JPH1175703A - 冷菓製造装置 - Google Patents
冷菓製造装置Info
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- JPH1175703A JPH1175703A JP27041597A JP27041597A JPH1175703A JP H1175703 A JPH1175703 A JP H1175703A JP 27041597 A JP27041597 A JP 27041597A JP 27041597 A JP27041597 A JP 27041597A JP H1175703 A JPH1175703 A JP H1175703A
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Abstract
良く判断し、誤動作を防止若しくは抑制した冷菓製造装
置を提供する。 【解決手段】 冷菓を製造する冷却室を画成する冷却シ
リンダ2A、2Bと、この冷却シリンダ2A、2B内に
導入されるシロップを貯溜するシロップタンク9A、9
Bと、このシロップタンク9A、9B内のシロップを冷
却シリンダ2A、2B内に導入する経路と、この経路に
設けられたシロップ検知センサ16A、16Bと、この
シロップ検知センサ16A、16Bの出力に基づいてシ
ロップの有無を判断するマイクロコンピュータと、シロ
ップの電気伝導度に応じてマイクロコンピュータによる
液体有無の判断基準を変更する判断基準変更手段を備え
た冷菓製造装置を提供する。
Description
ーム、若しくはフローズンシャーベット等の冷菓を製造
する冷菓製造装置の異常検出装置に関する。
−78683号公報(A23G9/22)に示される如
く、冷凍機にて冷却される冷却シリンダ内でシロップ・
水・炭酸ガスを撹拌し、冷菓を製造するものである。
ロップを搬送する経路に電磁弁と電極を設け、電磁弁を
開いた際にこの電極にシロップがあることによって発生
する電圧により、シロップの有無を判断するシロップ検
知装置が設けられていた。この場合、シロップ有無の判
断は一定の電圧をしきい値として設定し、このしきい値
までシロップ検知装置の出力する電圧が上昇したことに
より、シロップ有りと判断するものであった。
ップはその種類によって電気伝導度が大きく異なる。例
えばメロンシロップなどは通常の電気伝導度を有してい
るが、コーラなどは電気伝導度が非常に高い。そのた
め、前者の如き通常の電気伝導度のシロップに合わせて
しきい値電圧を設定すると、電気伝導度の高いシロップ
の場合には例えば泡などが付着しただけで比較的高い電
圧が発生し、しきい値を越えてしまう場合がある。
ロップが空となっているのにシロップ切れを判断できな
くなる。また、シロップタンクを交換後、電磁弁を開か
ないうちに、即ち、未だシロップが流れ込んでいないに
も拘わらず同様に泡などの付着によってシロップ有りと
判断してしまう場合が発生する問題があった。
もので、種々の液体(シロップ、水等)の有無を精度良
く判断し、誤動作を防止若しくは抑制した冷菓製造装置
を提供することを目的とする。
の手段として、請求項1の発明では、冷菓を製造する冷
却室を画成する冷却筒と、この冷却筒内に導入される液
体を貯溜する液体タンクと、この液体タンク内の液体を
冷却筒内に導入する経路と、この経路に設けられた液体
センサと、この液体センサの出力に基づいて液体の有無
を判断する制御手段と、液体の電気伝導度に応じて制御
手段による液体有無の判断基準を変更する判断基準変更
手段を備えた冷菓製造装置を提供する。
体有無の判断基準を変更するようにしたので、それぞれ
電気伝導度の異なる種々の液体の有無を精度良く判別す
ることができるようになり、誤動作の発生を解消若しく
は抑制し、安定した冷菓製造を実現することが可能とな
るものである。
サは、液体の存在に基づいて電圧を発生すると共に、判
断基準変更手段は、液体の電気伝導度が高い場合には、
判断基準となるしきい値電圧を上昇させるものである。
これにより、使用する液体を変更した場合にも、液体切
れなどの判断を確実に行うことができるようになるもの
である。
図面を参照して説明する。図1は本発明を具備する冷菓
製造装置の正面図、図2は本発明を具備する冷菓製造装
置の側面図、図3はシロップ、水の給水系管路を示す構
成図、図4は冷却運転時の冷媒の流れを示す冷媒回路
図、図5は解凍運転時のホットガスの流れを示す冷媒回
路図、図6はシロップの売り切れを検知するシロップ検
知センサーが取り付けられた電磁弁の断面図、図7は冷
却筒(冷却シリンダ)の断面図、図8はホール素子が2
つ取り付けられているホール素子基板の正面図、図9は
ホール素子が3つ取り付けられているホール素子基板の
正面図、図10は硬さ調整装置の調整時を示す側面図、
図11は図10の正面図、図12は硬さ調整装置の拡大
側面図、図13は制御装置の回路図、図14は制御装置
にて駆動される各駆動部品のリレー回路図、図15はホ
ール素子センサーの回路図、図16はシロップ検知セン
サーの回路図、図17は制御装置による全体の処理を示
すメインフローチャート、図18は制御装置による全体
の処理を示すメインフローチャート、図19は制御装置
による全体の処理を示すメインフローチャート、図20
は冷却動作に係る処理を示すフローチャート、図21は
解凍動作に係る処理を示すフローチャート、図22は仕
込動作に係る処理を示すフローチャート、図23は洗浄
動作に係る処理を示すフローチャート、図24は自動解
凍動作に係る処理を示すフローチャート、図25は冷却
/ホットガスバルブ動作に係る処理を示すフローチャー
ト、図26は圧縮機動作に係る処理を示すフローチャー
ト、図27はシロップ検知に係る処理を示すフローチャ
ート、図28はシロップ検知に係る処理を示すフローチ
ャート、図29は警報検知に係る処理を示すフローチャ
ート、図30は警報検知に係る処理を示すフローチャー
ト、図31は警報検知に係る処理を示すフローチャー
ト、図32は警報検知に係る処理を示すフローチャー
ト、図33はホール電圧ー距離特性を示す特性図、図3
4はシロップ有無のシロップ電圧を示す特性図である。
造装置1の上部には、左右に二つの冷菓抽出器(サービ
スコック)34A、34Bが備えられており、少なくと
も二種類の冷菓を販売することができるように構成され
ている。また、販売する冷菓は、ソフトクリーム、アイ
スクリームから炭酸系の冷菓、即ち、フローズンアイス
(冷凍炭酸飲料)の抽出も可能とされている。更に、サ
ービスコック34A、34Bの下方には、漏れた冷菓を
受ける受け皿5が設けられている。
構成されており、その前面及び側面には外気を取り入れ
るためのグリル6Aが設けられている。更に、このグリ
ル6Aの上部には、機械室6内の機器をメンテナンスす
るための扉10が開閉自在に設けられている。尚、80
は冷菓製造装置1を支持すると共に、移動可能とするロ
ーラーを備えた台脚であり、81は冷菓製造装置の上部
に設けられ、POP等の広告を掲示する掲示板、82は
冷菓製造装置の背面から出された電源コード、83は排
水パイプである。
4A、34Bの上方には、機器をコントロールするため
のコントロールパネル15が設けられている。
明する。2A、2Bは内部に冷却室が画成され、当該冷
却室内で冷菓を冷却しながら製造するための冷却シリン
ダ(冷却筒)で、冷却室内部に回転自在な撹拌装置(以
下、ビータと称する)33A、33Bが設けられてお
り、このビータ33A、33Bの外周端部には、冷却シ
リンダ2A、2Bの壁面に付着する冷菓を掻き取るブレ
ード20が設けられている。
A、2Bに供給する二種類のシロップを貯溜する左右シ
ロップタンク(液体タンク)9A、9Bと、この左右シ
ロップタンク9A、9B内のシロップを押し出すための
炭酸ガスタンク7と、前記左右シロップタンク9A、9
Bに左右シロップバルブ(液体バルブ)17A、17B
及びシロップ流量調整装置18A、18B、及び、逆止
弁19A、19Bを介して接続された左右中継タンク1
4A、14Bとから構成されており、この左右中継タン
ク14A、14Bと前記冷却シリンダ2A、2Bとはス
トップバルブ28A、28Bを介して接続されている。
尚、29A、29Bはサンプリングバルブである。
にはシロップの通過を検知するためシロップセンサ(液
体センサ)16A、16Bが設けられている。このシロ
ップセンサ16A、16Bにてシロップの売り切れ検知
を行うものである。
水は外部水道系から給水バルブ22を介して水タンク2
1に導入され、この水タンク21にはフロートにて水位
を検知する水位検知装置84が設けられると共に、所定
時間毎、若しくは、任意の時に水タンク21内の水を排
水する排水バルブ76が設けられている。
検知する液体センサーを設けても良い。この場合、水タ
ンク21内の水位検知装置84が故障しても給水可能と
することにより二重の水切れ対策を行うことができる。
タンク14A、14Bへウオーターポンプ23にて送ら
れるもので、水タンク21からウオーターポンプ23、
左右注水バルブ24A、24B、水量調整装置35A、
35B、逆止弁132A、132Bを介して左右中継タ
ンク14A、14Bに接続されている。
レータ8を介して左右シロップタンク9A、9Bの上部
に接続されると共に、左右二次レギュレータ11A、1
1B、左右炭酸ガスバルブ12A、12B、逆止弁13
A、13Bをそれぞれ介して、左右中継タンク14A、
14Bの上部に接続されている。
Bには、炭酸ガス検知装置(炭酸ガス売り切れスイッ
チ)85が設けられており、炭酸ガスが切れた場合に検
知するものである。
は、所定のガス圧以上の圧がかかると自動的に圧を逃が
すリリーフバルブ86A、86Bと、ガス抜きバルブ8
7A、87Bとが設けられている。
の説明を行う。尚、図4及び図5の太線は冷媒の流れを
示している。
は冷却手段及び解凍手段を構成する左右熱交換パイプ3
1A、31Bが交熱的に捲回されると共に、同じく外面
には図示しないセンサパイプが取り付けられ、このセン
サパイプ内には左右シリンダ温度センサ32A、32B
が挿入されて添設されている。
で、外周面に熱交換パイプ31A、31Bが捲回されて
いる。この熱交換パイプ31A、31Bと共に冷凍サイ
クルを構成するため、圧縮機36、空冷コンデンサ(凝
縮器)37が接続されている。
配管はアキュームレータ88を介して圧縮機36に接続
され、圧縮機36からの配管は空冷コンデンサ37に接
続されている。そして、空冷コンデンサ37はレシーバ
ータンク89、ドライヤー90、冷却バルブ40A、4
0B、膨張弁38A、38Bを介して熱交換パイプ31
A、31Bに接続されている。
7との間から前記熱交換パイプ31A、31Bに直接ホ
ットガスを流入可能なホットガス配管が設けられてお
り、このホットガス配管にはホットガスバルブ41A、
41Bが設けられている。また、圧縮機36の前後に
は、サービス時に真空引き等を行うサービスバルブ91
が設けられている。
B(以下、シロップセンサ16Aのみ)の構造を説明す
る。シロップセンサ16Aは、電磁弁にて構成されたシ
ロップバルブ17Aと共に設けられている。即ち、シロ
ップバルブ17Aは、内部にシロップ流路93が形成さ
れた電気絶縁体のシロップ流路体94と、このシロップ
流路体94に螺着され、バネにて常時下方に付勢されて
通電時に上方にプランジャーを吸引する電磁弁92とか
ら構成されており、このシロップ流路体94のシロップ
流入側に、流入側電極95を備えた通電性材料から成る
流入側ジョイント96が螺着され、この流入側ジョイン
ト96と対向して前記シロップ流路体94のシロップ流
出側に、流出側電極97を備えた通電性材料から成る流
出側ジョイント98が螺着されている。
れることを防止するためのパッキンである。
は図7乃至図12に示す如きトルク調整機構(硬さ調整
装置)3がそれぞれ設けられている(尚、以下は冷却シ
リンダ2Aについて説明する)。各図において、42は
冷却シリンダ2A内のビータ33A後端の出力軸であ
り、この出力軸42は冷却シリンダ2Aの後壁を貫通
し、軸受け100に支持されている。
43が固定され、その端面には円錐状の溝44が形成さ
れている。46は回転部材43の周面及び端面に接する
ように嵌入された作動部材で、その端面には通常回転部
材43側の溝44と対応するやはり円錐状の溝47が形
成されており、両溝44、47間には硬質のボール48
が介設されている。
の端面相互の接触を保持するように貫通孔49が穿設さ
れており、外面から発条体51を介してガイドビス52
が貫通孔49に挿通されて回転部材43の端面に形成さ
れたネジ孔50に結合されている。
材46は回転部材43を押圧するようになり、通常は両
者は接触状態に保持される。また、作動部材46の外周
面には連続する断面V型溝53が形成されており、この
溝53には図示しないVベルトがかけられる。左右の冷
却シリンダ2A、2BのVベルトは後述する単一のビー
タモータの駆動力を各作動部材46にそれぞれ伝達する
ものである。
介して回転部材43に伝達されて回転し、最終的にビー
タ33A(33B)を回転させる。尚、貫通孔49は回
転方向に円弧状に形成されている孔である。更にまた、
作動部材46にはその外面中心から後方に突出した作動
片54が設けられており、その先端には円盤形の永久磁
石としての円形磁石(以下、マグネットと称する)56
が取り付けられている。
ネット56、56の後方には、所定の間隔を存して非接
触式センサーとしての左右ホール素子センサー57A、
57Bを取り付けるホール素子基板101が位置してお
り、ホール素子センサー57A、57Bは前記ホール素
子基板101のドーナツ状の円形磁石102に取り付け
られている。
ル素子センサー57A、57Bは、図8に示す如く、対
向する位置に二つ取り付ける場合と、図9に示す如く、
三つのホール素子センサー57A、57A、57Aを1
20度置きに取り付ける場合とがある。この様に複数の
ホール素子センサー57A、57Bを配置することによ
り、出力軸42のぶれに対応することができるものであ
る。
ール素子基板101を調整するための基板調整治具であ
る。この基板調整治具103のマグネット56とホール
素子センサー57A、57Bとの距離は、基板調整軸1
03の厚さZで調整し、左右はYの軸印、上下はXの軸
印で調整するものである。
定板に固定されており、ホール素子基板101の調整に
際しては、この固定板を調整するだけで済むため、修
理、サービス等の場合、交換する必要のあるホール素子
基板101を取り外し、新しいホール素子基板101を
取り付けるだけで、同軸調整の必要はないものである。
手段としての汎用マイクロコンピュータ58(ワンチッ
プマイコン)により構成されている。マイクロコンピュ
ータ58の入力には圧縮機用高圧スイッチ61、圧縮機
用低圧スイッチ62、圧縮機用サーマルリレー63、圧
縮機用インターナルサーモ64、ビータモータ用サーマ
ルリレー66、ポンプモータ用サーマルリレー67、水
タンク21の水位スイッチ(上)68、水位スイッチ6
9(下)、左右中継タンク14A、14Bの液位をそれ
ぞれ検出する液位スイッチ71A、71Bが接続されて
いる。
は前記左右シロップ検知センサ16A、16B、左右圧
力センサ27A、27B、左右ホール素子センサ57
A、57B、左右シリンダ温度センサ32A、32Bの
出力が接続されている。
にはリレーRY1〜RY16のコイルが並列接続され
る。また、マイクロコンピュータ58の出力には、LE
Dや後述する各左右停止スイッチ、左右冷却スイッチ、
左右シロップスイッチ、左右炭酸ガススイッチ、左右解
凍スイッチ、左右仕込スイッチ、左右洗浄スイッチ、自
動排水スイッチ、自動解凍スイッチ、メンテナンスのと
き使用する左スイッチ、右スイッチ、△(アップ)スイ
ッチ、▽(ダウン)スイッチ、及び、左右ホール素子セ
ンサ57A、57Bの出力電圧(ホール電圧)の設定値
調整用のボリュームなどが設けられた表示基板73と、
液晶文字表示器74が接続されている。
点には前記圧縮機36(モータ)が、リレーRY2の接
点には前記ビータモータ33Mが、リレーRY3の接点
にはポンプモータ23Mが、リレーRY4の接点には冷
却バルブ(左)40Aが、リレーRY5の接点にはホッ
トガスバルブ(左)41Aが、リレーRY6の接点には
注水バルブ(左)24Aが、リレーRY7の接点にはシ
ロップバルブ(左)17Aが、リレーRY8の接点には
炭酸ガスバルブ(左)12Aが、リレーRY9の接点に
は冷却バルブ(右)40Bが、リレーRY10の接点に
はホットガスバルブ(右)41Bが、リレーRY11の
接点には注水バルブ(右)24Bが、リレーRY12の
接点にはシロップバルブ(右)17Bが、リレーRY1
3の接点には炭酸ガスバルブ(右)12Bが、リレーR
Y14の接点には給水バルブ22が、また、リレーRY
15の接点には水タンク21の排水バルブ76がそれぞ
れ電源に対して直列に接続されている。
5に示す回路構成とされており、ホール素子H1、H2
が複数個(実施例では二個)取り付けられている。ここ
で一個のホール素子センサー57A、57Bについて説
明すると、ホール素子センサ57A、57Bのホール素
子H1は、直流電圧(または電流)を印加した状態で、
マグネット56等により磁界を受けると電圧が発生す
る。
て差動増幅器OP1(オペアンプ1)で増幅され、抵抗
R4を介してマイクロコンピュータ58へ接続される。
また、ホール素子H1、H2が複数個の場合は、ホール
素子H1の他、前述同様にホール素子H2からの電圧が
作動増幅器OP2(オペアンプ2)で増幅され、抵抗R
8を介して、マイクロコンピュータ58へ接続される。
この時、抵抗R4とR8は同一抵抗であると、それぞれ
の増幅器OP1、OP2からの出力電圧を平均し、ホー
ル電圧としてマイクロコンピュータ58に入力する。
Bは、図16に示す回路構成とされており、交流電源
(AC10V程度)を印加した状態で、シロップ等が流
入側及び流出側電極95、97に接触すると、コンデン
サC1(直流分阻止コンデンサ)、抵抗R9を介して電
流が流れる。この時、抵抗R9の両端に交流電圧が発生
し、この電圧をダイオードD1を介して半波整流する。
その後、抵抗R10とコンデンサC2の積分回路で電圧
を平滑し、シロップ電圧としてマイクロコンピュータ5
8に入力する。
ーチャートを参照しながら動作を説明する。図17乃至
図32はマイクロコンピュータ58のプログラムを示し
ており、マイクロコンピュータ58は電源投入と同時に
全てをクリアした後、先ず、左シリンダ用のスイッチ関
係の判断を実行する。図17のステップS1で前記左停
止スイッチがON(押す)されたか否か判断し、YES
ならばステップS8で左冷却シリンダ2A関係の全ての
動作フラグをリセットし、左冷却シリンダ2A関係の動
作を停止して、右冷却シリンダ用のスイッチ関係の判断
に移行する。尚、右冷却シリンダ2Bに関する動作も同
様であるので説明を省略する(以下、同じ)。
ップS2に進み、前記左冷却スイッチがONされたか否
か判断し、YESならばステップS9に進んで左冷却動
作フラグをセットし、その他の左動作フラグをリセット
する。次に、ステップS10で左ホール素子センサ57
Aのホール電圧初期値(初期出力)をセットしてマイク
ロコンピュータ58に記憶する。
グをセットし、ステップS12で左10分停止フラグが
セット「1」されているか否か判断する。ここで、YE
SならばステップS13で左解凍動作フラグをセット
し、NOならば左解凍動作フラグをセットせずに、ステ
ップS284で左シリンダ温度センサ32Aが検出する
温度が+7℃以上か否か判断する。
左冷却優先フラグをセットし、NOならば左冷却優先フ
ラグをセットせずに右冷却シリンダ用のスイッチ関係の
判断に移行する。
テップS3に進んで前記左シロップスイッチがONされ
たか否か判断し、YESならばステップS14で左シロ
ップ検知センサ16Aの出力に基づき、左シロップ切れ
か否か判断し、YESならばステップS15で左シロッ
プ動作フラグをセットし、NOならば右冷却シリンダ用
のスイッチ関係の判断に移行する。
テップS4に進んで前記左炭酸ガススイッチがONされ
たか否か判断し、YESならばステップS16で左炭酸
ガス動作フラグをセットして右冷却シリンダ用のスイッ
チ関係の判断に移行する。NOならばステップS5で前
記左解凍スイッチがONされたか否か判断し、YESな
らばステップS17で左解凍動作フラグをセットして右
冷却シリンダ用のスイッチ関係の判断に移行する。
S6に進んで前記左仕込スイッチがONされたか否か判
断し、YESならばステップS18で左仕込動作フラグ
をセットし、他の左動作フラグはリセットして右冷却シ
リンダ用のスイッチ関係の判断に移行する。また、ステ
ップS6でNOの場合にはステップS7に進み、前記左
洗浄スイッチがONされたか否か判断し、YESならば
ステップS19で左洗浄動作フラグをセットし、他の左
動作フラグはリセットして右冷却シリンダ用のスイッチ
関係の判断に移行する。
係の判断も同様であるが、この場合には前記ステップS
284で右冷却シリンダ温度センサ32Bが検出する温
度が+7℃以上か否か判断し、YESならばステップS
285で右冷却優先フラグをセットすることになる。
関係の判断が終了したら、図18のステップS20で自
動解凍スイッチがONされたか否か判断し、YESなら
ばステップS21で自動解凍スイッチフラグがセットさ
れているか否か判断し、NOならばステップS22で自
動解凍動作フラグがセットされているか否か判断する。
ここで、NOならばステップS23で自動解凍動作フラ
グをセットし、YESならば自動解凍動作フラグをリセ
ットしてステップS26に進む。
ステップS24で自動解凍スイッチフラグをリセットし
てステップS26に進み、ステップS21でYESの場
合でもステップS26に進む。すなわち、自動解凍動作
は、自動解凍スイッチを一度押すと自動解凍動作フラグ
がセットされ、再度押すと自動解凍動作フラグがリセッ
トされることになる。
6で自動排水スイッチがONされたか否か判断し、YE
SならばステップS27で自動排水スイッチフラグがセ
ットされているか否か判断し、NOならばステップS2
8で自動排水動作フラグがセットされているか否か判断
する。ここで、NOならばステップS29で自動排水動
作フラグをセットし、YESならば自動排水動作フラグ
をリセットして左シリンダ動作に移行する。
は、ステップS30で自動排水スイッチフラグをリセッ
トして左シリンダ動作に移行し、ステップS27でYE
Sの場合でも左シリンダ動作に移行する。すなわち、自
動排水動作は、自動排水スイッチを一度押すと自動排水
動作フラグがセットされ、再度押すと自動排水動作フラ
グがリセットされる。
9のステップS32で左冷却動作フラグがセットされて
いるか否か判断して、YESならばステップS33で左
冷却動作を実行する。この冷却動作は後述する。ステッ
プS32でNOの場合には、ステップS44に進んでマ
イクロコンピュータ58が機能として有する停止タイマ
の積算が10分経過したか否か判断し、NOならばステ
ップS45で停止タイマを動作(カウント)し、YES
ならばステップS46で左10分停止フラグをセットす
る。
作の停止(左冷却動作フラグリセット)から10分経過
した場合に左10分停止フラグはセットされ、冷却停止
から10分経過しない内に左冷却スイッチがONされて
左冷却動作フラグがセットされ、左冷却動作が開始され
た場合は、左10分停止フラグはセットされていない。
動作が停止した場合の、再冷却開始時には、ステップ1
3を通らず、左解凍動作フラグはセットされないので、
後述する左解凍動作は行われずに、そのまま左冷却動作
に移行できる。それにより、従来の如き販売不可能期間
を置かずに、品質の良い冷菓を引き続き販売することが
できるようになるので、売り上げなどの向上に寄与する
ことが可能となる。
動作フラグがセットされているか否か判断し、YESな
らばステップS35で左シロップ動作を実行する。この
左シロップ動作ではマイクロコンピュータ58は左シロ
ップバルブ17Aを開いて左シロップタンク9A内のシ
ロップを検知センサ16Aの位置まで引き出す。
S36に進んで左炭酸ガス動作フラグがセットされてい
るか否か判断し、YESの場合にはステップS37で左
炭酸ガス動作を実行する。この炭酸ガス動作ではマイク
ロコンピュータ58は左炭酸ガスバルブ12Aのみを開
いて炭酸ガスを左中継タンク14Aに導入する。
S38に進んで左解凍動作フラグがセットされているか
否か判断し、YESの場合にはステップS39で左解凍
動作を実行する。この解凍動作は後述する。
プS40に進んで左仕込動作フラグがセットされている
か否か判断し、YESの場合にはステップS41で左仕
込動作を実行する。この仕込動作は後述する。
プS42に進んで左洗浄動作フラグがセットされている
か否か判断し、YESの場合にはステップS43で左洗
浄動作を実行する。この洗浄動作は後述する。また、N
Oの場合には右冷却シリンダ用の動作に移行する(左冷
却シリンダ用の動作と同様のため、説明をし省略す
る)。
実行し、ステップS48で右自動解凍動作を実行し、ス
テップS49で自動排水動作を実行し、ステップS50
で左冷却/ホットガスバルブ動作を実行し、ステップS
51で右冷却/ホットガスバルブ動作を実行し、ステッ
プS52で圧縮機動作を実行し、ステップS280で左
シロップ検知動作を実行し、ステップS281で右シロ
ップ検知動作を実行し、ステップS282で警報検知動
作を実行する。これらの動作は後述する。
を例にとる。ステップS286〜ステップS288を除
き右冷却動作も同様。)を説明する。ステップS53で
マイクロコンピュータ58は現在左解凍中か否か判断
し、YESならばステップS63〜ステップ67で冷却
バルブ40A、ポンプモータ23M、注水バルブ24
A、シロップバルブ17A及び炭酸ガスバルブ12Aを
OFF(閉、若しくは、停止)する。
S54でビータモータ33MをON(駆動)し、冷却シ
リンダ2A、2B内の撹拌を開始する。
ラグがセットされているか否か判断する。ここで、図2
0のステップS286からステップS288は左冷却運
転の場合のプログラムを示し、ステップS289からス
テップS292は右冷却動作の場合のプログラムを示
す。
フラグがセットされたものとすると、ステップS286
で右冷却優先フラグがセットされているためにYESと
なり、左冷却動作ではステップS286からステップS
61に進んで冷却バルブONフラグをリセットし、ステ
ップS62で冷却ONフラグをリセットしてステップS
68に進む。
セットされているためにステップS289ではYESと
なり、ステップS291に進んで右シリンダ温度センサ
32Bが検出する温度が+7℃以下か否か判断する。こ
こで、冷却開始時はNOであるからステップS291か
らはステップS55に進む。
ダ温度センサ32Bが検出する温度が+7℃以下になる
と、ステップS291はYESとなり、ステップS29
2で右冷却優先フラグをリセットする。以降、右冷却動
作ではステップS289でNOとなるため、ステップS
289からはステップS290に進むようになる。
いため、ステップS290ではYESとなり、ステップ
S61に進んで冷却バルブONフラグをリセットし、ス
テップS62で冷却ONフラグをリセットしてステップ
S68に進む。
グがリセットされているため、ステップS286ではN
Oとなり、ステップS287に進んで左シリンダ温度セ
ンサが検出する温度が+7℃以下か否か判断する。ここ
で、冷却開始時はNOであるためステップS55に進
む。
ダ温度センサ32Aが検出する温度が+7℃以下になる
と、ステップS287はYESとなり、ステップS28
8で左冷却優先フラグをリセットする。以降、右冷却動
作ではステップS289とステップS290でNOとな
るため、ステップS291、ステップS292からステ
ップS55に進むようになる。
の処理では左右の冷却優先フラグがセットされていると
きは、右シリンダ温度センサ32Bが検出する温度が+
7℃以下になるまで右冷却シリンダ2Bの冷却を行い、
左冷却シリンダ2Aの冷却は停止される。その後、右シ
リンダ温度センサ32Bの温度が+7℃以下になると、
左シリンダ温度センサ32Aの温度が+7℃以下になる
まで左冷却シリンダ2Aの冷却を行い、右冷却シリンダ
2Bの冷却は停止される。そして、左シリンダ温度セン
サ32Aの温度が+7℃になって初めて左右両方の冷却
シリンダ2A、2Bが同時に冷却されるようになる。
トされており、他方はリセットされている場合、即ち、
左右何れかのシリンダ温度センサ32A、32Bの温度
が+7℃以上であり、他方が+7℃より低い場合は、セ
ットされている方の冷却シリンダのみを冷却し、当該シ
リンダ温度センサが+7℃以下になってから初めて左右
両方の冷却シリンダ2A、2Bが同時に冷却されるよう
になる。
れてい場合、即ち、左右のシリンダ温度センサ32A、
32Bの温度が+7℃より低い場合は、そのまま左右両
方の冷却シリンダ2A、2Bを同時に冷却するようにな
る。
の冷却シリンダ2A、2Bが冷えた状態において、双方
の冷却シリンダの同時冷却が開始されることになるの
で、圧縮機36の高負荷での運転が回避され、圧縮機3
6の長寿命化が図れる。また、保護用の高圧スイッチも
作動しなくなるので、結果として販売可能状態になるま
での時間が短縮されると共に、一々左右の冷却シリンダ
2A、2Bを順番に冷却する操作も不要となるため、使
用者の操作性も向上する。
プS55で冷却ONフラグがセットされているか否か判
断する。冷却開始時はNOであるのでステップS56で
現在のホール素子センサ57Aのホール素子電圧−電圧
初期値(前述)の値が設定値電圧(例えば3mmの移動
距離に相当する電圧)−2mm(電圧換算値)以下か否
か判断する。
て説明したように、ホール素子H1、H2とマグネット
からの磁力線により電圧(ホール電圧)を発生し、それ
ぞれ増幅器で増幅された電圧が平均される。この場合の
ホール素子センサ57Aとマグネット56の距離(m
m)と、ホール素子センサ57Aの出力するホール電圧
(V)の関係を図33に示す。
グネット56の移動距離)はホール電圧に換算でき、こ
の関係はマイクロコンピュータ58に記憶されている。
冷却開始時は殆どホール素子センサ57Aのホール電圧
は電圧初期値と同一であるから、ステップS57に進ん
で冷却バルブONフラグをセットし、ステップS58で
冷却ONフラグをセットする。ここで、冷却バルブON
フラグは、後述するが、ここでは冷却バルブ40AをO
N(開)すると共に、圧縮機36をON(運転)する。
冷媒(ホットガス)は凝縮器37で凝縮され、冷却バル
ブ40Aを経て膨張弁38Aにて減圧された後、熱交換
パイプ31Aに流入してそこで蒸発する。このときに冷
却作用を発揮し、それによって冷却シリンダ2Aは周囲
より冷却される。
S59に進み、今度は現在のホール素子センサ57Aの
ホール電圧−電圧初期値(前述)の値が設定値電圧(3
mm)以上か否か判断する。この時点では依然NOであ
るからステップS57に進む。
がセットされているか否か判断し、ここではYESなの
でステップS69で圧力ONフラグがセットされている
か否か判断し、ここではNOなのでステップS70に進
んで圧力センサ27Aの検出する中継タンク14A内の
圧力が例えば1.7kgf/平方センチメートル以下か
否か判断する。そして、YESならばステップS71で
ポンプモータ40AをONし、ステップS72で注水バ
ルブ24AをONし、ステップS73でシロップバルブ
17AをONし、ステップS74で炭酸ガスバルブ12
AをONしてステップS75で圧力ONフラグをセット
する。
水、シロップ及び炭酸ガスが中継タンク14Aを介して
供給され、ビータモータ33Aにて撹拌されながら冷却
されることにより、半流動状態(雪状)の冷菓(冷凍炭
酸飲料)が生成されて行く。また、ステップS69から
は今度はステップS76に進み、中継タンク14Aの圧
力が今度は2.2kgf/平方センチメートル以上か否
か判断する。そして、NOならばステップS71に進
み、YESならばステップS77でポンプモータ40A
をOFFし、ステップS78で注水バルブ24AをOF
Fし、ステップS79でシロップバルブ17AをOFF
し、ステップS80で炭酸ガスバルブ12AをOFFし
てステップS81で圧力ONフラグをリセットする。
ている間は、2.2kgf/平方センチメートルと1.
7kgf/平方センチメートルの圧力の間で水、シロッ
プ、炭酸ガスの混合液の供給が制御される。
進行して冷菓が硬化していくと、徐々にトルクが増大し
て行き、このトルクがボール48を介して作動部材46
に働くために作動部材46は発条体51に抗して後方に
移動し、作動片54先端のマグネット56もホール素子
センサ57Aに接近して行く(図33中右方に移動)。
動距離、即ちホール電圧−電圧初期値)が3mm以上と
なると、マイクロコンピュータ58はステップS59か
らステップS60に進んでプルダウンフラグをリセット
し、ステップS61で冷却バルブONフラグをリセット
して、ステップS62で冷却ONフラグをリセットす
る。ここで、冷却バルブONフラグは後述するが、ここ
では冷却バルブ40AをOFF(閉)すると共に、圧縮
機36をOFF(停止)する。
の冷菓が軟化していくと、前記トルクが低下するため、
作動片54先端のマグネット56はホール素子センサ5
7Aから離間して行く(図33中左方に移動)。そし
て、2mm以上戻ると、マイクロコンピュータ58はス
テップS56からステップS57に進んで再び冷却を開
始する。
57Aを作動片54のマグネット56後方に設け、この
マグネット56の接近或いは離間に伴うホール素子H
1、H2の出力ホール電圧の変化にて、作動片54に接
触することなく当該作動片54(作動部材46)の移動
量を検出するようにしたので、機械的な故障が生じなく
なる。また、ボリュームによる電気的な設定値調整によ
って冷菓の硬さを極めて容易に調整することができるよ
うになる。
がリセットされると、マイクロコンピュータ58はステ
ップS68からステップS82に進み、圧力ONフラグ
がセットされているか否か判断し、NOであればステッ
プS83に進んで圧力センサ27Aの出力する中継タン
ク14A内の圧力が例えば2.5kgf/平方センチメ
ートル以下か否か判断する。そして、YESならばステ
ップS84でポンプモータ40AをONし、ステップS
85で注水バルブ24AをONし、ステップS86でシ
ロップバルブ17AをONし、ステップS87で炭酸ガ
スバルブ12AをONしてステップS88で圧力ONフ
ラグをセットする。
プS89に進み、中継タンク14Aの圧力が今度は3.
0kgf/平方センチメートル以上か否か判断する。そ
して、NOならばステップS84に進み、YESならば
ステップS90でポンプモータ40AをOFFし、ステ
ップS91で注水バルブ24AをOFFし、ステップS
92でシロップバルブ17AをOFFし、ステップS9
3で炭酸ガスバルブ12AをOFFしてステップS94
で圧力ONフラグをリセットする。
れた後(プルダウンが終了した後)は、2.5kgf/
平方センチメートルと3.0kgf/平方センチメート
ルの圧力(通常の販売時の圧力)の間で水、シロップ、
炭酸ガスの混合液の供給が制御されるようになる。
溶解したシロップと水が冷却されると、水は氷になり、
氷は炭酸ガスを溶解しないため、ガスが吐き出されて冷
却シリンダ2A内の圧力は上昇する。また、水が氷にな
ることによる体積膨張によっても冷却シリンダ2A内の
圧力は高くなる。
5kgf/平方センチメートルと3.0kgf/平方セ
ンチメートルの間)まで混合液が供給されると、冷却後
の冷却シリンダ2A内の圧力が異常に高くなり、最初の
何杯かの取り出しは冷菓が飛び散る状態となるが、プル
ダウン中は低い圧力(1.7kgf/平方センチメート
ルと2.2kgf/平方センチメートルの間)で混合液
を供給するので、係る不都合が防止される。
にとる。右解凍動作も同様。)を説明する。解凍動作を
開始するとき、マイクロコンピュータ58は先ずステッ
プS95でビータモータ33MをONして冷却シリンダ
2A内を撹拌する。次に、ステップS96で解凍イニシ
ャルフラグがセットされているか否か判断する。ここ
で、解凍の初期には解凍イニシャルフラグはリセットで
るためNOとなり、ステップS97に進んで解凍イニシ
ャルフラグをセットしてステップS293に進む。但
し、次回からはステップS96はYESとなり、ステッ
プS296に進むようになる。
93では左シリンダ温度センサ32Aの検出する左冷却
シリンダ2Aの温度が+7℃以上か否か判断し、YES
であればステップS294で現在の冷却シリンダ2Aの
温度のデータをマイクロコンピュータ58がその機能と
して有するメモリに温度メモリとして記録する。また、
冷却シリンダ2Aの温度が+7℃以上でないときはNO
となり、ステップS295に進んで解凍開始フラグをセ
ットする。
グがセットされているか否か判断し、YESであればス
テップS98に進み、NOであればステップS297に
進む。ここでは、NOであるものとすると、ステップS
297で解凍判別40秒後フラグがセットされているか
否か判断し、最初はNOであるからステップS298に
進む。ステップS298ではマイクロコンピュータ58
がその機能として有する解凍温度判別タイマが40秒経
過したか否か判断し、NOであればステップS299で
解凍温度判別タイマのカウント動作を実行する。
ら40秒経過すると、ステップS298からステップS
301に進んで冷却シリンダ2Aの現在温度から温度メ
モリを差し引いた結果の絶対値が1℃以内か否か判断す
る。ここで、NOとするとステップS302に進んで解
凍判別40秒後フラグをセットし、ステップS303で
解凍温度判別タイマをクリアしてステップS304で現
在のシリンダ温度のデータを温度メモリに再度記録す
る。
ESとなり、ステップS300に進んで解凍温度判別タ
イマが10秒経過したか否か判断する。ここで、NOで
あればステップS299に進み、前述同様に解凍温度判
別タイマのカウント動作を実行し、YESであればステ
ップS301に進んで前述同様に冷却シリンダの現在温
度から温度メモリを差し引いた結果の絶対値が1℃以内
か否か判断する。
進み、左冷却シリンダ2Aの温度が+7℃以上か否か判
断して、NOならばステップS306で解凍開始フラグ
をセットし、YESならばステップS307で解凍動作
フラグをリセットして解凍を終了する。
解凍開始フラグがセットされると、マイクロコンピュー
タ58はステップS296からステップS98に進んで
シリンダ温度センサ32Aの出力する温度が、+7.5
℃以上か否か判断し、NOの場合にはステップS99で
ホットガスバルブONフラグをセットする。ここで、ホ
ットガスバルブONフラグは後述するが、ここではホッ
トガスバルブ41AをON(冷却バルブ40AはOF
F)し、圧縮機36をONして冷却シリンダ2A内の冷
菓の加熱を実行する。また、YESの場合にはステップ
S100で解凍動作フラグをリセットし、ステップS1
01でホットガスバルブONフラグをリセットする。こ
こで、ホットガスバルブONフラグがリセットになる
と、ホットガスバルブ41AをOFFし、圧縮機36を
OFFする。即ち、この場合解凍動作は行わない。
る解凍動作の開始時に、先ずビータ33Aを動作させる
と共に、シリンダ温度センサ32Aの検出する温度が+
7℃より低い場合には直ちに解凍動作を開始し、+7.
5℃になるまで解凍動作を実行するようにしたので、解
凍に要する時間を短縮でき、解凍動作を迅速化して時間
のロスを解消できる。
る温度が+7℃以上の場合であっても、ビータ33Aに
て冷却シリンダ2A内を攪拌して40秒経過した後、そ
の40秒間に1℃以内の温度変化しかなかった場合に
は、冷却シリンダ2A内部の温度とシリンダ温度センサ
32Aが検出する温度が非常に近いと判断する。即ち、
冷却シリンダ2A内の温度は安定しているものと判断し
て、その後+7℃以上の場合には解凍を行わず、+7℃
より低い場合には解凍動作を開始する。
変化があった場合には、冷却シリンダ2A内部の温度と
シリンダ温度センサ32Aの検出する温度は遠いものと
判断し、その後の10秒間の温度変化が1℃以内か否か
判断して、1℃より大きければこれを繰り返す。そし
て、10秒間の温度変化が1℃以内となった時点で、冷
却シリンダ2A内の温度は安定したものと判断し、その
後+7℃以上の場合には解凍を行わず、+7℃より低い
場合には解凍動作を開始する。
秒間、その後は10秒間の温度変化(温度勾配)を監視
しながら解凍の要否を決定しているので、冷却シリンダ
2Aの中心部において冷菓が凍結して固まっているなど
の冷却シリンダ2A内部の状態の判別を精度良く行い、
その状態に応じて適切な制御が可能となる。これによ
り、無用な解凍を防止しつつ、凍結状態の冷菓を一層確
実に解凍することができるようになり、半流動状態の品
質の良い冷菓の販売を、より円滑に行うことが可能とな
る。
にとる。右仕込動作も同様。)を説明する。先ず、ステ
ップS102で圧力ONフラグがセットされているか否
か判断し、NOであればステップS103に進んで圧力
センサ27Aの出力する中継タンク14A内の圧力が例
えば1.7kgf/平方センチメートル以下か否か判断
する。そして、YESならばステップS104でポンプ
モータ40AをONし、ステップS105で注水バルブ
24AをONし、ステップS106でシロップバルブ1
7AをONし、ステップS107で炭酸ガスバルブ12
AをONしてステップS108で圧力ONフラグをセッ
トする。
ップS109に進み、中継タンク14Aの圧力が今度は
2.2kgf/平方センチメートル以上か否か判断す
る。そして、NOならばステップS104に進み、YE
SならばステップS110でポンプモータ40AをOF
Fし、ステップS111で注水バルブ24AをOFF
し、ステップS112でシロップバルブ17AをOFF
し、ステップS113で炭酸ガスバルブ12AをOFF
してステップS114で圧力ONフラグをリセットす
る。
フラグがセットされているか否か判断し、NOであれば
ステップS116に進んでマイクロコンピュータ58が
その機能を有する圧力一定タイマの積算が20秒経過し
ているか否か判断し、NOであればステップS117で
圧力一定タイマ動作(カウント)を実行する。ステップ
S116で圧力一定タイマが20秒経過するとステップ
S118で仕込動作フラグをリセットする。また、ステ
ップS115で圧力ONフラグがセットされていてYE
Sの場合、圧力一定タイマの積算をクリアする。
平方センチメートルと2.2kgf/平方センチメート
ルの圧力の間で水、シロップ、炭酸ガスの混合液の供給
が制御され、供給停止(圧力一定フラグのリセット)時
間が20秒経過すると仕込動作を終了する。
にとる。右洗浄動作も同様。)を説明する。先ず、ステ
ップS120で圧力ONフラグがセットされているか否
か判断し、NOであればステップS121に進んで圧力
センサ27Aの出力する中継タンク14A内の圧力が例
えば1.7kgf/平方センチメートル以下か否か判断
する。そして、YESならばステップS122でポンプ
モータ40AをONし、ステップS123で注水バルブ
24AをONし、ステップS124でシロップバルブ1
7AをONしてステップS125で圧力ONフラグをセ
ットする。
ップS126に進み、中継タンク14Aの圧力が今度は
2.2kgf/平方センチメートル以上か否か判断す
る。そして、NOならばステップS122に進み、YE
SならばステップS127でポンプモータ40AをOF
Fし、ステップS128で注水バルブ24AをOFF
し、ステップS129でシロップバルブ17AをOFF
してステップS130で圧力ONフラグをリセットす
る。
グ(初期はリセット状態)がセットされているか否か判
断し、NOであればステップS132に進んで再度圧力
ONフラグがセットされているか否か判断し、NOであ
ればステップS133に進んでマイクロコンピュータ5
8がその機能を有する圧力一定タイマの積算が20秒経
過しているか否か判断し、NOであればステップS13
4で圧力一定タイマ動作(カウント)を実行する。ま
た、ステップS132で圧力ONフラグがセットされて
いてYESであれば、圧力一定タイマの積算をクリアす
る。
マが20秒経過すると、ステップS136で圧力一定フ
ラグをセットし、ステップS131からは今度はステッ
プS136に進む。
コンピュータ58がその機能を有する洗浄タイマの積算
が15分経過しているか否か判断し、NOであればステ
ップS138で洗浄タイマ動作(カウント)を実行し、
ステップS139で洗浄の残時間を液晶表示機に表示す
る。ステップS137で洗浄タイマが15分経過すると
ステップS140で洗浄動作フラグをリセットする。
平方センチメートルと2.2kgf/平方センチメート
ルの圧力の間で水、シロップ(ここでは洗浄液)の混合
液の供給が制御され、供給停止(圧力一定フラグのリセ
ット)時間が20秒経過すると、洗浄タイマ動作とその
残時間表示を行い、15分経過すると洗浄動作を終了す
る。
動作を例にとる。右自動解凍動作も同様)を説明する。
先ず、ステップS141で自動解凍動作フラグがセット
されているか否か判断し、YESであればステップS1
42に進み、NOであればステップS157に進み凍結
解凍フラグをリセットし、ステップS158で自動解凍
保護タイマをクリアして戻る。ここで、自動解凍動作フ
ラグは、前記図18で説明したように自動解凍スイッチ
を一回押すとフラグがセットされ、再度押すとリセット
される。
トされているか否か判断し、YESであればステップS
143に進んで解凍動作フラグがセットされているか否
か判断し、NOであればステップS144に進んで凍結
解凍フラグがセットされているか否か判断する。ここ
で、凍結解凍フラグは後述の異常凍結検知動作で異常凍
結が発生したときセットされるため、通常の冷却動作で
はリセットである。従って、ステップS144からステ
ップS151に進み、自動解凍タイマフラグがセットさ
れているか否か判断し、ここでも自動解凍タイマフラグ
は、初期はリセット状態であるためNOとなり自動解凍
動作を終了し戻る。
がセットされると、ステップS144はYESとなりス
テップS145で凍結解凍フラグをリセットし、ステッ
プS146で自動解凍タイマフラグをセットし、ステッ
プS147でマイクロコンピュータ58がその機能を有
する自動解凍カウンタに1を加える。ステップS148
で自動解凍カウンタが2であるか否か判断し、ここでは
まだ1でありNOであるので、ステップS149で解凍
動作フラグをセットする。次に、ステップS151もY
ESとなり、ステップS152でマイクロコンピュータ
58がその機能を有する自動解凍タイマが1時間経過し
たか否か判断し、NOであればステップS153で自動
解凍タイマ動作を実行する。これにより、この後は解凍
動作を実行するため、ステップS143からステップS
157に進み、解凍終了後は再びステップS144から
ステップS151に進む。
は前述の如くセットされた状態であるためYESとな
り、ステップS152で自動解凍タイマが1時間経過し
たか否か判断する。自動解凍タイマが1時間経過すると
ステップS154で自動解凍タイマフラグをリセット
し、ステップS155で自動解凍タイマをクリアし、ス
テップS156で自動解凍カウンタをクリアする。
前に、再度(2回目の)異常凍結が発生し凍結解凍フラ
グがセットされると、ステップS144からステップS
145、146、147、148と進み、ステップS1
48で自動解凍カウンタは2となるため、ステップS1
50で異常凍結を液晶表示器に表示する。
常凍結が発生し凍結解凍フラグがセットされると、1度
目は解凍動作を実行し、1時間以内に再度凍結解凍フラ
グがセットされると異常凍結を表示する。また、凍結解
凍フラグがセットされてから1時間以上経過すると、自
動解凍タイマや自動解凍カウンタがクリアされるため、
再度凍結解凍フラグがセットされても、1回目となり解
凍動作を実行する。
作(左冷却/ホットガスバルブ動作を例にとる。右冷却
/ホットガスバルブ動作も同様)を説明する。ステップ
S159でプルダウンフラグがセットされているか否か
判断して、YESならばステップS160に進み、NO
ならステップS161に進む。ここで、例えば冷却動作
中であれば最初にプルダウンフラグがセットされるため
YESとなり、ステップS160で他方ホットガスバル
ブ(左シリンダなら右ホットガスバルブ)がONか否か
判断して、NOならばステップS161で冷却バルブO
Nフラグがセットされているか否か判断して、NOなら
ばステップS162で冷却バルブをOFFし、YESな
らばステップS163で冷却バルブをONする。また、
ステップS160で他方ホットガスバルブがONとな
り、YESならばステップS162に進んで冷却バルブ
をOFFし、ステップS159でプルダウンフラグがリ
セットされてNOになるとステップS161に進んで、
以後、前記同様に実行する。
(左シリンダなら右冷却バルブ)がONか否か判断し
て、NOならばステップS165でホットガスバルブO
Nフラグがセットされているか否か判断して、NOなら
ばステップS166でホットガスバルブをOFFし、Y
ESならばステップS167でホットガスバルブをON
する。また、ステップS164で他方冷却バルブがON
となり、YESならばステップS166に進んでホット
ガスバルブをOFFする。
スバルブ動作は、プルダウン中とプルダウン終了後で優
先が違う。すなわち、プルダウン中はホットガスバルブ
を優先し、冷却バルブONフラグがセットされ、冷却バ
ルブをONしようとしても、他方のシリンダがホットガ
スバルブをONしていれば、それが終了した後に冷却バ
ルブをONする。また、プルダウンが終了した後は冷却
バルブを優先し、ホットガスバルブONフラグがセット
され、ホットガスバルブをONしようとしても、他方の
シリンダが冷却バルブをONしていれば、それが終了し
た後にホットガスバルブをONする。
テップS168で圧縮機用低圧スイッチがONか否か判
断して、YESならば圧縮機をONし、NOならば圧縮
機をOFFする。ここで圧縮機用低圧スイッチは、冷却
バルブ、又は、ホットガスバルブがON(開く)と圧縮
機高圧側からの圧力で低圧側の圧力が上がり2kg/f
になると、ONし、反対に、冷却バルブ、又は、ホット
ガスバルブがOFF(閉じる)と圧縮機高圧側からの圧
力はなく低圧側の圧力が下がり、圧縮機用低圧スイッチ
はOFFする。
チのON/OFFによって運転/停止を行う。
プ検知動作(左シロップ検知動作を例にとる。右シロッ
プ検知動作も同様。)を説明する。ここで、使用者は表
示基板73のスイッチと液晶表示器74を用いてシロッ
プ感度設定を「0」か「1」に設定することができるよ
うに構成されている。即ち、販売に使用するシロップ
が、例えばコーラなどの電気伝導度の大きいものである
場合には、シロップ感度が「1」とマイクロコンピュー
タ58に設定し、例えばメロンなどの電気伝導度が普通
のシロップの場合には、シロップ感度を「0」に設定す
るものとする。
ず、ステップS172でシロップ動作フラグがセットさ
れているか否か判断して、YESならばステップS20
0に進み、NOならばステップS173に進む。ここ
で、シロップ動作フラグは、前述したようにシロップ切
れになったときシロップスイッチを押すことによってセ
ットされるため、NOとなりステップS173に進む。
セットされているか否か判断して、ここでは、NOなの
でステップS174に進んでシロップバルブがONして
いるか否か判断する。シロップバルブは前述したように
各動作(冷却、仕込、洗浄)において中継タンク圧力が
設定値以下になったときONする。ここでは、シロップ
バルブがONであるとするとYESとなりステップS1
75でマイクロコンピュータ58がその機能を有するシ
ロップ切れ判定タイマが1秒経過したか否か判断して、
NOならばステップS176でシロップ切れ判定タイマ
動作を実行する。
マが1秒経過するとステップS182で1秒前比較フラ
グがセットされているか否か判断して、初期はNOなの
でステップS183で1秒前比較フラグをセットする。
これによって、次からはステップS182からステップ
S187に進む。ステップS184でマイクロコンピュ
ータ58がその機能を有する記録でシロップ前回1秒後
電圧から現在のシロップ電圧を引いた差が0.5V以上
であるか否か判断して、YESならばシロップ切れフラ
グをセットし、NOならばステップS186に進み現在
のシロップ電圧をシロップ前回1秒後電圧としてマイク
ロコンピュータ58に記録しておく。
して1秒後(シロップ電圧が安定するまでの時間)に前
回と同時期の電圧を比較して、その差が0.5V以上低
くなればシロップ切れと判断する。
ュータ58は前記シロップ感度設定が「0」か否か判断
し、「0」(シロップの電気伝導度は普通。)に設定さ
れている場合には、ステップS308に進んでシロップ
電圧が0.5V以上か否か判断し、「1」(シロップの
電気伝導度が高い。)の場合にはステップS309に進
んでシロップ電圧が3V以上か否か判断する。
気伝導度が大きく異なり、シロップ電圧も大きく違って
くることに着目して、感度の設定変更を行っている。
V以上、或いは、ステップS309でシロップ電圧が3
V以上であるか否か判断し、NOであればステップS1
88でシロップ切れフラグをセットする。ここではシロ
ップバルブがONして1秒以降に0.5V以下、或い
は、3V以下になればシロップ切れと判断する。
較タイマが0.1秒経過したか否か判断して、NOであ
ればステップS190でシロップ電圧比較タイマ動作を
実行する。ステップS189で0.1秒経過するとステ
ップS191でシロップ電圧比較タイマをクリアして、
ステップS192で現在のシロップ電圧からシロップ前
回電圧を引いた差が0V以上(現在のシロップ電圧が前
回のシロップ電圧より高い)か否か判断する。
は、シロップ電圧は前回電圧より大きくなるためYES
となり、ステップS197でマイクロコンピュータ58
が機能として有するシロップ電圧ダウンカウンタをクリ
アして、ステップS198でシロップ電圧をシロップピ
ーク電圧としてマイクロコンピュータ58に記録し、ス
テップS199でシロップ電圧をシロップ前回電圧とし
てマイクロコンピュータ58に記録する。ステップS1
92でシロップ電圧がシロップ前回電圧より低くなりN
Oとなると、ステップS193でシロップ電圧ダウンカ
ウンタに1を加えて、ステップS194でシロップ電圧
ダウンカウンタが5回以上か否か判断して、ここではま
だNOなのでステップS199に進む。
ウンタが5回になるとYESとなり、ステップS195
でシロップピーク電圧からシロップ電圧を引いた差が
0.3V以上か否か判断し、YESならばステップS1
96でシロップ切れフラグをセットし、NOならばステ
ップS197に進む。
秒間隔で監視し、5回連続してシロップ電圧が下がり、
その時点のシロップ電圧がシロップピーク電圧と比較し
て0.3V以上低ければシロップ切れと判断する。
は、ステップS174でNOならば、ステップS17
7、178、179、180でシロップ切れ判定タイ
マ、シロップ電圧ダウンカウンタ、シロップ前回電圧、
シロップピーク電圧をクリアし、ステップS181で1
秒前比較フラグをリセットする。
ラグがセット(シロップ切れフラグがセットされてシロ
ップスイッチをONしたとき)されるとYESとなり、
ステップS200でシロップバルブをONし、ステップ
S201でシロップ電圧比較タイマが0.1秒経過した
か否か判断して、NOであればステップS213でシロ
ップ電圧比較タイマ動作を実行する。ステップS201
で0.1秒経過すると、ステップS202でシロップ電
圧比較タイマをクリアし、ステップS203で前記シロ
ップ感度設定が「0」か否か判断し、「0」(シロップ
の電気伝導度は普通。)に設定されている場合には、ス
テップS310に進んでシロップ電圧が0.5V以上か
否か判断し、「1」(シロップの電気伝導度が高い。)
の場合にはステップS311に進んでシロップ電圧が3
V以上か否か判断する。
気伝導度が大きく異なり、シロップ電圧も大きく違って
くることに着目して、感度の設定変更を行っている。
プタンクを交換してシロップを供給するため、初期はシ
ロップ電圧が0.5V以下、又は、3V以下でNOとな
り、ステップS210に進みシロップ電圧カウンタをク
リアし、ステップS211、212でシロップ電圧をシ
ロップピーク電圧、シロップ前回電圧としてマイクロコ
ンピュータ58に記録する。シロップが電極に接すると
シロップ電圧が上がり0.5V、又は3Vを越えると、
ステップS310、又はステップS311ではYESと
なり、ステップS204でシロップ前回(0.1秒前)
電圧から現在のシロップ電圧を引いた差が±0.1V以
上か否か判断する。
1秒かかるため初期はYESとなり、ステップS210
に進む。シロップ電圧が安定しステップS204でシロ
ップ前回電圧と現在のシロップ電圧の差が±0.1V以
内になるとNOとなり、ステップS205でシロップ電
圧カウンタに1を加え、ステップS206でシロップ電
圧カウンタが5回カウントしたか否か判断して、初期は
NOなのでステップS212に進み現在のシロップ電圧
をシロップ前回電圧としてマイクロコンピュータ58に
記録する。ステップS206でシロップ電圧カウンタが
5回カウントするとYESとなり、ステップS207で
シロップピーク電圧から現在のシロップ電圧を引いた差
が±0.2V以上か否か判断する。
り、ステップS208でシロップ切れフラグをリセット
し、ステップS209でシロップバルブをOFFし、ス
テップS283でシロップ動作フラグをリセットする。
ステップS207でシロップピーク電圧から現在のシロ
ップ電圧を引いた差が±0.2V以上になる(シロップ
電圧が依然安定しない)と、ステップS210、21
1、212に進みシロップ電圧カウンタをクリアし、シ
ロップ電圧をシロップピーク電圧、シロップ前回電圧と
してマイクロコンピュータ58に記録する。
ロップ切れになると、シロップタンクを交換してからシ
ロップスイッチを押し、シロップバルブをONしてシロ
ップが電極センサに流れ込み接触する。これによってシ
ロップ電圧が変化し、電極がシロップで満たされると電
圧は安定する。そしてシロップ電圧が0.1秒間隔で5
回連続して±0.1V以内で、かつ、ピーク電圧との差
が±0.2V以内になるとシロップ切れを解除(リセッ
ト)する。
じてシロップ感度設定を変更し、シロップの電気伝導度
が通常の場合にはシロップ電圧を判断するしきい値を
0.5Vとし、シロップの電気伝導度が高い場合には上
記しきい値を3Vに上昇させているので、特に、電気伝
導度が高いシロップを使用する場合に、シロップが空と
なっているのに泡などの付着によってシロップ切れを判
断できず、或いは、シロップタンクの交換後、未だシロ
ップが流れ込んでいないにも拘わらず同様に泡などの付
着によってシロップ有りと判断してしまう不都合を解消
することができる。
説明する。警報検知には種々の検知があり、それぞれに
ついて説明していく。
動作を説明する。ステップS214で左右冷却バルブが
ONか否か判断して、YESならばステップS216に
進み、NOならばステップS215で左右ホットガスバ
ルブがONか否か判断する。ここで、左右冷却バルブと
左右ホットガスバルブは、前記冷却動作、または、解凍
動作でON/OFFし、ここではONしているとして、
ステップS216に進み圧縮機がONしているか否か判
断する。ここで圧縮機は、前述したように冷却、また
は、ホットガスバルブのON/OFFによって圧縮機冷
媒回路の圧力が上昇/下降し、圧縮機用低圧スイッチが
ON/OFFされ、これによってON/OFFする。
ONすれば、圧縮機冷媒回路の圧力は上昇するが、当初
は圧縮機用低圧スイッチがOFFのため、圧縮機はOF
Fしている。このため、ステップS216からステップ
S217に進みマイクロコンピュータ58がその機能を
有する圧縮機保護タイマが20秒経過したか否か判断
し、NOであればステップS218で圧縮機保護タイマ
動作を実行する。数秒後圧縮機冷媒回路の圧力が上昇し
所定圧力(2kgf)を越えると、圧縮機用低圧スイッ
チはONされ圧縮機がONするため、ステップS216
からステップS220に進み圧縮機保護タイマをクリア
する。
あり圧縮機がONしない場合、ステップS217で圧縮
機保護タイマが20秒経過するとYESとなり、ステッ
プS219に進み冷媒回路ユニット異常表示を文字等で
表示する。
作は、冷却、または、ホットガスバルブがONしている
のに、圧縮機が20秒経過してもONしないときを異常
としている。
いて説明する。ステップS221で左右冷却バルブがO
Nか否か判断して、NOならばステップS222で左右
ホットガスバルブがONか否か判断する。ステップS2
21、または、222がYESならばステップS238
に進みリークタイマスタートフラグをリセットし、ステ
ップS239、240でマイクロコンピュータ58が機
能として有するリークカウンタ、及び、リークタイマを
クリアする。ステップS221、及び、222で左右冷
却バルブ、及び、左右ホットガスバルブがONでなくN
Oとすると、ステップS223で圧縮機がONか否か判
断する。
たは、ホットガスバルブのON/OFFによって圧縮機
冷媒回路の圧力が上昇/下降し、圧縮機用低圧スイッチ
がON/OFFされ、これによってON/OFFする。
通常、冷却、または、ホットガスバルブがOFFであれ
ば、圧縮機冷媒回路の圧力は低くなり圧縮機用低圧スイ
ッチはOFFされ、圧縮機はOFFしている。これによ
ってステップS223はNOとなりステップS224に
進み圧縮機動作ONフラグをリセットする。
バルブがリークすると、圧縮機冷媒回路の圧力が上昇
し、所定圧力(2kgf)を越えると圧縮機用低圧スイ
ッチはONされ圧縮機もONする。この時ステップS2
23はYESとなりステップS225に進み圧縮機動作
ONフラグがセットされているか否か判断して、初期は
NOなのでステップS226で圧縮機動作ONフラグを
セットし、ステップS227でリークタイマスタートフ
ラグをセットし、ステップS228でリークカウンタに
1を加え、ステップS229でリークカウンタが2であ
るか否か判断する。ここでリークカウンタは、当初は1
であるためNOとなりステップS235に進む。また、
ステップS226で圧縮機動作ONフラグがセットされ
るため、ステップS225は次からステップS235に
進む。
スバルブはリークなので、圧縮機は上記説明の如くON
するが、完全にバルブが開いていないため圧縮機が運転
すると、すぐに冷媒回路の圧力は下がり圧縮機用低圧ス
イッチがOFFして圧縮機がOFFする。この時ステッ
プS223はステップS224に進み圧縮機動作ONフ
ラグをリセットし、この後、再度バルブリークにより圧
縮機がONするとステップS225、226、227、
228と進みステップS229でリークカウンタが2と
なりステップS230に進む。ステップS230は左ホ
ール素子電圧から初期値電圧を引いた値が設定値より高
い(左シリンダ内シロップが十分冷えている)か否か判
断して、YESであれば左冷却バルブがリークしている
ことを表示する。ステップS230でNOであればステ
ップS232で右ホール素子電圧から初期値電圧を引い
た値が設定値より高い(右シリンダ内シロップが十分冷
えている)か否か判断して、YESであれば右冷却バル
ブがリークしていることを表示し、ステップS232で
NOであればホットガスバルブがリークしていることを
表示する。
フラグがセットされているか否か判断して、YESであ
ればステップS236でリークタイマが1分経過したか
否か判断して、NOであればステップS237でリーク
タイマ動作を実行する。ステップS236でリークタイ
マが1分経過、または、ステップS235でリークタイ
マスタートフラグがセットされていないと、ステップS
238でリークタイマスタートフラグをリセットし、ス
テップS239、240でリークカウンタ、リークタイ
マをクリアする。
は、左右冷却バルブ、または、左右ホットガスバルブが
ONしていないのに、1分以内に圧縮機のON/OFF
を2回繰り返し、その時のシリンダ内の冷え具合(ホー
ル素子電圧)を見て十分冷えていれば冷却バルブがリー
ク異常として表示をし、シリンダ内が冷えてなければホ
ットガスバルブがリーク異常として表示する。ここで1
分以内としているのは、バルブリークが頻繁に発生する
ことを意味し、1分以上のON/OFFは、バルブリー
クがあっても僅かであることを意味する。
常検知動作を説明する(右シリンダの右圧力上昇異常検
知動作も同様)。先ず、ステップS241で左シロップ
バルブがONか否か判断して、YESならばステップS
242に進み、NOならばステップS249に進む。こ
こでは、YESとしてステップS242で左圧力供給フ
ラグがセットされているか否か判断して、初期はNOな
のでステップS243で左圧力供給フラグをセットし、
ステップS244で現時点の左中継タンクの圧力をマイ
クロコンピュータ58がその機能を有する左圧力メモリ
に記録し、ステップS245に進む。
テップS245進む。ステップS245で左圧力保護タ
イマが1分経過したか否か判断して、NOであれば左圧
力保護タイマ動作を実行し、左圧力保護タイマが1分経
過してYESとなればステップ247に進む。ステップ
S247は左中継タンクの左圧力から左圧力メモリを引
いた値が0.5kgf/平方センチメートル以上か否か
判断して、NOならばステップS248で左圧力異常表
示を行い、NOならばステップS249で左圧力保護タ
イマをクリアし、ステップS250で左圧力供給フラグ
をリセットする。
左シロップバルブがONした時の左中継タンクの圧力を
記録し、1分経過しても左シロップバルブがONしてい
る場合、現在の左中継タンクの圧力と1分前の圧力メモ
リを比較して0.5kgf/平方センチメートル以下で
あれば、左中継タンクの圧力上昇が異常と検知し表示す
る。
知動作を説明する(右シリンダの右異常凍結検知動作も
同様)。先ず、ステップS251で左冷却動作フラグが
セットされているか否か判断して、YESならばステッ
プS252で左解凍動作フラグがセットされているか否
か判断して、NOならばステップS253に進む。ステ
ップS251でNO、または、ステップS252でYE
SならばステップS274に進み左冷却フラグをリセッ
トし、ステップS275で左凍結タイマスタートフラグ
をリセットし、ステップS276、277、278、2
79ではマイクロコンピュータ58がその機能を有する
左凍結2回カウンタ、左凍結3回カウンタ、左凍結15
秒タイマ、左凍結1分タイマをクリアする。
フラグがセットされ、ステップS252で左解凍動作フ
ラグがリセットされているとし、ステップS253で左
冷却バルブがONか否か判断して、YESならばステッ
プS254で左冷却フラグがセットされているか否か判
断して、初期はNOなのでステップS255で左冷却フ
ラグをセットし、ステップS256で左凍結タイマスタ
ートフラグをセットし、ステップS257で左凍結3回
カウンタに1を加え、ステップS258で左凍結3回カ
ウンタが3回か否か判断して、ここでは、NOなのでス
テップS266に進む。ステップS253で左冷却バル
ブがONでなくNOであればステップS273に進み左
冷却フラグをリセットしステップS266に進み、ま
た、ステップS254で左冷却バルブがセットされてい
るとステップS266に進む。(すなわちここでは、左
冷却バルブがONするごとに左凍結3回カウンタに1を
加える。)
ンタが3回になると、ステップS259で左凍結3回カ
ウンタをクリアし、ステップS260で凍結15秒タイ
マをクリアし、ステップS261で左凍結2回カウンタ
に1を加え、ステップS262で左凍結2回カウンタが
2回か否か判断して、ここでは、NOなのでステップ2
66に進む。YESならばステップS263で自動解凍
動作フラグがセットされているか否か判断して、NOな
らば左異常凍結表示を行い、YESならば左凍結解凍フ
ラグをセットする。
作で利用されるフラグである。(すなわちここでは、左
凍結3回カウンタが3回になるごとに左凍結2回カウン
タに1を加え、左凍結2回カウンタが2回になり自動解
凍動作フラグがセットされていれば左凍結解凍フラグを
セットし、リセットされていれば異常凍結表示を行
う。)
タートフラグがセットされているか否か判別して、YE
SであればステップS267で左凍結1分タイマが1分
経過したか否か判断して、NOであればステップS26
8で左凍結1分タイマ動作を実行し、ステップS269
で左凍結15秒タイマが15秒経過したか否か判断し
て、NOであればステップS270で左凍結15秒タイ
マ動作を実行する。ステップS266でNO、または、
ステップS267でYESであればステップS275で
左凍結タイマスタートフラグをリセットし、ステップS
276、277、278、279で左凍結2回カウン
タ、左凍結3回カウンタ、左凍結15秒カウンタ、左凍
結1分タイマをクリアする。ステップS269でYES
であれば、ステップS271、272で左凍結3回カウ
ンタ、左凍結15秒カウンタをクリアする。
冷却バルブが15秒間に3回ON/OFFし、この状態
が1分間に2回発生すると異常凍結状態と検知する。そ
してこの時、自動解凍動作フラグがセットされているか
否かを判断して、セットされていれば左凍結解凍フラグ
をセットし自動的に解凍動作を実行させ、セットされて
いなければ異常凍結であることを表示する。
の電気伝導度に応じて液体有無の判断基準を変更するよ
うにしたので、それぞれ電気伝導度の異なる種々の液体
の有無を精度良く判別することができるようになり、誤
動作の発生を解消若しくは抑制し、安定した冷菓製造を
実現することが可能となるものである。
センサは、液体の存在に基づいて電圧を発生すると共
に、判断基準変更手段は、液体の電気伝導度が高い場合
には、判断基準となるしきい値電圧を上昇させるように
したので、使用する液体を変更した場合にも、液体切れ
などの判断を確実に行うことができるようになるもので
ある。
る。
る。
る。
る。
図である。
ンサーが取り付けられた電磁弁の断面図である。
子基板の正面図である。
子基板の正面図である。
回路図である。
ーチャートである。
ーチャートである。
ーチャートである。
ある。
ある。
ある。
ある。
トである。
すフローチャートである。
である。
トである。
トである。
ある。
ある。
ある。
ある。
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】 冷菓を製造する冷却室を画成する冷却筒
と、この冷却筒内に導入される液体を貯溜する液体タン
クと、この液体タンク内の液体を前記冷却筒内に導入す
る経路と、この経路に設けられた液体センサと、この液
体センサの出力に基づいて液体の有無を判断する制御手
段と、前記液体の電気伝導度に応じて前記制御手段によ
る液体有無の判断基準を変更する判断基準変更手段を備
えたことを特徴とする冷菓製造装置。 - 【請求項2】 液体センサは、液体の存在に基づいて電
圧を発生すると共に、判断基準変更手段は、前記液体の
電気伝導度が高い場合には、判断基準となるしきい値電
圧を上昇させることを特徴とする請求項1の冷菓製造装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27041597A JP3738120B2 (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | 冷菓製造装置及びその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27041597A JP3738120B2 (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | 冷菓製造装置及びその制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1175703A true JPH1175703A (ja) | 1999-03-23 |
JP3738120B2 JP3738120B2 (ja) | 2006-01-25 |
Family
ID=17485957
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27041597A Expired - Fee Related JP3738120B2 (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | 冷菓製造装置及びその制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3738120B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002253131A (ja) * | 2001-03-01 | 2002-09-10 | Sanyo Electric Co Ltd | 冷菓製造装置 |
-
1997
- 1997-09-16 JP JP27041597A patent/JP3738120B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002253131A (ja) * | 2001-03-01 | 2002-09-10 | Sanyo Electric Co Ltd | 冷菓製造装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3738120B2 (ja) | 2006-01-25 |
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