JPH117870A - 鉄道車両用電空接触器の空気吹き消し装置 - Google Patents
鉄道車両用電空接触器の空気吹き消し装置Info
- Publication number
- JPH117870A JPH117870A JP17312497A JP17312497A JPH117870A JP H117870 A JPH117870 A JP H117870A JP 17312497 A JP17312497 A JP 17312497A JP 17312497 A JP17312497 A JP 17312497A JP H117870 A JPH117870 A JP H117870A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- solenoid valve
- blow
- contactor
- compressed air
- Prior art date
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- Pending
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- Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】鉄道車両用電空接触器の小電流遮断を確実に可
能にするための空気吹き消し機構を提供するものであ
る。 【解決手段】圧縮空気を用いて電気接点を開閉せしめる
鉄道車両用電空接触器において、固定接触子（１）に相
対する可動接触子（２）を設け、可動接触子（２）は可
動接触子台（３）に設け、可動接触子台（３）は絶縁接
手（６）の上部に設け、絶縁接手（６）を中心に上部に
接触子台受け（５）とピン（４）下部に、ピストン棒
（７）とピストンパッキン（８）を設け、ピストン棒
（７）とピストンパッキン（８）はシリンダ−（９）の
内部に設け、シリンダ−（６）は下部にシリンダ−蓋
（１２）を設け、これらからなる電空接触器のシリンダ
−（９）側面に電磁弁を設け、電磁弁（１０）の排気側
に吹き消し管（１１）を設けるようにして構成したもの
である。
能にするための空気吹き消し機構を提供するものであ
る。 【解決手段】圧縮空気を用いて電気接点を開閉せしめる
鉄道車両用電空接触器において、固定接触子（１）に相
対する可動接触子（２）を設け、可動接触子（２）は可
動接触子台（３）に設け、可動接触子台（３）は絶縁接
手（６）の上部に設け、絶縁接手（６）を中心に上部に
接触子台受け（５）とピン（４）下部に、ピストン棒
（７）とピストンパッキン（８）を設け、ピストン棒
（７）とピストンパッキン（８）はシリンダ−（９）の
内部に設け、シリンダ−（６）は下部にシリンダ−蓋
（１２）を設け、これらからなる電空接触器のシリンダ
−（９）側面に電磁弁を設け、電磁弁（１０）の排気側
に吹き消し管（１１）を設けるようにして構成したもの
である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄道車両用電空接
触器の小電流遮断を可能にするための空気吹き消し装置
に関するものである。
触器の小電流遮断を可能にするための空気吹き消し装置
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の圧縮空気を用いて電気接点を開閉
し、吹き消しコイルを備えた鉄道車両用電空接触器にお
いて、図４に示すように、固定接触子１と可働接触子２
が開極したときに発生するア−クは、吹き消しコイル１
５の磁束により駆動され、ア−クホ−ン１７を伝わり、
ア−クシュ−ト１６内に移動し消滅させるが、小電流で
は吹き消しコイル１５の磁束が小さく、駆動力が弱いた
め、ア−クがア−クシュ−ト１６内に伸びず、接触子付
近で止まってしまい接触子の消耗を早め、周囲部品を焼
損してしまうことがあるため、開極に同期させた空気吹
き消し装置２０を用いている。なお、図中、３は可動接
触子台、６は絶縁接手、９はシリンダー、１０は電磁
弁、１１は吹き消し管である。
し、吹き消しコイルを備えた鉄道車両用電空接触器にお
いて、図４に示すように、固定接触子１と可働接触子２
が開極したときに発生するア−クは、吹き消しコイル１
５の磁束により駆動され、ア−クホ−ン１７を伝わり、
ア−クシュ−ト１６内に移動し消滅させるが、小電流で
は吹き消しコイル１５の磁束が小さく、駆動力が弱いた
め、ア−クがア−クシュ−ト１６内に伸びず、接触子付
近で止まってしまい接触子の消耗を早め、周囲部品を焼
損してしまうことがあるため、開極に同期させた空気吹
き消し装置２０を用いている。なお、図中、３は可動接
触子台、６は絶縁接手、９はシリンダー、１０は電磁
弁、１１は吹き消し管である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
装置では次に示す課題があった。 イ．電空接触器のほかに、空気吹き消し装置が必要なた
めスペ−スをとった。 ロ．配管が複雑であった。 ハ．電磁弁を複数個用いていた。 本発明は上述した点に鑑みて創案されたもので、その目
的とするところは、これらの欠点を解決する鉄道車両用
電空接触器の空気吹き消し装置を提供するものである。
装置では次に示す課題があった。 イ．電空接触器のほかに、空気吹き消し装置が必要なた
めスペ−スをとった。 ロ．配管が複雑であった。 ハ．電磁弁を複数個用いていた。 本発明は上述した点に鑑みて創案されたもので、その目
的とするところは、これらの欠点を解決する鉄道車両用
電空接触器の空気吹き消し装置を提供するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】つまり、その目的を達成
するための手段は、圧縮空気を用いて電気接点を開閉せ
しめる鉄道車両用電空接触器において、固定接触子１に
相対する可動接触子２を設け、該可動接触子２は可動接
触子台３に設け、該可動接触子台３は絶縁接手６の上部
に設け、該絶縁接手６を中心に上部に接触子台受け５と
ピン４下部に、ピストン棒７とピストンパッキン８を設
け、該ピストン棒７とピストンパッキン８はシリンダ−
９の内部に設け、該シリンダ−６は下部にシリンダ−蓋
１２を設け、これらからなる電空接触器のシリンダ−９
側面に電磁弁を設けて前記シリンダー内の空気が電磁弁
の入気側と連通するようにし、電磁弁１０の排気側に吹
き消し管１１を設け、該吹き消し管１１の先端が前記接
触子近傍にくるよう構成したことにある。
するための手段は、圧縮空気を用いて電気接点を開閉せ
しめる鉄道車両用電空接触器において、固定接触子１に
相対する可動接触子２を設け、該可動接触子２は可動接
触子台３に設け、該可動接触子台３は絶縁接手６の上部
に設け、該絶縁接手６を中心に上部に接触子台受け５と
ピン４下部に、ピストン棒７とピストンパッキン８を設
け、該ピストン棒７とピストンパッキン８はシリンダ−
９の内部に設け、該シリンダ−６は下部にシリンダ−蓋
１２を設け、これらからなる電空接触器のシリンダ−９
側面に電磁弁を設けて前記シリンダー内の空気が電磁弁
の入気側と連通するようにし、電磁弁１０の排気側に吹
き消し管１１を設け、該吹き消し管１１の先端が前記接
触子近傍にくるよう構成したことにある。
【０００５】その作用は、固定接触子１と可動接触子２
に小電流が流れている時、電磁弁７を消磁するとシリン
ダ−９の投入に使用した圧縮空気が排気側に抜け、可動
接触子２が開極する際に発生するア−クを、電磁弁７排
気側に接続された吹き消し管１１を通り接触子後方より
吹きかけて消去する。以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて詳述する。
に小電流が流れている時、電磁弁７を消磁するとシリン
ダ−９の投入に使用した圧縮空気が排気側に抜け、可動
接触子２が開極する際に発生するア−クを、電磁弁７排
気側に接続された吹き消し管１１を通り接触子後方より
吹きかけて消去する。以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて詳述する。
【０００６】
【発明の実施の形態】図１は本発明の一実施例を説明す
る側面図、図２は電源投入時の圧縮空気の流れを示す側
面図、図３は開極時の圧縮空気の流れを示す側面図であ
る。図１において、固定接触子１に相対する可動接触子
２を設ける。動作をする可動接触子２は可動接触子台３
に設け、絶縁接手６を中心に上部に接触子台受け５を設
け、前記、可動接触子２と可動接触子台３をピン４によ
り回転可能に継合し、絶縁接手６下部はピストン棒７を
設け、前記ピストン棒７はシリンダ−９上部より挿入
し、シリンダ−９内部で、ピストン棒７下にピストンパ
ッキン８を設け、シリンダ−９下にシリンダ−蓋１２を
設け、シリンダ−９側面部、吸排気口に電磁弁７を設け
る。更に電磁弁１０の排気口に、吹き消し管１１を設
け、吹き消し管１１先端を固定接触子１と可動接触子２
の後方中央部に配置する。本発明は以上のような構造よ
り構成されている。
る側面図、図２は電源投入時の圧縮空気の流れを示す側
面図、図３は開極時の圧縮空気の流れを示す側面図であ
る。図１において、固定接触子１に相対する可動接触子
２を設ける。動作をする可動接触子２は可動接触子台３
に設け、絶縁接手６を中心に上部に接触子台受け５を設
け、前記、可動接触子２と可動接触子台３をピン４によ
り回転可能に継合し、絶縁接手６下部はピストン棒７を
設け、前記ピストン棒７はシリンダ−９上部より挿入
し、シリンダ−９内部で、ピストン棒７下にピストンパ
ッキン８を設け、シリンダ−９下にシリンダ−蓋１２を
設け、シリンダ−９側面部、吸排気口に電磁弁７を設け
る。更に電磁弁１０の排気口に、吹き消し管１１を設
け、吹き消し管１１先端を固定接触子１と可動接触子２
の後方中央部に配置する。本発明は以上のような構造よ
り構成されている。
【０００７】次に、本発明の作用を図２及び図３を参照
して説明する。本発明を使用するときは、圧縮空気を用
いて電気接点を開閉せしめる鉄道車両用電空接触器にお
いて、自己の圧縮空気を排気し電気接点が開極したさ
い、自己の圧縮空気を吹き付ける機構を付随することで
遮断性能、特に小電流での磁束の発生が弱いときに遮断
性能の向上が計れる。図２において、電源投入の場合、
圧縮空気を用いて電磁弁１０により、投入された鉄道車
両用電空接触器の固定接触子１と可動接触子２に電流が
流れる。電磁弁７を消磁すると、図３に示すように、シ
リンダ−９内の圧縮空気が排気側より排気され、可動接
触子が開極すると同時に電気接点間にア−クが発生す
る。シリンダ−９内の圧縮空気は、電磁弁１０の排気口
側を通り、吹き消し管１１に送り込まれ、固定接触子１
と可動接触子２の後方より吹きかけられ、ア−クを引き
延ばし、遮断がスム−ズに行うことができる。なお、１
８は圧縮空気の移動方向、１９はアークである。
して説明する。本発明を使用するときは、圧縮空気を用
いて電気接点を開閉せしめる鉄道車両用電空接触器にお
いて、自己の圧縮空気を排気し電気接点が開極したさ
い、自己の圧縮空気を吹き付ける機構を付随することで
遮断性能、特に小電流での磁束の発生が弱いときに遮断
性能の向上が計れる。図２において、電源投入の場合、
圧縮空気を用いて電磁弁１０により、投入された鉄道車
両用電空接触器の固定接触子１と可動接触子２に電流が
流れる。電磁弁７を消磁すると、図３に示すように、シ
リンダ−９内の圧縮空気が排気側より排気され、可動接
触子が開極すると同時に電気接点間にア−クが発生す
る。シリンダ−９内の圧縮空気は、電磁弁１０の排気口
側を通り、吹き消し管１１に送り込まれ、固定接触子１
と可動接触子２の後方より吹きかけられ、ア−クを引き
延ばし、遮断がスム−ズに行うことができる。なお、１
８は圧縮空気の移動方向、１９はアークである。
【０００８】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、投
入動作に用いた圧縮空気を棄てることなく吹き消し機構
に利用できる。また、これまで、複数個必要であった電
磁弁が1 個になり、配管が簡素化できた。更に空気吹き
消し装置が不要となるのでスペ−スが小さくでき、小電
流域の遮断性能向上が計れる。
入動作に用いた圧縮空気を棄てることなく吹き消し機構
に利用できる。また、これまで、複数個必要であった電
磁弁が1 個になり、配管が簡素化できた。更に空気吹き
消し装置が不要となるのでスペ−スが小さくでき、小電
流域の遮断性能向上が計れる。
【図１】図１は本発明の一実施例を説明する側面図であ
る。
る。
【図２】図２は電源投入時の圧縮空気の流れを示す側面
図である。
図である。
【図３】図３は開極時の圧縮空気の流れを示す側面図で
ある。
ある。
【図４】一般的な消弧機構の概略図である。
１ 固定接触子 ２ 可動接触子 ３ 可動接触子台 ４ ピン ５ 接触子台受け ６ 絶縁接手 ７ ピストン棒 ８ ピストンパッキン ９ シリンダ− １０ 電磁弁 １１ 吹き消し管 １２ シリンダ−蓋 １３ ばね １４ ばね １５ 吹き消しコイル １６ ア−クシュ−ト １７ ア−クホ−ン １８ 圧縮空気の移動方向 １９ ア−ク ２０ 空気吹き消し装置
Claims (1)
- 【請求項１】 圧縮空気を用いて電気接点を開閉せしめ
る鉄道車両用電空接触器において、固定接触子（１）に
相対する可動接触子（２）を設け、該可動接触子（２）
は可動接触子台（３）に設け、該可動接触子台（３）は
絶縁接手（６）の上部に設け、該絶縁接手（６）を中心
に上部に接触子台受け（５）とピン（４）下部に、ピス
トン棒（７）とピストンパッキン（８）を設け、該ピス
トン棒（７）とピストンパッキン（８）はシリンダ−
（９）の内部に設け、該シリンダ−（６）は下部にシリ
ンダ−蓋（１２）を設け、これらからなる電空接触器の
シリンダ−（９）側面に電磁弁を設けて前記シリンダー
内の空気が電磁弁の入気側と連通するようにし、電磁弁
（１０）の排気側に吹き消し管（１１）を設け、該吹き
消し管（１１）の先端が前記接触子近傍にくるよう構成
したことを特徴とする鉄道車両用電空接触器の空気吹き
消し装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17312497A JPH117870A (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | 鉄道車両用電空接触器の空気吹き消し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17312497A JPH117870A (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | 鉄道車両用電空接触器の空気吹き消し装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH117870A true JPH117870A (ja) | 1999-01-12 |
Family
ID=15954586
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17312497A Pending JPH117870A (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | 鉄道車両用電空接触器の空気吹き消し装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH117870A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100354699B1 (ko) * | 2000-10-27 | 2002-09-30 | 주식회사 비츠로테크 | 주전원 차단기 |
-
1997
- 1997-06-13 JP JP17312497A patent/JPH117870A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100354699B1 (ko) * | 2000-10-27 | 2002-09-30 | 주식회사 비츠로테크 | 주전원 차단기 |
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