JPH1025011A - ベルトコンベヤ装置 - Google Patents

ベルトコンベヤ装置

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Publication number
JPH1025011A
JPH1025011A JP17648296A JP17648296A JPH1025011A JP H1025011 A JPH1025011 A JP H1025011A JP 17648296 A JP17648296 A JP 17648296A JP 17648296 A JP17648296 A JP 17648296A JP H1025011 A JPH1025011 A JP H1025011A
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JP
Japan
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belt
return
cylindrical
cylindrical tube
belt conveyor
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Application number
JP17648296A
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English (en)
Inventor
Makoto Okada
誠 岡田
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Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH1025011A publication Critical patent/JPH1025011A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 曲走が任意に行なうことができるベルトコン
ベヤ装置を提供する。 【解決手段】 無端状のベルトのキャリア側およびリタ
ーン側空気浮上式ベルトコンベヤ200と、キャリア側
ベルト1aをU字状に湾曲させる支持ローラをベルト走
行方向に配置しリターン側ベルトを円筒状に包絡する押
えローラをベルト走行方向に複数段配置した曲走ベルト
コンベヤ300とからなり、ベルトの反転装置を配設し
たベルトコンベヤ装置で、ベルト支承トラフは上下一対
の樹脂管または鋼管からなる水平な円筒管で形成され
る。キャリア側ベルト1aは一対の円筒管のうち上方の
円筒管Pの下部内面に支承され、リターン側ベルトは一
対の円筒管のうち下方の円筒管の下部内面に支承され、
各円筒管の最下部に穿設した注入孔の下部には圧縮空気
配管が接続され、円筒管に圧縮空気排気口を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はベルトコンベヤ装置
に係り、さらに詳しくは、キャリア側とリターン側のベ
ルトをそれぞれ上下一対の円筒管で支承して、圧縮空気
により浮上しつつ搬送できる空気式ベルトコンベヤと、
キャリア側にはキャリア側ベルトをU字状に湾曲させて
移送する同一断面に配列された複数個の支持ローラをベ
ルト走行方向に複数段配置しリターン側にはリターン側
ベルトを略円筒状に包絡して移送する同一断面に配列さ
れた複数個の押えローラをベルト走行方向に複数段配置
してなる曲走ベルトコンベヤとからなるベルトコンベヤ
装置に関するもので、曲走可能で、大量の輸送物を高速
で長距離間を曲走可能に輸送できるベルトコンベヤ装置
を、安価な設備費で供給できることを企図したものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のキャリア式平ベルトコンベヤ装置
は、搬送物を積載して移送するベルトはベルト走行方向
に略等間に複数個所に配列された中央の支持ローラと左
右一対のサイドローラ上を転動して移動しながら、搬送
物を移送するようになっている。また、リターン側のベ
ルトにも同様に複数個所に配列されたリターンローラ上
を転動して移動するようになっている。そして、これら
支持ローラやサイドローラ、およびリターンローラをベ
ルト走行方向に適当間隔離間して支持する横梁状の架台
(コンベヤフレーム)を複数個の柱脚を介して地面上に
支持した構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のベルトコンベヤ装置においては、大量の搬送
物を長距離に亘って搬送するには多大の動力消費が必要
であり、かつ、各種ローラの回転抵抗や回転数の制約か
ら、下記のような問題点があった。 ベルト搬送速度の制約により、高速化が困難であっ
た。 ローラの回転に伴う騒音の発生により作業環境の悪
化を招いていた。 多数のローラの維持管理(メンテナンス)に労力を
要していた。 ローラの回転に伴う機器の振動発生があった。 ベルトの転動や摺動による摩耗により寿命が短い。 キャリア式平ベルトコンベヤでは、キャリア側にお
いては、ベルト走行方向に隣接する2ローラ間の弛みを
無くすためある程度の張力をベルトに与えなければなら
ず、このため、ベルトの曲率が大きくなるとベルトが内
側に寄るので曲率に限界があり、曲走に不向きであっ
た。さらに、キャリア式平ベルトコンベヤでは、通常、
リターン側のベルトはフラットにして水平状態で移送す
るので、曲率を与えにくいという問題もあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決して、
曲走可能で設備費の安価なベルトコンベヤ装置を供給す
るため、本発明においては、第1の発明では、無端状の
ベルトと該ベルトのキャリア側およびリターン側にとも
に該ベルトを浮上させる圧縮空気の注入孔をベルト走行
方向に複数個備えたベルト支承トラフとを有する空気浮
上式ベルトコンベヤと、キャリア側にはキャリア側ベル
トをU字状に湾曲させて移送する同一断面に配列された
複数個の支持ローラをベルト走行方向に複数段配置しリ
ターン側にはリターン側ベルトを略円筒状に包絡して移
送する同一断面に配列された複数個の押えローラをベル
ト走行方向に複数段配置してなる曲走ベルトコンベヤと
からなり、ベルトコンベヤ装置の縁端部の駆動プーリで
反転させた直後のリターン側ベルトと、ベルトコンベヤ
装置の縁端部のテールプーリで反転させる直前のリター
ン側ベルトのそれぞれの上下面を反転させるベルト反転
装置を配設したベルトコンベヤ装置であって、該ベルト
支承トラフはそれぞれ上下一対の樹脂管または鋼管から
なる水平な円筒管で形成されるとともに、キャリア側ベ
ルトは該一対の円筒管のうち上方の円筒管の下部内面に
支承され、リターン側ベルトは該一対の円筒管のうち下
方の円筒管の下部内面に支承され、かつ、該円筒管のそ
れぞれの最下部に穿設した前記注入孔の下部には圧気源
と連通し該注入孔へ圧縮空気を供給するベルト走行方向
に沿って延在した圧縮空気配管が接続され、該円筒管に
ベルト浮上作用後の圧縮空気を排出させる排気口を設け
た構成とした。
【0005】また、第2の発明では、第1の発明におい
て、上方円筒管および下方円筒管の入口部と出口部のい
ずれかのうち少なくとも一箇所に、ベルト断面をU字形
状に屈曲させる複数個のローラを同一断面に配列してな
るベルト断面の屈曲案内装置を備えたものである。ま
た、第3の発明では、第1や第2の発明におけるベルト
反転装置は、プーリ側に配設された水平鋏みローラと、
下方円筒管側に配設された円筒支持ローラと、該両ロー
ラ間の中間部に設けた同一断面上円筒状に配列された複
数個の丸めローラ、または同一断面上に垂直な押えロー
ラと屈曲したベルトの両端をそれぞれ内側から支持する
上下一対の傾斜した内側押えローラとで構成された丸め
ローラ、もしくは傾斜したサポートより軸方向に一定間
隔離間した複数箇所に張出角度を順次変化させて突出し
ベルト裏面に当接・転動する傾斜ローラとで形成された
ものである。さらに、第4の発明では、第1〜第3の発
明において、ベルト反転装置と下方円筒管との間に、リ
ターン側ベルトの断面中央部の上下面に当接して転動す
る上下一対の押さえローラとリターンベルトのベルト両
端部を斜めに挟持して転動する上下一対の鋏みローラと
で構成され、ベルト断面を椀状に形成するトラフ形成装
置を備えた。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明においては、無端状のベル
トと該ベルトのキャリア側およびリターン側にともに該
ベルトを浮上させる圧縮空気の注入孔をベルト走行方向
に複数個備えたベルト支承トラフとを有する空気浮上式
ベルトコンベヤと、キャリア側にはキャリア側ベルトを
U字状に湾曲させて移送する同一断面に配列された複数
個の支持ローラをベルト走行方向に複数段配置しリター
ン側にはリターン側ベルトを略円筒状に包絡して移送す
る同一断面に配列された複数個の押えローラをベルト走
行方向に複数段配置してなる曲走ベルトコンベヤとから
なり、ベルトコンベヤ装置の縁端部の駆動プーリで反転
させた直後のリターン側ベルトと、ベルトコンベヤ装置
の縁端部のテールプーリで反転させる直前のリターン側
ベルトのそれぞれの上下面を反転させるベルト反転装置
を配設したベルトコンベヤ装置であって、該ベルト支承
トラフはそれぞれ上下一対の樹脂管または鋼管からなる
水平な円筒管で形成されるとともに、キャリア側ベルト
は該一対の円筒管のうち上方の円筒管の下部内面に支承
され、リターン側ベルトは該一対の円筒管のうち下方の
円筒管の下部内面に支承され、かつ、該円筒管のそれぞ
れの最下部に穿設した前記注入孔の下部には圧気源と連
通し該注入孔へ圧縮空気を供給するベルト走行方向に沿
って延在した圧縮空気配管が接続され、該円筒管にベル
ト浮上作用後の圧縮空気を排出させる排気口を設けた構
成としたため、直線部は空気浮上式ベルトコンベヤで輸
送物を移送し、曲走部は曲走ベルトコンベヤで輸送物を
搬送するよう構成されており、輸送距離の長い空気浮上
式ベルトコンベヤでは、稼動中のベルトを空気浮上させ
つつ移動させる。そして、リターン側のベルトは、ベル
ト反転装置によって反転されてから略円筒状に包絡さ
れ、しかも、そのベルト重畳部分は上方となるから輸送
物の落鉱が皆無の状態でリターン側ベルトが移送され
る。また、上方円筒管内のキャリア側でU字状に断面が
屈曲されたベルトがリターン側でも同様にU字状に屈曲
されたまま下方円筒管内を通過するから、リターン側に
おいて反転させないベルトに比べてベルト端部円筒管内
面への摺動動作による摩耗現象を軽減しベルトの長寿命
化が図られることになる。
【0007】また、第2の発明では、ベルト断面をU字
形状に屈曲させる複数個のローラを同一断面に配列して
なるベルト断面の屈曲案内装置を備えたので、ベルト縁
端部が摺動摩耗を起こすことなく円筒管内へ導かれるた
め、ベルト縁端部の摩耗を回避できる。そして、第3の
発明では、ベルト反転装置を、プーリ側に配設された水
平鋏みローラと、下方円筒管側に配設された円筒支持ロ
ーラと、該両ローラ間の中間部に設けた同一断面上円筒
状に配列された複数個の丸めローラ、または同一断面上
に垂直な押えローラと屈曲したベルトの両端をそれぞれ
内側から支持する上下一対の傾斜した内側押えローラと
で構成された丸めローラ、もしくは傾斜したサポートよ
り軸方向に一定間隔離間した複数箇所に張出角度を順次
変化させて突出しベルト裏面に当接・転動する傾斜ロー
ラとで形成したので、簡便容易にベルトを反転できる。
さらに、第4の発明では、トラフ形成装置を、ベルト反
転装置と下方円筒管との間に配設して、反転後のベルト
をあらかじめその後に導く円筒管内面に沿ったU字状断
面に形成するため、ベルトは縁端部を円筒管内面に接触
することなく円滑に円筒管内に導入されるので、不要な
摩耗現象が防止される。
【0008】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例の詳細
について説明する。図1〜図17は本発明の実施例に係
り、図1はベルトコンベヤ装置の全体側面図、図2は図
1のA−A視の横断面図、図3はベルト反転装置の概略
側面図、図4はベルト反転装置の概略斜視図、図5は他
の実施例を示すベルト反転装置の概略斜視図、図6は図
5のベルト反転装置の傾斜ローラ部の要部断面図、図7
は他の実施例を示すベルト反転装置の要部断面図、図8
は他の実施例を示すベルトコンベヤ装置の全体側面図、
図9はトラフ形成装置の縦断面図、図10は屈曲案内装
置の正面図、図11は屈曲案内装置の斜視図、図12は
ベルトコンベヤ装置の全体平面図、図13は他の実施例
を示すベルトコンベヤ装置の全体斜視図、図14は図1
2のB−B視の横断面図、図15は曲走ベルトコンベヤ
のキャリア側部の斜視図、図16は曲走ベルトコンベヤ
のリターン側部の斜視図、図17は曲走ベルトコンベヤ
のリターン側の横断面図である。
【0009】本発明のベルトコンベヤ装置100は、図
1や図12〜図13に示すように、大別する空気浮上式
ベルトコンベヤ200と曲走ベルトコンベヤを任意の数
だけ接続した構造をしており、主として直線で長距離間
には空気浮上式ベルトコンベヤ200を配設して輸送物
を搬送し、輸送ラインを曲げるときには比較的短い曲走
ベルトコンベヤ300によって方向転換するようになっ
ている。そして、後述するように、必要な箇所には、ベ
ルト反転装置50やトラフ形成装置60や屈曲案内装置
80を配置し、輸送物を支障無く能率良く搬送できるよ
うに構成されている。
【0010】そして、図1〜図2に示すように、ベルト
コンベヤ装置100における空気浮上式ベルトコンベヤ
200は、無端状の平滑なベルト1がヘッドプーリ2と
テールプーリ3との間に巻回されエンドレスに移動でき
るように構成され、ヘッドプーリ2とテールプーリ3と
の中間部では、図2に示すように、上下一対のベルト支
承トラフ(キャリア側ベルト支承トラフ10およびリタ
ーン側ベルト支承トラフ12)は、塩化ビニルなどの樹
脂管または鋼管からなる水平な円筒管で形成され、キャ
リア側ベルト1aを支承するキャリア側ベルト支承トラ
フ(以下キャリア側トラフと称する)10は上方円筒管
Pの下部内面に相当し、リターン側ベルト1bを支承す
るリターン側ベルト支承トラフ(以下リターン側トラフ
と称する)12は、下方円筒管Qの下部内面に相当す
る。
【0011】上方円筒管Pと下部円筒管Qは、ベルト走
行方向に沿って配設された空気ダクト22で連結される
とともに、上方円筒管Pの最下部にベルト走行方向に略
等間隔に穿設した注入口22aを通じて給気管20なら
びに空気ダクト22を経由して供給された圧縮空気が上
方円筒管P内へ入り、キャリア側ベルト1aを浮上させ
るようになっている。浮上作用後のエアは排気管24よ
り排出される。以上と全く同様に、下方円筒管Qにも下
方にベルト走行方向に沿って空気ダクト32が設けら
れ、給気管30、空気ダクト30ならびに注入口32a
を通じて下方円筒管Q内に圧縮空気が供給されリターン
側ベルト1bを浮上させつつ移動させる。浮上作用後の
エアは下方円筒管Qの斜め側面に設けられた排気管34
から排出される。
【0012】上方円筒管Pのテールプーリ側の一端に
は、輸送物Mの投入口4が設けられるとともに、テール
プーリ3ならびにヘッドプーリ2を被覆するエンドカバ
ー7、エンドカバー8がそれぞれ設けられ、エンドカバ
ー8の下部には輸送物Mの排出用のシュート9が接続さ
れる。また、図2に示すように、下方円筒管Qには、柱
脚40がベルト走行方向に複数個固設されるとともに、
サポート42を介して点検歩廊44、スタンド46、手
摺48等が設けられる。
【0013】ヘッドプーリ2と下方円筒管Qとの間、お
よび、テールプーリ3と下方円筒管Qとの間には、ベル
ト反転装置50が配設される。ベルト反転装置50は、
図3〜図5に示すように、一方のプーリ側に水平鋏みロ
ーラ52を配設し、他方の下方円筒管側に円筒支持ロー
ラ52aを配設するとともに、この水平鋏みローラ52
と円筒支持ローラ52aとの間の中間部に丸めローラ5
4(図3)、または円筒保持ローラ59(図4)、また
は傾斜ローラ58(図5)を、それぞれ配置したもので
ある。すなわち、水平鋏みローラ52は平ベルトを水平
に上下より挟んだものであり、円筒支持ローラ52aは
複数個のローラを半円状に配列して、下方円筒管Qを出
たままの断面が半円形状の屈曲したリターンベルト1b
をそのままの形状に維持したり、下方円筒管Qに入る直
前にリターンベルト1bを半円形状にするものである。
【0014】一方、丸めローラ54は、リターンベルト
1bを円筒状の丸めるもので、複数個(5個ないし8
個)のローラを多角形状に同一断面に配列したものであ
る。また、円筒保持ローラ59は、図7に示すように、
垂直な押えローラ59aと屈曲したリターンベルト1b
の両端を内側から支持する上下一対の傾斜した内側押え
ローラ59b、59bとで構成される。さらに、傾斜ロ
ーラ58は、図5や図6のとおり、傾斜したサポート5
6(一般的にはパイプが使用される)より軸方向に一定
間隔離間した複数箇所に張出角度を順次変化させて突出
し、ベルト裏面に当接・転動するように構成される。以
上のように構成されたベルト反転装置50(図3に示す
もの)、50A(図4に示すもの)、50B(図5に示
すもの)は、いずれも図面の左側から右側へあるいは図
面の右側から左側にリターンベルト1bが通過する際
に、リターンベルト1bの表面と裏面を上下反転させる
ものである。ベルトコンベヤ装置100の中間部には、
後述する曲走ベルトコンベヤ300が必要に応じて配設
され(図1、図12、図13の場合には、いずれも1箇
所)、それぞれ両端部の空気浮上式ベルトコンベヤ20
0と接続される。
【0015】一方、図8に示すベルトコンベヤ装置10
0Aは、本発明の他の実施例(第3の発明の相当する)
を示し、図1〜図2のベルトコンベヤ装置100と相違
する点は、ベルト反転装置50と下方円筒管Qとの間
に、トラフ形成装置60を配設したことである。トラフ
形成装置60は、図8や図9に示すように、ベルト反転
装置50を通過したフラットなベルト1(実際には、リ
ターン側ベルト1b)を、U字状断面に湾曲して下方円
筒管Qに円滑に導入するために、ベルト反転装置50で
の反転作用を受けた際の影響で下方円筒管Qの入口付近
のリターン側ベルト1bがフラット状態になりベルト端
部が下方円筒管内面壁に強く擦られて摩耗するのを防止
するため、ベルト断面をU字状に保持する目的で設置し
たものである。具体的には、ベルト断面中央部の上下一
対の押さえローラ61、62とベルト端部を斜めに挟ん
で挟持する上下一対の鋏みローラ63、63および6
4、64とで構成される。
【0016】また、上方円筒管Pや下方円筒管Qの入口
部や出口部には、図10や図11に示す屈曲案内装置8
0が配設される(図1や図8の実施例では、上方円筒管
Pの入口部のみ設置した例を示す)。屈曲案内装置80
は、テールプーリ3を通過したフラットな断面形状を有
するキャリア側ベルト1aのベルト端部が上方円筒管入
口部の内壁を摺動する摩耗現象を防ぐために、あらかじ
めベルト1aの断面をU字形状に屈曲させるもので、キ
ャリア側ベルト1aを外側から押圧する複数個の押えロ
ーラ81、82、83、84、85を同一断面に配列す
る。下方円筒管Qの入口部や出口部では、ベルト反転装
置50を通過したリターン側ベルト1bは内側へ寄る傾
向があるので、上記5つの外側の押えローラ81〜85
のほかに、押えローラ81や押えローラ85の反対側に
内側からリターン側ベルト1bの縁端部を挟む内側押え
ローラ81aと内側押えローラ85aを配置する。な
お、符号86は内側押えローラ81aおよび内側押えロ
ーラ85a用のサポートである。図11は、下方円筒管
Qの出口部に屈曲案内装置80を配置した例を示す。こ
のように、上方円筒管Pの出口部や下方円筒管Qの入口
部、出口部では、同様な摩耗現象が生じるのを防止する
ため、4箇所とも屈曲案内装置80を配置するのが望ま
しい。
【0017】一方、曲走ベルトコンベヤ300は、図1
4〜図17にその詳細が示されているように、キャリア
側とリターン側でその構造が異なっている。キャリア側
では、同一断面に半円状に配置された複数個の支持ロー
ラ(図14の場合は7個)310、…がベルト走行方向
に複数段配置されて、キャリア側ベルト1aは略U字状
断面に形成され、輸送物を移送する構造とされる。
【0018】リターン側では、ヘッドプーリ2の直後で
ベルト反転装置50によって反転されたリターン側ベル
ト1bの輸送物接触面を、内側に包み込むようにして合
わせ面を上方にした円筒形状にリターン側ベルト1bを
包絡する同一断面複数個配列された押えローラ320、
…(図14の場合、同一断面6個とするか、または、同
一断面に配列位置の異なる3個を交互に配置する)がベ
ルト走行方向に複数段配置される。
【0019】そして、これらキャリア側およびリターン
側のベルト走行方向複数段の支持ローラ310、…や押
えローラ320、…の配置断面を平行でなく少しずつ角
度を付けることにより、たとえば、図12や図13に示
すように、ベルト走行方向を湾曲させる。ベルト1、す
なわち、キャリア側ベルト1aやリターン側ベルト1b
が湾曲しやすいように、キャリア側ではトラフ角の大き
い略U字形状とし、リターン側では、湾曲しやすい円筒
形状とし、かつ、ベルトの輸送物接触面を内側として円
筒合わせ面を上方として落鉱が無いように配慮した。図
15は、キャリア側の曲走ベルトコンベヤ300の状態
を示し、図16はリターン側の曲走ベルトコンベヤ30
0の状態を示下ものである。
【0020】図14の下半分に示すリターン側では、リ
ターン側ベルト1bの両端部を重畳して閉じた円筒形状
に包絡したが、図17に示すように、両端を閉じずに上
方に開放した略円筒形状としてもよい。
【0021】以上のように構成された図1〜図7に示さ
れるベルトコンベヤ装置100や図8〜図9に示すベル
トコンベヤ装置100Aの作動について説明する。輸送
物Mはテールプーリ側の投入口4より、キャリア側トラ
フ10上のキャリア側ベルト1a上へ供給され、図示し
ないベルト駆動装置ならびにヘッドプーリ2により駆動
されるキャリア側ベルト1aによって移送され、ヘッド
プーリ側のシュート9より排出される。このベルトコン
ベヤ装置100、またはベルトコンベヤ装置100Aの
稼働中、キャリア側ベルト1aとリターン側ベルト1b
は、空気浮上式ベルトコンベヤ200にあっては、それ
ぞれ、キャリア側トラフ10やリターン側トラフ12と
の間に形成された圧縮空気による境膜層によりわずかに
浮上しつつ移動し、トラフ10、12との摩耗は従来機
種に比べて大幅に減少し、消費動力が低減される。図2
はそれぞれヘッドプーリ側およびテールプーリ側の断面
状況を示している。また、曲走ベルトコンベヤ300に
あっては、キャリア側ベルト1aは支持ローラ310上
を転動するとともに、ベルト走行方向が湾曲される。
【0022】一方、ヘッドプーリ2で反転したベルト
1、すなわち、リターン側ベルト1bは、ベルト反転装
置に入り、前記したように上面と下面が天地入れ代わ
り、その後、コンベヤ装置100ではそのまま空気浮上
式ベルトコンベヤ200の下方円筒管Qに導入され注入
される圧縮空気の浮上作用を受けて僅かに浮上しつつ移
動する。そして、下方円筒管50を通過した後、再びベ
ルト反転装置で上下反転してもとの状態に戻され、テー
ルプーリ3を反転し、リターン側ベルト1bはキャリア
側ベルト1aとなり投入口4の達する。また、キャリア
側と同様に、曲走ベルトコンベヤ300にあっては、リ
ターン側ベルト1bは押えローラ320によって輸送物
接触面を内側にして円筒状に形成されつつ移送されつ
つ、キャリア側と同様にベルト走行方向が湾曲される。
【0023】ベルトコンベヤ装置100Aでは、以上の
動作の中で、ヘッドプーリ2後のベルト反転装置50で
ベルト反転後、トラフ形成装置60を通過してあらかじ
め下方円筒管Qに入る前にベルト1bをU字状断面に形
成して下方円筒管Qへの導入を円滑化するとともに、前
述したように、下方円筒管Qを出る際のベルト断面をU
字状に保持して下方円筒管Q内面とベルト端部との有害
な摩擦を防止する。
【0024】ベルトコンベヤ装置100およびベルトコ
ンベヤ装置100Aにおいて、下方円筒管Qに入るリタ
ーン側ベルト1bをベルト反転装置50で反転させる理
由は、ひとつは、キャリア側ベルト1aが上方円筒管P
でU字状断面に保持されたまま輸送物Mを積載しつつ長
距離間を移動するので、リターン側ベルト1bは、その
まま下方円筒管Qを通過させる場合、リターン側ベルト
1bは、フラットでなくどちらかと言うと逆U字状断面
(への字状)となる傾向があり、ベルト端部が下方円筒
管Qの内面側壁を摺動し摩擦摩耗を助長するのを防止す
るためである。もうひとつの理由は、前述したように、
曲走ベルトコンベヤ300のリターン側で落鉱しないよ
うにするためである。
【0025】また、本発明のベルトコンベヤ装置100
またはベルトコンベヤ装置100Aにおいては、少なく
とも空気浮上式ベルトコンベヤ200の部分において
は、図2に示すように、空気ダクト22で連結された上
下一対のキャリア側ベルト支承トラフ10(上方円筒管
P)とリターン側ベルト支承トラフ12(下方円筒管
Q)が主要構造物であり、これをベルト走行方向に間欠
的に配置された柱脚40によって地面に支持されている
だけであるから、従来のベルトコンベヤ装置のようにベ
ルト走行方向に多数配列されたキャリアローラを支持す
る架台(コンベヤフレームとも言われる)が不要とな
り、設備費が大幅に軽減される。すなわち、一体化され
た上下一対の円筒管P、Qそのものには、比較的軽量で
あるにも拘わらず剛性があり横梁としての機能を兼備し
ているので、従来ベルトコンベヤ装置の横梁としての架
台が省略し得る。したがって、長距離スパンの場合や傾
斜コンベヤの場合には、架台の省略効果が顕著となる。
また、上記のように長スパンのベルトコンベヤ装置に使
用される場合以外にも、スタッカ、リクレーマ、アンロ
ーダ、シップローダ等の荷役設備の長スパンの部分のよ
うに、大きな剛性を有する強度部材(構造部材)が要求
される場合には、平ベルト式ベルトコンベヤに代えて本
発明のベルトコンベヤ装置を採用すると好都合である。
【0026】
【発明の効果】以上説明した本発明のベルトコンベヤ装
置においては、必要に応じて任意の箇所に曲走ベルトコ
ンベヤを配置し、これに長スパンの空気浮上式ベルトコ
ンベヤを接続することによって曲走が可能となり、大量
の長距離間の高速移送が可能で、空気浮上式ベルトコン
ベヤでは密閉構造のため騒音の発生や落鉱による作業環
境の汚染がなく、従来の課題が解決され、維持管理が容
易になりメンテナンス性が向上するとともに、消費動力
の節減によるランニングコストや架台省略によるイニシ
ャルコストの大幅な低減が可能となる。特に本発明で
は、水平な円筒管を巧みに利用して下部内面をキャリア
側ベルトやリターン側ベルトの支承トラフとし、かつ、
リターン側にベルト反転装置やトラフ形成装置を設ける
ことによって、ベルトの摩耗を著しく軽減したので、メ
インテナンス性が向上し、安全に、かつ、長期間安定し
て操業できる。また、円筒管の入口部または/および出
口部に屈曲案内装置を配設したので、ベルト端部の円筒
管内壁への摺動を防止し、摩耗によるベルト劣化を防
ぎ、長寿命化を図ることができる。さらに、ベルトを円
筒管内を通過させたり、曲走ベルトコンベヤのリターン
側では輸送物接触面を内側とし、重合わせ部が上方にな
るように円筒形状としたので、輸送物の落鉱が無く作業
環境が清潔良好で、輸送物の逸失もなく有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るベルトコンベヤ装置の全
体側面図である。
【図2】図1のA−A視の横断面図である。
【図3】本発明の実施例に係るベルト反転装置の概略側
面図である。
【図4】本発明の実施例に係るベルト反転装置の概略斜
視図である。
【図5】本発明の他の実施例に係るベルト反転装置の概
略斜視図である。
【図6】図5のベルト反転装置の傾斜ローラ部の要部断
面図である。
【図7】本発明の他の実施例に係るベルト反転装置の概
略斜視図である。
【図8】本発明の他の実施例に係るベルトコンベヤ装置
の全体側面図である。
【図9】本発明の実施例に係るトラフ形成装置の縦断面
図である。
【図10】本発明の実施例に係る屈曲案内装置の縦断面
図である。
【図11】本発明の実施例に係る屈曲案内装置の斜視図
である。
【図12】本発明の他の実施例に係るベルトコンベヤ装
置の全体平面図である。
【図13】本発明の別の他の実施例に係るベルトコンベ
ヤ装置の全体斜視図である。
【図14】図12のB−B視の横断面図である。
【図15】本発明の実施例に係る曲走ベルトコンベヤ
(キャリア側)の斜視図である。
【図16】本発明の実施例に係る曲走ベルトコンベヤ
(リターン側)の斜視図である。
【図17】本発明の他の実施例に係る曲走ベルトコンベ
ヤのリターン側の横断面図である。
【符号の説明】
1 ベルト 1a キャリア側ベルト 1b リターン側ベルト 2 ヘッドプーリ 3 テールプーリ 4 投入口 7 エンドカバー 8 エンドカバー 9 シュート 10 キャリア側ベルト支承トラフ(キャリア側トラ
フ) 12 リターン側ベルト支承トラフ(リターン側トラ
フ) 20 給気管 22 空気ダクト 22a 注入口 24 排気管 30 吸気管 32 空気ダクト 32a 注入口 34 排気管 40 柱脚 42 サポート 44 点検歩廊 46 スタンド 48 手摺 50、50A、50B ベルト反転装置 52 水平鋏みローラ 52a 円筒支持ローラ 54 丸めローラ 56 サポート 58 傾斜ローラ 59 円筒保持ローラ 59a 垂直押えローラ 59a 内側押えローラ 60 トラフ形成装置 61、62 押さえローラ 63、64 鋏みローラ 80 屈曲案内装置 81、82、83、84、85 押えローラ 81a、85a 内側押えローラ 86 サポート 100 ベルトコンベヤ装置 100A ベルトコンベヤ装置 200 空気浮上式ベルトコンベヤ 300 曲走ベルトコンベヤ 302 フレーム 310 支持ローラ 312 ローラサポート 320 押えローラ 322 ローラサポート M 輸送物 P 上方円筒管 Q 下方円筒管

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無端状のベルトと該ベルトのキャリア側
    およびリターン側にともに該ベルトを浮上させる圧縮空
    気の注入孔をベルト走行方向に複数個備えたベルト支承
    トラフとを有する空気浮上式ベルトコンベヤと、キャリ
    ア側にはキャリア側ベルトをU字状に湾曲させて移送す
    る同一断面に配列された複数個の支持ローラをベルト走
    行方向に複数段配置しリターン側にはリターン側ベルト
    を略円筒状に包絡して移送する同一断面に配列された複
    数個の押えローラをベルト走行方向に複数段配置してな
    る曲走ベルトコンベヤとからなり、 ベルトコンベヤ装置の縁端部の駆動プーリで反転させた
    直後のリターン側ベルトと、ベルトコンベヤ装置の縁端
    部のテールプーリで反転させる直前のリターン側ベルト
    のそれぞれの上下面を反転させるベルト反転装置を配設
    したベルトコンベヤ装置であって、 該ベルト支承トラフはそれぞれ上下一対の樹脂管または
    鋼管からなる水平な円筒管で形成されるとともに、キャ
    リア側ベルトは該一対の円筒管のうち上方の円筒管の下
    部内面に支承され、リターン側ベルトは該一対の円筒管
    のうち下方の円筒管の下部内面に支承され、かつ、該円
    筒管のそれぞれの最下部に穿設した前記注入孔の下部に
    は圧気源と連通し該注入孔へ圧縮空気を供給するベルト
    走行方向に沿って延在した圧縮空気配管が接続され、該
    円筒管にベルト浮上作用後の圧縮空気を排出させる排気
    口を設けたことを特徴とするベルトコンベヤ装置。
  2. 【請求項2】 上方円筒管および下方円筒管の入口部と
    出口部のいずれかのうち少なくとも一箇所に、ベルト断
    面をU字形状に屈曲させる複数個のローラを同一断面に
    配列してなるベルト断面の屈曲案内装置を備えた請求項
    1記載のベルトコンベヤ装置。
  3. 【請求項3】 ベルト反転装置は、プーリ側に配設され
    た水平鋏みローラと、下方円筒管側に配設された円筒支
    持ローラと、該両ローラ間の中間部に設けた同一断面上
    円筒状に配列された複数個の丸めローラ、または同一断
    面上に垂直な押えローラと屈曲したベルトの両端をそれ
    ぞれ内側から支持する上下一対の傾斜した内側押えロー
    ラとで構成された丸めローラ、もしくは傾斜したサポー
    トより軸方向に一定間隔離間した複数箇所に張出角度を
    順次変化させて突出しベルト裏面に当接・転動する傾斜
    ローラとで形成された請求項1または請求項2記載のベ
    ルトコンベヤ装置。
  4. 【請求項4】 ベルト反転装置と下方円筒管との間に、
    リターン側ベルトの断面中央部の上下面に当接して転動
    する上下一対の押えローラとリターンベルトのベルト両
    端部を斜めに挟持して転動する上下一対の鋏みローラと
    で構成され、ベルト断面を椀状に形成するトラフ形成装
    置を備えた請求項1記載ないし請求項3記載のベルトコ
    ンベヤ装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116443517A (zh) * 2023-03-09 2023-07-18 白银银河机械制造有限公司 一种翻转式皮带输送机

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