JPS5813562Y2 - 負荷開閉器の消弧室 - Google Patents
負荷開閉器の消弧室Info
- Publication number
- JPS5813562Y2 JPS5813562Y2 JP15686277U JP15686277U JPS5813562Y2 JP S5813562 Y2 JPS5813562 Y2 JP S5813562Y2 JP 15686277 U JP15686277 U JP 15686277U JP 15686277 U JP15686277 U JP 15686277U JP S5813562 Y2 JPS5813562 Y2 JP S5813562Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arc extinguishing
- extinguishing chamber
- arc
- chamber
- arcing
- Prior art date
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- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は負荷開閉器の消弧室の改良に関するものである
。
。
従来の負荷開閉器の消弧室は、単にアークを延伸し、消
弧に必要なアーク長となるように、消弧室の形状及び寸
法を決めていたが、これでは消弧室が大形となり、ひい
ては開閉器全体も大形且つ高師になるという欠点があっ
た。
弧に必要なアーク長となるように、消弧室の形状及び寸
法を決めていたが、これでは消弧室が大形となり、ひい
ては開閉器全体も大形且つ高師になるという欠点があっ
た。
本考案はこれらの欠点を排除し、小形で遮断性能のすぐ
れた負荷開閉器用消弧室を提供せんとするものである。
れた負荷開閉器用消弧室を提供せんとするものである。
以下本考案を実施例図によって説明する。
１は消弧室、２は消弧室１内に収納された固定発弧接触
子、３は固定主接触子、４は可動発弧接触子、５は可動
主接触子、６は可動発弧接触子４及び可動主接触子５を
保持し操作ロッド７により駆動されるアーム、８はこれ
らを支持する一対の支持碍子である。
子、３は固定主接触子、４は可動発弧接触子、５は可動
主接触子、６は可動発弧接触子４及び可動主接触子５を
保持し操作ロッド７により駆動されるアーム、８はこれ
らを支持する一対の支持碍子である。
消弧室１は、消弧性ガスを発生する合成樹脂で底形され
た一対の対称形のアークシューに１ａ。
た一対の対称形のアークシューに１ａ。
１ｂからなり、−次消弧室９及びこれとほぼＶ字形に配
置された二次消弧室１０からなる細隙空間を形成してい
る。
置された二次消弧室１０からなる細隙空間を形成してい
る。
二次消弧室１０には、ガス放出口１１附近に凹部１２な
形成し、多ひだ状の金属板１３を嵌着している。
形成し、多ひだ状の金属板１３を嵌着している。
１４はコ字形磁鉄板で、消弧室１の外壁に装着し、アー
クを二次消弧室１０に駆動延伸させるためのものである
。
クを二次消弧室１０に駆動延伸させるためのものである
。
このように構成された負荷開閉器を閉極操作すると、ま
ず固定主接触子３と可動主接触子５が接触して通電し、
次いで接圧ばね１５を圧縮する過程に釦いて、固定発弧
接触子２と可動発弧接触子４が接触し、可動発弧接触子
４の先端４ａが、クリップ状に構成された固定発弧接触
子２の接触片２ａ及び２ｂに形成される挾持部２０筐で
挿入されて停（Ｅする。
ず固定主接触子３と可動主接触子５が接触して通電し、
次いで接圧ばね１５を圧縮する過程に釦いて、固定発弧
接触子２と可動発弧接触子４が接触し、可動発弧接触子
４の先端４ａが、クリップ状に構成された固定発弧接触
子２の接触片２ａ及び２ｂに形成される挾持部２０筐で
挿入されて停（Ｅする。
次に開極の場合について説明する。
昔ず操作ロッド７を押し上げるとアーム６は時計方向に
回動し、可動発弧接触子４及び可動主接触子５は開極方
向へと駆動されるが、可動発弧接触子４は先端４ａの上
辺４ｂが固定発弧接触子２の係止部２ｄに係止され、可
動発弧接触子４の復帰ばね１６を蓄勢する。
回動し、可動発弧接触子４及び可動主接触子５は開極方
向へと駆動されるが、可動発弧接触子４は先端４ａの上
辺４ｂが固定発弧接触子２の係止部２ｄに係止され、可
動発弧接触子４の復帰ばね１６を蓄勢する。
この間に、可動主接触子５は開離し、負荷電流は可動発
弧接触子４に流れる。
弧接触子４に流れる。
可動主接触子５が十分に開離する頃呵動発弧接触子４の
先端４ａの上辺４ｂは固定発弧接触子２の係止部２ｄを
外れ、復帰はね１６の作用により可動発弧接触子４は第
３図の一点鎖線のような弧を描いて急速に開離する。
先端４ａの上辺４ｂは固定発弧接触子２の係止部２ｄを
外れ、復帰はね１６の作用により可動発弧接触子４は第
３図の一点鎖線のような弧を描いて急速に開離する。
その際、固定発弧接触子２と可動発弧接触子４との間に
一次消弧室９でアークが発生するが、磁鉄板１４の吸引
、駆動作用により、アークは二次消弧室１０へ導入され
る。
一次消弧室９でアークが発生するが、磁鉄板１４の吸引
、駆動作用により、アークは二次消弧室１０へ導入され
る。
叩ち可動発弧接触子４の先端４ａから発生するアークは
、−次消弧室９を通り、Ｖ字形に屈曲して二次消弧室１
０内を周回し、固定発弧接触子２の接触片２ａ及び２ｂ
へ至る。
、−次消弧室９を通り、Ｖ字形に屈曲して二次消弧室１
０内を周回し、固定発弧接触子２の接触片２ａ及び２ｂ
へ至る。
このようにしてアーク長は十分に延伸され、アーク熱で
発生した消弧性ガス及び細隙効果による冷却作用と相１
って、アークが消滅するに近い状態を呈するが、二次消
弧室１０内のアークは消弧性ガスの圧力によって、ガス
放出口１１の方向へ吹き上げられ、多ひだ状金属板１３
によってアークが分断されると共に急速に冷却されて消
滅する。
発生した消弧性ガス及び細隙効果による冷却作用と相１
って、アークが消滅するに近い状態を呈するが、二次消
弧室１０内のアークは消弧性ガスの圧力によって、ガス
放出口１１の方向へ吹き上げられ、多ひだ状金属板１３
によってアークが分断されると共に急速に冷却されて消
滅する。
このように本考案では、消弧室１の背後外壁にアーク吸
引用の磁鉄板１４を装着し、−次消弧室９と二次消弧室
１０をほぼＶ字形に配し消弧室を二つに区画したことに
より、従来の一つの消弧室のものに比較して、負荷電流
の遮断に必要なアーク長を確保しなから消弧室１全体を
小形化することができ、しかも二次消弧室１０には多ひ
だ状金属板１３を嵌着したガス放出口１１を形成してい
るので、このガス放出口１１からアークによる発生ガス
を放出することによって、二次消弧室１０内に吸引され
たアークを金属板１３で分断冷却しながら吹き消すとと
もに、消弧室１内のガス圧の異常上昇や可動発弧接触子
４へのイオンガスの吹きつけによる消弧室１や可動発弧
接触子４の損耗を抑制し、しかもガス放出口１１から放
出されるガスは上方に放出されるので、吹型電路から最
も遠い方向に放出されることになり消弧室１外の充電部
と再点弧する不安もない。
引用の磁鉄板１４を装着し、−次消弧室９と二次消弧室
１０をほぼＶ字形に配し消弧室を二つに区画したことに
より、従来の一つの消弧室のものに比較して、負荷電流
の遮断に必要なアーク長を確保しなから消弧室１全体を
小形化することができ、しかも二次消弧室１０には多ひ
だ状金属板１３を嵌着したガス放出口１１を形成してい
るので、このガス放出口１１からアークによる発生ガス
を放出することによって、二次消弧室１０内に吸引され
たアークを金属板１３で分断冷却しながら吹き消すとと
もに、消弧室１内のガス圧の異常上昇や可動発弧接触子
４へのイオンガスの吹きつけによる消弧室１や可動発弧
接触子４の損耗を抑制し、しかもガス放出口１１から放
出されるガスは上方に放出されるので、吹型電路から最
も遠い方向に放出されることになり消弧室１外の充電部
と再点弧する不安もない。
以上説明したように本考案によれば、消弧室ガスを発生
する絶縁材からなる細隙形消弧室内をほぼＶ字形に一次
消弧室と二次消弧室とに区画し、二次消弧室のガス放出
口附近に多ひだ状金属板を嵌着し、消弧室の背後外壁に
コ字形磁鉄板を装着しただけの簡単な構造で、消弧性能
の優れた小形で安師な消弧室を得ることができる。
する絶縁材からなる細隙形消弧室内をほぼＶ字形に一次
消弧室と二次消弧室とに区画し、二次消弧室のガス放出
口附近に多ひだ状金属板を嵌着し、消弧室の背後外壁に
コ字形磁鉄板を装着しただけの簡単な構造で、消弧性能
の優れた小形で安師な消弧室を得ることができる。
第１図及び第２図は負荷開閉器の側画図及び上崩図、第
３図は消弧室の断面図、第４図は金属板の斜視図、第５
図は固定発弧接触子の正涌図である。 符号の説明、１・・−・・・消弧室、２・・・・・・固
定発弧接触子、４・・・・・・可動発弧接触子、９・・
・・・−次消弧室、１０・・・・・・二次消弧室、１１
・・・・・・ガス放出口、１３・・・・・・金属板、１
４・・・・・・磁鉄板。
３図は消弧室の断面図、第４図は金属板の斜視図、第５
図は固定発弧接触子の正涌図である。 符号の説明、１・・−・・・消弧室、２・・・・・・固
定発弧接触子、４・・・・・・可動発弧接触子、９・・
・・・−次消弧室、１０・・・・・・二次消弧室、１１
・・・・・・ガス放出口、１３・・・・・・金属板、１
４・・・・・・磁鉄板。
Claims (1)
- 消弧性ガスを発生する絶縁材からなる細隙形消弧室の一
端に固定発弧接触子を収納設置するとともに、一端を軸
支された可動発弧接触子を回動し上記消弧室な出入して
上記固定発弧接触子と接離するようにした負荷開閉器に
おいて、上記消弧室の可動発弧接触子通路を一次消弧室
とし、多ひだ状金属板を嵌着したガス放出口を有する細
隙部を二次消弧室として上記−次消弧室とほぼＶ字形に
配するとともに、上記消弧室の背後外壁にアーク吸引用
のコ字形磁鉄板を装着したことを特徴とする負荷開閉器
の消弧室。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15686277U JPS5813562Y2 (ja) | 1977-11-22 | 1977-11-22 | 負荷開閉器の消弧室 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15686277U JPS5813562Y2 (ja) | 1977-11-22 | 1977-11-22 | 負荷開閉器の消弧室 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5482357U JPS5482357U (ja) | 1979-06-11 |
| JPS5813562Y2 true JPS5813562Y2 (ja) | 1983-03-16 |
Family
ID=29147231
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15686277U Expired JPS5813562Y2 (ja) | 1977-11-22 | 1977-11-22 | 負荷開閉器の消弧室 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5813562Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-11-22 JP JP15686277U patent/JPS5813562Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5482357U (ja) | 1979-06-11 |
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