JPH1179341A - ベルトコンベヤ装置 - Google Patents

ベルトコンベヤ装置

Info

Publication number
JPH1179341A
JPH1179341A JP24880297A JP24880297A JPH1179341A JP H1179341 A JPH1179341 A JP H1179341A JP 24880297 A JP24880297 A JP 24880297A JP 24880297 A JP24880297 A JP 24880297A JP H1179341 A JPH1179341 A JP H1179341A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
compressed air
cylindrical body
cylinder
return
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24880297A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Okada
誠 岡田
Fuminori Nagayama
史教 永山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ube Industries Ltd filed Critical Ube Industries Ltd
Priority to JP24880297A priority Critical patent/JPH1179341A/ja
Publication of JPH1179341A publication Critical patent/JPH1179341A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 小型で大量輸送が可能な空気浮上式ベルトコ
ンベヤ装置を提供する。 【解決手段】 ベルト支承トラフは上方を切り欠いた円
筒樋形状の水平な筒体で形成され上下に配列されるとと
もに、上方筒体10、下方筒体12の上面部に保護カバ
ー11,13を備えて密閉空間が形成され、キャリア側
ベルト1aとリターン側ベルト1bは筒体の下部内面に
支承され、筒体10,12の最下部に穿設した注入孔2
8a,38aの下部には圧気源と連通し圧縮空気を供給
するベルト走行方向に沿う圧縮空気配管が接続され、湾
曲箇所には上方筒体10の内側(凹側)側面部と下方筒
体12の内側(凹側)側面部圧縮空気注入孔を穿設す
る。圧気源と連通し注入孔へ圧縮空気配管を接続し、両
筒体10,12を囲繞する両密閉空間に圧縮空気排気口
を設けリターン側ベルトを下方筒体内に導入する前と通
過した後に上下面を反転させるベルト反転装置を下方筒
体12前後に備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はベルトコンベヤ装置
に係り、さらに詳しくは、キャリア側とリターン側のベ
ルトをそれぞれ上下一対の円筒樋形状の水平な筒体(上
方欠円)で支承して、圧縮空気により浮上しつつ搬送で
きるベルトコンベヤ装置に関するもので、比較的小さな
ベルト幅のベルトで大量の輸送物を高速で長距離間を輸
送できるベルトコンベヤ装置を安価な設備費で供給でき
ることを企図したものである。
【0002】
【従来の技術】従来のベルトコンベヤ装置は、搬送物を
積載して移送するベルトはベルト走行方向に略等間に複
数個所に配列された中央の支持ローラと左右一対のサイ
ドローラ上を転動して移動しながら、搬送物を移送する
ようになっている。また、リターン側のベルトにも同様
に複数個所に配列されたリターンローラ上を転動して移
動するようになっている。
【0003】しかしながら、このような従来のベルトコ
ンベヤ装置においては、大量の搬送物を長距離に亘って
搬送するには多大の動力消費が必要であり、かつ、各種
ローラの回転抵抗や回転数の制約から、下記のような問
題点があった。 ベルト搬送速度の制約により、高速化が困難であっ
た。 ローラの回転に伴う騒音の発生により作業環境の悪
化を招いていた。 多数のローラの維持管理(メンテナンス)に労力を
要していた。 ローラの回転に伴う機器の振動発生があった。 ベルトの転動や摺動による摩耗により寿命が短い。
【0004】そこで、このような従来タイプのベルトコ
ンベヤ装置に代わるものとして、本出願人は、特開平9
−150929号公報(特願平7−311132号)に
示すような縦2重円筒管方式の空気浮上式ベルトコンベ
ヤ装置を提案した。このベルトコンベヤ装置は、たとえ
ば、図12に示すように、上下一対に配置されベルト走
行方向に延在する円筒管内にそれぞれキャリア側ベルト
とリターン側ベルトを通し、円筒管最下部より円筒管内
に注入した圧縮空気によってベルトを浮上させつつ移送
するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
縦2重円筒管方式による空気浮上式ベルトコンベヤ装置
においては、ベルト端部は円筒管に中心水平線かその近
傍にあり、積載する輸送物Mはこのベルト端部より以下
としなけれず、積載断面が大きくすることが出来ないた
めに大口径の円筒管に割りには輸送力が多くなかった。
また、従来の縦2重円筒管方式による空気浮上式ベルト
コンベヤ装置では、平ベルトの断面を円形状態に曲げて
使用する場合、ベルト端部付近のベルトは直線状態とな
りがちであるため、ベルト端部の外側エッジが円筒管内
面に強く接触して摺動するため、ベルトのトラフ指数を
小さくすることが出来なかった。また、水平方向の湾曲
箇所では、走行するキャリア側ベルトはヘッドプーリに
よる走行駆動力に引張されて湾曲箇所の内側(凹側)側
面部が円筒管内面に強く押圧されたまま摺動するので摺
動によるベルト摩耗が激しくベルト寿命が短くなるとい
う問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決して円
筒管の口径の割りには輸送能力が大きく、かつ、ベルト
端部の摩耗と湾曲箇所のベルト摩耗を防止した、設備費
の安価なベルトコンベヤ装置を供給するため、本発明に
おいては、第1の発明では、無端状のベルトと該ベルト
のキャリア側およびリターン側にともに該ベルトを浮上
させる圧縮空気の注入孔をベルト走行方向に複数個備え
たベルト支承トラフとを有し、ベルト走行方向に沿って
水平方向に屈曲する少なくとも1箇所以上の湾曲箇所を
有する空気浮上式のベルトコンベヤ装置であって、該ベ
ルト支承トラフはそれぞれベルト端部がオーバハングす
るように上方を切り欠いた円筒樋形状の水平な筒体で形
成されベルト走行方向に上下に配列されるとともに、上
方筒体ならびに下方筒体の上面部にはともに該上方筒体
ならびに下方筒体を被覆する保護カバーを備えて密閉空
間が形成され、キャリア側ベルトとリターン側ベルトは
ともに該一対のそれぞれの該筒体の下部内面に支承さ
れ、かつ、該筒体のそれぞれの最下部に穿設した前記注
入孔の下部には圧気源と連通し該注入孔へ圧縮空気を供
給するベルト走行方向に沿って延在した圧縮空気配管が
接続され、前記湾曲箇所には該湾曲箇所の該上方筒体の
内側(凹側)側面部と下方筒体の内側(凹側)側面部に
ともに圧縮空気を注入する注入孔を穿設するとともに、
圧気源と連通し該注入孔へ圧縮空気を供給する圧縮空気
配管を接続し、該両筒体を囲繞する該両密閉空間にベル
ト浮上作用後の圧縮空気を排出させる排気口を設けると
ともに、ベルトコンベヤ装置の縁端部で反転させた後の
リターン側ベルトを下方筒体内に導入する前と通過した
後にそれぞれ上下面を反転させるベルト反転装置を前記
下方筒体前後に備えた構成とした。
【0007】そして、第2の発明では、第1の発明にお
いて、オーバハングしたベルト端部のそれぞれを支持す
る支持ローラをベルト走行方向に適当間隔離間して配設
したものである。
【0008】さらに、第3の発明では、ベルト走行方向
に沿って水平方向に湾曲する水平湾曲部においては上下
各々の筒体を上下方向に長軸となる楕円形状に形成し、
ベルト走行方向に沿って傾斜方向に湾曲する傾斜湾曲部
においては上下各々の筒体を上下方向に短軸となる楕円
形状に形成した。
【0009】また、第4の発明では、上方筒体および下
方筒体の入口部と出口部の四箇所のうち少なくとも一箇
所に、ベルト断面をU字形状に屈曲させる複数個のロー
ラを同一断面に配列してなるベルト断面の屈曲案内装置
を備えた。
【0010】そして、第5の発明では、ベルト反転装置
と下方筒体との間に、リターン側ベルトの断面中央部の
上下面に当接して転動する上下一対の押えローラとリタ
ーンベルトのベルト両端部を斜めに挟持して転動する上
下一対の鋏みローラとで構成され、ベルト断面を椀状に
形成するトラフ形成装置を備えた。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明においては、第1の発明で
は、無端状のベルトと該ベルトのキャリア側およびリタ
ーン側にともに該ベルトを浮上させる圧縮空気の注入孔
をベルト走行方向に複数個備えたベルト支承トラフとを
有し、ベルト走行方向に沿って水平方向に屈曲する少な
くとも1箇所以上の湾曲箇所を有する空気浮上式のベル
トコンベヤ装置であって、該ベルト支承トラフはそれぞ
れベルト端部がオーバハングするように上方を切り欠い
た円筒樋形状の水平な筒体で形成されベルト走行方向に
上下に配列されるとともに、上方筒体ならびに下方筒体
の上面部にはともに該上方筒体ならびに下方筒体を被覆
する保護カバーを備えて密閉空間が形成され、キャリア
側ベルトとリターン側ベルトはともに該一対のそれぞれ
の該筒体の下部内面に支承され、かつ、該筒体のそれぞ
れの最下部に穿設した前記注入孔の下部には圧気源と連
通し該注入孔へ圧縮空気を供給するベルト走行方向に沿
って延在した圧縮空気配管が接続され、前記湾曲箇所に
は該湾曲箇所の該上方筒体の内側(凹側)側面部と下方
筒体の内側(凹側)側面部にともに圧縮空気を注入する
注入孔を穿設するとともに、圧気源と連通し該注入孔へ
圧縮空気を供給する圧縮空気配管を接続し、該両筒体を
囲繞する該両密閉空間にベルト浮上作用後の圧縮空気を
排出させる排気口を設けるとともに、ベルトコンベヤ装
置の縁端部で反転させた後のリターン側ベルトを下方筒
体内に導入する前と通過した後にそれぞれ上下面を反転
させるベルト反転装置を前記下方筒体前後に備えた構成
とした、略円筒形状に包絡されたベルト内にほぼ満杯に
近い状態に輸送物を包み込んだ稼動中のベルトを空気浮
上させつつ円滑に移動させる。そして、上下筒体では進
行するベルトの端部はともに上下筒体よりオーバハング
されているので、ベルト端部の上下筒体内面への摺動動
作による摩耗現象が無くなり、湾曲箇所におけるベルト
摺動に起因するベルト摩耗を少なくして、ベルトの長寿
命化が図られる。
【0012】第2の発明では、オーバハングしたベルト
端部のそれぞれを支持する支持ローラをベルト走行方向
に適当間隔離間して配設したので、この支持ローラを設
けない場合に生じる筒体内面とベルト外表面との局部的
な間隙の発生を抑止して筒体内面全面で均等にベルトを
空気浮上させることが出来るようになり、円滑な効率の
良い浮上作用が確保される。
【0013】そして、第3の発明では、ベルト走行方向
に沿って水平方向に湾曲する水平湾曲部においては上下
各々の筒体を上下方向に長軸となる楕円形状に形成し、
ベルト走行方向に沿って傾斜方向に湾曲する傾斜湾曲部
においては上下各々の筒体を上下方向に短軸となる楕円
形状に形成したので、ベルトの水平方向または傾斜方向
の湾曲作用を無理無く円滑に助長することが出来る。
【0014】さらに、第4の発明では、上方筒体および
下方筒体の入口部と出口部の四箇所のうち少なくとも一
箇所に、ベルト断面をU字形状に屈曲させる複数個のロ
ーラを同一断面に配列してなるベルト断面の屈曲案内装
置を備えたので、ベルト縁端部が摺動摩耗を起こすこと
なく円筒管内へ導かれるため、ベルト縁端部の摩耗を回
避できる。
【0015】第5の発明では、ベルト反転装置と下方筒
体との間に、リターン側ベルトの断面中央部の上下面に
当接して転動する上下一対の押えローラとリターンベル
トのベルト両端部を斜めに挟持して転動する上下一対の
鋏みローラとで構成され、ベルト断面を椀状に形成する
トラフ形成装置を備えたため、反転後のベルトをあらか
じめその後に導く半円筒管内面に沿ったU字状断面に形
成するため、ベルトは縁端部を半円筒管内面に接触する
ことなく円滑に半円筒管内に導入されるので、不要な摩
耗現象が防止される。
【0016】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例の詳細
について説明する。図1〜図11は本発明の実施例に係
り、図1はベルトコンベヤ装置の全体構成図(上半分は
全体平面図、下半分は全体側面図)、図2は図1のA−
A視の横断面図、図3はベルト反転装置の概略斜視図、
図4はベルト反転装置を構成する一組みの摺動体の概略
斜視図、図5はベルト反転装置の摺動体の推移説明図、
図6はベルト反転装置の摺動体の正面図、図7は他の実
施例を示すベルトコンベヤ装置の全体側面図、図8はト
ラフ形成装置の縦断面図、図9は屈曲案内装置の正面
図、図10は屈曲案内装置の斜視図、図11は円筒形成
装置の正面図である。
【0017】図1〜図2に示すように、ベルトコンベヤ
装置100は、無端状の平滑なベルト1がヘッドプーリ
2とテールプーリ3との間に巻回されエンドレスに移動
できるように構成され、ヘッドプーリ2とテールプーリ
3との中間部では、図2に示すように、上下一対のベル
ト支承トラフ(キャリア側ベルト支承トラフ10および
リターン側ベルト支承トラフ12)は、塩化ビニルなど
の樹脂管または鋼管を軸方向に一部切り欠いて切断して
製作した、断面が円筒樋状(上方欠円状)の水平な筒体
で形成され、キャリア側ベルト1aを支承するキャリア
側ベルト支承トラフ(以下キャリア側トラフと称する)
10は上方筒体Pの下部内面に相当し、リターン側ベル
ト1bを支承するリターン側ベルト支承トラフ(以下リ
ターン側トラフと称する)12は、下方筒体Qの下部内
面に相当する。上下筒体P、Qの切欠範囲は角度で30
°〜60°程度とする。40は圧縮空気供給用のブロワ
である。
【0018】上方筒体Pおよび下方筒体Qは、図2に示
すように、切り欠いた開口部の両端部に水平なフランジ
を備えて上下に配置し、上部が開放された状態でベルト
走行方向に配列され、それぞれ上部の開口部を被覆する
密閉カバー11、13がフランジ同士のボルトナット結
合により取り付けられ、それぞれ密閉空間に形成され
る。
【0019】上下筒体P、Qの最下部中央部にはベルト
走行に沿って一定の間隔で圧縮空気の注入口22a、3
2aが穿設され、筒体下部に配設された空気ダクト2
2、32より供給される圧縮空気を注入出来るように構
成され、キャリア側ベルト1aおよびリターン側ベルト
1bをそれぞれ浮上させるようになっている。
【0020】また、ベルト走行方向に沿う水平方向の湾
曲箇所では(たとえば、図1の上半分の平面図に表示さ
れる中央部分等)、キャリア側ベルト1aやリターン側
ベルト1bがヘッドプーリ2の回転駆動の引張力を受け
るため、湾曲箇所の内側(凹側)の上方筒体Pや下方筒
体Qの内側側面部に強く押圧された状態でベルト走行方
向に進行するため摺動によるベルト摩耗が激しいので、
これを緩和するため上方筒体P、下方筒体Qの湾曲箇所
の内側(凹側)側面部にもそれぞれ圧縮空気を注入する
ための注入孔28a、38aを穿設する。そして、図2
に示すように、上方筒体Pにおいては、注入孔28aへ
圧縮空気を供給する空気ダクト28および途中に制御弁
29aを備えた連結管29が給気管20に接続され、下
方筒体Qにおいては、注入孔38aへ圧縮空気を供給す
る空気ダクト38および途中に制御弁39aを備えた連
結管39が給気管30に接続される。
【0021】そして、このようにして上下に接続された
上方筒体P、下方筒体Qは、サポート42の上面に固設
され、サポート42の張り出した片側には、点検歩廊4
4とスタンド46および手摺48が布設される。
【0022】上方筒体P内の浮上作用後のエアは、密閉
カバー11の所要箇所に取り付けた排気管24より排出
される。同様に、下方筒体Q内の浮上作用後のエアは、
密閉カバー13の所要箇所に取り付けた排気管34より
排出される。
【0023】上方筒体Pのテールプーリ側の一端には、
輸送物Mの投入口4が設けられるとともに、テールプー
リ3ならびにヘッドプーリ2を被覆するエンドカバー
7、8がそれぞれ設けられ、エンドカバー8の下部には
輸送物Mの排出用のシュート9が接続される。
【0024】ヘッドプーリ2と下方半円筒管Qとの間、
および、テールプーリ3と下方半円筒管Qとの間には、
ベルト反転装置50が配設される。
【0025】ベルト反転装置50は、図3〜図6に示す
ように、ベルト1の上面と下面とを上下逆転させるため
のものであり、たとえば、側面がベルト1と当接させた
状態で、断面が円形もしくは矩形で形成された複数個一
組み(図3〜図5の例では、3本一組み)の摺動体52
をベルト走行方向に延在するように略等間隔に平行に配
列したものであり、これら複数個一組みの摺動体52の
複数組みをを、ベルト走行方向にベルト1の反転方向に
沿って傾斜方向を順次少しずつ変化させて配列したもの
である。
【0026】すなわち、ベルト反転装置50では、ベル
ト1は、これら複数組みの摺動体52に案内されてスパ
イラル状に上下面が反転しつつ移送される。したがっ
て、ベルト面は摺動体52の側面を摺動しつつ移動して
いくので、ベルト1の摺動面の摩擦による摩耗を防止す
るため、摺動体52の材質は、合成ゴムに本体に、摩擦
係数μが0.07〜0.22と低く、滑性に優れた超高
分子量ポリエチレンからなる表層をベルト1と当接する
表面に被覆して、ベルト1の摩耗を減少しベルト寿命の
延命化を図るように配慮する。
【0027】図5は、摺動体群の配列の1例を示したも
のである。下方筒体Qを出てテールプーリ3へ向かうリ
ターン側ベルト1bを反転させるベルト反転装置50で
は、図5のように、(a)、(b)、・・・・、(e)
のように摺動体52をそれぞれ配列する。一方、ヘッド
プーリ2を出て下方筒体Qに入るベルトを反転させるベ
ルト反転装置50では、逆に、摺動体52は、(e)よ
り(a)へ向かう順序に配列する。摺動体52は、通
常、同一位置に3個ないし9個配置する(図3〜図5の
例では3個配列する)。
【0028】図6は、摺動体52の詳細構造の1例を示
しており、金属製(アルミ等)のレール52cに取り付
けた合成ゴム製の本体52aの上面に、前述した摩擦係
数μが0.07〜0.22と低く、滑性に優れた超高分
子量ポリエチレンからなる被覆層52bをコーティング
した。そして、図示しない支持構造物にT型ボルト52
dを介して締結する。なお、被覆層52bは、ベルト面
が摺動するため、摩耗により磨滅するので、新品と交換
できるように本体52aと着脱自在な構造とすることが
望ましい。
【0029】以上のように構成されたベルト反転装置5
0は、いずれも、たとえば、図1の図面の左側から右側
へリターンベルト1bが通過する際に、リターンベルト
1bの表面と裏面を上下反転させるものである。すなわ
ち、リターンベルト1bは、順次、少しずつ傾斜方向を
変化させた複数組みの摺動体52、52、52、・・・
に導かれて反転しつつ移送され、最後にフラットローラ
58で平板状態にされたうえテールプーリ3へ向かう。
なお、図3〜図6のベルト反転装置50でベルト1を反
転させる場合、図2に示したように、上方筒体Pと下方
筒体Qとの高さ間隙が小さいときには、反転するリター
ン側ベルト1bが上方筒体Pの下面と接触干渉して支障
が出るのを防ぐため、ベルト反転装置50へリターン側
ベルト1bが入る直前に上下一対の平キャリアローラで
リターン側ベルト1bを挟んでリターン側ベルト1bを
あらかじめ下方へ移動させておくことが望ましい。
【0030】一方、図7に示すベルトコンベヤ装置10
0Aは、本発明の他の実施例(第2の発明に相当する)
を示し、図1〜図2のベルトコンベヤ装置100と相違
する点は、ベルト反転装置50と下方筒体Qとの間に、
トラフ形成装置60を配設したことである。トラフ形成
装置60は、図7や図8に示すように、ベルト反転装置
50を通過したフラットなベルト1(実際には、リター
ン側ベルト1b)を、U字状断面に湾曲して下方筒体Q
に円滑に導入するために、ベルト反転装置50での反転
作用を受けた際の影響で下方筒体Qの入口付近のリター
ン側ベルト1bがフラット状態になりベルト端部が下方
筒体内面壁に強く擦られて摩耗するのを防止するため、
ベルト断面をU字状に保持する目的で設置したものであ
る。具体的には、ベルト断面中央部の上下一対の押さえ
ローラ61、62とベルト端部を斜めに挟んで挟持する
上下一対の鋏みローラ63、63および64、64とで
構成される。
【0031】また、上方筒体Pや下方筒体Qの入口部や
出口部には、図9や図10に示す屈曲案内装置80が配
設される(図1や図7の実施例では、上方筒体Pの入口
部のみ設置した例を示す)。屈曲案内装置80は、テー
ルプーリ3を通過したフラットな断面形状を有するキャ
リア側ベルト1aのベルト端部が上方筒体入口部の内壁
を摺動する摩耗現象を防ぐために、あらかじめベルト1
aの断面をU字形状に屈曲させるもので、キャリア側ベ
ルト1aを外側から押圧する複数個の押えローラ81、
82、83、84、85を同一断面に配列する。
【0032】下方筒体Qの入口部や出口部では、ベルト
反転装置50を通過したリターン側ベルト1bは内側へ
寄る傾向があるので、上記5つの外側の押えローラ81
〜85のほかに、押えローラ81や押えローラ85の反
対側に内側からリターン側ベルト1bの縁端部を挟む内
側押えローラ81aと内側押えローラ85aを配置す
る。なお、符号86は内側押えローラ81aおよび内側
押えローラ85a用のサポートである。図10は、下方
筒体Qの出口部に屈曲案内装置80を配置した例を示
す。
【0033】このように、上方筒体Pの出口部や下方筒
体Qの入口部、出口部では、同様な摩耗現象が生じるの
を防止するため、4箇所とも屈曲案内装置80を配置す
るのが望ましい。
【0034】図11は、平ベルト1を上方筒体P、下方
筒体Qへ導入する直前に無理無く円滑に導入するために
設けられる円筒形成装置90を示し、上下筒体P、Qは
それぞれ左右一対の押えローラ91、91、92、92
および下部中央の押えローラ93の5個の押えローラに
よって平状態のベルト1を円筒状態に変形しつつ移動さ
せる。
【0035】以上のように構成された図1〜図6に示さ
れるベルトコンベヤ装置100や図7〜図8に示すベル
トコンベヤ装置100Aの作動について説明する。輸送
物Mはテールプーリ側の投入口4より、キャリア側トラ
フ10上のキャリア側ベルト1a上へ供給され、図示し
ないベルト駆動装置ならびにヘッドプーリ2により駆動
されるキャリア側ベルト1aによって移送され、ヘッド
プーリ側のシュート9より排出される。このベルトコン
ベヤ装置100、またはベルトコンベヤ装置100Aの
稼働中、キャリア側ベルト1aとリターン側ベルト1b
は、それぞれ、キャリア側トラフ10やリターン側トラ
フ12との間に形成された圧縮空気による境膜層により
わずかに浮上しつつ移動し、トラフ10、12との摩耗
は従来機種に比べて大幅に減少し、消費動力が低減され
る。図2はそれぞれヘッドプーリ側およびテールプーリ
側の断面状況を示している。
【0036】一方、ヘッドプーリ2で反転したベルト
1、すなわち、リターン側ベルト1bは、ベルト反転装
置50に入り、前記したように上面と下面が天地入れ代
わり、その後、コンベヤ装置100ではそのまま下方筒
体Qに導入され注入される圧縮空気の浮上作用を受けて
僅かに浮上しつつ移動する。そして、下方筒体50を通
過した後、再びベルト反転装置50で上下反転してもと
の状態に戻され、テールプーリ3を反転し、リターン側
ベルト1bはキャリア側ベルト1aとなり投入口4に達
する。
【0037】ベルトコンベヤ装置100Aでは、以上の
動作の中で、ヘッドプーリ2後のベルト反転装置50で
ベルト反転後、トラフ形成装置60を通過してあらかじ
め下方筒体Qに入る前にベルト1bをU字状断面に形成
して下方筒体Qへの導入を円滑化するとともに、前述し
たように、下方筒体Qを出る際のベルト断面をU字状に
保持して下方筒体Q内面とベルト端部との有害な摩擦を
防止する。
【0038】ベルトコンベヤ装置100およびベルトコ
ンベヤ装置100Aにおいて、下方筒体Qに入るリター
ン側ベルト1bをベルト反転装置50で反転させる理由
は、キャリア側ベルト1aが上方筒体PでU字状断面に
保持されたまま輸送物Mを積載しつつ長距離間を移動す
るので、リターン側ベルト1bは、そのまま下方筒体Q
を通過させる場合、リターン側ベルト1bは、フラット
でなくどちらかと言うと逆U字状断面(への字状)とな
る傾向があり、ベルト端部が下方筒体Qの内面側壁を摺
動し摩擦摩耗を助長するのを防止するためである。
【0039】本発明においては、ベルト支承トラフに上
下とも樹脂管や鋼管を軸方向に上方を切り欠いて製作し
た円筒樋状(上方欠円状)の水平な筒体を採用してお
り、2本の円筒管を上下に配設したベルト支承トラフを
備えたベルトコンベヤ装置に比べて、重量が低減すると
ともに、作業員が出入り困難な鋼管径が500mm以下
の小型機の場合には、圧縮空気の注入口22a、32a
の穿孔加工作業が円筒管の場合に比べて極めて容易にな
る。
【0040】また、縦2重円筒管方式のものに比べて、
ベルトをほぼ完全円に近い状態まで包んで積載断面の面
積を大きくしたので、円筒管の口径の割りには輸送能力
が大きく(同一口径の縦2重円筒管方式のものに比べて
輸送能力は約2倍になる)、かつ、ベルト端部が上下筒
体P、Qと接触することがないので摩耗の惧れが少な
く、トラフ指数の小さい、厚いベルトを採用することが
出来、塊状の大きな輸送物でも安全に搬送出来るととも
に、同一の輸送能力のものに比較して水平カーブの曲率
が小さく出来るので適用範囲が拡大される。
【0041】
【発明の効果】以上説明した本発明のベルトコンベヤ装
置においては、比較的小型のベルトで大量の長距離間の
高速移送が可能で密閉構造のため騒音の発生や落鉱によ
る作業環境の汚染がなく、従来の課題が解決され、維持
管理が容易になりメンテナンス性が向上するとともに、
消費動力の節減によるランニングコストやイニシャルコ
ストの大幅な低減が可能となる。特に本発明では、筒体
よりベルト両端部をオーバハングさせたり、ベルトの湾
曲箇所で両筒体側面部に圧縮空気を注入して摺動摩耗を
緩和させているので、ベルト寿命が長く、また、リター
ン側にベルト反転装置やトラフ形成装置を設けることに
よって、ベルトの摩耗を著しく軽減したので、メインテ
ナンス性が向上し、安全に、かつ、長期間安定して操業
できる。
【0042】また、円筒管の入口部または/および出口
部に屈曲案内装置を配設したので、ベルト端部の半円筒
管内壁への摺動を防止し、摩耗によるベルト劣化を防
ぎ、長寿命化を図ることができる。そして、水平カーブ
が容易であり、障害物への回避が容易となり、コンベヤ
使用範囲の拡大化を図ることが出来る。
【0043】さらに、ベルトを密閉空間で形成された筒
体内を通過させるので、輸送物の落鉱が無いので作業環
境が清潔良好で、輸送物の逸失もなく有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るベルトコンベヤ装置の全
体側面図である。
【図2】図1のA−A視の横断面図である。
【図3】本発明の実施例に係るベルト反転装置の概略斜
視図である。
【図4】本発明の実施例に係るベルト反転装置を構成す
る曲面板のひとつの概略斜視図である。
【図5】本発明の他の実施例に係るベルト反転装置の曲
面板の推移説明図である。
【図6】本発明の実施例に係るベルト反転装置の摺動体
の正面図である。
【図7】本発明の他の実施例に係るベルトコンベヤ装置
の全体側面図である。
【図8】本発明の実施例に係るトラフ形成装置の縦断面
図である。
【図9】本発明の実施例に係る屈曲案内装置の縦断面図
である。
【図10】本発明の実施例に係る屈曲案内装置の斜視図
である。
【図11】本発明の実施例に係る円筒形成装置の正面図
である。
【図12】従来の空気浮上式のベルトコンベヤ装置の縦
断面図である。
【符号の説明】
1 ベルト 1a キャリア側ベルト 1b リターン側ベルト 2 ヘッドプーリ 3 テールプーリ 4 投入口 7 エンドカバー 8 エンドカバー 9 シュート 10 キャリア側ベルト支承トラフ(キャリア側トラ
フ) 11 密閉カバー 12 リターン側ベルト支承トラフ(リターン側トラ
フ) 13 密閉カバー 22 空気ダクト 22a 注入口 24 排気管 26 端部支持ローラ 28 空気ダクト 28a 注入孔 29 連結管 29a 制御弁 30 給気管 32 空気ダクト 32a 注入口 34 排気管 38 空気ダクト 38a 注入孔 39 連結管 39a 制御弁 40 ブロワ 42 サポート 44 点検歩廊 46 スタンド 48 手摺 50 ベルト反転装置 52 摺動体 52a 本体 52b 被覆層 52c レール 52d T型ボルト 58 フラットローラ 60 トラフ形成装置 61、62 押さえローラ 63、64 鋏みローラ 80 屈曲案内装置 81、82、83、84、85 押えローラ 81a、85a 内側押えローラ 86 サポート 90 円筒形成装置 91、92、93 押えローラ 100 ベルトコンベヤ装置 100A ベルトコンベヤ装置 M 輸送物 P 上方筒体 Q 下方筒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B65G 39/16 B65G 39/16

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無端状のベルトと該ベルトのキャリア側
    およびリターン側にともに該ベルトを浮上させる圧縮空
    気の注入孔をベルト走行方向に複数個備えたベルト支承
    トラフとを有し、ベルト走行方向に沿って水平方向に屈
    曲する少なくとも1箇所以上の湾曲箇所を有する空気浮
    上式のベルトコンベヤ装置であって、 該ベルト支承トラフはそれぞれベルト端部がオーバハン
    グするように上方を切り欠いた円筒樋形状の水平な筒体
    で形成されベルト走行方向に上下に配列されるととも
    に、上方筒体ならびに下方筒体の上面部にはともに該上
    方筒体ならびに下方筒体を被覆する保護カバーを備えて
    密閉空間が形成され、 キャリア側ベルトとリターン側ベルトはともに該一対の
    それぞれの該筒体の下部内面に支承され、かつ、該筒体
    のそれぞれの最下部に穿設した前記注入孔の下部には圧
    気源と連通し該注入孔へ圧縮空気を供給するベルト走行
    方向に沿って延在した圧縮空気配管が接続され、 前記湾曲箇所には該湾曲箇所の該上方筒体の内側(凹
    側)側面部と下方筒体の内側(凹側)側面部にともに圧
    縮空気を注入する注入孔を穿設するとともに、圧気源と
    連通し該注入孔へ圧縮空気を供給する圧縮空気配管を接
    続し、 該両筒体を囲繞する該両密閉空間にベルト浮上作用後の
    圧縮空気を排出させる排気口を設けるとともに、ベルト
    コンベヤ装置の縁端部で反転させた後のリターン側ベル
    トを下方筒体内に導入する前と通過した後にそれぞれ上
    下面を反転させるベルト反転装置を前記下方筒体前後に
    備えたベルトコンベヤ装置。
  2. 【請求項2】 オーバハングしたベルト端部のそれぞれ
    を支持する支持ローラをベルト走行方向に適当間隔離間
    して配設した請求項1記載のベルトコンベヤ装置。
  3. 【請求項3】 ベルト走行方向に沿って水平方向に湾曲
    する水平湾曲部においては上下各々の筒体を上下方向に
    長軸となる楕円形状に形成し、ベルト走行方向に沿って
    傾斜方向に湾曲する傾斜湾曲部においては上下各々の筒
    体を上下方向に短軸となる楕円形状に形成してなる請求
    項1または請求項2記載のベルトコンベヤ装置。
  4. 【請求項4】 上方筒体および下方筒体の入口部と出口
    部の四箇所のうち少なくとも一箇所に、ベルト断面をU
    字形状に屈曲させる複数個のローラを同一断面に配列し
    てなるベルト断面の屈曲案内装置を備えた請求項1ない
    し請求項3記載のベルトコンベヤ装置。
  5. 【請求項5】 ベルト反転装置と下方筒体との間に、リ
    ターン側ベルトの断面中央部の上下面に当接して転動す
    る上下一対の押えローラとリターンベルトのベルト両端
    部を斜めに挟持して転動する上下一対の鋏みローラとで
    構成され、ベルト断面を椀状に形成するトラフ形成装置
    を備えた請求項1記載ないし請求項4記載のベルトコン
    ベヤ装置。
JP24880297A 1997-09-12 1997-09-12 ベルトコンベヤ装置 Pending JPH1179341A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24880297A JPH1179341A (ja) 1997-09-12 1997-09-12 ベルトコンベヤ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24880297A JPH1179341A (ja) 1997-09-12 1997-09-12 ベルトコンベヤ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1179341A true JPH1179341A (ja) 1999-03-23

Family

ID=17183629

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24880297A Pending JPH1179341A (ja) 1997-09-12 1997-09-12 ベルトコンベヤ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1179341A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102991955A (zh) * 2012-11-21 2013-03-27 云南云铝涌鑫铝业有限公司 防雨装置和具有其的气垫带式输送系统

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102991955A (zh) * 2012-11-21 2013-03-27 云南云铝涌鑫铝业有限公司 防雨装置和具有其的气垫带式输送系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8033385B2 (en) Steep angle pipe conveyor
FI108631B (fi) Letkuhihnakuljetin ja sen käyttöjärjestely
US6415905B1 (en) Transport device
US6889817B2 (en) Accumulation-capable curved element for a transfer system
US5064054A (en) Overlapping flat surface transport carrier conveyor
JP3728888B2 (ja) ベルトコンベヤ装置
US20100243408A1 (en) Conveyor system
JPH1179341A (ja) ベルトコンベヤ装置
US6062377A (en) Air supported flat belt conveyor and method of conveying articles
JP2993428B2 (ja) 手荷物搬送用ベルトコンベヤ装置
JPH1159839A (ja) ベルトコンベヤ装置
ZA200407588B (en) System for conveying goods with a self-contained conveyor belt.
JP3384175B2 (ja) ベルトコンベヤ装置
US4170944A (en) Arrangement for transportation of cargoes in containers
JPH1179338A (ja) ベルトコンベヤ装置
JP3750304B2 (ja) ベルトコンベヤ装置
JP3387308B2 (ja) ベルトコンベヤ装置
JPH10250814A (ja) ベルトコンベヤ装置
JP3384181B2 (ja) ベルトコンベヤ装置
US20100300848A1 (en) Belt Conveyor Equipment
JPH1179337A (ja) ベルトコンベヤ装置
JPH09150929A (ja) ベルトコンベヤ装置
JPH1025011A (ja) ベルトコンベヤ装置
JPH10250813A (ja) ベルトコンベヤ装置
JPH1191921A (ja) ベルトコンベヤ装置