.) 0.5 2.エタノール 20.0 3.ビニルピロリドン・酢酸ビニル共重合体 1.0 4.塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム 1.5 5.ホホバ油 0.05 6.シリコーン化合物処理(2%)雲母チタン 0.05 7.防腐剤 適量 8.香料 適量 9.精製水 残量
【0038】(製造方法) A:成分1〜5及び7〜8を均一に溶解し、これを成分
9に添加して均一に混合する。 B:Aに成分6を添加して均一に混合分散し、ヘアセッ
トローションを得た。実施例8は、パール光沢様の美観
を有し、再分散性も良好で、且つ、毛髪セット力並びに
その効果持続性に優れたヘアセットローションであっ
た。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のパール光
沢様水系化粧料は、再分散性に優れ、かつ、パール光沢
様の美観を呈するものである。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年4月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】[式中、Rfは炭素数3〜21のパーフル
オロアルキル基又はパーフルオロオキシアルキル基を示
し、直鎖状あるいは分岐状であって、単一鎖長のもので
あっても、混合鎖長のものであってもよい。mは1〜1
2の整数を示し、yは1〜3の数を示す。Mは同一又は
異なっても良く、水素、アルカリ金属、アンモニウム又
は置換アンモニウム等を示す。]で表されるパーフルオ
ロアルキル基含有エステルが好ましい。例えば、パーフ
ルオロアルキルリン酸エステルジエタノールアミン塩等
が挙げられ、市販品としては、アサヒガードAG530
(旭硝子社製)が挙げられる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】フッ素化合物による処理方法としては、例
えば、フッ素化合物をアセトン、トルエン等の有機溶媒
に加熱溶解せしめ、その中にパール系顔料を加え、攪拌
後溶媒を留去して顔料上にフッ素化合物をコーティング
し、場合によっては更に焼き付け処理をする方法や、フ
ッ素化合物にパーフルオロアルキルリン酸エステルジエ
タノールアミン塩を用いる場合は、パール系顔料の一種
又は二種以上の混合物に水を加えてスラリー状とし、一
方、前述したフッ素化合物に水を加えて攪拌し0.1〜
5重量%(以下、単に「%」と記す)エマルション状態
としたものを前記スラリーに徐々に注入、混合した後、
酸性として常温又は高温静置等によってエマルションを
破壊してパール系顔料の表面を被覆し、次いで洗浄、濾
過、乾燥することにより製造することができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】両性の毛髪固定用ポリマーとしては、例え
ば、N−メタクリロイルオキシエチルN,N−ジメチル
アンモニウム−α−N−メチルカルボキシベタイン・メ
タクリル酸アルキルエステル共重合体、アクリル酸ヒド
ロキシプロピル・メタクリル酸ブチルアミノエチル・ア
クリル酸オクチルアミド共重合体、アクリル酸・塩化ジ
メチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合
体、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリル酸共
重合体等を例示することができ、ユカフォーマーシリー
ズ(三菱化学社製)、アンフォマーシリーズ(ナショナ
ルスターチ社製)、マーコートプラス3330、マーコ
ート280(カルゴン社製)等の市販品を使用すること
ができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】本発明においては、上記の毛髪固定用ポリ
マーのなかでも、ポリビニルピロリドン、ポリビニルピ
ロリドン・酢酸ビニル共重合体、N−メタクリロイルオ
キシエチルN,N−ジメチルアンモニウム−α−N−メ
チルカルボキシベタイン・メタクリル酸アルキルエステ
ル共重合体、塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメ
チルアンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロー
スが特に好ましい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 7/48 A61K 7/48

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フッ素化合物及び/又はシリコーン化合物
    で処理したパール系顔料を0.01〜0.5重量%含有
    することを特徴とするパール光沢様水系化粧料。
  2. 【請求項2】フッ素化合物が、次の一般式(1) 【化1】 [式中、Rfは炭素数3〜21のパーフルオロアルキル
    基又はパーフルオロオキシアルキル基を示し、直鎖状あ
    るいは分岐状であって、単一鎖長のものであっても、混
    合鎖長のものであってもよい。mは1〜12の整数を示
    し、yは1〜3の数を示す。Mは同一又は異なっても良
    く、水素、アルカリ金属、アンモニウム又は置換アンモ
    ニウム等を示す。]で表されるパーフルオロアルキル基
    含有エステルであることを特徴とする請求項1記載のパ
    ール光沢様水系化粧料。
  3. 【請求項3】パール系顔料が、雲母チタンであることを
    特徴とする請求項1又は2記載のパール光沢様水系化粧
    料。
  4. 【請求項4】毛髪用化粧料であることを特徴とする請求
    項1〜3記載のパール光沢様水系化粧料。
JP26791897A 1997-09-12 1997-09-12 パール光沢様水系化粧料 Pending JPH1179933A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26791897A JPH1179933A (ja) 1997-09-12 1997-09-12 パール光沢様水系化粧料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26791897A JPH1179933A (ja) 1997-09-12 1997-09-12 パール光沢様水系化粧料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1179933A true JPH1179933A (ja) 1999-03-23

Family

ID=17451436

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26791897A Pending JPH1179933A (ja) 1997-09-12 1997-09-12 パール光沢様水系化粧料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1179933A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004339224A (ja) * 2003-05-16 2004-12-02 L'oreal Sa 化粧料組成物
WO2020204206A1 (ja) * 2019-04-04 2020-10-08 花王株式会社 多層型組成物
JP2020169159A (ja) * 2019-04-04 2020-10-15 花王株式会社 多層型組成物
JP2021059506A (ja) * 2019-10-04 2021-04-15 株式会社ダリヤ ミスト状化粧料

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004339224A (ja) * 2003-05-16 2004-12-02 L'oreal Sa 化粧料組成物
WO2020204206A1 (ja) * 2019-04-04 2020-10-08 花王株式会社 多層型組成物
JP2020169159A (ja) * 2019-04-04 2020-10-15 花王株式会社 多層型組成物
CN113645940A (zh) * 2019-04-04 2021-11-12 花王株式会社 多层型组合物
CN113645940B (zh) * 2019-04-04 2024-02-23 花王株式会社 多层型组合物
JP2021059506A (ja) * 2019-10-04 2021-04-15 株式会社ダリヤ ミスト状化粧料

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1326822C (en) Hair treating composition
JP5064667B2 (ja) カチオン変性アラビアガム及び該物質を含む化粧料組成物
DE202017004939U1 (de) Haarstärkende Zusammensetzung und ein Kit zur Stärkung von Haaren
DE202016008131U1 (de) Zusammensetzung zur Haarverfestigung und deren Anwendung zum Festigen der Haare
EP2010129B1 (en) Hair conditioning cosmetic compositions containing a mixture of amidoamines
JP5064664B2 (ja) カチオン変性カラヤガム及び該物質を含む化粧料組成物
JPWO2004099259A1 (ja) カチオン変性アルギン酸誘導体及び該物質を含む化粧料組成物
JP2007009092A (ja) カチオン変性ジェランガム及び該物質を含む化粧料組成物
JP2006321869A (ja) カチオン変性トラガントガム及び該物質を含む化粧料組成物
JPS627883B2 (ja)
JP3273586B2 (ja) 毛髪化粧料
JP2005255627A (ja) 毛髪化粧料
JPH04230614A (ja) 毛髪化粧料
JPH1179933A (ja) パール光沢様水系化粧料
KR20030005257A (ko) 화장품 조성물
JPH0971516A (ja) 毛髪化粧料
JP2008273907A (ja) 整髪用化粧料
JP4901166B2 (ja) 低粘度カチオン変性セルロースを含む化粧料組成物
JP2002121131A (ja) 安定なパール感を有する洗浄料
JPH0667821B2 (ja) 乳化毛髪化粧料
DE69728789T2 (de) Wässerige kosmetische mittel enthaltend mit einem succinoglykan stabilisierte, nicht flüchtige unlösliche silikone
JPH03246215A (ja) 泡状毛髪化粧料
JPH07330552A (ja) 頭髪処理剤組成物
JP3639987B2 (ja) ボディ用化粧料
JPH0543431A (ja) 化粧料

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20031226

A02 Decision of refusal

Effective date: 20040203

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

A521 Written amendment

Effective date: 20040608

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20040608