JPH1179487A - ベニヤ単板巻玉へのテープ繰出し装置 - Google Patents

ベニヤ単板巻玉へのテープ繰出し装置

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Publication number
JPH1179487A
JPH1179487A JP25768597A JP25768597A JPH1179487A JP H1179487 A JPH1179487 A JP H1179487A JP 25768597 A JP25768597 A JP 25768597A JP 25768597 A JP25768597 A JP 25768597A JP H1179487 A JPH1179487 A JP H1179487A
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JP
Japan
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conveyor
tape
veneer
movable
tape case
Prior art date
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Pending
Application number
JP25768597A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukinobu Kuno
幸伸 久野
Masaru Koike
優 小池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meinan Machinery Works Inc
Original Assignee
Meinan Machinery Works Inc
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Publication date
Application filed by Meinan Machinery Works Inc filed Critical Meinan Machinery Works Inc
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Publication of JPH1179487A publication Critical patent/JPH1179487A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造で、ベニヤ単板巻玉へ安定してテ
ープを繰り出す。 【解決手段】 吸気箱33を上下に揺動自在に構成し、
巻テープ43と開孔ベルト31とを安定して接触させ、
安定して巻テープ43を回転させて、巻テープ43のテ
ープ44の繰出し速度の制御を安定させ、また、開孔ベ
ルト31上の巻テープ43が無くなれば、巻テープケー
ス81を開孔ベルト31の進行直交方向にサーボモータ
87で移動させる動作で、待機している次の巻テープ4
3Bを開孔ベルト31上に自重で載架する簡単な構造に
し、また、テープ繰出し装置を矢印IJ方向に移動自在
な構成にし、巻玉11の小径、大径に関わらず、巻玉1
1の近くにテープ繰り出し装置を配備し、巻玉11へテ
ープ44を安定して挿入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベニヤレースによ
って切削された連続状のベニヤ単板を、ドライブロール
と圧接回転する巻取リールへ巻き取る際、その両木口近
傍へ湿性のテープを繰り出す装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来装置は特開平3ー256958号公
報に記載の如く、巻取リールに近接して傾斜状態に設置
され、吸着機構が配設されたコンベヤに、下部並びに前
面下方部分を開口部としてテープケースを載架し、この
テープケースの一側面に、巻芯部に挿通して巻テープを
支承する支軸の位置を案内するテープガイド機構を設置
すると共に、またこのテープケースの下部には、この巻
テープの下端を載架する駆動輪とこの駆動輪の外周に環
状輪を嵌合し、またその駆動に従動して、テープの下端
両側面に係合する係合輪とから成るテープ繰出し機構が
設置され、さらに、このテープケースの側壁の前方下部
には巻芯を排除する切り欠きが形成されたことを特徴と
するベニヤ単板巻玉へのテープ繰出し装置。また、巻取
リールに近接して設置されたコンベヤに、下部並びに前
面下方部分を開口部としてテープケースを載架し、ま
た、このテープケースの後位には、テープ繰出し方向と
直交する方向に巻テープを多列に待機させる受台と、テ
ープケースの一側面に対し巻テープを押圧する押圧機構
を設置し、且つ次位の巻テープの先端の自由端部を挟む
開閉自在な一対の挟持片を備えて成るテープ剥し機構を
設置したことを特徴とするベニヤ単板巻玉へのテープ繰
出し装置であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の技術
は安定したテープの繰り出しが困難であり、而も構造が
複雑である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題を解
決すべく、巻取リールに近接して傾斜状態に設置され且
つ吸着機構が配備されているコンベヤと、前記コンベヤ
の上方にあって、前記コンベヤに平行且つ略垂直な3枚
以上の平板が略等間隔に連結されているテープケース
と、前記コンベヤの真上を除く上方且つ前記コンベヤの
進行直交方向に棒状の巻テープ載架台と、テープケース
の前方且つ前記コンベヤの略真上に配備されているスト
ッパと、で構成されているテープ繰出し装置に於いて、
テープケースが前記コンベヤの進行直交方向に移動自在
に構成されているベニヤ単板巻玉へのテープ繰出し装置
と、巻取リールに近接して傾斜状態に設置され且つ吸着
機構が配備されているコンベヤと、前記コンベヤの上方
にあって、前記コンベヤに平行且つ略垂直な3枚以上の
平板が略等間隔に連結されているテープケースと、前記
コンベヤの真上を除く上方且つ前記コンベヤの進行直交
方向に棒状の巻テープ載架台と、テープケースの前方且
つ前記コンベヤの略真上に配備されているストッパと、
で構成されているテープ繰出し装置に於いて、テープケ
ースが前記コンベヤの進行直交方向に移動自在に構成さ
れ、また、前記コンベヤが上下に移動自在に構成されて
いるベニヤ単板巻玉へのテープ繰出し装置と、巻取リー
ルに近接して傾斜状態に設置され且つ吸着機構が配備さ
れているコンベヤと、前記コンベヤの上方にあって、前
記コンベヤに平行且つ略垂直な3枚以上の平板が略等間
隔に連結されているテープケースと、前記コンベヤの真
上を除く上方且つ前記コンベヤの進行直交方向に棒状の
巻テープ載架台と、テープケースの前方且つ前記コンベ
ヤの略真上に配備されているストッパと、で構成されて
いるテープ繰出し装置に於いて、テープケースが前記コ
ンベヤの進行直交方向に移動自在に構成され、また、テ
ープ繰出し装置が前記コンベヤ進行方向の成分を含む方
向に移動自在に構成されているベニヤ単板巻玉へのテー
プ繰出し装置と、巻取リールに近接して傾斜状態に設置
され且つ吸着機構が配備されているコンベヤと、前記コ
ンベヤの上方にあって、前記コンベヤに平行且つ略垂直
な3枚以上の平板が略等間隔に連結されているテープケ
ースと、前記コンベヤの真上を除く上方且つ前記コンベ
ヤの進行直交方向に棒状の巻テープ載架台と、テープケ
ースの前方且つ前記コンベヤの略真上に配備されている
ストッパと、で構成されているテープ繰出し装置に於い
て、テープケースが前記コンベヤの進行直交方向に移動
自在に構成され、前記コンベヤが上下に移動自在に構成
され、また、テープ繰出し装置が前記コンベヤ進行方向
の成分を含む方向に移動自在に構成されているベニヤ単
板巻玉へのテープ繰出し装置と、巻取リールに近接して
傾斜状態に設置され且つ吸着機構が配備されているコン
ベヤと、前記コンベヤの上方にあって、前記コンベヤに
平行且つ略垂直な3枚以上の平板が略等間隔に連結され
ているテープケースと、前記コンベヤの真上を除く上方
且つ前記コンベヤの進行直交方向に棒状の巻テープ載架
台と、テープケースの前方且つ前記コンベヤの略真上に
配備されているストッパと、で構成されているテープ繰
出し装置に於いて、テープケースが前記コンベヤの進行
直交方向に移動自在に構成され、前記コンベヤが上下に
移動自在に構成され、ストッパが回転自在に構成され、
また、テープ繰出し装置が前記コンベヤ進行方向の成分
を含む方向に移動自在に構成されているベニヤ単板巻玉
へのテープ繰出し装置と、巻取リールに近接して傾斜状
態に設置され且つ吸着機構が配備されているコンベヤ
と、前記コンベヤの上方にあって、前記コンベヤに平行
且つ略垂直な2枚の平板が連結されているテープケース
と、テープケースの前方且つ前記コンベヤの略真上に配
備されているストッパと、で構成されているテープ繰出
し装置に於いて、前記コンベヤが上下に移動自在に構成
されているベニヤ単板巻玉へのテープ繰出し装置と、巻
取リールに近接して傾斜状態に設置され且つ吸着機構が
配備されているコンベヤと、前記コンベヤの上方にあっ
て、前記コンベヤに平行且つ略垂直な2枚の平板が連結
されているテープケースと、テープケースの前方且つ前
記コンベヤの略真上に配備されているストッパと、で構
成されているテープ繰出し装置に於いて、テープ繰出し
装置が前記コンベヤ進行方向の成分を含む方向に移動自
在に構成されているベニヤ単板巻玉へのテープ繰出し装
置と、を提供するものである。
【0005】
【作用】コンベヤ上の巻テープが偏心していても、コン
ベヤが上下に移動自在に構成されているため、巻テープ
を安定して回転させることができ、巻テープの繰出し速
度の制御が安定する。また、コンベヤ上の巻テープが無
くなれば、巻テープケースをコンベヤ進行直交方向に移
動させる動作で、待機している次の巻テープをコンベヤ
上に自重で載架する。また、単板が巻かれている巻玉の
径に対応させて、テープ繰出し装置を巻玉方向に移動さ
せる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1から図6に基づ
いて説明する。図1は側面図、図2はB視図、図3はA
A視図、図4から図6は作動説明図である。
【0007】図1に示す1はベニヤレース(図示せず)
によって切削された連続状のベニヤ単板3(以後単板3
と称す)を搬送する搬送コンベヤであり、架台5上にド
ライブロール7と共に配備されている。また、このドラ
イブロール7上には、その両端をリーリングデッキ(図
示せず)のリール受け(図示せず)に支承された巻取リ
ール9が載置され、ドライブロール7と圧接回転する。
また、リール受けには、巻取リール9に単板3が巻取ら
れて、巻玉11の径が大きくなるにつれ、リール受けを
上昇させる機構(図示せず)が配備されている。
【0008】13は図3に示すように単板3及び搬送コ
ンベヤ1を直交方向に跨ぐ門型の横枠であり、摺動部材
の一種であるところのリニヤウェイ15を介して架台5
に矢印IJ方向(図1参照)に移動自在に配備されてい
る。図1に示す17は巻玉11の径に対応して横枠13
を矢印IJ方向に移動させるためのサーボモータであ
り、架台5に取り付けられている。19はボールねじで
あり、一方はサーボモータ17に連結され、他方は横枠
13に螺合されている。
【0009】21は横枠13上において、搬送コンベヤ
1の搬送直交方向の適宜位置に取り付けられている傾斜
台であり、後述する縦フレーム27、横フレーム85、
巻テープ載架台73、サーボモータ23等が取り付けら
れている。尚、巻玉11に入れるテープ44の位置を変
更するとき、この傾斜台21の取り付け位置を変更す
る。
【0010】23はサーボモータであり、駆動プーリ2
5が取り付けられ、また縦フレーム27には従動プーリ
29が回転自在に取り付けられ、前記両プーリ25、2
9には複数の孔が開孔されている無端帯の開孔ベルト3
1(図2参照)が張設(図1参照)されている。
【0011】図3に示すように、上側の開孔ベルト31
の下方には、上方に開口部を有し且つ開孔ベルト31の
サイドを案内する吸気箱33が、図1に示すように軸3
5を支点として上下に揺動自在に縦フレーム27に取り
付けられ、更にバネ37により上側の開孔ベルト31に
密着されている。また吸気箱33の適宜位置には排気ダ
クト39を介しては排風機(図示せず)が接続されてい
る。
【0012】図1に示す、41は開孔ベルト31上の二
点鎖線で示す巻テープ43に従動回転しながら巻テープ
43を支持する回転ストッパであり、回転自在に縦フレ
ーム27に取り付けられている。
【0013】45は小さくなって下側の回転ストッパ4
1の下をくぐり抜ける巻テープ43を検知するための光
電スイッチであり、縦フレーム27に取り付けられてい
る。
【0014】47は前記くぐり抜けた巻テープ43が、
そのテープ44が無くなるまで、その位置で回転させる
ための固定ストッパであり、図2に示すように開孔ベル
ト31の進行方向に斜めの面を後述する巻芯箱53に向
け、且つ開孔ベルト31に接触しない上方(図1参照)
の位置で縦フレーム27に取り付けられている。
【0015】図2に示す49は開閉板であり、軸50を
支点として回動自在に縦フレーム27に取り付けられて
いる。51はシリンダであり、開閉板49を矢印EF方
向に回動させる。また53はテープ44が無くなった巻
芯を入れる巻芯箱である。
【0016】61は丸刃63が回転自在に取り付けられ
ているホルダであり、縦フレーム27に取り付けられて
いる案内板65に摺動自在に取り付けられている。また
67はホルダ61を往復移動させるシリンダである。
【0017】図1に示す69は円柱状のウレタンゴムで
あり、縦フレーム27に取り付けられている受台71の
丸溝にはめられている。
【0018】図3に示す73、75は開孔ベルト31の
真上を除く上方且つ開孔ベルト31の進行直交方向に棒
状の巻テープ載架台であり、巻テープ載架台73は傾斜
台21、巻テープ載架台75は縦フレーム27に夫々取
り付けられている。
【0019】77、78は巻テープ載架台73、75に
載架されている予備の巻テープ43Bを検知する光電ス
イッチであり、取付台79を介して縦フレーム27に取
り付けられている。
【0020】図2に示す81は巻テープケースであり、
略垂直な複数の平板が等間隔に連結されていて、更にリ
ニヤウェイ83を介して開孔ベルト31の進行直交方向
に摺動自在に横フレーム85に取り付けられている。
【0021】図1に示す87は横フレーム85に取り付
けられているサーボモータであり、平ギヤ89が取り付
けられている。そして平ギヤ89と螺合するラック91
を介して巻テープケース81を矢印MN方向(図2参
照)に任意距離移動させる。
【0022】光電スイッチ45、77、78、後工程の
リーリングからの信号に基づいて、サーボモータ17、
23、87、シリンダ51、67等の作動を後述するよ
うに自動制御する制御器が設けられている。
【0023】次に、上記のように構成されている実施例
の作用を、図1乃至図6に従って説明する。図1はベニ
ヤレースで切削された単板3を搬送コンベヤ1で搬送し
ながら巻取リール9に巻き取らせ且つ巻きテープ43の
テープ44を単板3のサイドに挿入している状態であ
る。また、排風機によりテープ44は開孔ベルト31に
吸着状態で進行している。
【0024】また、図1、図2に示す予備の巻きテープ
43Bは図6(A)に示すように、巻きテープ43のテ
ープ44の仮止めの部分Xを二点鎖線で示すように剥が
した状態にし、次にその部分が巻きテープ載架台73に
当接(図6(B))する状態で巻きテープケース81に
入れられている。
【0025】この状態(図1参照)より、搬送コンベヤ
1の速度に対応する信号、巻玉11の径に対応する信号
が後工程のリーリングより制御器に送られる。制御器か
らの出力信号で、開孔ベルト31の速度が搬送コンベヤ
1の速度より若干遅い速度になるようサーボモータ23
を駆動させる。また、巻玉11の径が大きくなるに従い
サーボモータ17を駆動して横枠13を矢印I方向に移
動させる。尚、テープ繰出し装置が巻玉11に当たらな
い限り、テープ繰出し装置を巻玉11に近ずけて置く。
【0026】巻玉11の予定の径以上に単板3が巻き取
られ終わると、巻玉が1〜2回転して搬送コンベヤ1が
制動し、その信号が後工程のリーリングより制御器に送
られる。制御器からの出力信号で、サーボモータ23を
制動させる。続いて、図2に示すシリンダ67のロッド
を伸長させ、ウレタンゴム69上で丸刃63を移動させ
て、テープ44を切断する。
【0027】次に巻き取りを終了した巻玉11が次の工
程へ運ばれる。続いて、次の単板3の巻き取りが開始さ
れると、前述の如く制御器からの信号で、サーボモータ
23、17を駆動させる。
【0028】次に図4に示すように、テープ44が単板
3の巻き取りに使用されて、巻きテープ43が小さくな
ると、下側の回転ストッパ41の下をくぐり抜ける。く
ぐり抜けた巻きテープ43Aを光電スイッチ45が検知
し、その信号が制御器に送られる。そして、くぐり抜け
た巻きテープ43Aはテープ44が無くなるまで、固定
ストッパ47に当接しながら回転する。
【0029】前記信号及び光電スイッチ77による巻テ
ープ43Bの検知信号により、制御器からの出力信号
で、図2に示すサーボモータ87を駆動し、巻きテープ
ケース81を矢印M方向に一定距離移動させて、予備の
巻きテープ43Bを開孔ベルト31の略真上に移動させ
ると、巻テープ43Bは巻テープ載架台73から外れ
て、開孔ベルト31の上に落下する。落下した巻テープ
43Bは開孔ベルト31により回転させられ、且つ巻テ
ープ43Bのテープ44は仮止め部分が前もって剥がさ
れているので、開孔ベルト31に吸着されて、開孔ベル
ト31と同時に進行する。
【0030】前記くぐり抜けた巻テープ43Aのテープ
44が無くなるのに充分な時間が経過後、制御器からの
出力信号で、シリンダ51のロッドを収縮させ、開閉板
49を矢印E方向に回動させる。テープ44が無くなっ
た巻芯が固定ストッパ47の斜めの面により向きを変え
させられ、巻芯箱53に移動する。
【0031】前記巻芯が巻芯箱53に移動するのに充分
な時間が経過後、制御器からの出力信号で、シリンダ5
1のロッドを伸長させ、開閉板49を矢印F方向に回動
させて、元に戻す。
【0032】順次予備の次の巻テープ43Bが使用さ
れ、図5に示すように、最後の巻テープ43Bが開孔ベ
ルト31の略真上に移動すると、光電スイッチ77、7
8の両方より非検知の信号が制御器に送られる。制御器
からの出力信号で、予備の巻テープ43Bが無いことを
表示する。
【0033】そして予備の巻テープ43Bが巻テープケ
ース81に手動にて補充され、続いて前述と同様に、順
次巻テープ43Bが無くなれば、制御器からの出力信号
で、巻テープケース81を順次矢印N方向に一定距離移
動させる。尚、光電スイッチ77で巻テープ43Bを検
知しているときは巻テープケース81を矢印M方向に、
また光電スイッチ78で巻テープ43Bを検知している
ときは巻テープケース81を矢印N方向に一定距離移動
させる。以上の繰り返しを制御器によって行う。
【0034】尚、実施例の吸気箱33は上下に揺動自在
であるが、吸気箱33が上下に移動できる機構であれば
如何なる機構でも良い。
【0035】尚実施例に於いて、くぐり抜けた巻テープ
43Aを光電スイッチ45で検知してから、巻テープケ
ース81を移動させるまでの時間調整により、くぐり抜
けた巻テープ43Aのテープ44と次の予備の巻テープ
43Bのテープ44との重なり量が調整できる。
【0036】実施例では開孔ベルト31上の巻テープ4
3が偏心していても、吸気箱33が上下に揺動自在に構
成されているため、巻テープ43と開孔ベルト31とが
安定して接触し、安定して巻テープ43を回転させるこ
とができ、巻テープ43のテープ44の繰出し速度の制
御が安定する。また、巻テープ43が上下に飛び跳ね
て、巻芯に巻かれているテープ44が緩み、巻テープ4
3の外周よりずれてしまう等のトラブルもほとんど発生
しない。
【0037】また、開孔ベルト31上の巻テープ43が
無くなれば、巻テープケース81を開孔ベルト31の進
行直交方向に移動させる動作で、待機している次の巻テ
ープ43Bを開孔ベルト31上に自重で載架できるの
で、構造が簡単である。
【0038】また、テープ繰出し装置が巻玉11方向に
移動自在な構成であるので、巻玉11の小径、大径に関
わらず、巻玉11の近くにテープ繰り出し装置を配備で
きるので、該装置から巻玉11までの間でテープ44が
反転することがほとんど無く、而も巻玉11の一定位置
へテープ44を安定して挿入できる。
【0039】
【発明の効果】安定したテープの繰り出しができ、而も
構造が簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】側面図である。
【図2】図1のB視図である。
【図3】図1のAA視断面図である。
【図4】作動説明図である。
【図5】作動説明図である。
【図6】作動説明図である。
【符号の説明】
3・・・・・単板 11・・・・・巻玉 31・・・・・開孔ベルト 41・・・・・回転ストッパ 43・・・・・巻テープ 44・・・・・テープ 73・・・・・巻テープ載架台 81・・・・・巻テープケース

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻取リールに近接して傾斜状態に設置さ
    れ且つ吸着機構が配備されているコンベヤと、前記コン
    ベヤの上方にあって、前記コンベヤに平行且つ略垂直な
    3枚以上の平板が略等間隔に連結されているテープケー
    スと、前記コンベヤの真上を除く上方且つ前記コンベヤ
    の進行直交方向に棒状の巻テープ載架台と、テープケー
    スの前方且つ前記コンベヤの略真上に配備されているス
    トッパと、で構成されているテープ繰出し装置に於い
    て、テープケースが前記コンベヤの進行直交方向に移動
    自在に構成されているベニヤ単板巻玉へのテープ繰出し
    装置。
  2. 【請求項2】 巻取リールに近接して傾斜状態に設置さ
    れ且つ吸着機構が配備されているコンベヤと、前記コン
    ベヤの上方にあって、前記コンベヤに平行且つ略垂直な
    3枚以上の平板が略等間隔に連結されているテープケー
    スと、前記コンベヤの真上を除く上方且つ前記コンベヤ
    の進行直交方向に棒状の巻テープ載架台と、テープケー
    スの前方且つ前記コンベヤの略真上に配備されているス
    トッパと、で構成されているテープ繰出し装置に於い
    て、テープケースが前記コンベヤの進行直交方向に移動
    自在に構成され、また、前記コンベヤが上下に移動自在
    に構成されているベニヤ単板巻玉へのテープ繰出し装
    置。
  3. 【請求項3】 巻取リールに近接して傾斜状態に設置さ
    れ且つ吸着機構が配備されているコンベヤと、前記コン
    ベヤの上方にあって、前記コンベヤに平行且つ略垂直な
    3枚以上の平板が略等間隔に連結されているテープケー
    スと、前記コンベヤの真上を除く上方且つ前記コンベヤ
    の進行直交方向に棒状の巻テープ載架台と、テープケー
    スの前方且つ前記コンベヤの略真上に配備されているス
    トッパと、で構成されているテープ繰出し装置に於い
    て、テープケースが前記コンベヤの進行直交方向に移動
    自在に構成され、また、テープ繰出し装置が前記コンベ
    ヤ進行方向の成分を含む方向に移動自在に構成されてい
    るベニヤ単板巻玉へのテープ繰出し装置。
  4. 【請求項4】 巻取リールに近接して傾斜状態に設置さ
    れ且つ吸着機構が配備されているコンベヤと、前記コン
    ベヤの上方にあって、前記コンベヤに平行且つ略垂直な
    3枚以上の平板が略等間隔に連結されているテープケー
    スと、前記コンベヤの真上を除く上方且つ前記コンベヤ
    の進行直交方向に棒状の巻テープ載架台と、テープケー
    スの前方且つ前記コンベヤの略真上に配備されているス
    トッパと、で構成されているテープ繰出し装置に於い
    て、テープケースが前記コンベヤの進行直交方向に移動
    自在に構成され、前記コンベヤが上下に移動自在に構成
    され、また、テープ繰出し装置が前記コンベヤ進行方向
    の成分を含む方向に移動自在に構成されているベニヤ単
    板巻玉へのテープ繰出し装置。
  5. 【請求項5】 巻取リールに近接して傾斜状態に設置さ
    れ且つ吸着機構が配備されているコンベヤと、前記コン
    ベヤの上方にあって、前記コンベヤに平行且つ略垂直な
    3枚以上の平板が略等間隔に連結されているテープケー
    スと、前記コンベヤの真上を除く上方且つ前記コンベヤ
    の進行直交方向に棒状の巻テープ載架台と、テープケー
    スの前方且つ前記コンベヤの略真上に配備されているス
    トッパと、で構成されているテープ繰出し装置に於い
    て、テープケースが前記コンベヤの進行直交方向に移動
    自在に構成され、前記コンベヤが上下に移動自在に構成
    され、ストッパが回転自在に構成され、また、テープ繰
    出し装置が前記コンベヤ進行方向の成分を含む方向に移
    動自在に構成されているベニヤ単板巻玉へのテープ繰出
    し装置。
  6. 【請求項6】 巻取リールに近接して傾斜状態に設置さ
    れ且つ吸着機構が配備されているコンベヤと、前記コン
    ベヤの上方にあって、前記コンベヤに平行且つ略垂直な
    2枚の平板が連結されているテープケースと、テープケ
    ースの前方且つ前記コンベヤの略真上に配備されている
    ストッパと、で構成されているテープ繰出し装置に於い
    て、前記コンベヤが上下に移動自在に構成されているベ
    ニヤ単板巻玉へのテープ繰出し装置。
  7. 【請求項7】 巻取リールに近接して傾斜状態に設置さ
    れ且つ吸着機構が配備されているコンベヤと、前記コン
    ベヤの上方にあって、前記コンベヤに平行且つ略垂直な
    2枚の平板が連結されているテープケースと、テープケ
    ースの前方且つ前記コンベヤの略真上に配備されている
    ストッパと、で構成されているテープ繰出し装置に於い
    て、テープ繰出し装置が前記コンベヤ進行方向の成分を
    含む方向に移動自在に構成されているベニヤ単板巻玉へ
    のテープ繰出し装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001199603A (ja) * 2000-01-18 2001-07-24 Meinan Mach Works Inc テープ反転修正装置
JP4594472B2 (ja) * 2000-01-18 2010-12-08 株式会社名南製作所 テープ反転修正装置

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